[東京/横浜 13日 ロイター] - 業績が悪化している日産自動車は13日、追加で従業員1万1000人を削減すると発表した。これまで公表してきた約9000人と合わせて約2万人の人員削減を2024年度から27年度にかけて実施する。同社の連結での従業員数は約13万人で、削減規模は約15%に相当する。リストラを断行し、経営再建を急ぐ。
人員削減の対象は、国内外の生産・一般管理・開発部門の直接・間接従業員と契約社員。
同社は人員削減を含む経営改革を通じて、前年度実績比で固定費と変動費を合わせ5000億円を2026年度までに削減し、同年度までに自動車事業での営業利益とフリーキャッシュフローの黒字化を目指す。
26年3月期の連結業績予想については、営業損益と純損益の開示を見送った。前期の純損益は6708億円の赤字だった。
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