GWも本格化し帰省や行楽地へ出かけたりと忙しいでしょうが、 本日は絶好の天候ですので楽しめると思っています。 さてドル円ですが、昨日は豚インフルエンザで経済の停滞懸念や ストレステストでバンカメ、シティの資本追加懸念がWSJ紙で報じられたことから、 日経平均が大きく売られ95.62円まで下落しました。 しかし、欧米市場ではショートカバーが入り94.42円まで戻しております。 今週後半は材料も多く、特に本日は米GDPで前回よりは若干良くなった-4.9の予想ですが、 結果次第では大きく動きそうです。また、FOMCでは政策金利は据え置きで 間違いないと思われますが、米国債の金利上昇を抑えるためFRBが 一段の量的緩和を示唆するか注目しております。 また、明日は自動車の再建報告書があり、破綻させるのか救済するのかも注目です。 GM、クライスラーともに合理化で米政府と合意との観測が出てきておりますが、 救済すれば問題の先送りで何でも政府が助けることでオバマ大統領に非難が集まりそうで、 破綻となれば雇用に深刻となりそうです。 いずれにしても、ドルはこれらの材料やユーロ絡みで動意付きそうです。 また、昨日の95.62円で値段は日足75本移動平均線を捉えるあたりまで下落し急反発ですが、 再度昨日の安値を割り込んで75本線を下に抜けると94円までの下げ余地はあると見ております。 戻りは97.50円〜98円と見ており、戻り売り有利の相場と見ております。 本日は動くとしたら夕方の欧州時間からと思いますので頑張ってください。
悪いことが起きると、立て続けにあれもこれも起きるということがありますが、 今回の新型インフルエンザもそんな感じがしますね。 これだけ色々悪いことが続いたので、後は良いことしか起きないはず♪ 現実はそれほど甘くないと思いますが、気持ちは前向きに行きたいですね。 【本日の注目指標と戦略】 本日はNYタイムに住宅関連の指標がありますが、 それ以外は特に目立ったイベントもなく、 突発的な市況ニュースやパンデミック、ストレステスト、リスク回避 などをキーワードにした円高警戒相場が続くのではないかと思います。 基本的にはドル円、クロス円の戻り売りをベースに見ていきますが、 ドル円の96円(雲の上限)や、ポンド円の140円(大台節目)など、 サポートされやすい地点での動きに注目しています。 新型インフルエンザはNZ、ヨーロッパにも飛び火しました。 主要国では日本への感染がなく、また水際対策もきっちりする我が日本 ですので、リスク回避的に円買いが進んでいます。 このウィルス騒ぎが収まるまでは、途転ロングは避けたほうが無難なようです。 しかし今は短期的に円高相場となっていますが、 中期的に見ればここらで仕込んでしばらくほったらかし、 というのもいいですが、レバレッジ規制が始まったらそんなに悠長には ほったらかせないので戦略の練り直しが必要かも知れません。 休日前ということもありちょこちょこっとエントリするのみで、 全力で仕掛けるのは休みとドタバタが終わった後にしたいと思います。 明日の担当はダメおやじさんです。 明日のコラムもお楽しみに♪
先週のドル円相場は97.50を下抜け96円台半ばまで下落をしました。 チャートからは本日もドル円相場は上値の重い展開が継続し、 戻り売りスタンスを中心に考えています。日本株が上昇してもドル円の買い戻しは 98.00までと予想しています。先週サポートラインとして機能した97.50も売りが 強まりそうなレベルで方向感としては下方向を見ておきます。 引き続き市場の関心は大手行へのストレステストと米クライスラーが 破産法適用となるかに注目が集まっています。米金融機関の健全性テスト(ストレステスト)は 24日にすでに審査方法が公表され、FRBいわく「問題ない」とのこと。 一般公開は5月4日を予定しており思惑が残りそうです。 今週中に結論を迫られている米クライスラー問題が大きな材料になりそうで、 個人的には「破産法の適用」を予想しています。これが発表された直後には ドル円・クロス円は「リスク回避」という流れで売られる可能性がありますが、 この問題に関しても半年近い時間をかけて織り込んできており、 事前準備もされている破産法適用ということで「多少売られる」という程度と予想しています。 本日は主だった経済指標の発表はありません。株価が材料になりますが、 ドル円・クロス円相場は重要なサポートラインを割り込んだことで 下方向への圧力がかかっています。株高になっても戻りは限定され、 円安になったところでは売りが強まると予想しておきます。 日本ではGW相場に突入しましたが、米国ではイベントが多いですから 通常通りにトレードをする予定です。明日の担当はしー様ですお楽しみに! 【注目の経済指標】 なし
