兵ブロガーバックナンバー(2013年10月)|FX|外為オンライン FX取引 − あなたの為の、外為を。

バックナンバー 2013年10月

2013/10/31

しーさん

テーパリングの行方

昨日は株価が堅調に戻してきている中、
ドル円は98円に乗せてきた後は小動きが続いていました。

つい先日までは売り目線になったものの、ここ数日で買い戻しが入っており、
対円通貨にはなかなか手が出せない状況となっています。

スティーブンスRBA総裁が豪ドルは高すぎる発言を行い、
オージーの先行きは下目線ですが、昨日まではFOMCに向けたポジション調整により
ドルが買い戻されている状態だったため、オージー売りは一旦待ったがかかったものの
引き続きオージーの下目線は変わらないため、
今朝にかけてのFOMCのイベントが終わった今はポジション構築のチャンスです。

そのFOMCですがテーパリング開始が来年3月が有力だったのが、
声明の内容から年内12月の開始もあり得るという見解に変わってきました。

そのためドルが買われてドル円は98円50銭オーバーまで急騰。
実際は来週の雇用統計など今後の指標結果をみないとわかりませんが、
期待感としては前倒しによるドル買いがでやすくなったのかも知れません。

さて本日は日銀金融政策決定会合と展望レポートの発表があります。
展望レポートは半年に一度のもので、異次元緩和を発表した4月以来になりますが、
日銀の考え通りに進んでいるのか、見通しが厳しいのかが見えてくるでしょう。

順調であれば特に大きな動きはないかも知れませんが、
見通しが厳しいとでると、追加緩和の期待がでて円安へ動くことになりそうです。

FOMCによりドルの上値が軽くなった今、円安への追い風となれば、
99円に乗せてくる可能性は十分あるでしょう。

ただ基本的にはドル円はレンジ相場が継続と見ていますが、
レンジを上げて97円中盤〜99円中盤の中で、
下げれば買い、上がれば売りを継続したいと思います。

2013/10/30

ZEROさん

日米金融政策に注目!

29日のドル円相場は3日陽線、前回9月のFOMCテーパリング見送りの
ドル売りポジションのショートカバーが出ているようです。

今晩、日本時間夜中3時にFOMC声明→明日31日に日銀金融政策決定会合と
日米で金融政策が続きます。

特に変更は無さそうですが、日米の中央銀行が示す景気認識から
米量的緩和縮小時期や日銀追加緩和などを探ることになります。

ドル円は日足で注目されてきた200日線を5日間守っています。
FOMC声明を受けドル安となった場合にはこれを守れるかにまず注目します。

FOMC声明が夜中3時であることからすぐにNYクローズを迎えてしまうため、
31日の値動きも含めて200日線守れるのか確認します。

米財政協議で売られた96.57が今月安値となりそうです。

ドル円は引き続き買いでホールドしています。
11月末には円安圧力かかるとみてもうしばらく買持ちを続ける戦略です。

※最終的な投資判断は必ずご自身でお願いいたします。

2013/10/29

とあるエンジニアKさん

方向感がない相場が続く

台風が過ぎ去り、更に季節が進んだようで、朝の冷え込みが本格的になってきました。
葉っぱの色も徐々に色づき始めており、いよいよ冬が近づいているように思われます。

それもそのはず、今週末には11月を迎え、いよいよ2013年も残すところあと
2ヶ月を数えるのみとなります。相場も11月となればその年の最終取引月とも言える模様。

なんでも欧米系の多くのディーラーは11月までにその年の目標数値を達成した場合、
12月はクリスマス休暇に入るのだとか。

それが12月の薄商いの原因の一つともされていますが、1ヶ月も休めるのはなんとも
うらやましい限りかと。素直に思ってしまうのは日本のサラリーマン故の事なのでしょうか。

【本日の指標】

本日は米国時間にて消費者信頼感指数が発表される予定。消費者の声をダイレクトに
景況として表すわけですが、既に発表されたミシガン大学消費者信頼感指数では
半月にわたった米国議会の混乱による消費者マインドの冷え込みが鮮明となりました。

今回も同様のさほどよくない数値が見られるものとありますが、こちらの数字を既に
盛り込んでいるか否かが相場の動きの鍵を握ることになるでしょう。

【本日の戦略】

昨日の相場は先週の週末にかけての動きを巻き戻す形の値動きとなりました。
すなわち、円安と株高。どちらも特に大きな動く要因がなかったため、大きく動いた
先週末のガス抜きをした形となったようで、これで相場の傾きはよりニュートラルに
近づいたと言えるのではないでしょうか。
気になっているのは週の戦略でも述べたドル円の値動き。

100円を突破した9月をチャートの頂点とすると、肩に当たる位置が今月初旬につけた値。
その後下落しているので、長いトレンドで見ると下落トレンドに再びのったようにも
見える現在のチャート概形ですが、底堅い動きを見ていると97円、96円より以下の水準は
難しいのか。レンジ相場であるとした場合には今が買い時であると考えています。

