兵ブロガーバックナンバー(2008年01月)|FX|外為オンライン FX取引 − あなたの為の、外為を。

バックナンバー 2008年01月

2008/01/30

ダメおやじさん

こんにちはダメおやじです。

【本日注目の重要指標予定】
22:30  (米) 第4四半期GDP・速報値 [前期比年率] 
28:15  (米) FOMC政策金利発表 

本日いよいよFOMCでの政策金利発表となります。
市場は景気後退感の払拭から0.50%の大幅利下げを期待しているようですが、
前回の0.75%の緊急利下げからまだ日が浅く株価も上昇しているため、FRB
は今後も起こりえる何かを想定してカードを残す意味でも0.25%の利下げか
据え置きの可能性も若干あると思っています。

小幅利下げなら株やドルは売られるとは思いますが、大きな下げはないと思って
います。また、0.50%の利下げでこれからも利下げを継続するような発言が
あると、米国は日本と同じ低金利国になりリスク回避の安全資産と考えられ上昇
も少なく下げも少ない状況になりそうです。当面のドル円は105円〜108円のレンジ
内の動きとなりそうです。


【本日の戦略】

ポンド円相場ですが、1月23日の204.57円を底値と見て、押し目買いで大丈夫だと
思っています。204円から10円上昇した後、209円まで5円下げの半値押しで、また
水準を上げています。日足を見ると連続下ヒゲを付け、売り込まれた跡がはっきり
と分かります。

まだ売り人気が強いため上昇場面では様子を見て、下げ出すと慌てて売り掴るという
パターンだと思われますので、今は買い方のほうが回転が利いていると思われます。
今のところ上の目標値を225円あたりに置いており、あくまでも押し目を待っての買い
です。頑張りましょうポンド様^^。

2008/01/25

しーさん

寒さの峠

2008/01/25(金) 本日は、しーが担当させて頂きます。

暦の大寒を過ぎてから、とても寒い日が続いています。
大寒は二十四節気の中で冬の最後の暦であり、次は立春となります。
寒さの峠は越え、やがて春がやってきます。

激動の経済界も寒さの峠は越えているのでしょうか。
相場にも暦があればわかりやすいのに・・・。

【本日の注目指標と対策】

今朝は本邦CPI(消費者物価指数)の発表がありました。
アメリカの緊急利下げに伴って、日銀も利下げ説が聞かれていますが、
本邦CPIは予想0.6%のところが0.8%でした。

しかしガソリンなどのエネルギー資源を除くとマイナス成長は予想通り
という結果でした。為替市場に対してはインパクトなしということで、
特に大きな動きは見られず、昨日から今日にかけて回復した
107円台を維持しています。

夜21時にはカナダCPIの発表があります。
22日のBOC政策金利は0.25%利下げされ、
その後の声明では今後のカナダ経済の見通しは弱い
という見方をしていることが示されました。

しかしCAD/JPYは買い、USD/CADは売り優勢となっており、
中期的な動向よりも短期的な動向が勝っている状態です。
そんな中でのCPIですので、ショートカバー後に乗っかったロング勢が
どのように動いてくるかに注目です。

【本日の戦略】

為替相場は連日株価の影響で上下動を繰り返し、
下落トレンドと株回復しかかりのせめぎ合いが続いています。

最近の傾向として、前日のダウ平均株価の方向性に日経平均の流れが乗り、
クロス円も同じ方向に動く展開が続いています。

昨日のダウは100ドルのプラスでしたので、日経平均も13,000円を維持し、
揉み合いが続くでしょう。
となると本日はクロス円買い方向に動く可能性が高くなりそうです。

しかし各通貨とも重要ポイント(レジスタンスライン)に近づいていますので、
リバウンドには注意したいと思います。

では次回担当のyamamomo様、よろしくお願いします。

しー@たゆたいFX
http://fx-theory.seesaa.net/

2008/01/24

とあるエンジニアKさん

クロス円長い下ヒゲが見えるが・・・

本日(1/24)はとある新米社員Kが執筆を担当させていただきます。

昨日は全国的に荒れ模様の天気で、横浜にも雪が降りました。
残念ながら積もることはなかったのですが、朝起きると白銀の世界。
いつもの街のなんとなく違う雰囲気にわくわくしてしまいました。
そんな気持ちは子供の頃から変わらない自分でした。

【本日の注目指標と対策】
本日の重要指標として24時に発表される中古住宅販売件数があります。
元々は住宅問題から発生したサブプライム問題。
今回発表される数値が悪ければそれだけ具体的な数値として
示される形となり、素直に反応することを期待したいのですが、
最近の大荒れ相場ではそうもいかず、悪いからといってすんなり
下落するようには思えません。
とは言え注意は必要ですので、頭の隅に入れておいてください。

