兵ブロガーバックナンバー(2012年10月)|FX|外為オンライン FX取引 − あなたの為の、外為を。

バックナンバー 2012年10月

2012/10/31

しーさん

レンジ継続

昨日は15時前まで引っ張った日銀追加緩和の発表。
期待感だけ高めておいて中身はほぼ事前予想通りの11兆円の追加という
数字だけを見れば中途半端な結果でした。

いかにも日銀らしいというか大きなサプライズのない結果でしたが、
直後は円高に振れてドル円は一時79円28銭まで下落。
売り一巡後はクロス円は元の水準近くまで戻しましたが、
ドル円は低空飛行のままでした。

NYタイムに入っても猛威をふるっているハリケーン「サンディ」により、
2日連続でNY市場は取引が停止状態となりました。
本日は復旧の見込みとなっていますが、2日間のつけが一気にまわってきて
今夜はチョッピーな展開となる可能性がありそうです。

日銀イベントが終わったため次の材料となると今週のNFPに焦点が移ってきますが、
本日はイベント的には中休みの日。

休場明けのNY勢と月末フローによって振り回されることになりそうですが、
昨日の欧州タイムからのドル売りの動きが気になります。

ユーロドルは3日連続で1.2880でサポートされており、
米雇用統計まではレンジ継続となると10月1日を起点としたサポートラインを
割り込まない限りは反発の可能性がありそうです。

ドル円も昨日はSell the factで下げたものの、
下落トレンドが始まったわけではないでしょうから、
こちらもレンジ継続とみて押したら拾っていきたいと思います。

2012/10/30

ZEROさん

日銀金融政策決定会合に注目!NY休場

29日のNY市場は、ハリケーン「サンディ」の影響で休場となりました。
為替市場も大きな動きは無く閑散取引となりました。

NYは本日も休場が決まっており、NYが休みなだけに東京時間に結果が発表される
日銀金融政策決定会合に注目が集まっています。

夕方には白川総裁の会見もあり、結果と併せて注目したいと思います。

会合では資産買い入れ10兆円増額とETF増枠は完全に織り込んでおり、それ以上の部分で
何が出てくるのか?出てきた結果を吟味することになりそうです。

市場の予想を超える策が出てくれば円安、織り込んでいる策しか出なければ円高での
反応になりそうです。

今週は本邦企業決算もピークへ向かうためこちらにも注目したいと思います。

※最終的な投資判断は必ずご自身でお願いいたします。

2012/10/29

とあるエンジニアKさん

10月も最終週

10月も最終週。
そしていよいよ11月を迎えると、今年も残すところあと2ヶ月間。
既に1年以上海外の地におりますが、同じ北半球故に徐々に寒くなっていく気候は

秋の寂しさを感じさせてくれます。
日本はいつの間にか日本シリーズが始まったようで、かつてなら東京ドームシリーズだなと
一人懐かしんでいたりします。
欧州の夏時間も終わり、冬時間となりました。
いよいよ冬の到来です。

【本日の指標】
本日の指標は小粒。
特に指標によって動かされる相場ではないでしょう。

【本日の戦略】
大きく伸びた先々週の反動か、先週一週間は静かな動きとなった一週間でした。
金曜日のNY相場の動きも少なく、土日の動きもなく、今週は静かな走り出しとなりそうな
月曜日です。

今週は週末に雇用統計を控え、週後半はなかなか動きがない相場かと。
そうなると動きが期待されるのは週前半です。
動きが期待されるのは日銀による追加金融政策。
既に先週半ばに報道があった通り、9月に続いての2ヶ月連続の追加金融政策が確実とされて
おります。10兆円の追加金融緩和は、既に積み上げた80兆円に追加して総額90兆円。

一度大きな政策を取った後、つまり先月の10兆円の追加から時間を経てから追加というのが
誰もが考えるストーリーなのでしょうが、既にこの流れは織り込み済みといえど、
異例とも言えるこの政策は日銀の本気度が伺えるニュースであるかと思われます。

このニュースによって株式相場は下支えとなり、ドル円も80円台をキープし続けるという
効果をあげた作戦。短期の揺り戻しはさておき、こういった政策が長期的な相場に影響を
与えるものと思われます。
ただしIMF総会でさほど議論されなかったように、今の歴史的な円高水準も、実効相場に対しては
さほど高くはないとされていることが今の水準を固定化しているのかと。
既に織り込み済みとなったこのニュース、決定内容によっては今までの上昇分の巻き戻しも
相まって株安、円高の流れになるシナリオも十分に考えられることでしょう。

