兵ブロガーバックナンバー(2009年10月)|FX|外為オンライン FX取引 − あなたの為の、外為を。

バックナンバー 2009年10月

2009/10/28

ダメおやじさん

ドル円は様子見

こんにちはダメおやじです。

大阪は朝晩とも冷え込んできました。
まだ少し早いですが紅葉も見ごろになってきている地域もあると思います。
たまにはFXを忘れて気分転換も良さそうですね。

さて、91.50円〜92円越えで膠着して身動きが取れないドル円ですが、
昨日の消費者信頼感指数の予想外の悪化や雇用指数も悪化しており、
上値は重い動きとなっています。

米長期金利が低下したことも下げ要因となりましたが、
ユーロや資源国通貨に対しドルは買い戻され下値も限定的で
明日の米GDPで動きがでて欲しいところです。

週末の私のブログで、ユーロ円・豪ドル円の移動平均線と
値段との乖離幅が広がり過ぎており、弱材料が無くても
今週は調整安有りと書きましたが、今週に入って下げております。

ただ、目先はユーロ円で135円、ユーロドルで1.47で下げ止まるかもしれません。
ドル円・ポンド円が下落するなかで、値頃感からユーロを売っていた
投資家のヤレヤレの買い戻しも入る可能性も有りそうです。
ただ戻り売り有利に変化するのかも知れないですね。
私は、株価・原油バブル崩壊の可能性も有りと見ていますので、
今はユーロや資源国通貨の買いは避けたいです。
ただそうなるとドルはリスク回避の動きで買われる可能性も有り、
益々、身動きが取れないかも知れず、ドル円は様子見が良さそうです。

本日は米耐久財受注、新築住宅販売件数が有りますが、
米5年債入札に絡んだ米金利動向の動きとなりそうです。
月末のドル買い要因も有りそうですが
全般に動き難い相場が続いていますが頑張りましょう。

2009/10/27

しーさん

一服後の調整が来る日も近い?

【本日の注目指標】

昨日の月曜日は円高に向かうと見せかけて円安へ行ったり、
週の初め特有の気迷い相場となりました。

クロス円は先週までの短期上昇トレンドの終焉が近くなっており、
売り買い交錯の状態だと思われます。

またダウ平均が10,000ドル台を回復するとリスク選好の動きにより円安へ。
10,000ドルを割り込むとリスク回避の動きにより円高へ
と分岐点上でうろうろとしています。

結局昨日は10,000ドル台を維持できず大幅反落したために円安ムードは後退。
本日は円高気味に推移しそうです。

本日はNYタイムに住宅系の指標と消費者信頼感指数がありますが、
その場の流れでがらりと変わる展開が予想されますので、
テクニカルを重点的に見て取引していきたいと思います。

昨日のポンド円は150円をはさんで上下100pips程度の幅の値動きとなりました。

日足の雲の中に突入し、方向感が失われやすい状態ですが、
雲の上限突破をするための材料が乏しいため、
やはり下向きの流れをベースに見ていきたいと思います。

150円を割れてきたらショートエントリチャンスですので、
積極的にいってみても良いでしょう。

明日のダメおやじさんのコラムもお楽しみに!

しー@たゆたいFX

http://fx-theory.seesaa.net/

2009/10/26

ZEROさん

米国の出口戦略、利上げ観測には注意

先週のドル円相場は、20日火曜に90円手前まで
調整した後は92円台まで買いが優勢、
時間足チャートにサポートラインを引くと
同じペースで買いが続いたことがわかります。

9/21に92円台ミドルまで買い戻される場面がありましたが、
これが意識されれば一旦軽い調整が入りそうなレベルに来ています。

時間足チャートのサポートラインを割り込めば少し調整か。
それでも極端に円高に振れる展開はなさそうです。

本日は大きな経済指標の発表も予定されていないため、
株価と長期金利などを睨みながらの相場になりそうです。
市場のテーマとしては以前から申し上げている通り「出口戦略」
と「利上げ観測」になります。

特に今後は米国の出口戦略、利上げ観測には注意が必要です。

リスク許容度回復のドル売りがずっとテーマになってきましたが、
米国で利上げ観測が浮上し始めるとドルが買い戻される場面も度々ありそうです。

経済指標よりもトレンド重視、チャート重視でトレードしていきたいと考えています。
本日は参加者が揃うNY時間からトレードしたいと考えています。

それでは本日も頑張りましょう!

