兵ブロガーバックナンバー(2010年01月)|FX|外為オンライン FX取引 − あなたの為の、外為を。

バックナンバー 2010年01月

2010/01/27

とあるエンジニアKさん

FOMC待ちか、方向感定まらない相場

本日(1/27)はとあるエンジニアKが執筆を担当させていただきます。

昼間っからポリポリするのは周りに目が引けるのですが、
夜残業しつつポテトチップスやスナックをかじるのは残業の楽しみの一つ。
昨日、セブンイレブンで最凶ハバネロを買ってきたのですが・・・
涙と汗が止まりませんでした。
ある意味ドーピングか?頭がすーっと冴え渡ったのは言うまでもありません。
ただし食べ過ぎは身体に悪そう。
そして食べた後は目をこするべからず。です。

残業の友に、オススメします。

【本日の注目指標と対策】
本日の重要指標。
それは決してアップルの新製品発表ではなく、
同じ頃に発表されるFOMC政策金利です。
政策金利の据え置きについては確実視されておりますが、
先週発表された新たな米国の金融引き締め作に関する新たな発表、
その内容に注目が集まります。

NY時間の後半とはいえ、先週から動向が注目されるFOMCだけあり、
相場への振動が気になるところです。

日本時間の28日4:15に発表される予定となっており、
続けて5:00から発表されるNZ政策金利にも注目したいところです。

【本日の戦略】
連日のように激しく動き続けるクロス円。
2010年が明ける前とは比較にならないぐらいに動きが見られます。
ドル円の方向性はじわじわと右方下がりなのですが、
それ以外のクロス円は混沌とした相場が続き、なかなか仕掛けがたいところ。
ドルストレートでもその動きは同様であり、
今は仕掛けにくいところ…私が今相場から感じることです。

前述しましたが、本日はFOMCが行われます。
米国金融政策の今後の行方はもちろんのこと、
気になるのはバーナンキ議長の今後の動向。
続投か、あるいは後任か?
ここのところの混乱が米国相場の動向にもなんらかの影響を与えている模様です。

ここ数年の金融危機を手を変え品を変え乗り切ったのは評価されているようですが、
問題なのはその政治色の濃さ。
FRBの独立性という大前提に対して??がつくのが相場の見方です。

ある上院議員
「今はチェンジが必要な時だ!」
どこかで聞いたことがある言葉です。

そしてこの発言がバーナンキの味方サイドから見られたことにもノートすべき発言です。
投票は今週木曜日、金曜日に行われるようですが、 そちらも今後のドル、米国経済を追う上で非常に気になる点です。 今のように方向性がわからなく、仕掛けにくい相場ならばなおさらです。 それでは本日も頑張りましょう。 とあるエンジニアK http://kawasenikki.blog69.fc2.com/

2010/01/26

しましまさん

落ちつき取り戻した相場

先週は21日にオバマ大統領が新たな金融規制改革案を提案したことなどから
リスク回避の動きが加速しましたが、週明けの昨日は比較的穏やかな値動きとなりました。

本日予定されている主な指標等は以下のとおりです。

日銀政策金利発表
15:30 : 白川日銀総裁記者会見
18:00:独・1月IFO景況指数
18:30:英・第4四半期GDP・速報値
23:00:米・11月S&P/ケース・シラー住宅価格指数
24:00:米・1月消費者信頼感指数

