昨日の為替相場は、英国・米国市場が休場のなかで、 全体的に円が力関係上弱い位置で推移する展開となって、 各通貨の短期トレンドはそれぞれ弱いながらも上向きとなりましたね。 また欧州系通貨が強く、続いてドル、そして資源国、円という順で 先週後半に比べると位置関係が把握しやすい状態となっており、 休場明けの英国・米国市場でこれがどう変化するかに注目したいところ。 このような中で今日はドイツの小売売上高指数や雇用統計、ユーロ圏の雇用統計、 消費者物価指数速報、カナダのGDP、米国の個人所得、個人支出、PCEデフレータ、 PCEコアデフレータ、S&Pケースシラー住宅価格指数、シカゴ購買部協会景気指数、 消費者信頼感指数と重要指標が多く予定されていますし、特に利上げ観測が高まる 米国の指標には注目したいところ。 また今日も大きな変動が出ても良いように、資金管理を万全にしておき、 取引は当日決済を心がけるなど、自分で消せるリスクは消したうえで リスクが下がれば攻めるという姿勢で相場を見ていきたいところです。 ではまず先週金曜から月曜の対円変動率で相場を見てみると、 CHFが1.00%、EURが0.97%、GBPが0.86%、USDが0.74%、 NZDが0.73%、AUDが0.71%、CADが0.54%となっていて、 力関係は【CHF>EUR>GBP>USD>NZD>AUD>CAD>JPY】という形に。 先週金曜オープンからクローズまでの主要通貨の力関係が 【USD>CAD>GBP>JPY>AUD>CHF>NZD>EUR】でしたから、 円が弱い位置に変化したこと、ユーロ、スイスが強い位置に変化したこと、 北米通貨が位置を落としたこと、ポンドが強い位置を維持していることがわかります。 続いて11時時点の各通貨トレンドをおさらいすると 全体的に弱いながらも上向きとなっていて、円売りが進めばロングのチャンスに。 この場合は力関係上強い通貨を買って円を売る形で攻めるのが低リスクとなります。 逆にここから円が買われる展開に変化した場合は、各通貨の短期トレンドも悪化し 下向きに変化しますので、この場合はショートのチャンスとなりますから、 力関係上弱い通貨を売って円を買うという形で攻めるのが低リスク。 個人的にはこれまでと同じく短期軸で攻める予定ですので、 短期的トレンドを見てリスクが低くなっているものを リスクの低い方向に攻めるという基本戦略。 また取引をする前には必ず「同じ1取引をするならどのペアが最も低リスクか」 ということを考えて力関係をしっかり見ていく考えです。 それでは、今日も一日頑張ってまいりましょう!
みなさん、こんにちは。 斉藤学です。 【前日の概要】 NYダウは-23ドル安と下落しましたが、日経平均株価は時間外で上昇していたこともあって、 +62円高の16834円で引けました。その後、イエレンFRB議長が利上げ追認の発言を行ったため、 ドル円は一時110.45円まで上昇しています。 【前日の結果】 ・ダウ平均 17873.22(+44.93 +0.25%) ・CME日経平均先物 16925(大証終比:+105 +0.62%) ・NY金先物12月限(COMEX) 1216.70(-6.00 -0.49%) ・NY原油先物11月限(WTI) 49.33(-0.15 -0.30%) 【経済指標】 ★★★★ 21:30 (米) 1-3月期GDP・改定 (前期比年率) 前回:+0.5% 予想:+0.9% 結果:+0.8% ★★★★ 21:30 (米) 1-3月期個人消費・改定 (前期比年率) 前回:+1.9% 予想:+2.1% 結果:+1.9% 【本日の戦略】 <早期利上げ追認でドル高継続>
先週末のNYダウは、+44ドル高と反発して引けました。イエレンFRB議長が講演で、 早期利上げ期待を追認すると発言したため売られる場面もありましたが、同時に過度に 急激な利上げに慎重を期すべきとも述べたことで、すぐに買い戻されています。 6、7月の利上げ示唆を受けドル円は一時110.45円まで上昇、米10年債利回りも1.851%へ 上昇しましたが、ドルストレートが下落したためクロス円はまちまちです。 全体的にはドル高の地合いが続くと予想、ドル円は比較的底堅い推移となりそうです。 <消費税増税を2年半延期する可能性が浮上> 週末のニュースとして、安倍首相が麻生財務相らに平成29年4月に予定していた消費税10%への 引き上げ時期を平成31年10月まで2年半延期する方針を伝えたという出来事がありました。 これは合意に至らず、麻生財務相は「消費増税の再延期をするのであれば、 衆議院を解散して国民に信を問うのが筋である」と訴えており、週明けの相場への影響に注目。 