兵ブロガーバックナンバー(2012年12月)|FX|外為オンライン FX取引 − あなたの為の、外為を。

バックナンバー 2012年12月

2012/12/28

為替太郎さん

クリスマス休暇も明けて、為替市場は一段と円安の方向へ

みなさんこんにちは。今年も、もうすぐ終わりですね。
さて、為替市場では、第二次安倍政権の発足に合わせ、クロス円で一段の円安が
進んでいます。そもそも、今週は月曜・火曜日とクリスマス休暇で休みだった
こともあり、スタートの時点では、相場全体が小動きになるかとも思われました。
 
しかしながら、ここまでのクロス円の推移を見る限りは、薄商いのなかでも明確な
トレンドを持って、さらなる上値を模索していく展開になっています。なかでも、
ドル円を見てみると、1時間足チャートでは、ローソク足と雲が連動した継続的な上昇
チャートになっており、ここからも、ジワジワと高値を追っていきそうなチャート
パターンになっています。価格水準的にも非常に高く、昨夜からは86円台での
推移です。

今の地合いでは、押し目狙いでの売りは禁忌だと思います。流れに逆らうのは
ハイリスクで間違いありません。
 
もっとも、日本では今日で御用納めということもあり、今週は為替相場も年末展開です。
ここから新年までは、おそらく動きとしては堅調だとは思いますが、一段と積極的な上値を
追う展開になる可能性は必ずしも高くないでしょう。戦略としては、基本的に様子見で
いいと思います。

なお、今日のドル円関連の材料としては、中古住宅販売成約とシカゴ購買部協会景気指数
くらいのものです。いずれもそれほどの注目度があるわけではありません。依然として、
思惑主導の難しい相場が継続しそうな雰囲気です。
 
また、ユーロ円に関しても、今日は一段と円安傾向が亢進しています。とくにここ数日は
日増しに上値が切りあがっていく状態になっており、わずかな間で112円台、113円台を
飛び越して、昨夜からは一気に114円台に到達しています。

今のユーロ円相場に過熱感は拭えないのですが、すぐに崩れそうかと問われればそうでも
ありません。株式市場の堅調によるリスクオン傾向からなるユーロ高と同時に、思惑的な
円安が重なった結果、値動きが極端になっているということだと思います。
 
まあ、テクニカル的に見ると、週足チャートでかなり急激な上げを見せており、いくら
なんでも、このまま短期間で115円、116円と上げていくのは無理があるようにも思えます。
そのため、いずれにせよ、遠からず調整の押し目があるとは思います。
 
ただし、ここから押し目狙いで新規に売りに入ったり、既存の売りポジションを我慢して
押し目到来を待つのは危険すぎる戦略です。今のクロス円は、基本的には順方向で攻めて
いったほうがいいでしょう。
 
一方、ユーロドルについても、クリスマス期間中は1.32割れの水準での弱含むが長かった
ですが、昨日から思わぬタイミングで上方向への動きを再開しています。もし、
前回高値である1.33を継続的に超えていければ、トレンドは中期的に一段の上昇傾向を
見せる可能性があります。
 
もっとも、繰り返しになりますが、今年ももうすぐ終わりです。今日はどうしても年末の
ポジション調整売りが出やすい日であり、金曜日という要因も併せて、ユーロドルも、
これ以上は大きく上値を追っていくような環境ではなさそうです。
 
但し、テクニカル的にみると、クロス円に比べて過熱感が薄いのは、ユーロドルにとって
プラス材料ではあります。実際、下値サポートの雲も、2時間足チャート及び4時間足
チャートでは1.32台の前半と非常に高い位置にあります。
 
そのため、昨夜は一時的に崩れる場面があっても、下値が突き抜けることなく1.32台で
踏みとどまりました。これらを見る限り、相場は先日にもまして堅調になっているよう
にも見受けられます。こちらもうかつに売りに入らないほうがいいでしょう。
クロス円以上に妙味が薄そうです。
 
なお、今日の材料は、以下の通りです。今日はもう年末。材料も枯れていますね。
また、イベントとしては、引き続きワシントンでの財政の崖問題関連協議に注目しましょう。
 
23:45シカゴ購買部協会景気指数
24:00 中古住宅販売成約

2012/12/27

ダメおやじさん

安倍政権の金融、財政政策期待が強い!

