兵ブロガーバックナンバー(2014年06月)|FX|外為オンライン FX取引 − あなたの為の、外為を。

バックナンバー 2014年06月

2014/06/30

ダメおやじさん

ユーロドルの戻り売り!

こんにちは、ダメおやじです。
 
本日で6月も終わりますが、6月はドル円は膠着状態で大きな動きがなかったです。
ドル円が動かないのでクロス円の動きも乏しかったです。
 
7月に入ると重要指標、イベントが続きますので今週は動きに期待しています。
 
先週末は、東京で6月四半期を控えて国内輸出のドル円売りや外人の日経平均売りで
ドル円は101.31円まで下落し、海外でも戻りは101.40円台までで弱い動きとなりました。
 
逆にユーロドルは、ドル安や月末絡みのユーロドル買いで1.3648まで値を上げるなど
堅調な動きとなりました。
 
本日は月末絡みのユーロ買いで下げ難いかも知れませんが、
戻りは1.3670付近までで1.37越えは難しいと思っています。
 
ECB高官のユーロ高牽制発言も出ており、3日のECB後のドラギECB総裁の発言は
ネガティブ発言になるのではと思ってます。
 
1.35を割り切れず戻していますが、月末の本日、高値が有れば
明日からの下げ期待で売りが良いと思っています。
 
6月最終日、頑張りましょう。

2014/06/27

しーさん

様子見ベース

昨日は中東での株安を受け、ダウや日経平均株価も軟調でした。
米債券利回りも低下しており、ドル円は上値が重い状態が続き、
NYタイムの指標はそれほど悪い結果ではなかったもののきっかけとなって円買いへ。

ドル円は日足の200日移動平均線に注目が集まっていますが、
101円60銭付近にあるラインを割り込み、本日はついに101円31銭まで下落しています。

全体的にリスクオフのセンチメントの中で、株安、円買いの様相を呈しており、
これまで押し目買いを狙っていたスタンスの見直しが必要なようです。

ただ日経平均やドル円は、いずれGPIFなどの下支えが入るだろうと思われ、
大崩れはしないと見る向きが多く、200日MAを割れても100円を割れるほどの
円高は考えにくいところです。

本日、今すぐ買い向かうのはどうかと思いますが、
いずれリスクオフが落ち着いたら、中期的なポジションを持つのもありかも知れません。

さて本日は欧州タイムに英国Q1GDP(確報値)の発表があります。
先日の米国のGDPではサプライズの悪い結果がでましたが、
経済状況が好調に見える英国ではバッドサプライズは起きないことを期待したいです。

ポンド関連はリスクオフの中でもなんとか踏みとどまっていますが、
こちらも大崩れはしないと考えているため、どこでロングエントリするかは悩みどころです。

指標結果に関わらず、株価の動向とセンチメントを見ながら、
ショートでついていくか買い向かうかを判断するのがよいかも知れません。

個人的には本日は軟調なためショート目線ではあるものの、
ショートは短期にしておきたいため、もしエントリしてもリミットやストップは近めで。
なんなら様子見しているだけでもいいというスタンスです。

来週は7月が始まり、各国政策金利やNFPなどがでてきます。
緩和派、引締め派、中立派と各通貨をカテゴライズし、
中期的な方向を抑えた上で、今日は下げ(または上げ)を判断し、
適切なスパンで回転させていきたいと思います。

2014/06/26

ZEROさん

ドル円相場さらにエネルギー溜まる

25日のドル円相場は、米第1四半期GDP確報値-2.9%が発表されると一時急落となりました。

NYクローズでは200日線をしっかりサポート、本日は101.65に位置しており
これをしっかりと割り込むまでは大丈夫でしょう。

昨年は短期間に4円程度動くことは何度かあったドル円相場は、
今102円から2日間程度で4円も動けば大方の投資家にとってはサプライズとなりそうです。

昨年は2日で4円、1か月で10円動いても違和感はなかったにも関わらず、
膠着相場が長く続くと1日2円でもサプライズとなるから不思議なものです。

こういったボラティリティや慣れの罠に嵌らないように常に構えておく必要がありそうです。

投資戦略としては引き続き様子見、動いてから相場に入っていこうと考えております。

※最終的な投資判断は必ずご自身でお願いいたします。

2014/06/25

とあるエンジニアKさん

イラク情勢深刻化も混乱長期化の見通し

日本にとっては運命の一日が、残念ながら
一次リーグ敗退ということで終わってしまいました。

この10日間は様々な形で盛り上がりを見せたワールドカップと日本代表。
まだまだ続くものの、日本敗退ということで盛り上がりは少し落ち着きを見せるところでしょうか。
次回はロシアでの開催とのことですが、更なる活躍を祈ります。

