兵ブロガーバックナンバー(2009年07月)|FX|外為オンライン FX取引 − あなたの為の、外為を。

バックナンバー 2009年07月

2009/07/29

とあるエンジニアKさん

一服を求める相場

本日(7/29)はとあるエンジニアKが執筆を担当させていただきます。

二週間連続で登山してきました。
北アルプス、南アルプスの2800m超をそれぞれ制覇したのですが、
登りの辛さと下山のアッという間な時間。
まるでクロス円の相場の如く、じわじわと上昇し、急激に下落する…
登っている最中はそんな事は考えなかったのですが、
クロス円の相場のようだと今更ながら思います。

相場もアルプスの尾根のように上昇と下落を交互に繰り返すのではなく、
富士山のように上昇し、頂点で下落するという簡単なチャート外形を
示してくれればなぁと思います。

【本日の注目指標と対策】
本日の指標は小粒。
米国でNY市場終了時間間際に地区連銀経済報告(ベージュブック)が
発表されますが、それ以外には特に注目すべき指標もありません。
株価は昨日10日振りに下落となりましたが、非常に値幅が小さい下落。
相場が常に右上がりであることもないので「ぼちぼち」の下落が
期待されるところですが、為替相場に直結することを期待しましょう。

【本日の戦略】
二週間前にはじわりじわりとクロス円の買いが始まるであろう時期。
そのころから連日のように株価が上昇し、クロス円は連動して円安方向、
すなわち買いの方向へ傾きました。

先にも述べましたが、相場が常に右肩上がりであることはなく、
いずれは呼吸のように下落する場面があります。
今回はその訪れが本日水曜日から週末にかけてあるのではと期待しています。
そのチャンスを狙ってのクロス円の売りが面白いかもしれません。

クロス円の中長期トレンドは買いですので、売ったら早々に
利益確定するのが吉でしょう。

来週は指標が多い、いわゆる大荒れ相場。
テクニカル的に上昇感が一服の休みを遂げようとしている今、
本当の上昇力が来週試されようとしております。

もしこの混沌とした相場に自信がないのならば「休むも相場」が
ベストな戦略です。

相場は自己責任で!

とあるエンジニアK

http://kawasenikki.blog69.fc2.com/

2009/07/28

しましまさん

流れはリスク選好へ

週明けの昨日は、先週に続きリスク選好の流れ優勢で、株高、
円売りとなりました。
ドル円は95.37円、ユーロ円は136.08円、ポンド円は157.46円、
オージー円も78.62円の高値を付けました。

昨日発表された米6月新築住宅販売件数は、市場予想35.2万件に対し
結果38.4万件、上昇率は前月比+11.0%、2000年12月以来の高い伸び率で
大変強い結果となり、リスク選好の流れを後押ししました。

本日予定されている主な指標は以下のとおりです。

米・5月S&P/ケース・シラー住宅価格指数
米・7月消費者信頼感指数
米・7月リッチモンド連銀製造業指数

米5月S&P/ケース・シラー住宅価格指数は、市場予想-17.90%
となっています。
昨日発表された米6月新築住宅販売件数も前月比+11.0%の
38.4万件と、市場予想の35.2万件を上回る強い結果となるなど、
最近発表される指標からは米住宅市場に明るい光が見え底入れ
期待高まる中、今日も強い結果となるかに注目です。

また、今週は総額1150億ドルの過去最大規模の米国債入札が行われ
今日は2年物420億ドルの入札が予定されています。

ドル円は昨日95.37円まで上昇したもの、なかなか95円台前半を
しっかり超えてこれません。
上昇基調ではあるものの、上値も重い展開はまだしばらく継続しそうです。
ユーロドルは堅調に推移し、昨日は一時1.4297ドルまで上昇しましたが、
今回も1.43ドル超えはならず、その後1.42ドル台前半まで反落しています。
ユーロドルの上昇基調は継続しており現在上値トライの最中ですが、
今週いよいよ6月3日の年初来高値1.4338ドルを超えて更なる上値を目指すのか、
まだまだ超える力はなくレンジ継続となるのか、クロス円にも大きな影響を与える
ユーロドルの動向を引き続き注視したいです。

