兵ブロガーバックナンバー(2016年08月)|FX|外為オンライン FX取引 − あなたの為の、外為を。

バックナンバー 2016年08月

2016/08/31

ZEROさん

米経済指標に注目

30日の為替市場はドル高、NYダウは48ドル安となりました。

ジャクソンホール講演でのイエレン議長のタカ派発言、これをフォローする
フィッシャー副議長のタカ派発言を受けたドル高が継続しています。

中でもドル円は直近投機筋の円ロングが溜まっていた事もあり、上げ幅が大きくなっています。

今晩は米8月ADP全国雇用者数、1日米8月ISM製造業景況指数、2日米8月雇用統計へと
重要指標の発表が続きます。

強い結果になれば単純に9月利上げ観測浮上によるドル高、弱い結果になれば
9月利上げ観測後退によるドル安となりそうです。

投資戦略は指標の結果に注目しつつも、ドル円押し目買いとします。

※最終的な投資判断は必ずご自身でお願いいたします。

2016/08/30

とあるエンジニアKさん

米国金利を睨んだ値動き限定相場

オリンピックも終わり、気がつけば8月も今日と明日で終わりです。
オリンピックは日本のメダルラッシュで大変盛り上がり、4年後の東京オリンピックが
非常に楽しみになっきました。是非とも4年後は自分の目で実際の競技を見てみたいものです。

【本日の指標】

米国の政策金利に世界中の注目が集まっており、利上げの時期を巡って動く相場を展開中。
指標の一つ一つに9月利上げの是非を巡って値動きが続いています。

本日は住宅価格指数や消費者信頼感指数が米国時間に発表を予定しており、普段ならば
さほど動かないレベルの指標ですが、センシティブになっている相場は良い数値に対して
普段より反応しやすくなっており、警戒が必要な場面です。

【本日の戦略】
 
8月初頭に大きく円高となる展開が発生してからピタッと100円台を離れなかった
ドル円ですが、先週に来てようやく頭ひとつ上げる展開。イエレン議長による発言によって、
9月利上げの期待が高まったことによってドルが2円ほど値を上げて102円台でウロウロ。

昨日もその流れを引き継いで…とうい展開が期待されたのですが、残念ながら昨日の相場は
ほぼ動きがない状態。もうひと押しあれば円安ドル高の流れに傾くことかと思いますが、
ここは雇用統計を待つ相場となりそうです。金曜日に予定されている雇用統計。

水曜日、木曜日と「雇用統計を睨んで」動かない相場が予想されますが、
本日も指標発表におけるサプライズがない限りは似たような展開となるでしょう。
そうなれば今週の値動きは金曜日に集中することとなり、先週と同じような展開となりそう。

1ヶ月の停滞期間が円安方向へのエネルギーを貯めていたと考えたい展開で、
週の戦略で述べたとおり円安ポジションを持って雇用統計まで様子を見たいと思います。

2016/08/29

しましまさん

米9月利上げ期待高まりドル買われる

先週末26日は、イエレンFRB議長の講演では9月利上げに対し具体的な言及はなかったものの、
その後フィッシャーFRB副議長が「8月雇用統計はFOMCの決定に影響へ」
「イエレン議長の発言は9月利上げの可能性と整合」等発言したことで早期利上げ期待が強まりドル買いが進み、
ドル円は101円台後半まで大幅上昇、ユーロドルは1.11ドル台後半まで大幅下落しました。

今日の主な経済指標などは、以下のものが予定されています。

21:30:米・7月個人所得
21:30:米・7月個人消費支出

先週26日のドル円はNY時間にドル買いが進み、101.95円の高値を付け101.81円で引けました。
今日も堅調に推移すると102円台中盤〜後半まで上昇できるか見たいです。
一方、軟調な動きとなると101.50円付近、まだ下に行くと101円付近への下落が考えられます。

週末26日のユーロドルはNY時間に大幅下落し、1.1181ドルの安値を付け1.1196ドルで引けました。
今日も弱い動きとなると1.11ドル台中盤〜前半への下落が考えられます。
一方、反発の動きとなると1.12ドル台中盤へ上昇できるか見たいです。

では、今日も頑張りましょう!

2016/08/26

為替見習さん

ジャクソンホール会合でのイエレンFRB議長講演、利上げ示唆の有無に注目

昨日の為替相場は、全体的に高値安値、終値ベースともに変動率が低く
週前半から続く「イエレン議長講演待ち」の相場が続きましたね。

力関係では強い位置にあったポンドやNZDが弱い位置に変化したり
弱い位置にあったユーロが強い位置に変化したりしているものの
短期トレンドは完全にフラットであり、イエレン議長講演次第で
上下どちらにもブレイクしうる状態となっています。

そのイエレンFRB議長講演は、今日23時から予定されていて、
9月の利上げに向けて何かしらの示唆があるかどうかという点、
年内利上げについて言及があるかという点などが注目されますし、
講演直後から大きな動きが出る可能性も十分。

そのため今日もまずは資金管理を万全にしておき、取引も当日決済にするなど
自分で消せるリスクは徹底的に消したうえで、相場のリスクが下がれば
すぐに取引できるよう、上下両方にシミュレーションしておきたいところです。

