兵ブロガーバックナンバー(2014年09月)|FX|外為オンライン FX取引 − あなたの為の、外為を。

バックナンバー 2014年09月

2014/09/30

しましまさん

株価軟調もドル底堅い動き継続、NZD対米ドルで昨年8月以来の安値付ける

昨日は、キーNZ首相が「NZDにとっていわゆるゴルディロックスな水準は0.65米ドル前後」
との見解を示したことやRBNZが8月にネットで5億2100万NZドルを売却したことを発表
したためNZDが急落し、対米ドルで0.7707ドルと昨年8月以来の安値を、対円で84.35円の
安値を付けました。

また、昨日は香港の民主化デモへの懸念等を受け株価が軟調に推移したものの、
ドルは全体的に底堅く推移しました。
 
今日発表が予定されている主な経済指標等は以下のとおりです。

16:55:独・9月失業者数/9月失業率
17:30:英・第2四半期GDP・確報値
18:00:欧州・9月消費者物価指数・速報値
21:30:加・7月GDP
22:45:米・9月シカゴ購買部協会景気指数
23:00:米・9月消費者信頼感指数
 
昨日のドル円は、東京時間は堅調に推移し109.74円の高値を付けるも欧州時間は
軟調な流れで109.30円台へ下落、NY時間は株価の下落等受け109.13円の安値を付けるも、
そこからはダウの反発もあり109.40円台まで戻しました。

今日堅調な動きとなると、昨日の高値109.74円付近まで上昇できるか、 まだ強い動きとなると110円台を付ける動きとなれるか見たいです。 一方、軟調な動きとなると昨日の安値109.13円付近〜109円付近への下落が考えられます。 昨日のユーロドルは1.26ドル台後半で底堅く推移しNY時間に1.2715ドルまで反発、 しかし1.27ドル付近では上値重く再び1.26ドル台後半へ押し戻されました。 今日堅調な動きとなると、昨日の高値1.2715ドルを超え1.27ドル台中盤へ 上昇できるか見たいです。 一方、軟調な動きとなると昨日の安値1.2664ドル付近、まだ下へ行くと1.26ドル台前半〜 1.26ドル付近への下落が考えられます。 では、今日も頑張りましょう!

2014/09/29

為替見習さん

日銀短観、ECB理事会、雇用統計を見据えた相場動向と円、ドル軸の動きに注目

先週の為替相場は、FOMCやスコットランド住民投票を終えて、
全体的に調整が入りながらも、最後はドル買い再開という相場となり、
今週末に控える米雇用統計を前にして、ドル円が110円の大台に乗るか、
また中長期的なトレンドが上下どちらに向いていくかという点で、
非常に重要な動きが出た1週間となりました。

一方でRBNZのNZドル高牽制によって売られたNZドルや、
豪ドル、カナダなどの資源国通貨は、やや弱い状態となっており、
ある程度地域ごとにまとまった変化が出ているという点において、
取引の難易度はすこし下がってきた印象を受けます。

そして今週は日銀短観、ECB理事会、雇用統計と
再びビッグイベント目白押しの1週間となりますので、
週後半に向けて、現在の相場がどのように変化していくか、
日々の力関係、短期トレンド変化に注目したいところ。

特に円、ドル軸の動きや、資源国通貨軸の動き、
欧州系通貨軸の動きと、ある程度分類しやすい状態だけに、
取引機会は見つけやすい状態ですから、日々の力関係変化と
短期トレンド変化を見て、リスクが下がれば的確に攻めたいですね。

ではまず力関係についてですが、こちらは週間予想で記載しましたので
詳細はそちらを確認していただくとして、ポイントはドルが強い位置で加速し、
豪ドル、カナダが強い位置に変化。円、ユーロ、スイスが弱い位置に変化し、
NZDが弱い位置で加速したことなど。

また短期トレンドについても週間予想で記載しましたので、
詳細はそちらを確認していただくとして、ポイントは上記の力関係の影響で、
ドル円は上向きで、その他は下向きとなっており、なかでもNZドルは
明確な下向きであることや、他は方向性が弱くフラットに近いことなど。

