兵ブロガーバックナンバー(2016年01月)|FX|外為オンライン FX取引 − あなたの為の、外為を。

バックナンバー 2016年01月

2016/01/29

ZEROさん

日銀金融政策決定会合結果に注目

昨日は続投と見られていたアベノミクスの経済閣僚である
甘利経済再生担当大臣が突然辞任を発表しました。

本来であれば円高+株安の材料ですが、市場は翌日に日銀金融政策
決定会合を控えてほぼ無反応となりました。

ドル円は大幅に悪化した米12月耐久財受注にも反応薄で118円台後半で膠着状態、
日銀金融政策決定会合の結果待ちとなっています。

12月は量的・質的金融緩和の「補完措置」を発表しましたが、
俗にいう黒田バズーカ第3弾は実施されていません。

黒田バズーカ第3弾の場合には量的・質的金融緩和の「拡大」という
タイトルで発表されるはずであり、仮に今回追加緩和が実施されるのであれば
前回のような「小出し」は無さそうです。

投資戦略としては黒田バズーカ第3弾実施ならドル円買いとします。
政策変更が無かった場合には様子をみます。

今回もしくは3、4月会合で黒田バズーカ第3弾が実施された場合でも、
過去2回の大規模緩和ほどの影響力はないと考えています。

ドル円買いでポジションを取った場合には早めに利食う事を意識しておきます。

※最終的な投資判断は必ずご自身でお願いいたします。

2016/01/28

とあるエンジニアKさん

クロス円ロングを入れたい相場だが今しばらく我慢

本格的な冬の到来です。
少しばかり遅い今年の冬の到来ですが、毎日寒い思いをして生活しています。
寒いと言っても日が沈むのが少しづつではありますが、遅くなっていくのを感じます。
春はまだ遠いものですが、風邪などひかぬようこの時期を乗り越えたいと考えています。

【本日の指標】

本日は英国でのGDP発表。米国での耐久財受注などの発表が予定されています。
FOMCに向け、一瞬ではありますが静かになった相場は、後述の通りFOMCを
要因として大きく変動することがなく推移しております。

普段の相場感から、値動きが大きい相場にはかわりはないものの、
年明け以降の大きな相場が徐々に落ち着きを取り戻しています。

本日は指標としてさほど大きなものではないことから、
気にする必要はないと考えています。

【本日の戦略】

FOMCが無事に終わりました。
米国の金融政策は相場に対して大きな影響を与えるもので、
大荒れ相場な昨今でどうなるものかと注視しておりました。

焦点は3月利上げの可能性と、世界全体の経済動向についてどのような見方を示すか。
結局のところは3月の利上げの可能性を残す、経済動向に注力するという、
どちらとも取れる発言内容でした。

今後、この発表を受けて様々な見方が報道されることと思いますが、
この発表を受けた直後の相場は特に大きく反応することなく推移。
大きなイベントをこなしましたが、特段動く相場ではありませんでした。

年明け以降、中国市場の混乱、原油価格の下落などを要因として大騒ぎの相場、
1月の終わりが見えるここ最近はようやく落ち着いてきたようにも見受けられます。

クロス円の買いポジションを入れたいところですが、チャート概形は、
まだ二番底を目指してもおかしくなさそうな相場。
日米株価の上下動も一日あたりの値幅が大きいため、買いを入れるのは
もう少し後のタイミングか。

次なる大きな指標としては明日発表される日銀による金融政策決定会合があり、
大規模金融緩和などが発表されれば株価の復活とクロス円の上昇が予想される場面ですが、
それには期待せずに今しばらくロングを入れるタイミングを図りたいと考えています。

2016/01/27

しましまさん

原油・株価反発でリスク回避後退の流れ

昨日は日経平均の大幅下落や原油価格の下落等からリスク回避の動きとなり
欧州序盤にドル円は117円台中盤まで下落、しかしその後は原油価格や株価が反発し
リスク回避の動きは後退、ドル円は118.60円台まで反発しクロス円も上昇しました。

今日の主な経済指標などは、以下のものが予定されています。

24:00:米・12月新築住宅販売件数

28:00:FOMC政策金利発表

29:00:RBNZ政策金利発表

昨日のドル円は、東京時間118円台前半を上値重く推移し欧州序盤に117.60円台まで
下落するもその後は118円台を回復、NY時間は118.30円〜118.60円台で推移しました。

今日堅調な動きとなると118円台中盤〜後半へ上昇できるか見たいです。
一方、軟調な動きとなると118円〜117円台後半への下落が考えられます。

昨日のユーロドルは東京時間は1.08ドル台中盤で小動き、欧州時間は軟調に推移し
1.08ドル台前半へ下落、NY時間は1.08ドル台前半から中盤へ小幅に上昇しました。

今日堅調な動きとなると1.08ドル台後半〜1.09ドル台前半へ上昇できるか見たいです。
一方、ここから軟調な動きとなると1.08ドル台前半〜1.07ドル台後半への
下落が考えられます。

では、今日も頑張りましょう!