本日月曜日はその緩和政策を見極める相場か。
またファンダメンタルによって動かされる相場です。
分かりにくい相場が続きます。

2012/10/26

しましまさん

円安継続、ドル円80円台維持なるか注目

昨日は、日銀追加緩和観測から円売りが強まりドル円は80円台へ上昇、NY時間に
フィッチが米国の格付けを引き下げるとの噂や株価の軟調推移等から一時的に80円を
割り込む場面もありましたが、概ね80円台を維持し強い基調となりました。

ユーロは欧州序盤までは堅調でしたが、その後はユーロポンドのユーロ売りやS&Pが
複数の仏銀行の格付けを引き下げたこと、FT紙のギリシャ議会に関する報道等を受け
弱い動きに、ポンドは予想を上回る英GDPの結果を受け、強い動きとなりました。

本日発表が予定されている主な経済指標等は以下のとおりです。

21:30:米・第3四半期GDP・速報値
22:55:米・10月ミシガン大消費者信頼感指数・確報値
 
米・第3四半期GDP・速報値は前期比年率+1.8%、米・10月ミシガン大消費者
信頼感指数・確報値は83.0の市場予想です。 

昨日のドル円は、東京午後に日銀追加緩和検討の報道を受け80円台へ乗せその後も
底堅く推移し80円台前半を維持、NY時間も一時的に80円を割り込む場面もありましたが
堅調な流れは継続し、NY終盤には80.30円付近での動きとなりました。

今日も堅調に推移すると6月25日の高値80.62円を上抜ける動きとなるか、
軟調な流れとなれば80円台を維持できるかに注目です。

昨日のユーロドルは、欧州序盤までは堅調に推移し1.3023ドルまで上昇しましたが、
その後は軟調な流れとなり、NY時間には1.30ドルを大きく割り込みNY終盤には
1.2927ドルの安値を付けました。

ここから1.29ドル台前半は維持し反発となると1.30ドル付近まで戻せるか、
強い動きとなれば昨日の高値1.3023ドルを越えることができるか見たいです。

一方、1.29ドル台前半を維持出来ず軟調な動きとなると、1.28ドル台後半〜1.2850ドル
付近までの下落が考えられます。

では、今日も頑張りましょう!

2012/10/25

為替見習さん

来週の日銀金融政策決定会合、雇用統計を見据えて無理な取引は禁物

昨日の為替相場は、これまでのリスク回避・選好とは違う軸で
力関係・短期トレンドが出る形となり、オセアニアやポンドが強く、
北米やユーロ、スイスが弱い位置で推移するなど
通貨ごとにリスクの高低がわかれる結果となりましたね。

また注目のFOMCでは特に大きなサプライズも無く、
前回の発表を概ね踏襲する形となったため動きも限定的。

このような中で次の材料を探しに行く相場となりそうですが、
来週は火曜に日銀金融政策決定会合を控えていることに加えて
金曜に雇用統計、さらにその翌週の6日には米大統領選を控えるため
相場に明確な方向性が出ない場合は無理しない方が良い状況。

そのためまずは資金管理を万全にした上で、
短期トレンドが明確な方向性を持てば攻め、
リスクが高まれば様子見するようにしたいですね。

ではまず火曜から水曜までの対円変動率で相場を見てみると、
NZDが1.01%、AUDが0.84%、GBPが0.46%、CHFが-0.10%、
USDが-0.11%、EURが-0.17%、CADが-0.18%となっていて
力関係は【NZD>AUD>GBP>JPY>CHF>USD>EUR>CAD】という形に。

火曜オープンからクローズまでの主要通貨の力関係が
【JPY>USD>CAD>GBP>AUD>EUR>CHF>NZD】でしたから
強い位置にあった円や北米が位置を落としたことや、
オセアニアが強い位置に変化したことなどが見てとれます。

続いて11時時点の各通貨テクニカルをおさらいすると
ドル円、カナダ円の短期はフラットとなっていますが、
その他は今日午前中の上昇によって改善していて
概ね上向きになるまで回復しています。

そのためここから円売りが加速すればロングには絶好のチャンスとなり、
この場合は力関係上最も強い通貨を買って円を売るのが低リスク。

逆に円が買われる展開に変化した場合には各通貨の短期は悪化し
勢い次第では下向きになるものが出てきます。

この場合は逆にショートにリスクが低い状況となりますので
力関係上弱い通貨を売って円を買うという形が最も低リスク。

個人的な基本戦略はこれまでと同じく短期だけの動きを重視して
力関係、テクニカル両面で低リスクになれば順張りで攻める予定。
また取引する際には必ず他通貨との力関係を見て 「同じ1取引をするならどのペアが最も低リスクか」 ということを考えて最も低リスクなものを選択。 そして今後も資金管理やレバレッジ管理をはじめとして 事前のシミュレーションに時間を徹底的に割いて、 自分の中で消せるリスクは完璧に消してから取引に臨みます。 それでは、今日も一日頑張ってまいりましょう!

