兵ブロガーバックナンバー(2009年08月)|FX|外為オンライン FX取引 − あなたの為の、外為を。

バックナンバー 2009年08月

2009/08/31

ZEROさん

経済指標よりも本邦政権交代のほうが材料

先週のドル円相場は、じりじりと頭が重くなる展開が続き、
値幅は狭いながらも円高方向へ進み93円台でクローズしています。

週末には総選挙があり、民主党が事前予想通りの圧勝、政権交代となりました。

材料としては円買いの材料ですが何かサプライズがあったわけでもなく、
朝方は多少円買いが出た程度で株式市場の反応待ちとなりそうです。

本日はロンドン休場となっており、NY時間には米8月シカゴ購買部協会景気指数の
発表が控えています。

本日は経済指標よりも本邦政権交代のほうが材料としては大きいかと思います。

今日に関してはドル円の上値は引き続き重い展開を予想しておきます。

明日以降は9月相場ということで、米8月ISM製造業景況指数〜米8月雇用統計まで
大きなイベントが目白押しで気が抜けない一週間となりそうです。

9月と言えば忘れてはいけないのがリーマンショック一周年で
昨年リーマンブラザーズが破綻した9/15が近づくとマーケット参加者の警戒感が
一時的に強まるかもしれません。

日米の株式市場もこの2週間は予想どおりに「踊り場入り」しており日経は10500円台、
NYダウは9500ドル台あたりを彷徨いました。

またイベントの通過待ちで動かなくなるのか、それとも次の段階に入り新たな
トレンドに入って行くのかに注目をしながらトレードしていきたいと考えております。

デイトレードでは、上記バックボーンを念頭に置きながらもいつも通りに
8月ISM製造業景況指数や米8月雇用統計などを中心に動いたほうに順張りで
ついていきたいと思います。

それでは本日も頑張りましょう!

※最終的な投資判断は必ずご自身でお願いいたします。

2009/08/26

とあるエンジニアKさん

順張りモードまで待つ相場

本日(8/26)はとあるエンジニアKが執筆を担当させていただきます。

先日、とある友人の結婚式に出てきました。
サマーウェディング(どっかの歌にあったような?)とあって、
非常に暑い中でしたが、真っ青な素晴らしい天気のもと結婚式を挙げることができ、
お二人とも非常に幸せそうで、いくばくかの幸せを分けてもらいました。

そしてなぜかブーケトスをいただきました。
今回の結婚式は新婦がブーケを投げるのではなく、
新郎がブーケ・・・ブロッコリーを投げるブロッコリートス。
シングル男性が集められ、えいやーと投げた先にいたのは自分・・・
ということでブロッコリーをいただきました。
喜んでいいのか・・・次に結婚するのは自分なんでしょうかね?

ブロッコリーは次の日のお弁当で美味しく頂きました。


【本日の注目指標と対策】

本日の指標。
ロンドン時間ではIFO景気動向。
そしてNY時間では新築住宅販売件数が発表されます。

テクニカルがどうもおとなしく、ファンダメンタルのプラス要因と
マイナス要因が綱引きの昨今。
注目するにこしたことはないのですが、期待するよりは大きく動かないであろう
二つの指標です。


【本日の戦略】

バーナンキ議長の続投ニュース。
プラス要因になるかと思いきや相場はそこまで反応せず、
どうやらエネルギー絡みのニュースがマイナス要因となったようです。

ちなみにバーナンキ議長が就任したのは今からちょうど3年ほど前。
ちょうど自分が学生から社会人になるべく就職活動の真っ最中でした。
FRB議長を5期つとめたグリーンスパン前FRB議長の発言の
インパクトが非常に強かったのを覚えています。

彼は20年近くもFRB議長を務め、アメリカの経済最前線を戦ってきました。
就任直後のブラックマンデーに直面した時のように、バーナンキ議長も
同様の危機を体験。

むしろその規模は世界規模でブラックマンデー以上とも言えるかもしれません。
荒波を大きく超えることで評価される彼の手腕。
今後ともバーナンキ議長とFRBが繰り出す政治手腕に注目したいところです。

話がそれましたが、クロス円を中心に見ている今の相場。
テクニカルの点からクロス円の買いを目指したのですが、どうも調子が悪いようです。
むしろテクニカルを再度見直すと、月曜日の時点よりもクロス円下落の様相を
示しております。

