兵ブロガーバックナンバー(2015年01月)|FX|外為オンライン FX取引 − あなたの為の、外為を。

バックナンバー 2015年01月

2015/01/30

斉藤学さん

序盤は買い優勢予想だが、欧12月CPIや米Q4GDPに注意

みなさん、こんにちは。
斉藤学です。

【昨日の概要】
NYダウが-195ドル安と続落したことを受け、日経平均株価も-189円安の17606円で引けました。
ドル円は、一時117.39円まで下落したものの、NYダウが反発したことで再び
118.30円付近へ戻しています。

【昨日の結果】
・ダウ平均         17416.85(+225.48 +1.31%)
・CME日経平均先物      17820(+295 +1.68%)
・NY金先物12月限(COMEX)  1255.90(-31.30 -2.43%)
・NY原油先物11月限(WTI)  44.53(+0.08 +0.18%)

【経済指標】
★★★
22:30 (米) 週次新規失業保険申請件数   前回:30.7万件 予想:30.0万件 結果:26.5万件
★★★
24:00 (米) 12月中古住宅販売成約 [前月比] 前回:+0.8%  予想:+0.5%  結果:-3.7%

【本日の戦略】

<ドルとユーロは上昇、豪ドルはかなり弱い>

下落が続いていたNYダウが+225ドル高と大きく反発したこと受け、
ドル円は再度118円台を回復しました。
ここからは、21日移動平均線が控えている118.65円付近を超えられるかどうかでしょう。

ただ、米10年債利回りが1.761%と相変わらず伸び悩んでいるため、株価が一段高となるか
好材料が出なければ難しいと思われます。

通貨別にみると、直近でショートポジションが貯まっていたユーロにショートカバーが入っており、
堅調に推移しています。逆に、ポンドは対ユーロで売られているためやや軟調です。

ただ、19時に発表される欧1月消費者物価指数が、前回-0.2%に対し予想-0.5%とさらに
物価が下がる予想となっており、結果が予想通りだったとしてもユーロに対して売り圧力が
かかる可能性があるため要注意。

一方、豪ドルに資源価格下落の影響で利下げ観測が急浮上しており、豪ドルドルは0.7720と
5年半ぶり安値を付けました。先日は、カナダドルがサプライズ利下げを行ったこともあり、
豪ドルの利下げもやや現実味を帯びてきています。

<米Q4GDPの下振れに注意>

今晩22時30分に、米第4四半期GDPの速報値が発表されるのですが、一昨日発表された米12月
耐久財受注が予想外のマイナスだったため、GDPも下振れするのではないかとの懸念が出ています。

同時に発表される個人消費の方は、前回+3.2%に対し予想+4.0%と伸びる予想になっているため、
こちらでカバーされるかもしれませんが、念のため注意が必要でしょう。

株・為替ともひとまず反発しましたが、今晩の指標結果次第で再び荒れ模様になるかもしれません。

【経済指標】
★★★★
22:30	(米) 第4四半期GDP・速報値 [前期比年率]    前回:+5.0%  予想:+3.0%
★★★★
22:30	(米) 第4四半期個人消費・速報値 [前期比]    前回:+3.2%  予想:+4.0%
★★★★
24:00	(米) 1月ミシガン大消費者信頼感指数・確報値  前回:98.2   予想:98.2

【本日の予想レンジ】
・ドル円        117.50〜118.80  ↑
・ユーロ円      133.00〜136.00  ↑
・ポンド円      176.00〜179.20  →
・豪ドル円      91.50〜93.00    ↓
・ユーロドル    1.3250〜1.3400  ↑
・ポンドドル    1.5000〜1.5150  →
・ドルスイス    0.9150〜0.9350  ↑

【通貨の強さ】
ユーロ>ドル>ポンド>>豪ドル

【注目通貨ペア】
・ユーロ(買い戻し優勢)

2015/01/28

為替太郎さん

先週急落のユーロは、ボラティリティーが上昇。流れを読みにくい相場に。

みなさんこんにちは。
 
先週のECBの量的緩和措置を受けて、ユーロ安ムードで始まった今週の取引。
週の前半は、意外や意外、ユーロが値を戻す展開になっています。

ユーロドルは、週明けにも、一時的には、1.10割れ目にまで下落するなど、
10年来の安値水準に下落する局面もあったわけですが、月曜海外時間から
火曜東京時間にかけては、1.13を回復。昨夜は、1.14前後まで戻してくるなど、
想定外の急反発を見せました。
 
目下の流れとしては、明らかに行き過ぎたユーロ売りの巻き戻しの動きです。
とはいえ、このところユーロが中期で底値らしい底値もなく、ダラダラと売り続けられる
地合いでしたので、これだけの値幅で反発したことには、いくらかの驚きもあります。

もっとも、ECBを挟んでの下落幅を完全に埋めるには至っておらず、また、
クロスユーロをめぐるファンダメンタルズを考慮しても、これ以上の大幅なユーロ高は、
基本的には想定しにくい場面と言えると思います。
 