こんにちはダメおやじです。

いよいよ年末が押し迫ってきましたが衆議院の解散以降、アベノミクス期待の円安が
進行し、ドル円、クロス円の売り方には苦しい年末を迎えようとしています。

今回のドル円、クロス円高は外人の円売り、日経平均買い仕掛けから始まっていますが
昨日の動きを見る限り積み上がった円売りのポジション調整の動きは見受けられません。

ただ幾らドル円や日経平均を買っていても利を取ってこそプラスになることから
何処かでポジション調整の動きは有ると思ってます。

明日の週末から年末に向けて有るのか年明けになるかは分かりませんが
今は売り場を待ちたいですね。

本日は欧州も休場明けで今週に入り始めて日、欧、米が揃い踏みとなります。
気配とすれば動きそうですね。

東京では特に材料はなくNYでは新規失業保険申請件数、住宅着工件数が有りますが
休暇先のオバマ大統領も戻ってくるようで週末に向けて財政の崖問題が進展するかが
ポイントでしょう。

ポンド円の売りで損切りもしましたが、相当ストップを取っていることから年末、
年始は噴き値を売り狙います。
チャート的には140円狙いかもしれませんが少しピッチが早いので140円を取る前に 調整が先と見ています。 本日は上値は138.70円、下値は137.60〜137.70円では買われそうですが割り込むと 137.30〜137.40円と見ています。 年末に向けて頑張りましょう。

2012/12/26

しーさん

流動性の低下

昨日は東京タイムのみ開いていましたので午前中に多少は動きましたが、
夕方からはインターバンクからのレート配信が止まり、
クリスマスはみんな休んでね状態となりました。

本日もシドニーからロンドンまで東京以外はお休みとなっています。
NY市場は動きますが、こんな日の東京タイムは大きな相場展開は期待できません。

が、朝からドル円は85円を伺う展開となっており、クロス円も上昇。
もし85円を越えるとストップ巻き込みと流動性の低さから
異常な加速を見せるかも知れませんので、
85円の壁を前に逆張りショートを狙っている方は注意が必要かも知れません。

上記のような動きを警戒するのであれば、むしろドル円はロングから入り、
85円越えの急な動きで利食いできるように指値を設定しておくと面白いかも
知れませんが、リスキーなトレードなので素直に様子見しておいてもよいでしょう。

上値は重いと言われているドル円の85円の攻防次第ですが、
個人的にはこんな日は指値でのトレードがやりにくいので
今日もお休みモードとします。

NY勢の出方を見つつ明日からの動きに備えたいと思います。

2012/12/25

ZEROさん

クリスマス休暇、安倍新政権と財政の崖が材料か

24日の為替市場では、ドル円がNYクローズまでじり高84.62を上抜け
ストップロス84.95まで上昇、年初来高値を更新しています。

本日は東京市場以外はクリスマスで休場となっています。

明日26日は安倍新政権が発足。日銀に対してもかなり強硬な姿勢が
見られることから円先安観は継続しそうです。

米国では27日から財政の崖協議が再開の見通しで一喜一憂となりそう
です。

ドル円は長期で押し目買いスタンスを続けます。

※最終的な投資判断は必ずご自身でお願いいたします。

2012/12/24

とあるエンジニアKさん

指標に対して一切の警戒は不要

クリスマスイブ、と祝日が重なり、カレンダー通りならば3連休の最終日。
日本は休場で、欧米も半ば休場とあってはほとんど動かない一日となるでしょう。

仕事上、欧州の企業とやり取りをしますが、12月に入ったとたん、
徐々に反応が鈍くなり、ついに先週は「オフィスがクローズだから新年まで待て」と。
つまりはここから1週間半の全社休業なのだとか。
潔いのに羨ましさ半分です。

【本日の重要指標】
本日は指標に対して一切の警戒は不要です。

【本日の戦略】
前述の通り日本は振替休日により休場。
米国も明日にクリスマスを控え、なかなか動きづらい、というかほとんど動かない
相場でしょう。よって警戒すべきは休み中の相場参加者が少ない中での急激な値動き。
少ないニュースやちょっとしたニュースに便乗して自分の流れに持っていこうとする
動きです。ニュースと言えば注意すべきは米国の財政の壁問題会費に向けた政治の争い。

