兵ブロガーバックナンバー(2010年09月)|FX|外為オンライン FX取引 − あなたの為の、外為を。

バックナンバー 2010年09月

2010/09/29

ダメおやじさん

こんにちはダメおやじです。

ドル安が止まりませんね。
9月末の四半期決算を睨んで84円で日銀の買いオーダーの噂や、
9末には政府は85円は死守したいなどいろいろ情報は流れていましたが、
昨日、米景気指標も悪かったこともありNYで一時83.68円まで下落しました。
84円割れで介入期待で買っていた投資家の失望売りもでたようです。
 
依然として、9末にかけて介入観測や外貨建て投信設定、来月の日銀会合での
追加金融緩和観測によるドル円高の要因は有る物の、米の追加金融緩和観測、
日本の介入資金による米国債購入からの米金利低下など、
ドル安要因も有り海外勢のユーロ買いドル売りは止まらず、
ユーロドルが大幅上昇しています。
 
過度に介入期待でドル円を持ち続けると逃げ遅れる可能性も有りますので注意はしたいですね。
 
私がメインとしているポンド円は、ボーゼン英中銀MPC委員が量的緩和を
示唆したことで一時132円割れまで下落しましたが、ユーロドルの上昇に連れ
ポンドドルが反発したことで132円半ばまで切り返しました。
しかし、先週から132円〜134円手前までの狭いレンジ内の動きが続いており逆張り有利の状況です。
ドル円が介入観測からクロス円全般が動き難い状況となっており、
人気がドルストレートに移っていると思われますが今は我慢で動き待ちです。
 
本日は英マネーサプライ、英消費者信用残高が有ります。
 
東京ではドル円の動き、海外ではユーロドル、ポンドドルの動きに注意しながら、
今は小幅でも確実に利を取るのが良いのかもしれません。

今月も後、2日です。頑張りましょう。

2010/09/28

しーさん

市場の中心はユーロ

今年の夏はとても暑かったので今回の雨は恵みの雨になりそうですね。

暑い日には「雨でも降って涼しくなってくれないかな?」と思っていたのに、
いざ涼しくなって雨が降ると「雨は嫌だな〜、寒い・・・」と頃々と気持ちが変わり、
普段の適温状態では何も言わないのは失礼ですよね。

暑くても雨でも気持ちいい天気でもすべて受け入れますよ。

市場の流れもすべて受け入れて自然体でトレードすると、
そのうち資金が増えているような気がするのですがなかなか難しいですね。

昨日はアイルランド国有の銀行の格下げにより一時EUR/USDが下落しましたが、
欧州タイムからはじわりとユーロが上昇。
EUR/USDは1.3500の大台を試してきました。

最近はユーロ圏のネガティブ要因にそれほど反応せず、
その一方でドル絡みのネガティブ要因には敏感に反応するという
ユーロ>ドルの状態が続いています。

先日のFOMCでの追加緩和策示唆を受けてから
対円以外のドルは弱さ全開が続いているので引き続き注意が必要です。

一方ドル円は介入警戒と円買いで身動きが取れない状態です。
  値幅が狭くイライラするくらいなので、ドル円トレーダーにとっては やりにくい相場でしょう。 本日はドイツのCPI(時間未定)や米消費者信頼感指数などの指標がありますが、 引き続きユーロとドルの強弱バランスを考えながら、 1.3500のレジスタンスラインでの攻防の結果についていきたいと思います。 ユーロ円も前回揉み合いゾーンの114円付近を目処に反落期待がでてきたので、 今日は売り目線でエントリチャンスを狙っていきたいと思います。 明日のダメおやじさんのコラムもお楽しみに!

2010/09/27

ZEROさん

引き続き介入スタンスの見極め83-86円でこう着濃厚か

先週末のドル円相場は東京時間お昼過ぎに「介入観測」ということで85円台半ばまで上昇する場面
がありました。その後は84円台前半まで売られており、実際に介入があったのかどうか不透明にな
っています。

15日には野田財務相から「実施した」とのコメントがありましたが、今回は「ノーコメント」、
菅首相も「聞いていない」とコメントしています。15日の円売り介入の規模と含めて月末に財務相
HP「外国為替平衡操作の実施状況」でおおむね予想がつくのではないでしょうか?

