兵ブロガーバックナンバー(2013年03月)|FX|外為オンライン FX取引 − あなたの為の、外為を。

バックナンバー 2013年03月

2013/03/29

為替見習さん

来週の重要指標ラッシュに向けた円軸の力関係変化とキプロス情勢に注目

昨日の為替相場は、注目されたキプロスの銀行の営業再開が、
資本規制が1カ月継続と発表されたこともあって冷静に対応され、
取り付け騒ぎなどは発生しなかったことから相場も静かな展開となり
明確な力関係変化は出ませんでしたね。

また今日は各国市場が祝日で休場となっていることもあって
動きもそれほど期待出来ませんので、ポイントは来週に向けた動きとなります。

特に来週は日銀短観から始まって、RBA、日銀、BOE、ECB政策金利発表、
ドラギ総裁会見に米雇用統計とかなりイベントが重なっていますから
その点を意識して今日はポジション調整や資金管理を重点的に行いたいところ。

その上でもし動きが強く出て、低リスクな相場になれば
積極的に攻められるようシミュレーションしておきたいですね。

ではまず水曜から木曜までの対円変動率で相場を見てみると、
CHFが0.13%、GBPが0.08%、EURが-0.04%、NZDが-0.29%、
CADが-0.30%、USDが-0.32%、AUDが-0.63%となっていて
力関係は【CHF>GBP>JPY>EUR>NZD>CAD>USD>AUD】という形に。

水曜オープンからクローズまでの主要通貨の力関係が
【CAD>USD≒JPY>GBP>NZD>AUD>CHF>EUR】でしたから
強い位置にあった北米通貨が位置を落としたことに加えて
ユーロやスイスが位置を戻したこと、豪ドルが弱い位置を維持するなど
値動きが乏しかった中でも一応の力関係変化が見られます。

続いて11時時点の各通貨テクニカルをおさらいすると
昨日の変動を受けて各通貨の短期は下向きに。

そのため今後のポイントは円を軸とした力関係変化で、
ここから円買いが加速すれば各通貨の短期は明確な下向きとなりますので、
ショートには絶好のチャンスとなり、力関係上最も弱い通貨を売って円を
買うのが低リスク。

逆に円が売られる展開に変化した場合には各通貨の短期は改善し、
勢い次第では明確な上向きになるものが出てきます。

この場合は逆にロングにリスクが低い状況に変化しますので
力関係上強い通貨を買って円を売るという形が最も低リスク。

個人的な基本戦略はこれまでと同じく短期だけの動きを重視して
力関係、テクニカル両面で低リスクになれば順張りで攻める予定。

また取引する際には必ず他通貨との力関係を見て
「同じ1取引をするならどのペアが最も低リスクか」
ということを考えて最も低リスクなものを選択。

そして今後も資金管理やレバレッジ管理をはじめとして
事前のシミュレーションに時間を徹底的に割いて、
自分の中で消せるリスクは完璧に消してから取引に臨みます。

それでは、今日も一日頑張ってまいりましょう!

2013/03/27

斉藤学さん

レンジ相場の予想、ユーロはやや弱い

こんにちは、斉藤学です。

【昨日の概要】

東京時間は、黒田日銀総裁の国会答弁などで一時円安方向に動いていたのですが上値は
重く、他には特に材料もなかったためドル円は94.50円を超えられずに推移しました。

ロンドン時間には一時94円まで下落する場面も見られましたが、NYダウがプラス圏で
堅調に推移すると反発、米消費者信頼感指数や新築住宅販売件数などが予想を下回った
ので上値は限定されましたが、94.60円付近まで上昇する場面も見られました。
また、原油も1%超の上昇、リスク選好ムードが広がりました。

<昨日の終値(前日比)>
・ダウ平均         14558.955(+111.20 +0.77%)
・CME日経平均先物      12460(+70 +0.56%)
・NY金先物12月限(COMEX)  1597.30(?9.20 -0.57%)
・NY原油先物11月限(WTI)  95.87(+1.06 +1.12%)

【重要経済指標】

★★★
06:45 (NZ)2月貿易収支              前回:-3.05億NZ$ 予想:-0.12億NZ$ 結果:+4.14億NZ$
★★★
21:30 (米)2月耐久財受注(除輸送用機器)(前月比)前回:+1.9%   予想:+0.9%   結果:-0.5%
★★★
23:00 (米)3月消費者信頼感指数          前回:69.6    予想:69.0    結果:59.7
★★★
23:00 (米)2月新築住宅販売件数(季調済・年率)  前回:43.7万件  予想:42.5万件  結果:41.1万件
★★★
23:00 (米)2月新築住宅販売件数(前月比)     前回:+15.6%   予想:-2.8%   結果:-4.6%

【その他】
13:45 (豪)スティーブンスRBA総裁講演

【本日の戦略】

キプロス問題がくすぶっているものの、「キプロスは独特のケースで例外的」という
見方もありNYダウは100ドル以上の上昇、為替も反発しました。ただし、ユーロドルは
1.2800台と4か月ぶりの安値付近で推移、懸念が払しょくされていないことを表しています。

