兵ブロガーバックナンバー(2015年06月)|FX|外為オンライン FX取引 − あなたの為の、外為を。

バックナンバー 2015年06月

2015/06/30

ダメおやじさん

本日も円高継続か、世界の株価動向に注目!

こんにちは、ダメおやじです。

昨日はギリシャのデフォルト懸念の強まりからリスク回避の円高スタートでしたが、
ユーロは欧州でスイス中銀のスイスフラン売り、ユーロ買い介入で反発し、
欧州要人の楽観的発言や米金利の大幅低下も有りNYでは先週高値を越える動きとなりました。

本日はIMFへの支払い期限ですか、ギリシャの先延ばし作戦で
どのようになるか分かりません。

余りギリシャに翻弄されるのは如何なものかとも思います。

昨日は日経平均が600円近くの今年最大の下げ、中国株も大幅安、
NYダウも350ドル安と世界株の下落でリスク回避の円高の動きとなりました。

リスク回避から安全資産の米国債が買われ米金利が低下したこともドル安要因でした。

本日は米指標は有りますが注目は米金利動向と株価動向でしょうね。

ドル円は戻しても123円では売られ越えても123.20円までと見ています。

下値は122円ではサポートされそうですが割り込むと121.50円狙いと思っています。

昨日の週間展望で書いたように戻り売り有利と見ています。

本日も頑張りましょう。

2015/06/29

しーさん

デフォルトが確定的のギリシャ

今週は歴史的な週となり、その始まりが今日となるかも知れません。
ユーロ通貨が2002年に誕生して13年。
その間ユーロ圏に参加する国はあれど、出て行く国はありませんでした。

先週からこの週末にかけて、ユーロ圏の首脳はギリシャを残留させようと議論を
重ねてきましたが、ギリシャの歩み寄りが足らず交渉は決裂。
ギリシャは6月末の期限を越えた日程で国民投票をするという悪手を選択し、
IMFはギリシャを見限り、ECBはELAを停止。デフォルトは確定的となりました。

またギリシャを除くユーロ圏18カ国での協議も行われており、
Grexitとなった場合の対策も着々と進んでいるようですし、
ギリシャはユーロ圏から弾き出されることになるでしょう。

本日の市場オープンの動きは、ユーロを中心に大きく下窓を開けて始まりました。
債権市場や株式市場も大荒れの展開となることが予想され、リスキーな相場となりそうです。

東京タイム、欧州タイム、NYタイムと市場の時間帯が移っていくにつれて、
方向感が変わり、ヘッドラインに振り回される可能性が高いので、
手を出す場合はこまめな利食いをしていかないと危険です。

また本日は引き続きブリュッセルにてEU首脳会議が予定されており、
香港株式市場が大荒れの中国首脳との会談と声明発表があります。

中国株はリーマンショック並の下落幅となっており、週末に今年4回目の利下げを行いました。
欧州と中国の経済的つながりが強くなっている中で、双方同時にリスク要因が発生すると、
世界的なリスク回避へとつながりかねないため、本日の動向には特に注意が必要でしょう。

デイトレ派の方はこういうときことチャンスだと思いますので、積極的に波に乗ることで
大きく稼ぐことができるのでしょうが、そうでない方はおとなしく様子見しているだけに
したほうがよいでしょう。

もし手を出したとしても、方向感が間違っていたと感じた場合はすぐに逃げないと、
大きな怪我につながるかも知れませんので、自制心をもって臨みたいものです。

2015/06/26

ZEROさん

週明け時間外の値動きには注意

30日IMFへの返済期限が近づいたことでギリシャ支援協議に注目が集まりましたが、
結局合意できずに27日へ持ち越されています。

今週土日で合意し29日には議会へ報告、もしくは合意できずにデフォルトが
決定的となるか注目が集まります。

仮にデフォルトせずに通過できれば7月以降は米国に関心が移り米ドル中心になりそうです。

投資戦略としては本日はポジションを取らずにギリシャ支援協議の結果を確認、
来週からトレード再開します。

株式市場も警戒感からか昨日今日あたりは上値が重くなっていますが、
週末に合意できれば週明けは「円安+株高」でのスタートになりそうです。

※最終的な投資判断は必ずご自身でお願いいたします。

2015/06/24

しましまさん

ドル買われる、ユーロドルは1.11ドル台へ下落

昨日は、パウエルFRB理事の「FRBは早ければ9月にも利上げする可能性」
「9月利 上げは五分五分」等の発言や米長期金利の上昇を受けドルが上昇し、
ドル円は 124.18円の高値を、ユーロドルは1.1135ドルの安値を付けました。