ユーロドル相場は21日FOMC声明で年内の追加緩和期待を裏切らなかったことでドル安が継続、
NYダウは堅調に推移し、ユーロドルや豪ドルドルはすでにかなり上昇しましたが底堅さが継続
しそうです。

豪ドル円、ユーロ円も対ドルでの豪ドルやユーロ買いに支えられそうです。金も引き続き高値
を追っており1300ポイント乗せまで上昇しています。

本日は主だった経済指標の発表は無く、株価や米金利動向を睨みながらの取引となりそうです。
ドル円相場は政府・日銀の介入スタンス次第ですね。今週に関しては15日の介入レベル82.90が
近づけば警戒感はピークに達するとみられており83.0-86.0のレンジを抜けてくる可能性は低そう
です。

それでは本日も頑張りましょう!
※最終的な投資判断は必ずご自身でお願いいたします。

2010/09/22

とあるエンジニアKさん

短期利益確保を狙える今の相場

本日(9/22)はとあるエンジニアKが執筆を担当させていただきます。
 
久々に仕事で海外に出かけてきました。
食中毒が心配な東南アジア地方への出張だったのですが、今は円高真っ最中。
買い物等、日本人にとって非常に有利なレート。
が、買い物等あまりせず、たんたんと業務をこなしていたせいか、
あまり実感することなく日本に帰ってきました。
 
今週にも再び暑い国に出かけるので、
今度は買い物等できたらなぁと思います。
 
【本日の注目指標と対策】
本日はロンドン時間にBOE議事録が発表されます。
さほど大きくない指標ですが、
先日の日銀政府による介入以来ボラが高い相場が続いており、
ポン円など、指標をきっかけとした値動きに注意が必要でしょう。
 
【本日の戦略】
2週間前には、行方がわからない相場である。
そんな事を書きましたが、先週日銀によって行われた介入により、
急に騒がしくなってきた為替相場です。
今回の介入によってレバレッジ規制によるFXの落ち込み以来のカンフル?
となったようで、にわかに相場参加者が活気づいたようにも見受けられます。
そんな中、米国ではFOMC声明文が発表されました。 「必要とあれば追加緩和策を講じる」 この一言により、ドルは全面安の展開。 やはり成長の見通しは少しばかり見直す必要があるようで、 一筋縄に傾向拡大の方向には進めないようです。 以上述べたように、ファンダメンタルばかりが注目される最近の相場ですが、 ドル円以外のポン円、ユーロ円などではレンジ相場の中にいます。 特にレンジ下限ははっきりしており、 介入ショックによる円安のターンを狙ってクロス円の売りを仕掛けてもおもしろいかもしれません。 どちらにしても長期的には仕掛けがしにくい今の相場。 ファンダメンタルの行方に注目しつつ、短期で儲けるのが得策と考えます。 ボラティリティが高いのも追い風の一つです。 それでは本日一日頑張りましょう。

2010/09/21

しましまさん

FOMC政策金利発表に注目

昨日は、ドル円は85.50〜85.80円の狭いレンジ内で推移、またオージーは堅調に、
ユーロやポンドはやや軟調な推移となりましたが、そう大きな動きとはなりませんでした。

本日予定されている注目材料は以下のとおりです。

10:30:RBA議事録公表
20:00:加・8月消費者物価指数
21:30:米・8月住宅着工件数/8月建設許可件数
27:15:FOMC政策金利発表

本日、政策金利関連ではRBA議事録公表、FOMC政策金利発表が予定されています。
FOMC政策金利発表は、政策金利に変更はないと思われます。
一部で追加緩和観測もありますが、追加緩和策は今回は打ち出されないのでは
という見方が多数です。
発表後の声明では、景気見通しや、追加緩和に対し何か言及があるかがなどに注目したいです。

昨日のドル円は85.73円でオープン、安値85.50円、高値85.80円の狭いレンジ内で推移し、
ほぼ85.70円付近で膠着しています。
上値が重くなかなか86円台に乗せられないドル円ですが、今日も85円台後半での
狭いレンジに留まるのか、レンジを抜け86円台へと上昇できるのか、注視していきたいです。
下は85円台前半に入るとしっかりと支えられる展開となっており、今日もその流れは続きそうです。
 
