兵ブロガーバックナンバー(2009年09月)|FX|外為オンライン FX取引 − あなたの為の、外為を。

バックナンバー 2009年09月

2009/09/30

ダメおやじさん

米ADP雇用統計に注目

こんにちはダメおやじです。
本日は大阪は雨模様で少し冷えてます。
風邪の方も多いようですが気をつけて下さいね。

先安感が根強いドル円ですが、
週明け88.23円の安値を付けた後は、
買い戻し主導の動きとなり、
本日も期末のドル需要から90.40円まで戻しています。

戻した要因は、週明けの朝に投売りで安値で売り込んだこと、
藤井財務相がドル円の介入を示唆する発言と変化したこと、
ユーロ圏の要人がドル高期待発言をしてユーロドルが
売られていること、昨日からの期末のドル需要が上げられます。

しかし、G20で景気刺激策の継続が確認されたことで
米低金利が当面継続されることや、米雇用の悪化は続き、
失業率の増加が見込まれること、米は貿易不均衡でドル安による
輸出増大を望んでいると思われ、ドル円の先安感は消えません。
更にドルへの信任が薄れ、ドル離れが起こる可能性もあり85円、
80円までも有るかも知れませんし、一度、政府のドル買い介入が
起こるまで下げる可能性は充分有ると見ています。

目先は、週末の雇用統計までは一進一退の動きとなるかも知れませんが、
噴き値売り有利と見ています。

本日は21時30分の米ADP雇用統計に注目しています。

2009/09/29

しーさん

藤井氏の発言に左右される相場

【本日の注目指標】

新政権発足後、藤井財務相は円高容認+介入はしない
発言をしてきました。

このことも一因となり円買いが進み、
今週は月曜日からいきなり下落から始まり、
ドル円は88円台まで下押し、
年明けのパニック相場が思い出されます。

しかし昨日は一転、「円高を放置するとは言ってないよ」
とここに来てようやく口先介入をしはじめ、
これを機に円買いの流れは一旦止まりました。

87円が意識されるようになり、そこを割れることは容認できないレベル
というのが確認できたようなものですので、
今後のトレードにとても参考になる態度の翻し方でした。

さて、本日もこれまでたまっているショートカバーの流れと、
戻り売り勢の対決といった展開になりそうですが、
指標的には欧州タイムの英GDP、
NYタイムのケースシラー住宅価格に注目しています。

英GDPでは先日の速報値から大きくプラス方向に乖離することは
考えにくいですが、速報値よりは若干の改善が見込まれていますので、
これまで大きく売り込まれているポンドの買い戻しのきっかけとなるか?
ということを念頭に見ておきたいと思います。

逆に東京タイムでの動き次第で早い時間帯から反発をしていたとすると
ポンド円の戻り売りを狙ういいタイミングとなるかも知れません。

NYタイムの指標ではドル買いの動きに注意しておきたいと思います。

また何かと注目を集めている藤井氏を筆頭に、
政府関係者の発言も気にしておきましょう。

明日のダメおやじさんのコラムもお楽しみに!

しー@たゆたいFX

http://fx-theory.seesaa.net/

2009/09/28

ZEROさん

下落トレンドが継続する可能性

先週のドル円相場は節目の90円を割り込み89.51まで下落し、
今年2月以来の安値圏となりました。
藤井財務相などによる介入に否定的な発言が伝わり、
売りに安心感が出ています。

季節的な需給要因も悪いなか、ドル売りが一服しても
ドル円の下げか止まらない展開となっています。

2月以来の90円割れが、先週安値89.51と約50銭程度の割りこみで
下落トレンドが終了するとは考えにくく、下落トレンドが継続する
可能性が高そうです。

今週はG20明け〜米9月雇用統計までイベントが多数控えた週となりました。
1週間のテーマとしては
「ドル円の下落がどこまで続くのか」がメインになりそうです。

経済指標は多数発表が予定されていますが、1日米9月ISM製造業景況指数、
2日米9月雇用統計に注目をしておきます。

チャートからは当然1/21の安値87.10が意識されてきます。
引き続き「ドル円は戻り売り」スタンスを継続、
イベントをこなしながら売り場探しと考えておきます。

本日は主だった経済指標の発表はなく、株価などを睨みながらドル円・クロス円がどこまで下げるかに注目です。

本日は主だった経済指標の発表はありません。

それでは今週も頑張りましょう!