通常であれば円安株高要因ですが、先週金曜日の時点である程度予測されていたため、 織り込み具合を確認したいところ。 なお、平成26年11月18日に安倍首相は、「再び延期することはない。 ここで皆さんにはっきりとそう断言いたします。 平成29年4月の引き上げについては、 景気判断条項を付すことなく確実に実施いたします。」と発言していました。 日経平均先物は、時間外で+80円高の16915円と上昇、米利上げ期待により全体的には ドル高で推移すると予想します。ただ、ロンドン休場がスプリングバンクホリデーで休場、 NY市場もメモリアルデーで休場のため、夕方以降は小動きになると思われます。 【経済指標】 ★★★ 18:00 (ユーロ圏) 5月消費者信頼感・確報 前回:-7.0 予想:-7.0 ロンドン休場(スプリングバンクホリデー) NY休場(メモリアルデー) 【本日の予想レンジ】 ・ドル円 109.20〜111.80 ↑ ・ユーロ円 121.80〜123.00 → ・ポンド円 159.00〜162.50 ↑ ・豪ドル円 78.50〜79.80 → ・ユーロドル 1.1080〜1.1180 ↓ ・ポンドドル 1.4580〜1.4700 ↑ ・ドルスイス 0.9830〜1.0000 ↑ 【通貨の強さ】 ドル>ポンド>豪ドル>ユーロ 【注目通貨ペア】 ・ドル(早期利上げ期待)
みなさんこんにちは 本日から、三重県志摩市の賢島で伊勢志摩サミットが開幕します。 財政出動や構造改革等を巡り、どこまで具体的な政策が打ち出されるかが ポイントになっています。 もっとも、先日の仙台でのG7財務相・中央銀行総裁会議の政策的な成果が乏しかった こともあり、市場では、具体的な政策に関して、さほどの期待感はもたれていません。 伊勢志摩サミットは、明日27日までの2日開催される予定になっていますので、 一応為替市場の材料としても注目しておきましょう。 27日午後には、安倍総理の会見も予定されています。 さて、今日の市場ですが、株式相場は昨日に続き上昇しています。 商品価格の上昇をはじめとするリスクオンの展開が好感され、日経平均株価は、 1万7000円台の回復が視野に入るところまで上昇してきています。 為替市場は、株高に加え、フィラデルフィア連銀総裁やサンフランシスコ連銀総裁らから、 早期の利上げ、なかんずく6月の次回利上げに関して前向きな発言があったこともあり、 基本的にはドル高に傾きやすい環境です。これを受け、今朝のドル円は110円台で始まりました。 もっとも、昨日のニューヨーク市場では、ドルが対ユーロで下落するなど、 継続的にドル高が進むような状況ではありません。 実際、本格的な東京時間に入ったところで、ドル円がこれといった理由もなく、 急落する展開になっています。目先では、110円付近から109円半ばまでの 急落を見せています。非常に理解しにくい動きです。 これは、特段の材料によるものではないので、売り仕掛けによる思惑的な動きが想像されます。 ここからの推移については、現在の環境を考えれば、緩やかにドルが戻していく可能性が 高そうに思えます。 目先の材料としては明日のイエレン議長の講演、より長期の材料では来週の金曜日に発表される 5月米雇用統計も控えており、現時点で上にも下にも継続的に進む可能性は高くないでしょう。 FRBの早期利上げ観測の高まりが現在の相場を支えている状況ですので、 これに変調が生じない限りは、多少の円高は短期間で調整されそうです。 16:15スイス1-3月期鉱工業生産 17:30 英1-3月期GDP 18:30 南ア4月生産者物価指数21:30 米新規失業保険申請件数 21:30 米4月耐久財受注 23:00 米4月中古住宅販売保留件数指数
こんにちは、ダメおやじです。 今週に入り静かな動きで週末のイエレンさんの講演、サミット後の日本の景気 対策待ちと思ってましたが昨日の海外から動きましたね。 ポンド円はBOE委員が揃ってEU離脱のリスクを説いたことでEU残留観測が強まりNYで 161.02円まで大きく上昇し、ドル円はFRB高官の「年2〜3回利上げ」発言や住宅指標が 良かったこと、更に株高、原油高から110.12円まで上昇しました。 逆にユーロドルはユーロポンド安に連れる形で1.1132まで大きく下落しました。 本日は特に指標はなく昨日の流れを継続するかです。 東京は日経平均の動きに連動し、海外では株価や米金利動向を睨んだ動きになりそうです。 本日にはサミットのメンバーが全員集まり、個別対談も有るようなので トップリーダーの発言内容、NYではFRB委員の発言には注意ですね。 本日のドル円は上値は110.30円台、110.50円台までとみています。 下値は109.50円台は買われそうですね。 イエレンさんの講演、サミットが終わるまでは110円越えはなく109〜111円の動きと思っています。 本日のポンド円は5月19日の161.63円を越えれるかがポイントで越えれば162円でしょうね。 下値は160.30円、160円前後とみています。 今週はポンド円の売り主体で、一応、短期目標の158円までは下げました。 EU離脱観測で昨日は急上昇ですが161.63超え、162円付近が有れば売りたい気持ちに 変化は有りません。 頑張りましょう。
