兵ブロガーバックナンバー(2011年02月)|FX|外為オンライン FX取引 − あなたの為の、外為を。

バックナンバー 2011年02月

2011/02/28

ダメおやじさん

こんにちはダメおやじです。

本日で2月も終わりですね。
ついこの間、おめでとうございますと言っていたよう気がしますが
日が経つのも早く1日、1日を充実させていきたいです。
 
先週の為替相場はリビア情勢不安からリスク回避の動きが強まり世界的な
株安となり円買い傾向となりました。
私がメインに取り組んでいるポンド円も、ドル円安もあり一時、
131.12円まで下落しました。
 
今年に入り、ポンド円、ポンドドル共、英期待から買われましたが、
ポンド円は135.40円台、ポンドドルは1.62台から上に抜けず高値買いが
取り残された状況となっています。私は英利上げは135.40円台までの
上昇であ程度織り込まれているとみており、高値を越えるには新たな
材料が必要と思いますが、ドル円も大きな上昇は見込めないと思っており
目先高値を抜くことは難しいとみています。
 
今週は、戻りは日足25日移動平均線のある132.70円辺りまでと見ていますが
越えても133.30〜133.50円までと思っています。134円越えストップで
戻り売りが良さそうです。下値は日足75日移動平均線のある131.21円、
週足25本移動平均線のある131.16円あたりで先週末はサポートされましたが、
今週、このラインを割り込むと130円或いは129円半ばまでの下げも考えており
戻り売り有利の129.50円〜133.50円の動きと見ています。
 
本日は、米PCEデフレーター、シカゴ購買部協会景気指数もありますが、
中東情勢に絡んだ株価や原油相場の動きに注目です。

2011/02/25

しーさん

NTT Docomo新モデルの発表

昨日はお昼過ぎからDocomoから春モデルの発表がありました。

ついにXperia Arcが正式発表ということで注目していましたが、
Arcの発表や内容については大方の予想通り。

ドコモステーションでは3/4(金)予約開始で、
3/24(木)に発売となります。

私はすでに家電量販店で仮予約をしていましたが、
昨日念のため正式発表後に電話で確認してみました。

現時点では入荷は未定ですが、まず間違いなく当日入荷があるはず。
仮予約した時点では何番目か確認していなかったので改めて聞いてみると
私は1番目の予約だったようです。

ということで3/24(木)の発売当日にゲットしている予定です。
iPhoneやRegza Phoneなどを見送り続けてかなり経ちますが、
ようやく私もスマフォトレーダーへの仲間入りです♪


為替のほうはリビア情勢からリスク回避の円買い傾向が強くでてきました。
またスイスフランも対ドルで史上最高値を更新。ドルも売られています。

EUR/USDの日足では逆ヘッド&ショルダーの形となっており、
1.3860までの上昇が期待できそうです。

本日は英GDP、米GDPの発表があります。
いずれも改定値ということで大きな波乱はなさそうですが、
ドル売りとなりやすい地合いのようなので、
悪い方向へ改定されたときは注意が必要かも知れません。

一方豪ドルについては政策金利が予想以上に上昇する可能性が指摘され、
今回の円買いの道連れとなって下落してきた豪ドル円にとっては
むしろチャンスと捉えるべきかも知れません。

リスク回避モードがどこまで見極めるのかは難しいですが
引き続き中東周辺からの情報に注意しつつ、
豪ドル円を中心に反発買いを狙っていきたいと思います。

来週のダメおやじさんのコラムもお楽しみに!

