兵ブロガーバックナンバー(2009年12月)|FX|外為オンライン FX取引 − あなたの為の、外為を。

バックナンバー 2009年12月

2009/12/30

とあるエンジニアKさん

今年も残り二日間

本日(12/30)はとあるエンジニアKが執筆を担当させていただきます。

当コラム、2009年最終担当日となりました。
今年も色々とありましたが、泣いても笑っても今日明日の二日間しかない相場。
一年が終わろうとしておりますが、こちらを読んでいる皆様の成績は
いかがだったでしょうか?
悲喜こもごも、利益を得た方、トントンだった方、損失をしてしまった方…
昨年のリーマンショックほどには荒れることがなかったこの一年間でしたが、
それでも常にその陰におびえる難しい相場だったかと思われます。

特に顕著だったのが歴史的円高水準。
ドル円はかつての1ドル80円を割ることを想像させるような、
1ドル85円まで下落しました。
その頃のお偉い先生方による「1ドル70円説」は未だに私の心に残っております。
すっかり形を潜めることとなった上記の説ですが、
再び1ドル85円を割るようになれば思い出されるであろうこと必須な説です。

前置きが長くなりましたが、短い相場の休みをご堪能ください。

【本日の注目指標と対策】
本日の指標はほぼないと言っても過言ではなく。
ファンダメンタル的な大きな動きも予想されず、
相場参加者も少ない本日はのんびりとした相場展開が予想されるでしょう。

【本日の戦略】
本日は12月30日。
前述の通り相場参加者がない本日は値動きが少ない相場となるでしょう。
すなわち、「休むも相場」ならぬ「休むが勝ち相場」。
相場のことは忘れてのんびり過ごすことが得策でしょう。

ただし気になるのは昨日のドル円の上昇。
92円という2ヶ月ぶりの水準まで上昇。
他クロス円が天井をつけるなかでの上昇ですが、
この上昇は正月明けの相場を占うことになりそう。
テクニカル要因の他に年明けのファンダメンタル要因も重なり、
2010年は最初から動く相場となることが予想されます。

ということで前述の通り「休む」のがキーワード。
今日から週末にかけての相場です。

それでは良い正月をお過ごしください。

とあるエンジニアK

http://kawasenikki.blog69.fc2.com/

2009/12/29

しましまさん

今日は動きが出てくるか

昨日は、ボクシングデーでウェリントン、シドニー、
フランクフルト、ロンドン、トロントは休場
ということもあり商い薄く小動きとなり、
ドル円は高値91.76円、安値91.40円という狭い値幅で
推移しました。
 
本日予定されている主な指標は以下のとおりです。

23:00:米・10月S&P/ケース・シラー住宅価格指数
24:00:米・12月消費者信頼感指数
未定   :独・12月消費者物価指数・速報値

今日は米・12月消費者信頼感指数に注目したいです。
市場予想は53.0ですが、予想を上回る好結果となるでしょうか。
また、今日は5年債420億ドルの米国債入札が予定されています。
昨日の2年債入札は不調な結果に終わり長期金利が上昇したものの、
為替相場への影響はほとんどありませんでした。
今日も入札を受けての米長期金利の動向には注意しておきたいです。

昨日のドル円は91円台半ばでの小動きとなりましたが、
ここから91.5円〜91円台前半をサポートにし、23日の高値
91.87円をしっかり超え92円台へ、そして10月27日の高値
92.32円〜92円半ばのレベルまで上昇できるかに注目です。
しかし92円台まで上昇しても、92円台半ばを超えるのは
難しそうな印象です。
一方91円を維持できず下抜けとなれば、下げても90円付近では
しっかり止まれるかを見たいです。
ユーロドルは昨日1.435ドル〜1.441ドル付近での推移となりました。
12月に入り下降基調が続いていたユーロドルですが、
先週後半から持ち直しつつあります。
このまま持ち直す流れとなれば、まず1.44ドル台へしっかり乗せ、
1.45ドル付近〜1.46ドル付近まで戻してしていけるかを見たいです。
 
クリスマス休暇は明けたものの、昨日はボクシングデーだったこともあり
閑散とし、ほとんど値動きのない相場となりました。
今日は昨日休場だった市場も開いていますし、
相場にも動きが出てくるでしょうか。
ドル買い基調は今週以降も続くのか、ドルの強さを中心に
見ていきたいと思います。
あと3日で今年も終わりです、一年経つのは早いですね。
皆様には今年も大変お世話になりました、
どうぞよいお年をお迎えください。

