兵ブロガーバックナンバー(2008年05月)|FX|外為オンライン FX取引 − あなたの為の、外為を。

バックナンバー 2008年05月

2008/05/29

ダメおやじさん

原油相場に踊らされる

こんにちは、ダメおやじです。

今週に入り為替相場は、原油の価格動向による
動きを鮮明にしております。
週明けの月曜は英米が休場のため動きはありませんでしたが、
火曜日は米指標が悪く、原油価格が急落したため
ドル円・クロス円ともに大きく上昇しました。

昨日は欧州で原油の時間外取引が2ドル以上下落したため
ドル円は105円台に乗り、ポンド円も207円台に上昇しました。
米耐久財受注も予想より良かったのですが、原油が反発したため
104円台に反落したようです。

原油価格がこれもほどまでに注目されたことはなく、
それだけ市場はインフレに対し敏感になっていると思われます。

本日の東京為替市場は、株価の大幅高もあり
ドル円・クロス円ともに上昇しており、流れは買い方有利に
進んでいるようです。明日の週末にかけ大きく動く気配もあり、
今までの揉み合いで方向感の掴めない動きから脱却できそうな感じがします。

しかしドル円は、昨日も105.29円から下落したように
5月2日の105.59円を抜けずボックス相場から抜け出せません。
昨日の動きから見ても105円台半ばの売り圧力は相当強いようですが、
105.59円を抜ければストップの買いを巻き込み107円を
目指す動きとなりそうです。私はその場面は売りだと考えております。

今、一番強く思えるのはポンド円で(実は昨日の戻りで売りました)、
昨日の米市場のドル円の下げ場面でもポンド円は反応せず
207円を維持しました。昨日の高値207.67円を抜けると一気に大きな節目
209円まで走る可能性がありそうです。私は208円でストップを入れております。

経済指標は、住宅関連も低迷しており物価高で消費者信頼感も
落ち込んでおりますが、市場は意外と楽観的にみており週末までは
強含む気がしております。

本日は前週の新規失業保険申請者数とGDP改定値がありますが、
原油相場と株価動向による動きが中心になりそうです。
値が飛ぶ可能性がありますのでストップは忘れないようにしたいです。

2008/05/27

しーさん

休場明けの出方

2008/05/27(火) 本日は、しーが担当させて頂きます。

昨日は暑かったですね。今日も真夏のような暑さになりそうです。
まだ5月だと言うのに30℃になったり、ちょっと雨が降ると
20℃までしかあがらなかったりと、相場に似て天気の予測も
難しそうです。

【本日の注目指標と戦略】

26日(月)は米英市場が休場だったため、閑散とした相場でした。
本日は、まずは休場明けの欧州勢の動きに注意したいと思います。

先週金曜日はドル円、クロス円が下落して週のCloseを迎えました。
昨日のお休みを前にポジション整理をしたというのも幾分あると思います。

となると休場明けの本日は、方向感が見えないなりにも
やや積極的に動いてくる向きもあるかも知れません。
日本時間の夕方からの初動に注目したいと思います。

さて、本日の注目指標ですが、NYタイムの米・消費者信頼感指数と、
米・新築住宅販売件数の2つです。

消費者信頼感指数では過去1年間を通じ右肩下がりで数値が悪くなっています。
この数値が良くなってこないと、アメリカの消費は以前弱気という烙印が
押されてしまいますので、ドル売りの動きに注意したいところです。 また新築住宅販売件数も大幅な回復は期待できません。 今夜は短期トレードではドルベアな展開をベースにして、 売りを狙っていきたいところです。 そして押し目のラインでは指し値によるオーバーナイトポジションをいただき クロス円買いを仕込んで数十pipsの利益も狙っていきたいところです。 明日の担当はロガーロさんです。 明日のコラムもお楽しみに♪