例えばポン円などは162円を頂点とする山の形。
前回頂点の際はヘッドアンドショルダーを形成するのかと思いきや、
再度上昇の形をとりましたが果たして今回の下落はどうなるか気になるところ。
どちらにしても月曜日に読者の皆様へ示しましたポン円の買い戦略は修正が必要です。

ここから仕切り直しの買いを仕掛けても面白いかもしれません。
チャート外形、MACD、ポリンジャーバンドなどそれぞれの指標は、
逆張り派たる自分の感を呼び起こし、「買え」と命令してきます。
しかしここは我慢して順張り買いモードになるまでまとうと思います。

相場は自己責任で!

とあるエンジニアK

http://kawasenikki.blog69.fc2.com/

2009/08/25

しましまさん

95円の壁厚いドル円

週明けの昨日、ドル円は先週末の米・7月中古住宅販売件数の好結果や
バーナンキFRB議長の世界経済回復に向けての力強い発言により
急進した流れを引き継ぎ、95.06円まで上昇しましたが、
95円の壁は非常に厚くドル円は94円台に押し戻される形となりました。

本日予定されている主な指標は以下のとおりです。

独・第2四半期GDP・確報値
米・6月米S&P/ケース・シラー住宅価格指数
米・8月消費者信頼感指数

今日は6月米S&P/ケース・シラー住宅価格指数の発表が
予定されています。
米国住宅市場は回復方向へ向かいつつあるという認識が多数です。
米住宅指標はへの関心は高いですし、気をつけておきたい指標です。
日本時間26日1:15にはビーンBOE副総裁の講演も予定されています。
先週のBOE議事録以降、上値が重く売られているポンドですが、
ビーンBOE副総裁の発言が影響を与えないか注意しておきたいです。
また、今日は2年物420億ドルの米国債入札が予定されています。
入札が好調に終わり、米長期金利も落ち着いて推移するのかに
注意しておきたいです。ドル円は昨日95.06円まで上昇したものの、
95円台にタッチしたのみですぐ94円台へ下落、
95円台へしっかり乗せることができません。
引き続き上値の重い展開で、なかなか95円台へ乗せていくのは
難しそうですが、ここから徐々に下値を固めながら、もみあいから
上昇へ変化していくのでしょうか。

ユーロドルも1.43ドル台から上へは伸びることができず、
一旦1.42ドル台へと下げましたが、ここから再上昇し、8月5日の高値
1.4446ドルを目指す動きとなるかを見たいと思います。
 
動きの読みづらい相場が続きますが、今日もあまり無理せず頑張りましょう。

2009/08/24

為替見習さん

ドルストレートの動きに注目

先週は米国債償還・利払い明けの相場だったこともあって
円高がどの程度加速するかという点に注目が集まった一週間でしたが、
前半こそある程度円高となったものの後半は落ち着いた相場となり
金曜にはバーナンキFRB議長講演後に円売りが加速するなど
それほど明確な方向性がつかない状態で引けました。

特に金曜はNY終値ベースの対円変動率が全体的に低めで
最も強かったNZDで0.86%、続いてCADが0.73%、EURが0.70%、
CHFが0.69%、AUDが0.56%、USDが0.18%、GBPが0.17%という状況で
ドルストレートや他の通貨ペアも軒並みこの程度の状況。

そのためテクニカルや通貨間の力関係も膠着気味で
また膠着からのブレイクが見えるような形になりつつあるので
週明けの窓開きや各国オープンの初動に注意したいですね。


さて、では金曜NY終値時点での各通貨テクニカルをおさらいすると
ドル円は金曜よりやや改善して短期は下向きで上の抵抗帯上限に。
中期は下向きで上の抵抗帯下限に位置してこちらは変化なし。
長期もこれまで通り下向きで継続しています。

一方クロス円のテクニカルも金曜よりやや改善。
ポンドを除く各通貨は短期が上向きに変化。
ポンドは一応下向きからフラットに戻しています。

また中期はこれまで通り上向きで継続していて
金曜の動きで少し位置を上げている状況ですが
明確なトレンドが発生するときの状態には遠く
まだ完全に勢いが出ていないなという印象。

NZD>CAD>EUR>CHF>AUD>USD>GBP>JPYとなっていて
円が弱い位置で継続しているなど木曜と似たような状況ですが
それぞれの差は少ないため週明けでどのように変化するかが焦点です。

