兵ブロガーバックナンバー(2012年06月)|FX|外為オンライン FX取引 − あなたの為の、外為を。

バックナンバー 2012年06月

2012/06/29

しーさん

EU首脳会議2日目

昨日は欧州タイムからユーロが急落。
ユーロドルは1.25前後から1.24付近まで一気に下落しました。

昨日からEU首脳会議が始まっていますが、
ユーロ圏共同債に対して強硬に反対しているドイツに対し、
その他の各国首脳がどこまで話をまとめてくるのか、
またギリシャの緊縮財政達成期限2年延長の話もどう落とし所を
見つけるのかなど、協議は難航を極めることになりそうです。

始まる前から今回の会議での内容がある程度わかっており、
しかも今回の会議では何も決まらないのでは?
と半数以上のアナリストが分析しているため、
打開策や妙案がでてきて状況が変わる期待感は低そうです。

しかし逆に何か良い話しが聞ければ裏返しでユーロ買いへと
つながるのですが、そのような良い話がでてくるか期待するだけ無駄なのかも。

スペイン債の利回りが7%近辺でうろつく中で、
少なくともこのコストを抑える対策がでてこないと、
リスクオフのまま週末を迎えることになりそうです。

場合によっては土曜日まで議論の持ち越しがされるかも知れません。
そうなると対処できない状況でヘッドラインリスクをうけることになるため、
週越えのポジションはなるべく控えたほうがよいでしょう。

ただ昨日ドル円については覆面介入の話を聞きました。
そういった話しが出る辺り、東京タイムについてはドル円は底堅く
推移するかも知れません。

メインイベントは欧州タイム以降ですが、東京タイムのじわじわ上昇を
狙ったジャブ的トレードも案外いけるかも知れないですね。

月末のロンドンフィックスの動きを合わせてヘッドラインリスクには
十分注意して、エントリするチャンスがあればいつもより枚数を抑えて
手を出していきたいと思います。

2012/06/28

ZEROさん

米住宅指標に改善の兆し

27日の欧米時間は、米5月中古住宅販売成約が+5.9%(予想+1.5%)と
市場予想を大幅に上回り、前日の米4月S&P/ケース・シラー住宅価格指数や
直近の米住宅指標の軒並み改善で明るい兆しが出てきています。

NYダウは92ドル高、豪ドル円相場も80円台に乗せています。

ユーロ相場はスペインの10年債利回りが上昇するなか「じり安」となりました。

28-29日ブリュッセルEU首脳会議では、ユーロ共同債に関しては進展ゼロの
見通しですが、期待も少ないことから失望も小さいかもしれません。

本日も21:30に発表される一連の米経済指標とEU首脳会議関連の報道や
要人発言に注目しています。

基本的には様子見姿勢が強いかと思います。

※最終的な投資判断は必ずご自身でお願いいたします。

2012/06/27

とあるエンジニアKさん

EU首脳会議を控えて動かない相場

日本の政治、分裂状態が続きます。
消費税の増税を巡る決議で多くの離反者を出した与党ですが、
その離反者も実は一枚岩ではないという、外野から見ると
まったくわけのわからない状況。

世論調査でも今回の一連の動きは「理解できない」が「理解できる」より
上回っているのだとか。危機的な円高状況が続く今、海外の流れに
なすがままに流れている今の状況を政治の力でなんとかしてほしいと
思っているのは私だけではないはずです。

【本日の指標】
本日の指標はほぼなし。
指標によって相場が動くことはないでしょう。

【本日の戦略】
材料を待つ相場なのか、いまいち動きが掴みづらい相場です。
流れとしては下落一辺倒に押し流されてもおかしくはない悪いファンダメンタルの
連続ですが、ナイフのように相場が動かないのはやはり週後半に行われる
EU首脳会議を材料としたいからかもしれません。

昨晩のNYダウ平均、為替相場もさほど動きがなかったことから、
本日も突発的なニュースが流れない限りは動かぬ相場でしょう。

さて週後半に行われるEU首脳会議。
最大の注目でアッたはずのギリシャは既に新首相が欠席を表明しております。
といってもギリシャは既に再選挙によって緊縮派が議席を伸ばす形となり、
今やある程度は安心して見られるような材料になったのかもしれません。