2012/10/23

斉藤学さん

ドル円、80円を突破できるか

こんにちは、斉藤学です。

【昨日の概要】

東京時間に発表された貿易収支が3か月連続の赤字、2012年度上期の赤字額が1979年以降で
最大となったことが円売りとなって、円安が進行しました。

来週30日に行われる日銀の金融政策決定会合で、追加緩和が実施されるとの見方が出ていて、
円安を促す要因となっています。

ただ、80円台は輸出企業の多くが採算レートとしているレベルのため、大量の売りが
出てくることが予想されます。

<昨日の終値(前日比)>
・ダウ平均         13345.89(+2.38 +0.02%)
・CME日経平均先物     9080(大証終比:+60 +0.67%)
・NY金先物12月限(COMEX) 1726.30(+2.30 +0.13%)
・NY原油先物11月限(WTI) 88.73(-1.32 -1.47%)

【その他】
(NZ)休場(勤労感謝の日)
08:50 (日)日銀金融政策決定会合議事要旨公表(10月4・5日分)

【本日の戦略】

為替は順調に上昇していますが、米主要企業決算があまり優れません。
昨晩は、キャタピラーの決算で業績見通しを下方修正したことから、景気の先行きへの
不透明感が高まり、原油が続落しました。

本日の米主要企業決算はテキサス・インスツルメンツやユナイテッド・テクノロジーズ、
アフラックやAKスチールとなっています。

米大統領選挙も控えているので、もうそろそろ一時的な調整が入る可能性が高いです。

本日の重要経済指標はカナダ小売売上高と政策金利発表くらいしかありませんが、
今週後半にはイギリスやアメリカのGDP速報が発表されるので要チェック。

【注目経済指標】
★★★
21:30 (加)8月小売売上高(除自動車)(前月比) 前回:+0.4% 予想:+0.2%
★★★★★
22:00 (加)BOC・政策金利発表 前回:1.00% 予想:1.00%

【その他】
18:00 (欧)メルシェ・ルクセンブルク中銀総裁講演
20:00 (欧)リーカネン・フィンランド中銀総裁講演

【本日の予想レンジ】
・ドル円    79.50〜80.30  ↑
・ユーロ円   103.60〜105.00 ↑
・ポンド円   127.30〜128.70 →
・豪ドル円   81.80〜82.90  ↑
・ユーロドル  1.2985〜1.3120 ↑
・ポンドドル  1.5950〜1.6060 ↓
・ドルスイス  0.9200〜0.9320 →

【通貨の強さ】
ドル>ユーロ>豪ドル>>ポンド

【注目通貨ペア】
ドル円、ユーロドル

2012/10/19

為替太郎さん

クロスユーロは9月の前回高値超えが強く意識される水準に

今週の為替市場は、週半ば以降、各通貨ペアともに、リスクオンを背景に上値を
伸ばしていく展開になりました。ドル円、ユーロ円、ユーロドルともに、週明け時点で
既にテクニカル的には上げそうな兆候も見えていましたが、私は半信半疑でした。
 
それゆえ、今週の上値は早い段階で限界に当たるとみていましたが、実際は想定以上に
順調に上がって来ています。特に、ユーロ円は昨日一時は104円を超えるなど、現在では
先月の高値を継続的に超えることを目指すことも可能な位置に付けています。
 
ドル円は、今週の後半になってからは、78円台後半から79円台へと一段と上値を伸ばして
きており、高値調整で足踏みする場面はあれども、基本的なトレンドは上向きだと思います。

テクニカル的には、昨日時点で日足チャートにおいて雲を一度上に抜け、ローソク足の
上値抵抗が軽くなったことが大きいです。これにより、中期的にさらに上を目指す余地も
生まれてきました。

なお、午後15:45頃には全国信用組合大会において、日銀総裁の講演も予定されています。
何らかの材料が出るかは微妙ですが一応注目しておきましょう。
 
ユーロ円に関しても、今週はクロス円の円安とクロスユーロにおけるユーロ値上がりの
相乗効果により、週後半にかけて、前回高値水準まで上げてきました。
テクニカル的には、やや過熱感はあれども、中長期では各時間足ともにトレンドが基本的に
上向きに動いていることは確かです。昨夜の多少の調整局面を経ても、引き続き本格的に
売り向かうことは危険性が高いと見ます。

