[25日 ロイター] - イスラエルの諜報機関モサドのデビッド・バルネア代表は、対イラン作戦で諜報員らが担った役割を称賛するとともに、米中央情報局(CIA)に感謝の意を表した。その上で、警戒を続ける姿勢を示した。
25日に放送された諜報員へのビデオメッセージで、「われわれは引き続き警戒を怠らず、把握しているイランのプロジェクト全てを徹底的に監視していく。これまでと同じように、われわれはそこにいる」と語った。
イスラエルの安全保障関係者は同国によるイラン核・軍事施設への空爆が始まった13日、兵器システムを破壊するためにモサドの工作員がイランに送り込まれたとロイターに語っていた。イスラエル軍とモサドはこの攻撃を実行するにあたり、必要な情報などで何年も連携し準備してきたという。
バルネア氏は「われわれの主要なパートナーであるCIAの共同活動に対し、感謝と敬意を表したい」と述べ、CIAがモサドを支援し、作戦を可能にしたと語った。