兵ブロガーバックナンバー(2013年04月)|FX|外為オンライン FX取引 − あなたの為の、外為を。

バックナンバー 2013年04月

2013/04/30

とあるエンジニアKさん

重要発表が続く週後半を控えて静かな一日

日本はGWを迎えたとあって、ポータルサイトのトップに渋滞情報があふれています。
私はまたしても仕事で海外におり、GWなど関係なく過ごしています。

そういえば昨年のGWも海外で仕事漬けだったことをふと思い出しました。
各国のカレンダーを眺めると、日本の祝日がずらーっとならんでGWを
形成するのは常です。そもそも祝日自体がすくないのが海外諸国。

それでもようやく総労働時間が肩を並べることができる。
そういった数値から日本のサラリーマンは大変な思いをしているのだなと感じます。

【本日の指標】

本日から米国でFOMCが開始されます。
今回は議長による記者会見はなし。
明日は声明文と金利発表となり、ADP雇用統計も重なる事から、
本日一日は明日や週末に控えた大きな指標に控えた動きとなるか。

【本日の戦略】

前述の通り、今週は雇用統計ウィークとあり、日本のGWと合わさって
週初は動きにくい相場か。東京市場は休場明けとなりますが、特に大きな
ニュースも無く、静かな相場展開が想定されます。
週の戦略でも少し触れたイタリア議会の混乱。
若干の混乱はあったものの、無事に新内閣が誕生する模様。

この新しい内閣は今までの緊縮財政では国民が苦しい思いをするだけだとして、
減税なども打ち出しつつ、景気を立て直すといった政策をとる模様。
これを受けてイタリアの国債利回りは4%を下回るなど、一時の混乱が
収まっているように見受けられます。

ユーロは特に動かず、本件を材料にしなかった模様。
これにてしばらくはイタリアの政治混乱という材料を忘れられそうです。

以上より今の相場は材料出尽くしで待ちの相場。
こう静かな相場とあってはなかなか手が出しにくい相場です。

特に円は円安、円高どちらともつかずにしばらくはうろうろする相場か。
週後半には材料が出そろう為、多少の値動きはあるか。
今は材料を待つ相場とします。

2013/04/29

しましまさん

ドル円・クロス円調整続くか?

先週末26日は米GDP速報値の弱い結果等を受けたリスク回避の流れや調整の動きで
ドル円・クロス円は大幅下落、ドル円は97.56円、ユーロ円は127.14円、ポンド円は
151.12円、オージー円は100.31円の安値を付け、軟調な流れのまま引けました。
本日発表が予定されている主な経済指標等は以下のとおりです。

21:00:独・4月消費者物価指数・速報値 
21:30:米・3月個人所得/3月個人支出
23:00:米・3月中古住宅販売保留
 
先週末26日のドル円は、99円台を維持できず欧州時間には98円台中盤へと下落、
NY時間は米GDP速報値の弱い結果等受け98円を割り込み97.56円の安値を付ける
弱い動き、その後は反発するも98円台前半では上値重く98.05円で引けました。

今日も軟調な流れとなると、先週26日の安値97.56円付近では止まることができるか、
下抜けると4月17日の安値97.21円〜97円付近への下落が考えられます。

一方、ここから堅調な流れとなると98円台を維持し98円台中盤へ、強い動きとなると
99円まで上昇できるか見たいです。

先週末26日のユーロドルは、明確な方向は出ず1.2990ドル台〜1.3040ドル台での
小幅な動きでした。
今日は小幅に上昇してのスタートとなっていますが、ここから堅調な動きとなると
1.30ドル台中盤を超え1.30ドル台後半へ、強い動きとなると25日の高値1.3093ドルを
超え1.31ドル台へ乗せていくことができるか見たいです。

一方、1.30ドルを割り込み軟調な動きとなると先週24日の安値1.2955ドル付近で
止まれるか、下抜けると1.29ドル付近への下落が考えられます。

では、今日も頑張りましょう!

2013/04/26

為替見習さん

日銀金融政策決定会合、展望リポート、黒田総裁会見と米GDPに注目

昨日の為替相場は、前日に続いて全体的に変動率が低めで
ドル円100円という節目を前に神経質な動きが続きましたね。

ただ今日は日銀金融政策決定会合が予定されていますし、
今回の会合では経済・物価情勢の展望(展望リポート)が公表され、
報道による予想では、13年度の物価予測を0%台後半、14年度を1.5%前後と、
1月時点の0.4%、0.9%からともに上方修正する、という情報が出ています。

さらに、予測期間を従来の2年間から拡大し、15年度中は物価が目標に沿って
2%前後で推移することを示す案が有力視されているようですから、
この展望リポートや黒田総裁会見を受けて円安が進むかが焦点。

また夜には米国の第1四半期GDP速報も予定されていますから、
この時間帯の円、ドル軸の動きに注目しておきたいですね。

ではまず水曜から木曜までの対円変動率で相場を見てみると、
GBPが0.79%、CADが0.20%、NZDが0.00%、CHFが-0.05%、
AUDが-0.17%、USDが-0.29%、EURが-0.31%となっていて
力関係は【GBP>CAD>NZD=JPY>CHF>AUD>USD>EUR】という形に。