三重県では駅の改札など至る所で「伊勢志摩サミットまで後◯日」という 電光掲示板があります。今週ついに開催となるため、本日は「あと2日」 と表示されているのですが、当日になったらどのような表示になるのかちょっと 楽しみです。案外何もひねったりしていないのかも知れませんけど。 さて、昨日は株安で始まり、円高で終わるという一日でした。 仙台G7では何も材料は出ず、株安と米債利回り低下に伴いドル円は109円前半 まで下落。ユーロドルは一時ドルの買い戻しがでそうな動きでしたが、 欧州タイム以降はドル買いが継続して1.11台での推移となりました。 東京タイムの動きには騙されましたが、本日も昨日と同様、株価の動きに 合わせてドルを買うタイミングを見極めることになりそうです。 本日は以下のイベントがあります。 ユーロ圏財務相会合 12:00 豪・スティーブンスRBA総裁講演 15:00 独・1-3月期GDP(確報値) 17:30 英・4月財政収支 18:00 独・5月ZEW景気期待指数 18:00 独・5月ZEW現況指数 18:00 欧・ユーロ圏5月ZEW景気期待指数 20:00 トルコ中銀政策金利発表 23:00 米・4月新築住宅販売件数 23:00 米・5月リッチモンド連銀製造業指数 2日後に迫ったサミットを控えているため、国内材料での為替への影響は株価以外は ほぼ考えられません。海外のイベントもこれといったものがないため、値動きに対 する理由探しの一日となるかも知れません。 戦略としては昨日下げてくれたドル円を押し目買いとするのがよいと考えています。 108円を下抜けて円高が進行するとは考えにくく、もしそうなったとしても109円台の 前半であればストップは浅くて済みます。かといって110円を大きく越える可能性も 低いため、109円〜110円の狭いレンジと考えると、109円台の前半で買って、109円台の 後半で売れれば御の字だと思います。 同様の動きをやや値幅の大きなクロス円で狙うのもありだと思いますが、ポンド円に ついては6月の国民投票関連の材料により、急な動きがあるかも知れませんので、 手をだす場合は注意が必要かも知れません。 トレンドがないときでもそれなりの値動きはあります。大きく狙うのではなく、 小さなワンチャンスを狙うのもトレードの1つではないでしょうか。
先週末20-21日に開催された仙台G7では、麻生財務相が為替相場に関して 「無秩序な動き。」と繰り返すのに対し、 米ルー財務長官は「秩序だった動き。」と繰り返すだけに終始しています。 今週25-26日に開催される伊勢志摩サミットへ向け、何の進展も無い会合でした。 5/17時点のIMM円ロングは58,919枚となっており、減少しているものの小幅に留まっており、 本邦政府への警戒感が高まっていない事を示しています。 この後は、伊勢志摩サミット後に発表される1億総活躍プランの規模を確認することになるでしょう。 頑なに予定通りを繰り返している消費再増税延期判断にも注目が集まります。 本日は本邦貿易収支、NY時間は米当局者発言に注目しています。 伊勢志摩サミットへの期待が高まらず、消費再増税延期は不透明、英国ではEU残留が優勢というなか、 米6月利上げ有無が一番注目を集めそうです。 投資戦略は全体的に持ち合いに入っている事から、動きが出てくるのを待ちたいと思います。 ※最終的な投資判断は必ずご自身でお願いいたします。
ユーロ円が安くなっていますね。 私がこちらに来てからというもの一時期急激な円高でレートが跳ね、両替所のスプレットが おかしくなるようなことはあったものの、概ね125円近辺での安定した相場。 おかげで買い物がはかどっています。 ただ普通に暮らしていく生活雑貨は明らかにこちらの方が高い。 もちろん外食はもっと高い。円高云々よりもそもそもの物価高に苦労しています。 かろうじてファーストフードは日本より少し高いぐらいですが、さすがに毎日は 食べてられないし、自炊が一番と心がけて生活する毎日です。 【本日の指標】 本日の指標は小粒。特に指標によって動かされる一日ではありません。 【本日の戦略】 ここ数ヶ月で大きく下落し、相場のボラティリティを上昇させたクロス円相場ですが、 今週は久々に静かな一週間。 徐々に上向き、円安方面に動いているのですが、どちらとも動き難い相場か。 