兵ブロガーバックナンバー(2012年09月)|FX|外為オンライン FX取引 − あなたの為の、外為を。

バックナンバー 2012年09月

2012/09/28

しましまさん

スペイン債務懸念後退しユーロ反発

昨日はスペイン政府が2013年度予算案・改革案を発表、その内容を受け
スペイン債務懸念がやや後退しユーロは反発しました。
また、NYダウが前日比72.46ドル高で引けるなど株価も堅調に推移し、
全体的にリスク回避の巻き戻しの流れとなりドルが軟調に推移しました。
 
本日発表が予定されている主な経済指標等は以下のとおりです。

18:00:欧州・9月消費者物価指数・速報値
21:30:加・7月GDP 
22:45:米・9月シカゴ購買部協会景気指数
22:55:米・9月ミシガン大消費者信頼感指数・確報値
 
昨日のドル円は77.70〜77.50円台での上下20銭ほどの小動き、上値の重さが
目立ちました。今日も77円台中盤で小動きが続きそうですが、ここからまた
軟調な流れとなると、13日の安値77.13円〜77円への下落が考えられます。

一方、ここから反発の動きとなればまず77円台後半へ、強い動きになれば
77.90円台を上抜け78円台へ乗せていくことができるかを見たいです。
 
昨日のユーロドルは、東京時間は1.29ドルまで反発するも1.29ドルを越えることが
できず欧州時間には1.28ドル台中盤へ反落、NY時間はスペイン政府の予算案・
改革案発表直後1.2829ドルまで売られるも、その後は大きく反発し1.29ドル台へ乗せ、
1.29ドル台前半で底堅く推移しました。

今日も今のところ堅調な流れは継続し1.29ドル台前半を維持していますが、
ここからも堅調な流れ続けば1.2950ドル〜25日の高値1.2970ドル付近まで、
まだ強い動きとなれば1.30ドルまで上昇できるか見たいです。

一方、1.29ドルを割り込む軟調な流れとなると1.2850ドル〜昨日の安値1.2829ドル
付近への下落が考えられます。

では、今日も頑張りましょう!

2012/09/27

為替見習さん

米耐久財受注、第二四半期GDP確報、メルケル独首相講演に注目

昨日の為替相場は、全体的に弱いながらもリスク回避の動きが続き、
ドル円、クロス円は総じて値を下げる展開となりましたね。
唯一NZドルはNY市場で買われる動きが出ましたが、
それも目立つほどではなく限定的な動きに留まっています。

注目の欧州状況については、欧州株が全面安となりましたし、
スペイン中銀から「経済は7-9月期に著しいペースで縮小」
との発言が出たことで、スペイン債に売りが入っており、
10年債利回りは18日以来の6%台へ上昇する動きが出ました。

そのため今後もリスク回避の動きが続くかが焦点となりますが
今日は夜に米国の耐久財受注、第二四半期GDP確報のほか
メルケル独首相講演などを控えていますし、月末・期末ということで
フロー主体の動きにも注意しておきたいところ。

そのためまずは資金管理を万全にした上で、
短期トレンドが明確な方向性を持てば攻め、
リスクが高まれば様子見するようにしたいですね。

ではまず火曜から水曜までの対円変動率で相場を見てみると、
NZDが0.24%、USDが-0.11%、GBPが-0.28%、CHFが-0.33%、
AUDが-0.34%、EURが-0.37%、CADが-0.58%となっていて
力関係は【NZD>JPY>USD>GBP>CHF>AUD>EUR>CAD】という形に。

火曜オープンからクローズまでの主要通貨の力関係が
【JPY>USD>NZD>CHF≒GBP>CAD≒EUR>AUD】でしたから
円、ドル、NZドルが強い位置をキープしていることをはじめ、
豪ドル、ユーロ、カナダが弱い位置をキープしていることから
前日の流れをほぼ引き継いでいると言えますね。

続いて11時時点の各通貨テクニカルをおさらいすると
ドル円、クロス円は各通貨とも短期トレンドが下向きですが
それぞれ上の抵抗帯に入っていて方向性は弱く、
攻めるにはリスクがやや高い状況となっています。

そのため今後は円を軸とした力関係変化がポイントで
ここから円が買われて強い位置で加速する展開となれば
短期が悪化してショートには絶好のチャンスとなりますので
力関係上最も弱い通貨を売って円を買うのが低リスク。