2016/01/26

為替見習さん

原油、株式市場動向に注目。リスク回避再燃するか。

昨日の為替相場は、原油、株式市場ともに下げる流れが復活し、
円が力関係上強い位置に変化して資源国通貨が弱い位置に変化し、
典型的「リスク回避型」の位置関係となりましたね。

ただ各通貨の短期トレンドは、先週後半に戻した影響がまだ残っていて
悪化してはいるもののまだフラット止まりという状態ですので、
ここからさらにリスク回避の円買いが続いてトレンドが下向きになるか、
というところが今後の大きなポイント。

このような中で今日は米国のS&Pケース・シラー住宅価格指数や
消費者信頼感指数、米企業決算などが予定されていますし、
原油、株式市場動向次第で為替相場も影響を受ける可能性十分。

そのためまずは資金管理を万全にしておくとともに、
FOMC、日銀会合を控えることから取引は当日決済を心がけるなど
自分で消せるリスクは徹底して消しておきたいですね。

では続いて先週金曜から月曜の対円変動率で相場を見てみると、
EURが0.14%、CHFが-0.04%、USDが-0.38%、GBPが-0.48%、
NZDが-0.90%、AUDが-1.09%、CADが-1.44%となっていて、
力関係は【EUR>JPY>CHF>USD>GBP>NZD>AUD>CAD】という形に。

先週金曜オープンからクローズまでの主要通貨の力関係が
【CAD>GBP>AUD>USD>NZD>EUR>CHF>JPY】でしたから円、ユーロ、
スイスが強い位置に変化したことや、ドルが強めの位置を維持していること、
オセアニア、カナダ、ポンドが弱い位置に変化したことなどが見てとれます。

また各通貨の短期トレンドは昨日の動きによってほぼフラットに近く、
現状は攻めるにもリスクが高めと言えますが、逆に考えれば、
円を軸とした動きがしっかり出れば、上下どちらにもリスクが下がるという状況。

そのため今後は円を軸とした力関係変化がポイントで、
円が強い位置で加速すれば、短期トレンドは下向きとなって
ショートのチャンスとなりますので、この場合は力関係上弱い通貨を売って
円を買うという形で攻めるのが低リスクとなります。

逆にここから円が売られる展開となれば、各通貨の短期トレンドは改善し、
上向きになるものが出てきますので、その通貨はロングのチャンスとなり、
力関係上強いものを買って円を売る形で攻めるのが低リスク。

個人的にはこれまでと同じく短期軸で攻める予定ですので、
短期的トレンドを見てリスクが低くなっているものを
リスクの低い方向に攻めるという基本戦略。

また取引をする前には必ず「同じ1取引をするならどのペアが最も低リスクか」
ということを考えて力関係をしっかり見ていく考えです。

それでは、今日もがんばりましょう!

2016/01/25

斉藤学さん

原油高によりリバウンドの動きと予想

みなさん、こんにちは。
斉藤学です。

【昨日の概要】

NYダウが+115ドル高と反発したこともあって、日経平均株価は買いが継続し
+941円高の16958円と大幅反発しました。
株高によりドル円も買いが続き、一時118.87円と大きく反発しています。

【昨日の結果】
・ダウ平均          16093.51(+210.83 +1.33%)
・CME日経平均先物       17240(大証終比:+370 +2.16%)
・NY金先物12月限(COMEX)   1096.30(-1.90 -0.17%)
・NY原油先物11月限(WTI)   32.19(+2.66 +9.01%)

【経済指標】
★★★
24:00 (米) 12月中古住宅販売件数     前回:476万件 予想:520万件 結果:546万件
★★★
24:00 (米) 12月中古住宅販売件数(前月比)前回:-10.5% 予想:+9.2%  結果:+14.7%

【本日の戦略】

<株高により円安と予想>
原油価格が反発し、昨年末から続いていた株安円高の動きが、先週末ようやく止まりました。
ドル円は116円台から118円台後半へ上昇、クロス円も全面高となっています。
株・為替ともテクニカル的に売られすぎのため、しばらくはリバウンドの動きが
続くと予想します。日経平均先物が時間外で+305円高の17265円と大幅続伸しているほか、
米10年債利回りは2.057%と2.000%を一気に回復しており、ドル高の地合いが続くでしょう。

逆に、ユーロはキャリートレード解消の動きが一服して、ややユーロ安になりました。
ユーロ自体に買い材料はないため、しばらくは軟調な地合いとなりそうです。
対ユーロでのポンドや豪ドルの買戻しも続くと思われます。

<米主要企業決算発表が続く>

今週も米企業決算発表が継続、大手企業の決算発表が2月上旬まで続きます。
今のところ、非鉄金属大手アルコア以外は良好な決算結果だったので、
決算発表期間中は株安になりにくい地合いになると予想します。

