兵ブロガーバックナンバー(2008年06月)|FX|外為オンライン FX取引 − あなたの為の、外為を。

バックナンバー 2008年06月

2008/06/30

とあるエンジニアKさん

様子を見たい月曜日

土日を利用し、少し早い海へ行って来ました。
海と言っても東京から船で行ける場所にあるとある島。
東京に比べては暖かいのかもしれませんが、
土日はあいにくの天気で泳ぐには少し寒い気がしました。
だけども水の中に潜り、薄い太陽を浴びると暖かさを
感じることもしばしば。
じっくりと海を堪能することができました。
日に焼けた顔をしつつ、今日からまた仕事にがんばります。
 
【本日の注目指標と対策】
今週は指標ラッシュの1週間。
その1週間の最初の月曜日から若干重要な指標が
本日ロンドン時間には欧州圏消費者物価指数速報が発表されます。
ドル、円、ポンドらが低迷している中、好調さを見せる欧州は、
この発表の結果次第では更なる上昇を遂げることも予想されます。
しかし金曜日はユーロ下落で終わっていることから、
ロンドン時間では結果に関係なく流れが継続となる可能性も否定できません。
自分はより柔軟に対応することをオススメします。
 
【本日の戦略】
先に述べたように大荒れと予想される今週一週間。
弱さが注目される米国雇用統計と、
強さが強調されつつあるユーロの政策金利発表とトリシェ会見。
そのふたつが合わさる木曜日は恐ろしいことになりそうです。
 
それに向けたクロス円戦略としては、
「週間相場予想」で書いた通り、週最初で様子を見ることをオススメしております。
重要なテクニカル上の節目を迎えたクロス円がどちらの方向に動くのか見極めた上で
売り買い柔軟に対応する作戦です。
 
よって本日は相場のニュースを眺め、どのような戦略を練るか様子を見る日。
戦略的には「待て」の一日としたいと思います。
 
為替相場以外にも注目すべき材料として、
最近株価の下落が続いているダウ平均と日経平均。
それらの動向も判断を鈍らせる要因でもあります。
さすがに派手な下落はないと思われますが、
下方向に向いていることは確かです。
 
無理のない取引を心がけ、「休むも相場」と考える。
それが長く生き残るトレーダーの早道であると思われます。
 
次回担当のしーさんお願いします。

2008/06/23

ダメおやじさん

こんにちは、ダメおやじです。

梅雨入りして週末も鬱陶しい天気でしたが、
体調を壊しやすい時期ですので体に気をつけてくださいね^^。

先週のドル円相場ですが、強気が多かったのですが
相場自体は小安く推移しました。

米国での金融不安や景気指標の悪化を受け、
米株価は3ヶ月振りに12000ドルを割り込みました。
ドル円も週明けの108.57円を高値として週末の
107.19円までジリ安の展開でした。

しかし、これだけ株価が下げても大きくドル円が
下げないのは底堅いともいえます。

今週はチャートでは108.50円が大きな壁となっており、
これを抜ければ110円を目標に、抜けないようであれば
106円か割れあたりまでの調整もありそうです。
106円に108.50円にストップを入れての逆張りと見ております。

今週25日のFOMCでは、金利は据え置きだと思われます。
声明文でもインフレ警戒内容と思われますが、最近の発言内容を
踏襲したものであると材料にはなり難く、原油や株価の動きに
重点を置いた動きになりそうです。

それでは今週も頑張りましょう!

2008/06/19

しーさん

のほほん相場

2008/06/19(木) 本日は、しーが担当させて頂きます。

仕事が一区切りつき、次のフェーズへの移行待ちというときは、
なかなかやる気がおきないものです。

仕事以外でも同じだと思いますが、
目標があり、その目標を達成するためにがんばろう
という気持ちが沸いてきて、やる気やモチベーションにつながると思います。

なんだか今の為替相場も、目標を達成してしまいやる気が感じられない。
そう感じているのは私だけでしょうか?