2011/02/24

ZEROさん

中東情勢悪化に原油高騰、ECB会合へ向けユーロ強い

23日は中東情勢の悪化を受けたリスク回避が継続。ドルスイス、ドル円相場は
下落しており中東情勢が落ち着き株価が上昇に転じなければ為替相場でもリスク
回避が継続しそうです。

ユーロドル相場は来週のECB会合へ向けインフレ懸念、出口戦略、利上げ観測が
浮上しており出口戦略に関して金融政策スタンスの変更やトリシェ総裁の発言
がありそうなことから堅調。

さらにドルスイスでのドル売りもユーロドル相場を下支えしています。

ユーロ円相場はリスク回避の円買いと、ECB会合へ向けたユーロ買いが綱引きと
なっており持ち合っています。

本日は米1月耐久財受注、米新規失業保険申請件数、米1月新築住宅販売件数の発表
を予定しておりますが、中東情勢や原油価格に注目が集まっており、経済指標の善し
悪しはあまり材料視されそうもありません。

ユーロドルでは押し目買い、他はサウジに波及するなど大きなショックになって
しまうのかを見守る相場になりそうです。仮に原油価格の高騰が止まらず、株価が
さらに大きく下げるような場面があればユーロ円の下げ圧力からユーロドル相場も
崩れる可能性もありそうです。

平和的に解決してほしいものの、ショックが起きてしまった場合にはユーロドルと
豪ドル円を安い所で少し買って行きたいと思います。

それでは本日も頑張りましょう!
※最終的な投資判断は必ずご自身でお願いいたします。

2011/02/21

とあるエンジニアKさん

G20終了も、為替不均衡には一歩後退

本日(2/21)は、とあるエンジニアKが執筆を担当させていただきます。

つい昨日、青梅マラソンに出場してまいりました。
実は青梅マラソンの出場は今回での参加で6度目の出場を迎えました。
アップダウンの激しいマラソンで、30kmの距離といえども、
フルマラソン並みの体力消耗があった気がします。
会社の同僚数名と参加したのですが、彼らも同感なようです。
それにしても暖かいのは沿道の市民の応援。
走れど走れど沿道の応援が途切れることなく続き、
ハイタッチなどを交わすとそれだけで体力が回復した気がします。
来週は東京マラソン2011への参加。
楽しみです。

【本日の注目指標策】
本日発表の指標は小粒。
欧州時間を中心として、いくつか指標が発表されますが、
指標発表によって動く可能性は低いでしょう。

【本日の戦略】
本日の戦略として、G20の結果を受けた相場の値動きが期待されますが、
州の戦略にて述べたように、具体的な何かが決まったようには見えない今回のG20。
さほど影響は見られないものと予想しております。
当方としては前回のG20共同声明にあった、各国の競争的切り下げ回避について、
より深く突っ込んだ議論がなされるものとおもっておりましたが、
そもそもその文面を削除するなど、一歩後退したようにも見受けられます。
短期的な相場はさておき、中期的にはドル安傾向はまだまだ続きそうです。

切り下げとは別の問題ですが、元の価値が過小評価されている点についても、
米国からの槍玉に上がっているようで、
米国財務長官もG20内でその問題について言及しております。

中国人民元の切り上げをするのならばモノの価格が上がり、
輸出競争力が失われるなど中国のようなタイプの国にとっては不利ばかり。
足元では民衆の不満が膨れているだけに、この問題には慎重に取り組んでいる様子。
とはいえ世界中からの圧力に屈しつつあるのか、
人民元はここ数年じわじわと上がり続けております。
特にここ最近の高頻度利上げは記憶に新しいものかと思われます。

この問題は主に米国と当事国中国との間で繰り返しクローズアップされた問題。
今後とも両者の歩み寄りに期待したいところです。

2011/02/18

しましまさん

ドル売りの流れに

昨日は米・新規失業保険申請件数が市場予想40.0万件に対し結果41.0万件と
予想より弱い結果となったことやイラン軍の艦艇がスエズ運河に向かっているとの
報道などを受けドル売りが進み、ドル円は83.15円まで下落、ユーロドルは1.3618ドル、
ポンドドルは1.6186ドルまで上昇、その他スイスフランやオージーなどに対しても
広くドルは売られました。
 