米国では本日よりFOMCが開始されます。
以前の量的緩和政策の出口問題で大きく揺れた時とは異なり、特に政策の変更は想定されず、
さほど相場に対して影響は与えないものとみておりますが、念のため注意が必要でしょう。

特に方向性がない今の相場は大きくポジションを取らずに見守る程度としたいと考えています。

2013/10/28

しましまさん

ドル円強めのスタート、反発続くか

先週末25日は、東京時間は日経平均の大幅安等を受け円買いの流れとなりましたが
それほど大きな動きとはならず欧州時間からNY時間にかけては反発、
全体的に狭いレンジ内での推移となりました。

本日発表が予定されている主な経済指標等は以下のとおりです。

22:15:米・9月鉱工業生産
23:00:米・9月中古住宅販売保留

米・9月鉱工業生産は前月比+0.4%、米・9月中古住宅販売保留は前月比0.0%の市場予想です。

先週末25日のドル円は、東京午後に97円台前半から97円を割り込んできましたが97円を
明確に割り込む動きとはならず欧州時間からNY時間にかけ小幅反発し97.39円で引けました。
 
今日は97.73円と上へ窓を開けてのスタートとなりましたが、今日97円台中盤を維持し
堅調な動きとなると98円〜98円台前半まで上昇できるか見たいです。
一方、軟調な動きとなると97円台前半〜97円付近への下落が考えられます。 

先週末25日のユーロドルは、1.38ドルを中心とした小幅なレンジが続き、
1.3801ドルで引けました。 

今日堅調な動きとなると先週の高値1.3832ドルを超え1.38ドル台中盤へ、
強い動きとなると1.39ドル付近まで上昇できるか見たいです。
一方、軟調な動きとなると1.37ドル台後半〜中盤までの下落が考えられます。

では、今日も頑張りましょう!

2013/10/25

為替見習さん

金融引き締め警戒の中国市場動向、米緩和縮小動向に注目

昨日の為替相場は、前日の大きな円高から少し戻す動きも出て
次の方向性をさぐるような相場展開となりましたね。

先日の米財政協議で膠着状態となった相場が、火曜の雇用統計発表後と
水曜の中国の金融引き締め思惑から大きくブレイクした形になったわけですが、
今後はアメリカのQE縮小動向にも焦点が当たってくると思われますし、
中国、アメリカの動向が大きなポイントとなりそうです。

このような中で今日はドイツのIFO景況指数や英国の第3四半期GDP速報、
米国の耐久財受注、ミシガン大消費者信頼感指数確報などを控えていますし、
EU首脳会議も最終日、さらに週末でポジション調整も出てくるため
安易に相場の動きについていかないように注意したいところ。

そのため今日もまずは資金管理をいつも以上に万全にしておくことを前提に、
短期トレンドが明確な方向性を持つような場面では攻められるよう
上下両方にしっかりシミュレーションをしておきたいですね。

ではまず水曜から木曜までの対円変動率で相場を見てみると、
GBPが0.15%、EURが0.10%、AUDが-0.06%、USDが-0.07%、
CHFが-0.08%、CADが-0.40%、NZDが-0.55%となっていて
力関係は【GBP>EUR>JPY>AUD>USD>CHF>CAD>NZD】という形に。

水曜オープンからクローズまでの主要通貨の力関係が
【JPY>CHF>USD>EUR>GBP>CAD>AUD>NZD】でしたから
ユーロやポンドが強い位置に変化したこと、スイスが位置を落としたこと、
豪ドルが回復したこと、カナダやNZDが弱い位置をキープしていることなど
ある程度通貨ごとに特徴がしっかり出ています。

続いて10時時点の各通貨テクニカルをおさらいすると
水曜の大きな円高の影響で、各通貨の短期は下向きですが、
昨日回復したユーロやポンドなどは上の抵抗帯に接していますし
前日に比べると方向性は強く無くなってきています。

そのため今後のポイントは円軸の力関係・短期トレンド変化で、
ここから円が弱い位置に変化して円売りが進む展開に変われば、
各通貨の短期は回復して一旦フラット化することになりますし、
勢い次第では明確な上向きになる可能性も出てきます。

そして明確な上向きになればロングのチャンスとなるので、
力関係上強い通貨を買って円を売るのが低リスク。

逆に円買いの動きが再び強くなれば、短期が悪化しますので
明確な下向きになってショートのチャンスになりますから、
この場合は力関係上最も弱い通貨を売って円を買うのが低リスク。

個人的な基本戦略はこれまでと同じく短期だけの動きを重視して
力関係、テクニカル両面で低リスクになれば順張りで攻める予定。

また取引する際には必ず他通貨との力関係を見て
「同じ1取引をするならどのペアが最も低リスクか」
ということを考えて最も低リスクなものを選択。

そして今後も資金管理やレバレッジ管理をはじめとして
事前のシミュレーションに時間を徹底的に割いて、
自分の中で消せるリスクは完璧に消してから取引に臨みます。

それでは、今日も一日頑張ってまいりましょう!

