[4日 ロイター] - ロシア南部ボルゴグラード州当局は4日、ウクライナのドローン(無人機)による夜間の攻撃で電線が損傷し、鉄道駅舎で火災が発生したと発表した。
当局はメッセージアプリのテレグラムで、ボチャロフ知事の発言を引用し、ドローンが駅付近の線路に落下したと述べた。ドローンは爆発せず、線路への被害は報告されていないという。
ロシア国営タス通信は、この地域で複数の地方列車が遅延していると伝えた。
ロシアの民間航空当局によると、ボルゴグラード市の地方空港でフライトの運航が数時間停止した後、0300GMT(日本時間午後0時)ごろに再開された。
ロシア国防省は、同国部隊がウクライナのドローン計61機を撃墜したと発表した。このうち6機はボルゴグラード州上空で撃墜された。同省はウクライナが発射した数ではなく、撃墜した数のみを公表している。
州当局は攻撃について、「大規模」で、エネルギーと輸送インフラを狙ったものだとしている。
ロイターはこれらの報告を独自に確認できなかった。