25日(月)
マクドナルド
ハリバートン

【経済指標】
★★★
08:50	(日) 12月貿易収支    前回:-3797億円(-3813億円)  予想:-1170億円
★★★
18:00	(独) 1月Ifo景況感指数  前回:108.7         予想:108.4

【本日の予想レンジ】
・ドル円        118.20〜119.20  ↑
・ユーロ円      127.50〜129.00  ↑
・ポンド円      168.80〜170.20  ↑
・豪ドル円      82.50〜83.80    ↑
・ユーロドル    1.0700〜1.0830  ↓
・ポンドドル    1.4200〜1.4350  ↑
・ドルスイス    1.0120〜1.0200  ↑

【通貨の強さ】
ドル>豪ドル>ポンド>ユーロ

【注目通貨ペア】
・ドル・ポンド・豪ドル(リバウンドの動き)

2016/01/21

為替太郎さん

金融危機がちらつく2016年の市場

みなさんこんにちは。

急に真冬らしく冷え込んできたこの頃。市場でも原油価格の下落と中国の
株式市場の急落がけん引するリスクオフ相場が止まりません。

今週の市場も、世界的に混乱が継続する展開になり、
原油は実に26ドル台まで急落しました。
これを受け、年明けからの株安、円高の流れにますます拍車がかかっています。

週明け時点では、リスクの巻き戻しを期待する声もありましたが、
現状の混乱は市場がそんな甘い状況ではないことを示しています。

リスクオフの高まりで、まずは米国債。昨日の米10年債利回りは
2%を割り込みました、さらに、じわじわとした円高の進行で、
1年ぶりとなる115円台までドル円も円高方向に進みました。

今日は117円台に戻すなど、今のところ一時的な水準ではありましたが、
FRBによる追加利上げどころではない市場の先行き不安のセンチメントが
形成されつつありますね。

ドル円が弱含んで推移する中で、昨日もアジア時間には日経平均が大幅反落。
昨年来安値を更新する展開になりました。
寄り付き直後に17000円台を割り込み、前場後場ともにコンスタントに下げ
基調の推移になり、結局、終値では632円の下落になっています。

今日の日経平均は反発していますが、あくまでテクニカルな戻しの雰囲気です。

株価水準は、2015年の10月来の水準となり、いわゆる黒田バズーカー
第二弾以前のところまで、追い込まれてきた格好です。

また、欧州株式も1年1カ月ぶりの安値となり、一時的な金融市場の混乱を超えて、
継続的なリスクオフ、株価は本格的な下落局面入り、為替では円高相場入りの
可能性すら現実味を帯びてきました。

目下のところ、イランの原油の国際市場への復帰による原油の供給過剰懸念と
中国経済の失速による先行き不安が市場心理を冷やしている状況ですが、
今の状況が長期化すれば実体経済への悪影響も大きくならざる得ないことから、
反転局面がいつ訪れるのか、また反転局面において本当に大きく戻るのか、
徐々に不安になってきました。

こうした状況下では、引き続きリスク回避による円高基調の相場展開を予想するのが
正攻法であり、まだ戻り狙いでドル円にロングで入るのは時期尚早だと思います。

今日は大きく勝負せず、今日のECBを見守りましょう。

16:45 仏1月企業景況感
21:45 ユーロ圏欧州中銀金融政策発表
22:30 米新規失業保険申請件数
22:30 米1月フィラデルフィア連銀製造業指数
24:00 ユーロ圏1月消費者信頼感

2016/01/20

ダメおやじさん

ポンド円、戻り売り地合いに変化なし!

こんにちは、ダメおやじです。

寒いですね。
私も風邪気味ですが体調管理を確りしましょう。

昨日は朝から長期資金や機関投資家の買いでドル円、ポンド円とも上昇し、
中国GDPを受けて下落する場面は有りましたが突っ込みは買われ中国株の
大幅高も有り欧州でドル円で118.11円、ポンド円で169.10円まで大きく上昇しました。

しかし、ポンド円はカーニーBOE総裁の「利上げ出来る状況でない」発言で
NYではドル円も下げたため一時166.33円まで大きく値を下げました。
ドル円も米金利安、原油安から一時117.30円まで下落し日欧の上げを消しました。

やはり休場明けのNY市場の動きがポイントでした。

本日は東京では日経平均の動向で動きそうですが今週に連続して買っている
長期資金の買いが出るかですね。

海外では英雇用統計、米消費者物価でも動きそうですがメインは原油や
株価動向を睨んでのファンド勢の動きでしょうね。

ドル円は118円では売られ越えても118.20円台まででしょうね。
下値は117.20円台、117円までと見ています。

ポンド円は戻しても167.50円台では売られそうです。
下値は166円ではサポートされそうですが割りこむと165円狙いかもしれないです。

今週もポンド円の戻り売りをメインで臨んでいますが昨日高値の169.10〜
169.20円付近は戻りの節目でした。昨日高値を越えると170.30円、170.50円付近
までの戻しも有りと思ってましたがNY勢に叩かれましたね。

