兵ブロガーバックナンバー(2010年02月)|FX|外為オンライン FX取引 − あなたの為の、外為を。

バックナンバー 2010年02月

2010/02/24

とあるエンジニアKさん

中期でクロス円買いを持つのならば今がチャンス

本日(2/24)はとあるエンジニアKが執筆を担当させていただきます。
 
2月も最後の一週間。
気がつけば少しだけ朝晩の寒さがゆるやかになったようにも感じます。
今週が終わればもう3月ですし、春が近づくのを感じます。
 
【本日の注目指標と対策】
本日の発表指標。
指標に限るのであれば小粒な一日。
ロンドン時間に先駆けてドイツからGDPや個人消費の発表。
NY時間中頃の日本時間24時には米国から新築住宅販売件数の発表。
どちらも特に大きな指標ではありませんが、
数値自体でなく、予想値の乖離に注目したい指標です。
 
そしてファンダメンタルで注目すべきはバーナンキ議長の議会証言。
先週、公定歩合の引き上げを発表した米国でありますが、
FF金利については手つかずのままです。
今後の方針についてどのような発言がもたらされるのか。
今日明日と連日の発表となりますが、
内容からリアルタイムで即反応できない我々としては、
相場の急激な動きに惑わされないように注意が必要です。
 
【本日の戦略】
一時は持ち直したかに見えたクロス円の急落。
すなわち円買いは今週に入って再び加速を見せております。
同時に発生する米ドルの上昇。
円とドルの上昇というなかなかない組み合わせでが、
相場のボラティリティが上昇中です。
 
当方が買いを推奨しているポンド円に注目すると、
昨日の下落によって138円のラインに到達しました。
このラインは最後の砦というべきラインか、
前回2月初旬に急落したときに到達した最終ライン。
昨年秋からのサポートと重なるラインであり、
これ以上の下落を見せるのならば奈落の底へまっさかさまのラインです。
 
当方としてはこのラインにマイナス2円ぐらいの余裕をとったのがポン円の最終ラインであり、
これを割るようであれば当方が持つポン円の買いを損切りするとするラインです。
 
理想的には今週に二番底を見せてのここからの上昇を期待したいところ。
特にファンダメンタルで動く要因が見あたらない今の相場であれば、
テクニカルに従って今は耐える相場と考えております。
 
一方、ごく短期で考えるのも少し難しい相場。
前述のようにポン円などは底となるラインに到達した相場。
一方で豪ドル円などはまだ底に余裕を持っているようにも見受けられます。
中長期では買いと言えましょうが、保有を今週末までと区切るのであれば、
もう一回のクロス円売りのチャンスがあるとも言えましょう。
ただしオススメできない戦略ではありますが…
 
相場の転換期とも言えるここ最近の相場。
難しい相場は「休むも相場」と無理な取引はしないよう心がけてください。
今の季節と同じくで、春を待つ相場です。
 
とあるエンジニアK
http://kawasenikki.blog69.fc2.com/

2010/02/23

しましまさん

ドル円下落も91円台は守る

ドル円は昨日、指標などの材料がない中ずるずると91.01円まで下落しましたが、
91円はなんとか守っています。クロス円もドル円下落を受け軟調に推移、
ユーロ円が125円台前半から123.63円まで、ポンド円は142円付近から141円付近への
下落となりました。

本日予定されている主な指標等は以下のとおりです。

18:00:独・2月IFO景況指数
23:00:米・12月S&P/ケース・シラー住宅価格指数 
24:00:米・2月消費者信頼感指数

今日は独・2月IFO景況指数の発表がありますが、市場予想は96.1と
改善の予想となっています。

また、今日は2年債440億ドルの米国債入札が予定されており、
入札を受けての長期金利の推移にも注意しておきたいです。

昨日のドル円は91.44円でスタートし、東京午前に高値91.89円まで上昇するも、
そこからはずるずると下落の流れとなりNY時間には一時91.01円を付けました。

今日は、昨日の安値91.01円付近をサポートに91円台半ばをこなし、
再び92円付近まで上昇できるでしょうか。
今日も91円台を守ることができるかを見ていきたいです。
 
ユーロドルは昨日1.3634ドルでオープン、1.3653ドルまで上昇後1.3600ドル割れ
まで失速し、現在は1.36ドル付近を小動きで推移しています。

現在方向は出ていませんが、ここから上昇となれば1.359〜1.36ドル付近をサポートに
1.366ドル台を超え1.37ドルを目指す流れとなるでしょうか。

下方向への流れとなっても、18日の安値1.3444ドルは割れることなく
1.34ドル台後半ではしっかり止まれるか、一旦今回の大きな下落は終わったのかを
慎重に見ていきたいです。

では、今日も一日頑張りましょう!

