本日(12/31)はとあるエンジニアKが執筆を担当させていただきます。 2008年も最後の日を迎えました。 クリスマスが終わってからその年が終わるまでの短い一週間。 それが年の瀬を感じさせてなにか暖かい気分にさせてくれます。 頭の中にはユニコーンの「雪が降る街」が流れます。 【本日の注目指標と対策】 本日発表の指標、あることには間違いないのですが、特に注目する材料はないでしょう。 なにか突発的に事件が発生しない限りは動きが鈍い相場となるでしょう。 【本日の戦略】 本日の戦略、といっても本日は東京市場はお休み。 ロンドン、NYは動くようですが、ほとんどの相場参加者はお休みであることが予想されます。 よって動意は非常に薄いものとなるでしょう。 更に明日の元旦はほとんど全ての主要相場がお休みとなり、為替レートは凍結状態となるでしょう。 相場が動き始めるのはおそらく日本時間二日の夕方ロンドン開始以降となるでしょう。 ただ今年は運がいいのか悪いのか、二日は金曜日であり、すぐにお休みとなってしまいます。 海外勢は日本のように三が日はのんびりというわけにもいかず、 年が明け次第すぐに本格的に取引を仕掛けるのが常ですが、 果たして今回は暦の関係上どうなるかがわかりません。 ただどちらにしても言えるのは1月5日の月曜日には 世界中どちらも通常通りに相場がスタートするということです。 大きなニュース等あった場合に月曜日の窓明けとなる可能性が高く、 ポジションの調整は今週中にはしっかりと行うよう心がけてください。 【ご挨拶】 2008年の相場も今日で終わりとなります。 今年はまさに激動という言葉がふさわしい一年間でした。 12月30日付けの日経新聞では、空前の高騰、下落があった一年と述べ、 いままでこのように短期的に相場が急変動する年があっただろうか? と問いかけております。 そして象徴的だったのがリーマン破綻。 リーマンといえば我々一般日本人サラリーマンから見ると別世界のような豪華なイメージ。 平均年収も我々と桁が違うような金融機関ですがそれが破綻ともなると・・・ こんな時に思うこと、それは「祇園精舎の鐘の声・・・」という平家物語の冒頭。 どんなに勢いが盛んであろうとやがてはその栄華はいつかは終わる。 読者の皆様は今年一年どんな年だったのでしょうか? 例え勝ったとしても今述べたような例もあることですから奢らずに。 負けた1年間だったとしても努力し続ければやがては光明が見えるものと思われます。 少々偉そうな事を述べましたがとあるエンジニアKとしてのご挨拶とさせていただきます。 これにて今年の兵(つわもの)ブロガーの週間相場予想も終わりです。 次回は少し間が空いて年明け最初の月曜日、1月5日となります。 次回担当はしーさんです。 それでは良いお年を。
今週はクリスマス休暇で海外勢の多くが不在、そして昨日は米・英・独・仏・スイス ・加・豪・NZなど多くの国がクリスマスで祝日、今日26日もボクシングデーで英・独 ・スイス・加・豪・NZが休場ということもあり市場参加者が大変少なく、値動きも 年末独特の模様となっています。 今日も値も飛びやすくトレードしづらい状況が想定されます。方向感も出にくいかと 思いますので、様子見で過ごされた方がよいかと思います。 この年末年始にお時間のある方は、ご自分のトレード記録をつけている方は振り返ってみて 得意な部分はそれを伸ばしていく方向で、良くなかった部分は同じ失敗を何度も繰り返して いないかなどチェック、そして反省して来年へつなげてゆきたいですね。 時が経つと記憶も薄らぎ、大切だとその時は思っていたこともつい忘れてしまいますので、 テクニカルなど勉強したこと・気づいたことなどを書き込む勉強ノートを作っている方は、 こういったまとまった時間がある時にノートを見直して、忘れかけていた知識、気持ち を思い出したいですね。私も時間がある時には自分が勉強したことを書いたノートを改めて読み返しています。 今年は激動の相場したが、来年はどのような流れになっていくでしょうか?特にドルが来年 すべての通貨に対して売られていくのかに注目したいと思っています。