ひとまず、今日は上値をどこまで戻せるか注目しましょう。
なお、材料としては昨日に引き続き、今日も欧州首脳会談が予定されています。
現在の相場は、スペイン救済要請に関する材料には反応しやすいので注目です。
 
また、ユーロドルについても、週明けからの堅調な上昇で、週半ばからは1.3台を
超えてきました。昨日は、アジア時間で1.31付近の足踏みを続け、夜には失業保険新規申請
件数などを材料に1.3台まで売り込まれましたが、まだ基本的にはユーロ円同様に9月の
高値クリアが強く意識される相場の流れです。

もっとも、今日もEU首脳会議は期待薄とみられており、金曜日であることを併せて考えれば、
リバウンド拾いを超えて、積極的に買っていくようなタイミングでもないでしょう。
 
株式市場が週半ばは堅調に推移したこともあり、今週は総じて上値を追いやすい地合い
だったと言えます。今日は金曜日ですので、調整的な動きになる可能性が高いとは見ますが、
来週以降の値動きを占ううえでも、今日の値動きの引け方は重要です。
 
なお、今日の指標は、たいしたものはありません。重要な材料が出るとすれば、
昨日に引き続き開催されている欧州首脳会議でしょう。内容を見極めましょう。
 
EU首脳会議@ブリュッセル
17:00 欧州圏経常収支
21:30 カナダ消費者物価指数
23:00 アメリカ中古住宅販売戸数

2012/10/18

ダメおやじさん

リスクオンの流れが続く!

こんにちはダメおやじです。

今週に入りドル円、クロス円更にドルストレートも上昇しリスクオンの流れが続いていますね。

ドル円に関しては先週末のソフトバンク絡みのドル円買いが目先は大きなドル調達ないとの
観測で昨日は下げていたのですが今度は次回の日銀会合で日銀が追加金融緩和を行うと 

の報道で79円を越えました。

クロス円に関してはドル円の反発やスペイン懸念の後退観測やムーディーズによるスペイン
の格付けの据え置きが好感されたこと、更に株高も有り上昇しています。

先週始めから11日にかけてクロス円は少し売り安心ムードになり安値を売られましたので
昨日の上昇で損切りの買戻しもでてきてると思われます。

私は今週、ポンド円の売り主導で臨むと書き上値を127円越えと予想しましたが完全に 

逆にいきました。

間違えば損切りが基本で高値を128.20か128.50円に訂正して再度、売りで臨みたいです、 


ユーロドルが上昇すればポンドドルも連れ高となりますがユーロドルは1.3171では一度は
売られると見ています。
ドル円も日銀の緩和を囃すのも早すぎますし79円越えは輸出や個人投資家の利食い売りも
断続的に出ると思われ79.50円が有れば良いほうと思っています。

それらを考えればポンド円も9月19日の128.81円を抜くのは難しいと思っています。
下値は126.80円を割り込めば126円辺りまでの下げは有ると見て128.50円越えストップで
戻り売りが良いとは思ってます。

本日、明日と荒れそうですが資金管理だけは確りして頑張りましょう。

2012/10/17

しーさん

ユーロ高値トライへ

昨日はドル円やクロス円が底堅く推移。
ソフトバンクの買収の話やスペインに対する期待感が効いていたようです。
買収については実際には11月にならないとお金の移動はないはずですが、
巨額のドル買いが行われるのは間違いないため
先行きはドル円は底堅いのでしょう。

昨日ムーディーズがスペインの格付けをジャンク級に格下げするのでは
という噂が流れていましたが、今朝になり据え置きを発表しました。
これをうけてユーロは続伸。10月初旬から気にしていたネガティブ材料の
1つが消えたので、素直にユーロ買いでついていきたいところです。

個人的には押し目を待ってからエントリしたいと思っていましたが
その押し目がなくて格言通りの状態でやきもきしています。

次はユーロ円の9月の高値113円87銭、ユーロドルも同1.3170と
高値トライが視野に入ってきました。
このラインは抵抗や利食い目標となりやすいため、
上値余地は少ないと言えますが、ここまでくるとトライする可能性が高く、
一旦はそこまで上昇するのでは。言い換えれば残り少ない余地を
獲れる可能性は高いのでは、ということになります。

指標イベントとしてはMPC議事録と英失業率が17時30分に発表されます。
今月は資産買い入れ枠も金利も据え置きされ、
議事録的には大きな動きはないと思われ、
ポンドはユーロの動きに連動する可能性が高そうです。