【本日の指標】

本日の指標は米国時間において四半期実質国内総生産、すなわちGDPが発表される予定で、
それ以外には特に大きな指標はない模様。

予想値よりも乖離することがなければ特に大きく相場を動かすことにはならないでしょう。

【本日の戦略】

イラク情勢が日を追うごとに緊迫の度合いを増しています。
今回北部で始まった武装勢力の勢いは日を増すごとに活発化し、
ついにはバクダットに迫る勢い。

守備側の同国政府軍の壊滅的な状況がこの状況に拍車をかけているとの報道。
米国内も空爆に踏み切るかで態度を示せていないこともあり、
今後の戦闘も更に長引く事が予想されます。

相場もそれを見越しているのか、為替相場はさほど影響はないものの、
原油相場は今までレンジ相場を保っていたものの、先週より頭一つ飛び出す形で上昇中。

着地点を探している様子。
米国ケリー国務長官によるイラク訪問でどのような話がなされたかはわかりませんが、
なんらかの形で事態沈静化を図ってほしいものです。

一方でここ最近右肩上がり一辺倒だった米国株価も昨晩は久々に下落。
たまたま同日発表された指標はさほど悪くなかっただけに、巻き戻す形で下落を見せました。

日経平均も同様に上昇一辺倒の1ヶ月でしたが、15000円台半ばで天井が見えた形か。

為替相場に動きがないだけに、その動向が気になるところ。
いずれにせよよっぽど大きな要因がない限りは今しばらくほぼ動かない為替相場に
間違いなさそうです。

トレンドがわからない相場は無理な手出しはせず、じっくりと眺める戦略とします。
今後の動向に期待。

2014/06/24

しましまさん

ドルやや軟調もレンジ内の推移継続

昨日はドルがやや弱い動きでしたが全体的に狭いレンジ内での推移が続きました。

ドル円は東京時間に102円を割り込んでからは101円台後半で小幅な値動き、
ユーロドルは欧州時間弱い指標結果を受け1.3570ドル台まで下落もそれ以上の
下落とはならずNY午後には再び1.36ドル台へ戻す動きとなりました。

オージーは中国指標の強い結果を受け堅調に推移し対米ドルで0.9445ドル、
対円で96.32円の高値を付けました。

今日発表が予定されている主な経済指標等は以下のとおりです。

17:00:独・6月IFO景況指数
23:00:米・5月新築住宅販売件数
23:00:米・6月消費者信頼感指数

昨日のドル円は102.07円と先週終値と同位置でオープンしたもののその後は軟調で
東京午前に102円を割り込み101.90円台へ下落、欧州・NY時間は101.80〜101.90円台での
狭いレンジ内を推移しました。

今日も弱い動きとなると12日の安値101.61円付近〜101.40円付近への下落が考えられます。
一方、反発の動きとなると102円〜102.20円付近まで上昇できるか見たいです。 

昨日のユーロドルは、東京時間は1.36ドル台前半へ上昇も欧州時間は1.36ドルを
割り込む動きとなり1.35ドル台後半で推移、NY時間も1.35ドル台後半で推移していましたが
午後1.36ドル台へ乗せ小動きながら1.36ドル台を維持しました。

今日堅調な動きとなると、1.36ドル付近を維持しながら19日の高値1.3643ドル付近へと
上昇できるか見たいです。一方、軟調な動きとなると1.35ドル台後半〜20日の安値
1.3564ドル付近への下落が考えられます。
 
では、今日も頑張りましょう!

2014/06/23

為替見習さん

黒田日銀総裁講演、中国・仏・独PMI製造業速報、米中古住宅販売件数に注目

先週の為替相場は、注目されたFOMCやイエレンFRB議長で、
目立ったサプライズもなく膠着状態が続く相場となり、
6月に入って相変わらず目立った変動がない状態が続きました。

そのため各通貨の短期トレンドの方向性もほとんどない状態で、
唯一金曜の指標の好結果を受けたカナダが上向きになっている程度。

ただ逆に考えれば、円を軸とした動きが明確に出た場合には、
上下どちらにもチャンスになりうる状態になっていると言えますので、
今週は円軸の力関係・短期トレンド変化が最大のポイントとなります。