今日明日はクリスマス休暇でほとんどの市場が休場となるため 動きが乏しくなる可能性が高い週末になりそうですが、 年末相場は閑散とした中で突然値が飛ぶような動きもあるので 資金管理だけはいつも以上に余裕を持たせておきたいところです。 木曜朝10時の時点のドル円、クロス円テクニカルをおさらいすると、 ・ドル円=短期がフラットからやや上向き、中期は下向き ・ユーロ円=短期がフラットからやや上向き、中期は下向き ・ポンド円=短期がフラット、中期は下向き ・スイス円=短期が上向き、中期は下向き ・カナダ円=短期がフラットからやや上向き、中期は下向き ・豪ドル円=短期がフラット、中期は下向き ・NZドル円=短期がフラット、中期は下向き という状況で、現時点では短期・中期の方向性がバラバラとなっています。 また通貨間の力関係についても全体に少し変化がでており 昨日オープンからクローズまでの主要通貨間の力関係を並べてみると CHF≒NZD>JPY≒EUR>CAD>AUD>GBP>USDとなっています。 ただ全体的に日中の変動率が高値安値ベースでも最大1.5%程度で 終値ベースでは0.8%程度と変動が少なくなっていますし、 上記のテクニカルも短期・中期が揃っているものもなく、 取引時間にも限りがあるため今日は様子見でも良いと思います。 ここから年末にかけては市場が開いていても参加者が少なく 閑散とした中で動きが読めない状況が続くかと思いますので まずは自分で消せるリスクを消していくことが最重要。 資金管理はエクセルで四則計算を使うだけでも十分ですし 必ず明確な数値で現在の状況を把握することが重要です。 そして上下両方に動いた場合その数値がどう変化するか ということを表にしておくと良いと思います。 (私の場合10銭ごとの表を作っています) 自分の行動の自由度を上げるのは資金管理であり、 それは同時にリスクを軽減することにも繋がります。 そして万全の資金管理は精神的な余裕をもたらすため、 冷静な判断と取引、将来的に安定した利益にもつながります。 FXは日々の小さな失敗の修正や試行錯誤など 努力すればするほど確実に結果は出ますので 取引しにくい年末などは守りの部分を磨きながら 努力を積み上げていくよう頑張っていきましょう!
今週はクリスマス休暇のため、海外では市場参加者も激減し薄商いが予想されますが、 逆に纏まった注文が出ると一方に動きやすい状況となりますので注意してください。 先週末、ビッグスリーの繋ぎ融資が発表されましたが、問題の先送りとの観測から 市場の反応は薄かったようです。 これで金融機関救済資金は全て使ったこととなり、金利もゼロとなったことから ブッシュ政権下では政策は打てず、オバマ政権の誕生待ちとなりそうです。 ドル円は87.11円の安値更新から欧州通貨に対してドルが買い戻され89.99円まで戻しましたが、 上値の重い状況は続いております。 ドル円は以前は株価に反応しておりましたが、最近は株価よりも米長期金利の動きに合わしているようです。 これが上がるには雇用の回復、消費マインドの向上が必要ですが、今の米国では望み薄で 89円後半〜90円半ばまでの戻りが精一杯かと思っております。 今の日本輸出企業や派遣切りを救うために、また日本の米資産が金利安やドル安で大きく目減りしているため、 ドル円が下落すれば介入も考えられます。 しかし、これも今の米国債を買うのは大きなリスクを伴いますので、 できたら避けたいのが本音であり口先介入で終わりそうです。 ドル円の戻り売りは継続と思っております。