そして期待されるのは新たなセーフティーネットともいうべき「銀行同盟」の創設。
また、よりひとつのEUとなるために、財政統合の強化に向けた策も議論、
発表される見込みであり、雨降って地固まる、ではありませんが、
意外と期待出来るものなのかもしれません。

つい先だってスペインの銀行が格下げを受け、政府が銀行部門に支援を
正式に要請するなど、なにかとお金が動くことが多いEUですが、
それらの動きを一括するような同盟の創設に期待がかかるところです。

本日はニュースを注意深く見守る、守りの一日となることでしょう。

2012/06/26

しましまさん

EU首脳会議への期待薄れ、リスク回避の動き強まる

昨日は、EU首脳会議への期待後退や欧州債務問題への懸念からリスク回避の
円買い・ドル買いの動きが強まりました。

メルケル独首相がユーロ共同債に反対の姿勢を崩しておらず、ギリシャの
新首相も入院し欠席する等でEU首脳会議で欧州債務問題への有効策が
示されるという期待が薄れたことでリスク回避の動きが強まり、
ドル円は1円以上の大幅下落、ユーロドルも1.25ドルを割り込む軟調な推移で、
クロス円は軒並み大幅下落となりました。

本日発表が予定されている主な経済指標等は以下のとおりです。

23:00:米・6月消費者信頼感指数
 
昨日のドル円は、朝方80.62円の高値を付けるも、その後は株価が軟調に
推移したこと等から下落、欧州時間には80円を割り込みリスク回避の動きが
強まりNY時間には一時79.44円の安値を付けました。

今日は79.60〜79.70円台で推移していますが、ここから反発となると、
まず50日線・200日線も位置する79.60〜79.70円台をしっかりと越え
80円台へ上昇できるか、強い動きとなると昨日の高値80.62円を目指す
動きとなるか見たいです。 一方、今日も軟調な動きとなると昨日の安値79.44円〜79円台前半、 まだ弱い動きとなると79円〜78円台後半への下落が考えられます。 昨日のユーロドルは軟調な動きで、欧州時間には1.25ドルを割り込み 一時1.2471ドルの安値をつけ、NY時間も下値は切り上げたものの 1.25ドル付近では上値を抑えられる重い動きでした。 今日は今のところ1.25ドル台前半へと反発していますが、ここからも反発続けば 昨日の高値1.2558ドルを越え1.26ドル付近まで上昇していけるか見たいです。 一方、軟調な動きとなり再び1.25ドルを割り込むと昨日の安値1.2471ドル付近、 まだ下へ行くと1.24ドル台中盤〜前半への下落が考えられます。 では、今日も頑張りましょう!

2012/06/25

為替見習さん

欧州勢参入後の円を軸とした力関係、短期トレンド変化に注目

今日は朝から全体的に円、ドルが力関係上強い位置に変化している他
オセアニアが弱い位置に来るなど、先週金曜の力関係が逆転するとともに
いわゆる「リスク回避型」に近い状態となってスタートしていますね。

このような中で今日は夜に米国の新築住宅販売件数を控える以外は
目立ったイベントがありませんので、各国市場オープン前後の動き、
特に円を軸とした力関係・短期トレンド変化に注目したいところ。

また注目のユーロ問題では、スペイン政府が、銀行支援をEUに要請する予定で、
週後半のEU首脳会議に向けた銀行支援の内容に焦点が当たることも考えられますし、
週末緊縮修正案を公表したギリシャでは、公務員削減を凍結する方針となっていて
また欧州の非難が出る可能性は高いため欧州市場の動きには特に注意したいところです。

ではまず金曜NY終値時点から月曜11時までの対円変動率で相場を見てみると、
USDが-0.20%、GBPが-0.24%、CADが-0.32%、CHFが-0.43%、
EURが-0.47%、NZDが-0.52%、AUDが-0.56%となっていて
力関係は【JPY>USD>GBP>CAD>CHF>EUR>NZD>AUD】という形に。