また若干相場は円安気味で推移してきただけに、
円安方向へと意識がいってしまうことが多いと思いますが、
膠着相場で注意すべきは上昇時よりも下落時であり、
圧倒的にスピードが出やすいのは下落時ですから、
今週も資金管理を万全にしたうえで、取引は当日決済を意識するなど、
自分で消せるリスクは徹底的に消しておきたいですね。

ではまず力関係についてですが、こちらは週間予想で記載しましたので
詳細はそちらを確認していただくとして、ポイントはカナダが単独で買われ、
円やドルがやや回復、一方でポンドが売られ、オセアニアが弱い状態を維持。
さらに全体的に変動率が低く膠着状態が続いていることなどが特徴。

また短期トレンドはこちらも週間予想で記載しましたので、
詳細はそちらを確認していただくとして、ポイントはカナダのみ上向きで、
その他は全体にフラットに近い状態であること。

つまり円軸の動き次第で上下どちらにもリスクが低くなるわけですから、
今後円売りに変化すればロングのチャンスとなりますし、この場合には、
力関係上強い通貨を買って円を売るのが低リスク。

一方で円買いへと動きが出た場合はショートで攻めやすい状況に変化しますし、
この場合は力関係上弱い通貨を売って円を買うという形で攻めるのが
最も低リスクとなります。

そして今日のイベントとしては中国のHSBC製造業PMI速報、
フランス、ドイツのPMI製造業、サービス業速報、米中古住宅販売件数、
黒田日銀総裁などを控えていますから、これらのイベント前後の時間帯には
特に注意して相場を見ておくと良いでしょう。

個人的な基本戦略はこれまでと同じく短期だけの動きを重視して
力関係、テクニカル両面で低リスクになれば順張りで攻める予定。

また取引する際には必ず他通貨との力関係を見て
「同じ1取引をするならどのペアが最も低リスクか」
ということを考えて最も低リスクなものを選択。

そして今後も資金管理やレバレッジ管理をはじめとして
事前のシミュレーションに時間を徹底的に割いて、
自分の中で消せるリスクは完璧に消してから取引に臨みます。

それでは、今日も一日頑張ってまいりましょう!

2014/06/19

斉藤学さん

FOMC後、株高円高で先が読みづらい

みなさんこんにちは、斉藤学です。

【昨日の概要】

日経平均株価は続伸、昼ごろ先物に仕掛け的な買いが入り後場は一段高となって、
+139円高の15115円で引けました。

一方ドル円は、FOMC直後102.37円の高値を付けましたがその後は売りに押されて
102円を割れています。

<昨日の終値(前日比)>
・ダウ平均           16906.62(+98.13 +0.58%)
・CME日経平均先物        15185(大証終比:+65 +0.43%)
・NY金先物12月限(COMEX)    1272.00(-3.30 -0.26%)
・NY原油先物11月限(WTI)    105.97(-0.39 -0.37%)

【経済指標】
★★★
08:50(日) 5月貿易収支(通関ベース)     前回:-8117億円 予想:-1兆1829億円 結果:-9090億円
★★★
08:50(日) 5月貿易収支(通関ベース)<季調済> 前回:-8446億円 予想:-1兆609億円  結果:-8622億円
★★★★★
27:00(米) FOMC・政策金利発表        前回:0.25%   予想:0.25%     結果:0.25%

【本日の戦略】

<FOMCはやや乱高下>

今朝早朝3時に発表されたFOMCでは、予想通り債券購入額を350億ドルに縮小、
金利は据え置きとなりました。

ただ、イエレンFRB議長の記者会見では、具体的な利上げ時期の示唆がなかったため
米利回りが低下、ドル売りに拍車がかかりました。

NYダウは+98ドル上昇したのですが、米10年債利回りが2.593%へ下落したため
ドル円は下落、一時101.89円まで下落しています。

代わりにドルストレートが上昇したためクロス円は上昇気味、株高の影響で
オセアニア通貨の上昇が目立ちました。

<日経平均株価は騰落率133.5%と危険水域なので要注意>

FOMCを終えて、「株高円高」という今後の予想がしづらい状態となりましたが、
日経平均株価の騰落率は昨日の時点で133.5%と危険水域に達しています。

東京市場が始まってドル円が円安に振れればよいのですが、このまま円高傾向が続くと
なると日本株の上昇は難しく、いったん調整する可能性があります。

今日・明日と重要経済指標は特にないため、為替は株価の値動きに左右されると予想します。

【経済指標】
★★★★
07:45(NZ)Q1GDP(前年同期比)          前回:+3.1%   予想:+3.7%
★★★★
21:30(米)新規失業保険申請件数          前回:+31.7万件 予想:+31.5万件
★★★
23:00(米)6月フィラデルフィア連銀製造業景況指数 前回:15.4    予想:14.0
★★★
23:00(米)5月景気先行指数(前月比)       前回:+0.4%   予想:+0.6%