水曜オープンからクローズまでの主要通貨の力関係が
【NZD>AUD>GBP>EUR>CAD>USD>JPY>CHF】でしたから
ポンドが強い位置で加速したこと、カナダや円、スイスが位置を上げたこと、
豪ドルやユーロが位置を落としたことなどが見てとれます。

続いて10時時点の各通貨テクニカルをおさらいすると
ポンド、カナダ、オセアニアの短期は上向きですが、
明確な上向きなものはポンドのみで、他は方向性が弱い状況。

またユーロ円、ドル円はフラットで、スイスは弱いながらも下向きと
各通貨ごとに方向性や強さがまちまちという状況ですね。

そのため今後のポイントは円を軸とした力関係変化で、
ここから円売りが進めば各通貨の短期は回復して
明確な上向きのものが出てきますので、ロングのチャンスとなり
この場合は力関係上最も強い通貨を買って円を売るのが低リスク。

逆に円が買われる展開に変化した場合には各通貨の短期は悪化し、
勢い次第では明確な下向きとなるものが出てきます。

この場合は逆にショートにリスクが低い状況に変化しますので
力関係上弱い通貨を売って円を買うという形が最も低リスク。

個人的な基本戦略はこれまでと同じく短期だけの動きを重視して
力関係、テクニカル両面で低リスクになれば順張りで攻める予定。

また取引する際には必ず他通貨との力関係を見て
「同じ1取引をするならどのペアが最も低リスクか」
ということを考えて最も低リスクなものを選択。

そして今後も資金管理やレバレッジ管理をはじめとして
事前のシミュレーションに時間を徹底的に割いて、
自分の中で消せるリスクは完璧に消してから取引に臨みます。

それでは、今日も一日頑張ってまいりましょう!

2013/04/24

斉藤学さん

材料なく、本日1ドル100円超えは難しそう

こんにちは、斉藤学です。

【昨日の概要】
月曜日にドル円が1ドル100円の節目を超えられなかったことから、ドル円に対しては
利食い売りや実需の売り等で上値は急に重くなっています。

10時に中国の4月HSBCフラッシュ製造業PMIが予想51.4のところ結果50.5と下回った
ことが発表されると豪ドル円が急落、ドル円もつられて下落する形となりました。

また、ロンドン時間には、独4月製造業PMIが予想49.0に対して結果47.9と予想を
下回るとユーロが急落、ユーロドルは1.3000の節目を割れました。

ただ、米経済指標が好調だったため、NY時間に相場は上昇、
NYダウが100ドル以上の上昇となりドル円も99円台へ戻りました。

<昨日の終値(前日比)>
・ダウ平均          14719.46(+152.29 +1.05%)
・CME日経平均先物       13810(大証終比:+270 +1.97%)
・NY金先物12月限(COMEX)   1408.80(-12.40 -0.87%)
・NY原油先物11月限(WTI)   89.18(-0.01 -0.01%)

【重要経済指標】
★★
10:45(中)4月HSBCフラッシュ製造業PMI    前回:51.6 予想:51.4 結果:50.5
★★
21:30(加)2月小売売上高(除自動車)(前月比) 前回:+1.0% 予想:+0.2% 
★★★
23:00(米)3月新築住宅販売件数(季調済・年率) 前回:41.1万件 予想:41.9万件
★★★
23:00(米)3月新築住宅販売件数(前月比)   前回:-4.6% 予想:+1.9%

【本日の戦略】
午前1時ごろ、AP通信のツイッターから「ホワイトハウスで2度の爆発があり、
オバマ大統領が負傷した」とのニュースが流れてドル円は98円台へ下落、
一時相場が急落しました。この情報は偽情報だったため相場はすぐに戻しましたが、
ボストンマラソン爆破事件に続き、何かのきっかけによる急落には注意しなければ
いけないということが改めて認識させられました。

その後反発したドル円も、再度99円50銭で頭を抑えられている状態、やはり1ドル
100円を抜けるには好材料が必要そうです。
昨日2%超下落した中国株も気になるところ。

先日は日本時間に99.80銭でもみ合いましたが100円が超えられなかったため、
本日一気に100円突破は難しそう。朝6時に行われたNZ中銀声明では、日本の
金融政策をやや批判する発言が出ています。

昨日急落した豪ドル関連の経済指標が10時30分に、また1.3000の大台を割った
ユーロドルの値動きを左右する独4月IFO景気動向指数が16時に発表されます。

本日も引き続き、各国経済指標と米主要企業決算に注目。

<米主要企業決算>
アフラック
フォード
ボーイング
P&G

【注目経済指標】
★★★
06:00 (NZ)RBNZ・政策金利発表      前回:2.50% 予想:2.50% 結果:2.50%
★★★★
10:30 (豪)Q1CPI(前期比)         前回:+0.2% 予想:+0.7%
★★★★
10:30 (豪)Q1CPI(前年同期比)       前回:+2.2% 予想:+2.8%
★★★★
17:00 (独)4月IFO景気動向指数      前回:106.7 予想:106.5
★★★
21:30 (米)3月耐久財受注(前月比)   前回:+5.7% 予想:-2.9%
★★★
21:30 (米)3月耐久財受注(除輸送用機器) 前回:-0.5% 予想:+0.7%

