兵ブロガーバックナンバー(2014年10月)|FX|外為オンライン FX取引 − あなたの為の、外為を。

バックナンバー 2014年10月

2014/10/31

しーさん

慎重派

昨夜は米Q3GDP速報値の発表があり、予想+3.0%のところ、+3.5%の結果でした。
失業保険申請件数も順当な結果となり、発表直後はドル買いとなりました。

しかしその後ユーロドル、ポンドドルなどではドル買いの巻き戻しとなり、
やや戻す展開となりましたが、対円通貨では円安傾向となり上値を伸ばしています。

本日は日銀政策決定会合があり、日銀展望レポートや黒田総裁の記者会見があります。
先日テーパリングを終了させたFRBに対し、日銀は緩和政策を継続するのは明白。
この政策の方向性の違いはまだまだ当分の間続くことになりますので、
ドル円的には買い目線は継続してよいでしょう。

ドル円は10月上旬に到達した110円に近づいてきました。
本日は月末でもあり、一旦利益確定をする人が増える状況でしょうから、
ドル円の109円台からの新規の買いはなかなか手が出しにくいところです。

欧州タイムには、独・9月小売売上高、欧・10月CPIなど。
NYタイムには米指標のいくつかが発表になります。

欧州全体として、物価指数が弱い状態ですので、さほど大きな数字はでてこないでしょう。
ドルが堅調なのは既定路線なので、CPI的にユーロの先行きが弱い状況が見えれば、
ユーロドルが戻したとしても、比較的安心して戻り売りを仕掛けやすいと思います。
1.26後半から1.27台にかけては、戻り売り水準として見ていきたいと思います。

ドル円やクロス円については基本的には株価が堅調であれば買いでついていけばよいと
思いますが、無難にいくならば短期ポジションを持っている場合は利確。
持っていない場合は押し目待ちとして効率の良い状況になるのを待つのがよいのでは。

FOMCがわかりやすい結果となったことにより、嬉しい結果になった人もいると思いますが、
本日は一服しやすい状況でもあるので、勝って兜の緒を締めよということで、
無駄な損失を出さないように慎重にいきたいと思います。

2014/10/30

ZEROさん

FOMCテーパリング終了、タカ派声明文でドル全面高

29日夜中3時に発表された米FOMCでは、市場の予想どおりテーパリング終了となりました。

声明文では「労働資源の未活用は徐々に低減」に上方修正され、懸念されていた
長期インフレ期待は安定、世界景気減速にもほとんど触れず投資家の予想よりもかなり
「タカ派」の内容となりました。

結果を受けた為替市場は「ドル高」で反応しています。

ドル円は東京時間午前中に109円台乗せ、本日はドル買いがどこまで進むかを見る
1日になりそうです。

投資戦略はドル急落なら買いでしたが、ドル上昇だったことから見送っています。
今後も高値追いはせず様子を見ます。

109円付近から買っても旨みが少ないイメージ、逆に売っても大きく下げないと見ています。

※最終的な投資判断は必ずご自身でお願いいたします。

2014/10/29

とあるエンジニアKさん

テクニカルが動かす材料待ちの相場

10月も残すところ数日とすっかり秋も深まり、朝晩もかなり寒くなってきました。
周りには急激な変化によって風邪を引いている人もちらほら。
日本シリーズも今週末で終わりとなると、本格的にこのまま更に寒くなって冬を迎えます。
体調にだけは気をつけて毎日を過ごしたいと思います。

【本日の指標】

本日はNY時間後半にFOMCの政策金利発表が予定されております。
政策金利自体には変化はないと見ておりますが、その後に発表される声明文次第で
今後の量的緩和政策の終演を予想できるとあり、なんらかの変動があるものと推測されます。

FRBは早期の利上げは望まないというスタンスを見せており、それが破られるような
トーンであれば変動はより大きくなるものと見ております。

いずれにせよ声明文は性質上雇用統計のように数値で発表されるわけではなく、
読み手の解釈次第ですから発表後の成り行きに注目したいところです。

【本日の戦略】

前述のようにFOMCが注目される本日の相場ですが、FOMC自体は
昨日今日の二日間行われています。

相場もそれを見極めたいという動きか、10月前半に見られたような活発な
値動きはほぼ見られなくなっております。

ドル円は頭を押さえられるようにして108円前半での値動き。
前回高値があと1円ほど上乗せしたところにありますが、ここ数日この近辺で
停滞していることからこの水準以上の上昇は後一押しがほしいところか。

ユーロドルで見てもかつてのドルの勢いはなくなりつつあり、ここからユーロの
反転上昇もテクニカル的には予想できることからクロス円買いポジションも手仕舞いが
迫ってきているものと感じております。

ファンダメンタルで見ると、ここのところイスラム国やウクライナ情勢等の
国際的な緊張が高まってきたのがドル高の背景と見ている報道もありましたが、
脅威は依然として残りつつあるも、ニュースとしての新鮮味が若干失われているようで、
次なるニュースを探している相場か。