今週は米指標がS&Pケースシラー住宅価格指数、消費者信頼感指数
住宅価格指数、耐久財受注、新築住宅販売件数、個人支出・個人所得、
PCEデフレーター・コアデフレーター、ミシガン大消費者信頼感指数確報と
変動要因となりえる重要指標が多く控えています。

その他にもカナダの小売売上高、ドイツのIFO景況指数、NZの貿易収支、
日本の消費者物価指数に英国の2QGDP改定値などを控えていますし
先週はNY株式市場や上海株式市場の動きなども為替相場に影響し、
それによって動きが出る可能性も十分ありますので
まずは早いうちに資金管理を万全にしておきたいですね。

特にNY株式市場動向はドルストレートの動きに直結しますし
それによってクロス円も大きく影響を受けることもあるため
取引前には十分なシミュレーションを行いたいところ。

個人的な今週の取引戦略としてはドル円は不安定なままですので様子見。
クロス円は短期がさらに上に加速して短期・中期が明確に揃えば順張りロング。
それまでは様子見してテクニカル状況を見ていく考えです。

そして取引の優先順位については通貨間の力関係を都度確認して
「同じ1ポジションを持つならどの通貨ペアが最も低リスクか」
ということを見て決めていく予定です。

それでは、今週もがんばりましょう!

2009/08/19

ダメおやじさん

半値戻しの158円までの戻しがポイント

こんにちはダメおやじです。
お盆も終わり、朝晩は少し過ごしやすくなった気がしていますが、
大阪では残暑の厳しい夏が続いています。

さて、ポンド円相場ですが、週明けはアジア、欧州、米と
株安となり下落しましたが、昨日は株価の反発で切り返したように
完全に株価連動相場となっております。

特に昨日のポンドは、円だけでなくドル、ユーロに対しても
大きく買われ全面高になっています。
しかし、先週160円越えでは何回も売られたように、160円越えは
私は難しいと思っていますし、160円以上の高値買いが取り残されて
いるため戻り売り有利と見ております。

目先は163円の高値から週明け153.47円まで10円弱下げた相場ですので、
半値戻しの158円までの戻しがポイントとなりそうです。

移動平均線から見ると157.37円の25日線を上に抜けれるか、
155.23円の75日線を下に抜けれるか注意したいですね。

本日は特に重要指標もないため株価に連動した動きになりそうで、
私もポンド円のチャートと株価のチャートを見ながら悪戦苦闘しています。

今週も後、3日頑張りましょう^^。

2009/08/18

しーさん

円高の歯止めはどこ?

【本日の注目指標】

昨日は株安の流れから円買いが活発化し大きく円高に振れました。

しかし現在はリスク選考と回避の狭間で行ったり来たりしている状態で、
このまま円高が大きく進むとは思えません。

今月初旬までの円安の調整期間が終われば、
再び円安に向かうと考えています。

あとはそのタイミングだけということになりますが、
昨夜のNY連銀指数でも事前予想値より大幅に良い結果になるなど、
経済指標は改善の兆しを示し続けています。

株安の影響でクロス円買いは進んでいませんが、
本日の経済指標でも同様に好結果となると、
昨日の円高はよい押し目だったということになり、
絶好の仕込み場所となりますので、
重要指標結果は大注目です。

その注目の指標ですが、本日は以下の項目があります。

17:30 英・消費者物価指数
18:00 独・ZEW景況感調査
21:30 米・生産者物価指数
21:30 米・住宅着工件数

英CPIについては先日のBOE四半期インフレレポートにて、
物価指数の先行きが過小評価されポンド売りにつながっているのが
確認される結果となるかがポイントです。

ポジティブサプライズとなるとポンド買いへと傾斜するでしょう。

152円後半には強力なサポートラインが控えていますので、
下落してもそこまでと見ておき、ある程度のリスクを覚悟で
勝負するのもありだと思います。

しー@たゆたいFX

http://fx-theory.seesaa.net/

2009/08/17

ZEROさん

トレンドが発生するのを待って順張り

先週のドル円・クロス円相場は、13日に発表された米7月小売売上高-0.1%や
14日米8月ミシガン大消費者信頼感指数・速報値63.2ポイントなどを受け
週後半は売られる展開となりました。

