[22日 ロイター] - 中国の中際旭創は、香港上場で最大550億5000万香港ドル(70億2000万ドル)の調達を目指している。22日の取引所提出資料で明らかになった。
深センに上場している同社は、H株5450万株を1株最大1010香港ドルで売却する。
中際旭創は光ファイバーケーブルを通じて大量のデータを伝送する小型機器である光トランシーバーの製造を手がける。この機器はデータセンターやクラウドネットワーク、人工知能(AI)計算システムで利用されている。
今回の上場は、2019年のアリババ集団による129億ドルの上場以来、香港市場で約7年ぶりの大型案件となる。中国のテクノロジー企業は、より高速なデータセンターや計算ネットワークの構築を巡り米国と競う中、AIインフラ拡充に向けた資金調達を進めている。
目論見書によると、上場による調達資金は研究開発(R&D)や世界的な生産能力の拡大、サプライチェーン能力の強化などに充てる。
7月29日までに最終公開価格を発表する見通しで、翌日に上場を予定している。
コーナーストーン投資家には、シンガポール政府系投資会社テマセク、ブラックロック、アリババ、騰訊控股(テンセント)、ベイン・キャピタルが含まれる。
共同主幹事はゴールドマン・サックス、中国国際金融(CICC)、モルガン・スタンレー、広発証券が務める。