本日は経済指標発表の予定は少なく、要人発言やキプロス問題関連ニュースで相場が
左右されそうです。現在の為替は方向感がありませんが、堅調なドルに反してユーロは
軟調に推移すると予想します。

【注目経済指標】
★★★
21:30 (加)2月CPIコア(前年比)          前回:+1.0% 予想:+0.9%
★★★
23:00 (米)2月中古住宅販売保留(前月比)       前回:+4.5% 予想:+0.7%

【その他】
24:30 (米)ローゼングレン・ボストン連銀総裁講演
26:00 (米)コチャラコタ・ミネアポリス連銀総裁講演

【本日の予想レンジ】
・ドル円   93.80〜94.85  →
・ユーロ円  120.80〜121.95 →
・ポンド円  142.50〜143.65 →
・豪ドル円  98.50〜99.70  →
・ユーロドル 1.2780〜1.2890 →
・ポンドドル 1.5050〜1.5230 →
・ドルスイス 0.9300〜0.9450 ↓

【通貨の強さ】
豪ドル、ドル>ポンド>ユーロ

【注目通貨ペア】
ユーロドル(4か月ぶりの安値付近)

2013/03/25

為替太郎さん

キプロス救済の暫定合意で小康状態。とはいえ、クロスユーロの戻し幅はイマイチ

みなさんこんにちは。 
 
今日の為替市場は、キプロス問題での暫定合意成立により、小康状態の展開になっています。
先週時点では、ECBは25日までにEUとの支援条件で合意しなければ、キプロスの
銀行への緊急融資を停止するとしていました。

そのため、先週はキプロスのユーロ離脱への不安が燻っていましたが、ひとまず
最悪の事態は避けられたとみていいでしょう。 
 
先週の19日と20日のFOMCで、量的緩和継続が明らかになり、21日に行われた日銀の
黒田新総裁の就任会見でもこれといった材料となるような発言がなかったことなど、先週の
為替市場では、他にサプライズになるような材料も乏しく、目先の唯一の重要材料として
キプロス救済に注目が集まっていました。
 
これが暫定合意により一段落したことで、今週は、4月3日と4日の日銀金融政策決定会合、
4日のECB理事会、5日のアメリカの3月雇用統計等の来週の重要イベントを睨んだ動きに
シフトしてくることが予想されます。 
 
さて、個別に見ていきましょう。
今日のドル円は、引き続き、94円付近を底として、多少上げても96円台が天井となる展開が
継続する公算が高いものと見ます。4時間足チャートでは、先週からローソク足が雲を
下抜けてしまっていますので、中短期ではやや流れが弱まっていますが、94円から下の
下支えはしっかりしていますので、下に行っても早い段階で下げ止まるはずです。 
 
ユーロ円についても、週明けの基本的に動きとしては今の水準を保った底堅い動きになると
思います。日足で見れば今の水準から120円割れのところまで日足でしっかりと雲が
かかっていますので、何も材料がなければこれをズルズル割っていく可能性は低めです。
循環的なリスクオフでは、それほど決定的なところまで下げていくことはないと見ます。
 
ただ、上値余地という面では不透明ですので、慌てて買いに入る地合いではないでしょう。
もちろん、キプロス救済の暫定合意で買いに入りやすく、海外市場ではまだ上げていく
余地はありますが、現時点では、中短期チャートで上値抵抗帯となっている124円付近を
決定的に超えてはいないので、先行きは中立です。もう一段の上昇がなければ、グイグイ
上値を伸ばしていく展開に入るのはテクニカル的に容易ではありません。 
 
ユーロドルについては、先週金曜日には1.3付近まで戻していく展開になり、
今日も1.3を超えたところで底堅く始まっています。こうなると、底打ち感も出てきますが、
キプロス問題の決着というには、今日はあまりに上げ幅が小さく、市場の反応はイマイチです。
こうなると、どこかで高値崩れしてくる不安もあり、引き続き油断できません。 
 
もっとも、キプロス問題をいったん忘れて、ここ1、2か月のユーロドルの日足チャートを
眺めてみると、実はユーロドルは目先1、2週間下げ止まり感が強まっており、数日単位での
変動はあれども、いまさら大崩れはしなそうな配置になっているのは事実です。 
 
実際、先週も、下に大きくいくかと思いましたが、1.28台の常識的なところで下値を
踏みとどまりました。今の調子であれば、現在の価格付近での底堅い動きから転じて、
多少は上値を攻めていくことも可能でしょう。 
 
16:00 独小売売上高指数
17:00 スペイン生産者物価指数
18:00 伊消費者信頼感
21:30 シカゴ連銀景気指数

2013/03/22

ダメおやじさん

キプロス関連のニュースに注意

こんにちはダメおやじです。
 
今週はキプロスショックでドル円、クロス円とも大きく下げてスタートしましたが
押し目買いで下げきれず20日には黒田日銀新総裁の会見でサプライズが有るのでは
との観測でドル円で96.13円、ポンド円で145.26円まで上昇しました。