同じくエボラ出血熱の報道も連日取り上げられているものの、今のところ相場に対しては
大きな影響を与えていないようです。

しばらくはテクニカルのみを信じてポジション取りを行いたいと考えています。

2014/10/28

しましまさん

ドルやや弱い、ユーロドル反発継続

昨日は全体的にドルが弱い動きとなり、ドル円は強いスタートを切ったものの
その後は終日軟調でNY時間は経済指標の弱い結果や米長期金利の低下等から107.61円
まで下落、ユーロドルは1.2723ドル、ポンドドルは1.6146ドルの高値を付けました。
 
今日発表が予定されている主な経済指標等は以下のとおりです。

21:30:米・9月耐久財受注
23:00:米・10月消費者信頼感指数
 
昨日のドル円は、108.35円と上へ窓を空けスタートしたもののその後軟調で
108円を割り込む動きとなり、欧州時間は概ね107円台後半で推移、NY時間も軟調で
107.61円まで下落、その後107円台後半へ小幅反発しました。

今日堅調な動きとなると、108円台へ乗せ昨日の高値108.35円〜108.50円付近へ
上昇できるか見たいです。

一方、軟調な動きとなると昨日の安値107.61円〜107円台前半への下落が考えられます。
 
昨日のユーロドルは、1.2676ドルと先週終値よりやや上でスタートしその後も堅調な
動きで1.27ドル台を回復、欧州時間は軟調な動きで1.2660ドル台へ下落もNY時間は再び
1.27ドル台へ乗せ1.27ドル台前半で推移しました。

今日堅調な動きとなると1.27ドル台中盤〜後半へ上昇できるか見たいです。

一方、軟調な動きとなると昨日の安値1.2666ドル〜1.2630ドル台への下落が考えられます。

では、今日も頑張りましょう!

2014/10/27

為替見習さん

独IFO景況指数、ドイツ証券取引所決算と円、ドル軸の動きに注目

先週の為替相場は、水曜後半から相場にしっかりと流れが形成され、
木曜、金曜と円が力関係上弱い位置に来て、「リスク選好型」となり、
前週のリスク回避型から反転する形となったことが特徴的な週となりました。

ただ金曜にはNYのエボラ出血熱報道によって一時的に円が買われるなど、
何かしらの材料があればすぐにでも「リスク回避」の動きが出る可能性もあるだけに、
今回の変化が中長期的なトレンド形成に繋がるかが今後のポイントとなりそうです。

また目先の取引という視点では、円やドルを軸とした力関係変化と
それに伴う短期トレンド変化次第で、リスクが低い通貨、方向が決まるため
まずは週明けの各国市場オープン前後の円、ドルを軸とした動きに注目したいところ。

特に現時点でドル円、クロス円の短期トレンドは上向きで揃っていますので、
円売りが加速するようならロングには絶好のチャンスとなりますし、
日々の力関係変化と短期トレンド変化を見て、リスクが下がれば積極的に攻めたいですね。

ではまず力関係についてですが、こちらは週間予想で記載しましたので
詳細はそちらを確認していただくとして、ポイントはオセアニアが強い位置に変化したこと、
北米通貨が弱い位置に変化したこと、円が弱い位置をキープしていること、
ユーロが位置を落としたこと、ポンドが位置を上げたことなど。

また短期トレンドについても週間予想で記載しましたので、
詳細はそちらを確認していただくとして、ポイントは上記の力関係の影響で、
各通貨ともに上向きとなっていて、円売りが加速すればロングのチャンスであること。

そのため今日も円が弱い位置で加速していくような形となれば、
各通貨の短期トレンドも上向きで勢いが増すことになりますので、
ロングのチャンスとなり、この場合は力関係上強い通貨を買って、
円を売るという形で攻めるのが最も低リスクとなります。

逆にここから円が強い位置に変化して円買いとなれば、
各通貨の短期トレンドは悪化して一旦フラット化しますし、
勢いが強ければそのまま下向きに変化する可能性も。

そうなると今度は逆にショートのチャンスとなりますので、
力関係上弱い通貨を売って円を買うという形で攻めるのが最も低リスク。

また今日はウェリントンが休場ですが、欧州市場では独IFO景況指数や、
ドイツ証券取引所決算発表を控えますし、先週後半の動きを受けて、
各国市場がどのように反応するかという点で重要な1日ですから、
なるべく分析する時間を作って先週後半に対する変化を見たいですね。

個人的な基本戦略はこれまでと同じく短期だけの動きを重視して
力関係、テクニカル両面で低リスクになれば順張りで攻める予定。

また取引する際には必ず他通貨との力関係を見て
「同じ1取引をするならどのペアが最も低リスクか」
ということを考えて最も低リスクなものを選択。

そして今後も資金管理やレバレッジ管理をはじめとして
事前のシミュレーションに時間を徹底的に割いて、
自分の中で消せるリスクは完璧に消してから取引に臨みます。

それでは、今日も一日頑張ってまいりましょう!

