兵ブロガーバックナンバー(2007年11月)|FX|外為オンライン FX取引 − あなたの為の、外為を。

バックナンバー 2007年11月

2007/11/29

しーさん

底が見えたか

2007/11/29(木) 本日は、しーが担当させて頂きます。

もう11月も終わりですね。
時間が流れるのが早いと感じる今日この頃、
充実した毎日を送っているというわけでもなく、
目の前の仕事に追われているだけと言ったほうがよいかも。

為替取引においても、月間収支がどうの、年間収支がこうのというよりも
目の前の利益だけを追い求め、結果としてこれだけの利益がでた♪
という意識で取り組みたいと思っています。

【本日の注目指標と対策】

ドル円、クロス円ともに今週の週足は今のところ陽線できています。
ダウ平均が13,000ドルを回復し、ダウ日足では買いサインが点灯しだしました。
ようやく暗雲が晴れる兆しが見えてきたようです。

しかしサブプライム問題による損失が消えるわけでもなく、
今期は暗い時代のまま終わりそうですが、
そんな中で本日は米新規住宅販売件数の発表があります。
100万件を超えていたのはすでに遠い過去になっていますが、
今回の予想値は75万件となっています。

底が見えはじめて買い意欲も上がってきているので、
予想値より良いか悪いかで素直な動きになるのではないかと見ています。

またそれより先に第3QのGDPが発表されます。
内訳の個人消費や住宅投資などがどのように改定されるのかに注目です。


【本日の戦略】

昨日のNYタイムのベージュブックでは、半数以上の地区で景気の減速が観測されています。
しかし株価上昇に伴いドル円は110円台に乗せてきています。
引き続き上値が抑えられやすい状態ですが、戻り売りとなって下落しても
底値が切り上がっているかを確認していきたいところです。

主戦場はやはり欧州タイムからNYタイムにかけてですので、
日中は突発ニュースなどがなければ、まったりと傍観しておきたいと思いますが
夕方から夜にかけて、レンジがどこに落ち着くのかを見据えたいと思います。

では次回担当のyamamomo様、よろしくお願いします。

しー@たゆたいFX
http://fx-theory.seesaa.net/

2007/11/28

とあるエンジニアKさん

クロス円買いは様子を見ることがオススメ

本日(11/26)はとある新米社員Kが執筆を担当させていただきます。

12月を目前に控え、非常に寒くなってまいりました。

そんな寒さの中、最近走っています。

今年の冬もいくつかのマラソン大会に出場するので、そのための練習ですが、
寒い空気の中を風を切って走るというのは非常に気持ちがいいもの。
睡眠時間を削ってでもやる価値はあるかと思われます。

【本日の注目指標と対策】
本日は地区連銀経済報告、ベージュブックが発表されます。

最近相場を動かす要因となる、ダウ平均も日本時間の日付変わってから
大きく動くほどが多いため、このベージュブックも相場を動かす要因となるでしょう。

ただそれほど注目すべき指標ではないので、スルーしても構わないと言えます。

【本日の戦略】
連日のようにしてクロス円を中心とした大波が形成されています。

昨日は下落、今日は上昇と、非常にボラティリティが高い相場となっております。
恐ろしいのは株価によって左右される相場で、ダウの値動きによっては含み益や
含み損が一度に吹き飛ぶぐらいの値動きが生じています。

チャートを見ると、総じてクロス円が下落から反転するのではと見ることができる相場。
ここでクロス円の買いをスワップも含めて狙うのもおもしろいのですが、
まだまだ時期尚早と思われます。

クロス円の買いはしっかりとした反転を見せ、順張りだと言える時にポジションを
取るのがベストです。

リスクを取り、高いボラを狙った短期取引はまさに今がねらい目でしょうが、
スワップも含めた2,3週間のポジション所持をされる方は今週末ぐらいまで
少し様子を見ることをオススメします。

