Laila Kearney
[23日 ロイター] - アジア時間の原油先物は下落している。ドル上昇のほか、石油輸出国機構(OPEC)と非加盟産油国でつくる「OPECプラス」がさらなる増産に踏み切る可能性が重しとなった。
0015GMT(日本時間午前9時15分)時点で、北海ブレント先物は0.37ドル安の1バレル=64.07ドル。米WTI先物は0.39ドル安の60.81ドル。
今週はこれまで北海ブレントが2%、WTIは2.7%それぞれ下落している。
OPECプラスは6月1日の会合でさらなる大幅増産に合意するかどうかを協議していると、ブルームバーグ・ニュースが22日に報じた。代表団の話として、7月の生産量を日量41万1000バレル増やすことが選択肢の一つだが、最終合意にはまだ達していないと伝えた。
今週は米国で原油在庫が大きく積み上がったことも重しになった。