米雇用統計直後には96円レベルをしっかりと上抜け「しばらく強含み」と
予想していただけに、大きく外れる結果になりました。

本日は米8月ニューヨーク連銀製造業景気指数、6月対米証券投資の発表があります。

今週は最近の改善が著しい住宅関連指標や米8月フィラデルフィア連銀景況指数
が発表されます。

株式市場は世界的に踊り場に入ってくると考えています。
株価が安くならない限りは買いが入りにくい、上値は追わない展開が続くと
考えています。ドル円・クロス円相場も同様に揉み合い〜やや弱いイメージです。

本日のトレードはNY時間に発表される米経済指標、米国株価、米長期金利を
みながら上下ともにあまり先入観を持たず臨機応変にトレードしたいと思います。

基本的には「トレンドが発生するのを待って順張り」したいと思います。

ドル円相場で下は先週安値94.42、94.00。
上は95円台に戻せるのかをポイントに見ておきます。
値動きとしては、急騰・急落という展開よりも、
先週金曜日のようなじり安・じり高という値動きが多くなりそうな雰囲気で、
順張りするにしてもしっかりと戻りや押し目を狙いたいところです。

それでは今週も頑張りましょう!
明日の担当はしー様です。
お楽しみに!

※最終的な投資判断は、必ずご自身でお願い致します。

2009/08/12

とあるエンジニアKさん

急落のチャンス相場到来

本日(8/12)はとあるエンジニアKが執筆を担当させていただきます。

前回当コラムを担当した際には南北アルプスのとある山々を
登ってきたと書きましたが、今度は日本最高峰たる富士山を制覇してきました。
幸いにも天候に恵まれ、素晴らしい景色を堪能することができました。
朝のご来光を目指す時間帯で登ったのですが、
あの高速道路の渋滞のように山頂まで延々と続くヘッドライトの流れ・・・
少々人の多さには閉口しましたが、それもまたいい思い出となりました。

“相場もアルプスの尾根のように上昇と下落を交互に繰り返すのではなく、
富士山のように上昇し、頂点で下落するという簡単なチャート外形を
示してくれればなぁと思います。“

と前回書きましたが、今は下りの相場を迎えようとしております。

【本日の注目指標と対策】

先日の雇用統計に続いて本日も大きな指標。
本日は米国FOMCによるFF金利の発表となります。
金利発表云々よりも気になるのは長期債券売買の件。
なんらかの声明があればダウ平均や為替相場に直結。
さらにはNY時間後半なことから、朝一の日本株式の寄り付き・・・
といってもお盆相場で閑散としているのでしょうがね。
欧米もサマーバケーションということでプレイヤーが少ない中、
急落のクロス円などに注意したいところです。

【本日の戦略】

じわじわと上昇するクロス円。
自分のような逆張りを自任する中長期プレイヤーにとって、
少々苦手な相場であり、クロス円にはしばらく足が
向かなかったのですが、このような下落相場が到来した場合には
チャンスとばかりに売りを仕掛けようと思っております。
中長期トレンドでは上昇であり、前回高値から一歩先にぐぐっと
上昇しようとしている今、エネルギーが切れたかのように頭を
もたげて下がったクロス円。
ファンダメンタルの追い風でクロス円は買われ続けるのかと思いましたが、
テクニカル的にきついところでの下落。
おそらくこの下落は前述の中長期上昇トレンドの中での一服下落であり、
ここは2,3日は続くであろうこの下落と、その後の上昇に備えた買いのチャンス。
両方でとれる相場に思えます。

まずは売りを仕掛け、下落の幅、時期、
そしてファンダメンタルを見極めて買いを入れたいところです。

相場は自己責任で!

とあるエンジニアK

http://kawasenikki.blog69.fc2.com/

2009/08/11

しましまさん

調整の流れへ

昨日は、先週の雇用統計後の流れは続かず、ずるずるとポジション調整が進み、
円が買われる流れとなりました。
ドル円は一時97円を割れ96.9円、ユーロ円は137円割れの136.92円までの調整となりました。
また、昨日は大きな材料がない中、ポンドの弱さが目立ちました。
ポンドドルは高値1.6717ドルから1.6429ドルまで大幅下落、ポンド円は高値162.77円から
159.37円までの下落となりました。
 