2013/10/23

斉藤学さん

米雇用統計悪化でドル安

みなさんこんにちは、斉藤学です。

【昨日の概要】
米雇用統計を控え大きな動きはなかったのですが、株・為替ともに小幅に上昇、
日経平均株価は+19円高の14713円、ドル円は20銭ほど上昇して98.35円付近まで上値を伸ばしました。
ただ、米雇用統計が予想を下回ったため、ドル円は一時97円台へ下落しています。

<昨日の終値(前日比)>
・ダウ平均          15467.66(+75.46 +0.49%)
・CME日経平均先物       14815(大証終比:+105 +0.71%)
・NY金先物12月限(COMEX)   1342.60(+26.80 +2.04%)
・NY原油先物11月限(WTI)   97.80(-1.42 -1.43%)

【経済指標】
★★★★★
21:30(米)9月非農業部門雇用者数(前月比)前回:+16.9万人 予想:+18.0万人 結果:+14.8万人
★★★★★
21:30(米)9月民間部門雇用者数(前月比) 前回:+15.2万人 予想:+18.3万人 結果:+12.6万人
★★★★★
21:30(米)9月失業率(10月4日発表分)    前回:7.3%   予想:7.3%   結果:7.2%
★★★
21:30(加)8月小売売上高(前月比)    前回:+0.6%   予想:+0.3%   結果:+0.2%
★★★
21:30(加)8月小売売上高(除自動車)   前回:+1.0%   予想:+0.2%   結果:+0.4%

【本日の戦略】

<年内QE3縮小開始は遠のく>

昨晩発表された米雇用統計は、米9月非農業部門雇用者数が、予想+18.0万人に対して
結果+14.8万人と予想を大きく下回りました。

仮に+20万人以上であれば年内QE3開始の可能性が高まったのですが、まったく届いていなかったため、
年内QE3縮小の可能性は遠のき、ドルの利上げもさらに遠のきました。

少し前から非農業部門雇用者数が強いとの出所・根拠不明の噂が流れていたこともあり、
米雇用統計発表前のドル円は異常に底堅かったのですが、結果は大幅悪化となり完全に嵌められた
格好になりました。

<ドル円は乱高下>

ドル円は、発表直後97.85円まで急落したものの徐々に反発、株高による円安を期待したのか発表前の
レートを上回る98.48円へ上昇、しかしドル売りが続く中次第に値を下げ98.10円付近で引けました。

今のところ、株高の影響で下げは限定的ですが、98.50円付近で貯まっている買いも多く、
株価が利食い売りに押された場合は上値が重くなるでしょう。

<ドルストレート、クロス円は堅調>

ドル安を受けてドルストレートは急上昇、ユーロドルは1.3790、ポンドドルは1.6250、
豪ドルドルも1.0730付近まで上昇しました。
クロス円も、ユーロ円は135.60円、ポンド円159.50円、豪ドル円は95.80円付近へ上昇しています。

このあとは利食い売りも出ると思われますが、ドル安は継続しそうなので比較的堅調に
推移しそうです。

引き続き、ドル独歩安が継続すると予想します。

【経済指標】
★★★★
09:30 (豪)Q3CPI(前期比)    前回:+0.4% 予想:+0.8%
★★★★
09:30 (豪)Q3CPI(前年同期比)  前回:+2.4% 予想:+1.8%

【本日の予想レンジ】
・ドル円 97.50〜98.30 ↓ ・ユーロ円 134.30〜136.00 → ・ポンド円 158.10〜160.10 → ・豪ドル円 94.20〜96.00 → ・ユーロドル 1.3700〜1.3800 → ・ポンドドル 1.6160〜1.6300 ↓ ・ドルスイス 0.8880〜0.9000 ↓ 【通貨の強さ】 ユーロ、豪ドル>ポンド>ドル 【注目通貨ペア】 ・ドル円(下値模索)

2013/10/21

為替太郎さん

遅れて来た雇用統計待ち相場。ドル安基調が定着してしまうか。

みなさんこんにちは。
先週後半から米政府機関が再開し、各種指標の発表も再開されます。

その中でもとりわけ重要なのは、明日火曜に発表が予定されている9月の雇用統計です。
事前の市場予想では、非農業部門の雇用者数が18万人増となっています。
ただし、一連の混乱を受けてすでにFRBは現状では緩和縮小に動くことはできないと
いう見方が支配的です。

そうなると、よほど強い数字が出ない限りは、今のドル安の流れを押しとどめるには
不十分ということになるでしょう。こうした流れを受けて、各種指標の発表前である
先週末から今日にかけも、ドルを買い戻すような動きは取られにくくなっています。

テクニカル的にみると、とりわけユーロドルではさすがにドルが売られすぎの感も
ありますので、ごく短期的にみればいまの水準での足踏みから多少の反落はあるかも
しれません。しかし、根本的には、雇用統計を確認するまでは上にも下にも本格的な
動きは出てくる可能性は低めです。

ドル円は、97円台前半と変わり映えのしない週明けになっていますが、中期のチャートを
見ると今の水準で一応下げ止まりになっており、一応の下値は維持されています。
先週同様に、雇用統計まではここから96円、95円という一方的な円高は想定しにくいでしょう。