ユーロドルは昨日1.3060ドルでオープンし、欧州序盤には1.3119ドルまで上昇するも、
アイルランドやポルトガル国債のスプレッドが最高水準まで拡大したことからNY序盤には
1.3027ドルまで下落、その後は少し戻し1.30ドル台半ばでの推移となっています。
今日堅調な流れとなれば、下げても1.3ドル台を維持しながら1.31ドル台へ上昇し、
17日の高値1.3158ドルを目指していけるでしょうか。
一方、1.3ドルを割る軟調な展開となれば、先週までのレジスタンスだった1.29ドル台前半では
しっかり支えられるかを見たいです。

では、今日も一日頑張りましょう!

2010/09/20

為替見習さん

夕方のヨーロッパ勢参入以降の円軸の力関係変化に注目。

今日は朝のオープン時に少し窓が開いたものの
その後午前中は日本市場が休場ということもあって
特に大きな変動は無く、落ち着いた相場となっていますね。

金曜NY終値時点から10時までの対円変動率を見てみても
AUDが0.17%、NZDが0.14%、GBPが0.13%、EURが0.09%、
USDが-0.13%、CHFが-0.15%、CADが-0.23%という状況で
変動率が低いため力関係も横並びと見て良いでしょう。

また各通貨の10時時点のテクニカル状況も金曜NY終値時点と変わらず
ドル円は短期が上向きで、中期は下向きで上の抵抗帯上限に位置。

クロス円ではスイス円の短期がフラット。その他の短期は上向きで下の抵抗帯半ばに位置。
中期はスイス、豪ドルがフラットから上向きに変化しつつある状況となっていて
その他は下向きで上の抵抗帯上限に位置してフラット化直前。

つまり現時点でドル円、クロス円の中で短期・中期が揃っているものはなく
無理してリスクを取って攻めるだけの根拠に乏しい状況となっています。

そのため今日の焦点は夕方のヨーロッパ勢参入以降に円やドルを軸とした力関係変化が出るかどうか。

夕方のヨーロッパ勢参入後に円が単独で買われる展開となれば
各通貨の短期は下向きとなって短期・中期が揃う可能性があり
揃えば順張りショートにはリスクが低い相場となります。

ただ下方向へと加速した場合には介入が入る可能性があるため
取引する際には必ず順張りで、かつ少ないポジションで細かく回すなど
自分で減らせるリスクは徹底的に減らしておきたいところ。

逆に円が売られる展開となればドル円、クロス円ともに
中期テクニカルが上向きに転換するかが焦点となります。
クロス円は中期転換となれば約1年ぶりとなりますし
中期テクニカルは一度変化すると数ヶ月継続することもあるので
今後の相場を見ていく上でも非常に重要なポイント。

そのため上方向へと加速した場合には、まず中期が転換するかを確認し、
変化すれば短期・中期が上向きで揃ってロングにはリスクが低くなりますから
そこまで確認した上でロングで追随するのが良いでしょう。

また先週後半は介入後の動きも落ち着いて変動率を見てみても
少し膠着気味の展開になってきていますから、大きくブレイクする可能性も十分。

特に今週はFOMC政策金利発表や米国の住宅関連指標も控えていますし
仮に今日チャンスが無かったとしてもむやみに取引したりせず、
チャンスが来たときにすぐ動けるような準備に時間を割きたいですね。

今日1日の基本戦略としては短期・中期が揃うまでは様子見し、
短期・中期が揃えば揃った方向へ順張りで高回転取引を行う考えで
取引をする前には必ず「同じ1取引をするならどのペアが最も低リスクか」
ということを考えて力関係をしっかり見ていく考えです。

それでは、今日も一日頑張ってまいりましょう!