2008/05/26

とあるエンジニアKさん

ロンドン、ニューヨーク休場でのんびり相場

思うところがあり、この度ハンドルネームを変更します。
「とある新米社員K」は少しだけ昇進?し、
「とあるエンジニアK」とします。
今回のハンドルネームの変更で、以前お会いしたことがある
外為オンラインの当時の社長が「島耕作のようにハンドルネームが
昇進していったらおもしろいね」とおっしゃっていたの
をふと思い出しました。
 
今はただのエンジニアですが、これからとある係長、課長・・・
のようにどんどん昇進できたらなと思います。
 
ちなみにエンジニアというとパソコン叩いて云々という
イメージが強いかと思いますが、自分は機械系のエンジニアで、
物作りのお手伝いをするのがお仕事です。
夢は世界中で活躍できるエンジニアとなることです。
 
【本日の注目指標と対策】
本日は英国、米国共に休場。
注目すべき指標もなく、それら二大相場が休場とあっては
特に目立った動きがないとものと思われます。
本日は東京時間後にはのんびりできるのではないでしょうか。
 
【本日の戦略】
本日は先に述べたようにロンドン、ニューヨークが共に休場です。
米国はメモリアルデー、英国はスプリングバンクホリデーです。
すなわち本日は東京時間しか相場が動くことが予想されません。
しかし多くの場合、英国、米国相場が休みの場合は
東京相場ものんびり進むというのがよくあることです。
本日はリアルタイムで相場を見るよりも長いスパンで
今後の戦略を立ててみるのはいかがでしょうか。
 
注意点としてはロシア筋が薄商いを狙ってくるぐらいで、
15:30ぐらいに大きく動いた場合は、「またロシアか・・・」
と思っても間違いではなさそう。
その動きは非常にトリッキーなので勝負することは避けた方が無難です。
我々一般投資家は筋には勝てませんからね。
 
異常簡単ですが本日の戦略としました。
次回担当のしーさんお願いします。

2008/05/16

ダメおやじさん

「空は快晴でも相場は曇り」

こんにちは、ダメおやじです。


本日は非常に良い天気で絶好のお出かけ日和です。
しかし相場の方はどんより曇り、先が見え難い状態になっております。


昨日の米指標では、NY連銀製造業指数や鉱工業生産が予想より悪くドル円も一時
売られましたが、米株価が堅調なため下げきれず戻しており結果はレンジ内の動
きとなっております。


今週は逆張りの動きと見てドル円のショートから入りましたが、今の時点でス
トップも取られず、また利食いも出来ず引かされもほとんど無い状況で相場観も
白紙の状態です。

1円くらいの値幅で逆張りに徹するのが良いかもしれませんね。

流れが変わるのはドル円で、103円台に突っ込むのか、105.69円を抜けるのかと
いう状況となっております。
103円台に突っ込めば戻り売り主体で、105.69円を越えれば押し目買い主体でト
レードするのが良いと思っております。


本日は米4月住宅着工件数と5月ミシガン大消費者信頼感指数があります。

今週は指標も多く、株価や原油動向など相場を動かす要因が多かったのですが、
相場の動向がまだハッキリとしませんが、近々雲も取れて見通しの良い天気にな
ると期待しております。


来週月曜の担当は、やまももさんです。
よろしくお願いします。

2008/05/14

しーさん

本日は、しーが担当させて頂きます。

先日GWに実家に帰ったときに、娘がギターを見つけてしまい、
弾いて弾いてとせがまれてちょこっと弾いてあげました。
案の定気に入ってしまったようで我が家に持って帰ってきました。

それ以来、暇さえあれば「ギータひいて〜」とおかしな日本語で
おねだりしてきます(笑)

今ではもう指も動かないし指の皮もぶよぶよなので
すぐに痛くなってやめてしまいますが、
ギータを見てわくわくする娘の顔を見ると、
私もなんだかうれしくなってきます。