今日の主な経済指標などは、以下のものが予定されています。

17:00:独・6月IFO景況指数
21:30:米・第1四半期GDP・確報値

昨日のドル円は、東京時間123.70円台まで上昇し欧州時間も123.60円〜123.80円 
台で底堅く推移、NY時間は序盤124.18円まで上昇も124円台へしっかり乗せる
ことはできず123円台後半で推移しました。

今日堅調な動きとなると昨日の高値124.18円〜124円台中盤へと上昇できるか
見 たいです。
一方、軟調な動きとなると123円台中盤〜前半への下落が考えられます。

昨日のユーロドルは、東京時間1.13ドルを割り込み1.12ドル台中盤まで下落、
欧 州時間も軟調な動きで1.12ドル付近まで下落、NY時間は序盤1.1135ドルまで
下落 するもその後1.12ドル手前まで反発、午後は1.11ドル台中盤で推移しました。

今日も軟調な値動きとなると昨日の安値1.1135ドル〜1.11ドル付近への下落が
考 えられます。
一方、反発の動きとなると1.12ドル台へ乗せ1.12ドル台中盤〜後半へ
戻していけ るか見たいです。

では、今日も頑張りましょう!

2015/06/23

為替見習さん

ギリシャ情勢が焦点。新提案に期待高まるが25日首脳会議までは注意

昨日の為替相場は、先週末に提出されたギリシャの新提案に対して、
ユーロ圏の財務相や首脳が前向きに捉えた発言をしたことから、
欧州株、ギリシャ株、ナスダック指数などが上昇しましたが、
ユーロは他に比べると買われた程度でまだ強い動きにはなっていません。

またその他の通貨に関しても、円とNZDが売られたものの
通貨ごとの差はそれほど大きくない状態となっていますから、
25日に控えるEU首脳会議までは注意して相場を見たいですね。

このような中で今日はフランス、ドイツ、ユーロ圏のPMI速報や
トルコ中銀政策金利発表、米耐久財受注、新築住宅販売件数など
重要指標も多く予定されていますし、ギリシャ情勢に関する報道や
欧州勢参入後の力関係、短期トレンド変化には注意したいところです。

ではまず先週金曜から月曜までの力関係変化を対円変動率で見てみると、
USDが0.54%、EURが0.47%、CHFが0.27%、CADが0.22%、
GBPが0.21%、AUDが0.03%、NZDが-0.04%となっていて
力関係は【USD>EUR>CHF>CAD>GBP>AUD>JPY>NZD】という形に。

先週金曜オープンからクローズまでの主要通貨の力関係が
【CHF>JPY>USD>GBP>EUR>NZD>CAD>AUD】でしたから
円が弱い位置に変化したこと、ドルやスイスが強い位置を維持していること、
ユーロが位置を上げたこと、オセアニアが弱い位置を維持していること、
全体的に変動率が低く膠着感があることなどが見てとれます。

続いて火曜11時時点の各通貨短期トレンドをおさらいすると
昨日の動きを受けてドル円は弱いながらも上向きで、
NZDが下向きとなっていますが、その他はフラットに近く
方向性が無いため、攻めるにもリスクが高め。

そのため今後のポイントは円を軸とした力関係変化で、
ここから円が売られる展開が加速すれば、各通貨の短期は改善し、
明確な上向きとなる通貨が出てきてロングチャンスとなりますから、
力関係上強い通貨を買って円を売る形で攻めるのが低リスク。

一方今後円が買われる展開となれば、各通貨の短期は悪化し、
明確な下向きとなる通貨が出てきてショートのチャンスとなるため、
力関係上弱い通貨を売って円を買うのが低リスクな状態に変わります。

個人的にはこれまでと同じく短期軸で攻める予定ですので
短期的トレンドを見てリスクが低くなっているものを
リスクの低い方向に攻めるという基本戦略。

また取引をする前には必ず「同じ1取引をするならどのペアが最も低リスクか」
ということを考えて力関係をしっかり見ていく考えです。

それでは、今日も一日頑張ってまいりましょう!