逆に円が売られる展開に変化した場合には各通貨の短期は改善し
一旦フラット化しますし、勢い次第では上向きになるものが出てきます。

この場合は逆にロングにリスクが低い状況となりますので
力関係上強い通貨を買って円を売るという形が最も低リスク。

個人的な基本戦略はこれまでと同じく短期だけの動きを重視して
力関係、テクニカル両面で低リスクになれば順張りで攻める予定。

また取引する際には必ず他通貨との力関係を見て
「同じ1取引をするならどのペアが最も低リスクか」
ということを考えて最も低リスクなものを選択。

そして今後も資金管理やレバレッジ管理をはじめとして
事前のシミュレーションに時間を徹底的に割いて、
自分の中で消せるリスクは完璧に消してから取引に臨みます。

それでは、今日も一日頑張ってまいりましょう!

2012/09/25

斉藤学さん

ユーロと豪ドルが弱い

こんにちは、斉藤学です。

【昨日の概要】

昨日は、ユーロドルが1.2900を割り込み、米FOMCでQE3が決定された
13日以来の安値を付けています。

原因は17時に発表された独9月IFO景気動向指数で、

結果は2年7か月ぶりの低水準で、5か月連続の前月比低下となりました。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

他に材料もなく、しかも予想では前月を上回る見通しだったため、
市場への影響がより大きく、ドイツ経済の減速を示すと見られ、
ユーロを中心に売られました。

ユーロドルは指標発表直前の1.2950台から、発表後は1.2897近辺まで
一時値を落とし、ユーロ円は101.10台から100.61近辺まで下落しました。


<昨日の終値(前日比)>
・ダウ平均 13558.92(-20.55 -0.15%)
・CME日経平均先物 9000(大証終比:+10 +0.11%)
・NY金先物12月限 1764.60(-13.40 -0.75%)・NY原油先物11月限 91.93(-0.96 -1.03%)

★★★★17:00(独)9月IFO景気動向指数 前回:102.3 予想:102.7 結果:101.4


【本日の戦略】

ムーディーズが今月中にスペインの格付けの見直しを発表する予定になっていて、
ジャンク級への格下げとなる可能性もあります。

今晩発表の米経済指標でさらにドルが強くなり、ユーロドルが再度売られる
可能性があります。

さらに、ドラギECB総裁がドイツで講演を行い、その後メルケル・ドイツ首相と
会談する予定も入っていますので、ユーロの動向に注目です。


景気への不透明感が強まったことから原油も売られ、ドル高の動きのため
原油への売りも続き、ユーロだけでなく豪ドルも弱い状態が続いています。


【注目経済指標】
★★★ 21:30(加)7月小売売上高(前月比) 前回:-0.4% 予想:+0.2%
★★★ 22:00(米)7月S&Pケース・シラー住宅価格指数(前年比) 前回:+0.50% 予想:+1.10%
★★★ 23:00(米)9月消費者信頼感指数 前回:60.6 予想:63.2

【その他】
18:00 (英)フィッシャーBOE理事講演
19:00 (欧)ノボトニー・オーストリア中銀総裁講演
20:30 (欧)ドラギECB総裁講演
25:00 (米)プロッサー・フィラデルフィア連銀総裁講演

【本日の予想レンジ】
・ドル円	77.20〜78.50	→
・ユーロ円	99.80〜101.50	↓
・ポンド円	125.40〜127.50	→
・豪ドル円	80.50〜81.85	↓
・ユーロドル	1.2850〜1.2980	↓
・ポンドドル	1.6150〜1.6280	→
・ドルスイス	0.9280〜0.9440	↑

【通貨の強さ】
スイスフラン>ポンド>ドル>豪ドル>ユーロ

【注目通貨ペア】
ユーロドル、豪ドル円

2012/09/21

為替太郎さん

クロス円がハイボラティリティーの荒れ 相場も今日は一服?