【本日の予想レンジ】
・ドル円        101.60〜102.20  ↓
・ユーロ円      137.50〜139.50  →
・ポンド円      172.50〜173.80  →
・豪ドル円      95.30〜96.20    →
・ユーロドル    1.3540〜1.3620  ↑
・ポンドドル    1.6930〜1.7030  ↑
・ドルスイス  0.8900〜0.9020  ↓

【通貨の強さ】
豪ドル>ポンド、ユーロ>ドル

2014/06/17

為替太郎さん

リスクオフ基調で小動きが続く。小幅反発もユーロの本格戻しはまだ先か。

みなさんこんにちは。

いよいよ梅雨入りした今日この頃。
空模様を映してか、為替市場は今週もイマイチ冴えない状況が続いています。

報道されているイラク情勢は、政府軍側の攻勢が伝えられるものの、いまだに先行きは
不透明で、原油価格上昇と同時に、マーケット全体のリスクオフが進んでいます。

とりわけ昨日のアジア時間は円買いの動きが強く、ドル円の上値もほぼ101円台内に
抑えられたなど、週明け直後の102円付近よりも一段と円高の水準に切り下がりました。

昨日は、日経平均株価の下落とこれに伴う売りも円高材料となりました。
再度の15000円割れとなった日経平均の推移からもわかるように、週明けからイマイチの
冴えない動きが継続しています。すでに市場の目線は、週後半のFOMCに移っています。

目先の政策自体は緩和ペース継続による現状維持となるのでしょうが、
FOMC後の会見でのイエレン議長の今後の金融政策への言及について、注目されます。

また、アジア時間に限らず、昨日は欧米時間も一進一退でした。
特に対ユーロではユーロの戻しもありましたが、海外市場の株式も、頭打ち感があり、
リスクオフとパラレルな円買いが根強い状況といえます。

もっとも、ドル円に関してみると、ニューヨーク連銀製造業景気指数や5月のアメリカの
鉱工業生産指数が強かったこともあり、ドルが一方的に売られる展開にはなっていません。

6月NAHB住宅市場指数も49と、市場の事前予想を上回るなど、
アメリカ経済の強さは鮮明です。

とはいえ、テクニカル的に見ると、今日は週明け時点の102円台の回復すら徐々に
容易ではない配置になっています。
4時間足チャートでは102円から上に分厚い雲がかかっています。
そのため、一時的にローソク足が上にはねることがあっても、この分厚い雲の中で
上昇のエネルギーが失速し、上げきれない可能性が高いといえるでしょう。

今日のドル円に関しては、引き続き極端な上値も下値も付けていく要素が薄く、
現在の水準で一進一退が続く可能性が高いのではないでしょうか。

一方、ユーロ円に関しては、昨夜から138円をクリアするなど、
やや下げ止まりの雰囲気になってきました。
もちろん、まだまだ切り返しというよりは底這いの動きの一環ですが、
売り一辺倒は見直すべきです。

ただし、本格的なトレンド転換にはまだまだ時間がかかりそうです。
テクニカル的にも、4時間足チャートで少なくとも139円付近まで戻さないと
トレンドは変わりません。今日のところは、買いで乗っていく妙味は感じません。

また、ユーロドルについて考えても、状況はほぼユーロ円と同じです。
多少の戻しを見せているとはいえ、1.35台程度は依然として自律反発の枠内であり、
今日段階で本格的なトレンド転換点を目指すとすれば、最低でも1.36のクリアが
必要になります。

現在はトレンドの勢い的に、上下いずれにも傾きにくい地合いですので、
今日は動きが小さい可能性を想定したほうがいいでしょう。

17:30 英 5月消費者物価指数
18:00 独6月ZEW景況感調査
18:00 ユーロ圏6月ZEW景況感調査
21:30 米5月消費者物価指数
21:30 米5月住宅着工件数
21:30 米5月建設許可件数

2014/06/16

ダメおやじさん

本日もポンド円は波乱含みか!