本日予定されている注目材料は以下のとおりです。

18:30:英・1月小売売上高指数
21:00:加・1月消費者物価指数 
 
今日は米経済指標の発表は予定されておりません。
また、今日18日から19日までパリでG20財務相・中銀総裁会議が開催されます。
 
ドル円は、昨日は欧州時間までは83円台半ばでの小動きでしたが、NY時間に
ドル売りが進み一時83.15円まで下落、今日は83.30円台で小動きとなっています。
今日も昨日の流れが続きドル売りとなれば83円〜50日線82.80円付近までの
下落が考えられます。

一方ここから反発となれば、83.30〜83.20円付近をサポートに83円台半ばを越え、
84円を目指す流れとなるかを見ていきたいです。
 
ユーロドルは昨日東京午前に1.3608ドルまで上昇も1.36ドル台を維持出来ず
欧州時間までは1.35ドル台半ば〜後半でのレンジに、NY時間にはドル売りの
流れから上昇し1.36ドルを挟んでの動きとなりました。

週初に1.3427ドルの安値を付けてからは反発の流れとなっているユーロドルですが、
今日も上昇すれば1.36ドル付近をサポートに1.37ドル台を目指す動きとなりそうです。

一方1.36ドル台前半で抑えられる動きとなると、1.35ドル台半ば〜1.35ドル付近までの
下落が考えられます。
 
では、今日も頑張りましょう!

2011/02/17

為替見習さん

米消費者物価指数、PHILLY-FED指数、景気先行指数に注目

昨日は夕方から欧州系通貨が揃って売られる展開になった後
夜の相場では一転してユーロ、スイスが買われる展開に変化。

さらにそれまで強かった北米、オセアニア、円が売られ
欧州系の中でポンドだけが取り残される状態になったあと
NYクローズ前にはオセアニアが買い戻されるなど
一日を通して力関係が活発に変化する展開となりましたね。

水曜オープンからクローズまでの対円変動率を見てみると
CHFが0.67%、AUDが0.60%、EURが0.47%、CADが0.37%、
NZDが0.22%、USDが-0.21%、GBPが-0.32%となっていて
力関係は【CHF>AUD>EUR>CAD>NZD>JPY>USD>GBP】という形に。

火曜オープンからクローズまでの主要通貨間の力関係が
【GBP>CHF>USD>CAD>EUR>JPY>AUD>NZD】でしたから
強い位置にあったポンドやドルが位置を落したことや
オセアニアが位置を回復したことが見て取れます。

またこの動きによってテクニカル面の変化も出ていて
低リスクなものと高リスクなものが明確になっていますので
今日もこれまで通り短期・中期が揃って低リスクな通貨が出れば
順張りで攻めるという姿勢で臨むのが良さそうです。

では続いて11時時点の各通貨テクニカルをおさらいすると、
ドル円は短期が上向きで下の抵抗帯半ばに位置し、
中期はフラットからやや上向き気味、長期は下向きで継続中。

またクロス円の短期は欧州系とカナダが上向きでオセアニアはフラット。
中期は欧州系とカナダが上向きで豪ドルがフラットからやや上向き気味、
そしてNZDはフラットとなっています。

つまり現時点で欧州系、カナダでは短期・中期が上向きで揃っているので
ここから円売りが加速すれば順張りロングのチャンスとなりますね。

特に今日は昨日に続いて米国の重要指標目白押しであり、
なかでも消費者物価指数、PHILLY-FED指数、景気先行指数は重要度も高く
動けば軽く円やドルを軸として1円近く動くこともありますので
資金管理を万全にした上でチャンスが来れば攻めたいところ。

個人的な基本戦略はこれまで通り、短期・中期が揃って低リスクなものだけ
こまめに回しながらすべて順張りで攻める考えで、取引をする前には必ず
「同じ1取引をするならどのペアが最も低リスクか」ということを考えて
最もリスクの低いものを選択する考えです。

また資金管理はいつも以上に万全にしたうえで、
想定と逆の方向に動いても良いように、上下両方に対してシミュレーションし
自分の中で消せるリスク要因は徹底的に消しておきたいですね。

それでは、今日も一日頑張ってまいりましょう!