また、為替がクロスユーロを中心として、高いボラティリティーを見せる一方、
株式市場も先が読みにくい状況です。

ギリシャの選挙結果を受けたギリシャのユーロ離脱懸念が後退してきていることから、
市場全体の環境がややリスクオンに向かったため昨日の日経平均は今年の高値を更新しました。

しかしながら、昨夜のダウは、12月の米耐久財受注をはじめとして、
指標が冴えなかったために軟調な展開となりました。

今日の東京市場もFOMC待ちの様子見も手伝って、強気にはなりにくい状況です。
目下、株式市場が為替に与える影響も複雑で、先行きが読みにくい状態です。 
こうした環境の中で、ドル円は、週明けからのユーロ円の上昇につられる形で円安が進み、
一時的には、118円台の半ば付近まで上昇してくる場面もありました。

しかし、昨夜は株安・ドル安の連鎖で円高基調。
117円台に突入するなど、上値を追っていくような展開にはなっていません。 
見込んでいたように、今のドル円は、117円から119円までの間で、
方向性を失っている感がありますね。

今日の動きに関しても、もちろん、多少の戻しはあるでしょうが、
上下どちらかへの明確なトレンドはないように思います。

ユーロ円については、一時的には133円を割り込む水準まで下落する場面もあるなど、 昨日、週明けからの上昇が頭打ちに達した感もありましたが、流れは底堅く、 昨夜は一転して134円付近に踏み留まるなど、なかなか崩れません。 ユーロドルは、前述のように1.10割れの目前から、1.14付近まで戻しており、 ボラティリティーの高い展開でした。 もっとも、中長期の下げ止まりになったと見るのは時期尚早です。 今晩のFOMCをはじめ、しばらくは様子見したいところです。 クロスユーロ全般に言えますが、前述のように、基本的に反発主導の高値は長くは 続かないとは思います。もっとも、直近はボラティリティーの大きさもあり、 仕掛けにくい状態ですね。 16:00 ドイツ12月輸入物価指数 16:00 ドイツ2月GFK消費者信頼感調査 16:00 スイス12月UBS消費指数 16:45 フランス1月消費者信頼感指数 21:00 米MBA住宅ローン申請指数 28:00 FOMC政策金利

2015/01/27

ダメおやじさん

本日のユーロドルは上値は1.1360、下値は1.12、1.1160付近

こんにちは、ダメおやじです。
本日はNY市場は通常にオープンのようですが暴風雨で緊急事態宣言が
出ているようで参加者が少ないかも知れないですね。
昨年も同じ時期に天候被害が有り米GDPを押し下げた記憶が有ります。
被害が少なければ良いのですが。

昨日はギリシャ選挙で急進左派連合が勝利したことでユーロ円中心に
リスクオフの円高となりドル円で117.26円、ポンド円で175.58円まで下落も
国内長期資金の買いが安値売りの買戻しを誘いドル円は118.39円、ポンド円で
177.83円まで戻しました。

その後は揉みあいましたが、先週大きく下落したユーロドル、
ポンドドルが材料出尽し感から反発した事で再び円売りの動きとなりドル円で
118.48円、ポンド円で178.87円まで上昇しました。

先週まで円の強い地合いが続いてましたが国内実需の買い意欲の強さや
欧州通貨の反発で円売り再燃でした。

本日は英GDP、米耐久財受注、新築住宅、消費者信頼感と指標は多いですが、
市場の関心はユーロドルの動きと思っています。

ユーロドルはECBの毎月600億ユーロの資産買取りやギリシャ懸念で先週大きく下落していました。
市場予想は総売り人気のようで戻り売り人気が衰えることは無いでしょうが
少し売られ過ぎでショートカバーでの反発は常に頭に入れておかなければいけませんね。

先週、ユーロドル、ポンドドルが弱く円安ムードが途切れ円を買い戻して
欧州通貨を売る動きも見られましたが、欧州通貨が買い戻されると再び円売りに
市場は傾く可能性も有りそうです。

本日のユーロドルは上値は1.1360、下値は1.12、1.1160付近と見ています。

目先的には安値売りは避けたいですね。

ドル円は119円付近の25日線を抜けれるかですが、119円では売られると見ています。
ただ越えると119.30円付近までの上昇も考えられます。
下値は117.80円付近までで割り込んでも177.50円と見ています。

本日も頑張りましょう。

2015/01/26

しーさん

ギリシャ総選挙の結果

1月の最終週が始まりました。
振り返ると、2015年の最初の月は歴史的な出来事がいくつかありました。

スイスショックによる暴力的な値動き、ECBのQE追加実施など、
数年後にまで語られるイベントが立て続けにあり、強烈に印象に残っています。
FXの怖さも凄さも同時に目の当たりにしましたが、私としては堅実が一番だと
考えているので、他の人と比較することなくマイペースで頑張っていきたいと思います。