先週金曜オープンからクローズまでの主要通貨の力関係が
【CAD>NZD>AUD>EUR>CHF>USD>GBP>JPY】でしたから
弱い位置にあった円、ドル、ポンドが強い位置に変化していることや
強い位置にあったオセアニアが弱い位置に変化するなど
先週金曜の力関係が逆転していることが見てとれます。

続いて月曜11時時点の各通貨テクニカルをおさらいすると
一応ドル円、クロス円ともに短期トレンドは上向きですが
それぞれ下の抵抗帯に入っていて方向性は乏しくリスクは高いので
明確な方向性が出る間では様子見が賢明ですね。

そのためまずは円を軸とした力関係変化が大きく出るかがポイントで
ここから円が強い位置で加速することになれば、短期が悪化しますし
明確な下向きなものが出てくることになります。

この場合はショートのチャンスとなりますので、力関係上最も弱い通貨を売って、
円を買うという形で攻めるのがリスクも低く、リターンも多く望める組み合わせに。

逆に円が売られる展開に変化した場合には各通貨の短期は回復し
明確な上向きになるものも出てくる可能性があります。

この場合にはロングのチャンスとなりますので
力関係上強い通貨を買って円を売るという形が最も低リスク。

特に今日は夕方の欧州勢参入後からNY市場において動きが出やすいと思いますので
この時間帯の円、ドル、欧州系を軸とした力関係変化と短期トレンド変化を見ておけば、
様子見するべき相場なのか攻めるチャンスかを判別することができると思います。

個人的な基本戦略はこれまでと同じく短期だけの動きを重視して
力関係、テクニカル両面で低リスクになれば順張りで攻める予定。

また取引する際には必ず他通貨との力関係を見て
「同じ1取引をするならどのペアが最も低リスクか」
ということを考えて最も低リスクなものを選択。

そして今後も資金管理やレバレッジ管理をはじめとして
事前のシミュレーションに時間を徹底的に割いて、
自分の中で消せるリスクは完璧に消してから取引に臨みます。

それでは、今日も一日頑張ってまいりましょう!

2012/06/21

ダメおやじさん

ユーロドルの戻り売り!

こんにちはダメおやじです。

昨日は米著名シンクタンクのレポートの内容が「日銀の追加金融緩和でドル円は上昇」と 
いうのに市場は反応し円が全面安となりました。

FOMCは予想通りでしたが市場は相当に米の追加金融緩和を期待してたためユーロドル、 
ポンドドルは下落しましたがメルケル首相の「救済基金で債券購入の可能性」発言に
反応し切り返しました。

私は今週はユーロドルの噴き値売り、1.2550〜1.2850と予想しましたが市場は今は
強材料に反応するようですね。
ただギリシャの連立政権樹立、スペイン支援、スペイン国債の利回り低下、昨日の
メルケル首相の発言でも今週に入り1.2750は越えられません。

ユーロドルはショートに大きく傾いていたことで弱材料が有っても1.2440台を安値として
ショートカバーで1.2740台まで切り返してきました。

1.2750を越えれば1.2780、或いは1.28越えも考えられますが本日、明日で1.2750を
越えられなければ目先戻り高値をつけた可能性も有ります。

私はユーロドルの戻り売り方針は変更せず、1.2720〜1.2740での売り、ストップは
1.2830辺りに入れて臨みたいです。

今週も残り2日ですが頑張りましょう。

2012/06/20

しーさん

資金供給期待

昨日は台風が足早に通り過ぎ、各地に混乱をまき散らしていきましたが、
為替相場のほうはそれほど混乱なく、落ち着いた展開だったという印象でした。

スペインの国債も順調に消化され、ひとまずリスク回避も落ち着きかけてきましたが
本日は深夜にFOMCを控え、これまた様子見がメインの展開となりそうな予感がします。

6/15(金)にロイターの記事になっていました、英緊急流動性供給(ECTR)の
入札が本日行われる予定となっています。

これはECBが行ったLTROと同じようなものらしいので、
実施→入札盛況となると株価回復につながり、
リスクオンの展開となる可能性があります。
欧州タイムからのポンド、またはユーロの動きには注意しておきたいと思います。