2011/02/15

ダメおやじさん

こんにちは、ダメおやじです。

昨日は、大阪も関東圏も雪で大荒れでしたが、為替のほうは
ドル円もポンド円も動意薄の展開となりました。
 
年初から英利上げ観測で上昇を続けていたポンド円ですが、
10日のBOEの金利据え置きで目先的には利上げ観測が薄らいだのですが、
逆にドル円が83円台に上昇したことでポンド円はストップを巻き込み
134.24円まで上昇しました。
 
その後は134円は越えていませんが、ドル円が83円を割り込まず確りした
動きをしていますのでポンド円も133円割れはなく底堅く動いています。
本来なら1.35を割り込んだユーロドルや、2月3日の1.6275の高値を抜けないと
思われるポンドドルの戻り売りのほうが分かりやすいと見ていますが、
ドル円も84円〜84.50円では戻りを売られ82円前後までの下げはあると見て
ポンド円の売りで臨んでいます。
 
134円を越えたことで129円〜133円のレンジを上に抜けたため突っ込みは
買われそうですが、目先的にはポンドを大きく押し上げる材料も乏しいと
見ており、買われながら上値が重く一度133円後半から134円の買い玉を
振るい落とす動きになると見ています。
 
もちろん134.24円を上抜けば135円を狙う動きも考えられますが、
噴き値は昨年9月の135.03円ストップで売り向かいたいと思っています。
下値は131.50円辺りを狙ってはいます。
 
今は、ドル円とポンドドルの綱引きで値動きが乏しく妙味は
少し薄いのかも知れませんが先を楽しみに我慢したいですね。
 
本日は、英消費者物価指数、米小売で動きそうです。
頑張りましょう。

2011/02/14

しーさん

バレンタインデー

今日は世の中の男子の諸君にとっては
ちょっとそわそわしてしまう1日となりそうですね。

私も結婚してそれなりの歳になっていますが、
「もし職場の女子から義理じゃないチョコを貰ったらどうしよう(*^o^*)」
といらぬ想像をしたりしてしまいます。

大抵はこういった期待は失望に変わるので
期待せずに平静を装っているのが一番。

本命チョコを貰えた人はおめでとう!
そしてそれ以外の人はまた来年に向けて自分を磨きましょう!

さて、先週は指標的なイベントはあまりなかったものの、
ユーロとドルを中心に動きのある1週間となりました。

今週は毎日指標イベントが目白押しです。

まずはエジプト情勢に関連して、ムバラク氏辞任を受けてのリスク選好となるのか、
商品価格が落ち着くことでドル買いとなるのかを確認しておきたいところです。

EUR/USDは窓を開けてのオープンとなり、下値トライの地合いとなっているようです。
1.3500割れのストップをつけながら下落するようであれば、
下落トレンドが明確になり戻り売りを仕掛けやすい展開となりそうです。

今朝の本邦GDPではノーインパクトでしたが、
引き続き円売り地合い継続となるかも見ておきたいと思います。

明日のダメおやじさんのコラムもお楽しみに!