またロンドン時間にはドイツの指標であるIFO景気動向も発表され、
好調だった欧州の相場の実体を見ることができ、相場に何かしらの影響
があるでしょう。
しかし結局は先に挙げたとおりで、この大相場の前では風邪の前の塵に
同じと言うことです。

【本日の戦略】
クロス円を中心として大相場が展開されております。
円高、円安、めまぐるしく動く相場はなかなか手を出せない
相場でもあります。

先日の緊急利下げは株式相場にはある程度の評価はされたようで、
各国の株式相場は落ち着きを取り戻した反面、為替相場はまだまだ混乱が
続いております。
ただ相場とはいつかは反転する物であり、
どこまで落ちるかわからなかった株価はようやく持ち直したようで、
為替相場が落ち着く先もそんなに遠い話ではないと思われます。
ただようやくダウ平均も反転を見せたことから、ドルの復調の兆しのサイン
であるとも見ることができるでしょう。
本日もここ数日と同じく、株価が為替相場に影響を与える要因が
大きい相場と予想することができます。

クロス円は各通貨ペアで大きく下ヒゲを残していることから、
ようやく大底まで到達したように見えるかもしれません。
しかし今の段階では「下落相場」としか言いようがなく、ぼちぼちだろうなぁ
という気持ちで円を売る(クロス円買い)を行うのは非常に危険。
しっかりと反転した証拠を見つけてからの円売りポジションを狙ってください。
1日の変動で1ヶ月分のスワップなんて吹き飛んでしまいますからね。

それでは次回担当のしーさんよろしくお願いします。

とある新米社員K
http://kawasenikki.blog69.fc2.com/

2008/01/16

ダメおやじさん

こんにちは、ダメおやじです。

(本日の注目指標)
22:30 (米) 12月消費者物価指数


今週に入り、米金融機関の損失拡大懸念や米景気後退が鮮明になり、株価が大幅に
下落しリスク回避から円の買い戻しが急速に進んでいます。ドル円、ポンド円とも
安値更新を続けています。

特にポンド円は、年末から戻りらしい戻りをみせず一本調子の下げを見せています。
相当な失望売りが出ており、この値段の下げが悪材料もかなり織り込んできている
と思いますので、今週で下げは止まり自立反発かも知れませんが、215〜216円
までも戻りは入ると思います。目先狙いの方は突っ込んだ怖いところを買えば面白
そうですが、大局は戻り売りで次の下げ局面では200円割れを狙うと思われます。


しかし私のもう一つの考え方は、消費大国の米国の消費が落ち込むと世界経済に
とって大きな打撃で、米国への輸出で恩恵を受けている中国や中東の投資資金が
米金融機関に入り込んで米経済を立て直そうとする動きが強まりそうです。


今月末には米政府やFRBも、できる限りの手を打ち景気減速を阻止しようとする
でしょう。何もしない日本と違い、やるとなれば迅速に行動しそうです。悪材料が
値段を下げ、それを織り込み、次の展開を作っていくという流れです。ドル円の
100円割れという弱気な声が多いのも気懸かりです。気がつけば今年の安値だった
という可能性も頭の一部に入れております。


明日はロガーロさんです。
よろしくお願いします。

ダメおやじ
http://damefx.blog48.fc2.com/

2008/01/11

しーさん

ユーロとドルの明と暗

2008/01/11(金) 本日は、しーが担当させて頂きます。

兵ブロガーでは今年初めての執筆となります。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

明日からの週末は雨模様となりそうですね。
ちょっと天気が悪そうですが、成人式を迎える人にとっては
思い出深い週末となることを祈っております。

【本日の注目指標と対策】

本日の注目指標は以下の通りです。

21:00 カナダ雇用統計(12月)
22:30 米貿易収支(11月)

昨日のカナダ住宅建設許可数では、-9.9%と落ち込みが激しく、
大きくカナダドル売りが進んで、USD/CADは一時1.01台に乗せてきました。

本日のカナダの雇用統計も悪い数値となると、
カナダドル売りの流れが加速する恐れがあります。

資源価格の高騰はしばらく収まらないでしょうが、
来週のカナダの政策金利は利下げスタンスであるので、
CAD/JPYのショート、またはUSD/CADのロングが素直な対応となります。