本日(4/22)はとあるエンジニアKが執筆を担当させていただきます。 4月も半ば。 野球シーズン到来です。 すでに我が横浜ベイスターズはいつもの位置に。 もう少し踏ん張って夢を見させてほしいところですが、 4月からこうだとなかなか応援する気が・・・ 今晩は今シーズン初の野球観戦。 横浜開港150周年を優勝で祝っていただきたく、 しっかりと応援してこようと思います。 【本日の注目指標と対策】 本日の注目指標として英国発の情報が挙げられます。 失業率と英国中央銀行議事録の発表。 月曜日に大きく下落しただけあり、ボラが上昇中なポンド相場。 両指標とも、ファンダメンタル的な意味合いは薄れつつありますが、 そららをきっかけとして上下動激しくなるのは避けられなさそう。 本日のロンドン相場はポンドが主役となりそうです。 【本日の戦略】 週の最初こそ激しく荒れた円相場。 先週、多くのファンダメンタル要因によって上昇するかに思えたクロス円。 どのファンダメンタルニュースを見渡しても、とりあえず「危機は去った」とし、 クロス円の天井を破っての上昇が期待されておりましたが、結局は登り切らず・・・ 上値が重い展開でしたので、ここは下落か? と思っておりましたが、早速の激しい下落ですからね。 しかし下に落ち続ける要因もなく、昨日のNYでは上昇を見せたクロス円相場です。 さて気になる今後の相場。 いろいろ見方はありましょうが、クロス円を中心として動く相場が予想されます。 テクニカルでは下落が期待されますが、ファンダメンタルで考えるとそう簡単に は下落ができそうにない相場。 非常に迷える相場であり、その結果として今の上下どちらも進まない、 混沌とした相場が展開されているのだと思われます。 クロス円はどちらかの方向へ進む相場が3割、混沌7割とも言われますが、 今はその7割の時期であり、1,2週間のスパンで利益を狙うトレードスタイル な自分にとって苦手な相場。 そのような相場はスルーするに限ります。 しかけるとしても月曜日のような下落とそのリターン上昇を狙うごく短期勝負が ベターかと。 結論としては今は勝負を避ける時期であると考えております。
昨日はバンク・オブ・アメリカの第1四半期決算が発表されましたが、増収増益ながらも 貸倒引当金の大幅増加など資産内容が悪化、この決算を受けて金融セクターへの先行き 懸念の高まりなどからNYダウは大幅に下落しました。 株式市場の下落を受けリスク回避の動きが活発となりドル円は高値99.37円から一時97.65円 まで下落、クロス円は大幅な下落となりました。ユーロ円は昨日高値からは約3円下落、オセ アニア通貨も下げはきつくオージー円で約3.5円、そしてポンドは英貿易相が「ポンド安は 輸入企業にとって非常に大きな機会を提供している」などと発言したことなどから急落、 ポンド円は5円近く下落しました。 本日予定されている主な指標・注目材料は以下のとおりです。 豪・RBA議事録 英・3月消費者物価指数 英・3月小売物価指数 独・4月ZEW景況感調査 加・BOC政策金利発表 本日はBOC政策金利発表が予定されています。政策金利は0.5%で据え置きの予想 です。英・3月消費者物価指数や独・4月ZEW景況感調査も、発表後更なる欧州通貨 売りに動く可能性もあり、注目です。 オージーも昨日かなり売られており、今日はRBA議事録の公表、スティーブンス RBA総裁の講演が予定されていますが、また売り方向に進むのかに注意しておきたい です。 今日は欧州通貨が対米ドルで続落するのかどうかに注目したいと思います。週間予想の方 にも書きましたが、ユーロドルは昨日も1.3ドルを割ってくる弱い流れが続いていますし、 今日も戻り売り方向で考えています。 ドル円・クロス円は続落なのか、今までの下落の後のように急激に戻してくるのかを 見ながら、短期的な流れに乗りたいと思います。
