Kentaro Okasaka
[東京 16日 ロイター] - UBEと三菱マテリアルは16日、両社が50%ずつ出資するUBE三菱セメントが東京証券取引所への上場準備を始めると発表した。「地政学リスクや各国経済施策の変化」で事業環境が転換期を迎える中、上場により機動的な資金調達や企業としてのプレゼンス強化を図る狙いがある。
UBE三菱セメントは、2021年に設立され、22年に両社のセメント事業などを承継して営業を開始。川上から川下にかけての生産体制の最適化や販売・物流体制の再構築などシナジー効果の最大化による事業基盤強化を図ってきた。
上場予定時期は現時点では未定としている。