これは与野党の争いによってなかなか合意に至ることができない故に続くもので、
年明けには大型減税の失効等などにより大きな波乱を抑えようとするもの。
年内にはなんとか合意に持ってくるものと楽観視されていましたが、
現実には未だ合意に至らないようで、既にタイムリミットは目前に迫っています。

焦点は単純に言うならば減税範囲をお金持ちにも適用するか、否か。
その基準が年収40万ドルとするか、100万ドルとするか、あるいはその真ん中で
妥結するかなので、アメリカらしい議論とも言えましょう。

問題はその与野党内で分裂が発生していることで、これによって全体の議論がストップ
している感が否めません。今週はこの争いに決着がつくかと思われますが、もしそうで
ないならば間違いなく相場変動要因のひとつとなるでしょう。

オバマ大統領は選挙に勝利したはいいものの、まだまだ前途多難が続くのは日本との
違いなのか。注意深く見守りたいニュースの一つです。

2012/12/21

しましまさん

様子見が無難、薄商いの中急変動に注意

昨日は、日銀による追加緩和決定後円買いが進む場面もありましたが、米指標の好結果や
NYダウの上昇を受け再び円売りの流れ優勢となりました。
今日は、財政の崖問題やクリスマス休暇前の週末ということでポジション調整の動きに注意、
参加者も少なく基本的に様子見がよいと考えています。

本日発表が予定されている主な経済指標等は以下のとおりです。

22:30:米・11月耐久財受注
22:30:加・10月GDP
22:30:加・11月消費者物価指数
23:55:米・12月ミシガン大消費者信頼感指数・確報値
 
昨日のドル円は、日銀政策金利発表後84円を割り込む動きとなりましたが83円台後半では
底堅く推移、NY時間にはNYダウの上昇等を受け84.30〜84.40円台へと反発しました。
今日堅調な流れとなれば、今日の高値84.44円を超え年初来高値84.61円まで上昇できるか、
まだ強い動きとなれば昨年4月以来の85円台を目指す動きとなってくるか見ていきたいです。

一方、今日軟調な流れとなると84円〜83円台後半、下抜けると83円台中盤への下落が
考えられます。 昨日のユーロドルは、東京時間は1.32ドル台前半での小幅な値動き、欧州時間から NY時間に上昇しNY序盤には1.3295ドルの高値を付けるも、そこからは軟調な流れとなり 1.32ドル台前半〜中盤での推移となりました。 今日反発の動きとなれば1.3250ドル付近へと戻せるか、強い動きとなると昨日の高値 1.3295ドル〜1.33ドルへと上昇できるか見たいです。 一方、今日軟調に推移すると1.32ドル〜1.31ドル台後半では止まれるか、下抜けると 1.3150ドル付近への下落が考えられます。 では、今日も頑張りましょう!

2012/12/20

為替見習さん

日銀追加緩和発表。円を軸とした力関係変化に注目

昨日の為替相場は、欧州勢参入後までは円が弱い位置で推移しましたが
NY市場に入ってからは円が買われる場面もあり、さらに今日早朝には
NZの第三四半期GDPが予想を下回ったことから下落し他通貨にも波及しました。

そして注目の日銀金融政策決定会合の結果は、追加緩和が全員一致で決定。
国債などを購入する資産買い入れ基金を現行の91兆円程度から10兆円増額し、
101兆円程度とする内容に加えて、自民党の安倍晋三総裁が白川総裁に要請した
前年比上昇率2%の物価目標について、次回(来年1月)の日銀会合で
検討することも決定される結果となりました。

発表直後は乱高下し、その後14時時点では円がやや買われていますから
欧州勢参入後からNY市場にかけての円を軸とした力関係変化にも注目。

ではまず火曜から水曜までの対円変動率で相場を見てみると、
USDが0.25%、EURが0.24%、GBPが0.23%、CHFが0.21%、
CADが-0.05%、AUDが-0.21%、NZDが-0.70となっていて
力関係は【USD>EUR>GBP>CHF>JPY>CAD>AUD>NZD】という形に。

火曜オープンからクローズまでの主要通貨の力関係が
【CHF>EUR>GBP>USD>AUD>CAD>JPY>NZD】でしたから
ドルや円がやや戻したことや、資源国通貨が弱い位置をキープしていることなど
そこそこの変化が出始めているのが見てとれます。