明日からはEU首脳会議が始まり、ヘッドラインリスクがでてきますが、
本日は高値圏での動きに注目しておきたいと思います。

2012/10/16

ZEROさん

ユーロ相場持ち合い抜けるか?スペイン関連材料待ち

15日の欧米市場では、米9月小売売上高前月比+1.1%、前月比:除自動車+1.1%、
米10月ニューヨーク連銀製造業景気指数-6.16となりました。

米クリスマス商戦がつかづいてくる中、米消費の堅調さが確認されこれが好感
されています。

ソフトバンクによる米スプリント買収も正式発表があり「ドル買い+円売り」材料と
なっています。

ドル円日足は雲に入りそうで、200日線を超えればトレンド転換となりそうです。

株価も反転しておりユーロ円・豪ドル円もそれぞれ上昇しています。

ユーロドルは変わらず持ち合いが継続しています。こちらはスペイン関連の材料待ち
かもしれません。

日本株も8500円割れからは買いが優勢で、個人的には「10月後半に入ったから」という
季節要因が大きいと見ています。

ヘッジファンド等の売りもある程度進み、10月後半〜11月中買いを入れて行き春を待つ
戦略の投資家は多いと思います。

引き続きドル円・クロス円は押し目買いスタンスで見ています。

※最終的な投資判断は必ずご自身でお願いいたします。

2012/10/12

しましまさん

ドル円・ユーロドル、今週初の陽線引け

昨日は、米・新規失業保険申請件数の強い結果やソフトバンクによる米企業買収の報道、
城島財務相の円高懸念表明や前原経財相による「日本は米国の同意なしに単独で為替介入を
実施できる」との発言等を受けドル円が78円台中盤へ反発、ユーロドルも欧州株の上昇や
米・新規失業保険申請件数の強い結果を受けたリスク選好の流れや、ラガルドIMF専務理事の
ギリシャの財政赤字削減計画について2年延長すべき等の発言を受け反発しました。

本日発表が予定されている主な経済指標等は以下のとおりです。

18:00:欧州・8月鉱工業生産
21:30:米・9月生産者物価指数
22:55:米・10月ミシガン大消費者信頼感指数・速報値
 
また、今日はJPモルガン・チェース、ウェルズ・ファーゴの決算発表が予定されています。

昨日のドル円は、東京時間は軟調に推移し78円付近まで下落しましたが、欧州時間から
NY序盤に反発し78.59円まで上昇、その後は反落するも78.30円付近では底堅い動きでした。
今日も堅調な動きとなると78.50円に確りと乗せ昨日の高値78.59円付近へ、強い動きとなれば
10月5日の高値78.87円を越え9月19日以来の79円台を付けることができるか見たいです。

一方、軟調な流れとなると78円付近への下落が考えられます。
昨日のユーロドルは、東京時間は1.28ドル台中盤での値動きでしたが欧州時間に1.29ドル台へ
上昇、その後も1.29ドル台を維持しNY時間には一時1.2951ドルの高値を付け、その後も
1.2920ドル台をサポートに底堅い動きとなりました。

今日も堅調な流れ続けば、昨日の高値1.2951ドルをしっかり越え1.29ドル台後半へ、
強い動きとなれば1.30ドル台へと上昇できるか見たいです。
一方、軟調な動きとなると1.29ドル付近で止まれるか、1.29ドルを割り込むと1.28ドル台
中盤への下落が考えられます。

では、今日も頑張りましょう!

2012/10/11

為替見習さん

IMF世銀総会、G7財務相会合と、関連する要人発言・報道に注目

昨日の為替相場は、全体的に変動率が低くなるとともに
前日までのリスク回避の動きにも戻しが入る形となりましたが
NY市場では米格付け会社S&Pがスペインの格付けをBBBマイナスへ
2段階引き下げ(ジャンク級の一歩手前)。

これによってまたリスク回避の動きで円が買われるなど
攻めるには少しリスクが高い状態となっています。

このような中で今日もIMF世銀総会やG7に関連した要人発言や
報道などで動きが出る可能性も十分ある1日と言えますし、
格下げを受けたコメントが出るかにも注目。

さらに夕方の欧州市場以降では、昨日の格下げを受けて
スペイン債が下落することが予想されますから、
夕方から夜の相場ではまた動きが出る可能性十分。

そのためまずは資金管理を万全にした上で、
短期トレンドが明確な方向性を持てば攻め、
リスクが高まれば様子見するようにしたいですね。

ではまず火曜から水曜までの対円変動率で相場を見てみると、
AUDが0.22%、CHFが0.03%、GBPが-0.09%、EURが-0.10%、
USDが-0.11%、NZDが-0.22%、CADが-0.45%となっていて
力関係は【AUD>CHF>JPY>GBP>EUR>USD>NZD>CAD】という形に。