2011/02/11

ZEROさん

ドル円3角持ち合い上抜けか83円台前半へしばらく底堅そう

10日のドル円相場は上昇、直近の日足チャートは3角持ち合いになっており
比較的きれいなペナントを形成していました。

昨日の上昇で上に抜けてきたと個人的には考えています。

今後のドル円相場は、実需の売りに押されながらも地合いは強く底堅いイメージ
で見ています。

来週も引き続き上昇をイメージしておきます。

円相場は全体的に弱く、ドル相場は強い印象。ユーロドル相場でも一定のドル買い
が入り下押し圧力が継続しそうです。

本日は東京市場は休場、NY時間には米12月貿易収支、米2月ミシガン大消費者信頼感
指数速報値の発表が予定されています。

いずれにしてもドル円相場は底堅く押し目買いのスタンスが有利なイメージで
しばらく見ておきます。

それでは本日も頑張りましょう!
※最終的な投資判断は必ずご自身でお願いいたします。

2011/02/08

とあるエンジニアKさん

エジプト情勢混乱続き、長期化なら相場へ影響

本日(2/8)は とあるエンジニアKが執筆を担当させていただきます。

2月といえば、もっとも寒い時期でありますが、
マラソンにとってはベストシーズン。
ということで、もっぱら時間があれば走ってます。
今月は二度もマラソン大会を控えており、そのうち一回は東京マラソン!
まさかの抽選大当たりで、ようやく本番まであと2週間となりました。
少しでも以前の自分に勝てるよう、頑張りたいと思います。

【本日の注目指標策】
本日の指標は小粒。
数こそありまあすが、さほど大きな指標はなく、
指標発表を引き金にして相場が動く可能性は低い一日でしょう。

【本日の戦略】
前回、本欄にて「動きが少ない相場」と述べましたが、
2週間たった今でも、時々ニュースにしたがって動くようですが、
静かな相場が続いております。
相場にはトレンド相場が3割、レンジ相場が7割とありますが、
今は後者のレンジ相場が続いているようで、
ドルストレート、クロス円など、少ない値幅の中での動きが続きます。
そんな時はこまめに取引するのがよいかと、
こまごまとした取引を続けて2か月が経ってしまいました。

また、日米株価上昇が顕著となり、
経済の上向き加減が見て取れます。
以前ならば米国の株価上昇はドルに、
日経平均の値動きは円に直結したものですが、
最近の為替相場に対してその影響はないようです。

そんな中世界が注目しているのはエジプト情勢。
数十年も抑圧された民衆が立ち上がり、毎日のようにデモを行い、
ムバラク大統領の即時辞任を要求して混乱を続けております。
長らく動いていなかった米国も自分の立場を表明して、
民衆よりに動くなど、事態打開に向けて事が急速に動き出しつつあります。

投資家が注目しているのは今後のエジプト政治の状況。
エジプトはアラブの盟主ともされており、
今の政権は親米国とされており、比較的良い関係を保っております。
そのエジプトによりイスラム原理主義に近いトップが立ったのであれば、
今の米国との関係に疑問符がついてしまう状態になることが懸念されます。
そうならば盟主としての影響力は近隣諸国へ広がり、
中東全体の米国との関係、あるいは他の先進国との関係が取り沙汰され、
石油・天然ガス供給に対して不安視される。
そんな流れが組み上がっているようで、すでに原油価格は不安定なものとなって おります。 オイル供給以外にも地理的に近い欧州は最も影響を受ける地域。 欧州系の金融機関はエジプト債を購入しているようで、 この焦げ付きは欧州金融不安を再燃させる可能性を秘めております。 もちろん今の政権が倒れ、仮に原理主義的な政権が擁立されたとて、 急激に原油価格や株式・為替相場に影響が出るわけではありませんが、 今後とも注目しなくてはいけないのは間違いなさそうです。 目先の情報にとらわれず、未来の視点を持って取引に臨んでください。

2011/02/07

しましまさん

米雇用統計後のドル買い続くか

先週末に発表された米雇用統計は、1月非農業部門雇用者数と
1月民間部門雇用者数が予想外に弱い結果に、一方1月失業率は
予想外に強い結果になるまちまちな結果となりました。

強弱材料が交錯したことから発表直後はドル売り、しかしその後
ドル円は82.46円まで急反発、ユーロドルは一時1.3543ドルの
安値をつけるなどドル買いの流れが進みました。