ではまず水曜から木曜までの力関係変化を対円変動率で見てみると、
EURが0.28%、AUDが0.19%、CADが0.15%、USDが0.13%、
CHFが0.04%、NZDが-0.02%、GBPが-0.22%となっていて
力関係は【EUR>AUD>CAD>USD>CHF>JPY>NZD>GBP】という形に。

水曜オープンからクローズまでの主要通貨の力関係が
【NZD>GBP>USD>AUD>CAD>JPY>EUR>CHF】でしたから
強い位置にあったポンド、NZDが弱い位置に変化したことや、
弱い位置にあったユーロが強い位置に変化してはいるものの
変動率が低い状態が続いていて、完全に膠着状態となっていることがわかります。

続いて金曜11時時点の各通貨短期トレンドをおさらいすると
昨日の動きを受けて全体的にフラットに近い状態となっていますので、
現状は攻めるにもリスクが高い状況。

しかし逆に考えれば、動きが出ればすぐに低リスクになるとも言えますので、
今後のポイントは円を軸とした力関係変化で、今後円が買われる展開に変化すれば、
各通貨の短期は悪化し明確な下向きとなる通貨が出てきてショートのチャンスとなり、
力関係上弱い通貨を売って円を買う形で攻めるのが低リスクとなります。

一方今後円が売られる展開となれば、各通貨の短期は改善し、
明確な上向きとなる通貨が出てきてロングのチャンスとなるため、
力関係上強い通貨を買って円を売るのが低リスクな状態に変わります。

個人的にはこれまでと同じく短期軸で攻める予定ですので
短期的トレンドを見てリスクが低くなっているものを
リスクの低い方向に攻めるという基本戦略。

また取引をする前には必ず「同じ1取引をするならどのペアが最も低リスクか」
ということを考えて力関係をしっかり見ていく考えです。

それでは、今日も一日頑張ってまいりましょう!

2016/08/25

斉藤学さん

ドル高の地合いが継続と予想

みなさん、こんにちは。
斉藤学です。

【前日の概要】
NYダウは+17ドル高、日経平均株価も+99円高の16597円と反発して引けました。
ドル円は一時100.10円まで下落したものの、NY時間にはドル高となり100.60円まで
反発しています。

【前日の結果】
・ダウ平均      18481.48(-65.82 -0.35%)
・CME日経平均先物   16555(大証終比:+15 +0.09%)
・NY金先物(COMEX)  1329.7(-16.4 -1.22%)
・NY原油先物(WTI)  46.77(-1.33 -2.77%)

【経済指標】
★★★
23:00  (米) 7月中古住宅販売件数  前回:557万件  予想:553万件  結果:539万件

【本日の戦略】

<ややドル高、ドル円は100円台半ばへ上昇>

昨日のドル円は、一時100.10円と100.00円割れ付近へ下押しする場面がありました。
しかし、貴金属や原油が売られたことで米利回りは1.561%へ上昇、かろうじて100円台半ばへ
戻しています。昨晩発表された米原油在庫増減(EIA)は、予想-0.455mlnに対し結果2.501mlnと
予想外に在庫が増加していたため、原油価格は46ドル台へ下落しました。

ドル高気味になってきたことでドルストレートが下落した一方、クロス円はドル円の
上昇により堅調に推移しました。このところポンドドルの買戻しが続いていましたが、
こちらは上昇が一服しています。

<週末のイエレンFRB議長の講演待ち>

CME FedWatchによれば、9月の利上げ確率は18.0%なのですが、FRB幹部による相次ぐ
早期利上げ発言で期待感も出ているようです。イエレンFRB議長は利上げを急いでいないと
思われますが、週末金曜日のジャクソンホールでの講演に注目が集まっています。

この期待感によりドル高の地合いとなってきましたが、ドル高が進みすぎて株式市場が
下落した場合はリスク回避の円買いが強まってしまうため、米利上げの有無に関しては
注意が必要でしょう。

【経済指標】

★★★
21:30	(米) 新規失業保険申請件数          前回:26.2万件  予想:26.5万件
★★★
21:30	(米) 7月耐久財受注 (前月比:除輸送用機器) 前回:-0.4%   予想:+0.4%

【本日の予想レンジ】
・ドル円	100.10〜100.80	↑
・ユーロ円	132.50〜133.50	→
・ポンド円	132.30〜134.00	↑
・豪ドル円	76.00〜76.80	→
・ユーロドル	1.1200〜1.1300	↓
・ポンドドル	1.3150〜1.3300	↑
・ドルスイス	0.9600〜0.9750	↑

【通貨の強さ】
ドル>ポンド>豪ドル>ユーロ

【注目通貨ペア】
・ドル(商品相場が全面安)

2016/08/23

為替太郎さん

先週来のドルが堅調が継続も、力は弱い

みなさんこんにちは。

まだ8月というのに、列島は異常な台風続き。
過ごしにくい天気が続きますが頑張っていきましょう。

さて、週明けの為替市場は、先週の後半の流れを引き継いで、ドルが比較的堅調な
展開でしたが、今日は株安でやや弱い推移です。

昨日のドル円は、東京時間は100円台70銭台で推移し、先週に比べてもしっかりとして
値動きでしたが、今週は、週末に予定されているイエレン議長のジャクソンホール講演を
控えて、それ以上の上値は重く、目立った動きが出にくい地合いになっています。
今朝はまたも100円台の前半まで円高に傾いてきました。

