[東京 2日 ロイター] - コーエーテクモホールディングスは2日、プライム上場基準の流通株式比率を高めるため、自社株処分と株式売り出しを実施すると発表した。公募による自社株処分は1474万株。売り出しは3月末で約57%の株式を保有する光優ホールディングスと第3位の環境科学が計700万株を実施。需要に応じて追加の株式売り出しも想定している。
コーエーテクモは流通株式比率の引き上げに向け、過去に転換社債型新株予約権付社債を活用した仕組みを打ち出したが、条件が整わなかった。昨年12月には新たな取り組みの検討を進めていると説明していた。