相当に売り込まれているのでショートカバーでの急反発には注意をしながらも
戻り売りを継続したいです。

2016/01/19

しーさん

各時間帯の材料と株価を見ながら

昨日はNY市場が休場でしたが、東京タイムの時点で株価を17,000円近くまで戻し、
やや円高が巻き戻される展開となりました。

しかし大台回復には至らず、全体的には軟調なセンチメントを脱してはおらず、
ドル円買いに回る場合は、薄氷の上を歩いているような感覚でトレードを
強いられている気がします。
まだまだリスク回避相場脱却には時間と材料が必要なようです。

本日は以下のようなイベントがあります。

11:00 中・Q4GDP
16:00 独・12月消費者物価指数(確報値)
18:30 英・12月消費者物価指数、小売物価指数、生産者物価指数
19:00 独・1月ZEW景気期待指数
19:00 欧・ユーロ圏12月消費者物価指数(HICP)(確報値)
21:00 トルコ中銀政策金利発表
21:00 米・バンク・オブ・アメリカ決算発表
21:00 米・モルガン・スタンレー決算発表
24:00 米・1月NAHB住宅市場指数

まずは中国のGDP。前回+6.9%のところが、今回は+6.8%成長と予想されています。
徐々にGDPが下落し始めていますが、予想以上に落ち込むと中国株価への影響や
需要減退に伴う商品価格の下落等が想起されて軟調な展開となる可能性があります。
東京タイムの株価と共にドル円の動きに注意したいと思います。

欧州タイムはCPIなどの物価指数系の指標がありますが、これらの中で注目なのは、
英国のCPIです。英国の物価指数は一頃に比べるとだいぶ落ち着いてきていますが、
原油価格下落が大きく影響しています。

現在原油価格が低迷している中で、物価上昇を牽引する数値がでてくると、
ポンドにとっては少々明るい材料となるかも知れません。

2ヶ月で2,300pipsも下落しているポンド円ですが、少しの材料で軽く2〜300pipsほど
戻してくるかも知れませんので、ちょっとした宝くじ気分で良い数字を期待して
みるのも面白いかも知れません。

NYタイムには米金融機関の決算発表があります。株価の行方が気になる昨今ですので、
直接株価を左右する決算発表とその後の動きに注目したいと思います。

全体的には昨日と変わらず株価が底を打つのかどうかで為替の動きも左右される
でしょうが、下目線の中でどこまで戻し、いつ戻り売りを仕掛けるかを探る展開と
なるのではないでしょうか。

すぐに対応ができる環境の方であれば、買いから入っても良いかも知れませんが、
じっくり行く場合は戻り売りチャンスを待ったほうがやりやすいかも知れません。

各時間帯の材料と株価現物、先物の価格を見ながら、最適な方向を探して
いきたいと思います。

2016/01/18

ZEROさん

NY3連休、1番底待ち

週明けの日経平均は寄り付きから下落し16,665円まで下げる場面がありました。
先週月曜同様に年金筋と見られる買いが出てくるか注目しておきます。

2016年は大発会から歴史的な株安+円高となりました。
どれほど安くなっても落ちてくるナイフを掴むのは厳禁、1番底から戻るのを待ち
ポンド円や豪ドル円など弱いところを戻り売りする方針です。

来週1/29には日銀が今年最初の会合を予定しており、このまま催促相場が継続する
場合は黒田バズーカ第3弾が出るかどうか関心を集めそうです。

円相場と日経平均は黒田バズーカ第3弾があるか無いかで全く別の相場になってしまいます。
売り手の警戒感からショートカバーも誘発しそうです。

投資戦略はクロス円を戻り売りしつつ日銀会合を待ちます。

※最終的な投資判断は必ずご自身でお願いいたします。

2016/01/15

とあるエンジニアKさん

素人泣かせの底を探す相場、続く

今年は暖冬傾向だなと思っていたのですが、この1周間ようやくその傾向から離れて寒い毎日が続きます。
それでも神奈川県の海沿いは氷を見るまでには至りませんが…。それでも冬は寒いモノとして
心の準備ができているからか、不思議と風邪はひかぬものです。やはり心の持ちようなのかもしれません。

【本日の指標】 
本日は米国発の指標がちらほら。小売売上指数や鉱工業業生産指数などは言うなれば中粒の指標。
ボラティリティが激しい今の相場。そして、米国の景気動向が注目されているだけに、注意を要する
指標となります。

【本日の戦略】
言わずもがな大荒れ相場です。ただし方向性としては、下落一辺倒から底、あるいは踊り場を探す相場。
その場面とは株価しかり、クロス円しかりです。ドル円では116円、ポンド円は170円を切って
160円台に突入するなど、激しい円高が進んでおりましたが、ここにきて折り返しの様相を示し、
上下どちらともあり得る相場です。

鍵をにぎるのが株価の下げ止まりか。今は株価が下落すれば円高傾向になるという単純傾向が続いているため、
混乱が続く株価が落ち着けば底を打つ相場となりうるでしょう。その株価動向を握るのが中国経済や原油動向です。