2010/02/22

為替見習さん

各国オープン前後の力関係・テクニカル変化に注目。

今日は先週後半にできたドル買いの流れが継続するかという点と
旧正月で一週間休みだった中国市場が開くことによって
先週のFRBによる公定歩合引き上げなどの影響がどう出るか
という点を見る上でも非常に重要な一日となりそうです。

ではまず先週金曜の引け方を見てみると、NY終値ベースの対円変動率は
最も強い位置で引けたCHFが0.45%、EURが0.36%、CADが0.35%、AUDが0.10%、
USDが-0.17%、NZDが-0.19%、GBPが-0.62%となっていて
力関係はCHF>EUR≒CAD>AUD>JPY>USD≒NZD>GBPに変化。

木曜オープンからクローズまでの主要通貨間の力関係が
CAD>USD>AUD>CHF>EUR>NZD>JPY>GBPでしたから
北米(特にドル)が位置を落としたことやポンドが弱いままであること、
そしてこれまで弱めだったスイスとユーロがやや強めであることなど
力関係にも一応の変化が出ています。


続いてドル円、クロス円のテクニカルをおさらいすると、
ドル円は短期が上向きで中期がフラット、長期は下向き。
一方クロス円のテクニカルはポンド円の短期が下向きで NZD円の短期がフラット、その他は上向きとなっていて 中期はユーロ、スイス、ポンドが下向き。その他はフラット。 そのため現時点ではポンド円のみ短期・中期が下向きで揃っていて 順張りショートにはリスクが低い状況となっています。 またドルストレートでは欧州系すべてで短期・中期が揃っているので 今週はドル軸、円軸の力関係変化によって短期・中期が揃って加速するか、 それとも早い段階で戻されてバラバラになるのかが最大の焦点。 それによって攻めるにはリスクの低いもの、高いものが明確にわかれますから 常に相場リスクの低い通貨ペアを選択していけるように 力関係の変化にはしっかり注目したいところです。 今日は特に重要な指標も予定されていませんから まずは現状の力関係とテクニカル状況を把握して それがどう変化するかをベースに戦略を微調整すると良いでしょう。 個人的には現時点で短期・中期が揃っているポンド円と欧州系ドルストレートは、 短期・中期が揃ったままで加速すれば順張りで高回転取引を行う考えで 戻せば短期・中期がバラバラになるので様子見に変更。 また中期が下向きのユーロ円、スイス円は ここから円が買われて短期が下向きへと変化すれば短期・中期が揃うので その際にはポンド円と同じく順張りショートに変更予定。 その他は中期がフラットですから中期の方向性に変化が出るまで様子見。 さらにここから全体的に円が売られて短期が上向きで明確になれば 各通貨ともに取引するには少しリスクが高くなりますので その際にも様子見して中期が上向きになるまで待つ予定。 逆に円が買われて下方向に加速すれば その他のクロス円も中期が下向きに転換して短期・中期が揃う可能性があるので 揃ったものは順張りショートの高回転取引を行う考えです。 それでは、今日も一日頑張ってまいりましょう!

2010/02/17

ダメおやじさん

ポンド円、ポンドドルの戻り売り!!

こんにちはダメおやじです。

今週始めから昨日の欧州まで、材料難から141円中心で動意薄だったポンド円ですが、
昨日のNY市場での株・原油など商品相場の大幅上昇でレンジを上抜け142.57円まで
急上昇しました。

チャート的には139円台〜141円台のレンジを上に抜けた形になっているため、
上値は143円半ばから2月4日の長大陰線の始値までの戻りの144円越えも考えられます。

2月始めの下落でポンド円・ユーロ円とも移動平均線と値段との乖離幅が広がり過ぎていたため、
売り込み過ぎの買戻しからの上昇で、大きな流れでの戻り売りに変化はなく、
戻しても25日移動平均線を捉える144.32円までと見ております。

リスク要因で有るドバイの信用不安、ギリシャを中心とする欧州の信用不安は残っていますし、
キングBOE総裁の英資産買い取り枠拡大を示唆する発言による英財政悪化観測も根強いためです。

ただ、本日は昨日の急上昇で欧州序盤でファンド勢の買いや英指標でストップ買いを取る動きとなる
可能性も有るため指標までは様子見が良さそうです。

本日はBOE議事録・(英)雇用統計、NY市場では(米)住宅着工件数・(米)鉱工業生産・FOMC議事録と
重要指標が多く、相場は乱高下すると思いますのでトレードには充分注意して臨みましょう。

2010/02/16

しーさん

上か下か?