それでは次回担当のしーさんよろしくお願いします。

とある新米社員K
 http://kawasenikki.blog69.fc2.com/

2007/11/20

ダメおやじさん

ポンドの利下げ観測について

こんにちは、ダメおやじです。
銀杏並木も色づきはじめて気温もぐっと冷え込んできました
。夕方街を散歩していても小料理屋から大根を煮た良い匂いが流れてきて、つい
ついそのお店に吸い込まれてしまいます。日本は四季があり、食べ物もそうです
が思い出も季節ごとに思い出されます。紙面では地球温暖化等賑わっております
が、再度身近な秋を感じると印象が変わるなと思いました。

(本日の注目経済指標)

米10月住宅着工件数

住宅着工件数は、毎月第3週に米商務省から発表され、その月に住宅の着工が開
始された件数になります。ただし公共住宅は除かれ、地域別、住宅区分別などで
発表されます。建設が開始された件数なので、季節的要因(天候)に影響を受け
やすく1ケ月だけの値で判断するのは危険です。あくまでもトレンドが重要です
ので3ヶ月程度の移動平均をとるなど留意したほうが良いかも知れません。


(本日の戦略)

今週の為替相場は昨日も欧米株式市場が突っ込んだように、不安定な相場展開が
予想されます。株価連動型相場は続くと思われますが、週末には米国では感謝祭
で休日となり、日本でも勤労感謝の日で休日となりますので、それまでにポジ ション調整を含んだ高下も見込まれますので、じっくりと仕込めるにはまだ難し いようです。 ポンド円では、BOEのインフレレポートで利下げの可能性を示された事や、キン グ総裁が2008年には急激にGDPが低下するとの発言を受けて弱含む展開が続いて おり、今晩発表となるBOE議事録が注目されます。私としては、英国の経済状況 が然程弱くはないので、早急な利下げに関しては疑問に感じておりますので、今 回の議事録で据え置き優勢となればしっかりとするのではないかと思っております。 チャートでは、移動平均線(25本と75本)がデッドクロスしてきました。 11月16日の223.94円を下回り底なし沼のように思われます。しかし、 かなりの投げが出ているため今週の安値の後、反発もあると思います。下げ止 まった所で一度拾ってもおもしろいのではないかと思います。

2007/11/15

しーさん

まだまだ不安定

2007/11/15(木) 本日は、しーが担当させて頂きます。

今週末は猛烈に冷え込むそうですね。
そんな中、週末はディズニーランド&シーに行ってきます。

両親はまだ一度も行ったことがないという貴重な方々なので、
還暦祝いの招待旅行です。嫁いでいった姉家族と総勢9名ご一行。
無事に帰ってこれるのでしょうか・・・。

【本日の注目指標と対策】

今朝はNZ小売売上高の発表がありました。
今週の円高からすでに半値戻しを達成したキウイですが、
今朝の結果は好調だったものの85円を切ってやや軟調に推移しています。

チャートを見て後付けでここまで下がったのはこのポイントだからだ、
ここまで戻したのはこのポイントだからだと理由をつけるのは簡単ですが、
それを予測するのはかなり難しいです。

走り出したらその方向についていくか、荒れている相場は回避して
落ち着くまで待ちましょう。
昼間は仕事でチャートを見れない私にとって、こういうときに指値で勝負すると
うまくいかないことが多いので今は様子見がメインです。

欧州タイムからはユーロ圏のCPI(消費者物価指数)の発表があります。
対ドルでは依然高値圏に居座っているユーロですが、
昨日の英BOEの弱気な今後の予定を受けて、連れ安となりました。
今後ネガティブになり得るものといえば新たな金融不安を呼ぶニュースか
ECB高官による口先介入です。

実弾介入が実際に行われるとは考えにくく、要人発言も数をこなすと慣れてきます。
よってネガティブニュースが飛び込んでこない限り、ユーロの強気地合いは変わらず
ということになるのではないでしょうか。