【その他】
21:30 (欧)メルシュ・ルクセンブルグ中銀総裁講演
22:00 (欧)コンスタンシオECB副総裁講演

【本日の予想レンジ】
・ドル円   98.70〜99.80  →
・ユーロ円  128.00〜130.20 →
・ポンド円  150.50〜152.50 →
・豪ドル円  101.00〜102.80 →
・ユーロドル 1.2900〜1.3060 ↓
・ポンドドル 1.5150〜1.5300 →
・ドルスイス 0.9350〜0.9550 ↑

【通貨の強さ】
ドル、豪ドル>ポンド>ユーロ

【注目通貨ペア】
ユーロドル(下降トレンド)

2013/04/22

為替太郎さん

今月二回目の日銀会合を睨んだ展開。100円を睨んだ位置からどう動くか注目

みなさん、どうもこんにちは。 
今週も頑張っていきましょう。

さて、今日の為替市場は、G20の結果を受けて円安に傾いており、トレンドとしても
リスクオンが優勢となっています。もっとも、値動きとしては、比較的小動きの展開で
始まっており、現在はドル円にして依然99円台後半、ユーロ円もまだ130円超えの水準です。

基本的には、流れは先週末から大きな変化はないと見ていいでしょう。

今週の26日金曜日には、今月二回目となる日銀金融政策決定会合が予定されています。

今月の4日に開かれた金融政策決定会合では、市場の事前予想を上回る緩和政策が
打ち出されたため、ドル円は100円に迫る水準まで値上がりし、現在に至る大幅な円安
展開を惹起しました。今週の為替市場の最大のポイントは、今回の会合を契機に再び
円安に弾みがつく展開になるかどうかでしょう。

翻って、本日の展開を見ると、やはり今の状況では会合を見極めない限りは動きにくく、
クロス円は上にも下にも大きく仕掛けにくい地合いです。
 
もっとも、ドル円は、チャート的に見て中短期の時間足では、いずれも上向きの流れに
なっています。とりわけ、1時間足では継続的な上昇チャートに見えます。
2時間足チャート4時間足チャートでも、やや過熱感はありますが、十分に堅調な展開です。
100円を超えるかどうかがポイントでしょう。

一方、ユーロ円についても、ドル円同様先週の後半のクロス円の上げに連動して上昇した
状態ですが、ドル円に比べると上値が伸びきれず、今の水準での頭打ち感も見えています。

先週に比べれば過熱感が低い分マシとはいえ、やはりこちらも短期的な調整を挟みながらの
相場展開になる可能性は高いでしょう。さらにグイグイ上値を伸ばす展開になるかは、
ひとえにクロス円次第です。

そう考えると、ユーロ円も今日の段階では非常に動きにくくなります。ひとまずの目安と
なるドル円100円を超えてこない限りは、ユーロ円も様子見戦略が正しいのかもしれません。

続いてユーロドルですが、今日は比較的堅調な動きになっています。しかしながら、
こちらは先週末にすでに1.30台まで下げてきていたこともあり、多少の戻しを見せた
ところで、高値感は薄いです。実際、1時間足や日足では、依然としてローソク足に雲が
上から厚くのしかかっているほか、2時間足でも、雲の下を這うような動きになっています。

もっとも、4時間足では下値をしっかりと支えられていることから、チャート配置的には、
現在のユーロドルは上下方向への力が、それぞれ均衡状態で膠着状態になっている状態に
近いといえます。

とはいえ、今のユーロドルにはファンダメンタルズ的な不安材料は大きく、19日には、
ECBのドラギ総裁が、ユーロ圏について、4月上旬以降は改善していないとの認識を
示しています。

これを見る限り、今週も引き続きECBの利下げを睨んだユーロ売りが断続的に続く展開が
予想されます。
今日も1.30台後半の冴えない水準ですが、ここから安値感でユーロドルを買っていくのは
下策でしょう。今後は、どちらかといえば下方向へ向いていきそうな気がします。

なお、本日の主な材料は以下の通りです。

中期的にユーロがそれなりに下がってきていることもあり、今日は材料として米中古住宅
販売件数が比較的重要だと思います。あくまでもっとも意識すべきはドル円ですが、
今日はユーロドルも場合によっては動いてきそうです。

21:30 シカゴ連銀景気指数
23:00 米中古住宅販売件数
23:00 ユーロ圏消費者信頼感

2013/04/19

ダメおやじさん

G20での要人発言に注目

こんにちは、ダメおやじです。
 
今週は中国GDP悪化や世界株安、ゴールドの大幅安など商品相場の下落から
リスク回避の動きでドル円、クロス円とも大幅安でスタートしましたがドル円が
押し目を買われ下げ難くなっていることからクロス円も安値から反発しています。
 
昨日も米指標が悪くNY株が下落したにも関わらずドル円がしっかり動いたのは
日銀の異次元の金融緩和で日本の生保など機関投資家が日本国債購入では
利回り収益が臨めず運用資金が外貨や外債購入に移るのではないかとの期待や
IMFのラガルド専務理事が「日本の金融政策を支持」と発言したように今、
開催されているG20で日本に対する直接的な批判はないとのことで買われています。
 
ただ先週、100円越えに失敗し99.50円以上で大きく買われているため戻り売り圧力も
強く100円越えに動くのか一度、95円割れを狙うのか、少し動きを見守りたいですね。
 