※最終的な投資判断は必ずご自身でお願いいたします。

明日の担当はしー様です。お楽しみに。

2009/09/23

とあるエンジニアKさん

90円割れのタイミングを待つ相場

本日(9/23)はとあるエンジニアKが執筆を担当させていただきます。

プロ野球が終盤戦を迎えております。
パリーグ、セリーグ共に共通しているのは1、2位のチームはほぼ決まり、
後はクライマックスシリーズ出場の権利がある3位の争い。
特にセリーグは阪神、広島、ヤクルトと3チームが狭い範囲にひしめき合い・・・
非常に熱い秋終盤戦を戦っております。

そして一人蚊帳の外は我らが横浜ベイスターズ。
誰かの打率ほどの勝率以上にはなりそうですが、
早々に優勝やCSシリーズ出場の可能性を消してしまいました。
来年こそは…と思いたいところですが、
ここ最近のチーム事情を鑑みるとなかなか厳しい模様。
ミラクルを期待します。

【本日の注目指標と対策】
本日はロンドン時間とNY時間の遅い時間に注目。
英国発のBOE議事録とFOMC政策金利発表に注目です。
既に金利云々の話では相場が動かなくなった状況下にありますが、
注目すべき指標であることは間違いなさそうです。
特に下落が止まらないポンドは指標発表前後の相場の混乱に注意です。

【本日の戦略】
日本時間は連休とあって静かな相場が予想されますが、
ロンドン、NYと若干の動きがあるようです。
ただし、その動きは週の戦略でも述べましたが、混沌とした相場が続きます。
クロス円はドル円を中心に何度も下値にトライ。
特にドル円は何度も90円の底をノックしておりますが、
その度に跳ね返されている状況です。

ここで90円を割るようだと一気に下落することが容易に想像できますが、
その実現にはなかなか厳しい状況にいるのかと思います。

さて本日の戦略。
やはり注目すべきはドル円の90円割れのタイミング。
テクニカルでは底としか判断できない状況にありますが、
ここでファンダメンタルの後押しがあれば割れることがあるでしょう。
例えば今週末には鳩山首相も含めてG20が開かれますが、
ここでなんらかの発言などがあれば90円を割ることは容易に想像できます。

自民党の首相ならば、おそらく90円を割る原因となる発言はないのでしょうが、
先日の藤井財務相の発言もあり、
いつ問題発言?が飛び出すかとヒヤヒヤものです。

90円割れのタイミング。
ここ2、3日では発生せず、
来週週明けに窓あけを伴って発生する可能性もあります。
しっかりと相場の情報を得つつ、取引に望んでください。

そして無理に勝負を仕掛けることもない相場。
「休むも相場」を視野に入れつつ相場を眺めていこうと思います。

相場は自己責任にてお願いします!


とあるエンジニアK

http://kawasenikki.blog69.fc2.com/

2009/09/22

しましまさん

ドル円92円台へ上昇

昨日は全体的にドル買いの流れとなりました。
ドル円は市場オープンからじわじわ上昇していましたが、東京時間午後に急上昇、
91.7円を超え92円をつける動きとなりました。

欧州時間もドル円は上昇し、NY序盤にかけて92.53円まで上昇しました。
その後は失速し、現在まで91円台後半〜92円台前半での値動きが続いています。


本日予定されている主な指標は以下のとおりです。

加・7月小売売上高
南ア・SARB政策金利発表
米・9月リッチモンド連銀製造業指数
米・7月住宅価格指数

 
本日は相場を大きく動かしそうな経済指標の発表はありません。

本日22日・23日にFOMCが開催されます。
政策金利は据え置きでしょうが、先週FOMC内で利上げに積極的な少数派の話も出ており、
FRBの景気見通しが強気なものになるのかなど、明日の声明文の内容に注目です。

また、本日は2年物430億ドルの米国債の入札が予定されていますので、
米長期金利の急激な変動には注意しておきたいです。

ドル円は昨日東京時間午後から急上昇し92円を付け、その後も強い展開で
92.5円にタッチする上昇となりました。

NY時間には一時91.84円まで下落しましたが、それ以上下へ行くこともなく
現在まで92円近辺での推移となっています。

ここからは91円台後半をサポートに、昨日の高値92.53円を超え、
93円台前半へ向けて上昇していけるかを注意深く見ていきたいです。

ユーロドルは昨日は軟調推移で、NY時間には一時1.4611ドルまで売られましたが、
すぐに1.47ドル付近を回復しており、上値は重たくなっていますが、
底堅い動きを続けています。