本日は早朝のシドニーとウェリントン市場が休場となっています。
指標イベントとしては12月19日の日銀政策決定会合議事録発表、
独・1月IFO景況感指数の発表程度で、これといった大きな材料はありません。

週末にギリシャの総選挙が行われましたが、政権が交代し、緊縮策は過去のもの
となったとツィプラス党首は発言しています。

これを受けてユーロは下窓を開けて下落。2月末の財政支援の期限を迎えますが、
組閣後に早急に新たな支援をお願いしないと間に合いません。
2月はギリシャ関連のリスクがあり、ユーロの上値が重い状態が続くことでしょう。

とりあえず本日は株価の動向を見つつ、ドル円を117円〜118円80銭のレンジと
ユーロドルを1.1000〜1.2000のレンジで見ておき、窓を埋めた後に再びユーロ売りを中心に、
ドル買いも含めてチャンスを狙っていくのがよいのではないでしょうか。

2015/01/23

ZEROさん

ECB量的緩和(QE)導入へ

22日に注目を集めたECB金融政策・ドラギ総裁会見では、市場の予想どおり
量的緩和(QE)導入を決定。規模は2016年9月末まで月額600億ユーロとなりました。

直前に関係者の話として「月額500億ユーロ」との報道があり、
これがコンセンサスになっていました。

発表を受け為替市場ではユーロ安、株式市場は上昇、ダウは259ドル高でクローズしました。

ユーロドル相場はユーロショートが溜まっていたものの、事実で利食いを売りが
上回り1.133台前半まで下落。

ユーロ円も重要なサポートラインである135円を割り込んで来ました。

投資戦略としてはユーロ円ショートです。

※最終的な投資判断は必ずご自身でお願いいたします。

2015/01/22

とあるエンジニアKさん

ユーロ下落底見えず

スイス国立銀行の突然の政策変更によるスイスフランショックから一週間。
徐々に相場はそのショックから立ち直ってきており、同時に損失を被った側が見えてきました。

FX業者側にも破綻する会社が見られるなど、その影響は個人だけには
留まらないというのが現状です。

本来安全装置として働くはずのストップも効かなかった今回の値動き。

各種メディアではFXの負の観点からの報道が目立ちますが、ストップが作用しなかった
今回の事件はまさにリスク以上のモノが発動してしまった事故のようなものとして
受け入れる他ないものと考えています。

【本日の指標】

本日は欧州中央銀行による政策金利の発表、
そしてそのまま総裁による定例記者会見が予定されています。

金融緩和政策を取るとの見方もあり、なんらかの期待が高まっていることも確か。
一つ動きを期待することとします。

【本日の戦略】

本日は前述の通り月に一度の欧州中央銀行が相場を動かします。
ここ最近の好調なドルに比べて弱さばかりが目立つユーロ。

原因の一つとされているのが何度も危機を迎えているギリシャ情勢ですが、
大方の予想通りユーロ側から「押しつけられている」と感じる緊縮財政に反対する
政党が勝利を収めるというのが大きく報道されています。

ここからユーロ離脱までを一気に想像するのはかなり飛躍した議論なのでしょうが、
落ち着いたかのように見えたギリシャ情勢が再び動き出すことが容易に想像され、
ギリシャショック第2幕の始まりとも見て取れます。

既に「噂で売って」のターンは終わり、今後は「事実で買う」か更なる下落なのか。
チャートを見ると、ユーロドルは1.15のラインで底を打ったとも見てとれ、
月曜日から底に張り付いて動かない相場を形成しています。

一方でこの水準は「前回安値」という言葉が使えないほどの下落であり、
予想が出しにくいのが今の相場。
月足で見ると一つ足が飛び出る形で今の水準を迎えております。

行方が読めない相場、まずは今夜発表の欧州中央銀行の言及に注目です。

2015/01/21

しましまさん

ドル堅調、ドル円119円台回復なるか

昨日はNY時間に原油価格の下落を受け株価が大幅下落しリスク回避の動きとなりましたが、
午後は株価の反発を受けリスク回避の巻き戻しの動きとなり、ドル円は118.87円の
高値を付けクロス円も反発しました。

ドルはユーロに対しても堅調で、ユーロドルはNY時間1.1540ドル付近まで下落しました。
 
今日の主な経済指標などは、以下のものが予定されています。
 
 - :日銀金融政策決定会合
18:30:英・12月失業率/12月失業保険申請件数
18:30:BOE議事録
22:30:米・12月住宅着工件数/12月建設許可件数
24:00:BOC政策金利発表
 
昨日のドル円は東京時間118円台へ上昇、欧州時間も118円付近は維持し118.70円台まで上昇、
NY時間は前半軟調に推移し118.20円台まで下落するも午後は118.80円台まで反発しました。

今日も堅調な動きとなると昨日の高値118.87円を上抜け119円台へ乗せることができるか、
強い動きとなると119円台中盤へ上昇できるか見たいです。
一方、軟調な動きとなると118円付近、まだ弱い動きとなると117円台中盤への下落が考えられます。
 
昨日のユーロドルは東京時間はやや軟調で1.15ドル台後半で推移、欧州時間は1.15ドル台後半〜
1.16ドル台前半で推移も、NY時間は午後に1.15ドル台中盤まで下落する軟調な動きとなりました。

今日反発の動きとなると1.16ドル付近、強い動きとなると1.1640〜1.1650ドル付近まで
上昇できるか見たいです。一方、軟調な動きとなると1.15ドル付近、まだ弱い動きとなると
先週16日の安値1.1460ドル付近への下落が考えられます。
 
では、今日も頑張りましょう!