特にポンド円はBOE議事録で利下げや追加緩和観測が後退したことから
ポンドドル高で上げ幅を拡大しました。
 
しかし昨日の黒田新総裁の会見では今までの発言と変わらずサプライズが
なかったことからドル円主導で値を下げドル円で一時94.56円、ポンド円で
143.45円まで下落しました。
 
昨日で東京発の材料は来月の日銀会合まで特になくドル円、クロス円とも
目先買われ過ぎ感も有ることで戻り売り有利とは思っています。
 
海外でもキプロスの信用懸念が拡大しておりリスク回避の円の買戻しも出やすい
状況と思っています。
 
ただ国内投資家はドル円、クロス円の押し目買い意欲が強いことや国内輸入企業も
ドル円の下げたところは買い意欲が強いとも言われており安値売りは避け売るなら
東京市場の高値を売りたいですね。
 
ドル円は戻りは95.10円台では売られ越えても95.40〜95.50円までと見ています。
下値は94.50円では買われそうで割り込んでも25日線を捉える94.30円付近と見ています。
 
ポンド円は戻りは144.50円では売られ越えても144.80円までと見ています。
下値は昨日の安値143.45円は日足50日線のラインで本日もサポートされる可能性は
有りますが割り込むと143.10円台と見ています。
 
本日は特に指標はなくキプロス関連のニュースや株価動向で動きそうです。
 
この2日間海外で上下に大きく値が振れ売りでも買いでもストップを取られやすく
なっていますので注意はしたいですね。
 
週末です、頑張りましょう。

2013/03/21

しーさん

なにがなんだか・・・

各地で桜が開花するほど暖かい日が続いていましたが、今日は冬に逆戻り。
一気に寒くなり体調を崩しやすい日となりそうですのでお体にはお気をつけを。

今週はキプロスの話題ばかりでそろそろお腹いっぱいとなってきましたが、
昨日はキプロス議会が争点となっていた銀行預金に対する課税を否決しました。

そもそも週初は10万ユーロが分岐点となり預金課税をするしないという話でしたが、
その後色々な調整を経て2万ユーロ以下は課税なしという案がでるなど、
毎日のように条件が変わっており、ニュースがでてもそれがネガティブなのか
ポジティブなのか反応に困る状況になってきました。

ユーロ圏財務相会合でキプロスを救済することを決め、
その引き替えにキプロス自身にも負担をしてもらうための銀行預金課税でしたが、
議会が否決したため救済は棚上げ。メンツもつぶれた格好となっています。

こうなると新たな救済案やキプロス自身からの妥協案がでてこないと、
ユーロ脱退へとつながり、リスクオフ相場かと思われましたが、
昨日の欧州タイム序盤はユーロが戻す展開となり、
個人的には全くわからない相場展開となっています。

もう1つ意外だったのが英国MPC議事録の内容です。
今月は追加緩和拡大かと思われたのが現状維持となっていましたが、
投票についても前回と変化がなく、結果的に拡大の必要性が薄れたことでポンドが
買い戻されました。ポンドについては格下げや指標の弱さから売り目線でしたが、
緩和拡大の芽がなくなったことで売り目線を変更する必要があるかも知れません。
欧州の避難通貨としてポンドが選ばれるようにもなっていますし、
リスクオフ=ポンド売りという構図にはならないと思っておいたほうがよさそうです。

さて本日は日銀新総裁となった黒田氏の記者会見が予定されています。
FOMC後のバーナンキ議長は現在の緩和施策は当面継続することを表明しましたが、
日本でも積極的かつ大胆な金融緩和を行う姿勢を改めて示すことで、
ドル円を筆頭に円安方向へ振れるかもしれません。

欧州の問題によるリスク vs 日米の緩和姿勢による安心感
の構図となり、どちらにも転ぶ可能性がありますが、前者のほうは今後あらゆる
対策が考えられることになるでしょうから、どちらかといえば後者が優勢か。
なにがなんだかわかりにくい相場ではありますが、本日はドル円、クロス円の
押し目を待って買い回転させていきたいと思います。

2013/03/20

ZEROさん

キプロス預金課税法案否決、FOMCにも注目

19日の為替市場では、先週末のユーロ圏財務相会合でキプロスの金融支援策と
引き換えに銀行預金に課税するとの報道があり議会採決に注目が集まりました。

結果は「否決」となり不透明感が漂っています。

為替市場ではキプロス関連の報道を受け「ユーロ安」が進んでいます。

本日は東京市場が休場となっており、欧米時間には引き続きキプロス問題と
FOMCに注目が集まりそうです。

キプロスに関してはすぐに解決するような環境ではないことから当面ユーロは
上値の重い推移になりそうです。

FOMCでは市場が思う以上にハト派であればドル売り、タカ派であれば
ドル買いでの反応になりそうです。

投資戦略としてはドル円・豪ドル円押し目買いですが日足チャートの終値を
日々確認しながら、少し慎重にポジションを取ろうかと考えています。

※最終的な投資判断は必ずご自身でお願いいたします。

2013/03/19

とあるエンジニアKさん

FOMC待ち相場

昨日はWBCの準決勝が行われました。
大変良い試合でしたが、残念ながら力及ばず、準決勝敗退。
最大のチャンスでの重盗失敗が大きく取り沙汰されていますが、
決して野球は一つのプレーが敗因につながるものではなく、
それまでのプレーの積み重なりが勝敗を決するものと思います。
第4回はどのような形で行われるかはわかりませんが、
楽しみにしたいと思います。