今日は独・1月IFO景況指数、英・第4四半期GDP・速報値、
米・1月消費者信頼感指数などの指標発表が予定されています。

独・1月IFO景況指数は市場予想95.1となっていますが、
結果次第では今週に入って落ち着いているユーロが動く可能性も
ありますので、注意しておきたいです。

英・第4四半期GDP・速報値は市場予想前期比+0.4%、米・1月消費者信頼感指数は
市場予想53.5となっています。

今日はヤフー、デュポン等の米主要企業決算発表が予定されており、
決算を受けての株価等の流れに注意したいです。
また、今日は2年債440億ドルの米国債入札が予定されており、 入札を受けての長期金利の推移にも注意しておきたいです。 昨日のドル円は90.23円でスタートし、ほぼ90-90.30円の間で推移し 方向感つかみづらい動きとなりました。 今日は上昇方向へ動けば、90.30円付近をサポートに90.70円〜91円付近まで 上昇となるかを見たいと思います。 ユーロドルも昨日1.415〜1.416ドル近辺を中心に方向感掴みづらい 値動きとなりました。 今回のユーロの下落は1.4029ドルで止まり今日もまたじわじわと 上昇する流れとなるのか、それともまだ下向きの流れは止まっておらず 再び下落開始となるのか、今日も慎重に流れを見たいです。 昨日はリスク回避の円買い・ドル買いの流れは止まり比較的落ち着いた 相場となりました。 今のところ方向感に欠ける動きとなっており、明日にFOMC政策金利発表を 控え今日もはっきりしない動きとなりそうだと考えています。 では、今日も一日頑張りましょう!

2010/01/25

為替見習さん

オバマ発言の影響が残るか、円軸の力関係変化に注目

先週末はオバマ大統領による新たな金融規制がピックアップされ
それに伴って円が単独で大きく買われる展開となったことで
ドル円、クロス円ともにテクニカル面が悪化して引けました。

その流れが今週も継続するかを見る上で今日は重要な一日と言えますし
まずは今日も円を軸とした力関係変化が出るかどうかを確認して
今週の戦略を微調整していきたいところです。

ではまず各通貨テクニカル状況をおさらいすると
ドル円は短期が下向き、中期はフラット、長期は下向きで継続。

今後のポイントとしては円軸・ドル軸の力関係で、
ここからドルが円より強い位置に戻してくる展開になれば
変化すれば短期はフラットに戻る可能性が出てきます。

逆にここから円だけが強い位置をキープして
ドルが弱い位置に変化するようなことになれば
短期は下向きで加速していくことになりますし
中期も転換から遠ざかって下向きになる可能性が出てきます。

もし中期が再び下向きになれば、昨年6月からの下落トレンドから
一旦中期転換かどうかの瀬戸際まで到達したあと、
そこで綺麗に跳ね返されるということになりますし
これはチャートとしても綺麗な動きになることに。

特に中期は一度転換すると上記のように数ヶ月続くことも多いため
今週の相場は今後数ヶ月の動きにも関わってくる重要な相場と言えます。

今年は年始からある程度堅調な推移を見せていただけに
下落局面では逆張りで攻めるという方もいるかもしれませんが
中期が下向きに戻ってしまうと大きな損失になりうるので
今週も安易な逆張りは絶対に避けておきたいところ。

そして取引する際には週明けの流れを考えた上で
今、目先の相場に手を出すべきかどうか、というところを
資金管理と照らし合わせながら考えていかれると良いでしょう。


一方クロス円のテクニカルは各通貨とも短期が明確な下向きで継続中で
中期は木曜と同様全ての通貨でフラットですが
ユーロ円の中期は下向き気味になりつつあります。

ユーロ円以外の中期は一応フラットで踏みとどまっていますが
今週も円が軸となって引っ張る展開が続いた場合には
下向き気味に変化する可能性も十分といえますので
今週の相場でも逆張りで攻めないように注意したいところです。


また今週は先週と同じように重要イベントを多くひかえていて 
日銀、FOMC、RBNZの政策金利発表をはじめとして
米指標では中古&新築住宅販売件数、消費者信頼感指数、
耐久財受注、4QGDP速報などの発表が控えています。

さらに他国ではドイツのIFO景況指数、英国の4QGDP速報、
豪州&ドイツ、ユーロ圏の消費者物価指数、NZの貿易収支など
変動材料には事欠かない一週間。

相場は誰に対しても同じように動いているわけですから、
今週の相場に備えた資金管理やポジションコントロールなど
早めに出来る準備は徹底的にしておきたいですね。


個人的な取引戦略としてはこれまでと同じで
短期・中期の方向性が乏しい間は様子見しておき、
ここから短期が上向きに変化して加速して
今週の相場で中期が下向きになるようであれば
短期・中期が下向きで揃うので順張りショートに変更予定。

逆に短期が上向きへ戻って加速する展開になれば
短期・中期が上向きで揃う可能性も出てきますので
その際には順張りロングに変更する考え。

また取引をする前には必ず
「同じ1取引をするならどのペアが最も低リスクか」
ということを考えて力関係をしっかり見ていく考えです。

それでは、今日も一日頑張ってまいりましょう!