2015/06/19

斉藤学さん

ギリシャ問題は難航、来週月曜日に先送り

みなさん、こんにちは。
斉藤学です。

【昨日の概要】
日経平均株価はギリシャ懸念を警戒し、-236円安の19983円と20000円の節目を
割れて引けました。株安を受けドル円も一時122.49円の安値を付けましたが、
その後は122.90円台へ戻しています。

【昨日の結果】
・ダウ平均 18115.84(+180.10 +1.00%)
・CME日経平均先物 20165(大証終比:+205 +1.02%)
・NY金先物12月限(COMEX) 1202.00(+25.20 +2.14%)
・NY原油先物11月限(WTI) 60.45(+0.53 +0.88%)

【経済指標】
★★★
21:30 (米) 5月消費者物価指数 [コア:前年比] 前回:+1.8% 予想:+1.8% 結果:+1.7%
★★★
23:00 (米) 6月フィラデルフィア連銀景況指数

【本日の戦略】

<株高を受け、ドル円はいったん下げ止まる>

昨日のドル円は、FOMC後一方的な売りが継続し112.49円まで下落しました。
しかし、NYダウが+180ドル高と続伸したことを受け反発、一時123円台も回復しています。
米経済指標が堅調だったことから米10年債利回りは2.36%へ上昇、米利回りがいったん
下げ止まったことで、ドル円も上昇しやすくなったようです。

ギリシャ懸念は残っているものの、株高の地合いを受けドル円は底堅い推移が続くと
予想します。また、本日は重要な経済指標発表がないためやや材料難となっており、
週末を控え全体的には小動きになるかもしれません。

<ギリシャ問題は難航>

昨晩行われたユーロ圏財務相会合では、ギリシャの合意なく終了し問題は解決しませんでした。
しかし、独紙の報道でギリシャ支援に関してIMF抜きで年末まで支援延長と伝わったことから、
ユーロドルは一時1.1436まで上昇、ユーロ円も140.66円の高値を付けています。

続いて、ユーログループ議長が会見で、「ギリシャとの合意はないが、まだ可能性はある」と
発言する一方、「今月末までに支援を得られるとは考えにくい」との見解を示したことで、
ユーロはやや上値を縮めました。
結局、来週22日(月)にEU首脳会談が開催されギリシャ問題が協議されることになり、
ギリシャ問題は再度先送りとなっています。

【経済指標】
★★★
15:00	(独) 5月生産者物価指数 [前年比]	 前回:-1.5% 予想:-1.1%

【本日の予想レンジ】
・ドル円        122.60〜123.30  ↑
・ユーロ円      139.00〜140.20  ↓
・ポンド円      194.50〜195.60  →
・豪ドル円      95.40〜96.30    →
・ユーロドル    1.1300〜1.1420  ↓
・ポンドドル    1.5820〜1.5920  →
・ドルスイス    0.9150〜0.9300  ↑

【通貨の強さ】
ドル>ポンド>豪ドル>ユーロ

【注目通貨ペア】
・ドル(買い戻し優勢と予想)

2015/06/17

為替太郎さん

FOMCを控えて様子見相場。各通貨ともに足踏み状態

みなさんこんにちは。
いよいよ梅雨の時期ですが、雨にも負けずがんばっていきましょう。

さて、今日の為替市場は、FOMCを控えて様子見相場になっています。

ドル円は、123円台の前半と、予め見込まれた通りのほぼ方向感のない推移です。
今回のFOMCは、アメリカの利上げ時期や利上げペースを巡って、
普段よりも注目度が高いので、見極めの雰囲気が強いということでしょう。

もっとも、これらに関して、今回のFOMC後の会見でどこまで具体的に
示されるかは、微妙であるものと考えられます。

ここまでのところ、ドル円は、上にも下にも方向がない状態であり、多少の下落には
下値抵抗が働いています。昨日も、5月の米住宅着工件数で、市場の事前予想を下回った
ことにより、弱含む場面もあったものの、住宅建設許可件数は2007年来の高水準と
なるなど、指標は一様ではありませんでした。