こんにちは、ダメおやじです。
 
先週末は、朝の5時にカーニーBOE総裁の早期利上げ発言でポンド円は171円付近から
一時173.35円まで上昇するなど終日買われました。
 
先週前半からドル円安やポンドドルの伸び悩みで売り込まれていただけに、
一気にストップを巻き込んで大きく上昇するなどポンドらしい動きになりました。
 
本日も先週末の余韻が残っていますので、ポンド円は動くかも知れないですね。
 
目先は173.50円台に大きな抵抗は有ると思ってますが173.60円を越えれば174円。
 
下値は172.50円か172.20円付近かも知れないです。
 
ただ、ポンドの場合には以前から利上げ観測が強かっただけにユーロやドルに対して
大きく買われていました。
 
ポンドドルが1.37を越えて大きく上昇するとは思っていません。
 
週単位ではユーロドルの戻り売りで臨みますが、本日は欧州序盤に向けて
ポンドドルが1.37を越えてストップを巻き込む1.72〜1.73付近が有ればポンド円、
ポンドドルを売って見たいです。
 
今週も頑張りましょう。

2014/06/13

しーさん

日銀政策決定会合

昨日は日経平均株価が15,000円を割り込み、ドル円は101円台中盤まで下落。
本日のメジャーSQを前にリスクを回避する展開となりました。

本日の早朝5時台にポンドが急騰しましたが、カーニーBOE総裁が早期利上げを
示唆する発言を行い、ポンド買いが入ったようです。

ポンドは来年の総選挙の時期に合わせて出口戦略をとり、
利上げも同じ時期かと思われていましたが、にわかにポンドへの注目が集まって
ポンド上昇が早まりそうです。

本日は日銀政策決定会合を控えており、午後には結果がでます。
本邦勢は何もしてこないと思っているでしょうが、海外勢は毎度のことながら
なぜか日銀に対する期待が高く、追加緩和がでてくるかも知れない
という話をちらほらと聞きます。

何もなければ若干押したところで、本邦勢が買い支えるという展開になるのかも
知れません。また15時30分からの黒田総裁の記者会見にも注目ですが、
物価見通しは想定通りの状況で、消費税10%に向けて政府からの圧力に
屈するような姿勢をとるようであれば、為替的には素直にドル円上昇となり
その流れに乗るのがベターでしょう。

ユーロドルについては昨日も1.35付近まで下落したものの、
割れるまでには至らず、ユーロ売りが加速するようなセンチメントでもありません。

1.35〜1.36台にあるオプションに阻まれて動きが鈍いようなので、
戻しも弱いかも知れませんので、とりあえず様子見としておき、大きな戻りが
あったらその反落を狙うというくらいにしておいたほうがいいかも知れません。

日欧米、各方面でぱっとしない指標が続いており、
ここ数日は調整しているものの株価だけが強い状況で、
たがが外れるとガラガラといきそう、という心配事はありますが、
ドル円については必ずどこかで買い支えが入る、というのを信じて、
ドル円、またはポンド円の押し目を拾っていきたいと思います。

2014/06/12

ZEROさん

ユーロ円200日線割れアベノミクス以降初

11日の為替市場では、ユーロ円がアベノミクス以降初めて200日線割れとなっています。

ダウは102ドル安、世界銀行の成長率見通し引下げなど材料はあったものの
商いは盛り上がりません。

ドル円は102円を挟んで引き続き膠着状態になっています。

今週は米国では13日の金曜日、国内ではメジャーSQロールオーバー絡み、
12-13日の日銀金融政策決定会合で追加緩和見送り観測と少し不安材料が目立つ環境。

投資家はまだ次の手掛かりを探している状態、円相場も方向感なしと見て
投資戦略は様子見とします。

※最終的な投資判断は必ずご自身でお願いいたします。

2014/06/11

とあるエンジニアKさん

金融政策によるユーロ安誘導の行方

全国的に梅雨入り宣言し、毎日どんよりとした日々が続き、
つい先日には記録的な豪雨報道されるなど、始まって早々に異常気象っぷりを
見せつけた形となった今年の夏。
明るい話題がそんなに多くない中で、ワールドカップがいよいよ今週末から開幕します。

今回はブラジルでの開催ということで、試合の多くは明け方から午前中にかけて
行われる予定で、土日以外は仕事中に気になってしまいそうなスケジュールです。

前回大会のアフリカでは帰宅後からでも十分に間に合ったため、当時社員寮に
住んでいた私は皆でビール片手に観戦したものでした。
少しでも上を目指して頑張ってほしいです。