本日予定されている主な指標は以下のとおりです。

11日:日銀政策金利発表
11日:独・7月消費者物価指数・確報 
11日:英・6月商品貿易収支
11日:加・7月住宅着工件数

本日は日銀政策金利発表が予定されていますが、特に為替に影響はないものと
思われます。
また、米国債入札ですが、今日は3年債370億ドルの入札が予定されています。
米長期金利は落ち着いて推移するのか、入札の影響には注意しておきたいです。

ドル円は昨日97.66円でスタートしたものの、徐々に下落し97円付近での
推移となっています。
上値の重い展開で、8日の高値97.78円をあっさり超えるのは難しそうです。
ユーロドルも頭の重いスタートで、昨日は1.42ドル台前半まで上昇したものの
その後はずるずると下落し、NY時間には一時1.4104ドルまで下落しました。
今日は1.41ドル台は保ち、基本的な堅調さを維持できるのかを見たいと思います。
今日は明日にFOMC政策金利発表を控えているため動きづらいですし、
方向感がはっきり出ないことが予想され、方向が読める流れとならなければ
あまり無理をして取引をする必要はないと思います。

2009/08/10

為替見習さん

各国オープン前後のテクニカル変化に注目。

今日は雇用統計明けということで、各国市場のオープン前後の動きで
各通貨の短期テクニカルや通貨間の力関係に変化が出るか
週後半を見ていく上でも非常に重要な一日となります。

先週金曜の引け方を見てみると各通貨膠着から抜けている状況が明確で
NY終値ベースの対円変動率は最も強かったNZDが2.26%、続いてUSDが2.16%、
CADが1.75%、AUDが1.69%、GBPが1.59%、EURが0.92%、CHFが0.90%と
ある程度地域間の傾向も出ながら値動きもしっかり出ている状況です。

この動きで注目してきたドル円中期テクニカルは上の抵抗帯を大きく抜け、
週前半の動き次第では7月上旬以来の上向き転換が見えてきました。
早めに判断する場合はここで上向きになったと見ても良い地点なのですが
今週は日銀・FOMC政策金利発表に加えて8月のアノマリーも気になるので
念のため週前半で下を固めることを確認して判断する考えです。

ではまず金曜NY終値時点のドル円、クロス円テクニカルをおさらいすると、
ドル円は短期が上向き、中期がフラットで上の抵抗帯を強く
抜けていて週前半の動き次第では中期が上向きに転換しうる位置につけています。

一方クロス円は円が大きく売られたことで短期・中期ともに上向きに。
これで短期・中期が上向きで揃い、順張りで攻めるには低リスクな相場なので
個人的にも今週はこのテクニカル状況に変化がないor加速する限り
順張りロングで高回転取引を行っていきたいと考えています。

今日は特に重要な指標などの予定がありませんので
基本的には各国オープン前後のテクニカル状況や
NY市場中盤以降の力関係の変化をベースにして
今週の戦略を立てていくイメージで良いと思います。

そして今週も日々大きく変動することを考えて
資金管理を万全にしておくことは大前提として、
ハイレバでのポジション構築は避けておき
取引する場合はなるべくこまめな決済をしていくと
自分で消せるリスクを消せて良いかもしれませんね。

また週間予想のほうでも書いたのですが
例年8月は夏休み突入とともに相場が薄くなることが多い上
8月は米国債の償還(+利払い)からのドル売り懸念や円高懸念、
いわゆる【為替相場における8月のアノマリー】の存在もあります。

実際に昨年8月は前半ドル円がジリジリ上げる堅調な相場だったのですが
8月15日につけた110円半ばを頂点として円高トレンドが始まっていて
12月に87円台をつけるまで戻しは入りながらも円高トレンドが継続しています。

一昨年に関しても同じように6月に124円をつけたあと少し下げつつ8月に突入。
そして8月頭で118円台だったものが8月半ばの15,16,17日で
7円もの下落を見せて一気に111円台をつけているなど、
僕が取引を始めた2002年以降は、2006年を除いて
ドル円は円高に動いているため注意しておきたいところです。

いずれにしてもまずは資金管理に余裕を持たせることで
リスク許容できる範囲を広げるなどの工夫をしておきたいですね。

それでは、今日も一日頑張ってまいりましょう!