ジャクソンホールで、イエレン議長から年内の追加利上げに関して前向きなコメントがあれば、
ドルの上値余地もさらに出てくるわけですが、現在のところは何とも言えない状況であり、
少なくとも今日段階では、一方的に円もドルも買われていくような雰囲気ではありません。

ドルを支える材料としては、要人発言も昨日からの為替市場の関心を集めました。
FRBのフィッシャー副議長は、21日の講演で年内の追加利上げに前向きな発言を示して、
先週来の早期利上げに向けたドルの底堅さをサポートしました。 さらにに、黒田総裁がマイナス金利の政策の一段の拡大可能性を示唆したことで、 クロス円では、日銀のさらなる緩和政策への期待感から、円売りの流れも強まり、 昨日はドル円で一時的に100円90銭台まで上値を試す場面も生じています。 このところの流れで、短期的にドル円が100円割れを試す雰囲気からは、遠ざかってきた わけですが、ジワジワとした下げで、今朝は水準としては再度100円に接近してしまっています。 とはいえ、今週はジャクソンホール講演を控え、それまで材料不足による手控え感は 否めません。下に行ったとしても上に行ったとしても、その値幅は限定的になるでしょう。 ひとまず、本日段階は、様子見でしょう。 イベントとしては、リッチモンド連銀製造業指数に注目しておきたいところです。 13:00 黒田日銀総裁発言 15:00 スイス7月貿易収支 16:00 仏8月製造業PMI 16:00 仏8月サービス業PMI 16:30 独8月製造業PMI 16:30 独8月サービス業PMI17:00 ユーロ圏8月製造業PMI 17:00 ユーロ圏8月サービス業PMI 23:00 米7月新築住宅販売件数 23:00 米8月リッチモンド連銀製造業指数 23:00 ユーロ圏8月消費者信頼感

2016/08/22

ダメおやじさん

小幅逆張りで方向を探る展開か!

こんにちは、ダメおやじです。

先週は参加者も少なく値動きは小幅でしたが、今週から参加者も戻り活発な
動きになることを期待します。

本日は特に材料もなく静かな動きと思っていましたがフィッシャーFRB副総裁の
利上げに前向きな発言でドル円は窓を上に空けてスタートしました。

ただ、更に上伸する勢いはなさそうで上値は101.20円台、下値は100.20円、
100円の動きかもしれないです。

先週から方向感が少し乏しいので噴けば売り、突っ込めば買う逆張り方針で
小幅でも確実に利を取り、方向感を探る展開かもしれないですね。

動く材料とすれば先週から上昇している原油価格や高止まりしている株価動向で
しょうが最大の材料は米金利動向と思っています。

本日、チャンスが有れば良いですね。

2016/08/19

しーさん

ドルベア相場

昨日は東京タイムにドル円が100円割れを示現し、終始軟調な展開でした。
欧州タイムに入ってからはやや戻して100円台に回復しましたが、上値は限定的。
株価も冴えないこの状況では、大きなリスク選好相場には成り得ない状況のようです。

本日は以下のイベントが予定されています。

17:30 英7月財政収支
21:30 加6月小売売上高
21:30 加7月消費者物価指数

ご覧の通り、日欧米の主要国に対する注目すべき指標はありません。
夏枯れ相場の中で、ドルが軟調な展開が継続すると思われます。

先日のFOMC議事録では、利上げするのは米国の指標結果次第ということが改めて
確認されました。一部では9月にも利上げがあるかとも言われていましたが、
その可能性はかなり低く、年内に利上げできるかどうか微妙な状況と言えます。

となるとドルにとっては買い材料が乏しく、かといって他の通貨を見てもポンドは
利下げ局面にあるため買わにくい状況です。ユーロも追加緩和のカードを切ることこそ
ないものの、いまだ量的緩和を継続中です。ですが、ドル、ユーロ、ポンドの3通貨の
中で選べと言われれば、強いて言うならユーロと答えることになるでしょう。
ただ少々わかりにくいのが、ドルを買うと答えてもよいはずなのにこの軟調さは、
金利面以外の力が働いているのではと思われます。

円に対しては追加緩和局面であるから売られるはずでは?と考えられますが、
いつもの(リスク選好でない展開なら)リスク回避の円買いというやつでしょうか。
選好すべき通貨がない中でどの通貨を買うか頭を悩ませている人が多そうです。

その意味ではオージーやキウィはまだ金利が高い方なので買われやすいのですが、
こちらも利下げ局面であり、オセアニア通貨は中国の影響を受けやすく、中国の成長が
あまり期待できないため買いにくいです。
この数ヶ月で金の価格が10%以上、プラチナの価格が20%近く上昇しているのも頷けます。