2009/07/27

為替見習さん

各国オープン前後のテクニカル変化に注目。

今週は各通貨の中期テクニカルが重要な位置にあるため
それが明確に変化するか攻防で跳ね返されるのかを見る上で
各国市場オープン前後の動きやそれに伴う力関係の変化、
そしてテクニカル面での変化が重要となりそうです。

ではまず金曜NY終値時点のドル円、クロス円テクニカルをおさらいすると、

・ドル円=短期が上向きで下の抵抗帯上限に位置。
  中期は下向きで上の抵抗帯半ばに位置。
・ユーロ円=短期が上向きで下の抵抗帯上限に位置。中期はフラット。
・ポンド円=短期が上向きで下の抵抗帯下限に位置。中期はフラット。
・スイス円=短期が上向きで下の抵抗帯上限に位置。中期はフラット。
・カナダ円=短期が上向きで下の抵抗帯上限に位置。中期はフラット。
・豪ドル円=短期が上向きで下の抵抗帯上限に位置。中期はフラット。
・NZドル円=短期が上向きで下の抵抗帯下限に位置。中期はフラット。

という状況になっていて、ドル円は先週前半で
ある程度円高方向へと推移していたものが
水曜で一旦膠着気味のテクニカル状況へと変化し、
それが木曜に大きく放たれる形となりました。

この動きによって中期は下向きで継続していますが、
上の抵抗帯半ばあたりまで上げてきていますので、
抵抗帯上限にかけては転換するかどうかの重要な攻防になります。

このまま今週も短期が明確な上向きをキープできれば
中期が上向きに転換する可能性も出てくるわけですが、
中期の抵抗帯は非常に重要な攻防となりますし
容易に抜けないことも多かったので注意が必要です。

そしてクロス円中期はこれまでと変わらずフラットですが、
幾分位置は良くなっているためこのまま勢いが継続して上向きになるか、
もしくは再びここで上値を抑えられて下向き転換が見えるのかどうか。

中期がフラットだけに短期が上向きで数日継続すれば
中期もフラットから上向きへと変化していく可能性が高いですし
逆に短期が下向きで数日継続すると中期にも影響が出るので
今週も短期の動きと下方向への注意を怠らないようにしたいですね。

今日は夜に米国の新築住宅販売件数を控えていますが
基本的には各国オープン前後のテクニカル状況や
NY市場中盤以降の力関係の変化をベースにして
今週の戦略を立てていくイメージで良いと思います。

そして今週も日々大きく変動することを考えて
資金管理を万全にしておくことは大前提として、
ハイレバでのポジション構築は避けておき
取引する場合はなるべくこまめな決済をしていくと
自分で消せるリスクを消せて良いかもしれませんね。

今週の取引戦略としては短期・中期がバラバラのドル円は
この状況に変わりが無ければ安全重視で様子見しつつ
短期・中期が揃う場面を待ちます。

またクロス円は中期がフラットですがやや完全していて
短期が上向きのものがほとんどなので、短期がさらに明確になり
節目をクリアするなど明確な勢いがあると判断できた場合は
順張りロングをベースとして取引していく考え。
クロス円については短期が悪化するようであれば
テクニカル的には不安定になるので様子見に切り替えます。

そして取引の優先順位については通貨間の力関係を都度確認して
「同じ1ポジションを持つならどの通貨ペアが最も低リスクか」
ということを見て決めていく予定です。

それでは、今日も一日頑張ってまいりましょう!

2009/07/22

ダメおやじさん

皆既日食、相場は大きく動くのか?