2015/01/20

為替見習さん

ECB理事会に向けた思惑と円、ユーロ軸の動き、原油動向に注目

昨日の為替相場は、米国市場が休場ということもあって、
全体に小動きのなか、スイスは先週金曜に続いて戻しが入っており、
先日のスイス中銀による上限撤廃で大きくスイス買いに傾いたポジションも
ECB理事会前に少し整理されてきているのかなという印象を受けますね。

そのECB理事会は22日木曜に行われ、現状では追加緩和が行われる見通しですが、
買い入れ規模が想定よりは少ないとの見方が出るなど、思惑も色々出てきており、
それでユーロは買い戻しが入る傾向もあるため、今後も思惑からの動きには要注意。

さらにユーロ圏では、週末25日にギリシャ総選挙を控えているなかで、
昨日はドイツの株式市場が最高値を更新するなど、南北格差も踏まえて、
今後のユーロ圏を見据えた動きが出ていることもありますので、
今日はまずECB理事会に向けての思惑や円、ユーロを軸とした動き、
さらにここ最近相場を動かしている原油動向に注目したいところです。

ではまず先週金曜から月曜までの力関係変化を対円変動率で見てみると、
CADが0.46%、EURが0.33%、USDが0.00%、NZDが-0.16%、
AUDが-0.17%、GBPが-0.27%、CHFが-1.97%となっていて
力関係は【CAD>EUR>USD≒JPY>NZD>AUD>GBP>CHF】という形に。

先週金曜オープンからクローズまでの主要通貨の力関係が
【AUD>USD>GBP>CAD>NZD>EUR>JPY>CHF】でしたから
スイスが弱い位置で加速していることや、ユーロ、円、カナダが位置を上げたこと、
豪ドルやポンドが位置を落としたことなどが見てとれます。

続いて火曜11時時点の各通貨短期トレンドをおさらいすると
北米通貨とオセアニアの短期トレンドは弱いながらも上向き、
そして欧州系通貨はフラットに近い状態となっています。

そのため今後は円を軸とした力関係変化がポイントで、
ここから円が売られる展開となれば、各通貨の短期は回復し、
上向きに変化するものが出てくくることになりますし、
そうなったものはロングのチャンスとなりますので、
力関係上強いものを買って円を売る形で攻めるのが低リスク。

逆にここから円が買われる展開となれば、各通貨の短期は悪化し、
欧州系をはじめとしてショートのチャンスとなりますし、
力関係上弱い通貨を売って、円を買うのが低リスク。

個人的にはこれまでと同じく短期軸で攻める予定ですので
短期的トレンドを見てリスクが低くなっているものを
リスクの低い方向に攻めるという基本戦略。

また取引をする前には必ず「同じ1取引をするならどのペアが最も低リスクか」
ということを考えて力関係をしっかり見ていく考えです。

それでは、今日も一日頑張ってまいりましょう!

2015/01/16

斉藤学さん

リスク回避の株安円買いが継続と予想

みなさん、こんにちは。
斉藤学です。

【昨日の概要】
ドル円が117円台へ戻したことを受け、日経平均株価は+312円高の17108円と
大幅に反発して引けました。株高を受けドル円は117.95円まで上昇したものの、
NYダウが続落したことなどを受けて再び116円台前半へ下落しています。

【昨日の結果】
・ダウ平均         17320.71(-106.38 -0.61%)
・CME日経平均先物      16810(+35 +0.21%)
・NY金先物12月限(COMEX)  1264.80(+30.30 +2.45%)
・NY原油先物11月限(WTI)  46.25(-2.23 -4.60%)

【経済指標】
★★★
22:30(米)12月PPIコア(除食品・エネ)(前年比) 前回:+1.8% 予想:+1.9% 結果:+2.1%
★★★
24:00(米)1月フィラデルフィア連銀製造業景況指数 前回:24.3↓ 予想:18.7  結果:6.3

【本日の戦略】
<円買いスイスフラン高で大荒れの可能性>

昨晩、突如スイス中銀が政策金利を-0.75%に引き下げてスイスフランの上限策を
中止したことを受け、一気にリスクオフとなりました。

スイスフランは対ユーロで大幅上昇、ドル円やクロス円、ドルストレートは軒並み下落し
米国株も売られたため、リスク回避的な動きが続いています。今回のスイス中銀の決定は、
ECBによる追加緩和実施を確実視したとの見方が出ており、引き続きユーロは売られる傾向が
続くと予想します。