2014/10/23

斉藤学さん

ユーロやポンドの下落継続と予想

みなさんこんにちは、斉藤学です。

【昨日の概要】
米国株が続伸したことを受けて日経平均株価は大幅反発、+391円高の15195円で引けました。

ドル円は、予想を上回った米9月CPIを受けて107.38円まで上昇する場面もあったのですが、
米国株が下落に転じたため107.10円付近へ下落しています。

【昨日の結果】
・ダウ平均          16461.32(-153.49 -0.92%)
・CME日経平均先物       15145(大証終比:-15 -0.10%)
・NY金先物12月限(COMEX)   1245.50(-6.20 -0.50%)
・NY原油先物11月限(WTI)   80.52(-1.97 -2.39%)

【経済指標】
★★★
21:30(米)9月CPI(前月比) 前回:-0.2% 予想:±0.0% 結果:+0.1%

【本日の戦略】

<米国株の反発が一服>

昨晩のNYダウは序盤は上昇していたのですが、直近で急反発が続いていたため
徐々に売り優勢となり、結局-153ドルの下落となりました。

ただ、米9月CPIが予想を上回ったことを受けて、米10年債利回りは2.220%と
底堅い動きになったため、ドル円は107円台を維持しています。

株安で上値は重いと思われますが、下値では買いが入る場面も増えてきたため、
106円後半から107円付近で推移すると予想します。

<ユーロとポンドが売られる>

比較的堅調なドルに対し、ユーロやポンドが売りが目立ちます。

ユーロは、12月にECBがユーロ圏経済の活性化に向けて社債買い入れを検討していると
報道されたことから軟調な地合いが続き、ユーロドルは1.2600台前半まで下落しました。

ポンドも、昨日の英中銀議事録で利上げを正当化するには物価圧力が不十分と
あったことから急落、ポンドドルは1.6000台へ下落しています。

ドルストレートが下落したこともあってドル円は底堅い値動きとなったのですが、
クロス円ではユーロ円とポンド円が下落、豪ドルは横ばいと欧州通貨の弱さが目立っています。
そこへ再び株安になってきたため、今は堅調なドル円や豪ドル円も上値を追うのは
難しいと思われ、株安が進行した場合は注意が必要でしょう。

なお、本日は10時45分に発表される中国10月HSBC製造業PMIに注目。前回・予想値とも
に50.2ですが、景況判断の節目となる50.0を割れる寸前となっているため、
予想を下回ってしまった場合は株安円高になると思われます。

【経済指標】
★★★
10:45 (中)10月HSBC製造業PMI<速報値> 前回:50.2    予想:49.9
★★★
21:30 (米)新規失業保険申請件数     前回:+26.4万件 予想:+28.4万件

【本日の予想レンジ】
・ドル円        106.50〜107.30  ↓
・ユーロ円      134.00〜136.50  ↓
・ポンド円      170.00〜172.50  ↓
・豪ドル円      93.30〜94.50    →
・ユーロドル    1.2550〜1.2700  ↓
・ポンドドル    1.5950〜1.6100  ↓
・ドルスイス    0.9450〜0.9650  ↑

【通貨の強さ】
ドル・豪ドル>ユーロ・ポンド

【注目通貨ペア】
・ユーロドル(下落継続中)

2014/10/21

為替太郎さん

昨日の日経平均の上げ幅は今年最大。値動きが荒く、予想の難しい局面。

みなさんこんにちは。
このところ、市場の動きが大きくなってきましたね。

とりわけ、週明けの昨日の日経平均株価は、先週末に比べて578円72銭高となり、
今年最大の上げ幅を記録しました。

年金積立金管理運用独立行政法人が、国内株式による運用配分を25%に高める可能性との
報道があり、株式市場にポジティブな材料になったほか、先週末の米国で、米経済指標の
内容の改善による株高の動きがありましたので、月曜はこれを素直に継承した形です。

いずれにせよ、株式の上げ幅は想像以上に大きいものになりました。
そして昨日時点では、それに伴う形で、ドル円相場も1ドル=107円台前半の水準で推移し、
リスクオン、株高の流れをサポートしました。

とはいえ、この流れはニューヨーク市場でも継続するほどの持続力はなく、
昨夜のニューヨーク終盤のドル円は、再び106台の後半まで下げてくるなど、
ここから本格的なリスクオン地合いに転ずるかは微妙なところでしょう。

一方、本日は中国の一連の経済指標が発表になりました。
中国の第3四半期GDPは前年同期比で7.3%増となり、7%の大台を維持。
9月の工業生産についても、前年同月比8%増と市場予想を上回り、小売売上高は
前年同月比11.6%増と、事前予想とほぼ同水準でした。内容にこれといったサプライズは
ないものの、中国経済の底堅さは示された形です。

しかし、市場では依然としてリスクオフの流れが続いています。
とくにドル円は、直近で106円台の半ばまで円高が進み、市場のリスクオフの姿勢が
今日もますます明瞭になっています。

一段の下げは株式市場主導の動きであり、今日の日経平均が後場で戻してこない限りは、
この動きに歯止めをかけるのは難しいでしょう。やはり、現段階では、ドルはトレンドを
伴った再上昇の軌道には入っておらず、底打ちから足踏みの状況にあると見るべきです。

ドル円に関しては、4時間足チャートでみると鮮明ですが、上の雲に上昇を阻まれる
状況になっています。現在、雲が107円台から106円50銭付近まで下降する過程にあり、
ローソク足の押し下げ圧力になって働いています。

一方で、日足チャートでは、ローソク足の真下に下値を支えている雲があり、これが下支えに
なっているため、106円から下にはそう簡単には下落しないサポートが働いています。