こんにちはダメおやじです。

集中豪雨で被害がでているところも多いようですが、
大阪は意外と雨は少ないですね。
しかし、蒸し暑くてたまりません。
体がダルくなる時期ですので、体調に気をつけて下さいね。

本日は皆既日食ですが相場は大きく動くのでしょうか。

さて、ドル円ですが、今週に入って米企業決算は良好ですが、
週明けは94.50円を越え、安値売りのストップを巻き込んだものの
株高のリスク志向から、ドルと円は売られ94円割れまで下落しました。

昨日はCIT破綻懸念が蒸し返された他、バーナンキ議長の議会証言で
米金融緩和の長期化を示唆したため、米金利低下によって一時95.25円
まで売られました。

やはり失業率が高止まり状態では消費も伸びず、
利上げは困難かも知れませんね。
何れにしても米企業決算の良さからのNY株高が、
ドル円高に繋がっていないようです。 


今週の動きから、ドル円は、やはり94.50円が大きな
上値抵抗ラインと思われ、越えてストップ買いを巻き込んでも
95円越えが一杯で戻り売り有利と見ています。

下値については、昨日の安値93.25円が、この1週間で3回も
反発しているため、93.25円を割り込めば売りたいところです。
次の抵抗ラインは91.80円あたりと見ていますが、この二つの
抵抗ラインを割りこむと、90円割れもあると見ていますが、
今月末は投信の設定も多いようなので8月ではと思っております。

本日はウエルズ・ファーゴ、モルガンスタンレーなどの銀行決算、
株価動向を睨んだ展開となりそうです。

2009/07/21

しーさん

円安の流れは頭打ちか?それとも?

毎年海の日になると、もう夏も本番だな、と思います。

この3連休は実家に帰省していましたが、
とあるサービスエリアでほぼ無料で色々な遊びを満喫してきました。

お金のかかる施設に遊びに行くのもいいですが、
無料でも十分遊べるところがあるので嬉しいです。

まだ子供も小さいし、このくらいのところで十分です。
ちなみにどこに行ったかというのは私のブログのほうをご覧下さい♪

【本日の注目指標】

今週は東京タイムは休場のスタートとなりましたが、
円売りの流れから始まりました。

本日もヤフーやアップルなどの好結果が期待できる決算の発表があります。

ダウ平均株価の行方は当面上向きのようですので、
リスク選考の地合いが続きそうですが
豪ドル買いやポンド買いなどはそろそろ
高値圏の上値ポイントにかかりつつあります。

戻り売りが狙える局面もでてくると思いますので、
売りでも買いでもどちらでもいけるように準備しておきたいと思います。

まずは午前中のRBA議事録があります。

月初のRBAでは据置きとなりましたが、
おそらく内容的には状況を見ながら判断する
といった無難な内容になるでしょう。

今日の議事録で急激な動きはでないとは思いますが、
じわじわと豪ドル買いにつながる材料となるかに注目です。

またNYタイムにはBOC政策金利があります。

カナダドルも資源国通貨の一つとして
買われている通貨です。

今回も据え置き予想となっており、
特に大きな動きはないと思われますが、
一応他のクロス円へ影響を及ぼすかも知れないので、
スキャルを狙う場合は22時の発表直後の動きは気にしておきたいと思います。

明日の担当はダメおやじさんです。
明日のコラムもお楽しみに♪

しー@たゆたいFX

http://fx-theory.seesaa.net/

2009/07/20

ZEROさん

NY時間を中心にトレード 東京・ロンドン時間は様子見

先週のドル円・クロス相場は、米企業決算・金融機関決算と経済指標に加えて、
米ノンバンクCITの破綻懸念が相場を動かす材料となりました。

金融危機以降の米決算に関しては、毎回ほぼ同じパターンで動いており、
米決算が近づけば警戒感から売られ実際に決算が発表されると
「予想したほど悪くない」となり買戻しとなっています。

米企業決算・金融機関決算が市場が懸念するほど悪化しないことは
大方の予想どおりでしたが、ゴールドマンサックスなどが好決算だったことに
比べると、シティグループなどは証券部門の売却益が黒字の要因となっただけで
「本業は決して良くない」という雰囲気も一部で広がっているようです。