今週はFOMC議事録、ECBの両議事録の発表が行われ、FOMCの議事録が条件次第で 6月の利上げについて言及していたのが相場に多少なりとも影響を与えた程度。 先週週末に突如として新聞報道のあった「消費税増税延期」のニュースも見切り発車 だったようで特段大きな動きはなし。円高に対して是正活動を示唆していましたが、 こちらも動きは特になし。 為替操作に強い関心が集まっている昨今の事情では動きにくいのは理解できますが、 伊勢志摩サミットで各国首脳に日本の現状を伝える意味ではタイミングとして良い気が するのですが、まだまだ様子を見ているものと思われます。 このまま大きなニュースのないまま週末に突入し、サミットウィークを迎えるものと思われます。
昨日はFOMC議事録の「多くのメンバー、経済状況が保証されれば6月の利上げは適切と指摘」 「6月の利上げ実施に扉を開いたままでありたい」等の内容を受け米6月利上げ期待が高まり ドルが買われ、ドル円は110円台前半へ上昇、ユーロドルは1.12ドル台前半まで下落しました。 今日の主な経済指標などは、以下のものが予定されています。 17:30:英・4月小売売上高 21:30:米・新規失業保険申請件数 21:30:米・5月フィラデルフィア連銀製造業指数 昨日のドル円は東京時間は108円台後半〜109円台前半、欧州時間は109.30円〜109.60円で 底堅く推移、NY時間はFOMC議事録公表後110円台前半まで上昇しました。 今日も堅調な動きとなると110円台中盤〜後半へ上昇できるか見たいです。 一方、軟調に推移すると109円台中盤への下落が考えられます。 昨日のユーロドルは東京時間に1.12ドル台後半まで下落、欧州時間は1.1250ドル台まで下落後 1.12ドル台後半へ小幅反発、NY時間はFOMC議事録公表後1.12ドル台前半まで下落しました。
今日も軟調な動きとなると1.12ドル付近、まだ下へ行くと1.1150ドル付近への下落が考えられます。 一方、反発の動きとなると1.12ドル台後半へ上昇できるか見たいです。 では、今日も頑張りましょう!
昨日の為替相場は、全体的に円が力関係上弱い位置で推移するなかで ポンドがやや強めの位置に、カナダが弱い位置に変化する動きが発生。 これによって若干短期トレンドの変化もありましたが、終値ベースの変動率が低く、 まだ短期トレンドも明確な方向性を持たないままとなっていますね。 このような中で今日は英国の雇用統計、米FOMC議事録の発表が予定されていますし、 先週金曜の円買いに対して、今週は月曜、火曜と円売り傾向となっていますから 円軸の力関係、短期トレンド変化に注目したいところ。 また今日もまずは資金管理を万全にしておくとともに、 取引は当日決済を心がけるなど、自分で消せるリスクは消したうえで リスクが下がれば攻めるという姿勢で相場を見ていきたいところです。 ではまず月曜から火曜の対円変動率で相場を見てみると、 AUDが0.63%、GBPが0.54%、NZDが0.36%、USDが0.08%、 EURが0.01%、CADが-0.06%、CHFが-0.24%となっていて、 力関係は【AUD>GBP>NZD>USD>EUR>JPY>CAD>CHF】という形に。
月曜オープンからクローズまでの主要通貨の力関係が 【NZD>CAD>AUD>GBP>EUR>USD>CHF>JPY】でしたから、 円、スイスが弱い位置を維持し、ポンドが位置を上げたこと、 強い位置にあったカナダドルが弱い位置に変化したこと、 オセアニアが強い位置を維持していることなどが見てとれます。 続いて11時時点の各通貨トレンドをおさらいすると スイスが下向きで上の抵抗帯半ばに位置。カナダがフラット、 その他は上向きとなっていて、通貨によってリスクが低い方向が違います。 そのため今後のポイントは円を軸とした力関係変化で、 今後円が買われる展開に変化した場合は、各通貨の短期トレンドも悪化し 下向きに変化しますので、この場合はショートのチャンスとなりますから、 力関係上弱い通貨を売って円を買うという形で攻めるのが低リスクに。 逆にここから円が売られる展開が進めば、各通貨の短期トレンドは改善し、 明確な上向きになるものが出てきてロングのチャンスとなりますから、 力関係上強い通貨を買って円を売る形で攻めるのが低リスクとなります。
個人的にはこれまでと同じく短期軸で攻める予定ですので、 短期的トレンドを見てリスクが低くなっているものを リスクの低い方向に攻めるという基本戦略。 また取引をする前には必ず「同じ1取引をするならどのペアが最も低リスクか」 ということを考えて力関係をしっかり見ていく考えです。 それでは、今日も一日頑張ってまいりましょう!