そのためここからは円を軸とした動き次第で、リスクが低い方向、
通貨が変化しますので、円が弱い位置に変化して円売りとなれば、
ドル円をはじめとして、他の通貨も短期トレンドが上向きとなり、
そうなるとロングのチャンスとなりますので、そうなった場合には、
関係上強い通貨を買って円を売るという形で攻めるのが最も低リスクとなります。

逆にここから円が強い位置に変化していくような形となれば、
オセアニアやカナダをはじめとして、他の通貨の短期トレンドも悪化し、
ショートのチャンスとなる通貨が出てきますので、力関係上弱い通貨を売って、
円を買うという形で攻めるのが最も低リスクとなります。

また今日は臨時国会が開かれますし、週明けということもありますので、
先週末の力関係、短期トレンドがどのように変化していくかを見るのは重要で、
特に欧州勢参入後からNY市場にかけての動きに注目したいところ。

個人的な基本戦略はこれまでと同じく短期だけの動きを重視して
力関係、テクニカル両面で低リスクになれば順張りで攻める予定。

また取引する際には必ず他通貨との力関係を見て
「同じ1取引をするならどのペアが最も低リスクか」
ということを考えて最も低リスクなものを選択。

そして今後も資金管理やレバレッジ管理をはじめとして
事前のシミュレーションに時間を徹底的に割いて、
自分の中で消せるリスクは完璧に消してから取引に臨みます。

それでは、今日も一日頑張ってまいりましょう!

2014/09/25

斉藤学さん

ユーロドルが年初来安値を更新中

みなさんこんにちは、斉藤学です。

【昨日の概要】
日経平均株価は小幅に続落、-38円安の16167円で引けました。

ドル円は、安倍総理が「円安が地方経済に与える影響を注視したい」との見解を
示したことで一時108.46円まで下落しましたが、NYダウが+154ドル上昇したことを受け、
再び109円台へ戻しています。

【昨日の結果】

・ダウ平均         17210.06(+154.19 +0.90%)
・CME日経平均先物     16295(大証終比:+195 +1.20%)
・NY金先物12月限(COMEX) 1219.50(-2.50 -0.20%)
・NY原油先物11月限(WTI) 92.80(+1.24 +1.35%)

【経済指標】
★★★
23:00(米)8月新築住宅販売件数(季調済)前回:+41.2万件 予想:+43.0万件 結果:+50.4万件
★★★
23:00(米)8月新築住宅販売件数(前月比)前回:-2.4%   予想:+4.4%   結果:+18.0%

【本日の戦略】

<再びドル高ユーロ安に>
昨晩発表された米8月新築住宅販売件数は予想を大きく上回ったうえ、NYダウが+154ドル高と なったことを受けて、ドル円は109円台を回復しました。 ドル高となったことで逆にユーロへは売りが入り、ユーロドルは1.2800の節目を割れて 1.2780付近まで下落、年初来安値を更新しています。 金や原油などの商品相場は低迷しているうえ、ドイツやフランス、イタリアなど欧州各国の 経済指標も予想を下回ることが多いため、ユーロは引き続き売られやすい地合いが続くでしょう。 ただ、メスター・クリーブランド連銀総裁は昨晩の講演で、 「ドル高は主要なリスクではないが、一部には影響を及ぼす可能性がある」と発言、 前日にはニューヨーク連銀のダドリー総裁も、「ドルの大幅上昇はインフレを抑える傾向が ある」と発言しており、ドル高が進むにしてもここからは緩やかなものとなりそうです。 <要人発言をチェック> 11時30分に豪スティーブンス豪中銀総裁、17時にドラギECB総裁、21時40分にカーニーBOE 総裁講演の講演が予定されており、昨日に続き要人発言が為替へ影響を及ぼしそうです。 経済指標は、21時30分の米新規失業保険申請件数や8月耐久財受注以外、 特に重要なものはないため、本日は要人発言を中心にチェックしましょう。 【経済指標】 ★★★ 21:30 (米)新規失業保険申請件数  前回:+28.0万件  予想:+29.8万件 ★★★ 21:30 (米)8月製造業受注(非国防/除航空機) 前回:-0.7%↓ 予想:+0.4% 【本日の予想レンジ】 ・ドル円    108.70〜109.30 ↑ ・ユーロ円   138.00〜140.00 → ・ポンド円   177.30〜178.80 → ・豪ドル円   96.00〜97.50  → ・ユーロドル  1.2700〜1.2850 ↓ ・ポンドドル  1.6200〜1.6400 → ・ドルスイス  0.9380〜0.9500 ↑ 【通貨の強さ】 ドル>豪ドル・ポンド>ユーロ 【注目通貨ペア】 ・ユーロドル(年初来安値を更新中)