本日予定されている注目材料は以下のとおりです。

09:30:豪・12月小売売上高
 
豪・12月小売売上高の市場予想は前月比+0.5%となっています。
先週末のRBA四半期金融政策報告書で2011年のGDP伸び率予想が
上方修正されたことで利上げ期待から買われているオージーですが、
今日の結果が更に利上げに期待が持てるものとなるかどうかが
注目されます。

ドル円は米雇用統計後82円台へ乗せ82.16円で引け、今日は82.15円で
オープンし82円台前半を推移しています。
今日も先週末の流れを引き継ぎドル円上昇の流れとなれば、82円付近を
サポートに82.50円〜50日線の走る82.61円を越え、83円を目指す流れと
なるかを見ていきたいです。
 
ユーロドルは先週後半は軟調推移で、先週末の米雇用統計後は
1.36ドルも割り込み1.3580ドルで引け、今日も1.3563ドルで
オープンと1.36ドルを割り込み推移しています。
軟調推移続くユーロドルですが、今日も1.36ドル台へ反発できない
軟調な流れとなると、先週末の安値1.3543ドルから1.35ドル付近までの
下落が考えられます。

では、今日も頑張りましょう!

2011/02/04

為替見習さん

米・加雇用統計、トリシェECB総裁講演に伴う急変動に注意

昨日は注目のトリシェECB総裁記者会見後にユーロ単独売り。
特に「金利は引き続き適切」「経済見通しにおけるリスクは引き続き下方に」
という発言で今後の利上げ期待が後退し、テクニカルも悪化しましたね。

木曜オープンからクローズまでの対円変動率を見てみると
AUDが0.62%、USDが0.07%、NZDが0.00%、GBPが-0.19%、
CADが-0.21%、CHFが-0.48%、EURが-1.19%となっていて
力関係は【AUD>USD>NZD≒JPY>GBP>CAD>CHF>EUR】に変化。

水曜オープンからクローズまでの主要通貨間の力関係が
【GBP>CAD>USD>EUR>AUD>JPY>CHF>NZD】でしたから
ユーロが大きく位置を落したことや、オセアニア、円が位置を上げたこと、
それに伴ってカナダやポンドがスライドしていることが見て取れます。

このような動きの中で今日は注目の米国雇用統計を控えますし
今日もトリシェECB総裁の講演を控えて変動材料は十分ですから、
リスクが低い通貨を重点的に攻めるように工夫したいところです。

では続いて12時時点の各通貨テクニカルをおさらいすると、
ドル円は短期がフラットで中期・長期が下向きとなっています。

またクロス円の短期は豪ドルのみ上向きで、カナダ、ポンドがフラット。
そしてそれ以外は下向きとなっていて、クロス円の中期については、
豪ドル、スイス、カナダが上向きでユーロ、NZDがフラット、ポンドが下向き。

つまり現時点で短期・中期が揃うのが豪ドルのみとなっていますので
それ以外は揃うまで無理せず様子見しておき、揃えば揃った方向に順張り、
というのが最もリスクが低そうですね。