私自身はやる気満々なんですけどね。
他の分野にやる気を注いだほうが良い時期なのかも知れません。

【本日の注目指標と戦略】

クロス円は連日のように高値圏にとどまり、
下落しそうで下落しない、上に抜けそうでなかなか抜けない
というなんとも難しい相場が続いています。

この状況が打破されるためのきっかけが何になるのか
今のところ全く余談を許しませんが、
来週のFOMC政策金利までは、しばらく今のような難しい相場が
続きそうな気配です。

本日の注目指標としてはフィラデルフィア連銀指数をあげたいと思います。
先日フィリーの先行指数と見られるNY連銀指数は事前予想値より悪化しました。 そこでは若干のドル売りに留まりましたが、 インフレ指標としても見られる今夜の指数値がマイナス方向になると、 インフレ警戒に重きを起き始めているFRBとしては願ったりですが、 ドル安の流れには持って行かれたくないというジレンマが生じそうです。 私達としては、そんなアメリカの思惑には振り回されることなく、 数値が良くなる=ドル買い、数値が悪くなる=ドル売り と単純に考えておけばよいかと思います。 しかしいまいち指標への反応が鈍い現状では、 よほどのサプライズが無い限り、 まったり相場継続とも考えられますので、 長期的なポジションを狙うのではなく、 欲張らずに短期で利食いを繰り返すスタイルがよいでしょう。 中長期を狙う方は、今は動くときではないでしょうね。 上に抜けるか、下に押すかのどちらかまでは、 のほほんと待ち構えておきましょう 明日の担当はやまももさんです。 明日のコラムもお楽しみに♪

2008/06/18

とあるエンジニアKさん

難しい相場こそするべき行動

本日(6/18)はとあるエンジニアKが執筆を担当させていただきます。

最近、結婚式の二次会に参加する機会がありました。

皆に祝福され、笑いあり、涙ありの素晴らしい会。

非常にうらやましくもある反面、自分もいつのまにやら25だなぁと・・・

もちろん意識するのはまだ早いと思われますが、どちらかと言えば
安定志向の自分は早め早めを心がけてきたのが今までの人生です。

果たして自分はどのような相手を迎えることになるのか。

これほどまじめに考えて無駄なことはないのですが、
それを考えてしまうお年頃ということでご容赦ください。

【本日の注目指標と対策】

本日は小粒な経済指標が一つだけ。

ロンドン時間にBOE議事録が発表されます。

キングBOE総裁は「インフレ目標達成に向けた金利の道筋は不確かだ」

と発言されたこともあり、英国は依然としてわからない状況が続いております。

足下のインフレか、世界の流れとなる利下げか。

ただ米国の経済が持ち直していることもあり、再び利上げの道と
なる可能性もあるでしょう。

そういった事柄を頭に入れた上で、おそらく大きく動くことはないのですが、
BOE議事録の発表は注目すべきでしょう。

【本日の戦略】
じわじわと円安が続く展開です。

ここで売りか?と思ってもなかなか思い通りにいかず、じわじわと
クロス円が伸びていく・・・

サブプライム以前に続いていたキャリートレードが活発化していた
頃の相場のようです。

ドル円は前回当コラムを担当した時よりも2円以上伸び、
108円台まで伸びてきております。

こうなると先に述べたようにクロス円を売るタイミングが非常に難しいところ。

ここぞ!と思っていてもすぐに損失を拡大することとなります。

こういった場合は「休むも相場」を実践するに限ります。

うまく利益が出ていない時は無理に取引を仕掛けることはありませんからね。

もちろん長期的な視点を持って取引をするのならば別ですが。

どうか無理のない取引を心がけてください。

それでは次回担当のしーさんよろしくお願いします。

2008/06/11

ダメおやじさん

ドル主導の動き

こんにちは、ダメおやじです。

先週末の米雇用統計で失業率が増えたことから週明けは
軟調なスタートで始まったドル円ですが、相次ぐ
ドル安牽制発言により昨日は3ヶ月半振りに107円台を付けました。

ドル高により原油相場は下落し、早期利上げ観測により
長期金利は上昇しておりますが、米株価が景気悪化や
失業率の増加の中での利上げを好感せず伸び悩み状態のようです。

また、ドル全面高の煽りを受けユーロドルが急落しており、
5月8日の安値に接近してこれを割り込めば投げ殺到となりそうです。

ドル円に関しては、高値警戒感の出ている水準で一度調整の
可能性もありそうですが、ドル安に対して介入発言が
下値を支え108円または110円を目指す動きも予想されます。