それゆえ、現在のドル円は、動きを上下から支えと抵抗で挟まれている状況ですので、
目先の動きとしては現在の水準で足踏みとなる可能性が最も高いと思います。

ユーロ円については、目先ではほぼ136円台での推移になっています。
依然として、トレンドとしての円高基調は続いていると見るべきでしょうが、4時間足
チャートを見る限りは、現在の水準からやや下に下支えがありますので、ひとまずは短期的
にはこれ以上の円高よりは、今のレベルで一進一退になる可能性が高いでしょう。

ユーロドルについては、1.28に今日も乗せてきており、
回復基調が徐々に鮮明になってきました。

4時間足チャートでも、不完全ながら継続的な上げを示唆しそうな配置にもなってきています。
ファンダメンタルズ的に今後ユーロ高が亢進するとは考えにくいので、無理な買いは
無用ですが、短期では強気でいいのかもしれませんね。

13:30 8月全産業活動指数
15:00 スイス9月貿易収支
17:30 香港8月消費者物価指数
21:30 ショイブレ独財務相講演
23:00 米9月中古住宅販売件数

2014/10/20

ダメおやじさん

本日も株価に注目、ドル円、ポンド円とも噴き値売り!

こんにちは、ダメおやじです。
 
先週末は、NY株の急反発でドル円、ポンド円とも大きく反発しました。
 
15日にドル円で105.19円、ポンド円で168.02円まで急落して、
安値で売り込まれた事から安値売りの買戻しが大きく出たものと思われます。
 
ただ、ドル円で108円以上、ポンド円で175円以上で大きく買われていますので、
戻り売り有利の展開に変化はないと思っています。
 
本日は、特に指標はなく欧米の株価動向を睨んだ展開が予想されます。
 
本日も値が振れそうですが、頑張りましょう。
 
株高でもドル円は107.50円付近は売られ、越えても107.70円台までと思っています。
 
ポンド円は、足が軽く168円まで大きく下げたので172.70円台、
173円越えまでの上げも考えられますが、噴いた場面では戻り売りも
出やすくなると見て売り場狙いと考えています。

2014/10/17

しーさん

リスクオフ

今週は久しぶりに大きく為替が動いたという印象でした。
水曜日の時点では豪ドルなど資源国通貨が売られることはなく、
たまりまくったドル買いポジションの巻き戻しによる下落かと思っていたのですが、
昨日はオージーが売り込まれリスクオフの展開となりました。

欧州の株価が軒並み下落し、南欧諸国の国債利回りが高騰する形は、
一昔前のギリシャ危機が思い出されます。

ドル円は一時105円付近まで急落していましたが、昨日の時点ではやや落ち着きを取り戻した
ようでしたが、まだ調整相場が終わったと見なすには時期尚早すぎます。
ドル円日足ではちょうど半値押しの水準に位置していますが、リスクオフによりさらに
株安が進行するようであれば、102円までの下落があるのかと思ってしまいます。

105円以下は多くのロング勢がポジションを投げさせられるゾーンになってくると
思いますので、105円を切ると103円はすぐ目の前になるのかも知れません。

本日は指標イベント的にはこれといったものはありませんが、
21時30分にイエレンFRB議長の講演があります。

ここ数日の動きに対し、なんらかのコメントがでることで下落のブレーキとなり、
落ち着きを取り戻してくれるかどうかを見ておきたいと思います。

基本的には株価を見ながら流れについていくのが無難だと思いますが、
週末前でもありますし、波乱含みの時に週末越えのポジションはリスキーですので、
様子見に徹したほうがよいのかも知れません。

半値押し水準で下げ止まるのを期待して、まずは少額から買いポジションを持つ
というのもありかも知れませんが、思惑と逆にいった場合はさっさと撤退したほうが
よいかも知れません。

もし下落が止まらず105円を割れることになれば、全力ショートでついていきたいと思います。
同じように考えている人がどれだけいるのか、大勢と逆行しないように気をつけたいと思います。

2014/10/16

ZEROさん

ダウ一時460ドル超の暴落

15日のNY市場ではダウ、米ドル、米長期金利が弱い経済指標を受け暴落しました。

ファンド勢の決算に向けた10月調整の時期できっかけさえあれば暴落しやすかった
相場環境だったと言えるでしょう。

本日は暴落の直後でまだ荒れた展開が収まるのに時間がかかりそうです。
株も為替もそろそろ安値拾いを開始して良さそうな水準です。

投資戦略としてはドル円を105円後半から少しづつ時間をかけて買い始めました。

予想では11月から年末に向け値を戻すと見ており、荒れた展開のなかですが
少しづつ買っていきます。

値幅が出てリスクの高い展開が続きます。
無理のないポジションサイズで慎重に値幅を取りに行くべきでしょう。

※最終的な投資判断は必ずご自身でお願いいたします。

2014/10/15

とあるエンジニアKさん

ドル円の巻き戻し、着地点を探す相場

先週今週と続け週明けに台風に見舞われました。

たしかに10月は台風シーズンといっても、こう立て続けに週の仕事始めに狙ったかの
ように来るのは、記憶の限りいままでにない傾向と思います。

今年は2月の連続大雪といい、今年は異常気象が続くことが気がかりです。

【本日の指標】

本日は大きな指標はないものの、小粒な指標が米国時間開始と同時に多数発表が
予定されております。

NY連銀指数、小売売上高、ベージュブック等々。今のボラティリティが高い相場に
おいてはいずれの数値も相場を動かす要因となる理由は十分にあります。

ここの指標というよりは指標発表後に動くことは間違いなさそうで、
その流れをつかむのが今の相場に求められるものと考えております。

【本日の戦略】

先週金曜日のNY相場における株価急落は、火曜日の東京市場明けで大きく
日経平均株価を落とす結果に。15000円台を割り込み、2ヶ月ぶりの水準。

一方の為替相場はさほど大きく動くことなく、むしろロンドン時間に入ってから
円高方向に傾きかけましたが、結局NY時間の始まりと共に107円台の昨日の東京市場の
始値とほぼ同じ水準まで戻しました。