ちなみにワールドカップ開催中の相場の動きは・・・
特に関連性のないものだったと記憶しています。

【本日の指標】
本日の指標は小粒。特に指標によって動く相場ではないでしょう。

【本日の戦略】
先週の雇用統計の流れも一服し、いわゆる通常の相場動向となった今週の相場。

先週マイナス金利政策と市場への大規模な資金提供を発表したユーロ。
自国のユーロ安を狙ったとされており、発表直後は空振りとなってしまったようですが、
今週に入って二日連続で対ドル、対円でユーロ安が導かれています。

この流れが先週の発表によって導かれたものか、
単なる一過性のものなのかは現段階ではわかりませんが、
今週の戦略で狙うと述べたユーロ円はここ最近の底値である138円半ばに下落し、
先週一週間かけて上昇した分をはき出したことになります。

チャート概形で見ると、上昇直後の下落ということで、
MACDがデッドクロスを見せたばかりですが、スパンも短く、
数値自体もマイナスなのでこの材料で判断し難い場面。

サポートで考えると5月以降3度目の底を見せたこととなり、
またしてもサポートされる形となるかに注目。

ここ最近の下落は日経平均の下落によって円が買われる場面となるので、
急激に上昇した日経平均の巻き戻しもにらみつつの展開となりそうです。

ユーロ円の買い戦略は継続とします。

2014/06/10

しましまさん

全体的に小動き、ユーロは軟調推移

昨日は全体的に小幅で方向感の掴みづらい動きでしたが、ユーロは欧州時間から
軟調に推移し対米ドルでは1.36ドルを割り込み1.3582ドルの安値を、
対円では139.26円の安値を付けました。

今日発表が予定されている主な経済指標等は以下のとおりです。

17:30:英・4月鉱工業生産

昨日のドル円は東京時間はやや軟調に推移し102.60円台から102.40円付近へと下落、
欧州時間は102.40円台中心、NY時間は102.50円台での小幅な値動きでした。

今日堅調に推移すると4日の高値102.79円付近〜103円付近へ上昇できるか見たいです。
一方、軟調な動きとなると102円台前半への下落が考えられます。

昨日のユーロドルは、東京時間は1.3640ドル台での小動きが続き、欧州序盤には
1.3660ドル台へ上昇もその後は軟調な動きとなり1.3620ドル付近まで下落、
NY時間は1.36ドルを割り込み1.35ドル台後半で上値重く推移しました。

今日も軟調な動きとなると、1.33550ドル〜1.35ドル付近への下落が考えられます。
一方、反発の動きとなると1.36ドル台へ乗せ1.36ドル台中盤まで戻せるか見たいです。

では、今日も頑張りましょう!

2014/06/09

為替見習さん

雇用統計の結果を受けた相場と、円軸の力関係、短期トレンド変化に注目

先週の為替相場は、ECB理事会や雇用統計を前に膠着状態が続き、
そのECB理事会、雇用統計でも、一時的に強い動きが出たものの、
終値ベースでは再び収束しており、1週間を通して膠着感が出た週となりました。

そのため各通貨の短期トレンドの方向性もほとんどない状態ですが、
逆に考えれば、円を軸とした動きが明確に出た場合には、
上下どちらにもチャンスになりうる状態になっていると言えますので、
今週は円軸の力関係・短期トレンド変化が最大のポイント。

また先週の雇用統計は事前予想との乖離がそれほど出ませんでしたが、
その結果を受けて、今日の東京、欧州、ロンドン市場で動きが出る可能性もあり、
そこでの力関係、短期トレンド変化には特に注目したいところ。

特に相場は若干円安気味で推移してきただけに、上へ意識がいきがちですが、
上昇時よりも下落時のほうがスピードが速くなることが多いですから、
今週も資金管理を万全にしたうえで、取引は当日決済を意識するなど、
自分で消せるリスクは徹底的に消しておきたいですね。

ではまず力関係についてですが、こちらは週間予想で記載しましたので
詳細はそちらを確認していただくとして、ポイントは北米通貨や円が、
弱い位置から回復していること、NZDが強い位置をキープしていること、
ユーロ、スイス、豪ドルが位置を落としたこと、全体的に変動率が低く
膠着状態が続いていることなどが見てとれます。

また雇用統計では一時的にドル軸の動きも出ましたが、すぐに収束しており、
これは円軸の動きも同様ですから、基本は今後も円軸の動きを土台にしながら、
各通貨の力関係変化、短期トレンド変化を見ていくのが良いですね。