また同様に英国発のイベントとしてMPC議事録と失業率の発表もあります。
前回は資産買い入れ枠の拡大はありませんでしたが、
500億ポンドの増額時期がいつになるか気になるところ。
こちらも緩和方向の動きとなるので、議事録から伺えるとリスクオン材料となりそうです。

一方選挙の終わったギリシャでは連立政権樹立の期限が今日までということで、
こちらの動きも気になります。3度目の総選挙の事態になると7月に資金が底をつき
ギリシャ終了〜となってしまうため、そのようなことにはならないと思いますが、
金融支援継続に向けた条件などで支援継続困難な難癖をつけてくると、
ネガティブ要因となるかもしれません。とはいえ無い袖はふれないので、
誠意の見える対応を期待したいものです(なんだか偉そうですが汗)

相場観としては欧州懸念が徐々に後退しつつある中で、
資金供給期待により底堅い動きとなるのではないでしょうか。
ただユーロドルは1.27台に乗せてから反落するなど、
上値も重そうなのでイベント待ちで大きく動かないかもしれません。

FOMCではQE3の期待も高くなってきているようですが、
もしQE3を実施しなかったときは失望売りとなる可能性もあります。
今夜もビッグイベントがありますのでポジション管理、資金管理には
注意しておく必要がありそうです。

2012/06/19

ZEROさん

スペイン10年債利回り7%台へ対応策とのせめぎ合い

18日の欧米時間には、スペイン10年債利回りが7%台となったことで
ギリシャ再選挙結果を好感した上げから失速、陰線安値引けで前週の
月曜と同様の動きとなりました。

ユーロは大幅に上昇すれば確実に売られるという展開が続いています。
この後も米FOMCや欧州債務問題対応策受けての乱高下相場となりそうです。

ユーロは短期売買では売り買いどちらでも差益を取る機会はありそうです。
方向感は難しく逆張り有利な相場なのかもしれません。

本日はRBA議事録、6月ZEW景況感調査、5月住宅着工件数と発表されますが
指標以上にテーマになっているスペイン10年債利回りや欧州要人発言などに
注目しておきます。

※最終的な投資判断は必ずご自身でお願いいたします。

2012/06/18

とあるエンジニアKさん

大荒れ、ギリシャ総選挙明け相場

日本は既に暑い毎日を迎えているとニュースで見ました。
当方がいる場所も大変…に暑い場所で、既に毎日40℃を超えています。
まったく初めての経験ではありますが、慣れてくると太陽の暑さと日陰の落差を
楽しんだりする余裕も生まれました。
このような激しい気候を見ていると、何事にものんびりなアフリカ人の気性も少な
からずとも理解できます。聞いてみることと共に暮らしていくのでは全然違いますね。

【本日の指標】
本日の指標は小粒。
後述のファンダメンタル要因が大きいため、本日の相場において発表指標が占める
ウェイトは非常に低いものとなることでしょう。

【本日の戦略】
本日はなんといってもギリシャ総選挙の結果が相場を動かす要因となるでしょう。
構図はさほど難しいものではなく、緊縮策を推し進める旧与党と、ユーロ圏からの
離脱という最後の手段も視野に入れて票を伸ばす左派のぶつかり合い。
後者が勝ち、ユーロ離脱の路線が現実的なことになるのであれば、相場が大混乱に陥る
ことは間違いなく、波乱の月曜日となることでしょう。

本記事を書いている段階では拮抗から、旧与党の優勢が伝えられております。
おそらく東京相場が始まる前には大勢は決まっていることでしょうから、鋭く動く
相場であることを期待します。

さて今日の相場を動かす要因はもうひとつ。
それは各国の金融機関が相場が荒れた時にどう対応するか?
既に日本においては日銀の「大賞資金供給用意」の宣言があったとおりで、
当の震源地である欧州においても何らかの対抗策をとっていることでしょう。

問題なのはその資金供給に対するタイムラグ。
一日なのか、それとも即時供給、あるいは発言だったりするのか。
その結果次第ではジェットコースターのような、非常に険しい相場となることでしょう。