こうした背景から、今週の相場は大きく下げていく懸念は少ないものの、
上値を追う向きも限定的となりそうで、揉み合いに入ると予想しています。

本日は東京市場が休場となりますので、トレードは参加者が多くなる
NY時間を中心にトレードし、東京・ロンドン時間は様子見としておきます。

ドル円相場チャートからは、8日の暴落以降超えていない94.50を、
しっかりと抜けれるほどの材料がでるかに注目しておきます。

下は3回トライして抜けれない91.50に注目をしておきますが、下は
相当株価が調整しないと抜けそうにないレベルで、やはり93-95円あたりで
レンジ相場となりそうです。

いずれにしても次の米雇用統計までは、決定的な材料に乏しく、
クロス円相場は株価の動きに合わせて上下するだけに留まりそうな
雰囲気ですね。

それでは本日も頑張りましょう!


【本日注目の経済指標】

23:00 米6月景気先行指数


※最終的な投資判断は、必ずご自身でお願いいたします。

明日の担当はしー様です。お楽しみに。

2009/07/15

とあるエンジニアKさん

クロス円の上昇相場、到来か?

本日(7/15)はとあるエンジニアKが執筆を担当させていただきます。

先週まで週間予報は雨一色。
しかし今朝見た週間天気は晴れマークがあふれております。
いよいよ関東地方も梅雨明けかな?
梅雨明けとなれば高校野球の予選が始まります。
今年も母校の応援のお誘いがきたのですが、残念ながら平日開催。
遠くで頑張る後輩達を応援したいと思います。

【本日の注目指標と対策】

本日の注目すべき指標。
一つはFOMC議事録の発表。
もはや金利動向はその低空飛行性から議論の余地がありませんが、
発されるそのニュースに素直に反応する可能性が高い指標です。
発表時間もNY時間の遅い時間とあり、相場参加者が相対的に
低いとされている時間のトリッキーな動きに 注意したいところ。
また、その結果は翌日の東京時間に大きく影響する可能性があるの 
でご注意。

【本日の戦略】

円に人気が集まった一週間が先週一週間。
株価下落に伴う円の高騰は一種のお祭り騒ぎの様相を示しました。
そして今週に入ってそれが一服し、昨日などは久々の上昇反転が見 
られました。
やはりクロス円の下落の先がある程度予想され、
そこまで落ち込む原因がない今の相場では反転上昇が相場の流れに 
思えてきます。
すなわち、週の戦略でも書きましたが買いの相場がやってきたわけです。

本日は前述のFOMC議事録以外にも欧州、米国で消費者物価指数の発表、
Ny連銀製造業景気指数も予定されており、指標発表に伴う株価の
動向に注意したいところです。

更には昨日から始まった米国大手金融機関の4-6月決算発表。
昨日発表されたゴールドマンサックスの決算は相場に確実に
インパクトを与えており、今日あるいは今日以降発表される
JPモルガン、バンク・オブ・アメリカなど、一時期相場を
にぎわせた金融機関群が再び、一時的ではありますが
ニュースの主役となるでしょう。

短期ニュースも重要ですが、
相場全体を支配する中長期的な流れを読むことも大切。
ドル円の買いを狙います。

相場は自己責任で!

とあるエンジニアK

http://kawasenikki.blog69.fc2.com/

2009/07/14

しましまさん

ドル円・クロス円、切り返す

昨日は、ドル円・クロス円とも欧州時間までは下値を試していましたが、
NY時間には米金融機関決算への期待からダウが大幅に上昇し、ドル円、
クロス円が買われる展開となりました。
昨日91.73円と安値を更新したドル円ですが、NY時間は大幅上昇し
今朝にかけて93円台回復、ユーロ円も130円台を回復、ポンド円も147.17円の
安値を付けた後NY時間には急上昇、現在は151円台前半まで上昇して
きています。
 
本日予定されている主な指標は以下のとおりです。

英・6月消費者物価指数
欧州・5月鉱工業生産
独・7月ZEW景況感調査
米・6月生産者物価指数
米・6月小売売上高
 
本日発表される指標群で注目度の高いのが独・7月ZEW景況感調査ですが、
先月も予想35.0に対し結果44.8と大幅に改善しています。
今月も予想48.0を上回る好結果となるでしょうか。