<日本株は買い材料なし、投げ売りの可能性も>

昨日の日経平均株価は+312円高と大きく上昇したものの、時間外で上昇分をすべて失いました。
これまで、買い材料がないにもかかわらずなく無理矢理上昇してきたため、反動安で大きく
下落する可能性が高く、そうなるとドル円・クロス円も円高が進むことになります。

このところ発表される日本の経済指標は、その多くが前回値や予想値を下回っているうえ、
昨年日本国債を格下げしたムーディーズに続いてフィッチも格下げしてくる可能性があり、
一段安に注意が必要でしょう。

間違 雇用者が125万人増えた
正解 正社員が42万人減少して、非正規社員が167万人増えた

間違 過去15年で最高の賃上げが実現した(名目賃金)
正解 実質賃金は17か月で減少、年金も減額、物価が18か月連続で上昇

間違 2014年の春闘でベースアップをした企業が2桁になった
正解 「一時金を含めた」賃金改善が10%強(連合)

間違 国民生活は豊かになった
正解 国民1人当たりGDPランキングは24位に転落(過去最低)

間違 日銀「景気は順調に回復している」
正解 内閣府「景気は下方への局面変化を示している」

間違 アベノミクスの果実の味を味わっていただきたい
正解 ドル円 121円→115円  日経平均株価 18000円→16800円

【経済指標】
★★★
22:30(米)11月CPIコア(除食品・エネ)(前年比)   前回:+1.7% 予想:+1.7%
★★★★
24:00(米)1月ミシガン大学消費者信頼感指数<速報値> 前回:93.6  予想:94.1

【本日の予想レンジ】
・ドル円    115.00〜116.50 ↓
・ユーロ円   132.00〜136.00 ↓↓
・ポンド円   174.00〜177.00 ↓
・豪ドル円   94.00〜95.50  ↓
・ユーロドル  1.1500〜1.1700 ↓
・ポンドドル  1.5050〜1.5250 →
・ドルスイス  0.8300〜0.8700 ↓↓

【通貨の強さ】
スイスフラン>>>豪ドル>ポンド>ドル>>ユーロ

【注目通貨ペア】
・スイスフラン(強い買いが続く)

2015/01/14

為替太郎さん

ドル高の流れは依然として根強いが、足元は足踏み状態。

みなさんこんにちは。

早いもので、もう1月も半ば。年明け相場を脱して動きが出てきました。
今年の為替市場も、引き続き頑張っていきましょう。

さて、今週の為替相場ですが、先週に米労働省から発表された米12月雇用統計で賃金が
予想外の下落を示したことなどもあり、目先ではややドル安基調となっています。

本日も、株安主導でドル円は117円台まで下落しています。

そもそも、アメリカの賃金下落が生じるということは、ここまでのドル高要因となってきた
過去半年間の流れを覆しかねないものです。そのため、FRBが年内に年内に大方の見方通り、
利上げを行うのかどうか、またその時期はいつになるのか、微妙な情勢になってきたとの
見方がドル売りの根拠となっています。

実際、昨日の東京時間は、3連休明けとなりましたが、市場はお構いなしに大きく動き、
株式市場の大幅下落によるリスクオフの円高が強まるなど、一時的にドル円で118円を
割り込む場面すらありました。

さらに、今日も117円台での推移になっているなど、原油安主導のリスクオフの動きにより
株式をはじめとするリスク資産の回避の影響を受けています。
今日は、取引時間中に、またも1万7000円割れの場面も生じています。

もっとも、今の地合いではドル安の動きがどこまで長続きするかは微妙です。
実際、昨日の為替市場では、円は対ドルで反落する場面もあり、円高への一方的な
展開にはなっていません。

日欧当局の明瞭な緩和スタンスが続く限り、ファンダメンタルズ的に考えれば、
この先もドル安が際限なく続く状況にはないと考えるべきでしょう。

目先短期の円高の動きは根強いものの、市場の流れとしては、さらに短期間で大きく円の
上値を追っていきそうな雰囲気ではないです。

ただし、目先ですぐに120円回復から更なる反発が期待できるかといえば、
テクニカル的には微妙なところです。実際、多少の長期スタンスでチャートを見ると、
ドル円には息切れ感もあります。

日足チャートでは下の雲にローソク足が接触し、4時間足チャートではローソク足が
雲の下を這うような推移になるなど、チャート的には、足踏み感が強まっています。

一方、ユーロ円については、今日は138円台に突入し、ついに140円を
割り込んでしまいました。日足チャートでは少し前から雲の下に入っており、
テクニカル的に明瞭な下げトレンドを示しています。

こうなってしまえば、逆張りは危険すぎます。
引き続き、売りから入る戦略を取らざるを得ないでしょう。

ユーロドルは、昨夜は1.17台の半ばまで下落する場面もあり、2005年以来の
安値を記録しています。今日も、引き続きの安値推移です。

チャート的にも下げ止まりのポイントがまだ見つからない状況にありますので、
本日も引き続き、底打ち期待で入れるような地合いではないでしょう。

16:45 仏12月消費者物価指数
19:00 ユーロ圏11月鉱工業生産
21:00 MBA住宅ローン申請指数
22:00 プロッサー・フィラデルフィア連銀総裁講演
22:30 米12月小売売上高
24:00 米11月企業在庫
28:00 米ベージュブック

2015/01/13

ダメおやじさん

株価動向を睨みながらも円買いが有利化?!