続いて14時時点の各通貨テクニカルをおさらいすると
昨日の変動を受けてNZDの短期トレンドは下向きに変化。
またその他の通貨の短期トレンドは上向きを維持しているものの
それぞれ下の抵抗帯に入っていてリスクは高めです。

今後のポイントは円を軸とした力関係変化で、
ここから円売りに戻ればロングには絶好のチャンスとなり、
この場合は力関係上最も強い通貨を買って円を売るのが低リスク。

逆に円が買われる展開が加速した場合には各通貨の短期は悪化し、
一旦フラット化することになり、勢い次第では下向きになるものが出てきます。

この場合は逆にショートにリスクが低い状況となりますので
力関係上弱い通貨を売って円を買うという形が最も低リスク。

個人的な基本戦略はこれまでと同じく短期だけの動きを重視して
力関係、テクニカル両面で低リスクになれば順張りで攻める予定。

また取引する際には必ず他通貨との力関係を見て
「同じ1取引をするならどのペアが最も低リスクか」
ということを考えて最も低リスクなものを選択。

そして今後も資金管理やレバレッジ管理をはじめとして
事前のシミュレーションに時間を徹底的に割いて、
自分の中で消せるリスクは完璧に消してから取引に臨みます。

それでは、今日も一日頑張ってまいりましょう!

2012/12/18

斉藤学さん

引き続き、円安ドル高と予想

【昨日の概要】

衆議院選挙結果を受け朝方から急騰、ドル円84.30円、ユーロ円111.15円、
ポンド円136.40、豪ドル円88.95付近までそれぞれ上昇しました。

その後は、ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁がユーロ圏経済の中期見通しは
引き続き「困難」との見解を示したことで、対ドルでは上値の重い展開となって
いますが、高値圏を維持しました。

【昨日の結果】

・ダウ平均         13236.42(+101.41 +0.77%)
・CME日経平均先物      9915(大証終比:+95 +0.97%)
・NY金先物12月限(COMEX)  1698.20(+1.20 +0.07%)
・NY原油先物11月限(WTI)  87.20(+0.47 +0.54%)

【経済指標発表予定】

★★★
22:30 (米)12月NY連銀製造業景気指数 前回:-5.22 予想:-0.50 結果:-8.10

【その他】

       (ア)休場(和解の日)
23:30 (欧)ドラギECB総裁講演
25:00 (欧)コンスタンシオECB副総裁講演
27:00 (米)ラッカー・リッチモンド連銀総裁講演

【本日の戦略】

昨日は、オバマ米大統領と共和党のベイナー下院議長がホワイトハウスで対談、
「財政の崖」回避に向けた協議で進展があったとされる見方もありますが、45分程度の
協議では進展は難しかったのではないでしょうか。

また、各通貨ペアとも利益確定売りに押されていますが、昨晩のNYダウが好調なため、
いったんは売られますが日経平均がプラスで推移するために比較的底堅く推移すると
予想します。

【経済指標発表予定】

★★★
18:30 (英)11月CPIコア(前年比) 前回:+2.6% 予想:+2.7%

【その他】

27:15 (米)フィッシャー・ダラス連銀総裁講演

2012/12/14

為替太郎さん

総選挙を控え、円の全面安相場に。クロス円は既存の値動きレンジを超える円安局面

ドル円は、今週に入って、83円の壁を破り、現在に至るまで継続的な上昇が続いています。
本日は、84円台の一歩手前まで上昇してきており、いよいよ今日中の84円台入りも見えてきました。
総選挙での自民党優勢が報じられるにつれて、緩和政策への期待が高まっていることに加えて、
足元での来週の日銀金融政策決定会合での追加緩和観測も盛り上がっています。
そのため、市場は材料的に思惑的な円売りに傾きやすい状態になっています。

チャート的には、中期、すなわち4時間足チャートなどで、やや過熱感が強くなっています。
そのため、中期ではそろそろ踊り場入りしそうな雰囲気がありますが、一方で短期のチャートでは
目先は明らかに継続的な上昇パターンに乗っています。
日足チャートでも、まださほど過熱感が強まってはいないので、今のトレンドがすぐに崩れる
ことはなさそうです。

もっとも、今の円安トレンドは、結局のところ、明後日の選挙結果次第の面があります。
そのため、週明けからは、材料主導でまた違った局面に入る可能性があることは注意が必要です。
19日、20日には、日銀金融政策決定会合も控えていますので、来週以降のトレンドがどうなるかは
まだ流動的でしょう。

