[ロンドン 12日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁が、国際決済銀行(BIS)の2つの主要経済会合で、米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長の後任となることが分かった。BISが12日、明らかにした。
ラガルド氏は来年5月から、BISのグローバル・エコノミー会議(GEM)議長および経済諮問委員会(ECC)委員長を務めているパウエル氏の職務を引き継ぐ。
ラガルド氏の任命は、中央銀行の中央銀行と呼ばれるBISが、現職や元職のECB政策担当者の影響を大きく受けていることを意味する。
ラガルド氏のECB総裁としての任期は2027年10月末までとなっている。BISは、ラガルド氏の委員長としての任期については明らかにしていない。