火曜オープンからクローズまでの主要通貨の力関係が
【AUD>JPY>USD>CAD>GBP>NZD>EUR>CHF】でしたから
豪ドルが強い位置をキープしていることや、欧州系が回復したこと、
NZDやカナダが位置を落としたことなどが見てとれます。

続いて11時時点の各通貨テクニカルをおさらいすると
豪ドル円の短期のみフラットですが、その他は下向きであり
ここから円買いが加速すればショートには絶好のチャンスとなります。
この場合は力関係上最も弱い通貨を売って円を買うのが低リスク。

逆に円が売られる展開に変化した場合には各通貨の短期は改善し
一旦フラット化しますし、勢い次第では上向きになるものが出てきます。

この場合は逆にロングにリスクが低い状況となりますので
力関係上強い通貨を買って円を売るという形が最も低リスク。

個人的な基本戦略はこれまでと同じく短期だけの動きを重視して
力関係、テクニカル両面で低リスクになれば順張りで攻める予定。

また取引する際には必ず他通貨との力関係を見て
「同じ1取引をするならどのペアが最も低リスクか」
ということを考えて最も低リスクなものを選択。

そして今後も資金管理やレバレッジ管理をはじめとして
事前のシミュレーションに時間を徹底的に割いて、
自分の中で消せるリスクは完璧に消してから取引に臨みます。

それでは、今日も一日頑張ってまいりましょう!

2012/10/09

斉藤学さん

休み明け、反発できるか

こんにちは、斉藤学です。

【昨日の概要】

昨日は、日本、アメリカ、カナダ市場がそれぞれ休みだったのですが、午前中から
円高傾向が続き、薄商いの中値動きがやや荒れました。

ロンドン時間に入ってからは、世界銀行の「中国の今年の成長率を従来の8.2%から7.7%、
来年は8.6%から8.1%に引き下げた」というニュースが伝わり、円高がより鮮明になりました。

<昨日の終値(前日比)>
・ダウ平均          13583.65(-26.50 -0.19%)※株式のみ
・CME日経平均先物      休場
・NY金先物12月限(COMEX)  89.66(-0.22 -0.24%)
・NY原油先物11月限(WTI)  1774.67(-5.33 -0.29%)

★★★
16:15 (瑞)9月CPI(前年比) 前回:-0.5% 予想::-0.6% 結果:-0.4%

【本日の戦略】

休み明けで市場参加者が戻ってきて、しっかり反発できるかどうかがポイント。

昨晩は、豪ドルは対ドルで7月13日以来の水準まで一時下落し、ユーロやポンドなどの
クロス円も下落しましたが、後半にかけて反発、ドル円は半値程度、豪ドル円は大きく 戻していますが、あくまで自律反発の範囲内です。 欧州市場は1%超も下げているため、急反発は難しそう。株式市場の動向を探りながら、 様子見といったところでしょうか。 特に豪ドルは、10/11(木)に新規雇用者数や失業率の発表があるので要注意。 ポンド円は、昨日大きく下落したため、下降トレンドとなっています。一時的な下げで あればよいのですが、そうでなかった場合ポンドドルが1.6000を割れることになり、 再度急落する危険性もあります。 【注目経済指標】 ★★★★ 17:30 (英)8月鉱工業生産指数(前月比) 前回:+2.9% 予想::-0.5% 【本日の予想レンジ】 ・ドル円    77.50〜78.80  → ・ユーロ円   100.00〜102.20 → ・ポンド円   124.40〜126.50 ↓ ・豪ドル円   79.30〜80.50  ↓ ・ユーロドル  1.2900〜1.3020 → ・ポンドドル  1.5920〜1.6080 ↓
・ドルスイス  0.9260〜0.9420 ↑ 【通貨の強さ】 豪ドル円>ドル円>ユーロ>>ポンド 【注目通貨ペア】 豪ドル円、ユーロドル

2012/10/05

為替太郎さん

雇用統計を控えて様子見も、市場の流れはさらなる上値をうかがう展開

今日の為替市場は、今週半ばからのリスクオン傾向を引き継ぎ、各通貨ともに総じて
強気の推移が続いています。ユーロドルに至っては、ついに1.3の回復に成功しました。
 
今週のドル円は、値動きが週明けの77円台から78円台の半ばへと着実に上方に
シフトしてきており、ローソク足はほぼ一本調子の上向きとなりました。
これは、先週半ばくらいまでの動きから見ると、かなり意外な展開です。