また今週は、ユーロ円に関しても、大きく上値が伸びました。そもそもクロスユーロが、
比較的安定して動いていることに加えて、今週一段と加速したクロス円の円安傾向が
重なった結果です。

本日の時点で、109円台の後半と、 既に110円台入りが視野に入るところまで上がってきています。
さらに短い時間足のチャートを見る限りは、まだまだ継続的に上昇しそうな気配を見せています。
もっとも、日足チャート見る限り、こちらは中長期でもかなり過熱感が強いのは事実です。
ドル円同様、週明け以降は日本のイベントを控えており、先行きは流動的でしょう。
そのため、私は今の上昇がどこまで続くか、イマイチ確信が持てない状態です。
ひとまず、今晩は、ユーロ圏消費者物価指数やドイツのPMI製造業指数がありますので、
今の流れがそのまま続くかどうか、その内容に注目しましょう。

また、ユーロドルに関しても、週明け時点では軟調な動きでしたが、週の半ば以降は1.3台を
軸とした手堅い相場に転じています。

今日も値動きは非常に堅調になっており、1.31台に乗せていく一歩手前の水準を継続的に
維持しています。1時間足、2時間足チャートでは、下値サポートも手堅く、ローソク足は、
しっかりとした推移を見せています。テクニカル的に、値崩れをしにくい配置です。

材料として、このところのアメリカの財政の崖問題が依然として相場にのしかかっていますが、
今日時点では相場は安定して動いており、ユーロドルは思惑的な動きで上下するような
展開にはなっていません。

とはいえ、今日のここからのユーロドルの上値の幅がどこまであるかは非常に微妙なところです。
このところ1.31付近が上値抵抗帯になっているため、ここを抜けていけるか注目されることですが
今日は金曜日ということもあり、あまり簡単ではなさそうです。

なお、今日の主要イベントは以下の通りです。
相場に決定的な影響を与えるようなものではないでしょう。
直近のイベントで重要なのは、明後日16日の衆議院選挙だと思います。

18:00 独PMI製造業速報
19:00 ユーロ圏消費者物価指数
22:30 米消費者物価指数
23:15米鉱工業生産

2012/12/13

ダメおやじさん

円安が止まらない、ポンド円は今年、最高値!

こんにちはダメおやじです。

円安の流れが止まりませんね。

昨日はドル円が83円を越え83.29円まで上昇しポンド円も3月27日の今年の
高値133.48円を越えると一気に値を上げ134.59円まで上昇しました。

私は今週はポンド円の戻り売りで臨みましたが133円を越えた時点で完敗です。

やはり自民党の絶対安定多数報道や来週の日銀会合での追加緩和観測が
円売りが止まらない要因となっているようです。

ただ円売りのポジションが大きく積み上がっている事や海外勢がクリスマス
休暇に入ることから調整の円の買戻しは近々有ると見ています。

ポンド円は133.50円を越えた事で次の抵抗は135円越えと思われますが
再度売り場を狙います。

本日は米小売売り上げ高、新規失業保険申請件数が有りますが、昨日の
バーナンキFRB議長の声明で財政の崖に対しての懸念発言が有りました。
オバマ大統領が今月17日から1月6日まで休暇を取ります。今週中に
進展するかが大きなポイントになりそうです。

2012/12/12

しーさん

FOMC待ち

昨日はユーロ圏やドイツの景況指数がマイナス予想から一転
大幅なプラスの結果となりました。

またギリシャの国債買い戻し期限が延長されていましたが、
予定していた300億ユーロに達したとの報道もユーロに対しポジティブに作用。
ユーロドルは1.3000台に乗り、ユーロ円も107円に回復しています。

先週末から今週にかけては、イタリアの政局などでユーロはネガティブでしたが、
ここにきて安堵感が漂ってきた印象です。

さて昨日から今日にかけての注目材料はなんといってもFOMCです。
ツイストオペが終了し、新たな国債購入に関してQE3.5やQE4などと言われて
いましたが、一部では月間850億ドルの長期債買い取りかとの話もあり、
大規模な追加緩和に踏み切る可能性が残されています。

ドル安方向の対策となるため、ユーロドルなどストレート通貨にとっては
追い風となるのか、それとも規模が縮小されて失望的な反応となるのか、
事前に情報が漏れてこないようであればFOMC待ちのじれったい展開となるかも
知れません。