それらの短期トレンドはこちらも週間予想で記載しましたので、
詳細はそちらを確認していただくとして、ポイントは全体にフラットに近いこと。

つまり円軸の動き次第で上下どちらにもリスクが低くなるわけですから、
今後円売りに変化すればロングのチャンスとなりますし、この場合には、
力関係上強い通貨を買って円を売るのが低リスク。

一方で円買いへと動きが出た場合はショートで攻めやすい状況に変化しますし、
この場合は力関係上弱い通貨を売って円を買うという形で攻めるのが最も低リスクとなります。

個人的な基本戦略はこれまでと同じく短期だけの動きを重視して 力関係、テクニカル両面で低リスクになれば順張りで攻める予定。 また取引する際には必ず他通貨との力関係を見て 「同じ1取引をするならどのペアが最も低リスクか」 ということを考えて最も低リスクなものを選択。 そして今後も資金管理やレバレッジ管理をはじめとして 事前のシミュレーションに時間を徹底的に割いて、 自分の中で消せるリスクは完璧に消してから取引に臨みます。 それでは、今日も一日頑張ってまいりましょう!

2014/06/05

斉藤学さん

ユーロの利下げに注意

みなさんこんにちは、斉藤学です。

【昨日の概要】

<昨日の終値(前日比)>
・ダウ平均          16737.53(+15.19 +0.09%)
・CME日経平均先物       15170(大証終比:+130 +0.86%)
・NY金先物12月限(COMEX)   1244.30(-0.20 -0.02%)
・NY原油先物11月限(WTI)   102.64(-0.02 -0.02%)

【経済指標】
★★★
21:15 (米)5月ADP雇用統計(前月比) 前回:+22.0万人 予想:+21.0万人 結果:+17.9万人
★★★★
23:00 (米)5月ISM非製造業総合景況指数 前回:55.2    予想:55.5    結果:56.3

【本日の戦略】

<米ADP雇用統計が予想を下回る>

昨晩発表された米5月ADP雇用統計は、予想+21.0万人に対して結果+17.9万人と予想を下回ったため、
ドルが売られました。しかし、その後発表された米5月ISM非製造業総合景況指数が予想を上回り、
米経済への期待感からドル円は徐々に戻しました。

今のところ、米10年債利回りも2.606%まで戻しているためドル高での推移が続きそうなのですが、
米5月ADP雇用統計が予想を下回ったことで明日の米雇用統計も予想を下回る可能性があり、
深追いは禁物でしょう。

また、TOPIXが10日連続で上昇するなど過熱感も高いため、10時45分に発表される
中国5月HSBCサービス業PMIで予想外の数値が出た時は要注意です。


<ユーロが0.25%から0.10%へと利下げ予定>

今晩20時45分にユーロが0.25%から0.10%へと利下げすることが予想され、
だいぶ織り込んだと思われるのですが、発表後どのように反応するかが未知数となっています。

ユーロドルは現在1.3600付近、発表直後売られても1.3500でサポートされて逆に上昇する可能性も
あります。むしろ、21時30分から行われるドラギECB総裁の定例会見に注目が集まるかもしれません。

先週は、ユーロ圏の利回り低下が米国債の利回りへもかなり影響を及ぼしていたため、
発表後の米国債の値動きにも注意が必要でしょう。

【経済指標】★★★★
10:45 (中)5月HSBCサービス業PMI    前回:51.4     予想:-
★★★★★
20:00 (英)英中銀MPC・政策金利発表   前回:0.50%    予想:0.50%
★★★★★
20:45 (欧)ECB・政策金利発表      前回:0.25%    予想:0.10%
★★★
21:30 (米)新規失業保険申請件数    前回:+30.0万件  予想:+31.5万件

【本日の予想レンジ】
・ドル円        102.30〜103.10  →
・ユーロ円      138.50〜140.50  →
・ポンド円      170.80〜172.50  →
・豪ドル円      94.50〜96.00    →
・ユーロドル    1.3500〜1.3700  →
・ポンドドル    1.6650〜1.6820  ↓
・ドルスイス    0.8880〜0.9020  →

【通貨の強さ】
ドル>ポンド、豪ドル>ユーロ

【注目通貨ペア】
・ユーロ(利下げの予定)