※最終的な投資判断は必ずご自身でお願いいたします。

明日の担当はしー様です。お楽しみに。

2009/10/21

とあるエンジニアKさん

売りのタイミングをさぐるクロス円相場

本日(10/21)はとあるエンジニアKが執筆を担当させていただきます。

秋晴れが続く毎日です。
スーツで通勤・勤務しておりますが、
朝晩顔に当たるひやっとした冷気が心地よく、
日に日に秋が深まっていくのを感じます。
10月からサラリーマンの宿命たるネクタイを再びしめ、
仕事をしておりますが、最近はそれを意識せずとも仕事に熱中する毎日です。

ただ日が落ちるのが早く、それのみがさみしさを感じさせる秋の日々です。

【本日の注目指標と対策】

本日の指標はロンドン時間とNY時間から。
ロンドン時間では英国においてBOE議事録。
急激な下落が見られたポンドで、週明けからボラティリティが上昇中。
発表される内容にはさほど重要なファクターは見られないと思われますが、
ボラが高いというのは非常に注意すべき点。
発表直後の仕掛け等に注意したいところ。

一方でNY時間の遅くに発表されるのはベージュブック。
ここ最近株価の上昇が目立つ米国ですが、
このベージュブックは今後の経済を占う上で重要。
良い結果、良い内容ならばそのまま続伸という
可能性もあります。
また、その発表までのNY時間における株価の動きも
発表における流れを示すものと思われます。

【本日の戦略】

急激な円安が見られたここ最近のクロス円相場。
その勢いに陰りが見え始めたように見える昨日の相場でした。
続伸か、あるいは一休みか?
世界全体の経済危機からのターンという観点から、
中長期的には円安に進むと当方としては予想しておりますが、
短期相場ではここいらで円高を狙ったクロス円の売りを仕掛けても面白いかも。

ファンダメンタルで動かされることが少ない最近の相場としては、
十字線が何度も見られるクロス円相場は売りたくてしょうがありません。

頭一つ飛び出たAUDJPYなどは売りを狙いにくいところでありますが、
ユーロ円、ポン円など欧州系は前回高値を示そうとしております。
逆張り覚悟で週末にかけて売りを仕掛けてみようかと。

クロス円下落の足は非常に早く、売りを決めたのならば早々に利益を上げるか、
あるいは損をしての撤退がお勧めできる戦略です。

週末にかけ、勝負です。

相場は自己責任で!

とあるエンジニアK

http://kawasenikki.blog69.fc2.com/

2009/10/20

しましまさん

ドル売り基調継続

昨日は米主要企業の決算が市場予想より強かったため、
NYダウは前営業日比+96.28ドルの10092.19ドルと、
年初来高値を更新して引けました。
アップルやテキサス・インスツルメンツの決算も
時間外に発表され、強い結果となっています。
原油価格も4営業日連続で年初来高値を更新しており、
リスク選好の動きによりドルは売られユーロドルは
一時1.4980ドルまで上昇、こちらも年初来高値を更新しています。
このところ株高・商品高・ドル安の流れとなっており、
まだしばらくこの基調は続きそうです。

本日予定されている主な指標は以下のとおりです。

09:30 RBA議事録
21:30 米・9月生産者物価指数
21:30 米・9月住宅着工件数
21:30 米・9月建設許可件数
22:00 BOC政策金利発表

今日公表されるRBA議事録は、サプライズの利上げが行われた
6日の政策発表時の議事録ですし、その内容に注目しています。
市場は年内利上げに関しては織り込み済みで、
気になるのはその利上げ幅ですが、今月に続き、
来月3日の政策金利発表で50bpの利上げをしてくることが
濃厚だと思わせるような内容となるでしょうか。
また、本日はBOC政策金利発表が予定されています。
政策金利に変更はないものと思われます。
 
ドル円は昨日91.06円でオープンも、91円台は維持できず90円台へ下落、
徐々に上値を切り下げての推移となりました。
しかし今までレジスタンスだった90円台半ばは
昨日しっかりサポートされています。
今日もこの90.5円近辺がしっかりとしたサポートとなるか、
上昇の流れとなれば200日線の走る91.5円付近まで上昇できるかを見たいです。
ユーロドルは1.4980ドルまで上昇、年初来高値を更新してきています。
ここからは調整しても1.49ドル〜1.485ドルをサポートにし
ドル売りの流れに乗り1.5ドルをいよいよ今日にでもつけてくるのかに注目です。