いずれにせよ我々個人投資家が手を出せるような相場ではなさそう。
今日一日無理な取引を控えることが最上の手であると考えます。

明日以降にはG20やFOMC等の重要イベントも控えているため、
今日は下落も明日は急激な上昇等考えられます。
あえて勝負にでるのであれば、そういった急落・急上昇を一日単位で狙っても
面白いかもしれません。

2012/06/15

しましまさん

週末リスク注意

昨日は、欧州時間にスペイン10年債利回りがユーロ導入以来の過去最高を更新、
一時危険水域とされる7%を突破したためリスク回避の動きとなりましたが、
ECBのレートチェックの噂等からそれ以上の動きとはならず、NY時間は米指標の
弱い結果に米追加緩和期待が高まり、また、主要国中銀がギリシャ再選挙後に
必要なら協調して行動する用意があるとの報道等からNYダウは大幅反発、
リスク回避の巻き戻しの動きとなりドルは軟調、ユーロやオセアニア通貨が
強い動きとなりました。

本日発表が予定されている主な経済指標等は以下のとおりです。

 - :日銀政策金利発表
17:30:英・4月商品貿易収支
21:30:米・6月NY連銀製造業景気指数
22:00:米・4月対米証券投資
22:15:米・5月鉱工業生産
22:55:米・6月ミシガン大消費者信頼感指数・速報値

本日の政策金利関連は日銀政策金利発表が予定されており、政策金利は
据え置きの予想です。昨日のドル円は、79.50円付近では上値重くやや軟調に
推移し、NY序盤には一時79.16円の安値を付けるものそれ以上の下げとはならず、
79円台前半で底堅く推移しました。

今日も今のところ79円台前半で推移していますが、ここから堅調に推移すると、
まず79.50円を越え200日線79.65円〜6月7日の高値79.79円付近まで、
強い動きとなると80円付近へと上昇できるか見たいです。
一方、ここから軟調な動きとなると79円台前半、まだ下へ行くと79円付近では
止まれるでしょうか。

昨日のユーロドルは、1.25ドル台中盤中心の底堅い動きとなり、NY時間には
1.26ドル付近へと上昇し1.25ドル台後半をサポートにする強い動きで、
NY終盤には一時1.2636ドルの高値を付けました。

今日も1.26ドル台を維持し底堅い推移となっていますが、ここからも
上昇続けば今週の高値1.2668ドル〜1.27ドル付近への上昇となるか見たいです。
一方、軟調な動きとなり1.26ドルを割り込むと昨日の安値1.2542ドル付近、
まだ下へ行くと1.25ドル〜1.24ドル台後半への下落が考えられます。
 
今週は週末に注目のギリシャ再選挙が予定されており、ポジション持ち越しの
リスクが大変高いです。
ポジションの持ち越しは避けるのが無難かと思われます。
では、今日も頑張りましょう!

2012/06/12

ダメおやじさん

ポンド円の戻り売り!

こんにちはダメおやじです。

昨日はスペインがEUに対して支援を要請したことが好感され朝からユーロドル、
ユーロ円は噴き上げましたが海外で戻りを売られユーロドル、ユーロ円とも
週末値を割り込んで終わりました。

スペイン、イタリア国債が下落したことや100ドル高だったNY株が142ドル安となり
東京でのリスクオンの動きがNYではリスクオフの動きとなりました。

スペインの銀行支援は普通ならスペイン政府がするべきですが、
それが出来ない財政の悪化や銀行支援が景気を押し上げることではなく
失業率が改善される訳ではなくスペイン懸念は依然として残っています。

また投資家はスペインの次はイタリアと虎視眈々と狙っていますし、
ギリシャ選挙を控えてユーロを大きく買える状況ではないと見ています。

私は今週はポンド円の戻り売りを推奨していますが昨日は東京でユーロ高に連れ
124.06円まで上昇しましたが終われば123円を割り込みました。

昨日の動きを見る限り先週高値の124.34円を越えるのは難しいと思っています。

本日も昨日に続き特に重要指標はなく欧州の材料や株価動向で動きそうですが
ポンド円は戻せば124.06円越え、124.34越えストップで売りが良さそうです。
下値は今週は121円割れは有るのではないかと見ています。