ただ、一目均衡表の日足ででみると、先週時点で債務上限引き上げを境として、
雲を再び下抜けしてしまっています。先週の後半から、長期的なトレンドが
どちらかといえば下方向へと傾きつつあることは否めません。

そう考えると、たとえ多少の自律反発があったところで、本日の段階では、ここから大きく
反転することは考えにくいと思います。雇用統計前は、せいぜい98円でしょう。
ともあれ、先週後半同様、今日の地合いでは動きが小さくなることが予想されます。
積極的に攻めていくような状況ではないように思います。

ユーロ円に関しては、先週後半に至っては、値動きの軸が134円まで上昇してきました。
チャート見ると、とりわけ日足では継続的な上昇基調に乗せてきているようにも思えます。
指標見極め相場ですので、今日段階では既存の値動きレンジを超えて明確な方向性をもって
動いてくる可能性は低いです。
 
ただ、トレンドに関しては、この2週間でユーロ円は上向きに転じたといっていいでしょう。
今週も、基調としては円安ユーロ高方向だと思います。とくにユーロドルと比べても
ユーロ円はしっかりと下値をサポートに支えられた上昇局面ですので、売りで入るのは
避けたい場面です。
 
ユーロドルに関しても、先週の強気の相場を引き継いだ動きになっています。
今日はこのまま、多少の調整はあれども堅調な流れになりそうです。
FRBによる緩和縮小の可能性が低下してきた以上、材料的に売り向かうのは困難です。
ただし、ここまで来るとさすがにテクニカル的な過熱感は否めません。
ユーロドルは雇用統計までは様子見したほうがいいでしょう。
 
なお、今日のイベントの予定は下の通りです。明日の雇用統計に向けてアメリカ経済の
指標の重要性が比較的高い局面です。米中古住宅販売件数が重要でしょう。
 
14:00 8月景気一致CI指数
15:00 独生産者物価指数
17:30 香港消費者物価指数
23:00 米中古住宅販売件数

2013/10/18

ダメおやじさん

ドル円は目先は戻り売り有利!

こんにちは、ダメおやじです。
 
昨日は米財政上限法案が長いチキンゲームの末にようやく、2月までの延長で
米議会で可決されました。
 
東京では可決が好感されドル円は99円まで上昇しましたが、既にデフォルト回避は
織り込まれていたことで国内輸出の売りや海外勢の利食い売りに値を下げ、
海外でもドルは欧州や資源国通貨に対して売られ全面安となりました。
 
背景には今回の混乱でFRBは暫く金融緩和縮小は出来ないとの観測から
米金利が低下した事に有ります。
 
昨日の動きを見る限り、目先は99円越えは難しい感じがしますね。
 
東京では大きく下げれば国内輸入や機関投資家の買い支えで97円割れは、
下げられる可能性は有りますが98.20円、98.50円付近までの戻りが有れば
99円越えストップで売るのが良さそうです。
 
本日は特に指標はなく米金利や株価動向を見ながらの動きとなりそうです。
 
週末、頑張りましょう。

2013/10/17

しーさん

茶番劇

昨日はフィッチが米国の格付けをネガティブに見直したことでドル売りとなりましたが、
その後は米財政協議が問題なく解決するだろうという期待から買い戻されました。

もし法案がまとまらなければデフォルト扱いとなるというのに、
相場は楽観的でほとんどそのリスクを無視しているような動きでしたが、
NYタイムには下院議長から合意間近というニュースがでてドル円は98円後半まで上昇。

いやいやまだだとか、もうすぐだとか、週末にかけて合意は持ち越しだとか、
色々な発言に振り回されましたが、結局ドル買いに傾斜して合意の見通しとなっています。

やはり茶番だったということですね。

しかし予算は暫定ですし、債務上限は来年2月まで問題を先送りしただけ。
年明けにはまた今回と同じようなことで騒いでいることでしょう。

さて、元のテーマに戻るとして、QE縮小に向けた米指標の結果を注視するということでしたっけ。
とはいっても政府機関の閉鎖が響き、NFPの集計が終わるのは早くても来週になりそうです。

とりあえず米財政協議が落ち着き、市場も我々も一旦落ち着きたいところ。

合意見通しがでて99円に向けて上昇しているドル円ですが、
100円を越えるには材料が足りない気がします。

法案通過で一旦利確の動きとなり、98円台前半から97円台程度まで押した場合は、
焦らずじっくりとドル円ロングを仕込んでいきたいと思います。

2013/10/16

ZEROさん

17日債務上限期限迫るが茶番劇続く

今月注目を集めてきた債務上限引き上げ問題と政府機関一部閉鎖解除は15日も合意に至らず
債務上限に達すると言われている17日期限目前となってきました。

17日を過ぎても即デフォルトしないことがわかっており、市場は冷静となっています。

15日の米議会のやりとりを見ている限り、上下両院で同じ案で合意できそうな雰囲気はなく
まだ時間がかかりそうという印象です。

投資戦略としてはすでにドル円、NZドル円を半分買っていますが、18日-31日に少しづつ買い増し
をしていく予定で構えておきます。

最終的にデフォルトなし月末までには合意と予想しています。

ドル円・NZドル円を10月中に安値拾い→年末〜3月までは円安を予想しています。

※最終的な投資判断は必ずご自身でお願いいたします。

2013/10/15

とあるエンジニアKさん

米国議会の混乱が続く

気がつけば10月の半ば。
例年ですと、涼しくなって秋の訪れを感じるこの頃なのでしょうが、今年は暑い・・・
既に太陽の光は弱く、木々も色づいているのに気温だけはなかなか下がらない。
そんな毎日が続きます。
つい先日も東京において観測史上最も遅い真夏日を観測した模様。
なかなか衣替えができずに未だに半袖のワイシャツを愛用しています。