2008/12/18(木) 本日は、しーが担当させて頂きます。 【本日の注目指標と戦略】 FOMCでの大幅利下げが行われ、ストレートでドルが売られる中、 昨日のBOE議事録の内容では全会一致で1.0%の利下げが 検討されたことが公表されました。 1.0%以上の利下げも検討しましたが、 インパクトがありすぎということであえて1.0%に留めた という内容でしたので、今後もアメリカ同様、 イギリスの政策金利もゼロ金利近くまで下がることを暗示しています。 これを受けてGBP/USDは上昇しかかっていたものの売りに回りました。 主要通貨では JPY ≒ EUR > GBP > USD といったパワーバランスでしょうか。 これまで円独歩高だったものが微妙に崩れかけています。 大きく崩れるときがくるとチャンスとなりそうです。 さて、本日の注目指標としては NYタイムのフィラデルフィア連銀指数がありますが、 このところ米経済指標は軒並み悪い数字が続いており、 本日も当然の如く悪い数字が予想されています。 指標に注目というよりは、ビッグ3救済案第2弾の行方が気になります。 NYタイムでの17日(水)にTARPによるビッグ3救済策が発表される可能性があり、 こちらの行方次第で前述のバランスも変わってくるでしょう。 とはいえ、大きな流れが変わるわけではないと思いますので、 引き続きドル売り、ポンド売りを軸とした戻り売り戦略を とっていきたいと思います。 明日の担当はやまももさんです。 明日のコラムもお楽しみに♪
本日(12/17)はとあるエンジニアKが執筆を担当させていただきます。 師走。 12月も後半に入り、寒さが厳しくなってきました。 自分の周りでは風邪をひいた方も多く、自分もそのつらそうな姿を見て気をつけるようにしております。 読者の皆様も急激な寒さで風邪などひかぬようご注意ください。 【本日の注目指標と対策】 本日は欧州時間に注目指標が二つほど。 まず英国BOE議事録の発表。 前回BOEは大英断とも言うべきか、大きく利下げを行いました。 英国は現在の首相の方針であろうか、各国に先駆けて動く事が多いからか、 どちらにしても本日の議事録でどのように決められたのかがわかり、今後の英国動向がわかります。 更には欧州消費者物価指数。 以前だったらインフレ関連で注目されていたこの指標ですが、 既にインフレなど気にしていられる経済状況ではありませんので、 注目はしたいところですが、大きく動かされるかは疑問です。 【本日の戦略】 本日未明に発表されたFOMC。 全会一致で0.75%のの利下げを決定。 更に声明文で「景気回復に向けてあらゆる手段をとる」と述べました。 その結果を好感としたのか、ドル安の方向に傾いたとはいえクロス円は軒並み上昇。 ダウ平均も大きく値を上昇させてクローズとしました。 既に「インフレ」という言葉は過去の言葉となったようで、今は如何にして今の経済を立て直すか。 それに焦点が定められた発表となりました。 それにしてもついに日米政策金利が逆転。 この一連の危機でいつかはそうなる可能性がありましたが、こうして現実となってみると感慨深いモノがあります。 昨年の今頃、誰が日米金利差逆転を予想したでしょう。 それぐらいに急激に米国の金利が下げられ、この金融危機の根深さを語っております。 もちろん今週末金曜日には日本の政策金利発表が予定されており、 日本の金利が利下げされるようなことがあれこの金利逆転相場も一日天下となりうるでしょう。 そして本日。 ダウ急上昇を好感して・・・というキーワードの下、日本もそれを好感するものと思われます。 一方で急上昇のドルは一服の下落を迎えることが想像できます。 ドルストレートを狙ってもおもしろいところでしょうが、まだ様子を見るのも賢明でしょう。 どちらとしてもボラティリティが大きくなっているので注意が必要な相場であることは間違いありません。 それでは次回担当のしーさんよろしくお願いします。