対円では日足の一目均衡表の雲を上抜け、強気チャートになりつつあります。
先週の下落が嘘のように反発をしているのでやや急落不安が残りますが、
CPIの結果如何で勢いが増す可能性が高いです。

【本日の戦略】

昨日はダウ平均株価は寄り付きから上昇してきましたが
引きにかけて急落しました。
日経平均も反発し、戻りが出始めていますがまだまだ不安定です。

昨日のダウの終わり方からすると、今日の東京タイムは弱気となりそうです。
東京タイムは様子を見て、欧州タイムから上記指標とにらめっこしつつ
流れがでるようでしたらアグレッシブにいってもいいかも知れません。

では次回担当のyamamomo様、よろしくお願いします。

しー@たゆたいFX
http://fx-theory.seesaa.net/

2007/11/14

とあるエンジニアKさん

ダウ反転上昇にアジアはどう反応するか?

本日(11/13)はとある新米社員Kが執筆を担当させていただきます。

突然ですが、集中力を高める方法をお持ちですか?

お香を焚く、音楽を聞く、ガムを食べるなどなど・・・
自分にはとっておきの集中力を高める方法があります。
それは「帽子をかぶる」こと。
単純に見えるかもしれませんが、自分にとって格段の集中力向上の手段です。
長く野球をやっていたせいか、帽子のつばから見える風景は視野が狭い分だけ
集中してしまうせいなのかな。
残念ながら会社ではできませんが、自宅でブログを書く際などは
帽子をかぶって書いています。
もし他に集中力を高める方法がありましたらぜひとも教えて下さい。

【本日の注目指標と対策】
本日は、BOE四半期インフレ報告やユーロ圏内のGDP-3Qなど、
欧州圏の重要指標の発表があります。
好調なユーロ、ボラティリティが最近特に激しいポンド。
更なる混乱相場へ移行するのか、結果が気になるところです。

また、ニューヨーク時間になると生産者物価指数(コア)や小売り売上高など、
サブプライム問題で実体経済に影響が見え始めている最近、大きく注目される指標です。

【本日の戦略】
先週から続く、ボラティリティが高い相場です。
円高一直線と思いきや、昨日のように急に揺り戻す。
まさに、デイトレ向きの相場です。
生き残るには大変な技量が必要であると思われますが。

さて本日は非常に悩める1日です。
あれだけひどい円高を続けておいて、急に向きを変えて円安へ。
反転するならば、なんらかのサインを見せてもいいものでしょうが、
それさえなく昨日のような急激な反転。
昨日の相場が単なる調整というならば、今日は円高方向への下落が予想されますが、
下落するのならばまた激しい下落となるでしょう。
米国のダウ平均反転上昇を受けて各国の株価がどう反応するか。
それによって今日の円高、円安が占われることになります。

スワップ派にとっては絶好の買いポジション構築の場であると思われますが、
落ちるナイフは床に落ちてから拾えという相場格言もあります。
無理につかもうとはせずに、上昇のサインが確実に見えてから
買いポジションを構築してください。

それでは次回担当のしーさんよろしくお願いします。とある新米社員K
http://kawasenikki.blog69.fc2.com/

2007/11/06

ダメおやじさん

こんにちは、ダメおやじです。

【本日の注目指標】

19:00 (ユーロ圏) 9月小売売上高
22:30 (加) 9月住宅建設許可
24:00 (加) 10月Ivey購買部協会指数


先週のポンド円相場は、
日銀金利据え置きや展望レポートで円が売られやすい
環境となり、米国株式市場もサブプライム問題などで
突っ込む展開も見られましたが、比較的堅調な動きで
推移した事で円キャリートレードが起こりやすい環境
となり連日上昇を続けて240円台を突発する動きと
なりました。

しかし、今週は米国で大手金融機関によるサブプライム
問題の余波から追加損失懸念がでており、信用市場収縮
懸念の高まりから円キャリートレードの逆回転が起こって
おります。