2009/12/28

為替見習さん

ドル円、クロス円の中期テクニカルに注目

今日はクリスマス明けということで各国市場が開きますが
ここから年末にかけては特に海外市場で休みに入る人も多く、
これまで以上に市場参加者は少ない状況となりそうです。

そのため普段の週明けなら力関係やテクニカル面で
それぞれ重要なポイントを見る上で大事な一日と言えるのですが
今週は年末ということでそのあたりの予測は少し難しいところ。

一応先週の流れをおさらいしておくと
前半の円売りドル買い(厳密には北米買い)によって
ドル円、クロス円(特にカナダ円)の中期テクニカルが
数ヶ月ぶりの転換になるかどうかの重要な位置に変化。

今後はこの中期的トレンドがどう変化するか
というところが為替相場における最大のポイント。
転換すれば半年振りのこととなりますし、一度転換すると
長い間継続しやすいのが中期の特徴ですから、
年末年始ではこの中期転換の攻防が最大のポイントですね。

また各通貨のテクニカル状況をふりかえってみると
ドル円は短期が上向きで下の抵抗帯上限に位置。
また中期は完全にフラットなままで継続していて
位置もこれまでと同じく抵抗帯を越えた地点で停滞。

一方クロス円のテクニカルはポンド円短期が少し下向き気味で
その他の短期は上向きで継続している状況となっていて
中期はほぼフラットな状態で継続していますが
クロス円の中ではカナダ円が少し他より抜けていて
ドル円と同様に転換の可能性が高い状況です。

さらに力関係については木曜金曜と膠着気味で引けたため
それぞれほとんど差がないため横並びと見てよいでしょう。

このような状況が年末年始の相場でどう変化するか、
そしてそれによって中期的トレンドが変化するか
という点が今後の大きなポイントとなるわけですが
今週は流動性が低い中で急に値が飛ぶような動きが出たり
逆に全く動かないといった状態になる可能性が高いので
取引するにはやはり無理する場面ではないと言えます。

個人的にも取引するのは年始からでも十分と考えていて、
その際にも短期・中期がともに同じ方向で揃うような
低リスクな状態になるのを待ってから攻めれば良いと考え中。

個人的な過去7年間の取引においてもリスクが低くなってから
参戦したほうが勝率、利益率ともに良いという結果が出ているため、
今週は様子見と判断しています。

その分時間ができると思いますので、資金管理を見直したり
自分の今年の取引の修正すべき点などをおさらいして
来年の取引につなげるような努力をしておきたいですね。

それでは、今日も一日頑張ってまいりましょう!

2009/12/23

ダメおやじさん

様子見ムード

こんにちは、ダメおやじです。

いよいよ、年末も近付き為替市場のほうも
年末特有の揉みあい状態で様子見ムードが漂っています。

そんな中でドル円が日米金利差拡大から上値志向となっています。
目先的には10月27日の92.32円を目指す動きとなるかも知れませんね。

先週からの上昇で海外ではドルは欧州や資源国通貨に対して
買戻しは進んでいますが、国内投資家のドル先安感は消えていないのか
国内投資家のドル円の売り越しは増える一方です。

今は海外勢もクリスマス休暇ですが、
クリスマスの休暇が明けて国内が年末年始の休みに入った時に
国内投資家の売り越しの解消に向かわす動きをする可能性が
有るかも知れず私は警戒はしています。

さてポンド円はドル円高の影響でジリ高ですがポンドドルの下落で
上値も重くポンドらしくない動きが続いております。
流れは戻り売りと見ていますが、上記のように年末年始のドル円が
高値に向かう可能性が有るためドル円の動きがハッキリするまでは
積極的なトレードは避け専らポンドドルの戻り売りで頑張っています。
今週一杯は様子見か逆張りで小幅な利を取る程度しかなさそうで
無理は避けたほうが良いと思っています。

本日はBOE議事録、ミシガン大消費者信頼感指数、
米新築住宅販売件数が有ります。 

米長期金利の動向に注意しならがユーロドル・ポンドドルの
戻り売りが良さそうですが、連日売られており移動平均線と値段の乖離幅が
広がり過ぎているため、急反発も考えられますので安値売りは
避け戻りを待ちたいです。

