Abhijith Ganapavaram Tanvi Mehta
[ニューデリー 7日 ロイター] - インド空港管理当局は、航空管制システムに技術的な問題が発生し、デリー空港で航空便の運航に影響が出ていると発表した。
インドの航空会社インディゴ、エアインディア、スパイスジェットは航空便に遅延が生じ、待ち時間が長くなっていると明らかにした。
当局は、航空管制データをサポートする自動メッセージ交換システムの技術的な問題が原因だと説明。「管制官は飛行計画を手動で処理しており、遅延が発生している。技術チームは早急にシステムを復旧させるべく取り組んでいる」とXに投稿した。
関係者によると、この問題により、7日朝には約70─80便の出発が30分以上遅れ、6日には25便が影響を受けたという。
同空港では1時間に60─70機が離着陸している。
飛行追跡サイト「フライトレーダー24」のデータによると、数十便が遅延。出発時間の遅延は平均55分となっている。
国際空港評議会によると、デリー空港の2024年の旅客数は約7800万人で、世界で9番目に利用者が多い。