本日もドル円は大きく上昇することは期待せず、100円台中盤から後半にかけて戻り
があれば、戻り売りを狙うのがよいと考えます。
来週のジャクソンホールにて、イエレンFRB議長の発言を待ちたいと思いますが、
ドルにとってはポジティブな内容は聞けないかも知れません。

2016/08/18

ZEROさん

FOMC議事録→ドル安へ

昨日はFOMC議事録(7/26-27分)に注目が集まりました。

前日に「9月利上げもあり得る。」とした米当局者発言を受け、
一部ではタカ派FOMC議事録に期待する向きがありました。

議事録では、9月利上げへの前向きさはまったく見られず、
「一段の指標を見極める必要がある。」という事で、
9月利上げ観測は後退しています。

前日の発言は、7月よりタカ派に傾いている事を示唆する発言
だったのではないかと考えています。

引き続き米利上げ時期がテーマになります。

今晩のNY市場でドル安+米株高がどこまで進むか注目しておきます。

投資戦略は、ドル円が欧米時間に急落した場合には買い→東京時間に
口先介入等あれば、戻したところを利食いたいと考えています。

※最終的な投資判断は必ずご自身でお願いいたします。

2016/08/17

とあるエンジニアKさん

再びドル円100円台を買いチャンスと見る

オリンピックが盛り上がっています。
連日のようにメダルを取ったニュースが流れ、テレビに釘付けになってしまいます。

オリンピック代表となって日本を背負うだけではなく、各国からの代表を押し超えての
メダル獲得。そして、幼少時からの努力がメダルとなって花開いたわけで、
素直に凄いと思えます。素晴らしいの一言で感動を与えてくれますね。

【本日の指標】

本日は英国で失業率の発表、米国においてはFOMC議事録が発表されます。
特にFOMC議事録は年内利上げというキーワードを巡って世界中の相場が動いている
わけで、サプライズとなりやすい指標です。

具体的な数値が発表されるではなく、字面を見て相場が反応うするので
個人投資家にとっては予想がしにくく、成り行きにまかせる他ないと考えています。

【本日の戦略】

お盆相場、とあって参加者が少ないところを狙われたと見るのが正しい見方か。
昨日は東京時間、そしてロンドン時間と円が買われ続け、NY時間が始まる直前には
ドル円が99円台に突入する展開。

とは言え最安値としては99.80で、前回安値を下回ることはなく、ある水準においては
自律的な反転があると理解しました。これでイギリスによるEU離脱ショック以来の
二番底をつけた展開と見ることができます。

その後はNY時間で買い戻されることになりましたが、週の初めより1円近く下がった状態で
取引が継続されています。クロス円に注目すると確かに下落は間違いないのですが、
ドル円の下落が目立つのは円の上昇と相まってドルが売られていることも要因の一つ。

先週発表された雇用統計は好調で、年内利上げ論が高まっているのは事実ですが、
材料切れからのドル下落感が見受けられます。ダウ平均も強く、ドルが売られる
要因としては限られている展開。

相場参加者が戻れば、大きなファンダメンタル要因がない限りは今回のような急落が
発生するとは予想しにくく、底がはっきりした今は逆張りの買いチャンスと見ております。

週の戦略でポンド円買いを述べていますが、クロス円は反撃のチャンスとしたいところです。

2016/08/16

しましまさん

昨日は動かず、今日は米7月消費者物価指数等に注目

昨日は終日動意に乏しく、ドル円は100円台後半〜101円台前半、
ユーロドルは1.1150ドル〜1.12ドルでの小動きとなりました。

今日の主な経済指標などは、以下のものが予定されています。

10:30:RBA議事録公表
17:30:英・7月消費者物価指数
18:00:独・8月ZEW景況感調査
18:00:欧州・8月ZEW景況感調査
21:30:米・7月消費者物価指数
21:30:米・7月住宅着工件数/7月建設許可件数
22:15:米・7月鉱工業生産

昨日のドル円は、東京時間は101円台前半で推移、欧州時間は100円台後半まで
下落する軟調な動きも、NY時間はNYダウの上昇等を受け101円台前半へ戻しました。
今日堅調な動きとなると、101円台中盤〜後半へ上昇できるか見たいです。
一方軟調な動きとなると100円台後半〜100.50円付近への下落が考えられます。

昨日のユーロドルは東京・欧州時間は1.11ドル台中盤〜後半を底堅く推移、
NY時間は1.11ドル台後半〜1.12ドルで推移しました。
今日堅調な動きとなると1.12ドル台前半までできるか見たいです。
一方、軟調な動きとなると1.11ドル台中盤〜前半への下落が考えられます。

では、今日も頑張りましょう!