クロス円は昨日は確りと動きましたが1日を通して方向感がなく逆張り有利な展開でした。

今週に入りユーロドル、ポンドドルなどドルストレートは少し弱い動きとなっており
目先は噴き値売り、突っ込み買いの逆張りで利は薄くとも確実に取るのが良いと 思っています。 本日は149.50円付近で買い、150.50円以上で売り、149円割れストップ、 151.20円越えストップで臨みたいと思っています。 本日は特に重要指標はなく株価の動きやG20での要人発言に連動する動きと思ってます。 週末でも有りますし、無理することはなく本日の動きを確り見極めて 来週に臨みたいですね。

2013/04/18

しーさん

流れに従う

一昨日から反発していたドル円やクロス円でしたが、昨日は欧州タイムから
一服して垂れてきました。反発の理由の1つに週末のG20で日銀緩和策の
正当性が示されるとの記事がありましたが、その後の反落の理由は特になし。

欧州株価が軟調だったり、銅が下落した影響を受けた形でしたが、
先日の金の暴落といいコモディティや株式市場が乱高下すると
為替も連動するのは致し方ありません。

日本時間と欧州時間やNY時間は流れが変わる状況が続いているため、
スイングでポジションをほうっておくより、数時間を目処としたデイトレのほうが
利益が出やすい状況と言えるでしょう。

昨夜は独連銀の発言によりようやく待っていたユーロ売りが戻ってきました。
来月のECBの利下げの可能性が一気に濃厚になってきたため、
ユーロは戻り売りでいけそうです。

またボストンの爆発事件に関連して、不審物が見つかったり、
オバマ大統領宛に猛毒が送りつけられたりと、きな臭い出来事が起きており、
米株が敏感に反応していています。

本日は経済指標としての注目イベントはそれほどなく、これといって明確な戦略
はありませんが、株価下洛を受けてリスクオンとはなりにくい状況かも知れません。

株価の回復に従って底堅い展開となる場合もあるでしょうが、それぞれの
時間帯の流れに従って、円売りやユーロ売りを仕掛けていきたいと思います。

2013/04/17

ZEROさん

ドル円高値圏で持合いか?G20関連報道に注目

16日のドル円相場は東京時間朝方から荒れた展開となりました。

金相場の急落やボストンマラソンの爆発などを受け95円台まで下げる場面が
ありましたが97円台半ばでクローズしています。

不透明要因が多い中で「意外と戻した」という印象を受けた1日でした。

今週後半は18-19日G20関連報道に注目が集まりそうです。

その他では直近弱い指標も目立ってきた米経済指標にも注目しておきます。

ドル円・クロス円相場は高値圏で持合いと予想しています。

あまり高値は追わず下がってくるのを待ちたいと思います。

※最終的な投資判断は必ずご自身でお願いいたします。

2013/04/16

とあるエンジニアKさん

巻き戻し相場はクロス円買いポジション仕込みのチャンス

最近PCメガネが周囲で流行っているようです。
家電量販店ではもちろん、今ではスーパーのような所でも売っているものです。
当方、かなり初期から使用しており、その時買ったのは薄いブラウン色。
また、度付きが販売されてからもすぐに買ったのは誰でもわかる色付き。
会社で使っていたら「一人リゾート」と突っ込まれました。
仕事柄一日中パソコンとにらめっこすることが多く、効果をかなり実感しています。
今ではクリアレンズタイプもすぐできるようで、もう上記の突っ込みは受けないで
済みそう。一日中パソコンを打ち続ける方におすすめです。

【本日の指標】

本日の指標は小粒。
欧州圏で消費者物価指数などが発表される予定ですが、
相場に対してインパクトを与える事はないでしょう。

【本日の戦略】

巻き戻し相場が発生中です。
昨日はユーロ円で3円以上の下落が発生するなど、賑やかな相場が続きます。
日銀による金融緩和政策の発表から2週間。
異常なまでに過熱した相場でしたが、ここに来て相場の急落が見られました。
ドル円で96円、ユーロ円で125円と、日銀ショック前の上限に戻ってきました。

先週月曜日に開けた窓も無事に閉められ、いよいよ買い時の到来に思えます。
ボラティリティが大きい今の相場は急落からの反転急上昇も期待できましょうが、
円安トレンド間違いなしと言われる今の相場、
じっくり育てるクロス円ポジションを仕込むチャンス到来とも見て取れます。

今後は建て玉を徐々に増やしつつ育てていくポジションを作りたいと思います。

2013/04/15

しましまさん

ドル円・クロス円反発なるか

先週末12日は株価の下落や米経済指標の弱い結果からポジション調整の動きとなり
円買いに、そして引け前に米財務省が四半期為替報告書で「日本の通貨政策を
注意深く監視する」「日本に対してG7、G20での確約を守るように主張」等の
見解を示したことから更に円買いが進みドル円は一時98.10円まで下落し98.37円で引け、
クロス円も大幅下落で引けました。

本日発表が予定されている主な経済指標等は以下のとおりです。

21:30:米・4月NY連銀製造業景気指数
22:00:米・ 2月対米証券投資
また、今日はシティグループの決算発表が予定されています。

先週末12日のドル円は調整の流れとなり欧州時間には一時99円を割り込む動きに、
NY時間には99円付近がレジスタンスになる軟調さで引け前には98.10円の安値を付け
98.37円で引けました。