みなさん、こんにちは。 斉藤学です。 【前日の概要】 先週末のNYダウは-185ドル安でしたが、日経平均株価は買い戻し優勢となって +54円高の16466円で引けました。 ドル円も一時109.09円まで上昇、クロス円も全体的に上昇しています。 【前日の結果】 ・ダウ平均 17710.71(+175.39 +1.00%) ・CME日経平均先物 16625(大証終比:+105 +0.63%) ・NY金先物12月限(COMEX) 1274.20(+1.50 +0.12%) ・NY原油先物11月限(WTI) 47.72(+1.51 +3.27%) 【経済指標】 ★★★ 21:30 (米) 5月NY連銀製造業景況指数 前回:9.56 予想:7.00 結果:-9.02 【本日の戦略】 <NYダウが反発し、ドル円は109円台を回復> 昨晩のNYダウは、+175ドル高と反発して引けました。米5月NY連銀製造業景況指数が、 予想7.00に対し結果-9.02と悪い数値となってしまいましたが、その後バフェット氏率いる バークシャー・ハサウェイがアップル株を3月末の時点で981万株保有していたことが 明らかとなり、アップル株が+3.71%高と急伸したことが支えとなっています。 ドル円は一時109.09円まで上昇、クロス円も全体的に上昇しました。 米10年債利回りは1.753%へ上昇したうえ金価格が高値から反落しているため、 しばらくはドル高の地合いが続くと予想します。 <原油価格が+3%超の上昇> 昨晩は、英ICMが行った英国民投票の最新世論調査が公表されました。 電話調査は残留が47%で離脱が39%で残留派が優勢、インターネット結果は残留が 43%で離脱47%と離脱派が優勢とまちまちの結果でした。 しかし、どちらかというとインターネットよりも電話調査の方が信頼できるとされており、 市場はやや楽観的に見ているようです。ポンドドルは小幅な上昇にとどまりましたが、 ポンド円はドル円の上昇もあって157.10円の高値を付けました。 一方、ナイジェリア石油生産施設への武装勢力による攻撃が続いていることや、 米大手証券がこの2年間の過剰供給はほぼ終了した可能性を指摘したことを受け、 原油価格は+3%超上昇し47ドル台後半へ上値を伸ばしています。 株式市場や原油価格の上昇により、全体的にはややリスクオンムードとなっており、 円売りの入りやすい地合いと思われます。 【経済指標】 ★★★ 21:30 (米) 4月消費者物価指数 (コア:前年比) 前回:+2.2% 予想:+2.1% 【本日の予想レンジ】 ・ドル円 108.70〜109.40 ↑ ・ユーロ円 123.00〜124.00 ↑ ・ポンド円 156.50〜158.00 ↑ ・豪ドル円 78.50〜80.00 → ・ユーロドル 1.1250〜1.1350 ↓ ・ポンドドル 1.4350〜1.4500 ↑ ・ドルスイス 0.9700〜0.9850 ↑ 【通貨の強さ】 ドル>ポンド>豪ドル>ユーロ 【注目通貨】 ・ドル(米利回りの上昇)
みなさんこんにちは、 大型連休も終わり、いよいよ忙しいシーズンです。 いかがお過ごしでしょうか。 さて、前回の日銀の金融政策決定会合で緩和がなかったことで、このところにわかに 円高に傾いていた為替相場ですが、今週は、流れが自律反発で底打ちし、 一時的に反転に向かうように思える場面もありました。 とはいえ、今日の東京時間は、ドル円が再び109円台を割り込む展開となり、 再び円買いが優勢になるなど、動きは不安定です。 とはいえ、昨日の東京時間も、108円後半での推移でしたので、昨夜109円台半ばまで 上昇した円安局面からの小規模な反落と捉えることもでき、今日の動きを見てもそれほど 決定的に円高に向かっているわけではありません。小動きの範囲でしょう。 今週は、重要指標やイベント等の材料に乏しい中で、日銀による追加緩和が早ければ 来月の会合で決定されるのではないかという観測を受けて、緩やかに円安が進んだ 流れでしたので、110円を破るような円安に向かうには、やや上昇のエネルギーが 不足していたと思います。 昨日のニューヨーク時間の円の小幅な反落の背景には、米新規失業保険申請件数の 予想外の増加があります。これにより、リスクオフ傾向が一時的に強まり、 ドル円が108円台半ばまで下落するなど、反落のきっかけになりました。 その後、資源価格や、米国株の持ち直しもあり、一時的に109円台に乗せる場面もありましたが、 直近の円安に対するテクニカル的な調整もあってか、109円台の維持は容易ではない状況でした。 今日の東京市場も、日経平均は軟調になっており、それを受け、108円70銭台まで下落しています。 ドル円に関連しては、今週も引き続きFRB高官の発言が材料になっており、クリーブランド 地区連銀、ボストン地区連銀総裁も既定のFRBの利上げ路線を維持することを示唆しています。 これらのFRBの追加利上げに前向きな姿勢も、最終的なドルの下値を支えており、 依然として中期の円高基調が意識されますが、短期的な大幅な下落の可能性はやや 低下してきたと見ていいでしょう。 13:30 3月第3次産業活動指数 15:00 独1-3月期GDP 15:45 フランス1-3月期 非農業部門雇用者 18:00ユーロ圏1-3月期GDP 21:30 米4月小売売上高 21:30 米4月生産者物価指数 23:00 米5月ミシガン大消費者信頼感指数 23:00 米3月企業在庫