今日の為替市場は、昨日までの動きを引き継ぎ、目先では比較的安定した動きになっています。
今週のドル円は、週明け時点ではアメリカ追加緩和を材料に円高相場を予見していましたが、
日銀の政策決定会合・追加緩和を受けて一時的に流れが変わり、クロス円が79円台に至る
円安に振れました。もっとも、現在は、高値崩れで78円台に戻して冴えない動きになっており、
今週は非常にわかりにくい相場だったといえます。
 
テクニカル的には短期で下向きですが、今日時点での下値リスクは限定的です。78円付近が
依然として心理的な節目になっていますので、当面は持ちこたえると思います。
ただし、2時間足で雲が下値を支えていますので、これを下に破られた場合には下値リスクが
大きいと思います。
 
ただし、78円をもし割れたとしても、4時間足を見れば77円台後半に雲がかかっていますので、
そこから際限なくズルズル下げていくことはないでしょう。
私は、しばらく78円台での推移を予想しています。今日はあまり妙味がなさそうです。

どちらにせよ、金曜ということもあり、今週はかなり値動きが激しかったので、
今日のドル円は調整色の強い相場になる可能性が高いとみています。

 一方、ユーロ円に関しては、クロス円の上げとクロスユーロの上げが重なって週の半ばは
104円近くまでの高値を記録しましたが、目先のリスクオンの巻き戻しで高値からはすでに
大きく崩れています。一時は105円を目指せる展開にも思えましたが、ここまでの水準に
下がってくると、当面は再度の高値トライは難しいでしょう。
 
トレンドは、昨日から中期で下向きに転ずる寸前になっており、101円を割れていく水準に
なれば、いずれ次のターゲットとして100円が意識されるようになります。

トレンド判断的には今はギリギリのところですので、投資家としては勝負せずに様子見した
ほうがいいでしょう。4時間足チャートでは、ローソク足が雲に接近しており、これが雲を
下回ってしまえば、流れは下向きになってしまいます。

もっとも、このところ、クロスユーロはこれといった材料もなく、思惑的な動きもあまり
なくなってきた感もあります。昨日もスペイン国債の入札が順調でしたが、価格には
あまり影響していません。今時点では、調整相場であるとみてよさそうです。

また、ユーロドルについても、週の半ばまではFOMC以降のリスクオンを受けた1.3を維持
できていましたが、目先の調整で1.3を割れ、現在も1.29にとどまったままです。
トレンド判断的には、ユーロ円と同じく4時間足で今の価格帯では非常に微妙なところにあります。
このままローソク足が雲を下抜けてしまえば、こちらも中期で流れは下を向いてしまいます。
 
ただ、本日は金曜日で週明けにギリシャ追加緊縮策の最終合意を控えていることもあり、
今日の時点で決定的な動きを見せる可能性は低いとみます。実際、アジア時間はそれなりに
強い動きも見せていますので、過度の心配は無用です。

今日は、1.29台からせいぜい1.3台前半くらいまでの推移となるでしょう。
なお、今日の指標でそれなりに意味がありそうなのは以下くらいです。
いずれも大したものではないので、今日は基本的に調整相場が海外時間もこのまま続く
可能性が高いでしょう。
 
21:30 カナダコアCIP
21:30 カナダ消費者物価指数

2012/09/20

ダメおやじさん

ユーロドルの戻り売り!

こんにちは、ダメおやじです。

9月も終盤に入り気候も秋らしくなりましたね。

昨日は日銀の10兆円の資産買取り拡大でドル円、クロス円が東京で
大幅上伸も海外で戻りを売られ急落するという波乱の一日でした。

先週末から日銀の追加緩和期待や日中関係の悪化から円売りが積み上がって
いたことで結果で円のショートカバーがでたのでしょう。

本日、ドル円、クロス円が一段安となるか突っ込みを買われるか注目ですね。

私は今週はユーロドルの戻り売りで臨んでいます。

その根拠は先週の急伸で売り方は完敗となり損切り、両建て、更にドテン買いと
総買いムードで取り組が高値になった事。

移動平均線と値段との乖離幅が広がり過ぎたことで一度は調整必死と見ました。

昨日は1.30を割れて1.2993まで下落もドル安も有り押し目買いで反発しました。

相当、損切りがでたとはいえ、まだ売り越しの投資家も多く下げればヤレヤレの
ポジションの調整も出るので一揆の下げとはいかないのかもしれませんね。

本日は1.3080では戻りを売られそうで越えても1.3120までと見ています。
下値は1.2980を割り込むと1.29前後までの下げも考えられます。

1.28、1.2750を割り込めば完全に基調は変化と見てますが、それまでは1.3120、
或いは1.3170越えストップで戻り売りが良いと思ってます。

2012/09/19

しーさん

日銀追加緩和は?