やっきになっているのは中国政府。中国人民銀行は、公開市場操作、すなわち定例オペによて2.5兆円もの
巨額な資金を投入。この金額は昨年夏に投入した額を上回るもので、とにかく市場を落ち着けようとしているのに必死。
既に株価は12月基準より2割も下がり、値頃感からの買い場が到来しているようにも見えますが、まだまだ
底は固めることができない状況か。ちなみに昨日日経平均株価が17000円を割り込んだ際には自発的な
リターンで、直ぐに上昇する場面がありましたが、その力も長く続かず、ロンドン時間では再度下落するパターンと
なったものの、NY時間では再度買い戻しが入るという素人泣かせの相場です。

一方で相場に任せきりなのが原油価格。こちらは先日のイラン・サウジアラビア騒動以来、目立った動きはなく、
中東の緊張が高まり、産油国の原油価格に対する足並みを揃えないことが下落の原因とされています。
アメリカを中心として、仲介に入ってこの動乱を収めたいという意向が働いているようですが、そう簡単には
落ち着かない様子。昨日は久々に原油価格が持ち直したかに見えますが、10ドル台まで下落するという
強気の報道もあり、単純な自発的リターンの様にも見受けられます。

ファンダメンタルが支配する相場、混乱が続いていますが、個人投資家の強みである「取引しない」を率先して
おすすめしたい今の相場です。落ちるナイフは拾わず、じっくりと眺めたいと考えています。

2016/01/14

しましまさん

NYダウ大幅反落、リスク回避の動き継続

昨日は東京・欧州時間は日経平均の大幅反発等を受けリスク回避の巻き戻しの動きと
なるも、NY時間はNYダウが前日比-364.81ドルと大幅反落、リスク回避の流れから
ドル円は117.60円台まで下落しました。

今日の主な経済指標などは、以下のものが予定されています。

21:00:BOE政策金利発表
21:00:BOE議事録公表
22:30:米・新規失業保険申請件数

今日の政策金利関連は、BOE政策金利発表、BOE議事録公表が予定されています。

昨日のドル円は東京時間は堅調な動きで118円台へ上昇し118円台前半で推移、
欧州時間も118円台前半で底堅く推移しましたが、NY時間は午後118円を割り込み
117.60円台まで下落する軟調な動きとなりました。

今日も軟調な動きとなると117円付近、まだ弱い動きとなると116.70円付近への下落が
考えられます。

一方、反発の動きとなると117円台後半〜118円付近、まだ強い動きとなると118円台中盤
へと上昇できるか見たいです。

昨日のユーロドルは、東京時間1.08ドル台前半へ下落し欧州時間も1.08ドル台前半で推移、
NY時間は反発の流れとなり1.0880ドル台まで上昇しました。

今日堅調に推移すると1.09ドル台前半〜中盤へ上昇できるか見たいです。

一方、軟調な動きとなると1.0850ドル付近、まだ弱い動きとなると1.08ドル付近への
下落が考えられます。

では、今日も頑張りましょう!

2016/01/13

為替見習さん

原油、株式市場とリスク回避の動きが出るかに注目

昨日の為替相場は、円が力関係上強い位置に戻る動きが出ましたが、
他通貨との差はそれほど開かず、相場全体が落ち着きましたね。

目立った市場の動向としては、人民元安阻止のために
オフショア人民元で当局が買い支えを実施して上海株も下落一服。
さらに欧州株や米株もやや戻す動きが入ってきています。

ただ原油はNY市場で一時30ドルの大台を割る12年ぶりの水準をつけ、
今後まだ不安材料として相場に影響を与えそうな印象ですので、
今後も原油と株式、為替の連動には注意したいところ。

このような中で今日はユーロ圏の鉱工業生産やベージュブック、
ラウテンシュレーガーECB専務理事講演、ツアブリュクSNB副総裁講演、
ローゼングレン・ボストン連銀総裁講演、エバンズ・シカゴ連銀総裁講演と
そこそこのイベントが予定されていますので、特に欧州勢参入後の相場では
大きく動く可能性も考えておきたいですね。

ではまず月曜から火曜の対円変動率で相場を見てみると、
EURが-0.10%、USDが-0.14%、CHFが-0.20%、AUDが-0.26%、
CADが-0.48%、NZDが-0.49%、GBPが-0.79%となっていて、
力関係は【JPY>EUR>USD>CHF>AUD>CAD>NZD>GBP】という形に。

月曜オープンからクローズまでの主要通貨の力関係が
【AUD>NZD>GBP>USD>JPY>CAD>EUR>CHF】でしたから
円が強い位置に変化したこと、オセアニア、ポンドが位置を落としたこと、
ユーロ、スイスが位置を戻したことなどが見てとれます。

また各通貨の短期トレンドは強弱の差はあるものの下向きですから、
円買いが続けばショートのチャンスとなる状況には変わりません。

この場合は力関係上弱い通貨を売って円を買う、
という形で攻めるのが低リスクとなります。

逆にここから円が売られる展開となれば、各通貨の短期トレンドは改善し、
上向きになるものが出てきますので、その通貨はロングのチャンスとなり、
力関係上強いものを買って円を売る形で攻めるのが低リスク。

個人的にはこれまでと同じく短期軸で攻める予定ですので、
短期的トレンドを見てリスクが低くなっているものを
リスクの低い方向に攻めるという基本戦略。

また取引をする前には必ず「同じ1取引をするならどのペアが最も低リスクか」
ということを考えて力関係をしっかり見ていく考えです。

それでは、今日もがんばりましょう!