それゆえか、123円台の維持は危なげのない展開であり、そこから本格的に
円高に進んでいきそうな雰囲気は希薄でした。

ここ数日の流れは、FOMC待ちの一言に尽きるでしょう。材料としては、
今晩イエレン議長が会見において利上げついて、どう言及するかが焦点になっています。 また、FOMCに加えて、ギリシャ問題も相場の関心事になっているところ、 相変わらず協議に進展はなく、足踏み状態が続いています。ユーロドルは今週、 一時的に1.13をクリアするところまでユーロ高に傾く場面もありましたが、 明らかにこれはトレンドを伴うものではありません。 その後は、案の定、ユーロ売りが強まり、1.12付近までの下落を見せ、現在も 1.12台での推移になっています。FOMCを控えて、積極的に動いていく可能性は もともと高くなかったものと考えるべきであり、FOMC後のイエレン議長の会見までは、 基本的に今の動きの延長線上での推移を見込むべきだと考えます。 ユーロ円に関しても、同じく動きはあるものの、本格的なトレンドを伴っての ものではないと見ています。 昨日は久々に、140円までユーロ高に傾く場面もあるなど、一見ユーロ高が優勢にも 思えましたが、早々に138円台前半と元の水準まで反落しており、現在も139円付近に 留まっています。こちらも、今日段階では様子見基調と捉えるべきです。 なお、今週は、今晩のFOMCだけではなく、相場にそれなりのインパクトを持つ イベントがいくつか予定されています。ギリシャ協議に関して、18日にユーロ圏財務相 会合が予定されているほか、18日、19日には日銀の金融政策決定会合があります。 こうした材料を横目で見ながらということになりますので、FOMCの終了後も、 一気にトレンドを持った動きが再開する可能性は高くないです。 現在の雰囲気では、FOMC後にドル円が現在の水準から大きくかい離するような 反応が出てくる可能性は高くないと見ます。125円は相変わらず壁になり続けるでしょうし、 下値もある程度のところで底堅いはずです。 ユーロドルに関しても、同様に見ています。 現在の1.12台の半ばから、トレンドを変えるレベルで大きくかい離するような 動きがあるかどうかは、微妙なのではないでしょう。 17:30 英5月失業保険申請件数 17:30 英5月失業率 17:30 英BOE議事録 18:00ユーロ圏5月消費者物価指数 20:00 南ア4月実質小売売上高27:00 米FOMC政策金利発表

2015/06/16

ダメおやじさん

ドル円はFOMC待ちムードも戻り売り有利か?!

こんにちは、ダメおやじです。

昨日のドル円はギリシャのデフォルト観測、ユーロ圏離脱観測の強まりから
窓を下に空けてスタートも、窓埋め狙いの買いやゴトウ日仲値に向けた買いで
直ぐに窓を埋めて123.55円まで上昇しました。

その後は戻りを売られましたが欧州では欧州通貨に対するドル買いで123.65円まで上昇も、
米指標が予想外に悪化し米金利が低下したため123.30円まで下落も下げ切れなかったです。

欧州通貨の金利上昇で東京、欧州と一転してNYでは欧州通貨買い、
ドル売りとなりましたがドル円の反応は限定的でしたね。

本日も特にドル円は材料がなく東京では実需の動きや日経平均を睨んだ展開となりそうです。

海外では米住宅着工件数が有りますが欧米の金利動向でのユーロドル、
ポンドドル中心の動きとなりそうです。

上値は123.80円では売られそうで、下値は123円でサポートされるかですが割り込むと
122.70円台と思っています。

ただ、最近の傾向は日、欧で買われてもNYで下げることが多いので東京、
欧州序盤で買われる場面が有れば大きく狙えなくても売っても良さそうです。

基本的には明日のFOMC待ちでしょうがチャンスと思えば
本日も積極的なエントリーを考えてます。

2015/06/15

しーさん

FOMCに備えて

西日本から関東にかけて梅雨に入り、じめじめした季節になりました。
本日はそんな季節に珍しく晴れ間を見せており、ここぞとばかりの洗濯日和です。
こんなところでも日頃の情報収集と、チャンスを逃さない心がけが必要ですね。

さて、先週金曜日は欧州タイムからNYタイムにかけてドル安となり、
ユーロドルは方向感のない展開が続いています。

今朝は週末に行われたギリシャ協議がまとまらずに、ユーロドルは下窓を開けて始まりました。

今週は17日(水)にFOMCがあり、イエレン議長の発言に注目が集まるでしょうが、
18日(木)から始まるユーロ圏財務相会合でのギリシャ協議に注目したいと思います。
今朝の動きを見る限り、ユーロドルの戻しがあってもギリシャの対応状況が変わらない場合
上値は限定的でしょうから、当面はユーロドルは戻り売り戦略を維持したいと思います。

またNYタイムには米指標がいくつか発表されます。
FRBは利上げ時期は経済指標次第と言っているため、FOMC前の指標は
(当局はすでに知っているのかも知れませんが)市場にとっては印象強く影響を与える
可能性もあります。指標前後の神経質な値動きには注意しておきましょう。

ドル円は先週の黒田総裁の発言以来軟調な展開となっています。
日足の21日移動平均線付近で踏みとどまっていますが、123円を終値ベースで下回ると
もう一下げあってもおかしくない形となりますので、こちらも注意しておきたいと思います。

とはいえ、ドル円が下落トレンドとなって下落し続けることも考えにくいため、
122円中盤を下回ったとしても、120円付近での買い支えを期待し、
押し目買いを狙っていくのもよいでしょう。本日は122円中盤から123円付近で
下げ止まるのかを様子見しつつ、下値更新を警戒しておきたいと思います。