2009/08/05

ダメおやじさん

96円を越えれば押し目買い、94円を割れれば戻り売り有利

こんにちはダメおやじです。
各地で梅雨明けの声も聞かれ、これからいよいよ夏本番ですね。

さて95円中心で膠着しているドル円ですが、昨日も日欧で下げた後、
NY市場で住宅指標が良かったため95円越えまで戻し、
往って来いの動きとなりました。

住宅、自動車、金融も回復期待、NY株が年初来高値を更新しているため、
投機資金が原油や新興国株、資源国通貨に集中しており、円・ドルは売られ、
ドル円は動きが取れなくなっています。

94円〜96円のレンジ相場となっていますが、
明日のECB、BOEで欧州通貨対ドルに変化が出てくるのか、
週末の雇用統計でレンジを放れるのか注目しています。

強気は、「米経済は最近の指標から底を打った」と見ていますが、
弱気は「住宅は価格は上がらない、自動車は減税効果で雇用も改善されない、
株もバブルでもう一度大きな下げが有る」と意見は分かれているようです。

取りあえず、今は様子見ですが96円を越えれば押し目買い、
94円を割れれば戻り売り有利と見ています。

本日は英鉱工業生産、米ADP雇用統計、米ISM非製造業景況指数に
注目ですが、週末にかけてドル円・クロス円とも乱高下が予想されますので
資金管理には充分な注意が必要かと思われます。

暑さにまけずがんばりましょう。

2009/08/04

しーさん

軒並み円安

ようやく全国的に梅雨が明けてくれました。

今年は異常とも言える梅雨の長雨が続き、
毎日ジメジメした気持ちでいましたが、
やっとカラっと晴れてくれそうです。

それはそれで暑くて大変なのですが、
これでやっと夏本番となりそうですね。

【本日の注目指標】

今日は午前中にRBA政策金利があります。

金利的には据え置きされることがほぼ確実ですが、
その後の声明でどこまで明るい話題が出るかがポイントでしょう。

しかし現在豪ドル円は80円という節目&レジスタンスライン付近
ですので、一服感からやや調整気味になる可能性もあります。

原油価格は上昇してきており、
資源国通貨には追い風ではありますが、
どこまでリスクが選考されるかは読みづらい展開ですので、
明確にラインを越えてきたら順張り。
上値が思いようであれば戻り売り
といったように抵抗ライン上でのセオリー通りにいきたいですね。

欧州タイム、NYタイムからも英PMI建設業、ユーロ圏PPI、
米PCEコア・デフレータなどがあります。

最近は欧州タイムから相場に勢いがつくことが多いので、
本日も夕方から夜にかけての流れに注意して
見ていきたいと思います。

しー@たゆたいFX

http://fx-theory.seesaa.net/

2009/08/03

ZEROさん

「米雇用関連」に注目

先週末のドル円相場は、GSによる目標の引き上げや月末投信設定観測、
堅調な株価を受けて95.88まで上昇後、米第2四半期GDPの内容、
第1四半期GDPの下方修正や、IMFのドルは過大評価、米長期金利の低下を
受け94.50まで下落、94円台後半でクローズしています。

本日はNY時間23:00に、米7月ISM製造業景況指数の発表があります。
重要度は比較的高い経済指標で、結果を確認してからNY時間午前中を中心に
トレードしたいと考えております。

東京時間は本邦実需の売買が中心となりそうで様子見、ロンドン時間も
欧州株価とダウ先物が材料になる程度で、基本的には米7月ISM製造業景況指数
発表待ちとなりそうです。

米7月ISM製造業景況指数は、前回44.8ポイントから今回46.5ポイント程度へ
改善の見込みとなっています。
50が景況感の分かれ目となっている指標のため、50ポイント超えがあれば
サプライズ、40ポイント台であればその中身(特に雇用関連)が判断材料となりそうです。

また発表を受けた米国株式市場がどう反応するかで、クロス円相場は決まりそうです。
基本的には好感され米国株が上昇しれば円安圧力、下落すれば円高圧力となりそうです。

いずれにしても今週は「米雇用関連」に注目が集まると予想されますので、水曜日の
米7月ADP全国雇用者数、金曜日の米7月雇用統計まで目が話せません。

明日の担当はしー様です。
お楽しみに!

※最終的な投資判断は、必ずご自身でお願い致します。

【本日注目の経済指標】

23:00米7月ISM製造業景況指数

尚、このサイトは情報提供を目的としており、投資の最終判断はご自身でなさるようお願い致します。本サイトの情報により皆様に生じたいかなる損害については弊社及び執筆者には一切の責任を負いかねます。