2009/12/22

しーさん

ドル中心

クリスマス週間で薄商いの中、じわじわとドル買いが進んでいます。

引き続きユーロが弱く、ドルが買われるという展開で、
EUR/USDは1.42台まで下落してきました。

そろそろ底値圏ではありますが、欧州の好材料が乏しいなかで
がらりと流れは変わりそうにありません。

本日の注目イベントとしては以下の指標があります。

18:30 英:第3四半期GDP(確報値)
22:30 米:第3四半期GDP(確報値)
24:00 米:リッチモンド連銀製造業指数
24:00 米:中古住宅販売件数

英・米のGDPはいずれも確報値ですので、
それほど大きな誤差はないでしょうから、
比較的スルーに近い指標です。

24時の中古住宅販売件数は2009年夏ごろに450万件付近で底打ち後、
夏から冬にかけて回復傾向にあります。

600万件台を堅調に維持してくると
今週のドル買いの流れは確定的となりそうです。

しかしながら当然のごとく今週の薄商いでの突発的な動きには
注意が必要ですので、ワンチャンスをものにするつもりで
見ていきたいと思います。

明日のダメおやじさんのコラムもお楽しみに!

しー@たゆたいFX

http://fx-theory.seesaa.net/

2009/12/21

ZEROさん

米長期金利が上昇、ドル買いが優勢に

先週の外国為替市場では米FOMCの開催、引き続きドバイ問題、ギリシャ格下げ
などが材料となりました。全体的にはドル買いが優勢で欧州通貨は弱い展開と
なっています。

ドル円は全体的なドル買いの流れに引きずられ、
91円手前まで上昇する場面もあり、今週は90円台半ばでの
スタートになっています。
ドル円に関しても米長期金利が上昇する中、日本の長期金利は変わらず
「日米金利差」がまた拡大傾向にあります。

全体的なドル買いに加え日米金利差が拡大したことでドル円は底堅い推移となっています。

ユーロドルも日足チャートをみれば、3月から11月までずっと上昇トレンドが継続
していましたので、ドル売りがテーマになった1年でした。溜まったドルショート
ポジションを年末に少しクローズする動き「ドルキャリーの巻き戻し」も起きている
と思われます。

ユーロドルは11月後半〜12月前半につけた1.51ミドルが、当分の間高値となりそう
な雰囲気です。

本日は特に注目度の高い経済指標の発表はなく、欧米勢はクリスマス休暇へ入って
行きますからやはり閑散とした取引が予想されます。

薄商いの中で突発的な材料が出た場合、予想外に大きく動く場合もありますが予測は
難しいためトレードは引き続き様子見の予定です。

ドル円は極端に円高に振れることなく、徐々に値動きも静かになっていき年末を迎える
と予想しています。

それでは本日も頑張りましょう!

※最終的な投資判断は必ずご自身でお願いいたします。

明日の担当はしー様です。お楽しみに。

2009/12/16

とあるエンジニアKさん

まさにクリスマス相場

本日(12/15)はとあるエンジニアKが執筆を担当させていただきます。

年の瀬も近いせいか?
いや、私の仕事は年末年始も関係なかったはず…
そんな自問自答をしておりますが、
最近ワークロードが激しく毎日午前様で土日の休みもない状態が続きます。
たまの忘年会も結局は午前様での帰りで、
愚痴のひとつもこぼしたくなるような毎日です。

とまあ忙しく過ごしておりますが、なかなか楽しいのも事実。
風邪だけはどうしてもひけないので、
それだけには注意しつつ忙しい毎日を乗り切ろうと思います。

【本日の注目指標と対策】
本日はロンドン、NYと多くの指標が並びます。
数が多くの指標があるのですが、薄まるのも事実です。

ロンドン時間には英国雇用統計に消費者物価指数。
どちらも欧州相場に直結する大きなインパクトを与える指標です。

Ny時間にも同様に消費者物価指数、
そして日付が変わった日本時間の明け方にはFOMC発表。
金利の動向はないにしても、
発表時間前後に高くなるボラティリティには注意が必要です。

【本日の戦略】
多少の動向はあるのですが、やはりクリスマス相場である。
そう結論づけることができる最近の相場。
クロス円を中心に相場を覗いておりますが、
12月に入ってから多少の動向はあるものの、
方向性を見つけにくい相場にあるようです。
一般的に多くの欧米投資家が休みとなるこの12月。
流れとは生まれにくい状況にある本来の?
クリスマス相場となっているようです。

さて、今後の戦略ですが、
月曜日の「週の戦略」にて述べたように、
クロス円はゆるやかな上昇曲線にある模様。
月、火と相場が流れ、そのテクニカルな流れが鮮明に見られるようになりました。

ファンダメンタルでもドバイ発の危機が、
隣国の支援によっって安定に落ち着こうとしており、
おとなしくこの買い相場の流れについていくのが賢明な用です。

人並みではありますが、継続したクロス円買いを続けたいと思います。

それではまた次回に!