今日は98.21円でスタートし現在98円台中盤へ上昇していますが、ここからも堅調な
流れとなると99円付近、更に強い動きとなると99円台中盤まで上昇できるか見たいです。

一方、軟調な流れとなると98円台前半で止まれるか、98円を割り込むと97円台中盤への
下落が考えられます。

先週末12日のユーロドルは東京時間は1.31ドル台前半で推移も欧州時間1.30ドル台へ下落、
NY序盤には一時1.3037ドルの安値をつけるも1.30ドル台中盤では底堅くその後反発し
1.30ドル台後半〜1.31ドルへ上昇、引け前に1.31ドル台へ乗せ1.3110ドルで引けました。

今日は1.3115ドルでスタートし現在1.31ドル付近で推移していますが、ここから堅調な
動きとなると11日の高値1.3138ドルを上抜け1.31ドル台中盤へ、強い動きとなると
1.31ドル台後半〜1.32ドルへと上昇できるか見たいです。

一方、1.31ドルを割り込み軟調な動きとなると1.30ドル台中盤では支えられるか、
割り込むと1.30ドル台前半〜1.30ドルへの下落が考えられます。

では、今日も頑張りましょう!

2013/04/12

為替見習さん

黒田総裁講演、夜の米指標、企業決算に注目。北朝鮮情勢にも要注意。

昨日の為替相場は、全体的に円を軸とした力関係変化が
上下に出る形となったため少し難しい相場となりましたが、
終値ベースでは少し落ち着きが出てきていることもあって
次の材料次第で大きく動くような可能性が出てきましたね。

そんな中今日は午後に黒田日銀総裁の講演を控えていることや
夜に米国の生産者物価指数、小売売上高、ミシガン大消費者信頼感指数速報、
さらにJPモルガン・チェース、ウェルズ・ファーゴの決算発表、
バーナンキFRB議長講演なども控えていますので材料は十分。

また週末でポジション調整の動きが出る可能性が高いことや
北朝鮮情勢に関連した報道などで動きが出る可能性もありますので
いつもより資金管理に余裕を持たせておき、短期トレンドが明確になれば
順張りで当日決済を心がけて攻めるというイメージが良いと思います。

ではまず水曜から木曜までの対円変動率で相場を見てみると、
NZDが0.67%、CADが0.34%、GBPが0.33%、EURが0.19%、
CHFが0.16%、AUDが-0.01%、USDが-0.04%となっていて
力関係は【NZD>CAD>GBP>EUR>CHF>JPY>AUD>USD】という形に。

水曜オープンからクローズまでの主要通貨の力関係が
【NZD>AUD>CAD>GBP>CHF>USD>EUR>JPY】でしたから
NZDやカナダが強い位置をキープしていることに対して、
豪ドルやユーロ、ドルが位置を落としていること、
終値ベースの変動率が少し小さくなっていることが見てとれます。

続いて10時時点の各通貨テクニカルをおさらいすると
各通貨の短期は上向きで継続しているものの、
力関係上弱い位置にきた豪ドルやドルは下の抵抗帯に入っていますし
全体的に少し方向性が乏しくなりつつある状況となっています。

そのため今後のポイントは円を軸とした力関係変化で、
ここから円売りが加速すれば各通貨の短期は明確な上向きとなりますので、
ロングには絶好のチャンスとなり、力関係上最も強い通貨を買って円を売るのが低リスク。

逆に円が買われる展開に変化した場合には各通貨の短期は悪化し、
一旦フラット化した上で、勢い次第では明確な下向きになるものが出てきます。

この場合は逆にショートにリスクが低い状況に変化しますので
力関係上弱い通貨を売って円を買うという形が最も低リスク。

個人的な基本戦略はこれまでと同じく短期だけの動きを重視して
力関係、テクニカル両面で低リスクになれば順張りで攻める予定。

また取引する際には必ず他通貨との力関係を見て
「同じ1取引をするならどのペアが最も低リスクか」
ということを考えて最も低リスクなものを選択。

そして今後も資金管理やレバレッジ管理をはじめとして
事前のシミュレーションに時間を徹底的に割いて、
自分の中で消せるリスクは完璧に消してから取引に臨みます。

それでは、今日も一日頑張ってまいりましょう!

2013/04/10

斉藤学さん

北朝鮮ミサイル問題のため、様子見が無難

こんにちは、斉藤学です。

【昨日の概要】
ドル円は約4年ぶりの高値で、ドル円は一時99.50円まで上昇しました。
NY時間に入るとユーロ円が130.10付近、ポンド円152.35円付近、豪ドル円104.35円
付近まで上昇、NYダウ平均も14696.84ドルと前日比+83.36まで上昇、引け値でも
高値を更新しています。

ユーロドルも一時1.3100まで上昇し、どちらかというとユーロ高が目立つ形となりました。
また、豪ドルも上昇、エドワーズ豪中銀理事が豪ドル高に対応した利下げは必要ないとの
見解を示しています。

<昨日の終値(前日比)>
・ダウ平均          4673.46(+59.98 +0.41%)
・CME日経平均先物       13385(大証終比:+195 +1.46%)
・NY金先物12月限(COMEX)   1586.70(+14.20 +0.90%)
・NY原油先物11月限(WTI)   94.20(+0.84 +0.90%)

