[バンコク 7日 ロイター] - タイのピチャイ財務相は7日、米国との貿易交渉で最新案を提出したと明らかにした。米国は「相互関税」の上乗せ分の一時停止期限である9日までに関税引き下げで合意できない場合、タイからの輸入品に36%の関税を課すと警告している。
先週ワシントンでの協議を終えて帰国した同相は「米国からのフィードバック、彼らが特に関心を持っている点を聞き、(提案を)調整した」とした上で、今後さらに修正を行う可能性もあると述べた。
ピチャイ氏は先に、米関税の影響でタイの経済成長率が今年1%強にとどまる可能性があるとの見通しも示した。