[7日 ロイター] - S&Pグローバルが7日発表した4月の英建設業購買担当者景気指数(PMI)は53.0と、2023年2月以来の高水準だった。
景気後退(リセッション)からの回復の兆しが強まっている。3月は50.2だった。
住宅建設は一段と減少したが、商業施設建設、土木工事が急増。住宅価格調査によると、住宅市場の回復ペースは鈍化している
S&Pグローバルのエコノミクスディレクター、ティム・ムーア氏は「英経済の先行きに対する信頼感が高まり、需要が拡大した」と述べた。
建設会社の雇用は4カ月連続で縮小したが、縮小ペースは過去3カ月で最低だった。
サービス業、製造業、建設業を含む全セクターPMIは54.0と、1年ぶり高水準。3月は52.6だった。