【重要経済指標】
★★★★
10:30 (中)3月CPI(前年比)      前回:+3.2% 予想:+2.5% 結果:+2.1%
★★★
10:30 (中)3月PPI(前年比)      前回:-1.6% 予想:-1.9% 結果:-1.9%
★★★
16:15 (瑞)3月CPI(前年比)      前回:-0.3% 予想:-0.5% 結果:-0.6%
★★★★
17:30 (英)2月鉱工業生産指数(前月比) 前回:-1.2% 予想:+0.1% 結果:+1.0%

【その他】
08:15 (米)バーナンキFRB議長講演
22:30 (米)ラッカー・リッチモンド連銀総裁講演
25:00 (欧)アスムセンECB専務理事講演
26:00 (米)ロックハート・アトランタ連銀総裁講演

【本日の戦略】
NYダウも好調なことから、本日も基本的には円安傾向で推移すると予想します。

ただ、北朝鮮の労働者が開城工業団地に出勤せず、ミサイル「ムスダン」の
発射準備も終えたとの情報があり、本日のミサイル発射の可能性が濃厚になってきました。
ミサイル発射がなかったり、着弾地点に問題がなければよいのですが、場合によっては
円安ドル高トレンドに水を差しかねません。

今回は、北朝鮮の外貨獲得源である開城工業団地も閉鎖しており、さらに、発射の時期や
方角などを一切示していないため、事態はより一層緊迫してきています。

最近の北朝鮮の動向は予測しづらく、様々な情報が飛び交っているため、念のため
本日はしばらく様子見とした方がよいでしょう。

【注目経済指標】
★★★
(中)3月貿易収支           前回:+152.5億$ 予想:+153.0億$

【その他】
20:30 (米)ロックハート・アトランタ連銀総裁講演
21:30 (米)コチャラコタ・ミネアポリス連銀総裁講演
26:00 (独)バイトマン独連銀総裁講演
27:00 (米)FOMC議事録公表(3月19・20日分)

【本日の予想レンジ】
・ドル円   98.50〜99.80  →
・ユーロ円  128.80〜130.50 →
・ポンド円  151.00〜152.50 →
・豪ドル円  103.00〜104.60 →
・ユーロドル 1.3100〜1.3150 ↑
・ポンドドル 1.5250〜1.5380 ↑
・ドルスイス 0.9260〜0.9400 ↓

【通貨の強さ】
ユーロ、ポンド、豪ドル>ドル円

【注目通貨ペア】
ユーロドル(上昇トレンド)
※基本的には様子見

2013/04/08

為替太郎さん

日銀会合を挟み、先週後半は激しい円安に。そろそろ一服するか?

みなさんこんにちは。 
今日の為替市場は、ドル円にして98円台と、先週末に比して一段と円安の水準で始まっています。
 
先週の日銀の金融政策決定会合は、市場の事前予想を上回る大規模緩和となりましたので、
市場は円安へと敏感に反応しました。これにより、流れはすでにクロス円では決定的に
中長期の円安へと傾きつつあるように思えます。九十数円台の中盤で一時的に収まっていた
円安トレンドは、ここから再開となる可能性が高いのではないでしょうか。

さらに、日銀の金融政策決定会合に始まり、金曜日の雇用統計まで重要イベント目白押しだった
先週と比べて、今週はこれといった重要材料があるわけではありません。やや気になるのは
明日の日銀金融政策決定会合議事要旨くらいのものです。

こうなると、26日に再び開かれる日銀金融政策決定会合までは、とりわけクロス円では、
思惑的に一段と上昇しやすいような気がします。

もっとも、ドル円、ユーロ円ともに、2時間足、4時間足などでやや過熱感も出てきており、
短期的には多少の調整はあるかもしれません。今の水準からであれば、買い一辺倒で
入るのも微妙でしょう。

中長期では上値はまだスルスルと伸びてもおかしくはないですが、ひとまず今日は
慎重に見たほうがいいでしょう。
とりわけ、ドル円に関しては、調整色が強まった場合にどこで下げ止まるかに注目です。
もし、下げたとしても96円台、97円台で早々に下げ止まれば、テクニカル的に見て今週の
値動きレンジが上方に切りあがっていく可能性が高まります。

また、ユーロ円については、ドル円以上の急騰を見せていますので、こちらもいずれにせよ
短期的な調整は不可避だと思います。今のところ、崩れそうな気配はありませんが、
短期の過熱感はぬぐえません。
 
いずれにせよ、現在は地合い的にユーロの一方的な上昇は期待しにくく、キプロス問題を
はじめとする欧州危機もいまだに燻っています。ユーロ円で130円を超えるような
一段の大きな上昇があるとすれば、ユーロ高ではなく円安主導の可能性が高いでしょう。

そう考えると、ドル円が早い段階で100円に迫っていくような展開にならないと、
ユーロ円も大きな上値は追いにくいのかもしれません。

さらに、ユーロドルについては、今日は1.3を割れてしまっています。

とはいえ流れは依然底堅く、金曜日の雇用統計では、 非農業部門雇用者数が前月比
8万8000人増と、9カ月ぶりの低水準に留まりましたが、これは市場予想を下回るもので、
発表以降ドル売りが進みました。
 