今日もどちらかに大きく抜けることはなく、1.46ドル台〜1.47ドル付近で、
方向の掴みづらい流れとなりそうです。
 
今日は日本は5連休中、そして明日のFOMC政策金利発表、週末のG20を前に
少々動きづらいですね。

今日は方向がよく見えた時に短時間で乗っていくという形で、頑張っていきましょう。

2009/09/21

為替見習さん

各国オープン前後のテクニカル変化に注目。

今日は日本市場が休場ということもありますし
夕方から夜の相場で各通貨の短期テクニカルや通貨間の力関係に変化が出るか
週後半を見ていく上でも非常に重要な一日となりそうです。

先週金曜の引け方を見てみると、ポンドの弱さが目立つ以外は膠着気味で
NY終値ベースの対円変動率を見てみても、最も強かったのは
途中から売られるも前半の買いが効いたUSDで0.31%、
続いてCHFが0.16%、NZDが0.14%、EURが0.07%、CADが-0.12%、
AUDが-0.21%、GBPが-0.77%という状況となっていますので
今日の夕方から夜でこの力関係にどの程度変化が出るかが最大のポイントです。


ではまず金曜NY終値時点のドル円、クロス円テクニカルをおさらいすると、
ドル円は短期が上向きで中期・長期がそれぞれ下向きで継続しているため
短期・中期がバラバラで少し取引するにはリスクがある状況となっています。

一方クロス円はユーロ、スイスの短期は明確な上向きで引けていて
オセアニア、カナダの短期は上向きで継続も下の抵抗帯半ばに位置。
そしてポンドの短期は明確な下向きで引けています。

また中期はこれまで通り上向きで継続していますが
ポンド円は下の抵抗帯を割り込んだ状態が長く続き
金曜の動きでも下げたため下向きと言っても良い状況に変化。

個人的にはチャート上で下向きとなった場合でも
中期の場合は数ヶ月のトレンドを左右するものですから
念のため1週間程度は様子を見てから判断するのですが、
早めに判断する人ならここで下向きと判断しても良いでしょう。

またユーロ、カナダの中期は下の抵抗帯半ばに位置していて
豪ドル、スイスの中期は抵抗帯上限に位置していて
NZDはまだ抵抗帯より上で明確な上向きで継続中。

ただしこれらも短期が下向きに変化して加速すれば
また悪化して中期が転換するような可能性もありますし
中期転換となれば4月上旬以来のこととなりますから
今週もその点をしっかり意識しておきたいところです。


今日は夜に米景気先行指数を控えていますが
その他は特に重要な指標などの予定がありませんので
基本的には各国オープン前後のテクニカル状況や
夕方から夜の力関係の変化をベースにして
今週の戦略を立てていくイメージで良いと思います。

また水曜に控えるFOMC政策金利発表や週末のG20を見据えて
動きが大きくなる可能性も考えて資金管理を万全にしておくことは大前提。

そしてハイレバでのポジション構築は避けておき
取引する場合はなるべくこまめな決済をしていくなど
自分で消せるリスクを消せて良いかもしれませんね。

個人的には短期・中期が揃っているもののみ
その揃っている方向に順張りロングと考えているので
現時点ではポンド円以外のクロス円で順張りロング。

その他はバラバラなので様子見しておき
短期・中期が揃うのを待つ考えです。

それでは、今日も一日頑張ってまいりましょう!