先進国は相変わらず金融緩和をして自国通貨安競争をしている感じがします。
注意はドル円が78円前半に下げて介入観測が強まった時くらいと思っています。

2012/06/11

しーさん

スペインの1000億ユーロ支援

週末にショッピングモールにでかけると結構な人で賑わっており、
玩具コーナーのレジは長蛇の列ができていました。

先週は6月の第2金曜日ということでボーナスを支給する会社も
多かったのかもしれませんが、私もその口でした。

昨今の景気ではボーナスが出るだけありがたいと思わなければ
いけないのかも知れませんが、ボーナスありきで生活設計をしている側にも
問題があるのかも知れません。

この先いつ何が起こるかわかりませんので、FXは一つの保険として
うまく活用していければいいですね。

さて、本日はシドニー市場が休場で静かな週明けとなると思いきや、
上方向に窓明けで始まりました。

IMFによるスペイン資本増強額の提示が8日(金)に前倒しで400億ユーロと
発表がありましたが、9日(土)にユーロ圏財務相の緊急電話会議が行われ、
スペインに対し最大1000億ユーロの支援を行うことで合意したとの発表がありました。

これでますますスペインに対しての懸念後退となりそうですが、
支援が必要ということはスペインの銀行の体力に懸念ありということで
格付け会社にとってはネガティブ要因となります。

1stアクションとしてはユーロ買い戻しとなりましたが、
東京タイムは様子見しておき、月曜日の動きとして多い欧州タイムからの逆転現象が
見られるようであれば押し目を待ってから手を出したいところ。

本日、もしくは今週はどこまで戻りを試すのか手探り状態で見ていき、
来るべき大相場に体力を温存しておこうと思います。

2012/06/08

ZEROさん

リスク回避から買い戻し一服、ギリシャ再選挙待ちへ

昨日は中国利下げとバーナンキ議長議会証言が材料となりました。

中国の利下げには円安+株高で反応、バーナンキ議長議会証言では
期待された早期の追加緩和観測が高まる内容とはならず
1日米5月雇用統計でつけた安値からの戻りに一服感がでてきそうです。

来週末にはギリシャ再選挙を控えており、相場は小康状態へ入って行く
イメージで考えています。
17日の選挙結果を受けたG20やFOMCなど対応策を見て行くことになりそうです。

重要イベントの結果次第ですが、ユーロ相場や株価が1日の安値レベルで
2番底を作れるかに注目しています。

※最終的な投資判断は必ずご自身でお願いいたします。

2012/06/07

とあるエンジニアKさん

巻き戻しの始まりか?

本日(6/7)は、とあるエンジニアKが執筆を担当させていただきます。

暑いです。
日本の6月と言えばジメジメとした大変嫌な季節でしょうが、こちらは
砂漠性気候もあり、既に40℃を超える毎日です。
夜中も気温が下がることなく、毎晩冷房を絶やさずに寝ることから心なしか
バテやすくなっているようにも思えます。
体調管理には気をつけつつ、40℃超の毎日を健康に過ごしたいところです。

【本日の指標】
英国中央銀行による政策金利発表など、いくつかの指標発表が予定されておりますが、
どれも相場を動かす要因とはならないでしょう。

【本日の戦略】
G7による緊急電話会合がきっかけとなって相場が巻戻り始めました。
特に声明などが発表されなかったことから、さほど相場に影響を与えないのではと
見ておりましたが、そのG7に参加した安住財務大臣の「為替相場に対する認識を共有」
発言から、いよいよ介入が近いとして円を中心に売られる相場となりました。
ドル円、ユーロ円はそのニュースに引っ張られるようにして上昇。

G7会合の効果も相まったのか、NYダウ平均、東京市場と株式相場も下落一辺倒からの
一服上昇を見せました。
ここのところ歴史的な長さとも言える長さで下落相場が続き、年初以来の底値となった
日経平均ですが、これをきっかけに巻き戻し相場の到来のように思われます。
ドル円、ユーロ円同様で、ここ2,3ヶ月円が買われ続けましたが、底値からの
反転がチャート上で見られました。