とあるエンジニアK

http://kawasenikki.blog69.fc2.com/

2009/12/15

しましまさん

FOMC待ちの相場

昨日は、ドバイ・ワールド傘下の不動産会社ナキールが抱える
35億2000万ドルのイスラム債の償還をめぐっての懸念から
リスク回避方向に動きましたが、その懸念が解消される結果となり
再びリスク選好気味の流れとなりました。
しかし、FOMCを控え相場は様子見ムード主体で推移しています。
  
本日予定されている主な指標は以下のとおりです。

09:30 RBA議事録
18:30 英・11月消費者物価指数
19:00 独・12月ZEW景況感調査
22:30   米・11月生産者物価指数
22:30   米・12月ニューヨーク連銀製造業景気指数
23:00   米・10月対米証券投資
23:15   米・11月鉱工業生産

RBA議事録は、3ヶ月連続利上げとなった今月1日の政策発表時の議事録です。
今回の議事録では、来年に更なる利上げを期待できる
内容となるかにに注目しています。
今日は米国経済指標も多数発表されます。
このところ米国経済指標は改善傾向にあり、
今日も米国経済の回復を期待できる結果となるかに注目です。

ドル円は昨日88.94円でオープンも上値は重くドバイ問題への懸念から
リスク回避の流れにより下落、懸念が解消される結果となり
一時的に上昇しましたが、88円台後半が超えられない上値の重い展開となりました。
今のところ88円台半ばでしっかりサポートされており、
ここからは引き続き88.5円付近ををサポートにして89円台へ、
そして89.5円をしっかりと超える流れとなれるかを見たいです。
一方88.40〜88.50円を明確に割ってくると、また弱い流れとなりそうです。
ユーロドルは昨日は1.46ドル台で比較的小幅に推移しました。
今のところ1.46ドルのサポートは堅そうですが、1.46ドル台後半では
上値を抑えられ上昇できない流れとなっています。
今日反転の流れとなれば、1.46ドル付近をサポートに今までのサポートであった
1.46ドル台後半〜1.47ドルまで上昇していけるかを見たいです。
1.46ドルのサポートを明確に割れ下落となれば10月2日安値の1.4479ドルが
意識される流れとなりそうです。

今日も明日のFOMC政策金利発表を控え、
動きづらい様子見主体の相場となりそうです。
年末も近く市場も薄くなっていますし、 無理して参加せず様子見主体でもよいかと思います。

2009/12/14

為替見習さん

各国オープン前後の力関係・テクニカル変化に注目。

今日は先週後半にできた円売りの流れに加えて
金曜に発生したドル買いの流れが継続するか、
今週後半への流れを見る上でも非常に重要な一日。

特にドル円、クロス円ともに短期が堅調な状態であるほか
これまで不安定な動きを続けている中期テクニカルにおいても
フラットから上向きに転換するかどうかの分岐点に来ているため
まずは今日も円軸、ドル軸の力関係変化が出るかどうかという点と
それによるテクニカル変化が出るかに注目したいところです。

ではまず先週金曜の引け方を見てみると、NY終値ベースの対円変動率は
最も強かったUSDで1.04%、続いてGBPが0.93%、NZDが0.50%、
AUDが0.48%、EURが0.30%、CHFが0.20%、CADが0.11%となっていて
ドルやポンドの強さ、それに対する円の弱さが目立っています。

先週は前半が円買いの流れとなっていたところから反転して
後半に円が売られそのまま引ける格好となっていますので
今週も前半でどのような流れができるかによって
取引戦略を微調整していくのが良いでしょう。