2015/06/12

ZEROさん

ドル円もユーロドルも揉み合い

11日注目された米5月小売売上高は+1.2%(予想+1.2%)、
除自動車+1.0%(予想+0.8%)と予想よりやや良い結果となりました。

ドル円は前日の黒田総裁発言で124.60付近から122.46まで2円超の乱高下をしたことで、
米小売売上高の発表を受けても方向感が定まらずに123円台半ばで揉み合っています。

ユーロドル相場はギリシャ支援協議を横目にユーロの景況感回復や
独金利上昇を背景にどちらかと言えば堅調に推移してきました。

もうしばらく1.10-1.15のレンジで揉み合いそうです。

今晩は米6月ミシガン大消費者信頼感指数速報値の発表はありますが、
ドルは基本的には揉み合い。

来週のFOMCが重要なイベントであることから結果や議長発言で次の動きが出てきそうです。

投資戦略は今日は様子見とします。

※最終的な投資判断は必ずご自身でお願いいたします。

2015/06/11

とあるエンジニアKさん

黒田発言で円安一服

じわじわと迫る円安。
125円となれば会社の業績云々ではなく、実生活にも影響がでる状況。
気がつけば身の回りにある商品が為替の影響を受けて徐々に値段が上がりつつある実感があります。

一方で原油は年初よりは高くなったとはいえ、ここ数年の水準に比較すると非常に安い水準。
シェールオイルの恩恵があるとは言えど、今後の原油価格は上下どちらとも取れる状況で、
今の円安を考えると火力重視のエネルギー政策では電気代が気になってしまうところです。

【本日の指標】

本日はNY時間に米国にて小売り関係の指標がちらほら。
ただしそれによって動く相場ではないでしょう。指標的には静かな一日となりそうです。

【本日の戦略】

昨日はここ最近円安傾向が強まっているクロス円がついに巻き戻しを開始しました。
昼過ぎに日銀黒田総裁が野党質問に対し、「ここから更に実質実効レートが円安に・・・」という回答。

円安に触れることはあり得ないとしての発言は、長きにわたって円安ポジションを
積み上げていた相場参加者にとっては絶好の利益確定タイミングだったようで、
クロス円は軒並み急落。

ドル円は二円近く急落し、その後のロンドン、NY時間も流れは変わらずに今に至ります。
一方で気になるのはポンド円の動きで、火・水と190円を切る動きがある中で、
ロンドン・NY時間にかけて190円半ばまで戻す展開。

先週の192円よりは切り崩しつつあるものの、ポンドはドルほどの急落を見せませんでした。
ポンド円は「かろうじて」継続中なのですが、今後の展開次第ではクローズを考えています。

今回のクロス円の下落が上昇中の巻き戻しなのか、長いトレンドの変換なのかを見極めて
今後のポジションの持ち方を左右します。そういう意味では今日明日の相場は黒田発言後による
円安ストップ効果が発揮されるか大変重要な相場となると考えております。

前述の通りポンド円売りポジション所持者にとってはトレンド変換で追撃売りタイミングを
期待したいところですが、持ったポジションに左右されることがない状況判断を心がけたいところです。

2015/06/10

しましまさん

株安受けドル円124円割れもNY時間反発

昨日は、欧州時間は株価の下落を受けリスク回避的な流れとなりドル円は123.86円の
安値を付け、ユーロドルも1.12ドル台前半まで下落しましたが、NY時間はJOLT労働調査の
強い結果等を受け米長期金利が上昇しリスク回避の動きは後退しました。
 
今日の主な経済指標などは、以下のものが予定されています。
 
17:30:英・4月鉱工業生産
 
昨日のドル円は、東京午前は124円台中盤で小動きも午後はやや軟調に推移し
124円台前半へ下落、欧州時間は序盤124円台中盤へ反発もその後は123円台後半まで
下落する軟調な値動きに、NY時間は124円台へ反発し124円台前半で推移しました。

今日堅調に推移すると124円台後半〜125円付近まで上昇できるか見たいです。
一方、軟調な動きとなると124円〜123円台後半への下落が考えられます。
 
昨日のユーロドルは、東京時間は1.12ドル台後半〜1.13ドル台前半で底堅く推移するも、
欧州時間軟調な動きとなり1.1230ドル台まで下落、NY時間は反発の流れとなり1.12ドル台
後半まで上昇しました。

今日堅調に推移すると昨日の高値1.1345ドル〜先週4日の高値1.1379ドル付近へ
上昇できるか見たいです。
一方、軟調な動きとなると1.12ドル台中盤〜昨日の安値1.1214ドル付近への下落が考えられます。
  
では、今日も頑張りましょう!