しかしながら、今の上昇局面はもはや一時的な自律反発というには強すぎる感があり、
テクニカル的にも、4時間足チャートで、ローソク足が雲から上に抜けていくなど、
トレンドは徐々に上向きに転じつつあります。
 
日足では、79円が上値抵抗帯になっていますので、材料がなければ、これ以上は
すぐに上に抜くのは難しいでしょうが、今日は日銀金融政策決定会合や米雇用統計
などの大きな材料が控えています。これらの内容次第では、既存の上値抵抗帯を
上に破ることもありそうです。

また、今後の一段の上昇により、日足レベルで安定したところまで上がってしまえば、
チャートは底堅いものに転じます。そのため、もし、今日の段階で79円を超えていければ、
しばらくは高値が定着する可能性も出てくると思います。
 
一方、ユーロ円に関しても、昨晩あたりから102円を超えていく上向きの相場になっています。
昨晩は、ECB理事会後の記者会見において、ECBドラギ総裁がスペインをはじめとする
ユーロ圏重債務国の国債買い入れを行う意向を示したことも買い材料となりました。
 
先月半ばに付けた前回の高値である103円台後半から、一度は大きく崩れたユーロ円ですが、
先週の終わりくらいを底として、二番天井を形成する動きを見せています。

正直に言って、この戻しは当初の想定を超える強さです。
テクニカル的には、4時間足チャートで非常にわかりやすい一本調子の上昇になっており、
ドル円同様のローソク足の雲の上抜けも記録しています。

さらに、1時間足では目先のところローソク足と雲が連動して上に向かっており、
短期でもまだ継続的に上げていきそうな雰囲気があります。
 
こちらも先行きは雇用統計次第の面があるので微妙ですが、ここまでのトレンドで判断する
限り、今日はこのまま強気の推移になりそうな気がします。既存の流れに逆らわず、
海外市場の動きを見極めたいところです。
 
また、ユーロドルに関しても、このところの堅調さは同様で、今日はここまで1.3台を
堅持して、強気の相場になっています。今週は、中国市場がまるまる休みだったことも
あってか、株式市場はイマイチさえない展開でしたが、為替市場ではこれに関係なく
リスクオン、上値追いの展開が続いています。

さすがに短期間で上げすぎているので、材料次第でそれなりの調整の余地はあるので
しょうが、ここまで明確に上げてくると、トレンドに逆らって売りで入るのは非常に
危険だと思います。
 
なお、今日のイベントで重要なのは、明らかに日銀政策決定会合とアメリカ雇用統計です。
もう金曜日ですが、内容次第ではまだまだ相場は大きく変動するでしょう。
今週もあと一日。がんばっていきましょう。
 
未定 日銀政策決定会合・記者会見
16:00 スペイン鉱工業生産
19:00 独製造業新規受注
21:30 アメリカ雇用統計
21:30 カナダ雇用者数増減

2012/10/04

ダメおやじさん

ECBでレンジを放れるか!

こんにちはダメおやじです。

昨日はADO雇用統計が良かったことやISM非製造業景況指数が良かったため
ドル円は78.58円まで上昇しました。
今週に入り明日の日銀会合期待でドル円は底堅い動きをしています。
明日の日銀、雇用統計に注目ですね。

一方、クロス円やドルストレートは小幅なレンジ内ので上下波動の繰り返しで
高値売り、安値買いの逆張りで小幅でも利益を積み重ねるしか有りません。

私は今週はユーロドルの戻り売りのスタンスで臨んでいますが今は1.28〜1.30の
レンジ内の動きのようです。

買いはスペインの支援要請期待、銀行の資本増強で銀行懸念が薄れたなどの
材料が有り、売りはギリシャやスペインの失業率が25%となっており財政健全化
など出来るはずがないと思っていますし、中国などの景気減速でドイツなども
景気が悪化するなどが有ります。

本日のECBは金融政策に変更なしの予想が多いですが一部には景気のテコ入れ
に利下げ観測も有るようです。

私は9月17日の1.3171で目先の高値を出していると思っており1.3050ストップで
1.29後半〜1.30タッチ付近での売り有利と思ってます。

1.28の抵抗は強力ですが割り込むと1.26前半を狙う動きと見ています。

本日はECBのほかにBOE、米ではFOMC議事録にも注目です。

本日、明日と動きそうですね、頑張りましょう。

2012/10/03

しーさん

ロング目線

昨日のRBA政策金利はややサプライズ気味の利下げが発表され、
午後から豪ドルは一人負け状態でした。

事前に70%ほど利下げが織り込まれていたものの、
残りの30%の分と、本当に利下げしてきたという驚きから、
豪ドルは売り圧力が続いたようです。

ただ豪ドル円は80円を割り込むことはなく、安値はNYタイムの80円07銭止まり。
声明文はハト派な内容だったため、まだ利下げ方向と見ておいたほうがよいですが、
79円50銭を下抜けない限りはレンジ継続とみておいてもよいかも知れません。