今までの反転するようにして昨晩はダウ平均が反転上昇。
今日の東京市場も同じく反転から迎えるものと推測されます。

株式相場が下落することによって、上昇一辺倒だったドル円の巻き戻しも進みましたが、
株式市場が落ち着きを取り戻したところで巻き戻しも一休みか。

再びレンジ相場に戻るように見受けられます。週の戦略でも述べましたが、
今のドル円は着地点を探す相場で、新たなポジションを仕掛けにくい位置にあり、
今のドル円の売りポジションはまだまだ継続とみております。

キーになるのは株式相場の値動きで、ここのところの急落が落ち着きを取り戻したところで、
為替相場も落ち着いてくるものと見ています。

前述の通り毎日の値動きが荒く、今回の急落で9月後半から見せた大幅な上昇分を打ち消す
形となってしまいましたが、長期的に見るならば右肩上がりというのは大勢の見方で、
なんらかの上昇要因を待って今の水準に伏せて待つ形となりそう。

それに合わせて再びクロス円買いポジションを仕込みたいと考えています。

2014/10/14

しましまさん

NYダウ大幅続落、ドル円一時107円割れ

昨日は、NYダウが3営業日連続の大幅下落となったことを受けNY終盤ドル売りが進み、
ドル円は107円を割り込み106.70円台まで下落、ユーロドルは1.27ドル台へ乗せ
1.2760ドル台まで急伸しました。
 
今日発表が予定されている主な経済指標等は以下のとおりです。

17:30:英・9月消費者物価指数
18:00:独・10月ZEW景況感調査
18:00:欧州・10月ZEW景況感調査
18:00:欧州・8月鉱工業生産
  
昨日のドル円は、107.54円と先週終値から10銭ほど下でオープンし、東京・欧州時間は
107.10円〜107.50円台で上値重く推移、NY時間も終盤までは東京・欧州時間のレンジ内で
推移も終盤売りが強まり107円を割り込む動きとなりました。

今日も軟調に推移すると朝方の安値106.75円付近で止まることができるか、
まだ下へ行くと106円台前半への下落が考えられます。
一方、反発の動きとなると昨日の高値107.60円〜107円台後半へ上昇できるか見たいです。
 
昨日のユーロドルは、1.2630ドルでオープンし東京時間1.26ドル台後半へ上昇、
その後NY終盤まで1.2650ドル〜1.27ドルのレンジ内を推移し、終盤ドル売りの動きが強まり
1.2761ドルまで急伸しました。

今日も上昇の流れとなると1.27ドル台後半〜1.28ドルまで上昇できるか見たいです。
一方、軟調な動きとなると1.26ドル台中盤〜前半への下落が考えられます。
 
では、今日も頑張りましょう!

2014/10/13

為替見習さん

中国貿易収支、ユーロ圏財務相会合と円、ドル軸の動きに注目

先週の為替相場は、水曜のFOMC議事録あたりから相場の流れが変化し、
木曜、金曜と円、ドルが力関係上強い位置に来て、オセアニアが弱い位置に来るなど、
典型的「リスク回避型」となって引けたことが特徴的な週となりました。

ただ唯一カナダは雇用統計の結果を受けて、力関係上位置を戻しており、
通常なら資源国通貨ということで「リスク回避型」の場合売られやすい通貨ですが、
現状はオセアニアの売りに比べてまだ軽い状態で済んでいます。

このような状態ですから、今週はこの「リスク回避型」が加速するかどうか、
という目線で相場を見ていくと、取引のチャンスもつかみやすいと思いますので、
まずは週明けの各国市場オープン前後の円、ドルを軸とした動きに注目したいところ。

特に現時点でドル円、クロス円の短期トレンドは下向きで揃っていますので、
円買いが加速するようならショートには絶好のチャンスとなりますし、
日々の力関係変化と短期トレンド変化を見て、リスクが下がれば積極的に攻めたいですね。

ではまず力関係についてですが、こちらは週間予想で記載しましたので
詳細はそちらを確認していただくとして、ポイントは円が強い位置で加速し、
ドルが強い位置をキープしていること、カナダが強い位置に変化したこと、
オセアニアが弱い位置をキープしていること典型的「リスク回避型」継続中であることなど。

また短期トレンドについても週間予想で記載しましたので、
詳細はそちらを確認していただくとして、ポイントは上記の力関係の影響で、
各通貨ともに下向きとなっていて、円買いが加速すればショートのチャンスであること。

そのため今日も円が強い位置で加速していくような形となれば、
オセアニアをはじめとして、他の通貨の短期トレンドもさらに悪化し、
ショートのチャンスとなる通貨が出てきますので、力関係上弱い通貨を売って、
円を買うという形で攻めるのが最も低リスクとなります。

