[台北 19日 ロイター] - 台湾中央銀行は19日、市場の予想通り、政策金利を2%に据え置いた。好調な域内経済とインフレ鈍化が背景。今年の経済成長予測も据え置いた。
据え置きは全会一致で決定。ロイターのエコノミスト調査でも30人中29人が据え置きを予想していた。
中銀は今年の経済成長予測を3.05%に据え置いた。昨年の実績は4.59%。人工知能(AI)関連製品など、輸出が好調だった。
今年の消費者物価指数(CPI)上昇率の予測は3月時点の1.89%から1.81%に引き下げた。
米連邦準備理事会(FRB)は前日、政策金利を予想通り据え置いた。