2009/10/19

為替見習さん

各国オープン前後のテクニカル変化に注目。

今日は先週木曜に円売り方向へとブレイクした相場が
そのまま勢いづいて加速するか、早い段階で抑えられてしまうのか
という点を見ていく上で重要な一日。

特に各国市場のオープン前後における力関係の変化や
それにともなう短期テクニカルの変化を重点的にみて
今週の取引戦略構築の材料にしたいところです。

ではまず先週金曜の引け方を見てみると、NY終値ベースの対円変動率は
最も強く引けたGBPで0.86%、続いてUSDが0.35%、CADが0.10%、
EURが0.09%、CHFが-0.01%、AUDが-0.02%、NZDが-0.22%という状況。

そして金曜オープンからクローズまでの主要通貨間の力関係も
GBP>USD>CAD>EUR>JPY>CHF≒AUD>NZDという形になっていて
ポンドが強い位置をキープしていること、円が弱めで継続していること、
そしてドルが弱い位置から強い位置に変化していることや
オセアニアが位置を落としていることなど少し変化が出ています。

続いて金曜NY終値時点のドル円、クロス円テクニカルをおさらいすると、
ドル円の短期は金曜昼の分析時と変わらず明確な上向きで継続中。
また中期・長期はこれまで通り下向きで継続しているので
現時点で短期・中期が揃わない状態が継続していて
取引するには少しリスクが高めの相場となっています。

先週は木曜の動きで一旦短期が上向きへと変化したことで
中期テクニカルにおける位置関係も上の抵抗帯の手前にきているので
今週は短期がさらに加速するか一旦とまるかという点と同時に
中期テクニカルにおける位置関係にも注目したいところ。

特にこのまま短期が上方向へと加速していけば
中期も上の抵抗帯に入っていく可能性十分といえますので
今日のNYクローズにかけての動きは重要と言えますね。


一方クロス円のテクニカルも各通貨短期は一応上向きですが
カナダのみ下の抵抗帯半ば付近に位置しています。
その他は明確な上向きで継続中。

また中期はポンドが下向きである他は上向きで
これまで下の抵抗帯を割り込んでいたユーロやスイスも
木曜の動きによって抵抗帯の上に戻してきています。

そのため中期の形が最も良いのはオセアニア、
続いてカナダ、そしてユーロ、スイスといった形で
これらは短期・中期ともに上向きで揃っていることになりますね。

ポンドの中期はこれまでどおり下向きで継続しているので
短期・中期がバラバラの状態が継続していますが、
こちらも木曜の動きによって上の抵抗帯が見えてきていて
このまま今週も上昇が続けば抵抗帯に入っていく可能性も十分。

そのためクロス円においても今週短期の動きが加速していくのか
それとも早い段階で止まってまた短期が反転してしまうのか
という点を見ておくと取引する際の判断材料になるかと思います。


今日は全体的に重要な指標の予定はありませんが、
24時にバーナンキFRB議長の講演を控えていますので
NY市場オープンまでは力関係やテクニカルをベースにして取引戦略を立てていき、
24時のバーナンキ議長講演においてテクニカル面での変化が出れば
翌日以降それを参考にして取引戦略を微調整すると良いでしょう。

また明日にはBOC政策金利発表を控えますし、
その点も考えてハイレバでのポジション構築は避けておき
取引する場合はなるべくこまめな決済をしていくなど
自分で消せるリスクを消せて良いかもしれませんね。

個人的には短期・中期が揃っているもののみ
その揃っている方向に順張りと考えているので
現時点ではポンド円を除くクロス円が順張りロング。

その他はバラバラなので様子見しておき
短期・中期が揃うのを待つ考えです。

それでは、今日も一日頑張ってまいりましょう!