今週末に大阪でG8財務相会合があり、為替に対しての
具体的な提言があるか注目しております。

本日は英5月失業率と米ベージュブックが注目材料ですが、
原油、株価動向、要人発言など相場を動かす要因が多いので
トレードには注意を払って下さい。

2008/06/09

しーさん

ドル売り再燃

2008/06/09(月) 本日は、しーが担当させて頂きます。

昨日はビリヤードの女子プロの試合を見に行きました。
華やかな世界の中にも厳しい勝負の世界があり、見応え十分でした。

大逆転劇を演じたり、楽勝ムードから逆に苦境に立たされたりと、
波乱に満ちた展開がありましたが、
気合いを入れてこれ以上負けない!という心境で相場に相対したり、
利益が簡単に取れた後に大きな損失を出してしまったりと、
相場の勝負にも似たような状況が見ることができます。

私のビリヤードの信条は「一球入魂」なのですが、
相場に対しては「一玉入魂」(一つ一つの建て玉を真剣に)
といったところでしょうか。
慢心だけはしないよう常に気をつけるようにしています。

【本日の注目指標と戦略】

先週末の米雇用統計では失業率の悪化を受けてドル売りとなりました。
本日は先週末の流れを受けて日経平均も下落し、
ドル円、クロス円は軟調な展開になることが予想されます。

今日はアメリカについては目立った経済指標はありませんので、
東京タイム、ロンドンタイムの流れがどこまで続くのかが
ポイントとなってくるでしょう。

本日の注目に値する指標は特にありませんが、
世界的にインフレ懸念が注目されていたこともあり、
英PPI(生産者物価指数)は見ておいた方が良いでしょう。

ドル円は104円50銭、103円後半のサポートラインが機能するかを確認し、
元のレンジ相場となるかを見極めてからエントリしたほうが無難です。

また深夜になりますが、1:30にはECBトリシェ総裁の講演も控えています。
先週はバーナンキ氏の発言を機にドル高が進みました。
トリシェ氏の発言内容如何では、ユーロ高となる可能性もありえますので、
ユーロについてはやや強気でも良いかも知れません。

明日の担当はやまももさんです。
明日のコラムもお楽しみに♪

2008/06/06

とあるエンジニアKさん

再びポンドは表舞台へ

本日(6/6)はとある新米社員Kが執筆を担当させていただきます。
 
6月となり、衣替えシーズンとなりました。
人一倍暑がりな自分はこの日を待ち望んでおりました。
そう、ノーネクタイ勤務です。
遠くフランス王朝から伝来したとされるネクタイですが、
なぜここまで世界中のサラリーマン諸兄に伝わってしまったのかは
存じませんが、あんな布きれ(ネクタイを作る会社の人ごめんなさい)は
頭に血が回りにくくなるものでしかありません。
ノーネクタイをしっかりとエンジョイしたいと思います。
 
【本日の注目指標と対策】
本日は言わずもがな、雇用統計が発表されます。
先日のADP雇用統計は予想と大幅に反しての良い結果。
果たしてそのような結果になるのか?
もしそうならば昨日から一気に噴出したクロス円上昇の流れに
拍車をかけることとなりそうです。
どちらにしても月一番の注目すべき指標です。
 
【本日の戦略】
昨晩はトリシェ発言によってクロス円は欧州通貨ペアを中心として大幅な上昇。
この世界経済の成長鈍化の中での再びの金利上昇をもくろんでいる
わけですから、かたや既にインフレは終わり利上げしないと明言した
オセアニアと異なる戦略で、世界経済は一筋縄に表現するのが
非常に難しいことが実感されます。
少しばかりボラティリティが大きくなっている相場ですが、
その流れは本日雇用統計でも継続されると予想されます。
先に述べたようにADP雇用統計の結果はマイナス雇用の予想に
対してのプラス雇用の結果。
ADPが大きく外すこともなかなかないものですから、
本日発表されるその数値に期待が集まります。
そしてレンジ相場が長く続いたクロス円にもなんらかの指針を
示すことも考えられ、流れをつかみきれていない自分にとっては
非常に楽しみにしている雇用統計です。
 
どうか無理のない取引を。
 
それでは次回担当のしーさんよろしくお願いします。

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