2016/01/12

斉藤学さん

株、為替ともいったん反発と予想

みなさん、こんにちは。
斉藤学です。

【昨日の概要】
昨日の東京市場は、成人の日で休場でした。
ドル円は、朝方売られ116.70円の安値を付けましたが、短期的に売られすぎのため
ショートカバーが入り、117円台後半へ戻しています。

【昨日の結果】
・ダウ平均          16398.57(+52.12 +0.32%)
・CME日経平均先物       17435(+155 +0.90%)
・NY金先物12月限(COMEX)   1096.20(-1.70 -0.15%)
・NY原油先物11月限(WTI)   31.41(-1.75 -5.28%)

【経済指標】
★★★
24:00	(米) 12月労働市場情勢指数 (前月比)前回:0.5 予想:0.4 結果:2.9

【本日の戦略】

<NYダウが反発、ドルも上昇>

昨晩のNYダウは売られすぎから買戻しが入り、+52ドル高と反発して引けました。
ドル円は116.70円の安値から反発が続き、一時118.03円の高値を付けています。
米10年債利回りも2.168%へ上昇しており、ドルの買戻しが続くと予想します。

<ユーロが売られ、ポンドや豪ドルは買い戻される>

株式市場の反発によりドル高になったことで、一時1.0970まで上昇していた
ユーロドルは1.0850まで下落してしまいました。ユーロ円も連れ安となって、
127.32円の安値を付けています。

一方、ポンドや豪ドルは反発したものの、原油価格が一時30ドル台と12年ぶりの
安値を付ける場面があり、上値は限定的となりました。

リスク回避の動きはいったん収まったものの、原油価格や10時30分からの
中国株の動向には引き続き注意が必要です。

<米主要企業決算発表>

本日の非鉄金属大手アルコアを皮切りに、米主要企業決算が2月前半辺りまで発表されます。
先ほど発表されたアルコアの決算は、商品相場の低迷により純損益が赤字に転落して
しまいました。しかし、ある程度織り込み済みだったため、時間外では-0.75%安と
大きな下落には至っていません。

また、多くの米企業は決算予想を低めに見ているため結果が予想を上回ることが多く、
米主要企業決算の発表期間中は株式市場が堅調に推移する傾向があります。
そのため、今回もこのあたりで株安ドル安の流れが一服する可能性は高いです。

<主な米主要企業決算>

12日(火)
アルコア

14日(木)
JPモルガン・チェース
インテル

15日(金)
ウェルズ・ファーゴ
シティグループ
ブラックロック

【経済指標】
★★★
24:00	(米) 1月IBD/TIPP景気楽観度指数   前回:47.2   予想:47.5

【本日の予想レンジ】
・ドル円        117.00〜118.20  ↑
・ユーロ円      127.00〜128.50  ↑
・ポンド円      170.80〜172.00  ↑
・豪ドル円      81.50〜82.90    ↑
・ユーロドル    1.0800〜1.0920  ↓
・ポンドドル    1.4480〜1.4620  ↑
・ドルスイス    0.9950〜1.0100  ↑

【通貨の強さ】
ドル>ポンド>豪ドル>ユーロ

【注目通貨ペア】
・ドル(買い戻し優勢)

2016/01/08

為替太郎さん

中国発の株安により大荒れの年明けの為替市場

平成28年の金融市場は、幸先悪いスタートになりました。

中国市場では、4日、7日と大幅な株安によりサーキットブレーカーが発動。
中国発の世界同時株安が進んでいます。これを受け、7日には、導入したばかりの
サーキットブレーカー制度を、上海、深?で本日から停止すると発表されました。

これにより中国株が持ち直すのか、それもとも際限なき売り圧力となるのかは、
まだ不透明です。実際、昨夜の海外株式は、株安連鎖の流れにより、
世界的に軒並みの続落となりました。

昨夜のダウは、400ドル近くの下げとなり、ニューヨーク原油先物に至っては、
2003年12月以来となる32ドル付近までの下落を見せました。

今日の日経平均株価も、海外の株式市場の下落の流れを受け、前日比205円安で
始まっています。昨日まで、年初から4日連日の下落となった日経平均の下げ幅は、
既に昨年末時点と比べて1200円を超えており、年明けからここまで、
株式市場はきれいな下降線チャートを描いています。