2016/08/15

為替見習さん

NY連銀製造業景況指数、対米証券投資と円、ドル軸の動きに注目

先週の為替相場は、お盆や海外勢の休暇で動きが神経質になり
毎年8月によく見られる円高の動きもところどころに出たりして、
取引するにも少し慎重さを要求されるような週という印象でした。

また今週もある程度神経質な動きが続く可能性があるわけですが、
例年8月は円高になりやすいという傾向もあるため、重要指標前後は勿論、
各国市場オープン前後の動きや、円、ドルを軸とした動きに注目しておくと、
取引する機会を見つけやすくなりそうですね。

ではまず力関係についてですが、こちらは週間予想で記載しましたので
詳細はそちらを確認していただくとして、ポイントは円が強い位置に変化し、
ドル、豪ドル、NZDが位置を落としたこと、カナダが強い位置を維持し、
ポンド、NZDが弱い位置を維持していること。

また短期トレンドについても週間予想で記載しましたので、
詳細はそちらを確認していただくとして、ポイントは上記の力関係の影響で、
カナダがフラットであることを除いてドル円クロス円は下向きですので、
円買いが進めばショートのチャンスになりやすい状態となっていて、
この場合は力関係上弱い通貨を売って円を買う形で攻めるのが低リスクとなります。

逆にここから円が売られる展開に変化した場合は、各通貨の短期トレンドも改善し
一旦フラット化しますし、勢い次第では上向きに変化することになります。

この場合はロングのチャンスに変わりますから、力関係上強い通貨を買って
円を売るという形で攻めるのが低リスクと変わりますね。

また今日はNY市場でNY連銀製造業景況指数、対米証券投資が発表され
この時間帯前後は特に大きな動きが出やすくなると思われますので、
今日も急変動がきても良いように、資金管理を万全にしておき、
取引は当日決済を心がけるなど、自分で消せるリスクは消したうえで
リスクが下がれば攻めるという姿勢で相場を見ていきたいところ。

個人的にはこれまでと同じく短期軸で攻める予定ですので、
短期的トレンドを見てリスクが低くなっているものを
リスクの低い方向に攻めるという基本戦略。

また取引をする前には必ず「同じ1取引をするならどのペアが最も低リスクか」
ということを考えて力関係をしっかり見ていく考えです。

それでは、今日も一日頑張ってまいりましょう!

2016/08/12

斉藤学さん

株高円安の地合いと予想

みなさん、こんにちは。
斉藤学です。

【前日の概要】

昨日の東京市場は山の日で休場でしたが、
為替市場は通常通りです。

ドル円は、朝方の円高で一時101.03円まで下落したものの、
NY時間には円安優勢となり一時102.06円まで反発しています。

【前日の結果】
・ダウ平均      18613.52(+117.86 +0.64%)
・CME日経平均先物   16890(大証終比:+120 +0.72%)
・NY金先物(COMEX)  1350.0(-1.9 -0.14%)
・NY原油先物(WTI)  43.49(+1.78 +4.27%)

【経済指標】
★★★
21:30	(米) 新規失業保険申請件数 前回:26.9万件 予想:26.5万件 結果:26.6万件

【本日の戦略】

<ドル円は一時102円台を回復>

昨晩のNYダウは、買戻しと原油高により+117ドル高と反発して引けました。
ドル円は101.30円台から上昇が続き、101円台後半へ達すると一段高となって、
一時102.06円まで上昇しています。

ドルストレートはやや売られましたが、円売り優勢でクロス円は全体的に上昇しました。
朝方、ドル円が101.03円まで売り込まれていた時の地合いと比べると、だいぶ市場の
雰囲気が良くなってきました。

米10年債利回りは1.563%へ上昇しており、ドル高の地合いへ変わってきています。

<原油価格が+4%超上昇>

昨晩、サウジアラビアのファリハ・エネルギー産業鉱物資源相が、
来月のOPEC非公式会合での価格安定に向けた措置の可能性に言及したことが伝わり、
原油価格が+4%超急騰しました。

原油価格は、一時7月25日以来の高値となる43.86ドルまで急伸、これにより
カナダドルも急騰しています。原油価格は、先週末の43ドル台から週明けに
41ドル台へ下落、そして昨晩再び43ドル台へ戻す強い地合いとなっており、
さらなる上昇が期待できます。

米国株は上昇が続き過熱感が高まってきているものの、原油高で米エネルギー株が
続伸すれば相場全体をもう一段高させる可能性もあります。

【経済指標】
★★★★
21:30	(米) 7月小売売上高 (前月比:除自動車) 前回:+0.7% 予想:+0.2%
★★★★
23:00	(米) 8月ミシガン大消費者信頼感指数・速報
前回:90.0 予想:91.3

【本日の予想レンジ】
・ドル円	101.60〜102.50	↑
・ユーロ円	113.00〜114.50	↑
・ポンド円	131.70〜133.00	↑
・豪ドル円	78.00〜79.00	↑
・ユーロドル	1.1100〜1.1200	→
・ポンドドル	1.2900〜1.3050	→
・ドルスイス	0.9700〜0.9850	↑

【通貨の強さ】
ドル>ユーロ>ポンド>豪ドル

【注目通貨ペア】
・ドル(米利回りが上昇)

2016/08/10

為替太郎さん

冴えない指標でドル安基調も、ドル円の下値幅は限定的か。

みなさんこんにちは。

明日は山の日。お盆ももうすぐです。
市場も夏休みシーズンを前に、小動きになってきました。

さて、昨日のニューヨークですが、ポンドの弱さと、ポンド以外の主要通貨に対する
ドルの下落が目立つ相場になりました。とりわけポンドはドルを含む主要通貨に対し
全面安の展開となりましたが、これは先日の利下げから継続しているポンド安の流れの一環です。