こんにちは、ダメおやじです。 今週に入り麻生さんの強い口調での介入示唆発言や、ハト派だったダドリーNY連銀総裁の 米利上げ示唆発言からドル円はショートカバーで109.36円まで大きく上昇しました。 日銀の追加緩和見送りで105.55円まで下げ大きく売り込まれていたため、 9日、10日はほとんど下げる場面もまく一本調子の上げでした。 私は109円越えはないと見てたのですが越えたという事は予想より多く売り込まれていたのでしょう。 流石に買い一巡したのか、昨日は東京から戻りを売られ欧州で小幅に反発もNYでは NY株の大幅安、米金利低下で108.37円まで下落しました。 昨日の下げが絶好の押し目か、目先の高値をつけたかの判断はまだ早いと思われ本日、 明日の動きが重要ですね。 本日はドル絡みは米雇用指標程度しかなく世界の株価、原油価格、米金利動向で動きそうです。 ドル円の戻り売り有利の基調に変化はないと私は思っており直近高値越えの 109.50円ストップで戻り場面は売りたいと思っています。 頑張りましょう。
昨日は株価が堅調となり、ドル円は半値ラインの108.70円を越えて109円台まで戻して 来ました。今週は序盤から力強い感じで戻していますが、 先週以前までの弱気なセンチメントはどこに行ってしまったのでしょうか? 雰囲気ががらりと変わりすぎて逆に反落を警戒してしまい、上昇についていけないのは 私だけでしょうか・・・。 本日の指標イベントは以下のようなものがあります。 17:30 英・3月鉱工業生産 17:30 英・3月製造業生産 20:00 米・MBA住宅ローン申請指数 23:00 英・英国立経済研究所(NIESR)GDP発表 これといって注目指標はありませんが、6月に国民投票を控えているポンド関連の指標 がいくつかあります。中でもNIESRのGDPは誤差の少ない情報として有益のため、 数字が動いたときはポンドの動きに直結するので注意しておきたいと思います。 指標イベント以外としては、本日も株価の流れに従った展開を期待したいと思います。 日経平均株価は4月の17,600円から先日下落した15,800円まで、値幅は1,800円。 この半値戻しが16,700円付近となるため、続伸となると今日明日には到着します。 その後株価揉み合いとなると、ドル円の上値も重くなるでしょうから、 ドル円は110円に届くかどうかといったところでしょう。 109円台からの買いは慎重にエントリをしたほうがよいと思います。 個人的には今週後半は戻り売り目線でいるため、110円手前は戻り売り水準としては 良いところだと考えています。 さらに株価が続伸し、110円を突破する可能性もないわけではありませんが、 比較的ストップを近く置ける水準ですので、展開次第では積極的に109円台での 戻り売りを狙っていきたいと思います。
GW明けのドル円相場は上昇。 日足チャートからは、基準線と転換線が重なる108.70付近が目先のレジスタンスとなっています。 指標では米4月労働市場情勢指数-0.9(予想-1.0)と予想を小幅上回る結果。 選挙関連では、フィリピン大統領選挙でドゥテルテ氏が当選確実。 国際調査報道ジャーナリスト連合(ICIJ)がパナマ文書を公表しましたが、相場には影響が出ませんでした。 投資戦略としては、引き続き伊勢志摩サミットへ向けてドル円買いを継続。 106円台半ば〜107円台前半で買っていたポジションを一部利食っています。 来週末あたりには政府から何らかの政策が出て来そうです。 財政出動があればその規模、消費再増税の見送りがあるかどうかにも注目しましょう。 こういった材料は円安材料です。 発表された時の値動きを見て保有しているドル円を決済していきます。 ※最終的な投資判断は必ずご自身でお願いいたします。
日本では本日から仕事という方が大半でしょう。 ヨーロッパでもキリスト教の昇天祭の連休があり、本日から通常営業として動き出します。 こちらも連休を利用してドイツへ繰り出したのですが、感じたのは移民の多さ。 肌の色と言語が明らかにアフリカ・中東を出身とする人達。 シリアから逃れてきた人達は最終的にドイツを目指すとのことですが、 その最終目的地がどうなっているのかをこの目で見ることができました。 【本日の指標】 本日の指標は特に大きなものはなく、指標によって動く相場とはならないでしょう。 【本日の戦略】 先々週からの流れを引き継いでクロス円が大幅に下落中です。 もちろん株式相場もそれに動かされるようにして大きく下落中。 週の戦略でも述べましたが、日銀・政府としてはこの動きを止めるべく、 なんらかの政策を打ち出してくるものと思われますが、問題はそのタイミング。 GW中まったくと言っていいほど政治的な動きがなかったもので、若干弱い数値であった 雇用統計から株価は下落スタートが予想されます。 