昨日は欧州株価が下落し、高値圏のユーロ関連通貨は軟調な展開となりました。
しかしギリシャの経常収支が2年ぶりに黒字との発表や、スペイン国債入札が
順調に消化されるなど、じわじわと盛り返す動きとなり、ユーロ円、ユーロドルともに
ある程度底堅い状況となりました。

本日は昨日から開催されている日銀政策決定会合の結果で追加緩和があるかどうか
に注目が集まります。今月の初めにECBが打ち出してきたOMT。つい先日FOMCから
発表のあったQE3。そして今回は日銀の番ということで、流れ的に追加緩和はあるかも
という流れできています。

月曜日から今日のBOJを期待したドル円買いを中心に、
クロス円も円売り優勢との思惑で見てきましたが、
実際には追加緩和があるかどうかは微妙なようです。

そもそもFOMCのQE3がでてくるまでは、日銀が動いてくるのは来月だろう
という予想が大半でした。10月は展望レポートがでる月ですが、
そのレポートと合わせて追加緩和を打ち出すという予想でした。

しかしQE3がでてきたためドル売りの流れとなり、ドル円にとっては下落の脅威の1つ。
米長期金利が上昇したことでドル円も上昇したという先週の動きはおいておき、
それ以外は期待感からドル円が買われているという状況なので、
ここで失望を誘う結果となると当然ドル円は77円台をリトライすることになりそうです。

半信半疑の追加緩和期待なので、本日手を打てばドル円にとっては追い風。
失望する結果となればドル円下落という軸で午後の相場を見ていくことにしましょう。

また欧州タイムには英中銀MPC議事録の発表もあります。
今月の英中銀MPCはECBの陰に隠れて目立ちませんでしたが、
特に大きな動きがなかったため議事録にもそれほど注目すべき点はないのかも。

7月に資産買い入れ枠を拡大してからまだ2ヶ月。9月の時点でさらなる増額の議論は
ないと思われますが、もし利下げの議論とともに票を投じた人数がサプライズであれば
ポンド上昇へとつながる可能性も考慮しておきたいと思います。

2012/09/18

ZEROさん

QE3と地政学的リスクせめぎあい

昨日の東京市場は敬老の日で休場、NYダウは40ドル安でクローズしています。
中国での反日デモ、中東・エジプトでの反米デモが重しになっています。

中国からの悪材料と原油価格の下落で豪ドル円は軟調、上海総合指数も
2.1%安でした。

本日も中国反日デモ、RBA議事録に注目しています。

デモが激化しリスクが高まれば株安+円高となりそうです。

一方で明日に日銀金融政策決定会合を控えており、
追加緩和観測が台頭すれば円安材料になるためドル円・クロス円は
方向感なくせめぎあいになりそうです。

※最終的な投資判断は必ずご自身でお願いいたします。

2012/09/17

とあるエンジニアKさん

ユーロ、徐々に安定化の道へ

本日、日本は敬老の日で休み。9月の連休も最終日となるようですね。
まだまだ残暑が厳しい毎日が続くようですが、徐々に季節が変わっていくのでしょうか。
セミの声が懐かしい今日この頃です。

【本日の指標】
本日の指標は小粒。
指標発表によって動かされる相場とはならないようです。

【本日の戦略】
本日の東京相場は休場。
よって本格的に相場が動き出すのはロンドン時間以降となることでしょう。

ユーロを中心として混沌とした相場が続いていた為替相場ですが、例によって
先送りとは言え、新たな具体策はユーロを底上げする力となりました。
具体的にはECBの他に新たなに欧州安定メカニズムなるものを発足させ、今回のギリシャ、
スペインなどのように資金繰りに困っている国家を助けるというのが趣旨。
この機関の設立議論時にはドイツの一部の議員によって「違憲である」発足に
待ったがかかりました。

この待ったは憲法裁判所において判断されるわけですが、サマーバケーション直前の
待ったであったため、ようやく休み明けの先週に発表がなされたわけです。
7月当時はどうなることかとやきもきされたこの問題でありますが、ようやく解決の
道が見えたことが、設立だけで早速「欧州安定化」に寄与したことになります。
事実ユーロは強含みが継続しており、対ドル、対円に対して上昇継続中。