今日は先週も続いた円が強い流れを引き継いで円高に加速するか 早い段階でもどして短期テクニカルに変化が出るか見る上で重要な一日。 特に今週も主要企業の決算発表を控えるドルストレートの短期テクニカルは 個人的にもかなり注目しています。 ではまず金曜NY終値時点のドル円、クロス円テクニカルをおさらいすると、 ・ドル円=短期がフラット、中期は上向きも下の抵抗帯上限に位置。 ・ユーロ円=短期が下向き、中期は上向き。 ・ポンド円=短期が下向き、中期は上向き。 ・スイス円=短期が下向き、中期は上向き。 ・カナダ円=短期が下向き、中期は上向き。 ・豪ドル円=短期が下向き、中期は上向き。 ・NZドル円=短期が下向き、中期は上向き。 という状況になっていて、ドル円の短期がフラットなほかは すべて短期が下向きになっていて、短期・中期バラバラの状態。 まずドル円のテクニカル面における今後のポイントは 4月1週目の雇用統計後のNY終値で100円を上回ったものの その後は2週間に渡り100円をはさんで方向性の無い相場が続いているため 今週の相場でどちらかにブレイクしてテクニカル面の変化が出るかどうか。 特に決算発表は先週に続き多く控えていますので これらを材料として動く可能性にも注意したいですね。 またクロス円においても各通貨短期が弱い状態が続いているので まずは週明けの初動で短期がこのまま下方向へ加速していくのか それとも早い段階で粘って再び上方向を目指せるかどうか。 特に下に加速した場合は中期の抵抗帯で粘れるか という点が最大のポイントとなりそうです。 今週はユーロ圏の重要指標であるZEW景況感調査、IFO景況指数、 英国指標では消費者物価指数、失業率、BOE議事録、1QGDP速報 小売売上高を控えますし、カナダは火曜日に政策金利発表もあるため なるべくこまめな決済をしていくと良いかもしれませんね。 個人的にはこれまでの基本戦略を継続し、 短期・中期がバラバラの状況では安全重視で様子見しておき 短期・中期が再び揃う場面がくれば順張りロングで。 また短期・中期が上向きで揃った場合でも 値が下に推移しているような場合には 安全重視で様子見と考えています。 そして取引の優先順位については通貨間の力関係を都度確認して 「同じ1ポジションを持つならどの通貨ペアが最も低リスクか」 ということを見て決めていく予定です。 それでは、今日も一日頑張ってまいりましょう!
昨日のドル円は、米小売売上高の悪化やNY株安で98.73円まで下落し、 先週から続いているドルの先高感は大きく水を差され100円以上の 買い玉が戻りを抑える重しとなりそうです。 また、銀行の好決算を背景にドル高見通しが強かったのですが、 すでに織り込み済みだったことや、ストレステストの結果が あまりにも酷く公表できないとの観測が一部にはあり、 そのまま楽観できるものではありません。 今後の銀行決算が良くても楽観はできないでしょう。 むしろAIGを含む生保の決算で売られる可能性がありますし、 昨日の小売が悪かったようにあとは雇用など 実態経済が悪ければ回復は難しいでしょう。 私は米財政の悪化がドルの上値をこれから抑えられると見ております。 移動平均線と値段との関係から見ると、 日足移動平均(25本と75本)線は緩やかな上向きですが、 値段は上値が重く98.60円台で25本移動平均線を捉え、 これをサポートできなければ95円割れも考えないといけないかもしれません。 私は戻り売り有利と見ております。