今後も年内は円安基調は変わらないものの、サブプライム
問題で乱高下することが見込まれますので、ブレない
ポジション構築が重要かと思われます。

また、サブプライム問題による懸念は米国中心に起こって
おりますが、今後は欧州でも出て来る事も十分考えられ、
この頃では欧州勢の参入による乱高下が起こっている事など
を考えると信用市場収縮に関する注目度は高まっているのでは
ないかと考えられます。今後はバーナンキFRB議長発言で
金利動向に関わるものが出ればどちらへもふれ易くなって
おりますので注目だと思います。

チャートでは、先週のポンドは10月15日の戻り高値(240.62円)
を木曜日に捉え、241.33円という高値をつけましたが10月15日の
節にぶつけての注文が多くあったため、いったんは3円ほど急落
いたしました。週末には木曜日の陰線を包み込み、しっかりして
引けました。

日足移動平均線(25本と75本)もゴールデンクロスをし、値段も
しっかりしておりますが75本移動平均線が下を向いたままになっており、
本格的な押し目買いの相場になるには75本線が上向きに進路を変えてから
ということになりますのでもう少し日柄がかかると思います。

突っ込み買い噴き値売り         239.00〜242.00

2007/11/01

しーさん

FOMCの嵐の後

2007/11/01(木) 本日は、しーが担当させて頂きます。

日ハムファンの方、ごめんなさい。
中日ファンの方、いやっほぉぅ〜!

日本シリーズはドラゴンズが好調です♪
第3戦は中日が打ち勝ちましたが、昨日の第4戦は日ハムの自滅でしたね。
今日はダルビッシュの先発が予想されていますが、
第1戦のリベンジで、名古屋で優勝を決めて欲しい!がんばれ〜

【本日の注目指標と対策】

大注目のFOMCがありましたが、結果は予想通り0.25%の利下げとなりました。

しかし、昨夜の米GDPやADP雇用統計は、予想値よりも大幅に良い結果となり、
米経済の表面的な部分は好調という面が垣間見えました。
今回のFOMCの利下げは、根本を膿を出していこうという狙いですが、
住宅、金融以外については悲観する状態ではないと思います。

次回も引き続き利下げという観測もありますが、
数回にわたり利下げが継続される可能性は少ないのではないかと思っています。
ドルが弱い通貨から復活を果たすときは、とてつもない反動がくるのではないでしょうか。

さて本日は午前中に豪州の小売売上高に注目です。
100円台まで下落してからとんとん拍子に上昇している豪ドルですが、
大きな調整もなく107円台に乗せてきました。
利上げ期待もあり豪ドルが好調な状況が続きそうです。

もし指標結果によって下落しても一時的な反落ということで、
押し目買いを狙っていくのがよいかと思います。

また明日金曜日の雇用統計を前に、今夜の米経済指標にも注目です。
23:00のISM製造業景況指数によって、製造業界の景気状態がわかります。
50を上回っていれば景気は良いということになりますが、
前回の52.0ポイントからの減少幅、増加幅にも注目してみたいと思います。
減少幅が大きいと景気減速感が実感され、ドル売りがさらに進んでしまいます。

【本日の戦略】

FOMCが終わり、次のイベントの雇用統計に焦点が移っています。
やはりこちらも警戒感がでてくるので、今日のうちに参戦しなければならない
という制約がない限り明日まで様子を見るのが得策かと思います。

レンジをブレイクしだしてどこまでいくかわからない。
でも明日の雇用統計でどうなるかもわからない。
そういったときは迷わず様子見でしょう。

どうしても参戦したい場合は、FOMC後の流れに沿って
エントリすれば利益が出る可能性が高いと思います。

では次回担当のyamamomo様、よろしくお願いします。

しー@たゆたいFX

http://fx-theory.seesaa.net/

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