テクニカル的には、ユーロドルは半値押しから1.3030付近までの上昇が
期待できそうな形となっています。ユーロつながりでユーロ円を見てみると、
私の好きなインディケータRCIが日足で押し目買いスタンバイ状態となっており、
昨日の106円前半で打診買いは正解だったということになりそう。

日足RCIはタイミングが遅れがちなので、1時間足でタイミングを探ると
タイミングよく含み益がでてくれる状態になる場合が多いです。
ただしドル安によりドル円の上値が重い状態が続くことになると、
クロス円もそれほど大きな動きにはなりにくいかも知れません。

欧州タイムには英国の雇用関連指標もありますが、
本日は全体的にリスクオン指向で押し目を待ちつつ、
NYタイムにはFOMCに備えておきたいと思います。

2012/12/11

ZEROさん

12/4付IMMポジション円ショート9万枚超へ!

10日の為替市場では、伊モンティ首相辞意表明報道で
ユーロが売られる場面がありました。

ドル円相場はIMM円ショート9万枚超、
FOMC追加緩和観測が重しとなり伸び悩んでいます。

11/22以降はドル円相場もこう着して動きません。
12月相場らしい展開になっています。

ほとんど織り込んでいるものの週末総選挙に向け自民優勢は
円安要因となりそうです。

本日は独12月ZEW景況感調査、米10月貿易収支が発表されます。
基本的にはFOMCの結果待ちで材料への反応弱く鈍い
値動きとなりそうです。

短期売買は様子を見ます。

※最終的な投資判断は必ずご自身でお願いいたします。

2012/12/10

とあるエンジニアKさん

FOMC前で動きにくい相場か

12月に入り、急に年末らしくなってきたのをひしひしと感じます。
今年も残すところあと3週間を切り、色々なことがあった2012年という年を
締めくくろうとしております。

今年一年間はずっと海外で過ごしたせいもあり、あっという間だった気がします。
だからと言って見聞が広がったわけでもなく・・・
それでも日本と日本人の良さを再発見できる一年間だったと思います。

今年も昨年に引き続き海外で迎える年越し。時差の関係でゆく年くる年を見るころは
まだ昼というなかなかできないおもしろい経験ができます。

【本日の指標】
本日の指標は小粒。
特に相場を動かす要因とはならないでしょう。

【本日の戦略】
本日は雇用統計明けの月曜日ということで、上昇基調で終わった金曜日のNY相場の
流れを受けて始まることが期待されます。ただし今回の雇用統計の結果を受けて、
今後の金融緩和政策に少しずつではありつつもブレーキをかける報道も一部。
明日11日から始まるFOMCを前にしてなかなか動きにくい相場となることでしょう。

また、意外と先週の中で動きのファクターとなったのは日本における地震。
久々のM7クラスの地震とあり、一時的にではあれどもユーロ円、ドル円を中心に
円が買われる結果となりました。震度5弱に津波警報まで発令され、一時騒然と
なったようですが、相場への影響は長くは続かなかった模様です。

さて今年も残りあと3週間となりましたが、1月になると待ち受けているとされるのが、
米国における財政の壁問題。

一方でそれより先に見えてくるのは米国による「配当の壁問題」
現在米国で実施されている減税策の一つである株式の配当課税ですが、これが減税処置の
終了に共に、一気に上昇する恐れが。上昇をする目前にして配当の支払いを前倒し、
あるいは別途支払うといったことを考えているようです。

それを見越して動くのが投資家で、権利落ちの関係から今週末よりいよいよその効果が
出始めるのだとか。常に相場は実情の先を行くわけですが、今回も同様に株価の下落、
ひいてはドルの弱体化となって相場に影響を及ぼすものと推測されます。ただしこちらは
相場を動かす主要因ではなく、副次的な要因になるのではとにらんでおります。

本日は相場を動かす要因に乏しく、静かな一日となるでしょう。
12月は多くのディーラーもクリスマス休暇で休む月とあり、それも相まってなかなか
思うようには動いてくれない相場が続きます。じっくりとチャンスをうかがう相場です。