個人的な基本戦略としてはこれまでと変わらないのですが、
今日は雇用統計を控えることから雇用統計に関しては別の見方をします。

まず雇用統計に関しては時間も決まっていて
値動きもある程度過去のデータ等から把握しているため
通常のテクニカルよりさらに短期的な目線で臨む予定。

雇用統計はいつも逆指値や成行で順張り取引しているので 
数分〜1時間以内ぐらいの取引に備えて上下両方にシミュレーション。 

この場合は超短期ですのでテクニカルの方向性も短い足で見て、
そこに節目を基準にした上下両方へのシミュレーションをおこなって、 発表直前に逆指値を入れられる状況ならギリギリまで待って入れて 数分〜1時間以内に決済するような取引ができればと思っています。 発表直後は乱高下して取引しにくい状況になる可能性もありますから 取引する際には焦らず乗り遅れた場合は第二波でいきたいところ。 雇用統計でサプライズがあったときの動きは強力ですので、 第二波からでも十分値幅は取れると思います。 また雇用統計はよく動くだけにチャンスである反面、 資金管理を怠っていたりレバレッジを高くしすぎると、 たった数十分で大きな損失を被る危険性も。 ですので大きく動く指標だからといって何でもチャンスと思うのではなく、 事前に資金管理やシミュレーションが出来ていない場合は様子見するなど どれだけリスクがあるかもしっかり認識した上で取引したいですね。 それでは、今日も一日頑張ってまいりましょう!

2011/02/02

ダメおやじさん

こんにちはダメおやじです。

昨日から2月に入り大寒波も少し和らぎそうですがインフルエンザが
蔓延しているようです。充分気をつけてくださいね。
 
さてポンド円ですが、先週末、一時130円を割り込み下抜けかと
期待しましたが、今週に入り反発で129〜133円のレンジ相場が
継続しています。
 
昨日は東京でNIESRが、英は今年3回利上げするとコメントしたことで
131.94円まで上昇したように、英物価の上昇は深刻で利上げ期待が
強くなっているようです。
反面、給与は増えず消費は伸びず輸出も落ち込んでいるため
金融引き締めも難しくBOEの金融政策は難しくなっているようです。
 
昨日は、ドル円が81.30円まで下落しましたがポンドドルが1.6160まで
上昇したことで、ポンド円は上下に振れましたが前日比とほとんど
動きなしでした。
 
ムバラク大統領の次期選挙の不出馬でエジプト情勢が落ち着くとの見方で、
NY株も大幅上昇しており海外勢のドル売り欧州、資源国通貨買いの勢いは
強そうですので本日もドル円とポンドドルの綱引きとなりそうです。
 
大勢は戻り売り有利と見ていますが、目先は132円付近は132.50円或いは
133円ストップで売り、130円半ば付近は129.80円ストップ買いの逆張りで
臨むのが良いかもしれませんね。
 
本日はADP雇用統計に注目です。先月は予想外に良く、ドル円、クロス円共
大きく上昇しましたが今月はどうでしょうか。
 
2月相場、頑張りましょう。

2011/02/01

しーさん

ユーロが上昇

今日から2月となりました。
早くも2011年になって1ヶ月が過ぎてしまったのですね。

我が家ではまだ節分の豆まきもしていないのに
ひな人形を出して飾ってあります。

下の娘は興味津々で色々といじったりしようとするので、
それを止めるのために目が離せません。
でも喜んでくれて何よりです。

さて昨日は週初からリスク回避の動きとなりましたが、
東京タイム後半には逆戻りとなりユーロを筆頭に反発してきました。

欧州タイムに発表のあったユーロ圏CPIが2.4%となり、
トリシェ総裁のインフレ懸念にマッチした結果がでてきて
ユーロ買いへとつながっています。

正直なところ今の状態で利上げは本当にできるのか?
という思いが拭えないのでユーロ買いには些か乗り切れない感じではありますが、
そう思うのであればユーロについては様子見しておいたほうがいいですね。
戻り売りが獲りやすい形となれば積極的に勝負していきたいと思います。

本日は午後からRBA政策金利の発表があります。
昨日はファンド勢の豪ドル買いもでてきており、
にわかに豪ドル人気が復活してきました。

食料品などの物価高や再建費用捻出のための国債発行など、
豪州に資金が入り込みやすい状況になる中での対応に注目です。

またNYタイム24時にはISM製造業景況指数があります。
今週金曜日の雇用統計へ向けて、雇用指数の動向がどうなるかが
気になるところでありますが、好結果=ドル買いの流れがでるようであれば
EUR/USDの反発にもブレーキがかかってくれるのではないかと思います。

明日のダメおやじさんのコラムもお楽しみに!

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