これを受け、為替市場もまた大荒れです。
為替市場では、7日の欧米市場の時間帯に、ドル円にして117円30銭台まで
円高が進行し、実に昨年の8月来の水準まで円高となりました。 

また、リスクオフによる円買いの動きは対ユーロでも顕著であり、
年明けから早々にチャート的な節目となっていた130円を割り込み、
昨日には127円台まで円高が進行する場面もありました。

目先は129円近くまで戻してはいますが、テクニカル的には依然として不安定です。

全面的なリスクオフを受けて、今朝もドル円は117円台からスタート。
もっとも、本日10時15分に、中国人民銀行が人民元の対ドル基準値を
1ドル=6.5636元に設定したことで、目先の市場の流れは小康状態。

人民元の基準値設定後に、ドル円は118円台半ばまで急上昇し、
118円台を維持しています。

パニック的な動きが収まれば、今の日経平均は売られ過ぎであり、
ドル円をはじめとするクロス円も、明らかに円高に傾き過ぎなのだと思います。

しかしながら、現在のところ、中国市場の先行きの不透明性が強すぎ、
戻るきっかけがつかめない展開と見るべきでしょう。こういう状況では、
反発狙いは非常に危険といえます。

16:00 独11月鉱工業生産
16:00 独11月貿易収支
16:00 独11月経常収支
18:30 英11月貿易収支
22:30 米12月雇用統計
22:30 加12月雇用統計
24:00 米11月卸売売上高
24:00 米11月卸売在庫

2016/01/07

ダメおやじさん

リスク回避の円買いが続く!

こんにちは、ダメおやじです。

新年早々から中国懸念、中東での地政学リスクの高まりからリスク回避の
円高が進行していますね。

申年は荒れるとも言われてますが、その通りの動きです。

昨日は東京で中国指標の悪化や北朝鮮の水爆実験からドル円や
日経平均が売られ欧州でも株安から円買いの動きが続きドル円で118.25円、
ポンド円で173.10円まで下落しました。

NYではADP雇用統計が良く戻す場面は有りましたがNY株や原油の大幅安、
更にFOMC議事録で利上げに慎重な意見も有ったことから利上げペースが
遅れるとの観測で米金利が低下したため戻りを売られました。

本日は欧州でユーロ圏雇用統計、NYで新規失業保険申請件数などが
有りますが今は指標より株価や原油動向で動きそうですね。

今週の推奨のユーロドルは昨日は米金利低下で戻しましたが
ポンド円売りと共に順調に値を下げています。

ただ、ポンド円は12月からの下げが厳しく移動線と値段との乖離幅が
相当に広がっているため、大きなショートカバーでの反発の可能性も有るので
安値売りには注意と思います。
チャート的には172円、168円も見えて来てますが。

ユーロドルは目先は1.06、1.05狙いでしょうね。

本日はドル円は戻しても118.80円、119円では売られそうです。
下値は118円でサポートされるかですが割り込めば117.80円と見ています。

ポンド円は戻しても173.70円台、174円では売られそうです。
下値は172.50円、172.20円台でしょうね。

ユーロドルは戻りは1.0830で下値は1.07と見ています。

動いて来てます。
長期狙いも良し、短期で回転も良しです。
頑張りましょう。

2016/01/06

しーさん

リスク回避を前提とした姿勢で

昨日の日経平均株価は、午前中にはプラス圏に戻したものの、後場に入り徐々に下落。
結局77円安の18,370円で引けました。中国は月曜日にサーキットブレーカーが発動し、
2日連続の大幅下落を阻止するために株式市場に介入。表面上株価は維持されていますが、
1月8日には昨年夏のチャイナショック時の取引制限が解除されるため、
介入効果がいつまで持つかはかなり怪しい状況です。

NYタイムには円が全面高となり、リスクオフが進行。
中国や中東方面の水面下でのリスクが膨らみつつあることを踏まえて、
リスク回避の動きに備えておいたほうがよいかも知れません。

本日は以下のようなイベントがあります。

10:45 中・12月財新/サービス業PMI
16:45 仏・12月消費者信頼感指数
17:50 仏・12月サービス業PMI(確報値)
17:55 独・12月サービス業PMI(確報値)
18:00 欧・ユーロ圏12月総合PMI(確報値)
18:00 欧・ユーロ圏12月サービス業PMI(確報値)
18:30 英・12月サービス業PMI
19:00 欧・ユーロ圏11月生産者物価指数(前年比)
21:00 米・MBA住宅ローン申請指数
22:15 米・12月ADP全国雇用者数
22:30 米・11月貿易収支
22:30 加・11月貿易収支
23:45 米・12月マークイット総合PMI(確報値)
23:45 米・12月マークイットサービス業PMI(確報値)
24:00 米・12月ISM非製造業景況指数
24:00 米・11月製造業受注指数
24:30 米・週間原油在庫
28:00 米・FOMC議事録公表(12/16日分)