2012/12/07

しましまさん

ドラギ総裁の会見内容受けユーロ急落

昨日のECB政策金利発表では政策金利は予想通り据え置きとなりましたが、
その後の記者会見でドラギ総裁が「中銀預金金利のマイナス金利について
協議をした」等発言したことや2013年のGDP見通しが下方修正されたことから、
ユーロは大幅下落となりました。
 
本日発表が予定されている主な経済指標等は以下のとおりです。

09:30:豪・10月貿易収支
18:30:英・10月鉱工業生産
22:30:米・11月非農業部門雇用者数/11月失業率
22:30:加・11月雇用ネット変化/11月失業率
23:55:米・12月ミシガン大消費者信頼感指数・速報値

注目の米雇用統計の市場予想は、11月非農業部門雇用者数が+8.7万人、
11月民間部門雇用者数が+9.0万人、11月失業率が7.9%となっています。

昨日のドル円は、東京時間に82.62円の高値を付けた後は軟調な流れとなり、
NY時間には82.20円の安値を付けるもその後はすぐ反発し82.30〜82.40円での
推移となりました。

今日堅調な流れとなれば、11月30日の高値82.75円〜11月22日の高値82.83円へと
上昇できるか、まだ強い動きとなれば4月2日以来の83円台を付ける動きとなるか
見たいです。

一方、軟調な動きとなると82円台前半〜82円付近、82円を下抜けると
81.80円〜11月28日の安値81.69円付近への下落が考えられます。

昨日のユーロドルは、東京時間は1.3050ドル台中心の小幅な値動き、
欧州時間には1.30ドル台後半へ上昇するも、NY時間にはドラギ総裁の
会見内容を受け急落し1.30ドルを割り込み1.2950ドルまで下落、
その後も1.29ドル台中盤で上値重い動きとなりました。

今日も軟調な動きとなると1.29ドル台前半〜11月28日の安値1.2880ドル付近への
下落が考えられます。一方、反発の動きとなると1.30ドル台へ戻せるか、
まだ強い動きとなると1.30ドル台前半を上抜け1.30ドル台中盤〜昨日の高値
1.3086ドルを目指すこととなるか見たいです。
  
では、今日も頑張りましょう!

2012/12/06

為替見習さん

BOE、ECB政策金利発表、ドラギECB総裁会見に注目

昨日の為替相場は、これまでの膠着状態から少し変化が出てきて
朝方の日本市場、欧州勢参入後、そしてNY市場と
それぞれある程度の変動が見られた1日となりました。

終値ベースでは、RBNZ政策金利発表後の上昇を受けたNZDが強い程度ですが
今日はBOE、ECB政策金利発表やドラギECB総裁記者会見を控えていますし
明日には米国の雇用統計も予定されており、木曜金曜で大変動となる可能性も。

特に今日はBOE、ECBのイベント前後で動きが強くなる可能性が高いので
まずは資金管理を万全にした上で、短期トレンドが明確な方向性を持てば攻め、
リスクが高まれば様子見するようにしたいですね。

ではまず火曜から水曜までの対円変動率で相場を見てみると、
NZDが1.25%、CADが0.79%、CHFが0.67%、USDが0.65%、
GBPが0.58%、AUDが0.53%、EURが0.45%となっていて
力関係は【NZD>CAD>CHF>USD>GBP>AUD>EUR>JPY】という形に。

火曜オープンからクローズまでの主要通貨の力関係が
【AUD>JPY>NZD>EUR>CAD>GBP>USD>CHF】でしたから
NZDが強い位置で加速していることや、北米が位置を上げていること、
強い位置にあった豪ドルや円が位置を落としたことなど、
そこそこの変化が出始めているのが見てとれます。

続いて11時時点の各通貨テクニカルをおさらいすると
昨日の変動を受けて各通貨の短期トレンドは上向きに変化。
しかしこれまでしばらく膠着状態が続いていたこともあって
まだ方向性は明確ではなく、少しリスクは高いと言えます。

今後のポイントは円を軸とした力関係変化で、
ここから円売りが加速すればロングには絶好のチャンスとなり、
この場合は力関係上最も強い通貨を買って円を売るのが低リスク。

逆に円が買われる展開に変化した場合には各通貨の短期は悪化し、
一旦フラット化することになり、勢い次第では下向きになるものが出てきます。

この場合は逆にショートにリスクが低い状況となりますので
力関係上弱い通貨を売って円を買うという形が最も低リスク。

個人的な基本戦略はこれまでと同じく短期だけの動きを重視して
力関係、テクニカル両面で低リスクになれば順張りで攻める予定。

また取引する際には必ず他通貨との力関係を見て
「同じ1取引をするならどのペアが最も低リスクか」
ということを考えて最も低リスクなものを選択。

そして今後も資金管理やレバレッジ管理をはじめとして
事前のシミュレーションに時間を徹底的に割いて、
自分の中で消せるリスクは完璧に消してから取引に臨みます。

それでは、今日も一日頑張ってまいりましょう!