EU離脱選択後のイギリスの経済指標がいよいよ来週から発表されることを控え、
EU離脱に伴うイギリス経済への影響への懸念が高まっています。
これらの指標への懸念、そして、それを受けた追加利下げと量的緩和の実施観測の高まりが、
継続したポンド安の要因になっています。

一方、昨日発表された4〜6月期の米労働生産性は、市場予想に反して前期比0.5%の低下となり、
またもマイナスを記録したことで、アメリカの追加利上げ観測が後退、金利が低下しました。
これを受けドルもまた昨日は軟調な推移になりました。労働生産性は3期連続のマイナスとなっています。

これを受け、昨夜の欧米時間は、ドル円で売り先行の展開になり、102円前半から101円台の後半まで下落。
アメリカ時間には一時的に102円付近まで戻す場面もありましたが、結局、リスクオフの高まりで
再度101円台の後半まで下落して取引を終えています。

さらに、今日の東京市場でも、ドルの軟調は継続しており、ドル円では101円台半ば、
50銭を割り込むレベルまで下落してきました。朝段階では101円90銭台でしたが、東京時間に入ってから
株安を受けて一段と下落しています。
株式相場の調整によるリスクオフが、目先での円買いの材料になっています。
もっとも、欧米株式相場は堅調でしたので、ここからズルズルと底なしに下げるような雰囲気ではないでしょう。

明日も祭日ですし、ここからは、市場参加者の夏休みシーズンを控えて動意が出にくい局面だと思います。
実際、今日発表の6月の機械受注はあまり相場に影響を与えませんでした。
イベントに関しても、目先で大きな焦点となる指標等は予定されておらず、引き続き株式相場を
にらんだ小幅な推移が継続しそうに思います。

13:30 6月第3次産業活動指数
15:45 仏6月 鉱工業生産指数17:00 ノルウェー7月消費者物価指数
20:00 米MBA住宅ローン申請指数
27:00 米7月 月次財政収支

2016/08/09

ダメおやじさん

円売り優勢も動意薄!

こんにちは、ダメおやじです。

毎日、猛暑が続いてますが体調に注意して頑張りましょう。
昨日は東京では先週末の良好な米雇用統計を受けたドル円買いや日銀のETF買い期待で
日経平均が大幅高となったのを受けて上下に振れながらもドル円で102.25円、
ポンド円で133.76円まで上昇する場面も有りました。

海外でも原油高や株高を背景にジリジリと円安となりドル円で102.65円、
ポンド円で134.01円まで上昇もNY株が下落に転じた事や米金利が低下したため
ドル円は102.43円、ポンド円で133.58円まで下落するなど伸び悩みました。

円安の動きでしたが夏休みを取っている投資家が多そうで動きに勢いがなかったですね。

本日も東京は日経平均の動向、海外では英鉱工業生産など英指標は有りますが
特に重要指標はなく株価や原油価格、米金利を睨んだ動きとなりそうです。

今週は大きくは狙わず、取れる時に確実に利を取るのが良さそうですね。
ドル円は上値は102.80円、103円までで下値は102円まででしょうね。
ポンド円は上値は134円、134.50円で下値は133円、132.70円までと見ています。

2016/08/08

しーさん

ドル円買いへ

今年は例年に比べて台風が極端に少ないため、台風被害が少なくて良い反面、暑い日が
これでもかと続くので外に出るのがためらわれます。台風5号は日本への上陸はなさそ
うですが、一時の涼を与えてくれるものがないと干上がってしまいますね。

さて、先週金曜日の米雇用統計の発表後はドル買いへと傾斜しました。
株価も堅調となっており、リスクオンの状況と言えます。
今週はこれといった指標イベントはありませんが、本日も同じく為替市場に大きな影響
を与えそうなイベントはありません。本日の指標イベントはこちらです。

中国7月貿易収支
08:50 日銀金融政策決定会合 主な意見公表(7/29開催分)
08:50 日・6月貿易収支
14:00 日・7月景気ウォッチャー調査
15:00 天皇陛下 お気持ちを表明
15:00 独・6月鉱工業生産
23:00 米・7月労働市場情勢指数

天皇陛下のお気持ち表明は15時よりとのことですが、為替や株式市場への影響は限定的
でしょう。生前退位というお言葉は使われないようですが、数年後に元号が変わる可能性
が高まると、個人的にはシステム屋としては忙しくなることが目に見えるため、これから
大変だという印象を持つことになります。

先週金曜日のNYダウの堅調さを受け、日経平均も上昇となり、ドル円にとっては追い風と
なります。本日はまずはドル円をロングで持っておき、104円を目指して上昇の波に乗り
たいところです。もし予想に反して下落した場合は押し目のチャンスとして買い下がりも
視野に入れておきたいと思います。先週の安値ラインである100.65円を下抜けた場合は
一旦撤退をしたほうがよいでしょうが、100円を割れることなく反発サインが見えた時点
で再度ロング狙いでエントリするイメージで見ておきたいと思います。