相場も同様に暑い、いや熱い状況が続いていますが、
どちらも温度が下がることを祈るばかりです。

【本日の指標】

本日の指標発表は主にロンドンから。
英国では消費者物価指数、小売物価指数などが発表される予定ですが、
さほど相場に対して影響を与えるものではないでしょう。

【本日の戦略】

大型の台風が日本に接近中。
週の半ばは嵐が予想されるところですが、相場もまた同じ。
いよいよ米国における財政協議のデッドラインが近づいてきています。

週の戦略でも述べましたが、この件は10月に入る前より取り沙汰されており、
危機が何度も叫ばれていたのにも関わらず、結局合意に至らずに今の状況に陥りました。

合意に至りそうだという雰囲気から、相場は既に盛り込む形で激しい値動きを
NY相場にて展開。一方で現実的には未だに議会の両党は合意に至らない様子。

いざ、”合意に至る”というニュースが相場を駆け巡った場合、
株価は上昇余力としてはまだ残しているものと推測しています。
同様にドルは対ユーロにおいて底値まで下落中。

今年2月に見せた1.36という水準を超えようとしています。
こちらはじわじわと動きが遅い中でのこのラインへの到達。
本ファンダメンタルによる相場勢いの逆転に期待したいところ。
この2,3日間の米国議会の行方に注目したいところ。

また、妥結に至り、その後停滞した米国の経済指標発表が待ち受けており、
こちらも雇用統計等の大型指標の発表を控え、波乱要因の一つにもなりそうです。

2013/10/14

しましまさん

引き続き米財政協議の行方を注視

先週末11日は米債務上限引き上げについて与野党合意への期待からNYダウは
100ドル超の上昇、為替もリスク選好の流れが継続しドル円は98円台中盤まで上昇、
クロス円も堅調に推移しました。
 
本日発表が予定されている主な経済指標等は以下のとおりです。
18:00:欧州・8月鉱工業生産
 
今日は東京市場は体育の日で休場、NY市場はコロンブスデーで為替・債券市場が休場です。

先週末11日のドル円は、東京午前に98.55円の高値をつけてからは
やや軟調な動きとなり欧州時間まで98円台前半での小動きで推移、
NY時間に98円台中盤へ上昇し98.56円で引けました。

今日は98.24円と先週終値から30銭ほど下へ窓をあけてのスタートとなりましたが、
今日98円台前半は維持し堅調な動きとなると先週11日の高値98.60円付近、
まだ強い動きとなると99円〜99円台前半まで上昇できるか見たいです。

一方、軟調な動きとなると98円台前半〜98円付近では止まれるか、下抜けると
10日の安値97.47円付近への下落が考えられます。 

先週末11日のユーロドルは、東京時間は1.35ドル台前半での小動き、欧州時間は
堅調な動きとなり1.3581ドルの高値をつけるもNY時間は上下に振れながら反落し
1.3542ドルで引けました。

今日は1.3560ドルでオープンしていますが、今日堅調な動きとなると1.35ドル台後半〜
1.36ドル、まだ強い動きとなると3日の高値1.3646ドル付近まで上昇できるか見たいです。

一方、軟調な動きとなると1.35ドル台前半〜1.34ドル台後半までの下落が考えられます。
 
では、今日も頑張りましょう!

2013/10/11

為替見習さん

米財政協議の行方と、週末特有のポジション調整に注意

昨日の為替相場は、全体的に円が力関係上弱い位置に変化したことで
各通貨とも戻す形となりましたが、米財政協議についての決着はまだで
やや思惑とポジション調整が先行しているような印象でしたね。

注目の米財政協議では、共和党からオバマ大統領に対して、
6週間の短期の債務上限引き上げ法案が提案される見通しで、
大統領も調印する意向を示しているとの報道が伝わりましたが、
今日早朝には、ベイナー下院議長とオバマ大統領との会談が終了し、
大統領は共和党の短期間の債務上限引き上げ案を拒否しているという報道が。

拒否の理由は、政府機関再開が提案に含まれていないためとのことで、
カンター共和党下院院内総務からは、今夜さらに協議するとの発言も出ているため
まだ時間がかかりそうな雰囲気となっています。

これで週末にも何かしら妥協案がまとまりそうという報道が出てくると
さらにリスク選好型の円安が進む可能性があるわけですが、
今日は週末でポジション調整の動きも活発になってきますので、
安易に相場についていかないように注意したいところ。