この流れは基本的には今週も継続するものと見られます。今のユーロドルに売りから
入るのはリスクでしょう。実際、キプロス問題も材料として焦点から後退しつつあり、
直近のユーロドルは1.3付近を軸に小康状態です。
 
なお、テクニカル的に見ると、ユーロドルは日足チャートでいまだローソク足が雲の下に
付けており、1.32付近からは上値が大幅に重くなることが予想されます。
まだ本格的な上昇には超えるべきハードルが大きく、買い戦略も取りにくいです。
買ってもせいぜい小幅な自律反発を小さく拾っていくことになりそうです。

なお、本日の材料は以下の通りです。独鉱工業生産は慎重に見極めましょう。
 
08:50  2月経常収支、貿易収支 
14:00  3月景気ウォッチャー調査
16:15 スイス鉱工業生産 
19:00 独鉱工業生産

2013/04/05

ダメおやじさん

注目の米雇用統計

こんにちはダメおやじです。
 
昨日の為替相場は東京では日銀の金融政策待ちで静かな動きでしたがドル円、
クロス円とも上値は重たいような感じの動きでした。

しかし日銀が金融政策を発表すると量、質とも予想を越えたことでドル円、
クロス円ともストップを絡めて一気に上昇し、欧米でも円安の流れは止まらず、
ドル円で安値から約4円上げの96.41円、ユーロ円で5円強上げの124.58円、
ポンド円で6円強上げの146.68円、豪ドル円も100円を越える動きとなりました。
 
BOE、ECBはすべて現状維持でユーロはドラギさんのユーロ圏経済の下落リスク発言で
1.2744まで下落も利下げを示唆しなかったことで1.2944まで急反発しました。

日銀が大きく金融緩和をするなか、BOE,ECBとも何もしなかったことでポンドや
ユーロは上げ幅を拡大したようです。
 
最近のドル円やクロス円の動きは弱く調整局面かと思われる動きでしたので
安値売りが結構溜まっていた事から断続的にストップを巻き込んだのか終日、
円が売られましたね。
 
本日は注目の米雇用統計が有りますが市場予想は若干、弱目ですが流れは
円安の流れとなっており結果が悪くても下げればドル円、
クロス円とも買われる可能性は有りますので注意です。

反面、値を上げれば週末の利食い売りで下げる可能性も有りそうです。
 
ドル円ですが本日は96.70円を越えれるかがポイントですが越えれば97.50円、
下値は95.30円辺りと見ています。
 
ポンド円ですが147.20円台は戻りを売られる可能性も有りますが買いの勢いが
止まらないと2月7日の147.97円を狙いそうです。
下値は145.80円か145.50円までかも知れないですね。
 
本日も波乱含みでリスクも大きいと思われますのでエントリーをしてもストップを
必ず入れ短期主体で臨むのが良さそうですね。
 
私は昨日の日銀で東京発の材料は目先は出尽くしと思っているため、来週から
ポンド円の戻り売りを考えてはいます。

2013/04/04

しーさん

試される黒田総裁

昨日は強風が吹き荒れていましたがなんとか桜が散ることはなく、
今週日曜日のお花見会まではもってくれそうです。

為替のほうは微風が続いている状態ですが、
キプロスの財務相が辞任したり、イタリアの政局が混沌としてもなんのその。
欧州タイムにIMFがキプロスに対し10億ユーロの支援を合意した
とのニュースがでてユーロが買い戻される場面もありました。

しかし総じてリスクオンというわけでもなく、本日の日銀政策決定会合待ちの
雰囲気の中でレンジ相場が続いているという印象です。

本日のBOJですが、事前に大胆な緩和策がでてくることは織り込み済みであり、
しかも本日実際に実施してくることが期待されています。
国会では黒田総裁再任の動きとなっていますが、この動きで本日緩和策を
実施できないとなると、ドル円は失望売りへとつながることになるでしょう。

しかし次回に持ち越しとなるだけであれば、下押ししても下落は続かないでしょうから、
前回安値の92円中盤辺りでサポートされるようであれば
そこから買いで入ってもよいのではないかと思います。

もし実施されれば期待通りではあるものの、一部の何もないと思っている人に
とっては本当にやってきたということで一時的な上跳ねもあるかも知れません。
95円を越えて継続的に上昇するとは思えず、この場合は戻り待ちでしょうか。
いずれにせよ、大きくレンジがブレイクされることはないのではないかと思います。

欧州タイム以降はMPC、ECBと続きます。
ポンドについては一昨日から売られていますが、MPCによる資産買い入れ枠拡大
の芽は先月になくなっていますので、引き続き弱い展開となるのではないでしょうか。

ECBについては利下げ観測が遠のいたようですが、継続的に欧州からの
ネガティブ材料が出やすい状況のため、積極的にユーロを買う状況ではなさそうです。

よってポンドやユーロは戻り待ちで売り目線、ドル円はBOJ次第で押し目買いか戻り売り
というスタンスで見ておきたいと思います。

2013/04/03

ZEROさん

黒田日銀初会合の結果待ち

2日のドル円相場は、日経平均株価の寄り付き大幅安の影響もあり92.56まで下落する
場面がありました。

その後は92円台後半でもみ合ったものの93円台前半へ切り返しています。

NYダウは89ドル高で再び史上最高値を更新しています。

本日は今日から2日間開催される黒田日銀初会合の結果待ちですが、米国で重要指標が
21:30米3月ADP全国雇用者数、23:00米3月ISM非製造業景況指数と発表されますので
日銀会合関連報道と併せて注目しておきます。