今週はドル売りが顕著な週となりました。欧州通貨は週明けからじわじわ回復、 昨日はドル売りの動きが加速し、NY市場で対円では一時10月24日の安値90円90銭に 迫る91円15銭、対ユーロでは一時10月20日以来の1.34ドル台をつけました。 ドルはその他の通貨に対しても売られており、このドル売りの流れがこれから 主流になっていくのかどうかに注目です。 本日予定されている主な指標は以下のとおりです。 NZ・10月小売売上高指数 欧・10月鉱工業生産 米・11月生産者物価指数 米・11月小売売上高 米・12月ミシガン大消費者信頼感指数・速報値 本日は米国の指標が複数予定されています。ビッグ3救済法案の行方も大変気になり ますが、こちらの指標の数値も見ておきたいと思います。 各通貨の力関係ですが、大きな流れでは円とドルが強い状態だったのが 今週は崩れつつあります。ドルは他通貨に対して売られており、特に対ユーロ ではウェーバー独連銀総裁の「金利を過度に低い水準に引き下げることについて ECBは慎重であるべき」の発言もありドル売りが顕著となっています。 今日もドル売りの流れが継続するか、特にユーロドルを中心に見ながら 今のところポジションはドル売り方向で考えています。 あと20日ほどで今年も終わりです。そろそろポジションなど調整できる部分は 調整しながら、よい形で今年を終わらせたいですね。 12月は何かと慌ただしいですが、風邪などひかないよう気をつけて下さい。
今週は全体的に短期テクニカルが上下して膠着状態が続いていますが、 昨日もドル円、クロス円では短期の方向性が明確にならない状態で引けました。 木曜朝9時の時点のドル円、クロス円テクニカルをおさらいすると、 ・ドル円=短期がフラット、中期は下向き ・ユーロ円=短期が上向きで下の抵抗帯上限に位置、中期は下向き ・ポンド円=短期がフラット、中期は下向き ・スイス円=短期が上向きで下の抵抗帯半ばに位置、中期は下向き ・カナダ円=短期がフラット、中期は下向き ・豪ドル円=短期がフラット、中期は下向き ・NZドル円=短期がフラット、中期は下向き という状況になっていて、短期・中期が揃っているものはないため 今後の焦点は短期・中期が揃うものが出てくるかどうか。 また通貨間の力関係についても全体に少し変化がでており 昨日オープンからクローズまでの主要通貨間の力関係を並べてみると EUR>CHF>NZD>CAD>GBP>USD>AUD>JPYとなっています。 今日は夕方以降スイス中銀政策金利発表や米国の貿易収支を控え ヨーロッパ時間からNY時間にかけて動きが大きくなる可能性もあるため 上記のテクニカルや力関係にどの程度変化がでるかに注目しながら、 週末に備えた資金管理やポジションコントロールを行っておきたいところです。 また週末木曜から金曜は過去6年間つけている為替ノートを見てみても 指標の有無にかかわらず値幅が大きくなったりすることが多く、 テクニカル的にも重要な変化があったことが多いです。 現時点では短期・中期と揃うものがありませんので様子見ベースにしておき、 ここから短期・中期が揃って勢いがつくものが出てくれば順張りの高回転取引、 というイメージで事前のシミュレーションをしておけば チャンスを拾える機会も出てくる可能性があるかと思います。 個人的には今日もこれまでの基本戦略を継続していく考えで、 各通貨短期・中期がバラバラのものは様子見をしておきながら 短期・中期が揃う場面が来れば順張りで攻めていく予定。 ただし短期・中期が下で揃っていても、値が戻している状況であったり 短期がフラットのものについては様子見をしておくつもりです。 また通貨間の力関係においても少しずつ変化が出てきているので 「同じ1ポジションを持つならどの通貨ペアが最も低リスクか 」 ということを考えて取引通貨の優先順位を決めていく考えです。 現在のようななだらかな下落相場を見るとつい「反発の目処は?」とか 「逆張りで仕込むチャンス」と思ってしまうのが人間の心理だと思うのですが、 下落が続いているときにさらに加速するということも過去に多くありましたし テクニカル的にも中期や長期まで下のときに無理をする必要はありません。 (実際私も過去にそう思って痛い目を何度か見ましたので・・) 反発を当て込んで仕込むのは非常にリスクのあることですし、 実際に反発した場合は中期テクニカルの変化を確認した後からでも 十分取れたというのが過去の経験から言えることかなと思うので 今から仕込むことはそれほど考えなくても良いのではないかと考えています。 それでは、今日も一日頑張ってまいりましょう!