2009/10/14

ダメおやじさん

米小売売上高に注目

こんにちは ダメおやじです。

秋も深まっていますが、為替相場はレンジ相場の様相となっており、
秋の夜長を少し持て余しております^^。

さてドル円ですが、強弱が分かれているようですが、
昨日の動きを見ても90円越えでは売られ89.50円から下では
ショートカバーで切り返し、動き難い状況となっています。

米企業決算が本格化していますが、昨日のJ&J、
本日朝のインテル決算は良かったのですが、市場の反応はほとんどなく、
最近の株高で決算が良いことはかなり織り込んでいるのではないでしょうか。

本日はJPモルガンの決算がありますが、昨日、
米著名投資家がゴールドマン・サックスの投資判断を引き下げ、
NY株価で金融株が売られたように、決算が良くても相場が上がるとは
限りませんから、高値買いは避けたほうが良いと思っております。

要人発言で米早期利上げ観測も有りますが、
米財政赤字の拡大や商業不動産の低迷、住宅やカードローンの焦げ付きによる
銀行の破綻の増大、また貿易赤字を防ぐためには暗にドル安を歓迎している
感じもしますので早期利上げは困難と思っています。

また世界でドル離れ現象もおきており、ドル円安の流れは続くと見ております。
目先は90円越え、出来れば90.50円近くを売り、下げれば決済で良さそうですが
88円を割り込めば積極的に売りが良さそうです。

本日は、先程も書きましたがJPモルガンの決算、英雇用統計、米小売売上高、
FOMC議事録と動く材料は多く特に米小売売上高に注目しております。

2009/10/13

しーさん

あれこれ相場

【本日の注目指標】

本邦勢は連休明けの相場となりますが、
昨日の欧州タイム、NYタイムは円高方向から
揉み合いの展開となっていました。

ドル円は90円台に乗せた後、大台を維持することができず
再び89円台に反落しています。

しかしながらそれほど悲観する状況でもなさそうです。

下落トレンドは緩やかになりつつあり、
大きなサプライズがなければこのまま
揉み合い相場となりそうです。

ダウ平均が高値更新をして10000ドル台を目指していますが、
株高、ドル売りとなっているものの、対円では
ドル買いへと傾斜するのではないかと考えます。

豪ドル円は月曜日から早くも82円の高値水準に到達しましたが、
相変わらず節目で跳ね返されるのは慣れっこですので、
80円越えのロングポジションは一旦手仕舞いしておき、
押し目のチャンスを待っておきたいと思います。

月曜日は毎週様子見をしながら、というは毎度のことですが、
本格的に動きだすなら火曜日以降となります。

本日は欧州タイムの英CPI、小売、住宅系の指標発表があり、
その後は独景況感調査の発表となります。

先週から今週にかけて、ユーロ円は3度底を打った後
上昇気流に乗っていました。

日足の雲のスクイーズ後にこの動きですから、
今後も上昇が期待できそうではありますが、
一旦雲の下限での手仕舞い組が幅をきかせたり、
指標後に満腹感からの頭打ちといった展開も予想されるので、
安易はロングだけは避けた方がよいと思います。

ドル円やクロス円をそれぞれ見ていくと
結局どっちに行こうとしているのかわからず
混乱してしまう元となります。

今は非連動相場ですので自分の得意通貨やわかりやすい
通貨だけに絞って見ていった方が、勝率はあがりそうですので、
18時前後から流れがでてきた通貨を狙ってNYタイムにかけて
その流れを追っかけていきたいと思います。

明日のダメおやじさんのコラムもお楽しみに!

しー@たゆたいFX

http://fx-theory.seesaa.net/

2009/10/12

ZEROさん

「利上げ観測」「出口戦略」の2つのキーワード

先週のドル円相場は、2日米雇用統計直後につけた安値88.60を
下回ると下げが加速、9/28の安値88.23も割り込み88.01まで
下落しました。
それでも88.00では、オプションに絡む防戦買いと思われる買いも
強く反発しています。

金曜にはバーナンキ議長、サマーズ国家経済会議委員長から
ドル高を支援する発言が出たこと、日米3連休を控えていることから
売っていたポジションを閉じる動き(ショートカバー)が優勢となり
89.90付近まで上昇しています。

個人的には日米3連休の影響で、金曜までにショートになっていた
ポジションのショートカバーで、かなりマーケットのポジションは
軽くなっているかと思います。
まだ若干ショートが残っているかと思いますが、90円台の半ばくらいでは
ほとんど全体のポジションがスクエアに近いレベルと考えています。