これまでもう夏ですか?とも言いたくなるような陽気でしたが、 今日はあいにくの雨。久しぶりの雨で少しは気温も落ち着いてくれそうです。 この雨でほとんどの葉桜の残り花が散ってしまいそうですね。 【本日の注目指標と戦略】 本日はイースター休暇の連休に休んでいた参加者が戻ってくるため、 いきなり動きがでてくると注意が必要です。 注目はNYタイムの指標達と、GM破産法適用に関する動きです。 米財務省がGMに対し、破産法適用申請に向けた準備を 6月1日までに進めるよう指示したとの報道を受け、 ドルの上値は重い状態になっています。 一方クロス円はというと欧州通貨を筆頭に堅調に推移しており、 本日はドル↓ユーロ↑ポンド↑の流れが顕著にでてくるかに注目です。 対円ではドル円もそれほど大崩しそうには見えませんが、 クロス円に伴って上値追いするような状況ではないため、 ドル円は少々様子見したほうがよいかも知れません。 オセアニア通貨も堅調推移で高値更新をしていますので、 こちらはさらなる高見を目指して、 豪ドル円は74円、76円という次のポイントが見えてきます。 オセアニア通貨に関しては、押し目待ちに押し目なし ということで買いそびれるそうですが、 やはり高値圏だからなかなか手が出せない という感覚もあることでしょう。 ここは勇気を持ってロングした後にストップを近くしておくか、 もしくは上昇後に約定値にストップを移動することで、 リスクを少なくしていきましょう。 明日の担当はダメおやじさんです。 明日のコラムもお楽しみに♪
13日はイースターマンデーにより、英・欧・オセアニアが休場となります。 先週の金曜日同様に薄商いが予想されます、 今週は実質明日からの相場になりますが1週間を通して「米銀行決算」が材料になりそうです。 先週も米大手銀ウェルズファーゴが好決算の見通しということで株式市場はこれを好感し上昇、 クロス円も買い戻されこれまで上昇を続けていた割には、 利益確定売りにも押されず底堅い推移が継続しています。 米財務省が行う米銀19行へのストレステストに関しても「合格観測」がでており 市場のムードは楽観的となっています。今週は順次発表される米銀行決算を受けて動く 株価動向に注目しておけばよいかと思います。経済指標も多く発表されますが これを受けた株価の動きで「株高なら円安圧力、株安なら円高圧力」という考えをベースに トレードしていきたいと考えております。引き続きドル円・クロス円は底堅い展開で、 米銀行が本当に好決算であればじりじりと円安方向に動いていくと予想しておきます。 【本日注目の経済指標】 なし
本日(4/8)はとあるエンジニアKが執筆を担当させていただきます。 今回より担当日が変更になりまして隔週水曜日担当となりました。 新たな年度となりました。 街には今年から新入社員となった若者が多く見受けられます。 当方もスーツに鞄と似たような格好をしておりますが、 なんといっても彼らはスーツと目の輝きが違う! 当方がその集団の中に入れば一発で浮いてしまうことでしょう。 ただ自分も2年前はその集団の中にいました。 年度あらためということで気持ちを一新にし、張り切って仕事をしたいと思います。 【本日の注目指標と対策】 本日の指標はやはりFOMC議事録。 金曜日のNY市場が休場なだけに注目が高まる指標です。 また、ロンドンからは明日発表を迎えるBOEの政策金利決定会合を迎えます。 発表本番は明日ですが、なにかしらの発言、コメントが見られるのかも。 ロンドン以降に注目したい本日の指標群です。 【本日の戦略】 先週半ばぐらいよりぐぐっと頭一つ飛び出したクロス円相場。 その勢いは今週に入り少しばかり落ち着いてきたようで、下落も見せた昨日の相場です。 下落はしたものの結局は元の位置に戻ってきた為替相場です。 日経平均、ダウ平均の上昇も落ち着いたようで、 戻り売り的な相場が見られます。 こうなると頭の中にわらわらと沸いてくるのは「ここで売れ!」という戦略。 クロス円の売りは急落と値幅の大きさで当方もよく狙う戦略でありますが、 ここ1,2週間の大局の流れは上昇基調であることは間違いなさそう。 売りは早期と見、高値づかみにならぬように買い戦略を継続したいところです。 さて現水準以上の上昇、それらは「何ヶ月以来」の水準となるため、 じわじわと上昇するのではないかと思われます。 なかなかストレスがたまる相場でしょうが、しっかりと情報を集めて取り組みたいところです。 相場は自己責任で! 次回担当はLumenさんです。 お楽しみに!