逆にここから円が弱い位置に変化して円売りとなれば、
各通貨の短期トレンドは回復して一旦フラット化しますし、
勢いが強ければそのまま上向きまで変化する可能性も。
そうなるとロングのチャンスとなりますので、そうなった場合には、
力関係上強い通貨を買って円を売るという形で攻めるのが最も低リスクとなります。

また今日は日本が体育の日で休場ですが、中国の貿易収支や、ユーロ圏財務相会合、
さらに先週後半の動きを受けて、各国市場がどのように反応するかという点で重要ですし、
台風が来ていることもあるので、時間をつくって先週後半との変化を見たいですね。

個人的な基本戦略はこれまでと同じく短期だけの動きを重視して
力関係、テクニカル両面で低リスクになれば順張りで攻める予定。

また取引する際には必ず他通貨との力関係を見て
「同じ1取引をするならどのペアが最も低リスクか」
ということを考えて最も低リスクなものを選択。

そして今後も資金管理やレバレッジ管理をはじめとして
事前のシミュレーションに時間を徹底的に割いて、
自分の中で消せるリスクは完璧に消してから取引に臨みます。

それでは、今日も一日頑張ってまいりましょう!

2014/10/09

斉藤学さん

ドル安でユーロドルが1.2700台を回復

みなさんこんにちは、斉藤学です。

【昨日の概要】

NYダウが-272ドル下落したことを受け日経平均株価も売りが先行、
-187円安の15595円で引けました。

ドル円は一時108.75円まで反発する場面もあったのですが、FOMC議事録を受けて
108円台前半へ戻しています。

【昨日の結果】
・ダウ平均           16994.22(+274.83 +1.64%)
・CME日経平均先物        15720(大証終比:+100 +0.64%)
・NY金先物12月限(COMEX)    1206.00(-6.40 -0.53%)
・NY原油先物11月限(WTI)    87.31(-1.54 -1.73%)

【経済指標】
★★★
10:45(中)9月HSBCサービス業PMI  前回:54.1  予想:-  結果:53.5

【本日の戦略】

<FOMC議事録で株高ドル安に>

ドル円は108円台前半で推移していたのですが、FOMC議事録を前に買戻しが優勢となり、
さらに米10年債入札が不調となったことで利回りが上昇、一時108.75円まで戻しました。

しかし、FOMC議事録では「ドル高と欧州の減速が米経済に影響の可能性」と
ドル高の米経済に対するリスクが協調されていたため、一転してドル安となりました。

結局、ドル円は昨日始値付近の108円台前半まで下落、対照的にドルストレートが
上昇してユーロドルは一気に1.2700台を回復しています。今晩政策金利が発表される
ポンドドルも、一時1.6180付近まで上昇しました。

株式市場へはポジティブな反応を示し、NYダウは+30ドル高から一気に+280ドル高まで上昇、
こちらも前日始値付近まで戻しています。

ドル安が進んだ影響で、米10年債利回りは2.318%へ下落、株高となっても
ドル円の上値は重いと予想します。

<10時30分に豪雇用統計が発表>

ドル安となったことで豪ドルも買い戻され、豪ドルドルは0.8850付近まで反発しましたが、
本日は10時30分に豪雇用統計を控えています。

豪失業率は6.1%から6.2%へ悪化予想、9月新規雇用者数も前回の+12.1万人から
-3万人へ減少する予想になっていますが、新規雇用者数は毎回ブレの大きい指標なので、
予想外の数値が出た時は大きく反応することになるので要注意。

直近200日間のドル円と豪ドルドルの相関係数は-0.54、豪ドルドルが上昇すると
ドル円は下落、逆に豪ドルドルが下落するとドル円が上昇しやすくなっています。

ドル売りの継続を見極めるためにも、本日はドル円にとっても重要な経済指標となるでしょう。

【経済指標】

★★★★
10:30 (豪)9月失業率         前回:6.1%    予想:6.2%
★★★★
10:30 (豪)9月新規雇用者数(前月比)  前回:+121000   予想:-30000
★★★★★
20:00 (英)英中銀MPC・政策金利発表  前回:0.50%    予想:0.50%
★★★
21:30 (米)新規失業保険申請件数   前回:+28.7万件  予想:+29.5万件

【本日の予想レンジ】
・ドル円	107.70〜108.80	→
・ユーロ円	137.00〜138.50	↑
・ポンド円	173.50〜175.50	↑
・豪ドル円	94.80〜96.00	→
・ユーロドル	1.2650〜1.2800	↑
・ポンドドル	1.6050〜1.6250	↑
・ドルスイス	0.9450〜0.9570	↓

【通貨の強さ】
ユーロ・ポンド・豪ドル>ドル

【注目通貨ペア】
・ユーロドル(1.2700台を回復)

2014/10/07

為替太郎さん

全面的なドル高相場に一服感。日銀会合も流れの大勢は変わらずか。

みなさんこんにちは。
今日は、台風一過で、暑い秋の日になっていますね。

さて、今日は日銀の金融政策決定会合の2日目です。もっとも、先日の日銀短観で、
大企業・製造業の景況感が改善していたことや、このところのドル高主導で円安トレンドが
続いていることありますので、日銀が今回、緩和に動くと見る向きはほとんどありません。