2010/01/20

ダメおやじさん

こんにちはダメおやじです。

今週に入りポンド円が上昇しています。
昨日は、朝から米クラフト社と英キャドバリー社の
買収交渉が合意するとのことでポンドドル中心に買われ、
英消費者物価の上振れにより英利上げ観測が強まったこと、
ドル円の急反発、NY株高、原油高によるリスク志向の
復活など、強い材料が連続したことから、
ポンド円は149.46円まで上昇しました。

しかし、キング総裁発言が少しネガティブな発言
だったこともあり上値が抑えられたことや、
ドル高でポンドドルが下落したことで
若干失速して終わりました。

私はポンド円は146円〜150円のボックス相場と見ており
1月4日の150.70円を越えるまでは噴き値売り有利とは
思っています。

ただ昨日の動きを見ても東京、欧州で乱高下をしており
上に抜けたと思い買えばストップを取られる、
下げだしたと思い売れば反発してストップを
取られる動きとなっており、トレードには充分に
注意したいところです。

本日もポンド円はドル円の動き、英指標次第で大きく
動きそうですね。

また、欧州ではポンドドル・ユーロポンドの動きにも
注意したいところです。
今、ユーロが安く、ユーロポンドが下げ止まらない限りは
ポンドは欧州では大きな下落はないかもしれません。

本日は18時30分のBOE議事録、英雇用統計、
22時30分の米生産者物価指数に注目です。
また米銀行決算で動くとも思われます。

週も半ばです。通貨間の動きがバラバラで少し
難しい動きとなっていますが、頑張りましょう。

2010/01/19

しーさん

決算に注目

渦中の小沢幹事長は国会が始まり会期中の逮捕はなくなりました。

極近い人物が逮捕され、新たな証言が出る中で、
小沢氏は強気の発言で我を通しています。

粘り強い捜査を行う検事を演じるHERO。
いきなり政治の世界に放り込まれ首相になってしまうCHANGE。

どちらの側から見ても、それぞれ正義がありそうですが、
真実は一体どこにあるのでしょうか。

5000万円や4億円というのは我々個人投資家にとっては大金です。

政治の世界にいると金銭感覚が狂ってしまうのでしょうか・・・。


さて為替のほうは、本日はNY勢が休場明けで戻ってきます。

ドル円やクロス円は下落トレンドに入りかけている状態で
踏みとどまっていますが、このままレンジとなるのか
下値ブレイクするのかは様子を見守るしかない状態です。

本日からシティグループを皮切りに金融機関の第3四半期決算が発表されます。

前回は好結果からドル買いへとつながりましたが、
今回も同様に好結果の決算内容となると、
レンジを維持して反発上昇となる可能性が高まりそうです。

ただユーロについてはギリシャやアイスランドなどの
不安を抱えているので今は積極的に買う状況ではなさそうです。

ユーロを除いたクロス円で勝負していくのがよいでしょう。

指標としては英CPIもあります。

事前予想では前年比で+2.5%と物価は上昇気味。

英GDPを待って本格的なポンド買いといきたいところですが、
英リセッションは脱却したという報告を裏付けるほどの結果となれば、
ポンド買いにもつながりそうです。

明日のダメおやじさんのコラムもお楽しみに!

しー@たゆたいFX

http://fx-theory.seesaa.net/

2010/01/18

ZEROさん

円高ドル安

先週のドル円相場は下落、ギリシャ問題などが
くすぶったユーロも週後半に向けて
売られる展開が続きました。

本日はキング牧師誕生日により米国は休場、
主だった経済指標の発表予定も無く
静かな相場になると考えています。

ロンドン時間午後あたりから徐々に閑散として来そうです。
デイトレードでは今週は火曜〜金曜の4日間でトレードします。

米国では先週のJPモルガンチェースに続き
大手金融機関の決算なども発表されます。
その他米住宅関連指標、1月フィラデルフィア連銀景況指数
などの発表が予定されています。

今週のドル円相場は、7日の高値から12日安値まで
下落が継続した後に戻りを試した92.05レベルをしっかりと
上抜けしない限り強気になれない展開が継続しそうですね。

ユーロドルは今年に入って未だ決定的な方向感は出ていませんが、
方向感が出てくると大きなトレンドになりやすい通貨ペアですので、
キーワードとして為替ニュースなどで「腰の入った」売りや買いなどが
出てきた際には、トレンドに乗って少し長めにポジションを
保有したいと考えています。目先ではギリシャ問題などで動いているユーロ相場ですが、
やはり米国の金融政策が大きなトレンド形成の材料になると予想しています。

それでは本日も頑張りましょう!