こんにちは、ダメおやじです。
 
昨日は東京では先週末の円高の流れを受けましたが、欧州では一転して円売りの動きとなり
ドル円、ポンド円とも上昇しました。
しかし、NYではNY株安、原油安で再び円高と市場毎に動きが変化しました。
 
株安、原油安でカナダドルや豪ドルなど資源国通貨が下げました。
 
本日は東京では日経平均の動きや3連休明けの国内実需の動きでドル円やクロス円は動きそうです。
 
週末から円高で動いてますので、国内実需がドル円を買うか注目しています。
 
海外では特に重要指標はなく昨日同様に株価や原油価格を睨んだ展開となりそうです。
 
昨日の週間予想でも書きましたが、今週はポンド円の戻り売り狙いで臨んでいます。
 
昨日の欧州の上げには少しビックリはしましたが、良い売り場を提供してくれました。
 
上下に振れるので安値では売り難いですが、181円越えストップで戻り売りが良さそうです。
 
本日は179円を割り込めれるかがポイントですね。
 
頑張りましょう。

2015/01/12

しーさん

成人の日

この3連休初日に美容室に行ってきました。
そこで色々お話していたのですが、成人式には朝3時半から予約が入っており、
20人ほどのセット等をするとか。美容室にとってはかき入れ時である反面、
そこで働いている人は大変なんだなと思いました。

本日は東京市場は休場となり、欧州タイム以降から本格的にスタートとなります。
といっても、本日は注目すべき指標イベントはこれといったものはありません。

先週金曜日の米雇用統計の発表直後は、ドル円は120円に向けて上昇しましたが、
120円に到達することはなく失速。最終的には118円中盤で先週の相場がクローズしました。

本日のドル円のオープンは118円20銭ほどで下方向へ窓を明けて始まりました。
チャート上は軟調な展開となっており、118円の直近安値ラインが割れるかどうかが
ポイントになりそうです。

年末から年始にかけて期待していた調整はまだまだ本格的にはやってきてはおらず、
115円程度までの下落を想定しておきたいところですが、株価が底堅く推移すると
すぐに戻ってしまうのがここ2週ほどの相場の特徴でした。

本日は本邦勢がいませんし、先週金曜日のダウ平均は-170ドルで終わっています。
まずは下方向で見ていき、118円を割れれば売りでついていき、下支えられれば
短期で買い回転で見ていこうと思います。

ユーロドルについては逆で上方向へ窓明けスタートとなっています。
総じてドル売りとなっており、ドルストレート通貨についてはショートカバーが発生しています。
ユーロドルはどこかで売りたいと考えていますが、もう少し引き付けてからのほうが
よさそうなので、欧州勢、NY勢の出方を待ちたいと思います。

2015/01/09

ZEROさん

米12月雇用統計値動きと終値に注目

8日のNYダウは17,907ドルと323ドル大幅高でクローズ、再び史上最高値圏に浮上しています。
ユーロドル相場は緩慢な下げながら2005年安値1.16台を目指す動きになっています。

今晩は注目の米12月雇用統計が発表されます。

事前予想では非農業部門雇用者数24.0万人増、失業率5.7%となっています。
非農業部門雇用者数が予想より多ければドル買い、少なければドル売りでの反応が予想されます。

問題は一旦結果に反応した後の値動きや終値です。
ドル上昇した場合には高く引けるのか?日足で上髭になるのか?
ドル下落した倍には安く引けてしまうのか?下髭を作るのか?

こういった発表後の値動きに注目をしておきます。
投資戦略としてはドル押し目買いで構えておきます。

※最終的な投資判断は必ずご自身でお願いいたします。

2015/01/08

とあるエンジニアKさん

クロス円の巻き戻し相場到来で買い場到来

年も改まり、2015年という相場が始まりました。

戦後70年という節目を持つ今年一年、国内ではデフレからの脱却と消費税の
増税に向けた動きが活発化。そして海外では欧州危機が再び歩み寄り、
原油安もまだまだ止まらない状況で資源国の経済乗用が気になるところ。

そんな波乱要因を抱える中でアメリカ経済はいよいよブレーキをかけるべく利上げに
乗り出します。利上げとなれば金利の安い円を売ってドルを買うキャリートレードが
思い出されますが、そこまで到達するのは少なくとも今年ではなさそう。