昨日は中国が旧正月、米国も休場でしたので、1日を通して値動きの
少ない1日でした。日本時間の深夜からEU財務相会合が始まり、
ギリシャに対する具体策についての注目が集まっていましたが、
当初の予想どおり何もでてこず、財政再建の状況を監視することで
落ち着きそうです。

本日は市場参加者も戻ってきて動きが活発化するのではないでしょうか。

さて現在の為替市場の見方は2つあります。

チャートに現れてきた買いサインを見て積極的にリスク選好をする見方。

欧州の懸念事項を念頭にまだまだリスク回避の動きをとる見方。

どちらが正解なのかは数日から数週間経ってみないとわかりませんが、
どっちともとれるので様子見をしておくという人と、
わからないことは考えてもしょうがないので流れがでたらついていく
という人もいることでしょう。

その流れが今日は見えるのか?
ということできっかけとなりそうなイベントは抑えておきましょう。

 9:30 豪・RBA議事録
18:30 英・CPI
19:00 独・ZEW景況感調査
22:30 米・NY連銀製造業景気指数
サプライズ的な据え置きとなったRBA政策金利はまだ記憶に残っている と思いますが、今回はその内容が明かされます。 当初の期待が高く、結果がネガティブでしたので、今日の議事録では プラス方向への作用は少ないでしょう。 また消費者物価指数が3.0%を越えると政府に書簡を出さないといけない 英中銀ですが、今回は前年比+3.5%と大きく目標値をオーバーしており、 夏の終わり頃に利上げ開始とみられている向きがどう変化してくるのか、 という点も注目です。 先日のBOEインフレリポートではインフレ率の上昇は一時的という 見方をしており、3%を上回ることは想定済みとのことだったので、 本日のCPIの結果=利上げ時期が早まる、とはならないと思われますが、 予想以上の結果となるとポンド買いに勢いがでる可能性もありそうです。 明日のダメおやじさんのコラムもお楽しみに! しー@たゆたいFX http://fx-theory.seesaa.net/

2010/02/15

ZEROさん

参加者も揃う水曜〜木曜あたりを中心に

先週の外国為替市場では、引き続きギリシャの財政問題が中心テーマとなりEU首脳会議
で何らかの救済策が出るかどうかの思惑などが浮上しては当局から否定されるの繰り返し
となりました。

取引の中心になっていたと思われるユーロドル相場は、火曜日こそギリシャ救済の思惑
で大きな日足陽線になったものの、投資家の予想を上回るような具体策がでるはずもなく
買い戻しは1日しか続かずにユーロ売り再開となりました。

他では金曜日に中国人民銀行が預金準備率を引き上げたことを受け一時円買いが優勢と
なりました。直前のクロス円相場は買いが優勢になっており、高止まりしていたことや
旧正月前で虚をつかれた感もあり反応は比較的大きくドル円で80銭程度急落をしています。

本日はユーロ圏の財務相会合が予定されていますが、プレジデンツデーのため米国が休場、
旧正月で香港も休場となっているため参加者も少なく大きなトレンドにはなりにくく、
一時的に動いても戻ってきてしまうような相場をイメージしています。

今週は参加者もしっかり揃う水曜〜木曜あたりを中心にメリハリをつけてトレードして
いきたいと考えています。本日はユーロ圏の財務相会合の結果だけ確認しておきます。

それでは今週も頑張りましょう!