さて本日は21時15分の米ADP雇用統計と23時のISM非製造業景況指数の指標に
注目です。先月のADPは予想外の20万人超の結果となり、短期的にリスクオン相場
となったのが思い出されます。毎度ADPは雑音的に扱われていますが、
数字には素直に反応してしまうのはやはりしょうがないのかも知れません。

今月も20万人を越えてくるようであればポジティブサプライズ。
事前予想の14万人前後であればスルーといったところでしょうか。

ISMのほうは月曜日のISMの指標結果のインパクトがあるため、
本日の指標にも注目が集まります。
雇用部門の数字はそれほどよくないだろうというのが大筋の見方なので、
こちらも予想外に良い結果だと跳ね上がる可能性がでてきます。

また欧州のスペイン関連のヘッドラインにも注意が必要でしょう。
来週末にはスペインが支援を要請する可能性があるとの情報がありますし
ムーディーズの格付け見直しは延期が続き、今月中に行うとのこと。

来週以降、ユーロ圏財務相会合や支援の行方を見てから格付け発表となるようです。
ひとまずジャンク債リスクは遠のいたようですので、
ユーロにとっては底堅い展開が期待できそうです。

方向的には昨日の流れに沿ってクロス円やユーロドルのロング目線。
押し目があればがっつり勝負していきたいと思います。

2012/10/02

ZEROさん

RBAキャッシュターゲット声明文に注目

1日のNY市場では、重要指標(米) 9月ISM製造業景況指数が51.5(49.7)
となったことを受けダウは一時160ドル高まで上昇、為替相場でも
リスクオンの円安+ドル安で反応しています。

ダウはその後上昇分を半分吐き出し77ドル高で引けています。

ユーロドル相場は欧州時間から株高で上昇しており、米ISM製造業景況指数
を受けて一段高となりました。

200日線は引き続き上回っているものの微妙な地合いです。

城島新財務相も円高けん制発言を就任直後から繰り返しており、ドル円も
売り込みずらい展開となっています。

本日は(豪) RBAキャッシュターゲットがあります。金利は据え置きを予想、
声明文から年内利下げあるかを探ることになりそうです。

今週イベントの多い中では今日が谷間となりそうです。

※最終的な投資判断は必ずご自身でお願いいたします。

2012/10/01

とあるエンジニアKさん

静かな相場が続き、インパクトを求める

今日は10月1日ということで、月初めの担当です。
今年の10月は東京において世界銀行年次総会が開催されます。
この会合においては多角的通貨調整など、例年為替相場に関する議論がなされます。
ギリシャに端を発して弱くなりすぎたユーロ。
そして長きにわたる円高など、相場の「行き過ぎ」を議論する一つの場としての
この会合が日本での開催。行き詰まった相場を崩してくれることを期待します。

【本日の指標】
本日は7-9月期の日銀短観の発表日。
普段この指標によって相場が動くことはさほどないのですが、静かな相場が続いている
今の相場とあって、週明け、月初め要因と共に注意が必要な指標です。
同様に本日NY時間にはFRBバーナンキ議長による講演が予定されており、こちらも彼の
発言に過敏となっている今の相場を動かす一つの要因となることは間違いなさそうです。

【本日の戦略】
月初め、週初めとなる本日。
さほど敏感になる必要がありませんが、念のため頭の中にとどめておいたほうが良いでしょう。

それにしても上記のように普段の値動きを求めない単なる週初においてもボラの上昇を
求めるのは個人投資家であるからか、あるいは長きに渡ってレンジ相場を形成し、 なかなか方向性がつかみにくい相場にいるからなのか。どちらかに傾く相場の方が我々 個人投資家として利益を出しやすく、方向性も述べやすくなるのですが、そうもいかない模様。 多くの事に翻弄され、動き続ける為替相場ですが、今の段階では方向性が決められていない様子。 書物等で、7割レンジの3割が動く相場との記述をあちこちで見かけますが、今はその7割の 時期にいることは間違いないようです。 本日の相場、バーナンキ議長講演に期待したいところです。

尚、このサイトは情報提供を目的としており、投資の最終判断はご自身でなさるようお願い致します。本サイトの情報により皆様に生じたいかなる損害については弊社及び執筆者には一切の責任を負いかねます。