今週は米主要企業の第2四半期決算が数多く予定されており、
本日14日はインテル、そして好決算が期待されているゴールドマン・サックス
の決算発表が予定されています。
これら決算を受けてのNYダウの動向には注目したいと思います。
決算の数字が悪くNYダウがまた一段と下落ということになれば
リスク回避の円買い・ドル買い、逆に良ければリスク選好の流れとなるでしょうか。

昨日はドル円、クロス円は安値を試した後、NY時間には円売り・ドル売りとなり、
今日も今のところその流れが続いています。
ドル円は93円付近まで上昇しています、ここから93円付近をサポートに
93.20〜40円、そして9日の高値93.59円を超えて94円台へ上昇していけるのかを
見たいと思いますが、ドル円の上値はまだ重く、この93円台半ば〜後半を抜けて
しっかりと94円台まで上昇してくるのはかなり難しいのでは、まだまだもみ合うの
ではと考えています。

先ほども書きましたが、今日は日本時間の21:30 にゴールドマン・サックスの
決算発表が予定されています。
乱高下となる可能性がありますので、十分注意しておきたいです。

2009/07/13

為替見習さん

各国オープン前後のテクニカル変化に注目。

今週は先週水曜以降の円高トレンドが継続するかを見る上で
各国市場オープン前後の動きやそれに伴う力関係の変化、
そしてテクニカル面での変化が重要となりそうです。

ではまず金曜NY終値時点のドル円、クロス円テクニカルをおさらいすると、

・ドル円=短期・中期ともに下向き
・ユーロ円=短期・中期ともにフラット。
・ポンド円=短期・中期ともにフラット。
・スイス円=短期・中期ともにフラット。
・カナダ円=短期が下向きで上の抵抗帯下限に位置。中期はフラット。
・豪ドル円=短期が下向きで上の抵抗帯下限に位置。中期はフラット。
・NZドル円=短期が下向きで上の抵抗帯下限に位置。中期はフラット。

という状況になっていて、ドル円は先週ついに2月以来の中期転換。
そのまま木曜、金曜と短期から長期まで全て下向きで継続していますので
今週の焦点は早い段階で短期・中期がフラットまで戻せるかどうか。

ここで戻せないようなら中期的トレンドは数ヶ月単位で続くことが多いので
下方向への意識をしっかり持ちながら戦略を立てていくことになりそうです。

そしてクロス円も同じく2月以来の転換が見える位置まで来ていて
今後ここからさらに円が相場全体を引っ張る強い展開になれば
クロス円も2月以来の中期転換で下向きになる可能性もありますし
引き続き下方向への注意をしっかりと持っておくと良いでしょう。

逆にもし中期が転換して短期・中期と下向きで揃えば
順張りショートで攻めるには低リスクな相場となるので
普段から資金管理や柔軟な戦略が取れる状態にしている方は
下へ加速するとチャンスは増えるかもしれませんね。

またそのような動きの際には事前に準備ができていればチャンスとなる反面
資金管理やシミュレーションが不足していれば刈られやすい相場となるので
取引しない時間も常に資金管理とシミュレーションをしておきたいところです。

今日は全体的に重要な指標が少ない一日となっていますから
まずは通貨間の力関係やテクニカル面の変化を見ていきながら
明日以降のビッグイベントに備えて資金管理をしっかりしておくなど
自分で消せるリスクを消すことから始めると良いかもしれません。

そして今週も日々大きく変動することを考えて
資金管理を万全にしておくことは大前提として、
ハイレバでのポジション構築は避けておき
取引する場合はなるべくこまめな決済をしていくと
自分で消せるリスクを消せて良いかもしれませんね。

今週の取引戦略としては短期・中期が揃うドル円は
この状況に変わりが無ければ順張りショートを中心に。
クロス円はフラットな状態から上下どちらかに明確な方向性がつくまで
安全重視で様子見しておく考えです。

そして取引の優先順位については通貨間の力関係を都度確認して
「同じ1ポジションを持つならどの通貨ペアが最も低リスクか」
ということを見て決めていく予定です。

それでは、今日も一日頑張ってまいりましょう!