※最終的な投資判断は必ずご自身でお願いいたします。

明日の担当はしー様です。お楽しみに。

2010/02/10

とあるエンジニアKさん

逆張りもクロス円の買い相場

本日(2/10)はとあるエンジニアKが執筆を担当させていただきます。
 
恵方巻が終わったと思ったらバレンタインフェア。
通勤の途中に寄るコンビニエンスストアで季節が移りゆくのを感じる日々です。
 
【本日の注目指標と対策】
本日の指標発表は英国から。
英国中央銀行BOEから四半期分インフレ報告がなされます。
ボラが上昇しているポンドだけに発表直後の値動きに注意が必要でしょう。
 
その他特に注意すべき指標はなく、株価の急激な下落にさえ気をつければよいかと。
 
【本日の戦略】
先週から始まったクロス円の下落。
世界的な株価下落を受けてのものでしたが、
今朝方この記事を書いている時点で反発上昇が見られる状況にあります。
 
ポン円などは昨晩見た時点よりも100pipsも上昇し、
じゃじゃ馬ポンドの本領発揮といった相場でしょうか。
 
クロス円は軒並みレンジ相場の下端に触れたように思われます。
例えば豪ドル円の今の水準は昨年夏から秋にかけて見せた76.5円のサポート、
このラインを抜けることなく終わりそうな今回のクロス円の下落です。
 
同様にドルの強い相場がしばらく続きましたが、
ユーロドル、ポンドル等、ドルが強い状況にも戻りが見られ、
こちらはレンジ相場ともトレンドともとれる相場だけに今後が気になります。
 
一方のファンダメンタル。
米国発の株価下落が日本などに波及した結果となりましたが、
こちらは予断を許さない状況にあります。
日経平均株価は節目の1万円を下回った後に下落スピードが鈍化しましたが、
一つの指標や米国の方針次第でどちらにも進める展開。
株価と為替相場が確実にリンクしているのが見られる最近の相場。
注意が必要でしょう。
 
以上より当方の戦略としてはクロス円の買い。
これは月曜日に述べた戦略と重なりますが、
クロス円のレンジ相場であることを前提に、
底を打ったクロス円の買いを狙う。という意味です。
先週大きく下落が発生したばかりなのに危険とも見て取れましょうが、
逆張りであることをしっかりと認識した上で取引したいと思います。
 
とあるエンジニアK

http://kawasenikki.blog69.fc2.com/

2010/02/09

しましまさん

NYダウ、終値で昨年11月4日以来の1万ドル割れ

先週はギリシャ、ポルトガル、スペインの財政問題や弱い米国経済指標の結果などで
リスク回避の円買い・ドル買いが進みましたが、週明けの昨日は比較的穏やかな
値動きとなりました。


本日予定されている主な指標等は以下のとおりです。

18:30 : 英・12月商品貿易収支

 
今日は米国経済指標で注目すべきものは予定されておらず、他国の指標も
英・12月商品貿易収支以外は特に注目すべきものはありません。

また、今日は3年債400億ドルの米国債入札が予定されており、入札を受けての
長期金利の推移にも注意しておきたいです。

昨日のドル円は89.50円でスタートし、高値89.55円〜安値89.13円と
約40銭のレンジ内で推移し、方向感つかみづらい動きとなりました。

今日は、昨日の安値89.13円付近をサポートに89円台後半をこなし、
90円付近まで上昇してこれるかを見たいです。続落を避けるためには、
なんとか89円台のレンジを抜け出したいところです。一方軟調な展開となれば
再び88円台となりそうですが、4日の安値88.54円は割らずに済むかを見たいです。

ユーロドルは昨日1.3656ドルでオープン、1.3620ドル付近では反発するも、
1.3710ドル付近では抑え込まれる動きとなっています。

今のところ短期的には方向感掴みづらい値動きで、大きな流れは下向きながらも
ここから1.385ドル付近まで反発する可能性も十分あり、慎重に流れを見ていきたいです。

昨日、為替市場は比較的落ち着いた相場となったものの株価は軟調に推移しており、
前日の日経平均は前営業日比-105.27円の9951.82円と1万円割れでの大引け、また、
NYダウも前営業日比-103.84ドルの9908.39ドルで引け、終値ベースで昨年11月4日以来の
1万ドル割れとなりました。

今日は重要指標の発表はありませんが、株価がまた大きく下落するとリスク回避の流れが
加速する可能性もあり、軟調な株価の動向には十分気を付けておきたいです。
 
では、今日も一日頑張りましょう!

