Scott Vincent Sarah Morland
[18日 ロイター] - バハマとタークス・カイコス諸島の住民は18日、先週末にかけて勢力を増しながらカリブ海諸島を通過したカテゴリー4のハリケーン「エリン」に備えて警戒を強めた。
エリンは直接的な上陸は予想されておらず、重大な被害もまだ出ていないが、規模と勢力の拡大で海上は波が高くなっており、米東海岸のノースカロライナ州の一部地域で避難命令が出されている。
エリンは16日にカテゴリー5に達した後、17日夜にカテゴリー4に戻った。2025年は4年連続でカテゴリー5のハリケーンが大西洋で発生したことになる。前回カテゴリー5に達した大西洋のハリケーンは昨年10月の「ミルトン」だった。
米国立ハリケーンセンター(NHC)は、エリンが18日にバハマとタークス・カイコス諸島を通過する際にさらに勢力を強める可能性があると述べた。
今週半ばまで「危険な大型ハリケーン」として勢力を維持する見込みだが、バミューダや米本土に直撃することは避けられる見通しだ。