2009/07/08

ダメおやじさん

G8の要人発言、株価の動きに注目

こんにちはダメおやじです。

大阪は湿気ムンムンで蒸し暑いですが、
クーラーのつけ過ぎは体調を崩しやすいので気をつけて下さいね。

さて今週に入り、株安、原油安から調整色を強めているクロス円ですが、
特にポンド円の下落幅が大きくなっております。

今年1月の120円割れから6月の162.60円まで40円強
上昇した中で、英ファンダの弱さを囃し、ポンド円、ポンドドル共
大きくポジションは売りに傾いていましたが、ここにきて国内顧客
ポジションは大きく買いに傾いており、IMMのポンドドルのポジションも、
ほぼイーブンになってきたため、ポンドの買い戻し圧力はなくなったと思われ
逆にこれからは高値買いの投げがでやすい状況と思われます。

日足では75日移動平均線を捉える151円割れまで下落するのか、
一気に150円割れまで下げるのか注目ですが、何れにしても戻り売りが
有利と見ています。

世界景気回復期待で、楽観的に株や原油、リスク通貨が買われてきた
咎めがでてきたようですが、米雇用統計から楽観論が消え、
追加景気対策の必要性がでてきているようです。

個人的には、明日のBOEの声明文で量的緩和拡大がでるかどうかですが、 でればポンドは一段安必死と見ております。 本日はG8の要人発言、本日から始まる米企業決算に絡んだ 株価の動きに注目です。 また米商品先物が投機取引規制を検討とのことなので、 原油などからファンド勢が撤退の可能性も有り、原油相場の動きにも注意です。

2009/07/07

しーさん

RBA政策金利

今日は7月7日。七夕です。

娘が幼稚園で短冊を作り、願い事を書いていましたが、
「フレッシュプリキュアになりたい」ですって。

看護婦さんになりたいとかお嫁さんになりたい
かと思いきや、そっち系ですか・・・。

【注目指標】

本日の注目指標は、13時30分に発表されるRBA政策金利です。

市場の予想は3.00%の据え置きでほぼ一致しており、
声明内容に注目が集まります。

今週ののっけから調整相場となっていますが、
声明にて今後の利下げ観測が払拭されると、
期待感からの豪ドル買いもでてくるでしょう。

逆に万が一の利下げや、今後の利下げに含みを持たせる
内容となると、もう少々調整相場が続きそうです。

17時30分に発表される、英・鉱工業生産や製造業生産高も、
Bクラスの指標ではありますが気にしておきます。

昨日のNYタイム序盤は円高が進行しましたが、
今朝にかけてダウ平均が回復すると、
ショートカバーの動きもでてきました。

本日は昨日の下落の反発が期待できますが、
やや大きめの下落後の反発は半値程度を目安として、戻り売りで
再度昨日と同水準までの下押しを狙うというのがパターンと
なります。

