[ワシントン 31日 ロイター] - 米労働省が31日に発表した第2・四半期の雇用コスト指数(ECI)は前期比0.9%上昇し、前四半期と同じ伸びとなった。労働市場の緩和にもかかわらず賃金上昇が加速したことで、予想を若干上回り上昇した。ロイターがまとめたエコノミスト予想は0.8%上昇だった。
前年同期比では3.6%上昇し、伸びは前四半期から横ばいとなった。
労働コストの大部分を占める賃金・給与は1.0%上昇。前四半期は0.8%上昇していた。前年同期比では3.6%上昇し、前四半期の3.5%上昇から伸びが鈍化した。
インフレ調整後では前年同期比0.9%上昇、前四半期は1.1%上昇だった。
民間部門の賃金・給与は1.0%上昇した。前年同期比では3.5%上昇。前四半期は3.4%上昇していた。
州・地方自治体の賃金は0.9%上昇だった。前四半期は0.8%上昇、前年同期比では3.9%上昇した。
諸手当は0.7%上昇。前四半期は1.2%上昇だった。前年同期比では3.5%上昇。前四半期は3.8%上昇だった。