昨日は欧州の物価指数であるHCPIの発表がありましたが、結果はいまいちでした。
本日は欧州各国の景気指数であるPMI確報値の発表があります。
S級指標というわけではありませんが、速報値より悪い結果となると、
追加緩和の期待が高まることでユーロを押し下げる要因となるかも知れません。

NYタイムは米指標がずらりと並んでいます。
まずはADP雇用統計で8日(金)のNFPの結果を予測してみたいと思いますが、
20万人前後であれば大きな波乱はないでしょう。
24時のISM非製造業景況指数とFOMC議事録にも注目しておきたいところです。

さて、何はともあれ株価の行方で第一です。
本日も中国の介入により買い支えられるのか、中東のきな臭い対立拡大により
世界的な株安に発展したりしないかなど、リスク回避の材料がでた時点で
指標イベントは二の次となります。

東京タイムは基本的に株価と同方向についていけば問題ないと思いますが、
NYタイム序盤は一旦流れが切れることが続いていますので、私のような
兼業トレーダーにとっては、ちょっと有難い展開になるかも知れません。

2016/01/05

ZEROさん

今年も金融政策と原油価格に注目

昨日の日経平均株価は582円安と大幅安、NYダウは一時467ドル安から
276ドル安へ戻してクローズしています。

きっかけは中国12月財新製造業PMIで48.2と予想や前回を下回ると売りが加速、
CSI300指数が5%下落するとサーキットブレーカーが発動し15分間取引停止、
再開後は7%下落でその日の取引終了となりました。

NY時間24:00には米12月ISM製造業景況指数48.2とこちらも予想を下回り、
リーマンショック直後の2009年以来の低水準に落ち込みましたが、
製造業の悪さは織り込み済みなのか反応薄でした。

為替市場は東京→ロンドンでは円全面高となっていたものの、
NYではドル高の圧力もかかり、1日を通せば円高+ドル高に動いています。
株式市場を中心に不安定な2016年のスタートとなりました。

本日もまずは上海株の動きを見てからとなりそうです。

地政学的リスクにより原油価格が一時的に上昇しても結局下げてしまう
流れの場合、株価にとっては重しになりそうです。

株式市場や原油が冴えない場合には月後半に集中している主要3中銀の
金融政策に注目が集まりそうです。 1/21ECB理事会 1/26-27FOMC 1/28-29日銀金融政策決定会合 個人的には黒田バズーカ第3弾に期待しており、実施により大幅円安となった 場合には時間をかけて円買いポジションを作りたいと考えています。 ※最終的な投資判断は必ずご自身でお願いいたします。

2016/01/04

とあるエンジニアKさん

年明け相場スタート。まずは様子を見る相場

あけましておめでとうございます。2016年もスタートしました。

2015年の相場は年明け早々にスイスフランショックが発生、夏には中国発の大相場発動、
そして米国による利上げなど、いつにもなく忙しい相場の一年間だった気がします。

その一方でクロス円は上下動どちらとも言えないレンジ相場が続いた一年でもありました。
2016年は米国のゼロ金利政策も終わり、株価上昇が期待される一年間となるでしょう。

米国金利、中国経済動向、原油価格、そしてテロと様々な要因が組み合わさって
形成される相場を楽しみつつも、利益を出していきたいと考えています。

もちろん、本欄を楽しみにされている方になんらかの指針を与えることが
できればと考えています。
今年もよろしくお願いします

【本日の指標】

本日は特筆すべき指標はありません。指標には影響されない相場となるでしょう。

【本日の戦略】

指標はないものの、今日一日は一年最初の取引、特に欧米系は諸説あるものの
一般的にはクリスマス休暇明け後最初の取引となります。2015年最終日の12月31日こそ
急激な円高相場となりましたが、クリスマスから年末にかけて続いた静かな相場。

それを取り戻すかの如く活発な相場となるか、あるいは様子見で静かに推移するか
わからないのが今日一日の相場です。幸いにしてカレンダーの巡りから、
日欧米一斉にスタートとなる本日の相場。
各タイムゾーンでの流れをみつつ、今年最初のポジションを入れていけばと考えています。

気になる点としては、ニュースでも大々的に報じられた、イランのサウジアラビア大使館が
襲撃され、その流れを受けて国交を断絶したというニュース。
端を発するのは宗教対立ですが、両国共に共通しているのは原油安によって国家財政に
大きなダメージを受けているという点。

そう簡単にはこれ以上の事態悪化にはならないのでしょうが、
両国共に米国と深い関係を築いていることから、米国経済にとって暗雲とした
雰囲気を作り出すことは必然の流れとなるでしょう。

少ない相場を動かすニュースの中で相場を動かす要因となりそうです。

尚、このサイトは情報提供を目的としており、投資の最終判断はご自身でなさるようお願い致します。本サイトの情報により皆様に生じたいかなる損害については弊社及び執筆者には一切の責任を負いかねます。