2016/08/05

ZEROさん

夏枯れ直前、方向感乏しいか

昨日は英中銀が金融政策を発表。政策金利を0.50%→0.25%へ利下げ、
資産買い入れ3,750億ポンド→600億ポンド増額、1年6か月で100億ポンドの社債購入、
銀行向け資金供給を1,000億ポンドを発表し満額回答となりました。

0.25%への利下げは事前に織り込んでいたものの、資産買い入れ600億ポンド増額など、
市場コンセンサスをやや上回る政策が出ました。結果を受けポンドは急落しています。

それでも直近のIMMポジションでは、ポンドショート8万枚超に傾いており、
今後も一方的な下げになるかは疑問です。

今晩は夏枯れが意識されるなか、米雇用統計が発表されます。

強い結果なら9月利上げ観測→ドル買いとなりそうですが、先日のGDP速報が
悪かったことから、9月利上げに現実味はありません。
結果が良くても極端なドル買いを想定しないほうが無難でしょう。

悪い結果となった場合には、素直にドル安で反応しそうです。

NYダウは膠着状態で、あまり動きそうにありません。
為替も値幅が期待しずらい環境に見えます。

投資戦略は今晩は様子見とし、お盆休み中は昨年同様にドル円急落があれば
97-98円は一度買ってみたいと考えています。

※最終的な投資判断は必ずご自身でお願いいたします。

2016/08/04

とあるエンジニアKさん

ドル円の100円台を買いチャンスと見る

夏も本番。来週は今年から始まった山の日祝日です。
お盆の中に祝日を作ることで経済活動への影響を抑えたとのことですが、
相場にとっては別の意味。お盆は完全クローズにはならずとも、参加はできる。

しかしながら祝日は完全に東京市場がお休みになるとあって、
相場参加者が少ない時を狙っての値動きが活発化し、再びドル円が100円を切る
事態を懸念する記事がありました。

一方、私と一緒に働いている某外国人は「また祝い好きな日本人のおかげで
休みが増えた」と喜んでいる模様。
やはり見る人受ける人によって大きく変わるのがその事象です。

【本日の指標】

雇用統計を明日に控え、本日は英国銀行による政策委員会の議事要旨発表、
金利発表等々が発表されます。国民投票によるEU離脱から既に1ヶ月以上が経過し、
相場も落ち着いてはきましたが、まだまだ予断がならないというのがポンド相場。

特にポンド円は円高傾向が続いている円との組み合わせで急落のリスクもあります。
ポンド円は急落時に底値として130円が底として意識されているところですが、
ここ数日じわじわ円高が進み、二番底を探す場面。下落の余地はもう少しあります。

【本日の戦略】

前述の通り雇用統計を明日に控えており、今日の値動きはさほどないものかと。
じわじわと円高が進んでいますが、ドル円は既に101円を切り、昨日は100円台に。

100円は相場参加者が意識するラインで、これを突破するには相当の追い風がないと
難しいものと読んでいます。ニュースも出尽くし、円安からの巻き戻しも終わり、
昨日発表されたADP雇用統計もさほど悪いものでなかったことから、
明日の雇用統計においてサプライズがなければ再度利上げと見るであろう相場の流れ。

その流れが来るのであれば今のドル円水準は買いのチャンスとみております。
週の戦略でも述べたドル円の買い。ここから買いポジションを入れて参ります。

2016/08/03

しましまさん

ドル売り進む、ドル円は100円台後半まで下落

昨日はNYダウが7営業日続落したことや米早期利上げ期待の後退等から
ドル安・円高の流れとなりドル円は101円を割り込み100.68円まで下落、
ドルは他通貨に対しても弱い動きでユーロドルは1.1234ドルまで上昇しました。
 
今日の主な経済指標などは、以下のものが予定されています。

21:15:米・7月ADP全国雇用者数
23:00:米・7月ISM非製造業景況指数

昨日のドル円は東京時間は102円台で推移も欧州時間は101円台中盤まで下落、
NY時間も軟調な動きで101円を割り込み100.70円付近まで下落しました。

今日も軟調な動きとなると100円台後半〜中盤、まだ下へ行くと
100円付近への下落も考えられます。
一方、堅調な動きとなると102円付近まで上昇できるか見たいです。

昨日のユーロドルは東京時間は1.11ドル台中盤〜後半、欧州時間は1.11ドル台
後半〜1.12ドル付近で推移、NY時間も底堅く推移し1.1234ドルまで上昇しました。

今日堅調な動きとなると1.12ドル台中盤、まだ上へ行くと1.13ドル〜
1.13ドル台前半へ上昇できるか見たいです。
一方、軟調な動きとなると1.11ドル台後半〜中盤への下落が考えられます。

では、今日も頑張りましょう!