昨日は先週の流れを引き継ぎ円安が進行、ドル円は昨年10月21日以来の101円台 を回復し、一時101.44円まで、ユーロ円は137.41円、ポンド円は151.50円、 オージー円は72.85円まで上昇しました。 しかし、NY時間には株式の下落などにより主要通貨、特に欧州通貨は対米ドルで 売られクロス円は大幅下落、ユーロ円は昨日の高値から約3円、ポンド円は4円近く 下落しました。 本日予定されている主な指標・注目材料は以下のとおりです。 日・日銀金融政策決定会合 豪・RBA政策金利発表 英・2月鉱工業生産 本日は日銀金融政策決定会合、RBA政策金利発表が予定されています。日銀金融政策 決定会合ですが、政策金利は今回も据え置きが確実視されており、特に目新しい内容 も発表されず相場への影響は限定的なのではと見られています。 そして13:30に予定されているRBA政策金利発表ですが、こちらも据え置き予想と なっていますが、RBA政策金利発表に関しては25bp・50bpの利下げ予想も見られ ており、本日政策金利発表で利下げがあるかどうか、またその利下げ幅には注目が 集まります。利下げはもう最終局面に入っていると思われるオージーは今週も底堅く 推移するのではと見ていますが、本日の政策金利発表の内容によっては、一時的で しょうが相場が大きく動く可能性もあり、注意が必要かと思います。 ドル円は短期間でかなりの上昇を見せましたが、今のところ100円台半ばをサポート とし、堅調推移となっています。今のところ流れは上向きですが、急ピッチで上昇し てきた分調整にも注意しておきたいところです。サポートを確認しながら、引き続き 買い方向で考えています。
今日は先週雇用統計後のテクニカル変化を踏まえて 今週前半どのような動きになるかを見る上で重要な一日。 特にドル円をはじめとするドルストレートの短期テクニカルは 個人的にもかなり注目しています。 ではまず金曜NY終値時点のドル円、クロス円テクニカルをおさらいすると、 ・ドル円=短期、中期ともに上向き。 ・ユーロ円=短期、中期ともに上向き。 ・ポンド円=短期、中期ともに上向き。 ・スイス円=短期、中期ともに上向き。 ・カナダ円=短期、中期ともに上向き。 ・豪ドル円=短期、中期ともに上向き。 ・NZドル円=短期、中期ともに上向き。 という状況になっていて、久しぶりに対円では それぞれ堅調な状態で揃っています。 テクニカル面における今後のポイントは ドル円においては100円という節目を越えて 金曜NY終値でもしっかりキープしていましたので まずはこの100円付近で下を固められるかどうか。 また注意すべきは新高値更新後の下落、 という良くあるパターンが出るかどうか。 ここで100円をしっかり固められるようであれば これまでの相場とは違った水準に移ることになりますので また取引の戦略も微調整して順張りロングを中心にするなど リスクが低い戦略を取っていくと良いのではないかと思います。 またクロス円においても各通貨堅調な状態なので まずは週明けで短期がさらに加速していけるかどうか。 もしくは早い段階で上値を抑えられてフラット化するか。 今週はBOJ,RBA,BOEの政策金利発表や豪・加雇用統計など 重要イベントが引き続き多く控えていますので、 なるべくこまめな決済をしていくと良いかもしれませんね。 個人的にはこれまでの基本戦略を継続し、 短期・中期が上向きで揃っている間は順張りロングで高回転取引を。 そして短期が上でも値が下に推移していたり、フラット化すれば 安全重視で様子見するという形で臨みます。 また取引の優先順位については通貨間の力関係を都度確認して 「同じ1ポジションを持つならどの通貨ペアが最も低リスクか」 ということを見て決めていく予定です。 それでは、今日も一日頑張ってまいりましょう!
昨日は期末のロンドンFixでドル需要が膨らみ、ドル円は99円を超えてクロス円も急騰し、 週明けの急落を埋めほぼ今週は往って来いの動きとなりました。 今週ですが、明日のECBでは0.50%の利下げ観測もあり、 また声明文で追加利下げを示唆するか量的緩和を行うのかが注目され、ユーロの動きが注目されます。 また、G20においては財政出動、金融規制において日米と欧州の対立が鮮明となっており、 また中国、ロシアがドルに代わる機軸通貨に対して踏み込んだ発言があるのかも注目されます。 週末には米雇用統計があり、雇用悪化は続きそうですがこれは織り込み済みで反応は薄いかもしれません。 今週後半は材料が目白押しで、日替わりで動きが変化する可能性があるのでトレードには注意したいと思います。 さて、私はポンド円は戻り売り方針ですが、週初めに136円まで下落した後、 昨日は142.48円まで戻しました。しかし142円以上の買い玉はまだかなり残っており、 ここからの高値は売られそうです。 また英国債の札割れがあったように、英政府はこれ以上の財政出動は難しく、 政策は後手後手にまわりそうで円売り圧力は強いものの、噴き値はストップを入れて売っていきたいと思っております。
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