その下落が大きく、相場に致命的な影響を与える場合は日銀・政府による早期の対策を 引き出す原因ともなりそう。各国のけん制がある中で動きにくいのも事実ですが、 これ以上の円高が進むとなればなかなか引き返し難い水準に達しようというのも事実。 また、FX取引者に多い逆張りスタイルでこの水準で買うという流れが相場の下支えとなることを 期待したいところですが、シカゴ先物ポジションを見る限りドル円ショートが積み上がるばかり。 相場の流れを反映しており、これは今の流れが逆転するのは相当に難しいものと推測されます。 また、逆転しなくとも上下動激しい相場となることは間違いなく、 個人投資家泣かせの相場が続きそうです。 このままクロス円売りのポジションに乗るのが懸命なのかもしれませんが、 祭りに乗り遅れたとあってはやはり買い場を探す場面か。しばらく待ちの相場とします。
昨日は米新規失業保険申請件数の弱い結果を受けドルが売られる場面もありましたが、 安倍首相が会見で「為替の急激な変動は望ましくない」「伊勢志摩サミットで必要に 応じて為替についても議論」等発言したことなどを受けドルの買戻しが強まり ドル円は107.50円の高値を、ユーロドルは1.1386ドルの安値を付けました。 今日の主な経済指標などは、以下のものが予定されています。 21:30:米・4月非農業部門雇用者数/4月失業率 21:30:加・4月就業者数/4月失業率 米雇用統計の市場予想は4月非農業部門雇用者数が+20.0万人、4月失業率が4.9%です。 昨日のドル円は東京時間106.90〜107.20円、欧州時間は107円台前半で推移、 NY時間は序盤106円台後半へ下落もその後107.50円まで反発し107円台前半で推移しました。 今日堅調に推移すると108円付近、まだ上へ行くとへ108円台中盤まで上昇できるか見たいです。 一方、軟調な動きとなると106円台後半、まだ下へ行くと106円台前半への下落が考えられます。 昨日のユーロドルは東京時間は1.14ドル台後半で小動きも欧州時間1.14ドル台前半まで下落、 NY時間も軟調に推移し1.13ドル台後半まで下落しました。 今日も軟調な動きとなると1.13ドル台後半、まだ下へ行くと1.13ドル台前半〜 1.13ドル付近への下落が考えられます。 一方、反発の動きとなると1.14ドル台中盤〜後半、まだ上へ行くと1.15ドル台前半へ 上昇できるか見たいです。 では、今日も頑張りましょう!
昨日の為替相場は、全体的に値動きが荒くなった場面がありましたが、 終値ベースでは変動率が落ち着いてきており、明日の雇用統計を前にして、 ポジションを積み上げにくい状態になっているのかなという印象を受けましたね。 また今週に入ってドルが買い戻される傾向が続いているものの まだ大きな下落に対する「戻し」の範疇を抜けきれておらず、 各通貨の短期トレンドは下向きで継続していることから、 引き続き円高方向への意識は持っておきたいところ。 このような中で今日は英サービス業PMI、米新規失業保険申請件数、 米地区連銀総裁のパネル討論会などが開催される予定ですが、 明日に雇用統計を控え、膠着からブレイクする可能性もあるため、 円、ドルを軸としたポジション調整や力関係変化に注目すると良いでしょう。 また今日もまずは資金管理を万全にしておくとともに、 取引は当日決済を心がけるなど、自分で消せるリスクは消したうえで リスクが下がれば攻めるという姿勢で相場を見ていきたいところです。 ではまず火曜から水曜の対円変動率で相場を見てみると、 USDが0.39%、EURが0.30%、GBPが0.10%、CHFが0.07%、 AUDが0.02%、NZDが-0.06%、CADが-0.73%となっていて、 力関係は【USD>EUR>GBP>CHF>AUD>JPY>NZD>CAD】という形に。 火曜オープンからクローズまでの主要通貨の力関係が 【USD>CHF>JPY>EUR>GBP>NZD>CAD>AUD】でしたから、 ドル、ユーロ、スイスが強めの位置を維持していること、 オセアニア、カナダが弱い位置を維持していること、 円が弱い位置に変化したことなどが見てとれます。 続いて10時時点の各通貨トレンドをおさらいすると 各通貨ともに下向きで継続しており、円買いが進む展開となれば、 ショートのチャンスとなる状況で、この場合は力関係上弱い通貨を売って 円を買うという形で攻めるのが低リスクとなります。 逆にここから円が売られる展開となれば、各通貨の短期トレンドは改善し、 一旦フラット化することになりますし、強い動きに発展すれば、 上向きになるものが出てきますので、この場合はロングのチャンスに変わり、 力関係上強い通貨を買って円を売る形で攻めるのが低リスクとなります。 個人的にはこれまでと同じく短期軸で攻める予定ですので、 短期的トレンドを見てリスクが低くなっているものを リスクの低い方向に攻めるという基本戦略。 また取引をする前には必ず「同じ1取引をするならどのペアが最も低リスクか」 ということを考えて力関係をしっかり見ていく考えです。 それでは、今日も一日頑張ってまいりましょう!