続いてドル円、クロス円のテクニカルをおさらいすると、
ドル円は金曜NY終値時点で短期が上向きとなっていて
中期・長期はこれまでと変わらず下向きとなっていますが
先週金曜も中期は一時上の抵抗帯下限付近まで伸ばす場面があり
今週の動き次第では転換するかどうかという地点まで来ました。

テクニカル的には短期・中期がバラバラで順張りにはリスクがあるとはいえ
中期が転換すれば今後数ヶ月単位の流れに影響が出ることになりますから
今週の相場におけるテクニカル変化はかなり重要となりそうですね。

一方クロス円のテクニカルは金曜の動きでさらに堅調な状態になって
短期は各通貨で上向きのまま引けています。また中期はフラットからやや下気味。

クロス円の中期についてもここ2,3週間ほどかなり不安定な状況のなか
少しずつフラットに近い状態へと近づく回数が増えてきていますから
今週円が売られ続けた場合はフラット、もしくは上向きに転換、
ということも考えられる相場状況となってきました。

ただし、ドル円、クロス円それぞれにおいて言えることですが
ただしここからさらに円が引っ張る展開になった場合は
まだ簡単に短期が下向きに変化しうる位置にあると言えますし
そうなれば中期も再び下方向へと向いていくことになりますから
安易なロングや希望的観測でのロングは避けたいところ。

逆に言えば円が買われれば短期・中期が下で揃う可能性が出てくるわけで
揃えばテクニカル、力関係両面で順張りショートにはリスクが低くなりますし
チャンスが来たときにすぐ動けるように資金管理を万全にするとともに
しっかりシミュレーションを行っておくと良いでしょう。

今日は朝の日銀短観以降は特に重要な指標も少ないため
基本は力関係やテクニカルをベースにして取引戦略を立てていき、
その変化によって取引戦略を微調整するとともに
取引する場合は力関係上低リスクなものを選ぶと
よりリスクに対するリターンの割合が大きくなると思います。

また明日には豪州のRBA議事録や英国の消費者物価指数。
ドイツのZEW景況感調査、米国の生産者物価指数、NY-FED指数、
対米証券投資、鉱工業生産など重要指標を多く控えていますので
その点も考えてハイレバでのポジション構築は避けておき
取引する場合はなるべくこまめな決済をしていくなど
自分で消せるリスクを消せて良いかもしれませんね。

個人的には短期・中期が揃っているものがないので
基本は様子見と考えていて、ここからの力関係変化によって
テクニカルが変化して、短期・中期が揃うものが出れば
揃った方向に順張りで当日決済の取引を考えています。

また取引をする前には必ず通貨間の力関係を見た上で
「同じ1取引をするならどのペアが最も低リスクか」
ということを考えて、クロス円、ドルストレート含めて
最もリスクの低いものを選択していく考えです。

それでは、今日も一日頑張ってまいりましょう!

2009/12/09

ダメおやじさん

通貨ペアーの選択も勝利への近道

こんにちは、ダメおやじです。
今週に入り先週の雇用統計のサプライズでの上げは何だったのかいう、
ドル円・クロス円の下落となっております。
やはり雇用統計での爆上げは目先天井とのジンクスは生きているようです。

特にクロス円はドバイワールド問題やギリシャの格下げなどで大きく売られております。
昨日は株安、原油・ゴールド安でリスク回避の動きが顕著で
円が一番強く次いでドルが強くなっています。

ドル円もバーナンキ議長発言やダドリーNY連銀総裁発言で利上げ観測が
後退し売られていますが、内外で売られ過ぎており、買戻しで大きく下落することは
ないとみています。
目先的には88円割れには大きな抵抗が有ると思われ、
来週のFOMCまでは様子見が良いと思ってます。

私自身は先週の初めから株バブルの崩壊やドバイ問題は簡単には終わらないと見て
ユーロドル・ポンドドルの売りと思い、今はポンドドルの戻り売り一本で
トレードしていますが、順調に下げてきています。

ドルストレートの良いところは単純にポンドドルならドルとポンドが
どちらが強いかだけで良いのです。
クロス円で、たとえばポンド円なら、ポンドと円との強弱関係、
ドルと円との強弱関係を見なければいけません。
雇用統計のときでもポンド円はドル円高で急伸しましたが
ポンドドルは下落し利が取れました。
私はドルは日本政府の円高懸念、85円を割れて投売りを誘ったことで
年内はドル円売りは避けようと思ったため弱い通貨と見ているポンドドルにしました。