【本日の指標】
本日よりFOMCが二日間の日程で開催されます。
初日の今日の特段発表はなく、様々な憶測が流れて相場を動かすこともありますが、
基本は明日の発表をにらんで静かな相場となることが多いようです。
その他の指標発表によって相場が大きく動かされる可能性は低いでしょう。

【本日の戦略】
前述の通り本日よりFOMC。毎回のように量的緩和政策が取り沙汰され、
その度に相場を動かすことになります。
今回もまた同様な動きがあるものと予想されています。
また、月間で1000億ドル近い資産購入などの景気刺激策が継続するものと
推測されておりますが、問題はその出口政策。
いつかは過去より継続していた資金投入に終止符を打たなくてはいけませんが、
そのタイミングの見極めが大変難しいのが常。
既に毎月発表されている米国雇用統計では、失業率の低下と雇用の拡大が
確実視されており、推進剤を手放す時期が近づいているようにも思われます。
最近では「穏やかなペース」という口上が常套句となりつつありますが、
はっきりとした景気拡大認識が、FRB議長の立場として発言されるとも期待されております。
明日はその発言内容に注目です。

ということで本日はそのFOMCをにらんだ値動きとなるか。
昨日は週末に発生した欧州債務危機再燃に絡むニュースからの相場の急変が見られました。
特に日経平均株価が前の日より300円近い下落を見せ、ボラティリティが高い相場を象徴。
一方で為替相場の動きは朝方窓を開けて大きく動いたようですが、
日中からNY時間にかけては上昇機運を見せ、窓を閉じにかかりました。
ユーロ円などでは未だに開いた窓に達していませんが、急落にもファンダメンタル要因が
乏しい今の相場では近々にクローズするものと予想します。

一方でドル円、ユーロ円共に頭を押さえられた期間が長く継続しており、
ここからレンジ相場となるか、あるいは下落局面に入るのかの分かれ目に立っています。
本日はFOMCを踏まえ、待ちの相場としたほうが良さそうです。

2013/03/18

しましまさん

キプロスショックで大荒れのスタートに

先週末15日は米経済指標が弱めだったことを受けNYダウは11営業日ぶりに反落、
ドル円も95円台前半まで大幅下落するなど円高が進みました。

週明けの今日18日は、ユーロ圏財務相会合でキプロス財政支援への条件として
これまで前例のない銀行預金金利への課税を決定したためユーロは大幅下落、
リスク回避の動きとなりドル円・クロス円も大きく窓を空けての下落となっています。

先週15日のドル円は、欧州時間までは96円台前半で小動きでしたがNY時間に96円を
大きく割り込み大幅下落、95.08円の安値を付けるも95円を前に反発し95円台中盤まで
上昇し95.29円で引けました。

今日は大きく下へ窓を空け94円台前半でのスタート、そこからは94円台後半まで
反発していますが、ここからも反発続くとまず95円台へしっかりと乗せ、
95円台中盤〜後半へと上昇できるか見たいです。

一方、95円付近で上値重く再び軟調な流れとなると94円台前半〜93円台後半への
下落が考えられます。

先週15日のユーロドルは、1.30ドルをサポートに底堅く推移、欧州時間に1.30ドル台
中盤へ上昇し、NY序盤に1.3107ドルの高値を付けましたが1.31ドル台へしっかり乗せる
ことはできずその後は1.30ドル台後半〜中盤での推移となり1.3074ドルで引けました。

今日は大きく下へ窓を空け1.29ドル付近でのスタートとなっていますが、ここから
1.29ドル付近を維持し反発となると1.29ドル台中盤へ、まだ強い動きとなると1.30ドル
付近まで上昇できるか見たいです。

一方、軟調な動きとなり1.29ドル〜1.28ドル台後半を割り込むと1.28ドル台前半〜
1.28ドル付近への下落が考えられます。

では、今日も頑張りましょう!