ドル円日足チャートからは、3月末へ向け三角持合いとなっていたものの4/1にした抜け。
92円台は底堅かったものの一旦崩れましたのでどんどん上昇よりも日銀と米雇用統計の
イベント結果を受けて乱高下となりそうです。

方向感はつかみづらい円相場となりそうで下げたところは買い戻せば利食いで考えています。

※最終的な投資判断は必ずご自身でお願いいたします。

2013/04/02

とあるエンジニアKさん

ユーロ円買いのチャンス

4月に入ったということで新たな年度を迎えました。
昨日は入社式と言うことで、若いまだ新たなスーツを着た新社会人を多く見かけました。
私も社会人となって7年目を迎え、あの中にいた自分をふと懐かしく思えたりもします。

一方でSNSには地元の友人が我々の卒業した学校に子供を入学させている様子を
アップするなど、こちらも大変懐かしく時代を感じさせてくれました。

自分に与えられた時間は今を全力で過ごすのみ。
ということで振り返りつつも毎日を頑張っていきたいと思います。

【本日の指標】
本日の指標は小粒か。
明日以降、米国の雇用統計と日本の日銀政策金融決定会合の為、指標を中心として多少は
ボラティリティが高い相場が予想されておりますが、本日はその前日というだけで特に
大きく動きそうなものはなし。同じ雇用統計でも、欧州圏の失業率発表はさほど相場には
影響を与える事はありません。

【本日の戦略】
前述の通り明日以降はによって値動きが大きくなることが予想されます。
一方でその前哨戦か、昨日は若干ボラティリティの高い相場を迎えました。
日経平均の大幅な下落と円高の到来。

ユーロ円の1円近い下落は119円台に突入することとなり、
週の戦略でもお伝えしましたが、レンジ相場と見た場合の下限に到達したようにも思われます。

昨日の一時的なボラティリティ上昇は日経平均の急落が関連しており、
その日経平均の下落は日銀金融政策決定会合前の利益確定に推測される売り。
要因としては一時的なもので、この下落が続くことは考えにくく、
週の戦略で述べたユーロ円の買いは今まさにチャンスを迎えているように思われます。

一度ストップラインを1円ほど後退し、118円に設定した上で再度ユーロ円の買いを狙います。

キプロス問題は未だ片付いていませんが、相場に与える影響が限定的になってきた模様。
ファンダメンタルでは若干の不安が残るものの、テクニカルでGOサインを出したいと思います。

さて最近の相場に影響を与える要因としてもう一つ気になるのが北朝鮮問題。
隣国韓国にとどまらず、世界各国に明確に対立イメージを植え付けているのが気になるところ。
最近の一触即発ムードは素人目にも北朝鮮が何かをしようとしているのが感じられます。

一方でこの挑発はかの国ではいつものように行われる「脅し」とされ、現段階では直接的に
相場に影響を与えるほどではなさそう。

万一動きが発生した場合には、2010年の砲撃事件のような株価の大幅な下落、そしてドルの
急上昇などが推測されますが、こればかりは一般投資家は対応しにくいというのが現実。
ここはストップを入れて万一に備えるしかなさそうです。

週末に向けて緊張感が高まる相場でありますが、地政学的リスクも意外と近くにあると
いうのが今の心境。
戦略は変えず、ユーロ円の買いを再度狙います。

2013/04/01

しましまさん

欧州市場は休場も急変動に注意

先週末29日はグッドフライデーでオセアニア・欧州市場は休場、
米国も株式・債権・商品市場が休場で参加者が少ない中、終日小幅な値動きとなりました。

本日発表が予定されている主な経済指標等は以下のとおりです。

08:50:日銀短観
23:00:米・3月ISM製造業景況指数
 
欧州市場はイースターマンデーで休場です。
 
先週29日のドル円はグッドフライデーで動意薄く、終日94円台前半での小動きでした。
今日、94円付近を維持し堅調な流れとなると94円台中盤へ、強い動きとなれば
27日の高値94.91円〜25日の高値94.96円まで上昇できるか見たいです。

一方軟調な動きとなると94円付近を維持できるか、94円を割れると25日の安値93.53円
付近では止まれるか注目です。

先週29日のユーロドルはグッドフライデーで動意薄く、
終日1.28ドル台前半での小動きでした。 

今日1.28ドル付近を維持し堅調な動きとなると1.2850ドル付近、強い動きとなると
1.28ドル台後半〜1.29ドル付近まで上昇できるか見たいです。

一方軟調な動きとなり1.28ドル付近を下抜けてしまうと、27日の安値1.2751ドル付近では
止まれるか注意したいです。

では、今日も頑張りましょう!

尚、このサイトは情報提供を目的としており、投資の最終判断はご自身でなさるようお願い致します。本サイトの情報により皆様に生じたいかなる損害については弊社及び執筆者には一切の責任を負いかねます。