通貨ペアーの選択も勝利への近道と思います。

いよいよ、年末が近付いています。頑張りましょう。

2009/12/08

しーさん

調整モードへ

昨日は先週の円安に待ったをかける
下向きの窓明けのスタートとなりました。

ストレートではドル買いが進んでおり、
EUR/USDは先日までの1.5000水準はどこへやら。
1.4800台まで下落しやや狭くなった雲割れを試す勢いです。

1.47台を維持できなくなると、週足にも変化が現れて
上昇トレンドの行方が危うくなりそうです。
しかし先週の雇用統計を受けて楽観的なセンチメントが
広がるなかで、バーナンキFRB議長は慎重な姿勢を継続することを
示したことでドル買いはストップ。
ドルストレートのトレンド転換を確認するには至っていません。

本日のイベント的にはカナダ中銀政策金利発表があります。
米雇用統計のインパクトに霞んでしまいましたが、
先日のカナダ雇用統計では7.9万人の雇用者増となり、
カナダドル買いとなり、CAD/JPYはドバイショック前の水準の
85円台まで回復しています。

本日は先日の雇用者増を受けていきなり利上げとはならないでしょうが、
今後の利上げ時期についての言及などには注目しておき、
連れ高となるクロス円の動きにも注意しておきたいと思います。

昨日の調整的な下落が尾をひくと、チャート的にはダブルボトム
目指して下落モードになりそうではありますが、
直近高値と安値の半値押し程度までの下落を想定しておき、
ショート狙いでいったほうが無難かも知れません。

明日のダメおやじさんのコラムもお楽しみに!

しー@たゆたいFX

http://fx-theory.seesaa.net/

2009/12/07

ZEROさん

米11月雇用統計発表直前の88.50

先週のドル円相場は、本邦当局者による間髪を入れない
「円高・株安対策」によって週末に向かって「円安+株高」の流れとなっていました。

これに加えて米11月雇用統計が、米11月非農業部門雇用者数-1.1万人とポジティブ
サプライズ、先月は大幅に悪化した米11月失業率も10.0%に改善され、ドル円相場は
90.78まで上昇しています。

本日は特に注目度の高い経済指標の発表も無く、新規材料に乏しい1日になりそうです。
現状のドル円相場は10/7安値88.01割れ以降、ショートになっていたポジションの
ストップロスもほとんどこなしていると考えられますので、今週はどちらに動いていくか
難しいところです。

先週は火曜日以降、すべてドル円の買いでトレードを続け、差益を取ることができました。
本日は新たなチャートポイントが見えてくるまで様子を見ておきたいと思います。

とりあえずは直近の高値90.78、米11月雇用統計が発表される直前のレート88.50レベル
に注目をしておきます。一旦このあたりのレンジに入ってくる可能性が高そうですね。

今年も残り3週になりますので、欧米を中心に参加者も減少してくることが予想されます。
また来年に向けて、今年の相場やチャートを振り返ってみたりするのも良い時期かもしれません。

それでは本日も頑張りましょう!

※最終的な投資判断は必ずご自身でお願いいたします。

明日の担当はしー様です。お楽しみに。

2009/12/02

とあるエンジニアKさん

師と投資家が走る12月

本日(12/2)はとあるエンジニアKが執筆を担当させていただきます。

11月も最後の日。
いつものように夜遅くまで残業していると、
「明日から先生が走るな」と唐突に上司がポツリ。
最初は意味がわからなかったのですが、どうやら
師走ということで師も走るという表現だとか。
上記の通り紙に書くとわかりやすいのですが、
言葉で言われると、最初は???でした。

それにしても時間が経つのは早い。
夏ぐらいから急激に多忙になり毎日深夜が当たり前になりましたが、
そのあたりから時間が加速してきたように感じられます。
ジョジョじゃあるまいし…

しっかりと一日一日を大切に進んで行こうと思います。

【本日の注目指標と対策】
本日の指標はNY時間に発表されるADP雇用統計。
金曜日の雇用統計に向けての前哨戦です。
また、昨日日本から発信されたように、
追加金融緩和政策などにより相場にインパクトを与える大きなニュース。
その発表などに注意したいところです。