日々の生活に流されていると、
こういった好奇心を忘れてしまいがちです。
娘を通じて忘れないようにしたいと思います。

【本日の注目指標と戦略】

今週のここまではドル円、クロス円の買い戻しの展開となり、
2日続けて円安となっています。

テクニカルによるサポートライン上の水準から、
マクロ指標の好結果を受けて反発していますが、
このまま上昇しつづけることには懐疑的にならざるを得ません。

さて、本日の注目指標はBOE四半期インフレ報告です。

BOE四半期インフレ報告

今回発表されるレポートは、2008年の第1Qの期間が対象です。

前回2008/02/13(水)のレポートでは、市場が織り込んでいた年末までに
4.5%に下落という金利見通しでいくと、インフレ率の上昇が見込まれるため、
そこまでの利下げは必要ではないという見通しを示し、
それほど利下げはないかもしれないということで、
当時のポンド円は上昇しました。

しかし、2月〜3月にかけては英国の経済状況は悪く、
金融流動性不安などでごたごたしていた時期でもありました。

4月のBOEでは0.25%の利下げして5%の政策金利となっていますが、
先日の4月のCPIを見ると早くも利下げの効果がでている状態であり、
直近のマクロ指標の結果を加味すると利下げしすぎてもインフレ懸念が
高まるという思惑が働くのではないでしょうか。

景気見通しは下方修正し、物価見通しを上方修正した前回のレポートの
内容がどのように変化しているのか次第ではありますが、
心構えとしてはロングで待ち構えておきたいと思います。

また米CPIの発表もその後に控えています。
こちらは予想通りの結果であればそれほど大きな動きにはならないでしょうが、
どちらかに振れた場合には、素直に振れた方向についていったほうが
よいでしょう。

明日の担当はロガーロさんです。
明日のコラムもお楽しみに♪

2008/05/13

とあるエンジニアKさん

再びポンドは表舞台へ

本日(5/13)はとある新米社員Kが執筆を担当させていただきます。
 
この前の土日から急激に逆戻りした横浜です。
ゴールデンウィークなどは非常に暖かい毎日で、
あっという間に初夏がきたなぁと思っていた矢先のこの寒さ。
既に冬物はしまったので寒さに耐えての生活となりそうです。
 
【本日の注目指標と対策】
本日は英国、米国それぞれに注目すべき指標があります。
 
ロンドン時間では英国の消費者物価指数。
そしてNY時間における小売売上高。
どちらも消費に直結する重要な指標。
サブプライムの問題が実際問題どこまで経済に
影響しているのかを見るのに確実な指標といえましょう。
特に英国は昨日の生産者物価指数が予想より大きな結果を
見せたことに対するポンド高を、その指標結果次第で
今後どうするかを決定すると思われ、重要な節目となるでしょう。
 
【本日の戦略】
昨日は先週の流れとは打って変わってのクロス円の大幅上昇。
軒並み1円近い上昇を見せ、中でもポンドは生産者物価指数、
そして貿易収支が予想より良い結果を示したファンダメンタルを
背景として3円近い上昇を見せました。
大荒れ通貨ポンドの本領発揮といったところではないでしょうか?
最近のポンドはじわじわと下落するだけで、なかなか相場の中心に
いる機会が目に見えて減っていたのですが、昨日の指標を
きっかけとして、再び表舞台に登場して大荒れ相場を見せて
くれるのではないかと期待しております。
どちらにしても本日の消費者物価指数は注目すべき指標となるでしょう。
 
またクロス円も昨日の戻りを受けて本日はどう出るかが注目されます。
テクニカル的には概ね右肩下がりの下落傾向。
そんな中での週明けの飛び出た円安は自分としてはクロス円の
売りの絶好のチャンスではないのかと見ております。
 
