兵ブロガーバックナンバー(2007年09月)|FX|外為オンライン FX取引 − あなたの為の、外為を。

バックナンバー 2007年09月

2007/09/25

ダメおやじさん

こんにちは、ダメおやじです。

今月は3連休が2度もありゆっくりとされておられる方も多かったのではないでしょうか。
ただ、祭日は東京市場も休みとなると言う事で動意が乏しい展開となりますので、
ちょっと物足りないかなと思うかもしれませんが、私としてはこれくらいの動きのほうが
ゆったりとトレードできていいのですがね。

これまでは怒涛の乱高下を繰り返しており、朝晩関係なしに相場に振り回されて
バテテしまいます。と言っても、相場は待ってはくれませんからね。
こちらがそれに対応できる能力を備えるしかないようです。
  
【本日の注目指標】
  中古住宅販売件数

  中古住宅販売件数は米商務省が毎月25日ごろに発表となる経済指標で、
米国では住宅需要は景気動向と密接な関連性を持つことから、中古住宅販売件数は
新築住宅販売件数と同じように、先行指標のひとつになっております。 

  ただ、中古住宅販売件数は1ヶ月前の数字であり、例えば1月中古住宅販売件数は
2月25日ごろ発表されることになっておりますので、景気動向の先行性の面では
新築住宅販売件数よりも劣る形になっております。米国住宅市場では、
新築販売よりも中古売買の方がはるかに件数が多区注目されがちですが、
このところは先行性の面で優れている新築住宅販売件数の方が市場の注目を集めているようです。 
しかし、中古住宅販売件数は予想と大きくかけ離れた結果が出るケースも多々あり、
それによってサプライズが発生しドル円相場が大きく動くこともあるようです。
  
【本日の戦略】
   
 
 金利先安感からドルが売られておりますが、原油高や国際商品が軒並み高止まりした状況が
続いておりますので、このまま利下げを続けるという事も難しい状況となってきていると
思われます。

FRBも今後の舵取りに関しては市場のパニックの収拾度を計る上で経済指標が重要と
なってくると思います。本日の8月中古住宅販売件数では下ブレ懸念が出ておりますが、
9月消費者信頼感指数や9月リッチモンド連銀製造業指数など注目してみて行きたい所です。
   
 
 ポンド円では、円幅の往来相場が続いており、方向性が定まらない状態ですが
先週末の引けでは日足25本移動平均線の上に乗っかり25本線も上向きに角度を変えております。
まだまだ高値に飛びつけるような状況ではありませんが、8月27日の戻り高値(235.53円)を 上に抜けてくれば75本移動平均線のいる辺り(240.00円)どころまで一気に行ってしまうと思います。 ですので今は大きくポジションを取らず離れたほうについて行くというスタンスでいいのではないでしょうか。 ダメおやじ http://damefx.blog48.fc2.com/ 明日はロガーロさんです。 よろしくお願いします。

2007/09/20

しーさん

ポンドが一人負け

2007/09/20(木) 本日は、しーが担当させて頂きます。

【本日の注目指標と対策】

昨日はBOJ日銀政策会合がありましたが、8対1で金利は据え置きとなりました。
その後の福井総裁の会見では、日銀は引き続き利上げをするタイミングを伺っており、
またどこまで金利をあげるかも決まっていない、との見解を示しました。

しかし、アメリカ経済についても言及していることから、
アメリカが利下げしているのに、日本は利上げしにくいよ〜と
奥歯にモノがつまったような言い方をされてます。

今後日本経済が堅調に推移し、利上げせざるを得ない状況になれば
当然するでしょうが、今日の朝の景況判断もその一つの目安となります。
今期は企業から見た業況は良いと答えた企業のほうが多くなっているようです。
企業が思っている「良さ」が消費者にも反映されてくると本物になってくるでしょうが、
時間は今しばらくかかるでしょう。

夕刻には波乱だらけの英国の小売売上高が発表になります。
その後にはBOEキング総裁の議会証言も予定されています。
取り付け騒ぎ後、必死に対応に追われているBOEですが、
現在の状況と今後の予定についてどう考えているか示されるのではないかと思われます。

BOEはインフレ目標値を2.0%としていますが、先日のCPIでは1.9%と
わずかに目標値以内に収まっていました。
この状況が続けば、これ以上金利をあげることはないでしょうから、
今後は様子見路線に突入し、時期がくれば利下げサイクルに入ることでしょう。

昨日はポンドの一人負けでしたが、その時期が明確に示されると、
ポンド系にとっては連日の波乱の夜となるかも知れません。

【本日の戦略】 

FRB利下げにより、ダウ株価は大幅反発となっています。
さらにそれを受けて日経平均も大幅反発となりました。
この流れは対円ではドル買いにつながっているようです。

ダウは2日続けて上昇してきているので、ドル円については底は堅いようです。
115円中盤から細かく押し目買いをするか、116円中盤から同じく戻り売りをする
といった感じでしょう。