2014/06/03

為替太郎さん

ECBと雇用統計を前にした様子見相場も、リスクオフ傾向は徐々に和らぐ

いよいよ6月ですねみなさん。

5月に進んだリスクオフの傾向も、6月の声を聴いてひと段落の感があります。

昨日の東京株式市場でも日経平均は大幅反発しました。このところ、株式市場は非常に
強含みになっており、TOPIXも先週までで8連騰となっています。
日経平均は、今日の取引でついに1万5000円台到達です。

ここから多少崩れても、調整の範囲内でしょう。先月は前半から半ばにかけて総じて株式市場が
冴えなかったのですが、先週あたりから徐々にリスクテイクの雰囲気も出てきました。

一方、昨日のアメリカISM製造業総合景況指数は、大方の市場予想を下回り、
53.2と前月からの低下を示しました。欧州時間までは、米欧の景況格差と迫るECB理事会を背景に
ドルが買われ、ユーロが売られる流れでしたが、この予想を下回る米指標と併せてやはり
1.36付近が下値のサポートとして働き、現在のところは一段のユーロ安は収まっています。

もっとも、今夜は欧州圏のインフレ率と失業率の発表が予想されており、気を抜けません。
内容次第では、ECBの追加緩和期待を高め、ユーロ安材料になります。
実際、先週から取引時間中は何度も1.36を割っていますので、テクニカル的にも
1.36が絶対的な下値とは言い切れない状況です。

一方で、ドル円に関しては昨日から堅調な状況です。
昨日は、ほぼ102円付近での推移となり、今日も102円台前半の水準にあるなど、
目先の短期的な円高からは切り替えしに成功しつつある感じすら受けます。

昨日の日経平均株価の上昇に加えて、循環的なドルの戻しの影響を受けて上値が軽くなっています。

102円50銭から先は、日足チャートでも雲を上抜ける水準となり、トレンド的にも
横ばいからむしろ多少なりとも上向きに転換しつつあります。

実際、昨夜も米ISM製造業指数などを受けて一時的に102円付近まで下落しましたは、
結局102円台半ばまで短期間で値を戻すことに成功しています。

ユーロ円は、先週に比べればやや戻して139円付近まで値動きレンジが上昇してきました。
1時間足チャート、4時間足チャートでは、ローソク足が雲の上を回復しています。

雰囲気的には、戻りのきっかけも見えてきています。

もっとも、今週のクロスユーロはECB理事会への反応につきます。ECB理事会において、
利下げと同時に何らかの量的緩和措置を講じてくれば、既に安値圏にあるユーロは一段と下げる
余地があります。チャートが多少安定してきても、崩れれば一瞬でしょうから気を抜けません。
今日段階では、まだ買い戻しは早いです。

ユーロドルについては、1,36台の前半が値動きの軸になっています。
前述のようにECBに向けての待ち相場の感もあり、弱いながらも一定の安定は見られます。
とはいえ、4時間足チャートでも、日足チャートでも、ローソク足はいずれも雲の下にあり、
上昇のきっかけがなかなか掴めない配置になっており、さらには1時間足についても昨夜から
断続的に雲を下抜けるなど、中期・短期ともトレンドは弱含みです。

17:30 英5月PMI建設業
17:30 香港4月小売売上高
18:00 ユーロ圏5月消費者物価指数
18:00 ユーロ圏4月失業率
23:00 米製造業受注
26:50 カンザスシティ連銀総裁講演

2014/06/02

ダメおやじさん

ユーロドルの戻り売り!

こんにちは、ダメおやじです。
 
週末から暑い日が続いてますが、為替のほうも5月の膠着した状態から熱くなって欲しいですね。
特に今週は重要イベント、指標が連続して有るので期待しています。
 
本日はISM製造業景気指数に注目で、結果で米金利、株価も動きそうです。
 
米金利の低下が続いてますが、ドル円は下げ渋りです。
やはり下値には国内実需の買い観測が有るのか、安値では売り難いようですね。

ただ上値も限定的で本日も102円では売られそうで、越えても102.20円付近、
下値は101.50円付近ではないでしょうか。
 
本日はユーロドルが戻せば売りたいと思っています。
 
5月8日の1.3993から29日に1.3594まで下落しましたが、先週末は月末絡みのショートカバーで
1.3649まで戻しました。今週のECBでの利下げ見通しや、その後のドラギさんの会見での動きが
メインですが、本日も欧州序盤で反発場面が有れば売っても良いと思ってます。
 
1.3650付近では売りで1.37越えストップで良いとは思ってます。
 
6月度、良いスタートを決めたいですね。
頑張りましょう。

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