このパターンに当てはまるようであれば戻り売りを狙い、
昨日の下げ止まりラインを下抜けないようであれば、
押し目買いを狙いたいと思います。

明日の担当はダメおやじさんです。
明日のコラムもお楽しみに♪

しー@たゆたいFX

http://fx-theory.seesaa.net/

2009/07/06

ZEROさん

米6月ISM非製造業景況指数の発表

先週のドル円・クロス円相場は、3日(金)は米独立記念日の
振替休日で米国休場となっています。

米3連休の影響で繰り上がり2日(木)に発表された米6月雇用統計は、
非農業部門雇用者数が-46.7万人となり、市場予想よりも10万人程度
悪い結果となりました。

これを受けてドル円・クロス円相場では、リスク回避の「円買い」が
強まり、ドル円は95.70付近まで下落、3日(金)は小動きのままクローズ
しています。

本日は米6月ISM非製造業景況指数の発表があり、経済指標では
これに注目をしています。

日本時間夜中2:00には米国債の入札があり、最近のトレンドとなりつつ
あるため、これも材料視される可能性がありそうです。

他では今週開かれる予定のG8サミット、プーチン・オバマ会談、
米企業決算に対して、要人発言や思惑が出る可能性がありそうです。

ドル円相場は2週続けて非常に狭い値幅での推移が続いており、
今週は上は中国の経済指標を受けて上昇したと思われる97.00に
注目をしています。

少なからずストップロスの設定はありそうで、これを抜けると
上昇に弾みがつく可能性があります。

下方向は95円を割れて90円台前半に入ると確実に押し戻されていた
ドル円ですが、90円台前半のレンジに収まる時間が延び、投資家の目が
慣れてくると90円台後半のレンジに当分戻れなくなる可能性もあるため、
安易にロングポジションを取らず、今週も順張り中心でトレードして
いきたいと考えております。

いずれにしても上記材料と株価、長期金利の反応を見ながらトレンドに
乗って行きたいと思っております。それでは今週も頑張りましょう!

※最終的な投資判断は、必ずご自身でお願いいたします。

明日の担当はしー様です。お楽しみに。

2009/07/01

とあるエンジニアKさん

得点よりも失点を防ぐのが投機家への道

今日から7月です。
夏が近づくと夏休みを思い出します。
学生時代は本当に長い夏休みだったなぁと、社会人の今になって
思います。

働きアリとも言われる我々日本人の夏季休暇期間は先進国では
最も短いようで、平均にして5日。
日本人の感覚からして当たり前なのでしょうが、海外から言わせれ 
ばクレイジーなのだとか。
欧米人の休暇の取りっぷりは見事であり、自分も時々その姿を垣間 
見ることができるのですが、長期休暇用にきちんと引き継ぎまで
行って休む様子は、その習慣が確実に身に付いているのだなと
感心します。

そしてその引き継ぎがうまくいってなくて「彼に聞かなければわか 
らないが彼は夏休みだから・・・」
そんな言い訳に歯ぎしりして苦笑いする日々が近づいております。

さて今年の夏休み、どこに行こうかな。

【本日の注目指標と対策】

本日の注目すべき指標は主に二つ。
第一に東京時間に発表される日銀短観。
海外でもTANKANとして注目される指標は今日から始まる第二 
四半期の行方を示してくれます。
米国の後を追うようにして下落を続けた日本経済でしたが、
「出口」が期待されるこの時期。
発表次第で株式相場が動く可能性もあり、東京時間とはいえども
侮れません。

そしてやはり注目したいのがADP雇用統計。
今週末に迫っているKING OF 指標の雇用統計の前哨戦です。
ただ前哨戦は前哨戦なわけで、週末に比べると動意は期待できません。

【本日の戦略】

株価下落に伴う為替相場のクロス円を中心とした下落。
それが一息ついて少しばかり方向性の見えない相場となってしまい 
ました。
いまだ出口は見えずという見方と、一方で出口は近いとの見方もあり、
ファンダメンタルでは上昇下落の綱引き状態が続いているここ1, 
2週間の相場です。

そうなれば自然と注目されるのはテクニカルによる相場の動き。
が、それもファンダメンタルに伝染するように今週に入ってからは 
動きがわからない状況が続いております。
チャートに対して無理に線を引けばなんとなくそれっぽいものが
解説することは可能でしょうが、自分としては無理に判断
することは避けたい相場です。

すなわち、動意が薄ければそれもまた休むチャンス。
得点を挙げることよりも少しでも失点を防ぐ一昔前の日本の
サッカーの如く、(今もなんですかね?)
このような相場ではおとなしく動きが戻るまでは様子を見ることに 
したいと思います。

相場は自己責任で!

とあるエンジニアK

http://kawasenikki.blog69.fc2.com/

尚、このサイトは情報提供を目的としており、投資の最終判断はご自身でなさるようお願い致します。本サイトの情報により皆様に生じたいかなる損害については弊社及び執筆者には一切の責任を負いかねます。