本日は個人的なルールとして以前から「米国休場」の日にはトレードを
お休みしておりますので、ルール通り1日お休みします。
ロンドン時間に少し動きが出た後は、日本時間夜中に向けて取引が閑散と
なってくるかと思います。

明日3連休明けでどのように入ってくるか注目しておきます。
良くあるパターンでは「閉じていたショートポジションを少し戻してくる」
というのがあると思います。

日足チャートなど少し長めのチャートもよく確認しながら、
もう一度88.00割れを狙ってくるのか、下げ止まるのかを見極めていく
1週間になりそうです。

以前から申し上げていた「利上げ観測」「出口戦略」の2つのキーワードが、
先週RBAがG20で最初に利上げに踏み切ったことで市場のテーマになりつつあります。

商品市況が堅調なことに加え、利上げに踏み切ったことで豪ドル円は
81円台まで買われています。
まだ利上げで追従できる国は少ないと考えられますが、
年末以降は「利上げ観測」「出口戦略」といったテーマで為替相場が動いてくることが
予想されます。

今年からFXを始められた方は、政策金利が常に据え置きの相場しか経験がないかと思います。
来年あたりからは政策金利の引き上げや、利上げが近そうだという「利上げ観測」などによって
相場が動いてきますので、このあたりもその都度情報発信していければと考えています。

それでは本日も頑張りましょう!

※最終的な投資判断は必ずご自身でお願いいたします。

明日の担当はしー様です。お楽しみに。

2009/10/07

とあるエンジニアKさん

90円割れのタイミングを待つ相場

本日(10/7)はとあるエンジニアKが執筆を
担当させていただきます。

台風接近中の火曜日です。
子供のころは台風は非常に楽しみなものでしたが、
今大人になると厄介なものでしかないことに気づきます…

洗濯物は大丈夫だろうか?電車は動くのだろうか?
バイクは倒れないだろうか?スーツ濡れてしまうよぁ。

などなど・・・

少しばかり年をとったことを感じさせる台風接近の報でした。

【本日の注目指標と対策】
明日の指標ラッシュを控え、本日の指標は控え目。
特に注目に値する指標はありません。
株価動向や要人人物の発言など、他のファンダメンタル要因に
ご注目ください。

【本日の戦略】
上記述べたように本日は静かな指標。
そして相場も静かな展開が続きます。
水準は依然として円高であることは間違いないのですが、
きっかけがなく動くことができない相場です。

重要人物の発言など期待したいところですが、
この状況では「空気読めてない」と
難しいタイミングなのでしょうか。
ただし明日以降に多くの指標が発表されるので、
そこで今後の展開が示されるものと思われます。

こんな時の私の戦略。
やはり「休むも相場」としております。
無理に取引を仕掛けてたまたま利益を
だすことができたとしても、
それは自分のセオリー外での利益。
今日の無理な勝利は明日の無謀な突入の原因と
なりますからね。
相場が動きだすのを見届けてから動きたいと思います。

相場は自己責任で!


とあるエンジニアK

http://kawasenikki.blog69.fc2.com/

2009/10/06

しましまさん

90円台が遠いドル円

昨日はG7の声明で今回のドル安について直接言及されなかったことや、
株価や商品価格の上昇、そして昨日発表された米・9月ISM非製造業景況指数が
市場予想50.0に対し、結果50.9となり景気判断の分岐点・50を回復し
強い結果となったことでリスク選好の流れとなったことがドル売り要因となり、
ドルは軟調な展開となりました。
 
本日予定されている主な指標は以下のとおりです。

09:30 豪・8月貿易収支
12:30 RBA政策金利発表
17:30 英・8月鉱工業生産
21:30 加・8月住宅建設許可
23:00 加・9月Ivey購買部協会指数
 
本日一番の注目材料はRBA政策金利発表です。
RBAが利上げを開始するのは来年以降といわれておりますが、
その好調な景気の回復から、年内利上げ観測も出ております。
先月9月の声明では「豪経済は予想以上に良い状態」としながらも、
「現在の金融政策は依然として適切」など、早期利上げを
期待していた向きの期待を裏切る内容となりました。
今回の政策金利も据え置きとなるでしょうが、その声明での
RBAの景気見通しが明るいものになるのか、そして年内利上げへの
期待が高まる内容になるかどうかに注目したいと思います。
今日の理事会で0.25%の利上げが決定される可能性も
わずかながらありますし、今日のRBA政策金利発表にはいつも以上に注目しています。
 