2013/03/15

為替見習さん

来週のFOMC政策金利発表に向けた円、ドル軸の力関係変化に注目

昨日の為替相場は、全体的に円が弱い位置で推移したことに加え
夜のNY市場では前日買われていたドルが売られる動きが発生。
さらに前日強い位置に来ていたポンドはそのまま加速するなど
ある程度の力関係変化が見られた1日となりました。

今週は先週に比べて材料が乏しい相場となっていることもあり
円やドルを軸とした明確な動きが出にくくなっていますが
来週にはFOMC政策金利発表を控えていることもありますので
その点を踏まえて週末金曜の相場に望みたいところ。

特に週末はポジション調整などの動きも出やすいですから
まずは資金管理を万全にしたうえで、低リスクな相場になれば
積極的に攻められるようシミュレーションしておきたいですね。

ではまず水曜から木曜までの対円変動率で相場を見てみると、
GBPが1.06%、AUDが0.79%、CADが0.57%、CHFが0.55%、
EURが0.34%、NZDが0.33%、USDが-0.02%となっていて
力関係は【GBP>AUD>CAD>CHF>EUR>NZD>JPY>USD】という形に。

水曜オープンからクローズまでの主要通貨の力関係が
【GBP>USD>JPY>AUD>CAD>EUR>CHF>NZD】でしたから
円やドルが強めの位置から弱い位置に変化していることや
ポンドが強い位置をキープしていることなどが見て取れます。

続いて11時時点の各通貨テクニカルをおさらいすると
昨日の変動を受けてポンド、カナダ、豪ドルの短期は上向きとなっていて
その他は概ねフラットに近い状況となっています。

そのため今後のポイントは円を軸とした力関係変化で、
ここから円売りが加速すれば各通貨の短期は明確な上向きとなりますので、
ロングには絶好のチャンスとなり、力関係上最も強い通貨を買って円を
売るのが低リスク。

逆に円が買われる展開に変化した場合には各通貨の短期は悪化し、
勢い次第では明確な下向きになるものが出てきます。

この場合は逆にショートにリスクが低い状況に変化しますので
力関係上弱い通貨を売って円を買うという形が最も低リスク。

個人的な基本戦略はこれまでと同じく短期だけの動きを重視して
力関係、テクニカル両面で低リスクになれば順張りで攻める予定。

また取引する際には必ず他通貨との力関係を見て
「同じ1取引をするならどのペアが最も低リスクか」
ということを考えて最も低リスクなものを選択。

そして今後も資金管理やレバレッジ管理をはじめとして
事前のシミュレーションに時間を徹底的に割いて、
自分の中で消せるリスクは完璧に消してから取引に臨みます。

それでは、今日も一日頑張ってまいりましょう!

2013/03/13

斉藤学さん

本日は調整・下落か

こんにちは、斉藤学です。

【昨日の概要】

午前中は好調な日経平均株価を背景に円安ドル高で推移、ドル円は96.71円付近まで上昇、
米雇用統計発表後の高値を上回り、2009年8月以来の高値水準を付けました。

また、クロス円も買われ、ユーロ円は一時126円台乗せ、ポンド円は144円台まで
上昇しましたが、18時30分に発表された英1月鉱工業生産指数が予想以上に悪化、
ポンド円が急落した影響でドル円も下落して、一時96円を割り込みました。

なお、今週から、アメリカは夏時間に移行していて、経済指標や株式市場が
1時間早くなっています。

<昨日の終値(前日比)>
・ダウ平均          14450.06(+2.77 +0.02%)
・CME日経平均先物       12230(大証終比:-30 -0.25%)
・NY金先物12月限(COMEX)   1591.70(+13.70 +0.87%)
・NY原油先物11月限(WTI)   92.54(+0.48 +0.52%)

【重要経済指標】

★★★★
18:30 (英)1月鉱工業生産指数(前月比)
前回:+1.1% 予想:+0.3% 結果:-1.2%

【その他】
24:30 (欧)リーカネン・フィンランド中銀総裁講演

【本日の戦略】

昨晩のNYダウは2ドル高と小幅に上昇、寄り付き直後は14456.29ドルと取引時間中では
過去最高値を更新する場面もありましたがさすがに一服。本日発表の米2月小売売上高などの
経済指標発表待ちとも取れます。

一方、ユーロドルは1.3000前後での推移が続いていて、どちらにブレイクするか
あいまいな様子です。

なお、中国の景気先行き不透明感から中国上海総合指数が1%安で引けていて、
すでに下降トレンドに入ったようにも見えます。明日は豪雇用統計も控えていて、
リスク回避の動きには要注意。週末には、米CPIやNY連銀製造業景気指数を控えています。

全体的には利食い売りに押され、円高となると予想します。

【注目経済指標】
★★★★
21:30 (米)2月小売売上高(前月比) 前回:+0.1% 予想:+0.5%

【その他】
18:00 (独)バイトマン独連銀総裁講演

【本日の予想レンジ】
・ドル円   95.15〜96.25   ↓
・ユーロ円  124.10〜125.70  →
・ポンド円  142.00〜143.60  ↓
・豪ドル円  98.50〜99.70   →
・ユーロドル 1.2940〜1.3100  →
・ポンドドル 1.4850〜1.4950  ↓
・ドルスイス 0.9370〜0.9520  →

【通貨の強さ】
ドル、豪ドル>ユーロ、ポンド

【注目通貨ペア】
ドル円、クロス円(下落の可能性)

2013/03/11

為替太郎さん

ユーロドルは下げ止まれるか。1.3付近の攻防に注目

みなさんこんにちは。
 
先週金曜日の雇用統計は、市場予想を上回る結果となり、ユーロ安、ドル高が亢進しました。
このところ、中期的にユーロがジリジリ値動きを切り下げていく展開になっていますが、
雇用統計を挟んでこれに一段の拍車がかかりはしないか懸念されるところです。
 