2015/06/09

為替見習さん

ドル高一服。節目でのサポートを見極めたい相場

昨日の為替相場は、先週の雇用統計後に買われていた、
ドルやカナダが力関係上弱い位置に変化して売られ、
雇用統計後の上昇分を打ち消す結果となりましたね。

きっかけは仏政府筋の話として、オバマ大統領が「ドル高は問題」
と発言したという報道が出たことが大きかったと思いますが、
13年ぶりの高値を更新して高値水準にあるなかで戻しも入りやすく、
この下落がトレンド転換に至るのか、123円台でサポートされて
再び上昇に向かうのかを見極めたい状態となっています。

このような中で今日はスイスの失業率、消費者物価指数、
英国の商品貿易収支、ユーロ圏の第1四半期GDP改定値、
そしてバイトマン独連銀総裁講演などを控えていますが、
昨日は北米通貨やユーロを軸とした動きが出ていますので、
今日もこれらを軸に相場を見ていきたいですね。

ではまず先週金曜から月曜までの力関係変化を対円変動率で見てみると、
EURが0.67%、NZDが0.56%、CHFが0.47%、AUDが0.13%、
GBPが-0.36%、CADが-0.58%、USDが-0.90%となっていて
力関係は【EUR>NZD>CHF>AUD>JPY>GBP>CAD>USD】という形に。

先週金曜オープンからクローズまでの主要通貨の力関係が
【CAD>USD>GBP>CHF>AUD>JPY>EUR>NZD】でしたから
強い位置にあったドル、カナダ、ポンドが弱い位置に変化したこと、
弱い位置にあったユーロ、NZDが強い位置に変化したことなど、
全体的に金曜の力関係が逆転していることが見てとれます。

続いて火曜11時時点の各通貨短期トレンドをおさらいすると
昨日の動きを受けてドル円は弱いながらも下向きに変化。
またカナダは上向きで下の抵抗帯に位置し、ユーロ、スイスは上向きに。
そしてポンド、オセアニアはフラット気味となっていて、
通貨によってリスクが低い方向が違います。

そのため今後のポイントは円を軸とした力関係変化で、
ここから円が売られる展開に変化すれば、各通貨の短期は改善し、
明確な上向きとなる通貨が出てきてロングチャンスとなりますから、
力関係上強い通貨を買って円を売る形で攻めるのが低リスク。

一方今後円が買われる展開となれば、各通貨の短期は悪化し、
欧州系をはじめとして明確な下向きとなる通貨が出てきますから、
その場合はショートのチャンスとなり、力関係上弱い通貨を売って、
円を買うのが低リスクな状態に変わります。

個人的にはこれまでと同じく短期軸で攻める予定ですので
短期的トレンドを見てリスクが低くなっているものを
リスクの低い方向に攻めるという基本戦略。

また取引をする前には必ず「同じ1取引をするならどのペアが最も低リスクか」
ということを考えて力関係をしっかり見ていく考えです。

それでは、今日も一日頑張ってまいりましょう!

2015/06/05

斉藤学さん

ギリシャ情勢や米雇用統計を控え、様子見と予想

みなさん、こんにちは。
斉藤学です。

【昨日の概要】
日経平均株価は、+14円高の20488円と小幅に反発して引けました。
ドル円は、ドル高を受け124円台前半で底堅い推移が続いています。

【昨日の結果】
・ダウ平均         17905.58(-170.69 -0.94%)
・CME日経平均先物      20450(大証終比:-50 -0.24%)
・NY金先物12月限(COMEX)  1175.20(-9.70 -0.82%)
・NY原油先物11月限(WTI)  58.00(-1.64 -2.75%)

【経済指標】
★★★
21:30	(米) 週次新規失業保険申請件数  前回:28.2万件  予想:27.8万件  結果:27.6万件

【本日の戦略】

<独長期債の急変動で株安となるも、ドル円は底堅い>

昨日は、独長期債の急変動を嫌忌して欧州株が-1%超下落、NYダウも連れ安となって-170ドル安で引けました。
今晩発表される米雇用統計を控え、持ち高調整と見られる売りも出たようです。

しかし、米10年債利回りが2.309%へ上昇したことでドル円は124円台前半で堅調な推移が続いており、
全体的にもドル高の地合いが継続しています。

水曜日に発表された米5月ADP全国雇用者数は、前回+16.5万人から+20.1万人へ上昇、最近発表されている
米週次新規失業保険申請件数は良好な結果が続いているため、米雇用統計への期待感が高まっています。