※最終的な投資判断は必ずご自身でお願いいたします。

明日の担当はしー様です。お楽しみに。

2010/01/13

とあるエンジニアKさん

クロス円、買い場の到来

本日(1/13)はとあるエンジニアKが執筆を担当させていただきます。

当コラム、2010年最初の回を迎えました。
改めてではありますが、あけましておめでとうございます。

このコラムも既に連載開始から3周年になろうとしております。
当方の担当も既に今回で82回を数え、順調にいけば今年中に100回を数えます。
当方の至らない知識と乏しい経験ではありますが、
少しでも皆様の相場生活のお役に立てればとがんばっていこうと思います。

本年も一年間よろしくお願い申し上げます。

【本日の注目指標と対策】
本日は米国時間にベージュブックが発表されます。
発表のタイミングが日本時間の28時とあって、
NY時間の遅い時間帯の発表が予定されております。
この場合、意外に日本時間にベージュブックを要因として動くこともあります。
先週の雇用統計ほどではありませんが、今後の米国経済を占う上で
重要な位置を占めますので、念のため注意が必要な指標です。

【本日の戦略】
昨日こそ逆の動きをしましたが、
じわじわと伸びる円安相場を見せております。
チャート外形からも基本的な向きは右上を向く方向。
多少のデコボコはあれど、テクニカルは見通し良好です。
一方で、ここ最近の「良い」ファンダメンタルも右肩上がりの傾向を後押しします。
株価が順調に上昇すれば円安方向。
一方で昨日のように株安が発生すれば円高方向。
特にトリッキーな動きではなく、素直に動くのが特徴な最近の相場です。

さて、昨日より見られているクロス円の全面的な下落。
すなわち急激な円買いではありますが、当方としてはここでクロス円の
買いチャンス到来と見ております。
長いスパンで見ると前述の通り右肩上がりの相場。
この流れに乗りたいと思います。

ただし気になるのはレンジ相場という見方。
クロス円は長いことこのレンジのスパンから抜け出せておりません。
ドル円の水準としてはレンジ上端に触れたのがつい先日の金曜日。
ファンダメンタル要因が発端となった今回の下落ですが、
テクニカル的にも説明がつくレンジ相場です。

よって今後の戦略としては、基本的にクロス円の買いを仕掛けるのですが、
レンジ相場の様相を見せるのならば追っかけの売り。
現段階での両建て売り買いをするのも悪くないと考えております。

動き的には悪くない、攻めの姿勢でこの相場を見守ろうと思います。


とあるエンジニアK

http://kawasenikki.blog69.fc2.com/

2010/01/12

しましまさん

ドル、緩やかに下落か

雇用統計明けの昨日はドル売りが進み、
ドル円は91.81円まで、そしてユーロドルは
5日の高値1.4483ドルを上回り一時1.4556ドルまで
上昇しました。
また、オージーは昨日も堅調に推移し、
オージードルは窓開け上昇後0.93ドル付近で
底堅く推移、オージー円は7日の高値86.01円を超え
86.19円まで高値を更新しました。
 
本日予定されている主な指標は以下のとおりです。

18:30:英・11月商品貿易収支
22:30:米・11月貿易収支

今日は英・11月商品貿易収支、米・11月貿易収支
などの指標発表が予定されています。
米・11月貿易収支ですが、市場予想は-346億USDと
なっています。
また今週は今日12日に3年債400億ドル、
13日に10年債210億ドル、14日に30年債130億ドル
(リオープン)の米国債の入札が予定されており、
今日も入札を受けての米長期金利の動向には
注意しておきたいです。

雇用統計明けの昨日のドル円は92.58円でスタートし、
その後はドル売り方向となりNY時間には
一時91.81円まで下落、その後92円台へ戻すも
上値の重い展開となっています。
上値は重いですが下も底堅い印象のドル円、
今日は引き続き92円〜91円台後半では底堅く推移し、
93円台を目指す上昇となるかを見たいと思います。
ユーロドルは昨日1.425ドル〜1.445ドル付近の
レンジを上方へ抜け1.45ドル台へ乗せ、
一時1.4556ドルまで上昇しました。
今日は1.45ドル〜1.445ドルではしっかり止まり、
1.46ドル台へ向け更なる上昇となるかに注目です。
 
先週末の雇用統計後はドル売り基調となっていますが、
今日以降もドル売りのトレンドを形成していくか注意深く
見ていきたいです。
では、今日も一日頑張りましょう!