2009/09/16

ダメおやじさん

英金融政策の出口が見えない

こんにちは、ダメおやじです。

朝晩冷え込んで秋らしくなってきましたが、
風邪などひかないように充分気をつけて下さいね。

昨日のポンド円は、キングBOE総裁の
「準備預金をゼロ金利にすることを検討」との発言で、
直近安値を更新する149.46円まで下落しました。
市場ではマイナス金利まで一部観測されているようです。

実は先週のBOEで「ゼロ金利」や「資産買い取り」が
あるのではないかと考えていましたが、
「現状維持」との事で、ポンド円は上昇しましたが、
昨日の発言で英金融政策の出口が当分見えないことが
ハッキリと分かりました。

ポンド円は、週明け149.90円まで下落した後、買い戻しで
2円弱戻してから、安値更新したことで戻り売り有利が
鮮明になったと思います。

国内個人投資家のポンド買いも多く、全てが含み損を
抱えている状況ですので、買い玉の投げを強要する状況は
くると見ています。

目先は149円割れは抵抗が有ると思いますが、
週明けの今週の予想にも書いたように147円を目指すと
思っております。

本日は、

英雇用統計
米消費者CPI
米経常収支
米鉱工業生産

と、指標も多く動くと思われますので、
旨く波に乗れれば良いですね。

2009/09/15

しーさん

中国株の動きに注目

【本日の注目指標】

今週は円高から始まりドル円やポンド円など節目割れを伺う展開と
なっていました。

しかし昨日のNYタイム序盤からショートカバー優勢となり、
一旦はサポートされています。

本日は昨日の安値を意識した下値トライ再燃となるか、
反発継続となるかの2つのシナリオを想定しておきましょう。

個人的には今週はリスクを取って逆張り推奨と言いたいところですが、
下値攻めをしている最中の逆張りには勇気もいります。

ドル円は90円割れは阻止する動きがでて、
円高はひとまずは終わりかとも見えます。

今日はゴトー日でもあるので午前中はやや反発も期待できますが、
一巡すれば戻り売り狙い優勢となり、
再度下値トライの動きもでてくることと思います。

1番底は本当の底かどうかの見極め。
2番底は確信をもって逆張り。
(トリプルボトムになることもありますが・・・)

そんな意識で見ていきたいと思います。
当然ながら2番底割れも意識しつつ、ですが。

注目指標としては以下の項目を挙げておきます。

17:30 英・CPI(予想:0.3% 前回:0.0%)
18:00 独・ZEW景況感調査(予想:60.0 前回:56.1)
21:30 米・小売売上高(予想:1.7% 前回-0.1%)

最近はこれまでの株価連動相場とはいえないので、
日経平均はとりあえず無視しておきますが、
中国株が3000ポイントの大台に乗せてきたので、
ここを維持し、さらなる上昇となるとリスク選好の地合いが復活し、
クロス円上昇へとつながりそうですので、
中国株、上海株には注目しておきましょう。

明日のダメおやじさんのコラムもお楽しみに!

しー@たゆたいFX

http://fx-theory.seesaa.net/

2009/09/14

ZEROさん

ドル円で「大きく戻ったところを売り」

先週もドル円の下落が加速しており、11日金曜には90.21まで売られる場面がありました。
7日月曜はレイバーデーにより米国・トロント休場で動きがなかったものの、火曜以降は
「ドル売り」が市場全体のテーマになりました。

世界的な株式市場の上昇や金・原油などの上昇によりリスクマネーが動き出したこと。
また米長期金利の低下からもドル売りが加速しています。

本日のドル円相場は90円割れを試すかどうかが焦点ですが、ドル円の90.00は大台中の大台
ですから、毎回オプションがらみの防戦買いなども出て売り買い交錯しやすいレベルです。

ドル円時間足チャートからは7日の高値93.30付近から10日の高値92.25付近を結んだ
レジスタンスに注目をしてきましたが、10日まではレジスタンスラインの角度に沿って下落
していたものの、11日にはレジスタンスを大きく離れ下落の角度が急になっておりますので、
一旦ある程度の買い戻しにも注意が必要です。

投資戦略としては、ドル円で「大きく戻ったところを売り」というスタンスが一番リスクが
低そうです。買いを入れたくなるレベルですが、我慢をして戻り売りを継続してみます。

本日は主だった経済指標の発表はありません。

それでは今週も頑張りましょう!