2016/08/02

為替見習さん

RBA政策金利発表と週末の雇用統計に向けた円、ドル軸の動きに注目

昨日の為替相場は、全体的に重要イベントを前にした様子見といった様相で、
力関係では欧州系通貨と円、ドルがやや強く、オセアニアやカナダが弱い状態。
この形はリスク回避型に近い形ではあるものの、終値ベースの変動率も低く
積極的なポジションを取りにくいのかなという印象を受けました。

やはり今週は木曜にBOE政策金利発表、金曜に米雇用統計が予定されており、
週末を見据えての展開となることが予想されますし、それまでは単発の指標や
円、ドル軸の動きを中心に見ていくのが良さそうですね。

ただ今日はRBA政策金利発表が予定されており、市場予想は利下げが多い中
据え置き期待も残っているため、据え置きとなると反応が大きくなる可能性もあり
その点に注目しつつ、円、ドル軸の動きを見ていくと良いでしょう。

また今日もまずは資金管理を万全にしておくとともに、
取引は当日決済を心がけるなど、自分で消せるリスクは消したうえで
リスクが下がれば攻めるという姿勢で相場を見ていきたいところです。

ではまず先週金曜から月曜の対円変動率で相場を見てみると、
CHFが0.40%、USDが0.36%、EURが0.21%、GBPが0.01%、
CADが-0.16%、NZDが-0.18%、AUDが-0.52%となっていて、
力関係は【CHF>USD>EUR>GBP≒JPY>CAD>NZD>AUD】という形に。

先週金曜オープンからクローズまでの主要通貨の力関係が
【JPY>NZD>AUD>CHF>EUR>CAD>GBP>USD】でしたから、
ドルと欧州系通貨が強い位置に変化したことや、円がやや位置を落としたこと、
オセアニアが弱い位置に変化していることなどが見てとれます。

続いて11時時点の各通貨トレンドをおさらいすると
先週金曜の円高の影響が残っており、各通貨ともに下向きで
再び円買いとなればショートのチャンスになりやすい状況。

この場合はショートのチャンスとなり、力関係上弱い通貨を売って、
円を買う形で攻めるのが低リスクとなります。

逆にここから円が売られる展開に変化した場合は、各通貨の短期トレンドも改善し
一旦フラット化することになりますし、勢いが強ければ上向きになるものが出てきて、
この場合はロングのチャンスに変わります。

こうなった場合には力関係上強い通貨を買って円を売るという形で攻めるのが低リスク。

個人的にはこれまでと同じく短期軸で攻める予定ですが、
今日はRBA政策金利発表後の相場と、欧州勢参入後の相場で
流れが出来るかどうかという点を特に意識するつもりで、
力関係、短期トレンド両面でリスクが低くなっている通貨ペアを
リスクが低い方向に攻めるという姿勢で。

また取引をする前には必ず「同じ1取引をするならどのペアが最も低リスクか」
ということを考えて力関係をしっかり見ていく考えです。

それでは、今日も一日頑張ってまいりましょう!

2016/08/01

斉藤学さん

ドル安と円買いのダブルパンチに注意

みなさん、こんにちは。
斉藤学です。

【前日の概要】
NYダウは-15ドル安と小幅に続落、日経平均株価は+92円高の16569円と反発して引けました。
日銀会合の結果は、ETFの買入枠を年間3.3兆円から6.0兆円に拡大しその他は現状維持、
日経平均株価は金融株の上昇によってプラスで引けたものの、ドル円は105.65円へ急騰後、
102円台前半へ急落しています。

【前日の結果】
・ダウ平均       18432.24(-24.11 -0.13%)
・CME日経平均先物    16360(大証終比:-250 -1.53%)
・NY金先物(COMEX)   1357.5(+16.3 +1.22%)
・NY原油先物(WTI)   41.60(+0.46 +1.12%)

【経済指標】
★★★★
21:30	(米) 4-6月期GDP・速報 (前期比年率)    前回:+1.1% 予想:+2.6% 結果:+1.2%

★★★★
21:30	(米) 4-6月期個人消費・速報 (前期比年率) 前回:+1.5% 予想:+4.1% 結果:+4.2%

【本日の戦略】

<米4-6月期GDP・速報の下振れでドル安に>

先週末のNYダウは、下がったところで買いが入ったものの-24ドル安と小幅に続落しました。
NY時間に発表された米4-6月期GDP・速報が、予想+2.6%に対し結果+1.2%と予想を大幅に
下回ったことでドル安が進み、ドル円は一時101.97円まで下押ししました。

ドル円の下落によりクロス円も-1.5〜2%超の下落、米10年債利回りは1.450%へ
低下しています。ドル安によりドルストレートが上昇しており、週末の米雇用統計を前に
神経質な値動きが続きそうです。

また、先週末+92円高とプラスで引けた日経平均株価も、先物が時間外で-240円安の
163525円と反落しており、マイナススタートが予想されます。為替もドル安スタートと予想、
株安による円買いも加わった場合は下値模索となるため注意が必要でしょう。

【経済指標】
★★★★
23:00	(米) 7月ISM製造業景況指数  前回:53.2  予想:53.0

【本日の予想レンジ】
・ドル円	101.00〜103.00	↓↓
・ユーロ円 112.50〜115.00 ↓ ・ポンド円 132.50〜136.00 ↓ ・豪ドル円 76.00〜78.00 ↓ ・ユーロドル 1.1050〜1.1250 ↑ ・ポンドドル 1.3100〜1.3350 ↑ ・ドルスイス 0.9580〜0.9750 ↓ 【通貨の強さ】 ユーロ>豪ドル>ポンド>>ドル 【注目通貨ペア】 ・ドル(米利回り低下継続の可能性が高い)

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