そのため今日もまずは資金管理をいつも以上に万全にしておくことを前提に、
短期トレンドが明確な方向性を持つような場面では攻められるよう
上下両方にしっかりシミュレーションをしておきたいですね。

ではまず水曜から木曜までの対円変動率で相場を見てみると、
AUDが0.90%、GBPが0.87%、USDが0.81%、EURが0.78%、
CADが0.77%、CHFが0.64%、NZDが0.48%となっていて
力関係は【AUD>GBP>USD>EUR>CAD>CHF>NZD>JPY】という形に。

水曜オープンからクローズまでの主要通貨の力関係が
【AUD>NZD>USD>CAD>EUR>JPY>CHF>GBP】でしたから
円が弱い位置に変化して単独で売られていることや、豪ドルやドルが強いこと、
NZDが位置を落としたこと、ポンドが位置を上げたことなどが見てとれます。

続いて11時時点の各通貨テクニカルをおさらいすると
昨日の動きを受けて各通貨とも短期は上向きに変化していますが、
まだ変化したばかりですから、円軸の動きが反転すれば、
簡単に下向きにも変化しうる状態と言えます。

そのため今後のポイントは円軸の力関係・短期トレンド変化で、
ここから円が弱い位置で加速して円売りがさらに進むようであれば
各通貨の短期は回復しますし、勢い次第で明確な上向きになるため
この場合はロングのチャンスとなり、力関係上強い通貨を買って円を売るのが低リスク。

逆に円買いの動きが出た場合には、短期が悪化して一旦フラット化しますし、
勢いがあれば明確な下向きになってショートのチャンスになります。
この場合は力関係上最も弱い通貨を売って円を買うのが低リスク。

個人的な基本戦略はこれまでと同じく短期だけの動きを重視して
力関係、テクニカル両面で低リスクになれば順張りで攻める予定。

また取引する際には必ず他通貨との力関係を見て
「同じ1取引をするならどのペアが最も低リスクか」
ということを考えて最も低リスクなものを選択。

そして今後も資金管理やレバレッジ管理をはじめとして
事前のシミュレーションに時間を徹底的に割いて、
自分の中で消せるリスクは完璧に消してから取引に臨みます。

それでは、今日も一日頑張ってまいりましょう!

2013/10/09

斉藤学さん

一段安となればパニック売りも

みなさんこんにちは、斉藤学です。

【昨日の概要】
昨晩のNYダウの下落を受けて日本株は売り先行で始まったものの、
トピックスが7日連続して下落するなどテクニカル的にも売られすぎの部分があり、
日経平均が100円下げたところで買いが入りました。

株高の影響で為替も円安となり、朝方96.50円付近まで下落していたドル円は、
後場に入ると97円台を回復しました。ただ、NYダウが-150ドル超のマイナスとなったため、
ドル円は再び96.80円付近へ下落しています。

<昨日の終値(前日比)>
・ダウ平均         14776.53(-159.71 -1.07%)
・CME日経平均先物      13805(大証終比:-125 -0.91%)
・NY金先物12月限(COMEX)  1324.60(-0.50 -0.04%)
・NY原油先物11月限(WTI)  103.49(+0.46 +0.45%)

【経済指標】

★★
08:50(日)8月国際収支‐経常収支 前回:+5773億円  予想:+5200億円 結果:+1615億円
★★
08:50(日)8月国際収支‐貿易収支 前回:-9433億円  予想:-8800億円 結果:-8859億円
★★
10:45(中)9月HSBCサービス業   前回:52.8    予想:-      結果:52.4

【本日の戦略】

<米財政協議が予想以上に難航>

昨日は日本株が反発、ドル円も97円台へ上昇したことからいったんトレンド転換かと
思われたのですが、米財政協議は予想以上に難航していたようで、NYダウは節目の
14800ドルまで一気に下落してしまいました。

NYダウの直近サポートである14800ドルを割ってしまうと14500ドル、14000ドルが次の
サポートとなるのですが、下げの勢いが強いため一気に達成してしまう可能性も出てきました。

そうなると、ドル円は直近安値の95.80円、日経平均株価も13500円割れとなる可能性があります。

<明日早朝のFOMC議事録公表に注意>

米経済指標は、米政府機関閉鎖の影響でほとんど発表されていませんが、
明日早朝の3時に、直近のFOMC議事録が公表されます。

米緩和縮小が見送られることになった経緯については興味深いのですが、ドルの利上げに
関して時期尚早と思われるような記載があった場合はドル安となってしまいますので要注意。
利上げ時期は相当先だと解釈されてしまいます。

<VIX(恐怖指数)が20超え>

リスク回避時に買われる金は横ばい、原油も横ばいで今のところリスクオフ的な動きは
ないのですが、VIX(恐怖指数)が20を超えてしまいました。
今後パニック的な売りが発生する可能性があるため、念のためリスク回避優先で
行動した方がよいでしょう。

【重要経済指標】
★★
15:00 (日)工作機械受注(前月比)    前回:-1.7%    予想:-
★★★★
17:30 (英)8月鉱工業生産指数(前月比)   前回:±0.0%    予想:0.20%