今日の3時半からは、黒田総裁の定例会見が予定されていますので、
発言内容に応じて多少の動きは生じてくるでしょうが、基本的にはここでトレンドの
転回が生じるような要素はあまりありません。

現時点でのドル円をはじめとするドルストレートの価格は、昨日までと比べるとだいぶ
ドル安に傾いています。実際、ドル円は、昨日は108円台後半までの下落がありました。
今日の10時台には、一時的に109円台を回復するところまで戻しは見せていますが、
この流れが定着するかは流動的でしょう。

昨日のアジア時間までは、金曜日の米雇用統計を受けて、FRBによる早期利上げ
観測が高まり、ドルは着々とその上値を伸ばす展開でした。しかしながら、
ニューヨーク時間にこれが反転し、昨夜のドルは主要31通貨の大半に対し下落するなど、
週明けに懸念していた調整がまさに生じた格好です。

もっとも、このドルの下落は下げ幅で考えればそれほどでありません。
よって、ドル高の本格調整というよりは、利益確定売りの一環との整理も可能で、
まだ先行きを悲観するような状況ではありません。今日の東京市場でもドル円は下げ
渋りからやや回復の方向に動いていると考えたほうがいいでしょう。

実際、今の値動きの雰囲気であれば、日銀金融政策決定会合を挟んで、
値動きに大きな変調をきたす可能性は高くありません。

もともと今日の材料はそのくらいであり、欧米ではこれといった重要指標の発表は
予定されていませんので、ドルストレートに関しては、ひとまずはチャートがどちらに
動くか様子見が一番いいかもしれませんね。
戦略としては、少なくとも日銀金融政策決定会合後に動き出す感じになるでしょう。

ドル円に関しては、すでに、短期チャート的では、むしろ上方向のエネルギーのほうが
強い感すらあります。1時間足チャートや30分足チャートでは、底値からの上昇が
クリアで継続的な流れになっており、短期での上向きは明らかです。かといって、
110円に再トライしそうな雰囲気はないので、今日の取引は妙味が薄そうです。

このところの強さと目先の堅さゆえ、売りで入るのは危険ですし、
買いで入るにはイベント前なので、見送りが得策でしょう。

ユーロ円については、このところ、円高基調の冴えない動きではありましたが、昨日から
今日にかけてはユーロも強く、おおむね137円台の中で比較的堅調に推移しました。

もっとも、現時点で138円付近に上値のフタが生じている感もあり、これをクリア
できなければ、円高基調に戻ってしまいそうです。

一方、ユーロドルについては、1.26を回復するなど、ドル高崩れによる消極的な戻しで、
目先では1.265を超える場面もありました。
ただ、今日は既にピークアウトしつつあります。昨日の全面的なドル安といっても、
所詮は自律調整程度のものでしたので、これではまだ潮目は変るとみるには時期尚早です。

14:00 8月景気動向指数
15:00 独8月鉱工業生産
15:30 黒田日銀総裁会見
16:15 スイス9月消費者物価指数
16:15 スイス8月実質小売売上高
17:30 英8月鉱工業生産
22:00 米中経済安全協議
23:00 8月JOLT求人労働移動調査

2014/10/06

ダメおやじさん

ドル円の噴き値売り!

こんにちは、ダメおやじです。
 
本日は台風が関東に上陸する可能性も有り、天候が荒れそうですね。
注意してください。
 
週末のドル円は、前日のNYで節目の108円でサポートされた事が好感され、
東京から値を上げNYでも米雇用統計が良かったこと、更にISM非製造業景況指数も良く、
NY株も大幅高となった事から一時109.89円まで上昇しました。
 
週末の上昇で本日は日経平均も大きく上げそうで、ドル円の買い意欲は強まりそうですね。
 
ただ、先週の動きを見るとドル円は大きな動きはなく、ユーロやポンドなど欧州通貨売り、
ドル買いがドル円の動きを確りさせたと思っています。
 
国内では最近、円安警戒発言も相当出てきており、ドル円が
今週大きく上げるとは思っていません。
 
問題は、ユーロドル、ポンドドルですが、週末のユーロドルの1.25、
ポンドドルの1.6割れで投売りも相当出たのではないかと思っています。
 
欧州通貨は、戻り売りに変化はないものの、目先は突っ込めばショートカバーで
反発しても良いと思っています。
 
欧州通貨の下げが止まるとドル円の上値も重くなると見ています。
 
本日のポイントは、10月1日の110.08円を越えるかですが、
越えてストップ買いや強気買いで伸びた場面では売ってみたいです。
 
110.30円付近まで上げれば良いのですが。
 
本日は指標は特になく、東京では日経平均や実需の動き、海外では米金利や
株価動向で動くでしょうね。
 
頑張りましょう。

2014/10/03

しーさん

米雇用統計

今週末は娘(幼稚園)の運動会です。
台風の進路が心配でしたが、土曜日はなんとか晴れてくれそうなのでほっとしてます。
幼稚園は人数が少ないし、近くで見られるので、楽しみです。
子供の成長を目の当たりにして、うるっときちゃうかも。

昨日のECB政策金利はコンセンサス通り金利変動なしとなりました。
その後ドラギ総裁の記者会見では、10月中旬からカバードボンドの購入を開始、
ABSの購入は第4四半期から開始などの発言が聞かれました。