【本日の戦略】
前回二週間前の本コラム担当時は、
「ボラが下がってきたー」などと書きましたが
この二週間はドバイ発のニュースが世界を駆け巡り、 相場に多大なインパクトを与えた日々でした。 クロス円はドル円を中心にして大きく下落。 十数年ぶりの水準までドル円は下がりましたが、 その後は自立的反発や日銀の追加金融政策など、 実弾を伴う支援によって持ち直しております。 それにしても12月に入ったというのに大きく動く相場です。 例年ならば12月は欧米系はクリスマス休暇で静かな相場。 ディーラーなど一年間の目標を達成した者たちは、 静かに相場を見守るかそもそも相場など見ない! それが常でしたが、最近の相場はそうでもないのか? 昨年も12月の激しい動きに閉口したものですが、 今年もまたボラティリティが高い年末を迎えそうです。 さて、「追加支援策」「二番底を防ぐ」などという 長期的な戦略を睨むことも大切ですが、 おそらくFXをする者の多くはある程度短期で利益を求めるモノ。 そのような観点からは今の相場は非常に大きなチャンスといえましょう。 もちろん素人お断りの相場でもありますがね。 自分としてはここからクロス円の下落を狙います。 しかもごく短期で。 それぞれのクロス円が十字線を描いて反転上昇を見せたように、 クロス円相場は下落の終演にあるように思えます。 だからといって、急激に上昇するか?とは思えない相場。 下落圧力はあれどサポートに支えられ、 上昇はされど上昇力はなしという クロス円にありがちな展開になることが予想されます。 そうなるとテクニカル観点からサポートを狙っての売りが狙い目。 今の急激な下落からの巻き戻し買いは一時的なものかと思われます。 もちろん下値は限られている以上、「短期」で利益回収が大切。 先週の大きな下落が頭にあるとどうも利益確定ができないかもしれませんが、 欲をかくと失敗するのが今の高いボラの相場です。 師も、投資家も走る12月。 しっかりと利益を上げていきましょう。 相場は自己責任で! とあるエンジニアK http://kawasenikki.blog69.fc2.com/

2009/12/01

しましまさん

オージー、3ヶ月連続利上げとなるか?

昨日は、ドバイ問題がそれほど大規模なものにならなという見方から
NYダウは小幅反発、金や原油も反発しました。
為替の方は、先週末の下攻めのような動きは出なかったものの、
方向を掴みづらい流れとなっています。

本日予定されている主な指標は以下のとおりです。

09:30  豪・ 10月住宅建設許可件数
12:30  RBA政策金利発表
24:00  米・11月ISM製造業景況指数
24:00  米・10月中古住宅販売保留
  
本日は12:30にRBA政策金利発表が予定されています。
先月RBAは、先々月に続き政策金利を0.25%引き上げ3.50%にすることを発表しました。
本日のRBA政策金利発表でも先月・先々月に続き0.25%の利上げが予想されていますが、
据え置きの可能性も十分あり、果たして3ヶ月連続の利上げとなるかその発表に注目したいです。
また、声明文に今後更なる利上げを期待できるような文言があるかどうかにも注目です。
主要国では低金利がまだまだ続く見通しで、その中でオーストラリアの経済回復や高金利は
群を抜いており、オージーは今後も底堅く推移するだろうと考えています。 
 
ドル円は昨日86.62円でオープンし、明確な方向は出ずほぼ86円台での推移となりました。
上値は重いという印象は変わらず、今週反発となっても87円台前半〜88円では上値を
抑えられる形となりそうす。昨日は86円付近をサポートとして推移していましたが、
今日も86円台を維持できるか、下抜ければ85円〜先週の安値84.80円付近を死守することが
できるかです。
上値を切り下げながら推移するドル円、引き続き戻り売り有利の流れが続いています。
ユーロドルは昨日東京時間午後に高値1.5083ドルを付けた後は下落し、
NY時間に安値1.4972ドルをつけました。
長く続いている1.48-1.5ドル台半ばのレンジを、しっかりと抜けることができないユーロドルです。
今日も堅調推移となれば、やはり1.50ドル台後半から1.51ドルでは抑えられる展開となるのか、
それとも1.51ドルを超え11月26日の高値1.5143ドルを超えることができるのか、
1.50ドル台後半からの動きに注目です。
 
では、今日も1日頑張っていきましょう!

尚、このサイトは情報提供を目的としており、投資の最終判断はご自身でなさるようお願い致します。本サイトの情報により皆様に生じたいかなる損害については弊社及び執筆者には一切の責任を負いかねます。