2010/01/11

為替見習さん

ドル円、クロス円の短期テクニカルに注目

先週末はカナダ、米国の雇用統計をこなしたわけですが
カナダ雇用統計後にはカナダドルが売られる動きが出て、
米国雇用統計後にはドル売りの動きが出るなど
それぞれ発表後には一応の動きが出て引けました。

そして今日は雇用統計明けということもあり各国初動に伴う力関係の変化や
それに伴う短期テクニカルの変化が通常より大きく出る可能性があるため
資金管理は万全にしてから相場に臨みたい一日と言えますので
いつもの週明け以上に注意しておきたいですね。

ではまず先週金曜の各通貨テクニカル状況をおさらいすると
金曜のドル円は雇用統計後に第一波で大きく下げて
短期が上向きからフラットに戻される格好になっていて
中期も転換かどうかの瀬戸際で跳ね返された格好になりました。

これによって短期・中期ともに方向性が乏しくなりましたし
力関係においてはドルが最も弱い位置で引けているため
中期転換かどうかの判断はまた持ち越し。

力関係で見てもドルが弱い位置に来ていますし
これが中期転換の流れに変わっていくためには
力関係上円が弱くドルが強い位置に来る必要があります。

そして短期がまず上向きに変化して引っ張ることで 中期が影響を受けて転換かどうかの攻防になるので 今週はこの点を重点的に見ていくと良さそうですね。 一方クロス円のテクニカルはカナダ、オセアニアの短期が上向きからフラット化。 欧州系は一応上向きとなっていますが勢いは弱めの状態となっていて 中期はこれまでと同様全ての通貨でフラットなままで継続。 こちらも先週の動きで転換なるかどうかというところでしたが 結局決め手に欠けるまま終える格好となりました。 そのため今週のテクニカル状況が非常に重要となり 転換か転換できずにまた円高トレンドに回帰するのか という点に焦点を当てて今週の相場を見ていきたいですね。 また今週は先週と同じように重要イベントを多くひかえていて  政策金利関連ではECB政策金利発表とトリシェ総裁記者会見、 米指標では貿易収支、ベージュブック、小売売上高、 消費者物価指数、NY-FED指数、鉱工業生産、 ミシガン大消費者信頼感指数速報が。 他にも英国・ユーロ圏の鉱工業生産や豪州の雇用統計、 ユーロ圏の消費者物価指数速報など材料は十分。 特に雇用統計前後で各通貨の力関係が変化した後なので 円軸、ドル軸を中心として現状の力関係をしっかり把握して それがどう変化するかかを見ていくと良いでしょう。 相場は誰に対しても同じように動いているわけですから、 今週の相場に備えた資金管理やポジションコントロールなど 早めに出来る準備は徹底的にしておきたいところです。 個人的な取引戦略としては週間予想に書いたとおりで 短期・中期の方向性が乏しい間は様子見しておき、 ここから短期が上向きに変化して加速して 今週の相場で中期が上向きになるようであれば 短期・中期が上向きで揃うので順張りロングに変更予定。 逆に短期が下向きへ戻って加速する展開になれば 短期・中期が下向きで揃う可能性も出てきますので その際には順張りショートで高回転取引する考え。 また取引をする前には必ず 「同じ1取引をするならどのペアが最も低リスクか」 ということを考えて力関係をしっかり見ていく考えです。 それでは、今日も一日頑張ってまいりましょう!