※最終的な投資判断は必ずご自身でお願いいたします。

明日の担当はしー様です。お楽しみに。

2009/09/09

とあるエンジニアKさん

動意薄い相場、ファンダメンタルの材料がほしい

本日(9/9)はとあるエンジニアKが執筆を担当させていただきます。

9月に入りましたがまだまだ暑い日が続きます。
しかし朝晩の風は非常に涼しく、秋を感じさせます。
昨日なんて帰りの自転車通勤で寒さを感じるほどでした。
季節が廻るのは早いものです。
このままだとあっという間に年をとってしまいそうな気がしてしょうがないです。

【本日の注目指標と対策】
本日の指標。
ロンドン時間にてドイツの消費者物価指数。
そしてNYではベージュブックの発表がありますが、
どちらも相場に大きなインパクトを与えることはないでしょう。
影響を与えたとしても昨日の英国指標発表による急上昇のようなもので、
一時的な要因となるにとどまるかと思われます。

【本日の戦略】
私の当コラム担当。
最近は売り買いはっきりしている場面で担当することが多かったのですが、
今週に入ってからは静かな相場が続きます。
テクニカル的には当コラムの週刊予想で示したように、
ポン円の買いを推奨したいところではありますが、
いかんせんぐぐっと相場にインパクトを与える要因、
すなわちファンダメンタル要因が少なくて困ります。

インパクトといえば昨日の鳩山民主党党首の発言で環境関連の株価が上昇したのも驚きました。
世間は既に次なる首相の発言、動向に注目しております。

どちらともいえない相場の状況が続きますが、
無理に勝負を仕掛けることもない相場。
ポン円の買いを狙いつつ、「休むも相場」を視野に入れつつ相場を眺めていこうと思います。

相場は自己責任で!

とあるエンジニアK

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2009/09/08

しましまさん

ドル円底打ちか

G20明けの昨日、週末との乖離なく相場はスタートし、
NY時間も米国・トロント市場がレイバーデーで休場
だったこともあり動意が薄く、比較的穏やかな動きとなりました。
 
本日予定されている主な指標は以下のとおりです。

英・7月鉱工業生産
独・7月鉱工業生産 
加・7月住宅建設許可
 
本日は注目すべき米国経済指標の発表はありません。
その他注目材料として、本日は3年物380億ドルの米国債の
入札が予定されています。入札が好調に終わり、
米長期金利も落ち着いて推移するかに注意しておきたいです。

ドル円は昨日東京時間には上昇、93.3円のレジスタンス突破を
目指しましたが超えることができず反転下落、NY時間には一時
92.81円の安値をつけましたが、それ以上下へ行くこともなく
93円近辺での推移となっています。

ここからは徐々に下値を固めながら、もみあいから上昇へ変化していくのか、
注意深く見ていきたいです。
ユーロドルは1.43ドル台前半で小動きとなっています。
レンジが続いていますが、今日も小動きとなるでしょうか。
 
オセアニア通貨は堅調で、対米ドルで年初来高値を更新しています。
特に主要通貨の中で最も早く利上げが行われそうなオージー、
年内利上げ期待も高まっています。
底堅い上昇を期待し、今週は明日の豪・7月小売売上高
や10日の豪・雇用統計の結果にも注目したいと思います。

2009/09/07

為替見習さん

各国オープン前後のテクニカル変化に注目。

今日は雇用統計明けということで、各国市場のオープン前後の動きで
各通貨の短期テクニカルや通貨間の力関係に変化が出るか
週後半を見ていく上でも非常に重要な一日となります。

先週金曜の引け方を見てみると雇用統計で乱高下はしたものの
その後は落ち着いて引けていることからほぼ通常の変動範囲におさまっていて
NY終値ベースの対円変動率は最も強かったCADが1.82%、
続いてNZDが1.72%、AUDが1.57%、GBPが0.70%、EURが0.65%、
CHFが0.50%、USDが0.30%という状況で引けています。

この動きで一応テクニカルに変化は出ているのですが
各通貨の短期が改善した程度。しかも改善したといっても
もともと下向きだったものがフラットからやや上に戻した程度で
オセアニアが少しマシな戻し方かなといったところ。

そのため週明け月曜でどの程度テクニカルに変化が出るのか
という点や通貨間の力関係に変化が出るのかに注目したいですね。

ではまず金曜NY終値時点のドル円、クロス円テクニカルをおさらいすると、
ドル円は短期がフラットに変化。中期・長期がそれぞれ下向きで継続中。

一方クロス円は円が売られたことと、オセアニアが力関係上強くなったため
オセアニア系クロス円の短期は上向きに変化。その他はフラット止まり。
そして中期は一応上向きですが、下の抵抗帯に入っていたり
ポンド円は割っているため要注意です。