それでは次回担当のしーさんよろしくお願いします。

2008/05/05

ダメおやじさん

こんにちは、ダメおやじです。

連休も後半になってきておりますが、みなさん楽しんでおられますか^^。
本日は大阪は曇って雨も降ると言われておりますが、昨日までは夏模様で私も半袖で
出たら腕が日焼けで黒くなりました。女性の方の日焼け対策も大変な季節になりますね。
 
さて先週末の雇用統計が良かったことで、今週もドル円・クロス円高を予想されている方が
多いように思われます。(実は私もですが) 
 
しかし先週は米経済指標が良かったこと、株価が上昇したことと好材料が多かった割には
上昇幅は限られボックスから上に抜けることは出来なかったようです。確かにドル円は
週末に105円を越えましたが大きな上昇ではありません。
 
今週は先週のように好材料が出るとは限りませんし、戻り売り圧力も強まると思いますので
押し目買い主体ながらも慎重に小刻みにトレードすべきと考えております。

私が保有中のユーロドル売りは順調にいっていますが、今週はECBのによる政策金利の
決定が行われます。据え置きとみておりますが声明文に注目です。
 
ユーロ高懸念がまだ出ていますが欧州の賃金高騰とユーロ高で輸出が伸びなやんでおります。
対する米国はドル安で輸出は好調と対象的です。確かにインフレで利下げはしにくいでしょうが、
ユーロ高に対してなんらかの文言があるかも知れません。戻り売りは継続です。
 
しかし投げが出れば戻しも入る可能性もあり、その時はドルが売られそうでユーロドルで
一時両建てを入れるか、ヘッジでドル円を売るか迷っております。今月は欧州の銀行決算も
あり商品相場の動きとともに為替市場はユーロの動向が鍵と見ております。

2008/05/01

しーさん

利下げは終了、かな。

2008/05/01(木) 本日はしーが担当させて頂きます。

今日からは早いものでもう5月です。
今日の新聞やテレビのニュースでは暫定税率復活のトピックばかりでした。
私の地方では今朝の時点ではまだガソリン価格は据え置きでしたが、
一部の地域ではすでに値上げ価格になっているところもあるようですね。

税収が少ないから1ヶ月ですぐに復活したり、
国債、地方債を発行したりするのではなく、
少ないなら少ないなりに、その中でどうやりくりするのか、
そちらで頭を使ってほしかったと思います。

【本日の注目指標と戦略】

昨日のFOMCでは予想通りの0.25%の利下げとなりましたが、
今後の方向性としましては概ね利下げはおしまい
といった受け取り方でよいでしょう。

しかし明確に利下げが終わりといっているわけではないので、
まだ利下げはあると見ている方もいるようで、
ドル円はやや下落して103円台後半での攻防となっています。

少しもやもや感の残る声明ではありましたが、
本日の動きももやもやした状態になるのではないかと思います。

指標では23時に発表になるISM製造業景況指数に注目です。
過去10年間のデータを見ますと、4月の結果が3月より良くなった
年は2回しかありません。

現時点での予想値も先月より悪くなっており、
この時期に感じる景気の感じ方は良くないと感じる企業のほうが
多いのでしょう。

FOMCの(最後かもしれない)利下げがされた後ですので、
サプライズにならない限り大きく流れを変えるまでにはいかない
でしょうが、景気指数の悪化に伴い、FOMCに「さらなる行動が必要だ」
と認識させる可能性もでてくるため、一概に無視することはできません。

また昨日のADP雇用統計では予想外の+1.0万人の結果となりましたが、
本日の失業保険申請件数の増加がどうなっているかも、
明日の米雇用統計を前に気になる数字ではあります。

お得意の大きなブレを演出し、一時的なドル買いの流れを生ませるのか、
明日の雇用統計が楽しみです。

では次回担当のyamamomoさん、よろしくお願いします。

尚、このサイトは情報提供を目的としており、投資の最終判断はご自身でなさるようお願い致します。本サイトの情報により皆様に生じたいかなる損害については弊社及び執筆者には一切の責任を負いかねます。