2010/01/06

ダメおやじさん

ポンドドルの戻り売り

こんにちはダメおやじです。

明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。

今年に入っての為替相場は
年末の円安から一転して円高となっています。

ドル円は国内輸出企業の売りや、
三井住友フィナンシャルグループの8000億円の
公募増資に絡んだ円買いで売られました。
ポンド円は世界最大の債権ファンド・ピコムの
英国債のウエートを引き下げるとのことで
英国債の需給悪化懸念から下落しました。
下げ渋っていたユーロ円もアイスランドの格下げから
NYで売られ結局円が買われる展開になったようです。

さてポンド円ですが年末高値150.69円から
昨日は146.08円まで下落し、12月の長い揉みあいの場面まで
下落しました。
ここまで下落すると146円割れは抵抗が大きいかも知れませんが、
戻り売り優勢になったような気がしています。
ただドル円が下げたとはいえ、11月末の85円割れの上昇からの
動きの中での押し目の範疇の動きである事と、週末の雇用統計を
控えていることからドル円の巻き返しも考えられるため
ポンド円の安値売りは避けたいところです。

私は最近はポンドドルの売り主体でトレードしていますが、
トレンドは綺麗に下に向いており戻りを売れば利が乗る状況で
1.5800を割りこむとストップを巻き込んで一段安と考えています。
それまではポンドドルの戻り売りが良いとは思っています。

本日は米ADP雇用統計
ISM非製造業景況指数
FOMC議事録が有ります。

良いスタートを切って今年も頑張りましょう。

2010/01/05

しーさん

ばらつくクロス円

2010年一発目の昨日はドル円、ポンド円は陰線、ユーロ円、
豪ドル円は陽線と、各通貨によってばらつきのあるスタートとなりました。

2009年まではリーマンショックから始まった金融恐慌を押さえ込むために
低金利、量的緩和といった策をとり縛りを解いてきました。

その甲斐もあり2009年後半からは徐々に底打ちから上向きに戻る兆しが
見え始め、2010年は緩めた手綱をいつ絞るかがポイントです。

そんな中、豪ドル円はクロス円の中で最も引き締めを早く行った通貨であり、
今後も底堅く推移することが予想されます。

手始めに年始早々に84円台に到達し、85円を伺う水準まで来ました。

弱い通貨は真っ先に調整モードとなりますが、
そんな中でも比較的堅調な動きが見えたように思えます。

さて本日は独・失業率とユーロ・消費者物価指数があります。

欧州通貨も昨年末に弱い通貨の部類に入りつつありましたが、
ところがどっこいユーロ円は未だに上昇トレンドの中にいます。

他通貨が崩れる中、ユーロ円も崩れてしまうのか、
いましばらく高値追い or 揉み合いとなるのか、
まずは本日の指標に注目しておきたいと思います。

また米債利回りの上昇から買われていたドルも、
利回り低下に伴い売りにまわっています。

ドルストレートでは利回りの行方にも注目しておきましょう。

明日のダメおやじさんのコラムもお楽しみに!

しー@たゆたいFX

http://fx-theory.seesaa.net/

2010/01/04

ZEROさん

米国の金融政策、金利動向が今年のテーマか

あけましておめでとうございます。

昨年末の大納会では、日航株が急落するなど波乱もありましたが、
結局は融資枠拡大により一旦落ち着いたスタートになりそうですね。

東証では新システム「アローヘッド」が稼働ということで、これが
さらに様子見ムードを広げそうで薄商いになりそうです。

年末のドル円相場は93円台まで上昇してクローズ、米長期金利の
上昇とドル買いが目立つ展開となりました。

2009年は、異例の低金利が長期化したことによるドル安がテーマ
になった一年でした。年末に向けてドル売りのポジションが解消された
こともドル買い要因となったと思われますが、やはり市場参加者の注目
が米国の金融政策に集まりつつあるということかと思われます。

ということで今年は「米国の金融政策、金利動向」をテーマにした1年
になりそうです。具体的にはFRBが利上げしてくる時期をめぐり米ドル
を中心とした相場が多くなると考えています。米金融政策と金利動向に
注目をして行きましょう。

本日は、米12月ISM製造業景況指数の発表があり、重要度は比較的高い
指標になります。東京時間は様子をみてサポートやレジスタンス、
チャートポイントなどが見えてきてからトレンドに沿った取引を
していきたいと考えています。

世界的に株価上昇、景気回復の年になると良いですね。
今年も1年間よろしくお願いします。

※最終的な投資判断は必ずご自身でお願いいたします。

明日の担当はしー様です。お楽しみに。

尚、このサイトは情報提供を目的としており、投資の最終判断はご自身でなさるようお願い致します。本サイトの情報により皆様に生じたいかなる損害については弊社及び執筆者には一切の責任を負いかねます。