みなさん、こんにちは。 斉藤学です。 【前日の概要】 東京市場が憲法記念日で休場のなか、序盤は円高の地合いが続きました。 ドル円は一時105.55円まで下落しましたが、NY時間中盤あたりからドルが買い戻されたため、 106円台半ばへ戻しています。 【前日の結果】 ・ダウ平均 17750.91(-140.25 -0.78%) ・CME日経平均先物 15985(大証終比:-155 -0.96%) ・NY金先物12月限(COMEX) 1291.80(-4.00 -0.31%) ・NY原油先物11月限(WTI) 43.65(-1.13 -2.52%) 【経済指標】 ★★★★★ 13:30 (豪) RBAキャッシュターゲット 前回:2.00% 予想:- 結果:1.75% 【本日の戦略】 <円高が一服、ドル円は106円台半ばへ戻す> 昨日は、ロンドン時間まで円高が進んでいたものの、NY時間中盤にフランクフルトを 訪問中の麻生財務相が「投機的な動きが継続されることがないように為替市場の動向を これまで以上に注視し、必要な時にはしっかりと対応する」と発言、黒田日銀総裁も 「必要と判断すれば、ちゅうちょなく追加的な金融政策を講じる」と語ったことで、 ドル円はいったん買い戻されました。 元々やや売られすぎだったこともあり、106円台半ば付近へ戻していますが、 まだ自律反発程度の買いにとどまっています。米10年債利回りが1.800%へ下落しているので、 本格的なリバウンドはまだ難しそうですが、追加緩和期待により下がったところでは 買いが入るでしょう。 <豪ドルやドルストレートが下落> ややサプライズ的な利下げの影響で豪ドルが急落、豪ドルドルは0.7484、豪ドル円も 79.54円まで売られました。原油価格は今晩の在庫統計発表を控えいったん売りに押されており、 資源国通貨は下落が継続しそうです。 一方、上昇の続いていたドルストレートが反落しているため、 しばらくはドルの買戻しが続くと予想します。 ただ、本日も東京市場はみどりの日で休場のため、本格的な値動きは夕方以降となりそうです。 【経済指標】 ★★★ 21:15 (米) 4月ADP全国雇用者数 前回:+20.0万人 予想:+20.0万人 ★★★★ 23:00 (米) 4月ISM非製造業景況指数 前回:54.5 予想:54.8 【本日の予想レンジ】 ・ドル円 106.00〜107.30 ↑ ・ユーロ円 121.50〜123.00 ↑ ・ポンド円 189.80〜191.50 ↑ ・豪ドル円 94.80〜96.20 → ・ユーロドル 1.1100〜1.1220 ↓ ・ポンドドル 1.5250〜1.5450 ↓ ・ドルスイス 0.9250〜0.9550 ↑ 【通貨の強さ】 ドル>ユーロ>ポンド>>豪ドル 【注目通貨ペア】 ・ドル(売られすぎにより反発)
みなさんこんにちは、 ゴールデンウイークの中日、どのようにお過ごしでしょうか。 このところ難しい相場が続いていますが、頑張っていきましょう。 さて、今日は世界的に多くの国で労働者の日(レイバーデ)の振替休日となっており、 香港、上海、ロンドンでは休場になっています。 また、ここ東京でも大型連休の中日なので、平日とはいえ本格的な取引は生じにくい状況です。 重要なイベントも、アメリカの4月ISM製造業景況指数くらいです。 こうした日は、参加者、材料不在の状況下で、基本的には先週までの流れを受け継ぐ 相場が予想されます。 円高、ドル安の現在の流れに照らせば、ひとまずはポジション調整的なドル売り 継続を予見していくのが正しいでしょう。 ドル円は、先週は大きく円高に進む相場になりました。 日銀による追加緩和見送りの影響を受けて、円は一気に108円台に至り、さらに1-3月期の 米GDPをはじめとする指標が冴えなかったことで、106円台で取引を終えています。 前回は介入が取りざたされた水準まで円高が進んできましたが、今のところ円高への警戒感は 限定的であり、ドル円はどこまで下落するのか、底値の目途が難しい状況といえるでしょう。 GDPの伸びは、ここ2年で最も遅いペースとなっており、 企業の設備投資は減少する状況になっています。 明らかに世界的な経済の減速感が強まっており、FRBの追加利上げの時期も 見通せるような状況にはありません。こうした地合いでジワジワと円高が進む中で、 日銀が追加緩和をしなかったことは、ある意味サプライズをもって受け取られました。 株式市場も大きく下落するなど、リスクオフ気分が強まっています。 米国でも、株安、ドル安の流れは変わらず、先週のダウは18000を割り込んで 株価の下げが加速しています。 今週の株式も、ドル円相場も、やはり先週の流れを引き継いで様子見基調となることが予想されます。 少なくとも雇用統計までは、大きく反発するのは難しい地合いといえそうです。 16:15 スイス3月 実質小売売上高 16:50 仏4月 製造業PMI 17:00 ユーロ圏4月 製造業PMI 23:00 米4月ISM製造業景況指数 23:00 米3月建設支出 23:00 ドラギECB総裁発言
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