2010/09/15

ダメおやじさん

こんにちは、ダメおやじです。

昨日は民主党の代表選があり、私もテレビに釘付けで演説を聞いていました。
菅氏が再選されたのですが、政治家たるもの自分の発した言葉に責任を持って
日本のために働いて欲しいと強く思いましたね。

昨日の為替の動きは、ドル円は菅さんの再選で介入警戒感は薄らいだことや米金利の低下から
「欧州通貨買い・ドル売り」の動きで、ドル円は83円を割り込み82.91円まで下落しました。

本日の東京市場では口先発言や介入警戒感はでてくると思われますが、
米がドル安政策を取る限りは大きな反発は難しいとみています。

ポンド円もドル円安に連れ127.75円まで下落しましたが、
ユーロドルとポンドドルの急上昇で安値売りの買戻しを誘い、一時129.40円まで反発しました。

日足を見ると値段水準は下げていますが、128円前後になると下ヒゲをつけて反発し、 

概ね128円〜130円のレンジになっています。

終値で128円を明確に割り込むと目先126円台突入と見ていますが、
今は戻りを売り、大きくは狙わず利確優先で臨むのが良さそうです。

大勢的には戻り売り有利で120円前半はあるとは見ています。

本日は(英)雇用統計、(米) NY連銀製造業景況指数、(米)鉱工業生産に注目です。 

朝晩は涼しくなり過ごしやすくなりましたが、日中は相変わらずの暑さです。
タフな相場が続きます。気力・体力を万全に頑張っていきましょう。

2010/09/14

しーさん

指標結果に準ずる相場

昨日は「バーゼルIII」という何やら聞き慣れない単語がニュースで話題になっていました。

銀行の自己資本比率規制が合意に至り、
予想以上に規制がきついものではなく、
銀行にとってはほっと胸をなでおろす内容だったようで、
ユーロ買いへとつながりました。

過去にも、バーゼルII、バーゼル規制と
国際的に活動する銀行の自己資本比率が段階的に明示されてきました。

今回は2015年までに全面実施やバッファ期間もあるので、
すぐに増資をしたり慌てる必要はないことが理由だったようです。

欧州金融不安が再燃しかかり、またもや本格的なリスク回避モード突入か?
というところででてきた比較的明るい話題(暗くない話題?)で
クロス円が上昇してくれるのは、円高が進行するよりなぜか安心感があります。
(ロングポジで含み損地獄にはまっているわけではないのですが・・・)

さて、本日は昨日とは打って変わって欧米指標が目白押しです。

欧州タイムからは17時30分の英CPI、小売売上高、
18時00分には独・ZEW景況感指数、
21時30分には米・小売売上高とA級指標が並んでいます。

昨日はユーロを中心に買われましたが、
ポンドはいまいちぱっとしない状況でした。

引き続き上値が重い展開となる可能性も十分あり、
今日は逆に売られる日?という揉み合い状態になると
これはこれで難しい相場となってしまいます。

各種指標の結果とそれに反応した株価を気にしながら、
その時々の流れで細かく勝負していくしかないでしょう。

明日のダメおやじさんのコラムもお楽しみに!

2010/09/13

ZEROさん

民主党代表選通過待ち

先週のドル円相場は8日に年初来安値83.34をつける場面があったもののその後は
じりじりと買い戻され84円台前半でクローズしています。

日本では明日14日に民主党代表選の投開票を控え注目が集まっています。

代表選では菅・小沢氏の一騎打ちとなっており、菅氏が当選すれば円高+株安が
継続し、小沢氏当選なら円安+株高と見る向きが多いようです。

個人的にはどちらが勝ったとしても、そろそろ米国経済の悪化によるリスク回避に
反応が鈍くなってきていますので円高+株安の余地は少ないと見ています。

また中国経済が世界経済が落ち込む中でも予想以上に堅調なため、これが安心感に
つながっているようです。

本日は欧米市場でも主だった経済指標の発表がないことから株価や金利にらみの
相場となりそうです。

トレードは様子見からスタートして民主党代表選通過待ちをしたいと思います。

それでは本日も頑張りましょう!
※最終的な投資判断は必ずご自身でお願いいたします。

2010/09/08

とあるエンジニアKさん

休むも相場という言葉が似合うここ数日

本日(9/8)は、とあるエンジニアKが執筆を担当させていただきます。
 
9月となり、朝晩は少しばかり涼しくなりました。
とはいえ日中は非常に暑い日々。
もう少しばかり夏は続きそうな気配です。
 
【本日の注目指標と対策】
本日の指標、主に米国時間において発信されます。
まずは22時にBOC(カナダ中央銀行)による政策金利の発表。
現水準の0.75%から1.00%への利上げが予想されております。
経済後退の流れが再び生み出されようとしている昨今の中での利上げ。
織り込み済みとは言え、好調なカナダドルの追い風となるでしょう。
また、夜半過ぎにはベージュブックが発表されます。
先週雇用統計など予想に反して好調さを見せた米国ファンダメンタルの発表。
なかなか上昇することができないドルに対しての起爆剤となることが期待されます。
 