これといった大きなサプライズはなく、質疑応答中にはややユーロが買い戻されました。
しかし内容的には具体策がなく、ぱっとしない内容だったようですので、ショートカバーは
一時的なものとなり、引き続きユーロの上値は重い状態が続くことと思われます。

本日の注目イベントは、21時30分に発表となる米雇用統計です。

先月9月が予想外の14.2万人増でしたが、今回の予想中央値は21.7万人となっており、
20万人越えが期待されています。先日のADP雇用統計は21.3万人という結果でしたが、
最近はADPの精度が上がっていることもあり、順当に20万人は越えてくるのでは
ないでしょうか。

株価下落によりドル円は108円前半まで調整相場となりましたが、
買い遅れている人達にとっては格好の押し目となりました。

本日は日経平均が戻してくるようであれば、ドル円がじわじわと戻す展開が
予想されますが、雇用統計を前にさほど大きな動きにはつながらないと思います。

雇用統計の結果が好調であれば、利上げ時期前倒し期待がさらに高まりドル高へ。
予想通りであれば、大きな調整となることもなく、じわじわとドル高へ。
予想外に悪い結果であれば、一時的な下落となると思われます。

数字の好悪についていけばよさそうなので、どちらに転んでもさほど難しい
相場展開にはならないと思いますので、どちらかに決めうちするのではなく、
柔軟に対応できるようにしておきたいと思います。

2014/10/02

ZEROさん

10月のNYダウは弱い方向、円相場もやや円高か

1日のドル円相場は、東京時間に110.08まで上昇した後は反落し109.23でクローズしています。
オセアニア時間には108円台へ下落しています。

香港デモによる地政学的リスク、米国で初のエボラ出血熱により航空株の下落、
米9月ISM製造業景況指数56.6ポイントと予想を下回ったことに素直に反応しています。

ヘッジファンドの10月決算、今日明日のビックイベントを控えて利食いが
出やすい環境だったと言えそうです。

一方で米9月ADP全国雇用者数は21.3万人増と予想を上回っており、
明日の米雇用統計本番に期待を残す結果となっています。

米雇用時計が予想を上回れば発表直後には当然「ドル買い」で反応することから、
その後にドル高値圏を保つか上髭を作ってしまうのかを見ていくべきでしょう。

10月のNYダウは弱い方向、円相場もやや円高を予想しており、
投資戦略としてはドル円戻り売りです。

※最終的な投資判断は必ずご自身でお願いいたします。

2014/10/01

とあるエンジニアKさん

円安の9月、巻き戻し相場到来に備える

今日から10月ということで、2014年も残すところあと3ヶ月。
そして年度で数えるならばちょうど中間地点と、10月1日というのは暦の上で
なかなかおもしろい一日でもあります。

今年はまだまだ暑い日が続き、日中横浜は毎日汗ばむ程度ですが、
一方で朝晩は涼しくなり、季節の移り変わりを感じる季節です。
気温差が激しい分風邪をひかぬよう注意しなければいけない季節でもあります。

【本日の指標】

本日の指標は大きいものでADP雇用統計にISM製造業景況指数。
どちらもNY時間に発表が予定されており、ボラティリティが若干高くなっている
今の相場には、その数値遺憾で大きく動く可能性を秘めている指標です。

【本日の戦略】

9月は大きく円安傾向となった一ヶ月間でした。長らくの間102円を挟んだ範囲での
レンジ相場だったので、急激な勢いに驚いた方も多かったのではないでしょうか。

一ヶ月間の下落幅が5円を超えるのは実に5年ぶりとのことで、
110円に突入となると、実に2008年以来のこととなります。

じわじわと動くのではなく、ここ最近の急激な動きの原因としては、
米国による金融緩和政策の出口であり、これから訪れるであろう金利上昇局面に
先駆けてドルを買うという動きが続いていることにあります。

ここまで急激に動くと警戒感が実需側、すなわち輸入をする側にとっては不利な
状況に陥ることから経済界から懸念を示す声が聞こえており、こうなると徐々に
尻すぼみになっていくことが推測されます。

年初から株価の回復と円安傾向への流れはどのエコノミストも述べていたことですが、
ここまで急激な値動きは変化に対応できずに困るといった具合なのでしょうか。

さて相場の値動きに対してポジションを取って利益を得るのが我々の進むべき
道なのですが、週の戦略で推奨したポンド円の買いは出口を模索している状況です。

円安とスコットランドの独立阻止の二つの要因によってここ1ヶ月だけで
10円近い円安傾向を見せているポンド円は、先週あたりからは上昇一辺倒から
落ち着いた値動きを見せ始めており、今後の動向が気になるところ。

長期的にはこの円安の流れは継続するものと考えていますが、短期的には
巻き戻しも気になるところで、ここは利益確定をするのが得策と考えています。

一度利益を確定し、直近にくるであろう巻き戻し相場に備えます。
巻き戻しではポジションを取らずに静観することとし、嵐が去った後に再び
円安向けのポジションを取りたい考えています。

尚、このサイトは情報提供を目的としており、投資の最終判断はご自身でなさるようお願い致します。本サイトの情報により皆様に生じたいかなる損害については弊社及び執筆者には一切の責任を負いかねます。