【本日の戦略】

昨日のECB政策金利発表後のトリシェ総裁の声明直後は
マーケットはクロス円売りの反応となりました。

その後NYタイムではダウ上昇に伴い、じわじわとユーロ買いの
流れとなりました。
バーナンキ氏の講演とトリシェ氏の声明。
両者は対象的でドル弱気、ユーロ強気とみてよいでしょう。

本日もドルの上値は重そうですので、
ユーロとオセアニア通貨以外は戻り売りの戦略が有効かと思います。

では次回担当のyamamomo様、よろしくお願いします。

しー@たゆたいFX
http://fx-theory.seesaa.net/

2008/01/10

とあるエンジニアKさん

欧州時間は嵐の予感

本日(1/10)はとある新米社員Kが執筆を担当させていただきます。

あけましておめでとうございます。
2008年になって最初の担当日です。
皆様正月はいかがお過ごしでしたか?
自分はのんびりと素晴らしい正月を過ごさせていただきました。
のんびりしすぎで若干お腹に貯金を作ってしまいましたが…

【本日の注目指標と対策】
今日は欧州時間に注意が必要な1日です。
ECBとBOE。
共に年内利下げが囁かれ、経済動向が気になる欧州です。
トリシェECB総裁の発言次第では相場が急激に動き出す可能性もあり、
注意が必要です。

同時にここ最近は株式動向に為替相場が左右されることも多く、株式相場
にも注意が必要です。

ダウ平均などが大幅に下落した場合、クロス円全体が総崩れとなる可能性
が高く、注意が必要です。

【本日の戦略】
年明けからクロス円を中心に大きく動く毎日です。
様々なファンダメンタル、特に株式相場を要因として大きく動いております。
ただどちらかに動くわけでもなく、上値下値ともに思い展開。

テクニカルで見るとクロス円は下落方面ではありますが、この後まだ今の水準
でウロウロするようだとサポートで反転上昇の可能性もありえます。

ここでクロス円の買いをいれたいところでしょうが、ここで買うのは逆張りで
早計と言えるのではないでしょうか。

指標などで一喜一憂することなく、長い目を持って取引するよう心がけてください。
今の相場はなかなか予想が難しい展開です。

それでは次回担当のしーさんよろしくお願いします。

とある新米社員K
http://kawasenikki.blog69.fc2.com/

2008/01/02

ダメおやじさん

明けましておめでとうございます。

昨年はサブプライム問題などの大きなウネリがありまして、金利差重視の
円キャリートレードだけでの運用に一石を投じる相場となりました。
ただ、日本の超低金利は未だに続いておりまして今後も金利差重視のトレードが
続くと思われますので、その突発的なリスクをどのように回避していけるかが
今年の目標となりそうです。
今年も全力でがんばっていきたいと思いますので、何卒よろしくお願いします。
   
  (注目経済指標)
 12月米ISM製造業景況指数
全米供給管理協会(ISM)が製造業約350社の仕入れ担当役員にアンケート調査を
実施した結果をまとめたものです。
企業のマインドを反映したもので主要指標の中では一番早く発表される事から
重要視されています。
50%を分岐点としてそれ以上なら景気拡大、以下なら景気後退とされています。
   
  (為替相場)
 
 今年の為替相場は、さっそく1月4日に12月雇用統計が発表となり注目されております。
クリスマス商戦や個人消費の動向は然程悪くなく底堅い動きとなっておりますが、
金利動向も据え置きと利下げが五分五分の確率で両立していることから、
今回の米雇用統計の結果次第では今後にトレンドをつけるものとなる可能性が
ありますので要チェックだと思います。また、米雇用統計前にはその前哨戦となる
12月ADP全米雇用結果発表がありますので、こちらも合わせて見極めていきたいと思います。
   
 
 ポンド円では、年末年始の様子見相場が続いておりまして本格的に相場が
動き出すまでは、目先筋の動きに翻弄されないように注意したい所だと思います。
先にも書きましたが、1月4日に12月雇用統計が発表となりますが、
本格的に売買するトレーダーがまだ不在なため思惑が相場に反映されやすい環境と
なりますので、じっくり見極めながらトレードしていきたいと思っております。
   
 
 ポンド円のチャートでは、現在の値段から日足25本移動平均線までは程遠く、
この辺りの水準で日柄をかけてしまうと、11月23日の安値(221.23円)を下に抜け
8月17日の安値(219.27円)を抜けてくるような場面が出てくるのではないかと思われます。
この2ヶ月間のボックス相場のエネルギーを下げ相場に使うことになるのではないでしょうか。
年明け早々に崩れるとは思いませんが戻りをひきつけたいと思います。


ダメおやじ
http://damefx.blog48.fc2.com/

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