一方で昨日発表されたECBの政策金利は1%での据え置き。
市場では利下げの期待が強まっていましたが、今回は見送り。
ドラギECB総裁も柔軟に対応する旨の発言をし、今後の欧州情勢次第では
追加金融政策に動くことに含みを持たせる形となりました。

ギリシャ問題の次なる焦点は10日後に迫ったギリシャ議会選挙。
既に前評判報道ということで、様々な憶測が飛び交っておりますが、
ユーロの安定=ギリシャのユーロ圏残留という方程式は変わらずです。

本日の戦略としては、ドル円、ユーロ円等の追撃買いを仕掛け始めたいところ。
底がしっかりしていることから、損切りを設定しやすい今の相場。
例えこれから上昇反転のレンジ相場となったとしても、今の底値はよっぽどの
事がない限りは突破されることないのではと考えております。

2012/06/06

しましまさん

ECB政策金利発表・ドラギECB総裁記者会見に注目

昨日は、欧州時間にスペイン国庫相の「欧州の資金による銀行支援を要請」との
発言を受けリスク回避のドル買いの流れとなりましたが、NY時間にはG7電話会議後の
安住財務相の会見内容を受け、円売り介入への警戒感から円安の流れが進みました。

本日発表が予定されている主な経済指標等は以下のとおりです。

10:30:豪・第1四半期GDP
18:00:欧州・第1四半期GDP・改定値
19:00:独・4月鉱工業生産
20:45:ECB政策金利発表
27:00:ベージュブック
 
本日1番の注目材料は、ECB政策金利発表とドラギECB総裁の記者会見です。
今回は政策金利は据え置かれるとの市場予想ですが、会見で次回以降の利下げが
示唆されるか等、ドラギECB総裁の発言内容が注目されます。
 
昨日のドル円は、欧州時間やや軟調に推移するも78円台前半は維持、NY時間には
円売り介入への警戒感から一時78.97円まで上昇、しかし79円台へ乗せることはできず
小幅反落し79.60〜79.80円の小幅なレンジ内での推移となりました。

今日も今のところ79.60〜79.80円のレンジ内で推移していますが、
ここから上昇となると78.80円〜昨日の高値78.97円をしっかりと越え、
79円台へと上昇できるかを見たいです。

一方、ここから軟調な動きとなると78円台前半、まだ下へ行くと78円付近への
下落が考えられます。

昨日のユーロドルは、東京時間は1.25ドル台で推移していましたが欧州序盤時間に
1.24ドル台前半へと急落、NY時間は小幅に反発し1.24ドル台中盤で底堅く推移しました。

今日も底堅く緩やかに下値を切り上げる動きとなっていますが、ここからも
反発続けばまず1.25ドル台へ乗せることができるか、強い動きとなれば昨日の
高値1.2541ドルを上抜け、1.26ドル付近まで反発できるか見たいです。

一方、再び弱い動きとなると1.24ドル台前半、下抜けると1.24ドル付近では止まれるか、
まだ弱い動きとなると、1.23ドル台後半〜中盤への下落が考えられます。

では、今日も頑張りましょう!

2012/06/05

為替見習さん

本格的戻しとなるか、再びリスク回避に戻るか、円軸の力関係変化に注目

昨日の為替相場は、朝のスタート後こそやや「リスク回避型」で推移しましたが
夕方のヨーロッパ勢参入後からNY市場にかけては概ね戻す展開となり
終値ベースでもユーロ、スイスの戻しが目立つ結果となりましたね。

ただこれといった好材料もなく、積極的に買いが出ている様子でもないですし
どちらかというとショート勢が一旦ポジションを解消する動きかと思いますので
月曜の動きが本格的な買い戻しに変化していくのか、再びリスク回避に戻るのか
今日明日の動きは非常に重要となりそうです。

そのため引き続き円を軸とした動きに加えて、ユーロ問題絡みの情報に注意して
資金管理を十分にした上で、安易に戻しに乗らないように注意したいところです。

ではまず先週金曜から月曜にかけての対円変動率、力関係変化で相場を見てみると、
CHFが0.96%、EURが0.92%、NZDが0.74%、AUDが0.66%、
GBPが0.55%、CADが0.54%、USDが0.40%となっていて
力関係は【CHF>EUR>NZD>AUD>GBP>CAD>USD>JPY】という形に。