そもそも、ドルストレート自体も、非常に強気の展開になっています。ドル円は金曜日に
96円台に到達するなど、直近の地合いでは、非常にドルが買われやすくなっています。
今日は月曜日ですので、どちらかといえば先週の急騰の一時的な反動で調整に入る
可能性のほうが高いでしょうが、海外時間以降は、再び堅調に推移しそうな気がします。
 
現在のドル円の下値サポートは、短い時間足を見る限り、1時間足チャートで95円付近、
2時間足チャートで94円付近といったところです。テクニカル的に見れば、今日は、
多少下げてきても、このあたりが下値を支えていきそうな雰囲気です。
 
なお、中短期での高騰感は、ぬぐうべくもないので、このまま短期間にドル円が97円、
98円と上げていく可能性は低いと思います。月曜段階では、どちらかといえば下値への
警戒を中心に戦略を組み立てておいたほうがいいでしょう。
 
また、ユーロ円ですが、こちらは週明けのクロスユーロがどのように動くか見極め難しく、
先行きが読みにくい展開です。先週末は雇用統計後に多少のユーロ安となりましたが、
このユーロ安に持続性があるのかは微妙なところですね。実際、株式市場でも堅調な値動きが
続いていますので、ユーロ安が際限なく続いていくような展開もまた考えにくいです。
 
ひとまず今週は、14日にユーロ圏首脳会議や、ECBの月例報告などを控えて、
基本的には目先で攻めていきにくい流れのはずです。週明けに一段と崩れるよりは、
今と同水準からやや下あたりでの、もみ合いの展開になる可能性が高いでしょう。

実際、チャートを見ても、中短期では、上にも下にも、やはり今日の段階で大きく動く
雰囲気ではありませんね。実際、1時間足や2時間足のチャートでは、上値は125円台が
せいぜいであり、一方の下値も122円付近で十分に支えられそうです。

これらを見る限りは、週明けのユーロ円も、122円付近から125円くらいまでの
先週後半のレンジを維持していく流れと見ます。 さて、ユーロドルですが、こちらも先週の金曜日は雇用統計を受けて大きく値下がりをしました。 日足チャートですでに下抜けしてしまっていることが象徴するように、すでにユーロドルは 1.37付近を天井として明瞭な下げ基調に入っていますので、先週の動きも基本的には これに沿ったものと考えるべきなのでしょう。 ひとまず、今日のポイントとして重要なのは、1.3割れの定着の有無だと思います。 早い段階で、1.3超えの水準が定着すれば、トレンド的には下降一辺倒から下げ止まりの 感が出てきますので、週半ば以降、1.33あたりまでの回復は十分に期待できます。 今日の段階で1.29台に沈んで行ってしまうか、それとも1.3付近を維持できるかは、 今週のユーロドルの値動きを占う上で重要性が高いと思います。 なお、今日の主要イベントは以下の通りです。 08:50 (日) マネーストックM2+CD 08:50 (日)  機械受注 16:00 (独)  貿易収支 16:00 (独)  経常収支 16:45 (仏)  鉱工業生産 17:15 (スイス) 実質小売売上高

2013/03/08

ダメおやじさん

本日の雇用統計に注目

こんにちは、ダメおやじです。
 
ようやく春らしくなり外にでるにもコートが要らなくなりました。
ただ大阪では本日、中国から黄砂がくるようでPM2.5、花粉と外に出るにも
マスクが必要かもですね。
 
本日は週末ですが今週は東京発の材料が乏しく海外主導の動きとなり
米指標が良かったことやNY株が連日、史上最高値を更新するなどドル円が
強い動きとなり昨日は遂に95円を越えました。
 
本日は雇用統計が有りますがADP雇用統計が良かったことや昨日の雇用指標が
良かったことで期待感は強くなってるのではないでしょうか。

ただADPと雇用統計と逆の結果になることも多いので期待感だけで買うのは
リスクも有りそうです。
 
ドル円は95円で目先の達成感が出るのか更に97円を狙う動きとなるか
本日の動きに注目です。
 
ポンド円は昨日はBOEで追加の金融緩和がなかったことやドル円高でNYで
一時143円まで上昇しました。
ポンドドルが弱く戻り売り有利とは思いますがドル円次第ですね。
147.97円から137.84円まで10円の下げの半値戻し辺りか、日足25日線を捉える
143.50〜143.60円付近では売りたいとも思ってますが。無理は禁物です。
 
良い週末になればいいですね。

2013/03/07

しーさん

ユーロ売りしか考えられない

今週は狭いレンジでの動きが続いており、なかなか手が出せなかったり
利益が伸ばせなかったりしていますが、今日は大きく動く可能性があります。

まず1つめはMPC。先月2月の会合の議事録では、資産買い入れ枠の増額に票を
入れた委員が3名いました。うち1名はキング総裁。
一番偉い人の意見が最終結論に反映されないのが英国流(?)ですが、
過去にも似たようなことがありました。