2010/02/08

為替見習さん

円軸、ドル軸の力関係と各国オープン前後の初動に注目

先週末は雇用統計ということでどの程度動きが出るか注目が集まりましたが
発表直後に上下する展開となったものの値幅はそれほど大きいものにはならず
どちらかというとその後のNY市場における円軸、ドル軸の力関係が目立ちました。

また週単位の大きな流れとしては、先週木曜のバンカメ前CEO起訴によって
円、ドルが大きく買われて、力関係上強い位置をキープしていますから
今週はこの円軸、ドル軸の流れがどのように変化していくかがポイント。

それを見ていく上でも雇用統計明け、G7明けとなる今日は
各国市場オープン前後の動きを中心に動きが出る可能性があるので
まずは今日も円を軸とした力関係変化が出るかどうかを確認して
今週の戦略を微調整していきたいところです。


ではまず各通貨テクニカル状況をおさらいすると
ドル円は短期が下向き、中期はフラット、長期は下向きで継続。

今後のポイントとしては円軸・ドル軸の力関係で、
ここからドルが円より強い位置に戻してくる展開になれば
変化すれば短期はフラットに戻る可能性が出てきます。

逆にここから円だけが強い位置をキープして
ドルが弱い位置に変化するようなことになれば
短期は下向きで加速していくことになりますし
中期も下向きになる可能性が出てきます。

もし中期が再び下向きになれば、昨年6月からの下落トレンドから
一旦中期転換かどうかの瀬戸際まで到達したあと、
そこで綺麗に跳ね返されるということになりますし
これはチャートとしても綺麗な動きになることに。

特に中期は一度転換すると上記のように数ヶ月続くことも多いため
今週の相場は今後数ヶ月の動きにも関わってくる重要な相場と言えます。

それと同時に短期・中期が揃うということは
順張りで攻めるにはリスクが低くなるということなので
円軸、ドル軸の力関係変化によってテクニカルが変化するかという点と
変化してリスクが低くなれば攻める、逆にリスクが高くなれば様子見するなど
具体的な行動計画まで落とし込んでいくとチャンスも増えると思います。


一方クロス円のテクニカルは各通貨とも短期が明確な下向きで
中期はユーロ円、スイス円が下向き、その他はフラット。
つまり現時点でユーロ円、スイス円は短期・中期が揃っていて
順張りショートにはリスクが低い状態となっています。

その他は中期がフラットなのでまだ揃ってはいませんが
ギリギリ踏みとどまっているような状況ですから
今日円が強い位置に来て加速するような展開になれば
中期が下向きに変化して短期・中期が揃う可能性十分。

そうなれば順張りショートにはリスクが低い状態になるので
チャンスが来れば強かに乗っていけるようにしておきたいですね。

逆にここから円が力関係上弱い位置に変化するようであれば
短期が下向きからフラットに戻す可能性が出てきますし
テクニカル的にもリスクが増えるので無理せず様子見するのが良いでしょう。

個人的な取引戦略としてはこれまでと同じで
短期・中期が揃っている通貨ペアは順張りで攻めて行き、
短期・中期の方向性が乏しい通貨ペアは様子見。

ここから短期が上向きに変化して加速して
今週の相場で中期が上向きになるようであれば
短期・中期が上向きで揃うので順張りロングに変更予定。

逆に短期が下向きへ戻って加速する展開になれば
短期・中期が下向きで揃う可能性も出てきますので
その際には順張りショートで高回転取引する考え。

また取引をする前には必ず
「同じ1取引をするならどのペアが最も低リスクか」
ということを考えて力関係をしっかり見ていく考えです。

今日は特に重要な指標・イベントも予定されていないので
基本は力関係、テクニカルを軸にして相場を見ていくと良いですね。

それでは、今日も一日頑張ってまいりましょう!

2010/02/03

ダメおやじさん

米ADP雇用統計、米ISM非製造業景況指数に注目

こんにちはダメおやじです。

今週に入り少し方向感が掴み難くなった為替相場ですが、戻り売り方針で臨んでいる
ポンド円も144円中心で方向感のない動きとなっています。

安値は先週までの安値の143.60円を更新する143.06円まで下落しましたが
下に抜ける事はなく144円台に戻しました。
終値が144円を割りこむと下への圧力が強まりそうですが、
目先は143円〜146円のレンジになる可能性は有りますね。

ポンド自体に影響のある材料がなく、ドル円も90円〜91円の狭い範囲の
動きとなっており、今まで下げを引っ張ってきたユーロも買い戻されている状況
ですので、動く切っ掛けを待っているようです。

週末の米雇用統計がその切っ掛けになるかも知れませんね。

ただ市場毎に動きが変化しますので、高値買い・安値売りはストップを
取られやすいので注意をして、売るなら戻り売りに徹するべきと思っております。

本日は米ADP雇用統計、米ISM非製造業景況指数に注目です。
2月に入り少し難しい動きになっていますが無理をせず頑張りましょう。

2010/02/02

しーさん

豪ドル円の巻き返しなるか

昨日の冬の雨はなんだか寂しい気分になりました。

具体的に何がどうだ、というわけではないのですが、
演歌の「氷雨」を思い出してしまいました。

潜在的に誰かを忘れたいのでしょうか?