今年も難しい予想が続くかと思いますが、短期予想に長期予想、ファンダメンタルに
テクニカルを合わせてしっかりと予想し、利益を上げていきたい所存です。

【本日の指標】

本日は雇用統計を明日に控え、静かな相場展開が予想されます。

指標群も特に大きな発表はなく、英国中央銀行による政策金利の発表が予定されていますが、
据え置き予想で特に相場を動かす要因とはならない見込みです。

【本日の戦略】

前述の通り、本日は雇用統計の前日。
ここ最近の雇用統計は毎月のように予想以上の発表数値を見せ、そのたびにドルが
伸びているのが記憶に新しいかと思います。

今回はタイミング的にドル円巻き戻し下落が一度発生している中での雇用統計発表もあり、
上値余地が空いた事で指標発表通りに素直に反応することが期待される相場です。

また、ドル円では119円とさほど下落していないように見受けられますが、ユーロ円、
ポンド円など欧州勢は大幅に下落しており、クロス円では割安感も見られる通貨ペアです。

雇用統計であくまでも中心はドルとなりますが、ドル円の伸びに相乗りする形で
欧州勢と円のペアの伸びも期待されるところ。
こちらは来週ぐらいからポジションを持つことができればと考えています。

ただし底は見えてはいないようなので、逆張りの底は狙わずにクロス円全体が
反転上昇を見せた段階で買いを狙いたいと考えています。もう少し待ちの相場です。

2015/01/07

しましまさん

原油相場下落止まらずリスク回避の動き

昨日は原油相場の下落を受けリスク回避の動きが進み株価も軟調に推移、
為替も円高に振れドル円は118.05円の安値を、クロス円も軒並み軟調な動きとなりました。
ユーロは、追加緩和観測やギリシャ政局への懸念等から上値重い動きが継続しました。
 
今日の主な経済指標などは、以下のものが予定されています。

16:00:独・11月小売売上高指数
17:55:独・12月失業者数/12月失業率
19:00:欧州・11月失業率
19:00:欧州・12月消費者物価指数・速報値
22:15:米・12月ADP全国雇用者数
22:30:米・11月貿易収支
28:00:FOMC議事録公表
 
米・12月ADP全国雇用者数の市場予想は+22.5万人です。
  
昨日のドル円は、東京時間は119円台前半で上値重く午後119円を割り込む動きに、
欧州時間は118円台後半から119円台前半へ反発、NY時間は119円を大きく割り込み
118.05円まで下落するも118円台は維持し終盤は118円台中盤〜後半で推移しました。

今日反発の動きとなると119円台へ乗せ119.50円付近へ上昇できるか見たいです。
一方、軟調な流れとなると118円台前半〜118円付近への下落が考えられます。
 
昨日のユーロドルは、東京時間は穏やかに下値を切り上げ1.19ドル台中盤へ上昇も
欧州時間は軟調に推移し1.18ドル台後半まで下落、NY時間は1.1950ドル台まで
反発しましたが終盤失速し再び1.19ドルを割り込む動きとなりました。

今日も軟調に推移すると、1.18ドル台前半〜1.18ドル付近への下落が考えられます。
一方、反発の動きとなると1.19ドル台へ戻し1.19ドル台中盤〜後半へ上昇できるか見たいです。
 
では、今日も頑張りましょう!

2015/01/06

為替見習さん

原油価格動向と円軸の力関係変化に注目

昨日の為替相場は、朝のオープン時に一部で円高方向に窓が開き、
さらにNY市場では原油価格が急落してNY原油先物が2009年4月以来の
49ドル台をつけてエネルギー関連カブが売られる動きが出るとともに、
円買いの動きが発生してドル円、クロス円ともに下げる展開となりましたね。

またギリシャの政局への不安は昨年末から続いているわけですが、
その影響で力関係上ユーロをはじめとして欧州系がが弱い位置を維持しており、
今後はこの点も頭に入れながら相場を見ていきたいところ。

特に原油相場は、自分がFXを始めた12年前は1バレル30ドル前後で、
そこから投機資金の流入で高騰、その後現在の下落という流れなわけで、
暴落というよりは元の水準に戻っているような印象もありますし、
為替相場との関係では、2008年春から2009年前半にかけての暴落で、
原油が140ドル超えから35ドル割れまで暴落した際に、ドル円は110円台から、
87円台まで下げる動きも出たことがありますから、この点は要注意。

以前ブログや兵ブロガーの週間予想でも書いたことの繰り返しになりますが、
為替相場においてもこれまでの流れを振り返ると、円安の強い流れから、
12月前半に強めの戻しが入り、そこから12月後半は再上昇したあと、
年始に入って再び下落している流れとなっていますので、
ダブルトップという典型的円高下落パターンの可能性も。

このような中で今日は米国のISM非製造業景況指数を控えますが、
昨日は原油価格や商品市場、エネルギー関連株、そして円軸の動きが出ているので、
今日もまずは円軸の動きに注意して相場を見ていきたいですね。