特にユーロ円は103円という2012年前半の値を取り戻しつつあり、今後の伸びも期待して
ユーロ円の買いを推奨したのは当方の週の見通しです。

また、ギリシャが実際に緊縮財政に取り組んでいるかを査察する共同査察団による
報告にも注目。先月のフランス大統領、ギリシャ首相によるトップ会談で約束した以上、
緊縮財政が実際に発動してくれていることを期待します。

さて、本日は先週末の急下落した円の行方に注目したいところ。
ドル円で1円近く、ユーロ円で3円近く下落したわけですが、ここまでの大きな下落が
あった場合、まずは巻き戻しが想像に易いところ。

逆にさほど巻き戻しがなく、更なる伸びを見せた場合にはこの円安の流れは本物と
言えそうです。徐々にボラティリティが増え、方向性が見え始めた今の相場。
利益獲得のチャンス到来と考えます。

2012/09/14

しましまさん

QE3実施決定、ドル安の流れ加速

昨日注目されていたFOMC政策金利発表では、住宅ローン担保証券(MBS)を
月額400億ドル購入することや、異例の低金利を少なくとも2015年半ばまで
延長するなどの政策が決定され、ドル全面安となりました。

NYダウは、終値前日比+206.51ドルの13539.86ドルと大幅に続伸し2007年12月末以来の
高値を付け、為替市場もリスク選好の流れとなりました。

本日発表が予定されている主な経済指標等は以下のとおりです。

21:30:米・8月消費者物価指数
21:30:米・8月小売売上高
22:15:米・8月鉱工業生産
22:55:米・9月ミシガン大消費者信頼感指数・速報値

また、今日14日〜15日に、EU財務相会合が予定されています。

昨日のドル円は、FOMCを控え軟調に推移しNY時間には77.50円を割り込む動きに、
FOMCの結果を受け一時77.13円まで下落も、ダウの大幅上昇や介入警戒感から反発し
77円台中盤へ反発しました。

現在も77円台中盤での動きが続いていますが、これから上昇の動きとなれば、
まず77円台後半へ、強い動きになれば78円台へ乗せていくことができるかを見たいです。
一方、まだ軟調な流れとなると、昨日の安値77.13円〜77円割れも意識されます。
 
昨日のユーロドルは、FOMCまでは1.29ドル台前半の狭いレンジで小動きでしたが、
FOMCの結果を受け急伸し一時1.3001ドルの高値を付け、その後も1.29ドル台後半で
底堅く推移しました。

今日も今のところ堅調な流れは継続し1.30ドル台へ乗せてきていますが、ここからも
1.30ドル台を維持し1.30ドル台中盤〜1.31ドルを目指す動きとなるか、
慎重に見ていきたいです。

1.30ドルを明確に割り込み軟調な動きとなると、1.29ドル台前半〜1.29ドル付近への
下落が考えられます。
 
では、今日も頑張りましょう!

2012/09/13

為替見習さん

FOMCにおけるQE3の有無とバーナンキFRB議長会見に注目

昨日の為替相場は、ドイツ憲法裁判所において
ESMに合憲性が示されたことで、夕方から動きが出て
全体的に「リスク選好型」の力関係に変化しましたが
終値ベースではまた戻しが入って収束してきており
FOMC待ちの様子見ムードが続いていますね。

先週末の米雇用統計が弱い内容だったことから
市場ではFOMCでQE3とガイダンスの時間軸延長が想定されており
ガイダンス変更は、声明の「2014年終盤までの低金利継続」
という文言を2015年にすることが有力視されています。

しかしこの市場予想もこれまで何度か変化してきていますし
QE3の有無、ガイダンス変更の有無、バーナンキ議長の会見次第では
大きな動きが出る可能性も十分。

そのためまずは資金管理を万全にした上で、
短期トレンドが明確な方向性を持てば攻め、
リスクが高まれば様子見するようにしたいですね。

ではまず火曜から水曜までの対円変動率で相場を見てみると、
EURが0.48%、NZDが0.44%、AUDが0.42%、CHFが0.35%、
GBPが0.30%、USDが0.10%、CADが-0.20%となっていて
力関係は【EUR>NZD>AUD>CHF>GBP>USD>JPY>CAD】という形に。