底は堅いといっても117円、118円と目指す上昇トレンドではないようなので、
まだ中期ポジションを持つときではないと思います。

最近本当に難しいので、あえて休むというのも有効ですね。

では次回担当のyamamomo様、よろしくお願いします。

しー@たゆたいFX
http://fx-theory.seesaa.net/

2007/09/19

とあるエンジニアKさん

FOMCが50bpの利下げを実行。ドル売られる

本日(9/19)はとある新米社員Kが執筆を担当させていただきます。

仕事でしばらく旅に出ておりました。
初の出張で、ウキウキもつかの間、忙しい日々であっという間に過ぎた日々でした。
旅に出るとテンションが上がりますよね。
そんな調子で毎日頑張っていたら、最終日に体調を崩し、
帰宅した翌日である昨日はなかなかつらい1日でした。
業務上あちこちに行かなくてはいけない仕事をしているので、
もうちょっと移動に強い人間にならないといけませんね。

【本日の注目指標と対策】
本日も昨日に続いて重要指標が目白押しです。
東京時間には日銀政策金利発表と総裁会見。
金利は動くことはないでしょうが、FOMCで50bpの利下げが行われたことから、
会見において今後どのような対応をして経済の舵をとっていくのか注目されます。
ロンドン時間ではBOE議事録。
これも内容次第ではポンドに動きがあるかもしれません。
NY時間に入ると8月の消費者物価指数があります。
サブプライムで8月は大荒れの相場でしたが、それを関係なしとする消費者の動きが
見えるのならば、FOMCによって下落したドルが持ち直す可能性もあります。

【本日の戦略】
昨日のNY時間はFOMC後に大きく動きました。
ユロドルではドルが売られ、またしても史上最高値を更新。
そのユーロに引っ張られるようにしてユロ円は上昇。
その結果円は全面安となったようで、クロス円は全面的に上昇しました。

そして本日はその米国発のドル売り、円売りがどこまで続くかに注目です。
先に述べたように本日はそれらに関連した重要な指標が続いており、
指標の内容次第では円売りが加速することも予想されます。
また、中期的にチャートを眺めると、レンジ相場のクロス円。
またしても下のラインで跳ね返されての上昇ですが、ここ一連の動きを受け手の
情報レンジブレイクすることも考えられます。
そんな時はスワップ派の絶好のチャンスが到来と見ることが出来るでしょう。

ファンダメンタル、テクニカル両面からクロス円の動向が気になるところです。

それでは次回担当のしーさんよろしくお願いします。

とある新米社員K
http://kawasenikki.blog69.fc2.com/ 

2007/09/11

ダメおやじさん

こんにちは、ダメおやじです。

最近、カップラーメンに凝ってしまって、はじめは昔から良く食べていた
カップヌードルばかり食べていたのですが、ご当地ラーメン、麺にこだわった一品!
など様々ものを買っては食べております。

というのも、先週から相場が激しく乱高下しており、別に売買するわけでも
ないのですが、何となくパソコンの前から離れられなくなっており、ぱっと
一瞬で食べれるものと言う事で食べだしたのがきっかけでした。

激しい動きをする時には必需品なので、「(一瞬たりともチャンスは逃がさない)
FXトレーダー専用カップ麺」など売り出したら結構売れるのではないかと思います(笑)。

ただ、このようなジャンクフードばかり食べていたら体には良くないので体にも
優しい具材でお願いしたいです。
  
【本日の注目指標】 
   
  米貿易収支
   
  貿易収支とは、経常収支の一つで、貿易による国際収支の事です。
一般に報道されるのは国際収支ベースの財とサービスの季節調整値で、
特にドル安局面時にはその赤字額が注目されるようです。
米国では双子の赤字(貿易赤字・財政赤字)が懸念されておりますので、
ドルの地合いが悪い現在では注目の指標だと思われます。
   
   
  【本日の戦略】
 
  ポンド円 

 先週末の米雇用統計が市場予想を大幅に下回る結果となった事から、
日経平均株価が大幅下落となりましたが、欧米株式市場では比較的堅調な
動きとなりました。

米国金利動向としては、来年度をまたいで0.5%の利下げ動向から最大
1.0%までの利下げ観測まで出ております。

ただ、市場全体的にはサブプライム問題に関わるファンドが消化されつつあり、
マーケットしても免疫ができてきているようなので、今後はこれまでのような
突発的な動きは多少解消されるのではないかと思われます。
    
 チャート上では、日足75本移動平均線は横に流れている状態ですが、
25本線は徐々に下げてきており先週末も25本線に当たってからの急落で
8月の終わりから先週末までで3回挑戦しておりますが、3回とも接触後
急落しております。