そしてその次の月には500億ポンドの増額が発表され、
ポンドが大きく動いた記憶が残っています。

今回も先月の議論を受けて増額に傾くのでは?という思惑が働き、
これまで弱い状態のポンドがさらに売り込まれるのか、
それとも増額の必要なしという結論となり、ポンド売りの巻き戻しとなるのか
21時前後のポンドの動きには注意が必要です。

2つめはECBとドラギ総裁の発言です。
ECB政策金利は利下げの可能性が若干ありとの予測がでています。
それほど高い確率ではありませんが、もしものときにはサプライズとなり
ユーロは大きく売られることになるでしょう。

またドラギ総裁の記者会見ではイタリアの政局に対し、
OMTの発動条件を緩ませるような発言があるとセーフティネットに対する
信頼が揺らぐことにつながりユーロ売りへ。

かといって緊縮財政の条件を変えるつもりはないという発言が出れば
イタリアに対して救済ができないことを意味することになり、
不安が増大してユーロ売りへ。

いずれにしてもユーロ下落としか考えられないので、
個人的には事前にユーロを売った状態でイベントを迎える予定です。

ユーロドルは昨日のNYタイムから今朝にかけてドル全面高となり
1.3000を割り込んできました。1.2800に向けて逆指値ショートで
売り増すことも検討中です。

ダウが史上最高値を更新して株式市場が堅調なため、
リスクオフ的な悲観相場になりにくいようですが、
もし株価が一服状態になると為替のほうがガラガラと崩れる可能性もあります。

そうなれば個人的には喜ばしいことになりますが、
完全に下目線のときに逆方向にいかれると痛い目にあうのもまた相場。

一方向しかみないのではなく、もし反対方向に動いても被害は最小限に抑えられるよう
気をつけることも忘れないでおきます。

2013/03/06

ZEROさん

ダウ史上最高値を更新、週末雇用統計に注目

5日のNYダウは2007年以来リーマンショック前高値を更新し14253ドルでクローズ、
史上最高値更新となっています。

ドル円相場は93円台前半で持ち合っています。

経済指標では米2月ISM非製造業景況指数56.0(予想55.0)と市場予想を上回って
います。水準としても56ポイントはかなりポジティブな結果。

ドル円は昨年11/14からの急激な円安により、今すぐ100円では逆に弊害があると
いう環境で90-95円レベルでの高止まりは一方的な円安よりも良い状況で株式市場
も好感しているかと思います。

本日は米国では2月ADP全国雇用者数とベージュブック、カナダで金融政策が
発表される予定となっています。

今週は堅調な日米株価に円安が追随していません。それでもリスクオン相場の中で
ドル円・クロス円は底堅さも保つと見られます。

3月後半になれば日銀が新体制となり4月の次元の違う金融緩和策への期待が
高まり再度円安圧力がかかりそうです。

投資戦略としては引き続きドル円押し目買いで、4月に向けて下がったところは
買いを入れておきたいと思います。 

※最終的な投資判断は必ずご自身でお願いいたします。

2013/03/05

とあるエンジニアKさん

クロス円の売りを狙う相場

いよいよ第3回WBCが始まりました。
練習試合の際には貧打であると心配された日本チームですが、
大会本番に照準を合わせて調子を上げてくるのがプロのチームなのでしょうか。
既に二次ラウンド進出を決め、次は強豪キューバ戦。
今後も活躍を期待したいところです。

【本日の指標】
本日の指標群は小粒。
欧州では小売売上高が発表されるようですが、相場への影響は限定的でしょう。

【本日の戦略】
先の読めない相場であると述べたのが2週間前の本欄。
ちょうどその頃はドル円の上昇にも陰りが見え始め、いよいよ巻き戻し相場の到来が
期待されていました。週足で見ると、先週ドル円は長い下ヒゲを見せての下落。
二週連続での下ヒゲは、相場の転換点をよく示しているものと見ております。
すなわち、ようやく巻き戻し相場で円を買う流れが来たと考えております。

テクニカル面だけではなく、ファンダメンタルでもそれを後押しする材料が。
先週行われたイタリアでの総選挙とその結果。
緊縮財政を取ろうとする現政権に対して事実上のNOを突きつける結果となりました。
このニュースを見て思い出したのはギリシャでの総選挙結果。
緊縮政策を進め、ユーロにとどまろうとする政治家側と、
ユーロを脱出してでも今の痛みには耐えられないという国民側。

選挙では後者が勝利したのですが、その後の政治の大混乱、
そしてユーロを中心とした大荒れ相場は記憶に新しいかと思われます。
ギリシャほど相場にダイレクトに相場に影響を与えるとは想像がつきにくいのですが、
順調に流れていた相場にとっては格好の材料になったものと推測されます。

また、こちらは相場にはさほど影響を与えないものかもしれませんが、
お隣韓国でも中央省庁再編に関する法案が国会を通過せず、
政権が始まってわずか1週間での混乱を露呈している模様。
こちらも行き詰まる政治は長い意味で相場に影響を与える可能性があります。