先週末は米雇用統計の悪化によりドル円は91.57円まで大きく売られましたが、 逆にビッグスリーを潰せないとの観測からNY株が上昇しドル円も93円まで戻しました。 週末にはビッグスリーに150億ドルの繋ぎ融資をすると決定したようですが、 国民の6割が反対しており、また今の状況ではお金を捨てるようなもので議会でもスンナリとはいかないようです。 今週もビッグスリーの行方に注目が集まりそうです。 ドル円は93円後半では戻りの大きな壁がありそれを抜けるのは困難だと思われますが、 抜けても94.20〜30円では売られ95円までの戻りはないと思っております。 私は90.82円の安値更新は必至と見ており戻り売り有利とは思われますが、今週は動きが少ないかもしれませんね。 最近はNY株の終わり近くに反発しており、安値売りは避けて戻り売りを心掛けるのが良いと思われます。 90円から94.50円までの動きとなりそうです。
2008/12/04(木) 本日は、しーが担当させて頂きます。 【本日の注目指標と戦略】 今週も日替わりで買いだ売りだと動向がコロコロ変わっていますが、 その中でも本日は3つも政策金利の発表があり、 ボラティリティの高い相場が予想されます。 まずは早朝のRBNZ政策金利ですが、 事前予想は1.50%下げの5.00%でしたが、 結果は予想通りの結果となりました。 先日の豪州の利下げに引き続き、RBNZも大幅な利下げをしてきました。 高金利通貨であったオージー、キウィは2001年〜2002年にかけての 金利水準と同じところまで下げてきたことになります。 今ではもう中金利通貨ですね。 まだまだ利下げは必要(または可能)との認識ですので、 下落トレンドが続く中、まだまだ安心して買える時は遠そうです。 BOE、ECBの利下げはすでに織り込まれていますが、 ECBのサプライズ的な大幅利下げとその後のトリシェ総裁の発言には要注意です。 ユーロ圏の経済状況を踏まえ、これまで散々利下げが必要だ、 と多くの要人発言がありましたので、 蓋を開けてみると実はそれほどサプライズとはならないかも知れない という可能性もありそうです。 いつもと逆で、噂で売って事実で買う という展開かも知れませんね。 いずれにせよ、欧州タイムからNYタイムにかけて 株価が動くのは必至でしょうから、 ダウ先物の動向を見ながら為替相場の流れを先読みし、 決して逆張りはしないようにしていきたいと思います。 明日の担当はやまももさんです。 明日のコラムもお楽しみに♪
本日(12/3)はとあるエンジニアKが執筆を担当させていただきます。 先日、河口湖で行われたマラソン大会に出場してきました。 日本一のリゾートマラソンと言われるだけあり、絶景な富士山と美しい河口湖でした。 ただしすることはマラソン。 しかもフルマラソンですので、延々と走り続けること4時間オーバー。 ゴールまで非常に果てしなかったのですが、普段のトレーニングの成果かなんとか走りきることができました。 翌日以降、フルマラソン走ったぞ!という達成感に酔いしれつつ、 ひどい筋肉痛に足を引きずって歩いたのは言うまでもありません。 疲れましたが良い経験となりました。 【本日の注目指標と対策】 今週は恐ろしい指標ラッシュが続きます。 中日である本日はADP雇用統計発表を中心としてNY時間に指標が集中しております。 言わずもがな今週末は雇用統計ですが、それに準ずるといっても過言ではないADP雇用統計。 ただし最近ではそのぶれが大きいようで、既に予想の時点で二倍の差があります。 既にその雇用増減の絶対数よりも予想からの乖離が重要となっている雇用統計です。
同時に本日はISM非製造業景況指数やベージュブックが発表されますのでそちらにもご注意を。 ファンダメンタルで大きく動かされることが多い相場です。 【本日の戦略】 急激にボラティリティが上昇した今週明けの相場です。 実体経済への影響云々との見方がありますでしょうが、 自分としては単にここしばらく静かにエネルギーを貯めていたのが、 どちらかに動きたくて再び動き出したものと見ております。 そして動きが少なかった火曜日を経て水曜日を迎えました。 この後の相場を占う上で今日の値動きは非常に大事なものとなるでしょう。 再びボラが高く、クロス円を中心として大きく動く相場となるのか、 あるいはここ2,3週間見られたように値動きが小さい相場となるのか。 指標の多さからボラが大きくなりがちな相場ではあります。 そして気になるのはテクニカル。 今のクロス円の水準は、ポン円、ユーロ円などは3度目の底となりました。 結局いつもこのラインではじき返されての上昇でした。 心理的にクロス円の買いを入れたくなるであろう水準ですが、 ここは順張りを待ってクロス円の買いを入れたいところ。 もちろん中長期トレンドでは下落ですので、売りのタイミングでもあります。 さて明日以降。 今週は週末にかけて重要指標の発表が続く相場です。 おそらくテクニカル的にも上下どちらに動くかわからない難しい相場。 ボラティリティも上昇し、短期で取引をする方には難しい相場と言えそうです。 色々と仕掛けてもおもしろいのでしょうが、無理に取引しないのも一つの戦略。 慎重に事を進めて下さい。 結論として自分がアドバイスできるのは「休むも相場」であるということです。 それでは次回担当のしーさんよろしくお願いします。
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