さて、為替のほうはこのところのリスク回避モードですっかり円高でしたが、
昨夜のISM製造業景況指数の結果が2004年8月以来の好結果となり、
怒濤のショートカバーの動きがありました。

ISMの内訳をみてみると雇用指数が好調であり、
今週の米雇用統計に期待が膨らみます。

また昨日はこれまで強烈に下落していたユーロ円に変化がありました。

といってもファンダメンタル的にはまだユーロを大量に買う状況ではなさそうで、
対円では戻り売りをこなせるかがポイントでしょう。

そして本日のメインイベントはなんといっても昼過ぎに発表となるRBA政策金利です。

先日の第4四半期CPIなどから0.25%の利上げはほぼ確実となっていますが、
このところ80円割れとなっていた豪ドル円は、
順当な結果となれば幾分の上昇が期待できそうです。

すでに利上げは織り込み済みとの言葉をよくみかけましたが、
1/11の高値から6円以上下落していた状況は、
織り込み済みとは考えにくく、他の要因に振り回されているように見えます。

中国の引き締め懸念や欧州の懸念などを背景に
リスク資産圧縮により資源国通貨も売られる状態となっていますが、
豪ドル円はいずれ上向きに向きを変えると考えていますので、
きっかけがあれば積極的に狙っていきたいと思います。

しかしながら相場に絶対はありません。

万が一据え置きという結果となると豪ドル売りは必至ですので、
念のために昨日の安値更新付近での逆指値ショートを仕込んでおくとよいでしょう。

明日のダメおやじさんのコラムもお楽しみに!

しー@たゆたいFX

http://fx-theory.seesaa.net/

2010/02/01

ZEROさん

クロス円の戻り売りや実需の売りにさらされる展開

先週のドル円クロス円相場は、オバマ大統領による新金融規制案を受けて
急落した株価が回復できるかどうかに注目をしていましたが、
オバマショック以降もギリシャなど欧州諸国の財政懸念、中国の金融引き締め、
米格付け会社S&Pによる日本の格付け見通しの引き下げなど次々と悪材料が発表され
金融市場全体がリスク回避へ向かう動きとなりました。

1月の前半には方向感が出ていなかったユーロドル相場も、月後半には大きな
下落トレンドを形成し1.4を割り込んでクローズしています。
リスク回避が進行する中でもユーロドルやユーロ円は特に弱く推移し、
「ユーロ売り」がひとつのテーマでしたね。

本日から2月相場に入りますが、為替市場では週末の米1月雇用統計へ向かう
イベントウィークですね。
NY時間24時に発表が予定されている米1月ISM製造業景況指数に注目をしています。
本日発表の経済指標では一番重要度が高いと思われます。
結果が市場予想を上回れば一時的に円売り、悪ければ円買いでの反応になりそうです。

ドル円クロス円相場は今週も株価を見ながらとなりそうですが、オバマショック前の
レベルまでV字回復する力強さはなく、ギリシャなど欧州諸国の問題やオバマ大統領
による新金融規制案のゆくえ、米経済指標などひとつひとつ解決に向かうのを待つ
展開から株価とクロス円相場は鈍い戻りとなりそうです。

ドル円チャートからはオバマショック以降に目先でレジスタンスになっていた
90.60を第4四半期GDP・速報値の発表が良かったことにより一時的に上抜けしましたが、
高値圏を保てずに反落しています。
先週は91円台に乗ることも88円台に下落することもない持ち合い状態が続きました。

ドル円は89円台90円台で行ったり来たりしている間は「やりようがない」という
雰囲気になっています。上昇したところではクロス円の戻り売りや実需の売りに
さらされる展開が続いていますが、これをこなせるレベルの買いが入ってくるのかに
注目をしておきます。

それでは本日も頑張りましょう!

※最終的な投資判断は必ずご自身でお願いいたします。

明日の担当はしー様です。お楽しみに。

尚、このサイトは情報提供を目的としており、投資の最終判断はご自身でなさるようお願い致します。本サイトの情報により皆様に生じたいかなる損害については弊社及び執筆者には一切の責任を負いかねます。