ドル円は昨日89.33円でオープン、先週の終値89.79円から窓が
開いた形となりましたがオープン後は堅調に推移し窓を埋め、
90円台を目指す勢いで上昇していましたが、90円を手前に流れは止まりました。
そしてNY時間にはリスク選好の流れから全体的にドルが売られ、
ドル円も一時89.4円まで下落し現在も89円台半ばでの推移となっています。
なかなかしっかりと90円台へ上昇できない軟調なドル円ですが、
今のところ下に抜けるそう大きな材料もありませんし、
ドル円はまだ89円台前半〜90円台前半の間にほぼおさまるような
値動きとなるでしょうか。

ユーロドルは昨日は底堅い動きとなり、1.46ドル台半ばまで上昇してきています。
ここのところ軟調な展開となっていたユーロドルですが、
ここからは1.46ドル台を維持しながら、先週から抑えられている1.467ドルをしっかり超え、
1.47ドル台へ上昇していけるのかを見ていきたいです。

2009/10/05

為替見習さん

各国オープン前後のテクニカル変化に注目。

今日はG7明け、雇用統計明けということもあって
夕方から夜の相場で各通貨の短期テクニカルや力関係に変化が出るか
明日のRBA政策金利発表や週後半に控えるBOE,ECB政策金利発表等の
重要イベントを見ていく上でも非常に重要な月曜日となりそうです。

先週金曜の引け方を見てみると、NY終値ベースの対円変動率は
最も強く引けたCHFで0.67%、続いてNZDが0.47%、EURが0.36%、
CADが0.29%、USDが0.09%、GBPが0.08%、AUDが-0.46%という状況。

また金曜オープンからクローズまでの主要通貨間の力関係は
CHF>NZD>EUR>CAD>USD>GBP>JPY>AUDとなっていて
全体的に差が少ないものの円が弱めであること、ドルと近いこと、
そしてオセアニアの中でもNZDは強く豪ドルは弱いなど
ある程度位置関係の変化は見てとれますので、
これがどう変化するかが焦点となりそうです。

ではまず金曜NY終値時点のドル円、クロス円テクニカルを
おさらいすると、ドル円は下向きで上の抵抗帯上限に位置。
中期・長期は下向きとなっていて短期が少し加速すれば
短期から長期まで全て明確な下向きで揃いうる状況となっています。

一方クロス円のテクニカルも金曜の動きで少し変化していて
力関係上強い位置にあるスイス円の短期は下向きで上の抵抗帯上限に、
ユーロ円の短期は下向き継続で上の抵抗帯下限に位置していて、
ポンド円、カナダ円、オセアニア系クロス円の短期は下向きで継続中。

また中期はポンドが下向きである他はまだ上向きですが
NZD円も下の抵抗帯上限、豪ドルは下の抵抗帯半ばに、
ユーロ、スイス、カナダにおいては下の抵抗帯下限を割り込んでいて
下向き転換が見える位置にあるため今週も要注意です。

今日は夕方にユーロ圏の小売売上高、夜には米国のISM非製造業景況指数を
控えますが、その他は特に重要な指標などの予定がありませんので、
基本的には各国オープン前後、特に夕方のヨーロッパ勢参入後から
夜のNY市場における力関係の変化をベースにして
今週の戦略を立てていくイメージで良いと思います。

また明日にはRBA政策金利発表を控えますし、
普段からオセアニア系で取引している方は特に
その点も考えてハイレバでのポジション構築は避けておき
取引する場合はなるべくこまめな決済をしていくなど
自分で消せるリスクを消せて良いかもしれませんね。

個人的には短期・中期が揃っているもののみ
その揃っている方向に順張りと考えているので
現時点ではポンド円、ドル円が順張りショート。

その他はバラバラなので様子見しておき
短期・中期が揃うのを待つ考えです。

それでは、今日も一日頑張ってまいりましょう!

尚、このサイトは情報提供を目的としており、投資の最終判断はご自身でなさるようお願い致します。本サイトの情報により皆様に生じたいかなる損害については弊社及び執筆者には一切の責任を負いかねます。