【その他】
27:00 (米)FOMC議事録公表(9月17・18日分)

【本日の予想レンジ】
・ドル円        96.00〜99.20    ↓
・ユーロ円      130.00〜132.50  ↓
・ポンド円      154.00〜156.80  ↓
・豪ドル円      90.00〜92.00    ↓
・ユーロドル    1.3450〜1.3650  →
・ポンドドル    1.5900〜1.6100  →
・ドルスイス    0.8900〜0.9100  ↓

【通貨の強さ】
ポンド>ユーロ、豪ドル>ドル

【注目通貨ペア】
・ドル円(下値模索)

2013/10/07

為替太郎さん

政府機関閉鎖・雇用統計先送りでドル安相場。先行き不透明に

みなさんこんにちは。
もう10月です。最近はめっきり秋らしくなってきました。
月日の経つのはあっという間ですね。
 
さて、先週の為替市場は、アメリカの政府機関の閉鎖問題一色でした。
実際に政府機関閉鎖に至ったことももちろんですが、想定外だったのは、
これを受け雇用統計の発表が延期されたことです。

調べてみると、どうやら、前回の政府機関一部閉鎖の際には、延期された雇用統計の
発表は2週間後くらいになったようです。

こうなると、QE3の終了時期も不透明になりますし、いつも以上に民間指標の
重要性が高まるため、相場としては非常に難しくなります。
 
そもそも、先週発表されたADP民間部門雇用者数は16万6000人増と、
18万人増だった市場の事前予想を下回りました。
そのうえ、8月分も当初の17万6000人増から15万9000人増に下方修正
されており、緩和解除に向けてネガティブな材料になっています。

これを受けてか、ドル円は、先週の後半からはほぼ97円台での推移になっており、
96円台に乗せる場面すら見せています。
ドルストレートは総じてドル安相場が継続していますので、財政協議決着までは
この流れが反転する可能性は非常に低いでしょう。
 
今日は豪州市場が休みになっている関係で、東京時間も動きが小さくなることが予想されます。
ここから数日は、イベントもたいしたものはありません。
FOMC議事録までは、財政協議が為替市場の軸になるはずです。

この手の政治イベントは、ある意味でいつどう動くか読めないだけに、ドル売りにも
限度があります。そうなると、ここから96円、95円という円高はやや無理があり、
ドル円は売っていくよりは戦略として見送ったほうがいいでしょう。

ユーロ円に関しては、先週から継続的に132円を軸とした小動きですので、
今週もこれを踏襲する可能性は高いでしょう。
ユーロ関連では週半ばの独鉱工業生産やECB月例報告までは主要イベントはありませんので、
今日段階ではユーロそのものが明確な方向性をもって動いてくる可能性は低めです。
 
トレンドに関しても、現在の値動きの長期化でほぼ安定した状態になりつつあり、
流れ自体は上下方向いずれも中立といえそうです。
ユーロ円については、当面今のレベルを見込んでおけばいいように思います

また、ユーロドルに関しても、今日は引き続き堅調な流れを予想します。
すでに今の水準で高値感はあるとはいえ、基本的には、財政協議決着まではドルが
買われる展開にはなりにくいように思います。
 
すでに先週時点で1.36に到達していることもあり、テクニカル的な上値抵抗も弱体といえます。
ここから短期的な上値余地という意味でもまだ十分にあります。

なお、今日のイベントの予定は下の通りです。
 
14:00  日銀金融経済月報 
18:30  アスムセン欧州中央銀行専務理事講演    
20:15  プラート欧州中央銀行専務理事講演    
21:30 加 8月住宅建設許可件数(前月比)
28:00 米 8月消費者信用残高

2013/10/04

ダメおやじさん

ドル円の戻り売りが有利!

こんにちは、ダメおやじです。
 
本日予定の米雇用統計は政府系機関の廃止で延期予定です。
 
米債務上限問題とも絡んで米議会の協議は続くでしょうが、今のところはオバマ大統領と
共和党との間の溝は深いようですね。
 
昨日、米財務省が「財政上限法案が可決しなければ米国債の金利が急上昇し
リーマン以上の混乱」とコメントしたように来週にかけては、この問題で為替相場は
神経質な動きとなりそうです。
 
昨日のドル円は国内機関投資家の大量のドル円買いで97.87円まで上昇しましたが、
海外で戻りを売られISM非製造業の悪化、米金利安、NY株の大幅安からリスク回避の
動きとなり、ドル円は一時97円を割り込む96.92円まで下落しました。
 
本日も米議会の進展がなければドル安の流れは変わらないかも知れないですね。
 
円売りが積みあがってますので週末の円の買い戻しにも注意と見ています。
 
本日のドル円は97.50円以上では売られそうですね。
下値は8月28日の96.80円を割り込めば96.50円、96.30円付近までの下げも考えられます。
 
週末、頑張りましょう。

2013/10/03

しーさん

失望と期待

10月になりました。食欲の秋ですね。
私は昨日健康診断を行い、体のチェックをしたのですが、
一番わかりやすいところで体重の推移のお話を少々。

私は年間を通して正月にぶくっと太り、これではいかんと春にかけて痩せて、
夏はそれなり、秋から徐々に蓄積していくという周期を繰り返しています(汗)