2012/12/04

斉藤学さん

豪ドル円は利下げか

こんにちは、斉藤学です。

【昨日の概要】
午前中は、利食い売りなどから全体的に円高ドル安傾向が継続しました。

ロンドン時間に入り、スペインがEUに銀行支援を正式要請したという報道を受け、
一時ユーロドルは1.3075近辺まで上伸しました。

しかし、その後発表された米ISM製造業景況指数は予想51.3に対して予想外の49.5と
景気を見極めるうえでの分岐点となる50を下回っています。ハリケーン「サンディ」が
影響した可能性があるものの、製造業は停滞していて回復していないという見方が広がり、
為替は円高ドル安に、NYダウも下落しました。

<昨日の終値(前日比)>
・ダウ平均          12965.60(-59.98 -0.46%)
・CME日経平均先物      9445(大証終比:-15 -0.16%)
・NY金先物12月限(COMEX)  1721.10(+8.40 +0.49%)
・NY原油先物11月限(WTI)  89.09(+0.18 +0.20%)

【昨日の経済指標】
★★★★
09:30 (豪)10月小売売上高<季調済>(前月比) 前回:+0.5% 予想:+0.4% 結果:±0.0%
★★
10:00 (中)11月非製造業PMI          前回:55.5  予想:-   結果:55.6
★★★★
24:00 (米)11月ISM製造業景況指数       前回:51.7  予想:51.3  結果:49.5

【その他】
09:10 (日)西村日銀副総裁講演
13:00 (日)白川日銀総裁講演
13:00 (欧)ノワイエ仏中銀総裁講演
21:00 (欧)クーレECB専務理事講演
27:40 (米)ブラード・セントルイス連銀総裁

【本日の戦略】
午前中は豪経済指標発表に加え、政策金利発表があります。先日から0.25%の利下げの
可能性が広がっていて、もしそうなれば上値は重くなります。ただ、最近の中国経済指標は
底堅く、欧州懸念も落ち着いてきているので、直近の状況からは据え置きの可能性もあります。

一方で、豪中銀は1月の政策委員会が無く、次回の政策委員会まで時間が空いてしまうため、
年内に実施してしまうのではとの見方が多いようです。

他通貨ペアに関しては、ユーロが強く続いてポンド、ドルとなっています。


【注目経済指標】
★★★
09:30 (豪)10月住宅建設許可件数(前月比) 前回:+7.8%    予想:-1.6%
★★★
09:30 (豪)Q3経常収支           前回:-118.01億豪$ 予想:-145.50億豪$
★★★★★
12:30 (豪)RBA・政策金利発表        前回:3.25%    予想:3.00%
★★★★★
23:00 (加)BOC・政策金利発表        前回:1.00%    予想:1.00%

【その他】
09:10 (日)西村日銀副総裁講演
13:00 (日)白川日銀総裁講演
13:00 (欧)ノワイエ仏中銀総裁講演
21:00 (欧)クーレECB専務理事講演
27:40 (米)ブラード・セントルイス連銀総裁

【本日の予想レンジ】
・ドル円   81.70〜82.50  ↓
・ユーロ円  106.60〜107.55 ↑
・ポンド円  131.80〜132.50 ↓
・豪ドル円  85.20〜85.85  ↓
・ユーロドル 1.3000〜1.3100 ↑
・ポンドドル 1.6030〜1.6120 ↑
・ドルスイス 0.9190〜0.9280 ↓

【通貨の強さ】
ユーロ>ポンド>ドル>豪ドル

【注目通貨ペア】
豪ドル円(政策金利発表)、ユーロドル(再度高値更新か)

尚、このサイトは情報提供を目的としており、投資の最終判断はご自身でなさるようお願い致します。本サイトの情報により皆様に生じたいかなる損害については弊社及び執筆者には一切の責任を負いかねます。