【本日の戦略】
行方が見えない為替相場が続きます。
昨日は一層のドル安円高に陥った相場。
83円の水準はかの79円まで下がった15年ぶりの出来事。
昨日、日銀の白川総裁の会見がなされ、
日本から世界へ向けたメッセージが期待されましたが、
相場を動かすような強い発言は見られず、前述の通り下落が継続しました。
 
菅首相も「為替変動は経済に悪い影響を与える」と発言し、
“断固たる措置を取りたい”と発言するだけにとどまり、
歯止めをかけることはできませんでした。
 
上昇の勢いは以前ほどなく、“じわじわ”上昇という表現が似合う今の相場。
やはり相場参加者の心理の中で、「介入」という言葉がこれ以上の
円の上昇を拒んでいるようにも見受けられます。
 
一方で米国は株価の下落が継続中。
こちらの原因は欧州系銀行の懸念再燃とのこと。
こちらもなかなか落ち着かない相場が続いております。
 
以上より当方の戦略としては、
今の相場は下手に手を出すと危険な相場。
無理に手を出すことはなく、じっくりと値動きを見極めたい相場です。
「休むも相場」という格言が似合うここ最近の相場です。
 
それでは本日一日頑張りましょう。

2010/09/07

しましまさん

RBA政策金利発表・ 日銀政策金利発表に注目

昨日は、レイバーデーにより米国市場が休場だったため、全体的に小動きとなりました。 

本日予定されている注目材料は以下のとおりです。

  - :日銀政策金利発表
13:30:RBA政策金利発表
15:30:白川日銀総裁会見

政策金利関連では、日銀政策金利発表、RBA政策金利発表が予定されています。
日銀政策金利発表は、追加緩和策を示したばかりですし政策に変更はないと思いますが、
白川総裁の会見内容に注目したいです。

RBA政策金利発表は、政策金利は4.50%で据え置きの予想となっていますが、
豪経済指標が堅調な数字が多いだけに、その声明文が利上げ期待が高まる
強い内容となるかが注目されます。

今日は、主な経済指標の発表は予定されておりません。
また、今日は3年債330億ドルの米国債入札が予定されており、
入札を受けての米長期金利の動向にも注意しておきたいです。

昨日のドル円は84.15円と先週末の終値84.32円より下でオープン、
安値84.04円、高値84.49円と84円台前半での小動きでした。

上値が大変重いドル円ですが、今日も84円を割り込まず推移できるかに注目、
もし84円を割りこんでしまうと8月24日の安値83.58円付近を前になんとか止まる事が
できるか下抜けを警戒しながら見ていきたいです。
上方向は84.50円をしっかり越えてこれれば、84.80円〜85円まで上昇できるかを見たいです。

ユーロドルは昨日1.28ドル台後半〜1.2917ドルと底堅い値動きとなりましたが、
今日は先ほどから1.28ドル台後半を割り込み1.28ドル付近まで急落しています。
今日はまず、下げても50日線も走る1.28ドル〜1.2780ドルではしっかりサポートされ、
ユーロドルが堅調に下値を切り上げていけるのかを見たいです。
1.27ドル台後半を大きく下抜ける流れとなると、
1.2730〜1.27ドルまでの下落も考えておきたいです。

では、今日も一日頑張りましょう!

2010/09/06

為替見習さん

夕方のヨーロッパ勢参入以降の円軸の力関係変化に注目。

今日は朝のオープン時に少し窓が開いたものの
その後午前中は特に大きな動きも出ない展開となっていますね。

金曜NY終値時点から10時までの対円変動率を見てみても
CHFが-0.01%、USDが-0.05%、CADが-0.06%、EURが-0.13%、
GBPが-0.15%、NZDが-0.16%、AUDが-0.18%となっていて
力関係も差が無くほぼ横並びと見て良い状況。