火曜オープンからクローズまでの主要通貨の力関係が
【NZD>AUD>CHF>EUR>JPY>GBP>CAD>USD】でしたから
ユーロが買われたことや、オセアニアが強い位置をキープしていること、
北米が弱い位置をキープしていること、円が位置を落としたことなど
一応の変化が見て取れますが、変動率が低いため膠着気味となっています。

続いて11時時点の各通貨テクニカルをおさらいすると
力関係上弱い位置をキープしている北米通貨の短期は下向き。
その他の短期は一応上向きですが、方向性は弱めという状況。

そのため今後は円を軸とした力関係変化がポイントで
ここから円が買われて強い位置に変化する展開となれば
短期が悪化して北米通貨は下向きで加速することになりますし
その他も勢い次第では下向きとなるものが出てきます。

そして下向きになれば順張りショートには絶好の相場になるため
力関係上最も弱い通貨を売って円を買う、という形で攻めるのが低リスク。

逆に円が売られる展開が加速した場合には各通貨の短期は改善し
勢い次第で明確な上向きに変化するものが出てきます。
こうなれば今度はロングのチャンスとなりますので
力関係上強い通貨を買って円を売るという形が最も低リスク。

個人的な基本戦略はこれまでと同じく短期だけの動きを重視して
力関係、テクニカル両面で低リスクになれば順張りで攻める予定。

また取引する際には必ず他通貨との力関係を見て
「同じ1取引をするならどのペアが最も低リスクか」
ということを考えて最も低リスクなものを選択。

そして今後も資金管理やレバレッジ管理をはじめとして
事前のシミュレーションに時間を徹底的に割いて、
自分の中で消せるリスクは完璧に消してから取引に臨みます。

それでは、今日も一日頑張ってまいりましょう!

2012/09/11

斉藤学さん

目立った材料なし 終日レンジ相場と予想

こんにちは、斉藤学です。

【昨日の概要】

週明けの昨日は、先週末のドル安地合いがやや継続しましたが、FOMCを控え
様子見ムードが広がりました。

ギリシャと、欧州連合(EU)などトロイカ調査団との交渉が難航し、
緊縮財政策の一部が受け入れなかったというニュースが気になるところ。
ギリシャ国内では、まだまだ混乱が続いているようです。

9/10(月)
★★★
08:50 (日)Q2GDP<2次速報値>(前期比) 前回:1次速+0.3% 予想:+0.3% 結果:+0.2%
    (日)Q2GDP<2次速報値>(前期比年率)  前回:1次速+1.4% 予想:+1.0% 結果:+0.7%

★★★
    (中)8月貿易収支 前回:+251.5億$ +195.0億$ 結果:+266.6億$

【本日の戦略】

本日は、特に目立った材料や経済指標の発表予定はありません。
FOMCを前に様子見ムードが広がり、終日レンジ相場と予想します。

【注目経済指標】

9/11(火)
★★
21:30 (米)7月貿易収支 前回:-429億$ 予想:-445億$

【その他】

25:00 (欧) アスムセンECB専務理事講演
26:15 (英) マイルズ英中銀MPC委員講演

【本日の予想レンジ】

・ドル円    77.80〜78.50  →
・ユーロ円   98.80〜100.50  →
・ポンド円   124.30〜125.90 →
・豪ドル円   80.20〜81.75  →
・ユーロドル  1.2700〜1.2900 →
・ポンドドル  1.5870〜1.6050 →
・ドルスイス  0.9380〜0.9540 →

【注目通貨ペア】

特になし

2012/09/07

為替太郎さん

昨夜は久々の大きな動き。今晩は雇用統計に注目

今日の為替市場は、久々に大きな動きを見せています。
 
昨夜のアメリカの経済指標が総じて堅調だったことに加え、昨日のECBで
政策金利が据え置かれたこと、理事会後のドラギ総裁の会見内容を受けて、
このところの値動きレンジを超えたドル高、ユーロ高の相場になっています。
 
これを受け、ドル円、ユーロ円はともに大きく円安に振れており、最近の
停滞した動きから一転、この時間に至るまで高値を保つことに成功しています。
 
ドル円は、今までの78円台前半に張り付くような動きから一転。昨晩は一時的に
79円台に到達する場面もあり、今日も78円台後半での横動きになっています。
日足チャートでみると、ローソク足は一気に雲の中まで上昇していますので、
目先は底堅く動きそうです。
 