ではまず先週金曜から月曜までの力関係変化を対円変動率で見てみると、
CADが-0.46%、AUDが-0.70%、USDが-0.71%、NZDが-0.89%、
CHFが-1.19%、GBPが-1.21%、EURが-1.28%となっていて
力関係は【JPY>CAD>AUD>USD>NZD>CHF>GBP>EUR】という形に。

先週金曜オープンからクローズまでの主要通貨の力関係が
【USD>JPY>CHF>EUR>AUD>NZD>CAD>GBP】でしたから
円が強い位置で加速していることやドルが位置を落としたこと、
カナダが位置を上げていること、欧州系通貨が弱い位置を維持していることなど
ある程度力関係もしっかりとした傾向が見て取れます。

続いて火曜11時時点の各通貨テクニカルをおさらいすると
各通貨ともに下向きとなっていますので、円買いが加速すれば
ショートには絶好のチャンスとなる相場状況ですし、
この場合は力関係上弱い通貨を売って、円を買うのが低リスク。

逆にここから円が売られる展開となれば、各通貨の短期は回復し、
勢い次第では上向きに変化するものが出てくる可能性があり、
そうなれば今度はロングのチャンスに変わりますので、
この場合は力関係上強いものを買って円を売る形で攻めるのが低リスク。

個人的にはこれまでと同じく短期軸で攻める予定ですので
短期的トレンドを見てリスクが低くなっているものを
リスクの低い方向に攻めるという基本戦略。

また取引をする前には必ず「同じ1取引をするならどのペアが最も低リスクか」
ということを考えて力関係をしっかり見ていく考えです。

それでは、今日も一日頑張ってまいりましょう!

2015/01/02

斉藤学さん

米国株安や原油安に注意

みなさま、あけましておめでとうございます。斉藤学です。
本年度も引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。

【昨日の概要】
日経平均株価は続伸、+57円高の17720円で引けました。
ドル円は、ユーロ安やドル買いの影響を受けてNY時間に一段高となり、一時119.87円まで
上昇しています。


【昨日の結果】
・ダウ平均         17823.07(-160.00 -0.89%)
・CME日経平均先物      17405(大証終比:-45 -0.26%)
・NY金先物12月限(COMEX)  1184.10(-16.30 -1.36%)
・NY原油先物11月限(WTI)  53.27(-0.85 -1.57%)

【経済指標】
★★★★
10:45 (中)12月HSBC製造業PMI<確報値>  前回:49.5   予想:49.5    結果:49.6
★★★
22:30 (米)新規失業保険申請件数     前回:28.0万件 予想:+29.0万件 結果:+29.8万件


【本日の戦略】

<ユーロドルが安値を更新> 

昨年末は、NYオプションカットからロンドンフィックスにかけて、実需系のユーロ売り
ドル買いが急速に進みました。ドル円が119.40円から119.80円へ上昇した反面、ユーロドルは
1.2130から1.2097へと急落して、年初来安値を更新しました。

しかし、堅調に推移していたNYダウも途中から利食い売りに押されて-160円安で引け、
ユーロ売りドル買いも特に材料が出たわけではないため、米10年債利回りは2.170%と
冴えない動きになっており、ドル円の上値は重い状態が続くと予想します。


<来週末のSQに向け、大荒れの可能性も>

すでに他国のマーケットは再開しており、のん気に正月休みを取っているのは日本市場くらいです。
今晩も米国株が下落するようであれば、「買い方ははしごを外された状態」となり、売り一巡後も
追証売りが続くことになるため、来週末のSQを前に大荒れになる可能性があります。

日本のGDPは直近で2期連続マイナス、実質賃金が1年4か月連続で減少しているにもかかわらず
物価が1年半上昇し続けている有様なのですが、日銀(と選挙期間中の与党)によれば
「景気は順調に回復している」とのこと。昨年末はムーディーズが日本国債を格下げしましたが、
続いてフィッチやS&Pも近々格下げしてくる可能性が高く、株安となれば為替も上値が重い状態が
続くことになるでしょう。

また、原油価格が再び52ドル台へ下落、一時5年8か月ぶりの安値を付けており、こちらの動向も
気になるところ。本来であれば原油安はドル高要因ですが、スピードが速すぎるためむしろ
リスク回避的な動きにつながりやすいです。


【経済指標】
★★★★
24:00 (米)12月ISM製造業景況指数     前回:58.7   予想:57.5

【本日の予想レンジ】
・ドル円	119.00〜120.20	↓
・ユーロ円	143.00〜146.50	↓
・ポンド円	185.00〜187.50	→
・豪ドル円	97.00〜98.50	→
・ユーロドル	1.2000〜1.2200	↓
・ポンドドル	1.5450〜1.5650	→
・ドルスイス	0.9900〜1.0500	↑

【通貨の強さ】
ドル>ポンド>豪ドル>>ユーロ

【注目通貨ペア】
・ユーロドル(1.2100を割れる)

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