先週金曜オープンからクローズまでの主要通貨の力関係が
【EUR>CHF>JPY>NZD>USD>GBP>AUD>CAD】でしたから
ユーロ、スイスが強い位置で加速し、円、ドルが弱い位置に変化したこと、
さらにカナダが弱い位置をキープしていることなどが見て取れます。

続いて11時時点の各通貨のテクニカル状況ですが、
ドル円の短期はフラット、ユーロ、スイス、豪ドル、NZドルは
それぞれ上向きに変化していますが、まだ方向性は強く無い状況。
またカナダは下向きで上の抵抗帯半ばに位置している状況で
全体的に方向性が明確ではありませんから、現状はややリスクが高いと言えますね。

そのためまずは円を軸とした力関係変化が大きく出るかがポイントで
ここから円が再び強い位置に変化することになれば、また短期がさらに悪化し
明確な下向きなものが出てくることになります。

この場合はショートのチャンスとなりますので、力関係上最も弱い通貨を売って、
円を買うという形で攻めるのがリスクも低く、リターンも多く望める組み合わせに。

逆に円が売られる展開が加速した場合には各通貨の短期はさらに戻し
勢い次第では上向きになるものも出てくる可能性があります。

この場合にはロングのチャンスとなりますので
力関係上強い通貨を買って円を売るという形が最も低リスク。

特に今日はRBA、BOC政策金利発表やユーロ圏の小売売上高、
米国のISM非製造業景況指数、さらにG7緊急電話会議が開かれますので
欧州勢参入後からNY市場にかけての市場が大きく動きやすい時間帯において
円、ドル、欧州系を軸とした動きを見ておけば、様子見するべき相場なのか
攻めるチャンスかを判別することができると思います。

個人的な基本戦略はこれまでと同じく短期だけの動きを重視して
力関係、テクニカル両面で低リスクになれば順張りで攻める予定。

また取引する際には必ず他通貨との力関係を見て
「同じ1取引をするならどのペアが最も低リスクか」
ということを考えて最も低リスクなものを選択。

そして今後も資金管理やレバレッジ管理をはじめとして
事前のシミュレーションに時間を徹底的に割いて、
自分の中で消せるリスクは完璧に消してから取引に臨みます。

それでは、今日も一日頑張ってまいりましょう!

2012/06/01

ダメおやじさん

目先の安値売りは注意か!

こんにちは、ダメおやじです。
本日から6月相場突入ですね。

今週もスペインの信用リスクから株安、原油安も有りリスク回避の円買いが
続いています。
投資家は質への投資で日本国債、米国債を買い米国債の金利は急低下で
60年来の金利安らしいです。

今は円が最強通貨で次でドル、ユーロや豪ドルは弱いですが最弱通貨は
ポンドと思っています。
私はこの2ヶ月ポンド円売りをメインにトレードしていましたが、それはポンドが
ドルやユーロや円に対して買われ過ぎていたことで特にポンドドル主導で
下げると思ったからです。ポンドドルの1.60割れからの下げは早かったです。

ただ目先の下げもクライマックスに近づいてきたのかなと思っています。

今週でポンド円の週足は6週連続陰線となります。過去、5〜6年を振り
返っても5週連続までで6週連続はなく一度来週辺り陽線をつけてもおかしくは
ないと見ています。

本日は今週のメーンイベントの雇用統計です。最近の米指標の悪化を
見れば大きな期待は難しいでしょう。
また私は最近は雇用統計以上に動きが有るISM製造業景況指数にも注目しています。

指標悪化から円高となりポンド円が120円を割り込むようなら売りは利を取る
予定で週明けの東京で下げるようなら買いも考えても良いとは思っています。

ただ流れは戻り売りは変わらないと思いますのでジッと我慢して戻りを待つのが
正解かもしれません。

本日は荒れそうですのでリスク管理を確りして臨みたいですね。

尚、このサイトは情報提供を目的としており、投資の最終判断はご自身でなさるようお願い致します。本サイトの情報により皆様に生じたいかなる損害については弊社及び執筆者には一切の責任を負いかねます。