21時30分に発表される米5月非農業部門雇用者数は、前回+22.3万人に対し予想+22.5万人とやや前回値を
上回る予想となっており、予想通りであればドル高要因となりますし、仮に予想を下回ってしまった場合でも、
+20万人以上雇用されていればドル円の下値は限定的になるでしょう。

その後は、再来週のFOMCがドルにとって最初の山場となります。

<再びギリシャ情勢が混迷>

IMFへの支払いが本日となっているギリシャですが、ギリシャは月末の一括払いを要請、ギリシャ財務省が
債権団の提案を拒否したため、チプラス首相と債権団との協議も中止となってしまいました。
IMFによると、同月内に複数の融資返済を行う必要がある場合、加盟国は一括払いを要請することが
可能とのことなので、一応今月末支払いは可能なようです。

週前半は楽観的な見方からユーロの買戻しが続いていたものの、突如不安定な状態に変わったことで、
一時1.1380まで反発していたユーロドルは1.1200台前半へ下落、ユーロ円も再び140円を割れてしまいました。

今晩の米雇用統計が良好な結果となれば、再びドル高ユーロ安の地合いになってしまうため、
ユーロの値動きには注意が必要でしょう。

【経済指標】
★★★★★
21:30	(米) 5月非農業部門雇用者数   前回:+22.3万人  予想:+22.5万人
★★★★★
21:30	(米) 5月失業率         前回:5.4%    予想:5.4%

【本日の予想レンジ】
・ドル円	123.50〜125.20	→
・ユーロ円	138.50〜140.00	↓
・ポンド円	189.80〜191.50	→
・豪ドル円	94.80〜96.20	→
・ユーロドル	1.1100〜1.1220	↓
・ポンドドル	1.5250〜1.5450	→
・ドルスイス	0.9250〜0.9550	↑

【通貨の強さ】
ドル>ポンド>豪ドル>ユーロ

【注目通貨ペア】
・ユーロ(ギリシャ情勢や米雇用統計の影響に注意)

2015/06/03

為替太郎さん

ドル円高値125円台から反落へ。ボラティリティーの高まりに注意

みなさん、こんにちは。
6月に入り、徐々に暑さを感じることも増えてきました。
引き続き頑張っていきましょう。

さて、一般に金融市場は「動く時期」と「動かない時期」が交互にやってくるわけですが、
ここ数週間は、動く時期となっています。実際、一昨日の欧米時間には、一時は12年半ぶりの
125円台に載せる円安ドル高水準に達する場面がありましたが、昨夜から123円台まで
反落しました。流れは不安定です。

もっとも、ドル円では、円安の流れが強いのはもちろんですが、ISM製造業景気指数と
米建設支出が市場の事前予想を上回るなど、堅調な米経済指標が継続したことで、
総じてドルが買われやすい雰囲気があります。当初想定されていた年央利上げこそ、
ほぼ実現できなかったものの、FRBの年内利上げ観測は、依然としてドルを持ち上げる
牽引材料になっています。

ただ、一方で、ユーロドルの様相は異なります。直近のユーロの見直しの動きで、
ユーロが軟調な動きから緩やかに脱しつつあるからです。一昨日はギリシャの国際通貨基金への
返済期限を迎えること等を材料に売られる場面はありましたが、ギリシャのデフォルト懸念
問題は相変わらず一進一退で、決定的な売り材料にはなっていません。ユーロドルは、
1.10近辺での攻防を抜けて、今日は1.11台の後半で推移しています。

とはいえ、ギリシャの債務問題については、6月も順次、返済の予定が続きます。
気が抜けない状況です。本日の欧州時間に予定されているECB理事会でも、量的緩和政策の継続、
資産買入れの増額が見込まれることから、引き続き米欧の当局のスタンスの違いが意識される
展開が続く可能性は高いように思います。

また、今週を見渡すと、今日のADP雇用者数を皮切りに、金曜日には米雇用統計の発表が
予定されています。市場予想では、非農業部門雇用者数で先月を上回る水準が予想されており、
強気の見方が基調です。さらに、来週は米5月小売売上高も予定されており、様子見気分が
強まっていくことが予想されます。今日の現状からさらに力強くユーロ買いが進む展開に
なるかは微妙です。