ただ、結局のところ週明け時点での予想レンジだった「78円台」に収まって
いますので、本格的な上昇軌道に乗ると考えるのは早計でしょう。
雇用統計を材料として79円に乗せていけない限りは、引き続き78円台の
横動きが継続しそうな気もします。
 
一方、ユーロ円に関しては、99円台後半までの上げを見せました。
ここまでくれば、材料次第では近いうちに100円台に届く水準です。
アジア時間にはさすがに横動きの調整色は強まっていますが、このところ
一貫してトレンドが強いことは確かでしょう。
 
なお、ECBの国債買い入れプログラムは、事前の市場予想の範囲内ではありましたが、
このところのクロスユーロの上昇基調の相場の中で、手堅い値動きが継続しています。
実際、ユーロドルについても、昨晩から1.26台を維持できており、強いトレンドに
なっています。
ユーロドルを日足でみると、ローソク足の雲抜け後はここまで着実な上昇チャートを
描いており、目先で安定性を増してきました。
 
ただ、結局のところ、この時間の動きは雇用統計待ちの色彩が強く、アジア時間に
入ってからの値動きは停滞気味です。雇用統計を見極めないことには、来週以降の
先行きを予想するのは困難だと思います。
 
それゆえ、今日の重要材料は、一も二もなく雇用統計です。内容次第では、さらなる
円安もありうるでしょう。なお、先週あたりから、今週相次ぐ重要指標を控えて
手控えムードが広がっていましたが、今日の雇用統計の通過をもってひと段落します。
 
17:30 イギリス製造業生産
19:00 独鉱工業生産
21:30 アメリカ雇用統計
23:00 Ivey購買部協会指数

2012/09/06

ダメおやじさん

本日は大きく動きそう、特にECBに注目が集まる!

こんにちはダメおやじです。
朝晩は過ごしやすくなり秋が直ぐ近くにきているようです。

昨日は東京でユーロ、ポンドとも下落しましたが海外でECBが国債を
無制限に購入と報じられるとユーロドルは1.2623まで急伸しポンド円も
124.98円まで上昇しました。

その後にメルケル首相が否定的な発言をしましたがユーロドルは
1.26付近で強含み、ポンド円は124.60円台まで下げ小幅高でした。

本日はBOE、ECB、NYではADP雇用統計、新規失業保険申請者数、
ISM非製造業景況指数と重要イベント、指標が多く大きく動く1日と
なりそうです。

特にECBとドラギさんの声明に注目ですね。

ECBは0.25%の利下げ、国債の無制限購入が有るかですが期待で
相当買われており結果で売られる可能性が有ると私は思っています。
高値は1.2680辺りではないかとは思ってます。

私は今週はポンド円の戻り売りで臨んでますが、小動きのレンジ相場
が続いています。
ドル円が動かないためポンドドルの動向ですが、ユーロドルが上げると
ポンドドルも追随するため下げ難いですね。

125.50円は越えないと見ての125.50円越えストップで売り方針は変わりない
ですが本日は125円では売られそうで越えても125.10〜125.20円までと
見ています。
下値は124.40円辺りは押し目を買われそうですが下に抜ければ124円、
或いは123.60〜123.70円までの下げも考えられます。
123円を割り込むまでは噴き値を売り小幅な利食いの繰り返しで辛抱しています。

本日、明日と乱高下しそうですが資金管理を確りとして頑張りましょう。

2012/09/05

しーさん

ECB待ち

昨日のRBA政策金利では個人的にもそうでしたがあまり良い内容とはならないと
考えていたところに、それほどハト派な内容でもなかったために発表直後は
豪ドルが買い戻されました。

しかしその後はユーロも同様に上値が伸び悩み、欧州タイムには徐々に下落。
ユーロドルも結局押し戻されてしまいました。
NYタイムのISM製造業景況指数も50に届かずドル売りが優勢な展開となり、
元気のでる相場ではありませんでした。

本日は午前中に豪GDPの発表があります。
昨日の声明文では中国経済にも触れられていましたが、
前期からの成長率は鈍化する予想となっており、豪ドルにとっては引き続き
上値を抑える指標結果となる可能性があります。