なおも25本線は下げており、現在233円前半辺りにいます。
日足移動平均線の乖離が開きすぎていることや、8月17日の二段下げ終了後の
踊り場がやたら長いことなどを踏まえ、このままでは新たな下げに繋がらないと信じ、
私は鍵足0.5%が陰転してくるまで買いで勝負したいと思います。

それでは明日担当のロガーロさん、よろしくお願いします。

ダメおやじ
http://damefx.blog48.fc2.com/

2007/09/06

しーさん

ドキドキな毎日

2007/09/06(木) 本日は、しーが担当させて頂きます。


【本日の注目指標と対策】

今日は20:00に英BOE政策金利と、20:45にユーロECB政策金利の発表があります。
先日欧州では新たにサブプライム問題によって損失を出したと噂され、
まだまだ銀行、ファンドには危険な香りが漂っている中で、
どちらも利上げができるはずもなく、据え置き予想がほぼ確実視されています。
(今朝の新聞にもECB異例の据え置き予告という記事もありました)

そして21:30にはECBトリシェ総裁の会見があります。
直球勝負のトリシェ総裁の発言によって、ユーロはサブプライム問題が表面化
するまでは利上げが期待されていましたが、問題浮上により一時的に様子見
の状態となっています。

今後据え置き路線をしばらく行くのか、早期利上げを実行に移すのかが明確な内容になると
その内容に応じてユーロ、ポンドなどが動くことになると思います。

現状では激しいコメントはあまり期待できませんが、
バッドサプライズには気をつけておくべきでしょう。


【本日の戦略】昨日は金曜日の雇用統計の前哨戦、ADP雇用統計の発表がありました。
予想8.0万人のところが、結果は3.8万人となり、かなり悪い結果となりました。

さらに23:00の中古住宅販売保留では予想-2.0%のところが、結果-12.2%となり、
この時点で大きくドル円、クロス円が売られました。
結果に応じた素直な値動きだったと思います。

しかしドル円は115円で買い支えられ、下値も堅いということを表しましたが、
やはり軟調に振れやすい地合いのようで、今日は114円に突入しています。
114円中盤でサポートされるかどうかがひとまずのポイントとなるでしょう。
もしそこからさらに下落するようだと、113円後半が2つ目のポイントとなりそうです。

上は116円50銭で抑えられ、じゃあレンジの下限はどこ?
という手探り模様ですが、113円〜114円で踏みとどまり、
経済指標系の後押しがあれば戻してくれるのではないかと思います。

また、今はまだ中・長期ポジションを作る段階ではないので、
小さめの値幅で回転させていきたいと思います。

では次回担当のyamamomo様、よろしくお願いします。

しー@たゆたいFX
http://fx-theory.seesaa.net/

2007/09/05

とあるエンジニアKさん

噂が動かす為替相場

本日(9/4)はとある新米社員Kが執筆を担当させていただきます。
9月となりました。
高校などは夏休みが終わったようで、
毎日会社に通うために使う地下鉄は更に満杯となって人を運びます。
それでも以前よりは電車内は暑くないので快適です。
こうして徐々に涼しさを感じていくのだろうかな。

【本日の注目指標と対策】
本日は中堅どころであるオーストラリアRBA政策金利とカナダ
BOC政策金利の発表があります。

どちらも据え置きが予想されておりますが、発表直後には動くことが
あるかもしれません。

また、ADP社のデータを用いて算出されるADP雇用統計8月分が
発表されますが、これは今週末に発表される雇用統計の数値を予想
したもので、その数値との整合性から注目度が高いです。
現在はドルの底から反転を見せようとしている相場。
発表される数値次第ではドルの復権となり、ドル買いの流れとなるかもしれません。

【本日の戦略】
昨日のロンドン時間。
ドイツ発のまたしてもサブプライムで損失を出した銀行があり、それが予想以上に
ひどいものだったという噂から円が買われる場面がみられました。
その後、NY市場ではダウ平均株価の上昇共にクロス円は軒並み上昇。
ほとんどのクロス円で朝方と同じ水準まで戻りました。

最近はこのサブプライムを機転とした情報が駆けめぐっており、それは玉石混合で
よりより情報を手に入れることが出来るのならば、相場に柔軟に対応することが
できるでしょう。

さてクロス円のチャートはもみ合いを続けております。
昨日は結局長い下ヒゲを残しての元の水準で、中長期的に見ると今が買い時とも
見えなくもありません。

ただやはり怖いのは先に挙げたサブプライ問題。
これが落ち着くまではクロス円は下値を意識した動きとなるでしょう。

それでは次回担当のしーさんよろしくお願いします。

とある新米社員K
http://kawasenikki.blog69.fc2.com/ 

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