また各通貨の10時時点のテクニカル状況をおさらいすると、
ドル円は短期がフラット、中期は下向きでこれまでと変わらず。

クロス円ではスイス円の短期が下向きで上の抵抗帯下限に位置。
その他は上向きで、下の抵抗帯に入っている形で方向性は明確ではなく、
中期はスイスのみフラットでその他は抵抗帯の中にあるものの下向きで継続。

つまり現時点でドル円、クロス円の中で短期・中期が揃っているものはなく
無理してリスクを取って攻めるだけの根拠に乏しい状況となっています。

そのため今日の焦点は夕方のヨーロッパ勢参入以降に
円やドルを軸とした力関係変化が出るかどうか。

夕方のヨーロッパ勢参入後に円が単独で買われる展開となれば
各通貨の短期は下向きとなって短期・中期が揃う可能性があり
揃えば順張りショートにはリスクが低い相場となります。

逆に売られる展開となればドル円、クロス円は全てリスクが高まりますし
夜の米国、カナダが休場ですから無理して攻める必要はないでしょう。

また円が単独で売られて短期が上向きに変化した場合ですが
円売りが数日継続すると今度は中期の上向き転換が見えてきます。
中期が上向きになるにはスイス円で1日継続した上昇が必要。
その他は4,5日程度の上昇が必要となっています。

上方向へと推移した場合でも短期・中期が揃うまでは無理をせず、
短期・中期が揃うのを待ってからロングで攻めたいですね。

特にここ数ヶ月は中期的トレンドが一度も上向きになったことはなく
短期的に上向きになったとしても「中期的トレンドの中での短期的な戻し」
の域を抜けていませんので、個人的には様子見orショートという選択肢で
シミュレーションするようにしていて、中期が上向きに転換したあとに
改めてロングを取り入れた戦略に変更するのが良いと考えています。

また先週は全体的に膠着気味の相場が続き、雇用統計で乱高下したものの
結局NY終値ベースでは収束しているため、今週は大きくブレイクするかが焦点。
明日には日銀、RBA、水曜にはBOC、木曜にはBOE政策金利発表を控えますので
今日チャンスが無かったとしてもむやみに取引したりせず、
チャンスが来たときにすぐ動けるような準備に時間を割きたいですね。

今日1日の基本戦略としては短期・中期が揃うまでは様子見し、
円買いが加速して短期・中期が揃えば順張りショートで。
逆に円が売られれば無理せず様子見しておく考え。

また取引をする前には必ず「同じ1取引をするならどのペアが最も低リスクか」
ということを考えて力関係をしっかり見ていく考えです。

それでは、今日も一日頑張ってまいりましょう!

2010/09/01

ダメおやじさん

こんにちは、ダメおやじです。

本日より9月に入り秋相場の始まりですが、
相変わらず真夏以上の暑さで、今日も大阪は36度だそうです。
体調管理に気をつけましょう。


さてポンド円ですが、週初め日銀の対策期待で133.56円まで上昇しましたが、
対策は既に織り込み済みだったため戻りを売られ、
昨日には8月24日の128.76円の安値を割り込む128.66円まで下落しました。


日銀の最大の武器は金利の調整ですが、日本は長く0(ゼロ)金利が続いており、
日銀はその武器を奪われていることから、現状で出来る事は限定されていますので、
出来る範囲での適切な処置でしたが、少し期待が大きすぎたのはないかと思っております。
後は政府次第ですね。



日本の景気・円高対策も、9月10日の政府対策を待つか、
ドル円の急落で単独為替介入まで踏み込むかですが、
本日から週末にかけては米景気・雇用指標や、
それに絡んだ株価動向で為替は動きそうです。

ポンド円は昨日の下落で買い方苦戦で、値が下げると売りが売りを呼ぶ展開と
なりそうで、戻り売り有利と思っております。

目先5月20日の126.69円を目指すのではないかと見ていますが、
昨日は相当投売りもでているため、一度130円越えまで戻す可能性も有ります。



週末の雇用統計にかけて乱高下が予想されますので、
資金管理をしっかりとした上で相場に臨みたいですね。

本日は米ADP雇用統計、米ISM製造業景況指数で動きそうです。

尚、このサイトは情報提供を目的としており、投資の最終判断はご自身でなさるようお願い致します。本サイトの情報により皆様に生じたいかなる損害については弊社及び執筆者には一切の責任を負いかねます。