そこで狙いたいのはユーロやドルを対象とした円買いポジション。
先週ほどの急落は期待できないものの、踊り場を迎えた今の相場はチャンスかと。
ただし長期的にポジションを保有することは、今の円安トレンドからすると
狙いにくいかと。あくまで短期でのポジション取りを心がけたいと思います。

2013/03/04

しましまさん

ドル高基調続く

先週末1日は、米2月ISM製造業景況指数の強い結果等を受けドルが上昇、
一方ユーロはイタリア政局不安やユーロ圏の消費者物価指数・失業率の
弱い結果を受け軟調に推移しました。

本日発表が予定されている主な経済指標等は以下のとおりです。

09:30:豪・1月住宅建設許可件数
18:30:英・2月建設業PMI

先週1日のドル円は、東京時間は上値重いものの92.50円をサポートに底堅く推移、
欧州時間には堅調に推移し93.03円まで上昇、NY時間は序盤92.60円付近へ反落も
その後米指標の好結果を受け93円台へ急反発、NY午後も一段高になり93.68円の
高値を付け93.59円で引けました。

今日も先週終値と同水準でのスタートとなっていますが、ここからも堅調に
推移すると93円台後半〜94円、94円台へしっかり乗せる動きとなれば94円台中盤を
目指していけるか見たいです。

一方、93円台中盤を維持できず軟調な動きとなると93円台前半〜93円付近への
下落が考えられます。

先週1日のユーロドルは、東京時間はじり高で1.30ドル台後半へ上昇するも
欧州時間に大幅反落、NY時間には1.30ドルを割り込み1.2966ドルの安値を付けるも
NY午後には反発し1.30ドル台へ戻し1.3020ドルで引けました。

今日は1.30ドル台前半でのスタートとなっていますが、ここからも1.30ドル台を
維持し反発となると1.30ドル台中盤へ、まだ強い動きとなると1.30ドル台後半〜
1.31ドルまで上昇できるか見たいです。

一方、また弱い動きとなると1日の安値1.2966ドル付近〜1.29ドル台前半への
下落が考えられます。

では、今日も頑張りましょう!

2013/03/01

為替見習さん

米歳出強制削減の発動に関する報道に要注意

昨日の為替相場は、午前中に一度円が売られる展開になったことや
夕方に一時的に円買いが強くなったことなど、一応の動きはありましたが
終値ベースでは再び戻す展開となっていて、変動率も低めで推移しましたね。

今週はイタリア総選挙の影響で前半に大きく動いた後
少し戻し気味の展開となっているわけですが、
今日は米国の歳出強制削減の期限となっていますから、
これに関する報道や株式市場動向が為替に影響を与える可能性も。

また週末でポジション調整の動きも重なる恐れがありますから
まずは資金管理をいつも以上に万全にしておき、
リスクが低い状態になれば攻められるように
シミュレーションを行うのが良さそうですね。

ではまず水曜から木曜までの対円変動率で相場を見てみると、
GBPが0.31%、USDが0.26%、AUDが0.12%、NZDが-0.08%、
EURが-0.26%、CHFが-0.39%、CADが-0.43%となっていて
力関係は【GBP>USD>AUD>JPY>NZD>EUR>CHF>CAD】という形に。

水曜オープンからクローズまでの主要通貨の力関係が
【EUR>NZD>CAD>CHF>GBP>AUD>USD>JPY】でしたから
弱い位置にあった円、ドル、豪ドル、ポンドが強い位置に変化し
強い位置にあったユーロ、NZD、カナダ、スイスが弱い位置に来るなど
概ね前日の戻しに近い形となっていることが見て取れます。

続いて11時時点の各通貨テクニカルをおさらいすると
昨日の変動を受けて各通貨の短期は弱いながらも上向きに変化していますが
かなり方向性に乏しい状況ですから、フラットと同じように見ておくと良いでしょう。

そのため今後のポイントは円を軸とした力関係変化で、
ここから円買いに変化すれば各通貨の短期はフラット化し、
勢い次第では明確な下向きとなるものも出てきますし、
その場合ショートには絶好のチャンスとなりますので、
力関係上最も弱い通貨を売って円を買うのが低リスク。

逆に円が売られる展開に変化した場合には各通貨の短期は回復し、
明確な上向きになるものが出てきます。

この場合は逆にロングにリスクが低い状況に変化しますので
力関係上強い通貨を買って円を売るという形が最も低リスク。

個人的な基本戦略はこれまでと同じく短期だけの動きを重視して 力関係、テクニカル両面で低リスクになれば順張りで攻める予定。 また取引する際には必ず他通貨との力関係を見て 「同じ1取引をするならどのペアが最も低リスクか」 ということを考えて最も低リスクなものを選択。 そして今後も資金管理やレバレッジ管理をはじめとして 事前のシミュレーションに時間を徹底的に割いて、 自分の中で消せるリスクは完璧に消してから取引に臨みます。 それでは、今日も一日頑張ってまいりましょう!

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