体重は健康のバロメータとして身近な指標の1つだと思いますが、
定期的に計ることで自分がどんな状態なのかざっくりとわかります。
FXでもあのとき勝てたのはなぜか?負けたのはなぜか?というのを抑えておくと
自身のトレードのバロメータとして生きてくると思います。

さて昨日までに米予算審議が否決され一部の政府機関がストップ状態となり
今週の雇用統計の発表はなくなりそうです。

また先日の安倍総理の経済対策はもう一つが足りない内容となり、
海外勢は失望して円買いとなりました。

ドル円は97円は維持していますが、一時的に割れてもおかしくない状態です。
ここまでいくと96円75銭、次に95円80銭の安値ラインが気になり始めますが、
まずは97円で踏みとどまるかがポイントでしょう。

長期的には大きな円買いトレンドになるとは思えませんので、
97円割れにはストップがあるようですが、
ストップをつけたあとに買いに回るというのも手かも知れません。

指標としては23時のISMに注目です。
今週のNFPがなくなりましたがISMにより雇用状況も見えてきます。
QE縮小開始の指標として結果には素直に反応するのではないでしょうか。
もし結果が良ければと「もしかして10月にあるかも?」と期待してしまいますね。

ドル円については米予算や債務上限問題が落ち着かないと大きなリスクはとれませんので、
レンジ下限での短期買い回転か、戻したところでのショート回転で見ていきたいと思います。

2013/10/02

ZEROさん

米議会のゴタゴタが今後も重しに

1日のNY市場では、前日までに暫定予算に合意できず「政府機関一部閉鎖」となりました。
米議会がすんなり何かを決めることは考えられず予想通りの展開です。

閉鎖が長引けば4日雇用統計が発表でない事態となり市場に不安が広がります。

暫定予算に合意でき政府機関が再開しても17日には連邦債務上限引き上げ問題が迫り
また米議会のゴタゴタがリスク回避要因となります。

こちらも17日までに合意できるとは思えず長引けば米国デフォルトリスクで円高要因に
なりそうです。

最悪の場合は11月までもつれこむ事も考えられますが、これを通過するタイミングで
リスクオン方向へ買いを入れていきたいと考えております。

ドル円・NZドル円を10月中に安値拾い→年末〜3月までは円安を予想しています。

※最終的な投資判断は必ずご自身でお願いいたします。

2013/10/01

とあるエンジニアKさん

米国議会の混乱と消費税増税、ファンダメンタルが支配する相場

本日より10月。新たな1ヶ月の始まりです。
朝晩はいよいよ寒くなり、半袖のシャツだけでは少し肌寒い毎日。
季節の巡る早さを感じます。季節の変わり目は風邪などひかぬようにしたいものです。

【本日の指標】

本日の注目指標は豪州中央銀行による政策金利の発表ぐらいか。
といっても今の2.5%という水準は過去最低レベル。据え置きと予想されており、
インパクトの大きさを考えるとこれ以上の利率変動はないものと見られています。

【本日の戦略】

米国における政治的混乱が株式相場、為替相場に影響を及ぼし始めています。
月曜日の朝の窓開けドル急落を初めとして、昨日は日経平均株価、ダウ平均株価の急落と
なかなか忙しい相場となりました。

ドルは既に窓を閉じ、先週と同水準まで回復。それに伴い円も売られる展開となり、
週の戦略で推したユーロ円も先週末比で100pipsほど上昇を見せております。
この政治的混乱、医療関連の暫定予算を巡る応酬が収まることなく続いたことによりますが、
火曜日朝の時点で解決の糸口はたっていない模様。

最終期限としては本日日本時間の昼とされていますが、妥結に至らないようだと本格的な
一部の政府機関の閉鎖が始まる見込みです。
既に相場は織り込み済みともいえる動きを昨日見せましたが、ここのところ高値が続いた
株式相場はまだまだ下落の余地を残しているものと思われます。

昼までには体勢がはっきりするものと思われますが、基本は株安、そしてドル安の方向に
あるので、ある程度わかりやすい相場かと。とはいえ波乱を含め可能性もある相場なので、
ここはニュースの行方を見極めたいと思います。
 
また、本日忘れてはいけないのが日本における消費税増税の発表。既に消費税アップとういう
点では認識は一致しているのですが、それと引き替えとなる減税政策次第では日経平均株価に
ダイレクトに影響を与えるものと推測されます。

アベノミクスと世間で言われる経済政策が効を成している今、絶好のチャンス到来と
見ているようですが、消費税増税と減税のバランスを判断するのは市場参加者となりそうです。

上記の通り、ファンダメンタルが相場にダイレクトに影響を与える相場が続きます。
流れを作ってくれることを期待する相場です。

尚、このサイトは情報提供を目的としており、投資の最終判断はご自身でなさるようお願い致します。本サイトの情報により皆様に生じたいかなる損害については弊社及び執筆者には一切の責任を負いかねます。