今日は特に重要な指標などの予定がありませんし
米国・カナダが休場ということもありますので
基本的には各国オープン前後のテクニカル状況や
夕方ごろまでの力関係の変化をベースにして
今週の戦略を立てていくイメージで良いと思います。

また雇用統計やG20を受けて動きが大きくなる可能性も考えて
資金管理を万全にしておくことは大前提。

そしてハイレバでのポジション構築は避けておき
取引する場合はなるべくこまめな決済をしていくなど
自分で消せるリスクを消せて良いかもしれませんね。

個人的には短期・中期が揃っているもののみ
その揃っている方向に順張りロングと考えているので
現時点ではオセアニア系クロス円で順張りロング。

その他はバラバラなので様子見しておき
短期・中期が揃うのを待つ考えです。

またオセアニアに関してもここから下に推移して
短期が変化しそうな場合は安全重視で様子見し、
次のチャンスを待つという形で考えており
あくまでも取引は順張りにしてリスクを減らすつもりです。

それでは、今日も一日頑張ってまいりましょう!

2009/09/02

ダメおやじさん

ADP雇用統計に注目

こんにちはダメおやじです。

昨日はNY株の大幅下落によりポンド円は
150円を割り込みました。
私は、今週は戻り売り147円目標と書きましたが、
いよいよ現実になってきたようです。 

その根拠は英資産買取拡大で英金融政策の出口が見えないこと、
また、国内個人投資家の値頃感からの買い拡大で、
含み損が増えており、一度大きな玉整理が起こらざるを得ないで
あろうと考えたこと。
そして、中国株の上昇も止まり、高値を突っ張っていたNY株も、
先週後半から上値を抑えられ、大きく下落して世界株安となり、
リスク回避の動きが強まると思ったことからです。

以上のことでポンドは主要通貨のなかで一番弱い通貨ではないかと思いました。

これからですが、個人投資家の買い越しはまだ増えており、
これが大きく減少すれば大きな戻りも有りそうですが、
一気に買い玉が減ることは考えられず、暫くは戻り売り相場が
続きそうで、147円は反発は有っても底ではないと思っています。

本日は週末の雇用統計の前哨戦のADP雇用統計に注目ですが、
世界の株価動向からは目が離せません。9月相場です。
朝晩は冷えますので体調に気をつけ良いトレードをしていきましょう。

2009/09/01

しーさん

ご祝儀はなし?

今日から新学期です。

大人の社会でも新政権が誕生し、
気持ち新たに・・・と言いたいところですが、
課題山積の中、良い方向に変わってくれればいいですが、
ちょっと調べると悪い方向に変わりそうな種がいくつもあり、
不安で一杯な気持ちになります。

【本日の注目指標】

昨日は衆院選祭りで始まった株式市場ですが、
すぐに上海株の下落におされてマイナス圏で推移。
為替は円買いの流れとなりました。

これまでは株価上昇→円安という流れができていましたが、
株価上昇→円高(円買い)という非連動相場になりつつあります。

数年前もそうだったように中国発の株安には世界的に反応し、
リスク回避の流れは避けられないようです。

本日も中国株の行方に左右されるのを想定しつつ、
お昼のRBA政策金利、欧州タイムのユーロ圏失業率、
NYタイムのISM製造業景況指数などに注目していきたいと思います。

RBA政策金利ですが、今回は金利面では動きはないでしょう。

ただ年内の利上げが織り込まれつつある中、
より早期利上げの期待が高まるような声明が
でてくると、豪ドル買いが進むことになるでしょう。

もし他のクロス円に連れ安となっても、
最も底堅いオージーですので、
77円台では買い場となることを想定しながら見ていく予定です。

昨日は休場だった欧州勢も参入してきます。
全体的には昨日と同じように円買いに警戒しつつ、
節目前後でのセオリー通りのトレードを心がけたいと思います。

明日の担当はダメおやじさんです。
明日のコラムもお楽しみに♪

しー@たゆたいFX

http://fx-theory.seesaa.net/

尚、このサイトは情報提供を目的としており、投資の最終判断はご自身でなさるようお願い致します。本サイトの情報により皆様に生じたいかなる損害については弊社及び執筆者には一切の責任を負いかねます。