なお、株式市場は27年ぶりの12連騰がついに終了。昨日の東京株式は小幅ながら
反落となりました。連騰自体のテクニカル的な反動リスクが大きくなった結果だと思います。
目先の円安環境を構成した株高ですが、この連騰の終了から調整局面に入ることがあれば、
円安環境にも影響を生じる可能性がありますので、今後の株式市場の成り行きには
注目したいところです。

ユーロ円に関しては、少し前まではドル円ほどの円安展開にはなっていませんでしたが、
目先では138円に達する円安に傾いています。ユーロの上値にも限界があるとは思いますが、
現時点では逆らわないほうがいいでしょう。

ユーロドルに関しては、1.11後半での推移ですが、短期のテクニカル的にはまだ上を
目指す可能性は十分あります。
ただ、中長期で本格的に上昇を見込むような地合いではありませんので、今日の段階で
ロングから乗るよりは、逆らったほうがいい気もしてきます。

17:30 英5月PMIサービス業
18:00 ユーロ圏4月小売売上高
18:00 ユーロ圏4月失業率
20:45 ECB金融政策発表
21:15 5月ADP全国雇用者数
21:30 米4月貿易収支
23:00 米 5月ISM非製造業景況指数
27:00 米ベージュブック

2015/06/02

ダメおやじさん

6月スタートはドルの全面高!

こんにちは、ダメおやじです。

昨日のドル円は朝こそ米系の買いで124.34円まで上昇も、その後はNY序盤で123.85円まで
下げましたが、概ね124円を挟んだ静かな動きでした。
しかし、ISM製造業景況指数や建設支出が良いと米金利上昇から124.91円まで急激に上昇しました。

IMMの通貨取組でドル円買いの投機玉が増えてますが最近はNYカット、FIXからのドル円の
上昇が多い感じがします。
米投機筋がGPIFや郵貯の買いに相乗りしてるのかも知れないです。

ポンド円は欧州序盤に189.99円まで上昇も英指標が悪くポンドドルの大幅安から188.55円まで大きく下落も、
ドル円高で189.65円まで戻して終わり小幅安でした。

ポンドドルは本当に弱い動きですがポンド円はドル円高で下げれば戻します。

本日は英、欧指標は有りますが米指標は有りませんがドル円は下げれば買われる堅調地合いが
続く可能性が有ります。

ドル円が下げる要因は何か考えてますが、昨日まで7日連続陽線など買われ過ぎ感やドル高、
円安牽制発言が有りますが、何れもインパクトが弱く下げれば買われそうです。

ただ、125円台では上げのスピードも弱くなり押しを作る可能性は有ります。

私はドル円は売りも買いも様子見です。

ドル円は本日は125円を越えれるかですが、越えれば125.30円付近、下値は124.50円、
124.30円付近までかも知れないです。

ポンド円は190円では売られる可能性は有りますが越えれば190.30円台と見ています。
下値は189円では買われそうですが割り込むと188.50円でしょうね。

ポンド円は上下に振れますので目先的には噴いた場面で売れば取れそうです。

2015/06/01

しーさん

様子を見つつ回転トレード

今日から6月です。先週は各地で真夏日を観測し、5月のうちから夏と変わらない日々でしたが、
6月になっても暑い日が続くと、梅雨とあわせてじめじめと蒸し暑くなるのでしょうか。
せめてトレードに向かう気持ちは、からっと気持ちよくありたいと思います。

先週の後半は、月末を控えてドル円やユーロドルの値動きが乏しくなりましたが、
本日より新たな相場が始まるものの、まずはドル高とユーロ安の行方を様子見してから
次の一手を考えたいところです。

ドル円については抵抗線を突破して124円台まで上昇してきました。
次は125円が壁となると思いますが、5日(金)の米雇用統計を控えて、
ぐいぐいと上昇一辺倒にはなりにくいのではないかと思います。

ユーロについて、5日(金)のギリシャのIMF償還返済期限は無事乗り越えられそうですが、
来週以降も引き続き償還を控えており、債権団との合意がなされない限り、
ユーロの上値は重いままとなるでしょう。

本日は幾分の戻しはあるかも知れませんが、ギリシャ関連で決着の見通しがなければ、
揉み合いとなるのではないかと考えます。

指標イベントとしては、NYタイムに米個人消費支出、ISM製造業景況指数の発表があります。
いずれもFRBにとっては利上げに関する注視対象指標ということで、良ければドル買い、
悪ければドル売りと素直に反応するのではないでしょうか。

とはいえ、先週までの底堅い状況が続けば、指標結果が悪くてもさほど押さずに
戻すことも考えられるため、ドル円は押し目を狙いつつ、適度に利食いを繰り返す
イメージで見ていきたいと思います。

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