過去の利下げを様子見している状態であり、すぐに追加利下げが必要な
状況ではないことが示されましたが、GDPが弱くなれば今後の利下げ
時期を早めることにもつながりかねず、豪ドルのロングを仕込むのは
まだ早いということになりそうです。

豪ドルは買えない。ポンドは昨日のPMIが良くない結果となり積極的には買えない。
ユーロは上値が重いし、明日のECB待ちで高値追いはしたくない。
結局今はロング勝負できる相場ではないのかも知れません。

個人投資家としては負けないトレードを第一に考えたいところですので、
買いでも売りでもやりにくい相場だと感じれば手を出さないようにしましょう。
個人的には昨日も今日もあまり手が出せそうにありません。
お楽しみは明日以降のECB、NFPにとっておきたいと思います。

2012/09/04

ZEROさん

RBAキャッシュターゲット声明文に注目

さえない中国8月PMIなどを受け直近弱い動きが続いている豪ドルですが、
本日金融政策の発表を予定しています。

政策金利は3.5%据え置きとなりそうで、注目は声明文となりそうです。

声明文で中国や欧州の景気に対いて言及がありそうで、RBAが中国景気減速や
欧州債務問題をどのような見通しで見ているか注目したいと思います。

中国や欧州景気への懸念が強い場合には豪利下げ観測に繋がり豪ドル売りで
反応する場面もありそうです。

NY時間には米8月ISM製造業景況指数の発表に注目しています。
今週は6日7日に重要イベントを控えている事から引き続きイベント待ちの
姿勢が強そうです。

※最終的な投資判断は必ずご自身でお願いいたします。

2012/09/03

とあるエンジニアKさん

大きな指標発表を控え、静かな週明けかと

気がつけば9月。
こちらは相変わらず毎日40℃を越える日々ですが、それでも6,7月の暑さに
比べたら幾分ましになってきた今日この頃です。
東京は今年少雨だったようで、水不足が懸念されるとかなんとか。
電力不足に加えて水が不足となると、更に節制を強いられる生活となるのでしょうが、
当たり前に存在するものが不足するのはそのありがたみを知るのに良い経験に
なるのかもしれません。

【本日の指標】
本日9月3日はレーバーデーによってNY相場は休みです。
日本・欧州においても目立つ発表がないことから、本日は指標によって動かされる
一日ではないでしょう。

【本日の戦略】
冒頭にて申し上げたように本日から9月の相場。
さて、8月と言えば、今までにない相場のボラの低さで話題となりました。
たしかに7,8月は欧州におけるサマーバケーションということで、ボラティリティが
低くなることが多かったのを記憶しておりますが、今年はそれに輪をかけるようにして
更に低いボラであるとの報道。

7月までが欧州を中心として金融危機が続いたことからなおさら目立つ結果となりました。
9月からの相場はその動きが活発化することが期待されます。 最大の焦点は欧州問題。 先週行われたジャクソンホールにおける会合。 本会合は世界各国の中央銀行関係者を一同に集めて話し合うシンポジウムなのですが、 共通の認識として、欧州債務がEU全体に波及するのは避けられないということ。 その結果として、具体的に「1.25ドル付近」という値を示し、共同体のユーロとして 大胆にユーロ切り下げなどを行ってリスクを減らすよう提言する教授発言も飛び出すなど、 銀行というしがらみにとらわれない人々の発言が今の相場を表しているのだなと考えます。 そして注目すべきはFRBバーナンキ議長に発言。 具体的な数値を示さなかったものの、「追加金融策」について述べるなど、 今後を期待させる発言が飛び出しました。 上記の教授とは異なり、具体的な時期や規模については示されなかったものの、 相場を動かすには十分なパワーを持っていたようで、週末はその発言を受け、 ダウ平均が上昇してドル円が下落。 今週明けもその流れを受けた中でのスタートです。 今週はECB理事会、雇用統計等の注目すべき指標が週末にかけて予定されており、 米国の休場もあって週初は様子を見る静かな相場になることでしょう。

尚、このサイトは情報提供を目的としており、投資の最終判断はご自身でなさるようお願い致します。本サイトの情報により皆様に生じたいかなる損害については弊社及び執筆者には一切の責任を負いかねます。