2014/09/23

為替太郎さん

急速な円安も行くところまで行った感。110円前に一息か。

みなさんこんにちは。
今日は秋分の日です。
暑かった夏も終わり、いよいよ秋の気配ですね。

さて、先々週の火曜日担当の時にも同じことを書きましたが、
引き続き為替市場が久々に動いています。
とくに、先々週から先週までの動きは、この1年ほどの停滞相場から転じて、
一気に値動きエネルギーが噴出した感があります。

とはいえ、今週の週明けの為替市場は、さすがにドルが反落して始まりました。
FOMCを終えて、今週は大型イベントが乏しい週ですので、先週までの急激なドル高を
週内において支持する材料的な要素にも乏しく、ひとまず上昇の踊り場になった格好です。

ドル円は、今日も断続的に109円台を割り込み、昨夜の欧米市場でも東京と変わらずか、
むしろ下方向の雰囲気すら漂わせていました。
流れは基本的には堅調ながらも、なかなか上値は伸びない展開になっています。

もっとも、これは先週までができすぎだったと考えるべきであり、むしろテクニカル的には、
本来、来てもおかしくない、過熱に対する大規模な調整が、この程度の下げで済んでいる
こと自体が、逆に今のドルの強さの表れとも言えそうです。

円安に一服感が出ると同時に、株式市場もそろそろ踊り場の雰囲気が出てきました。
昨日の東京株式市場も、3営業日ぶりの反落となっています。
このところ、市場をけん引していた、電機や機械などの円安敏感な輸出関連株及び
ソフトバンク株の下げが大きく影響した格好になっています。

さらに、来週は、雇用統計やECBが控えており、またも動きが予想されますので、
嵐の前の静けさで、今週、とりわけ前半の今日あたりは、動きにくく、
仕掛けにくい雰囲気があります。
フェーズとしては、利益確定戦略で入るべきタイミングかもしれませんね。

今後の戦略としては、ドル円に関しては、動き出すまでは様子見だと思います。
継続的な上昇により、4時間足チャートでは継続的に上げそうな配置が維持されるなど、
まだ本格的に下げに転じそうな雰囲気ではありませんが、日足チャートでの、
ローソク足と雲との乖離の幅は、先々週時点ですでに4円余りだったものが、
実に7円程度まで広がっています。
これを見る限り、さすがに中長期的にはどこかで踊り場を挟むはずです。

先週までの強さゆえに、調整狙いに売りで入るのは危険とはいえ、今日時点の
短期戦略としては、下げたところに買い戻しで入るのも微妙でしょう。

また、ユーロ円については、先週の後半から、上向きがやや鮮明になってきました。
もともと上げ基調ではありましたが、4時間足チャートでは継続的な上げ相場を示唆する
配置になりつつあり、もし、直近で再び140円に乗せれば、当面の維持も可能な状況です。

ユーロドルについては、逆に継続的な下げ基調のチャートです。価格水準的に、
昨日は一時1.28割れも視野に入るところまで下げるなど、今日も切り返せそうな
雰囲気はありません。この2週間の流れに従い、まだ逆らわないほうがいいでしょう。

15:45 仏第2四半期GDP
16:00 仏9月PMI製造業
16:00 仏9月PMIサービス業
16:30 独9月PMI製造業
16:30 独9月PMIサービス業
17:00 ユーロ圏9月PMI製造業
17:00 ユーロ圏9月PMIサービス業
22:00 米7月住宅価格指数
22:45 米9月マークイットサービス業PMI
23:00 米9月リッチモンド連銀製造業指数

2014/09/22

ダメおやじさん

ドル円の戻り売り!

こんにちは、ダメおやじです。
 
先週末はポンド円が大きく振れました。
 
私はブログで、ポンド円は売りと書きましたが、スコットランドの独立は不可能との値は前日18日の178円で
相当に織り込んでいたと思ってます。
ところが、朝にスコットランド独立反対派が有利との報道で178〜180.70まで一気に上昇したため、
売るのは「今しかない」と売りました^^
やはり「知ったら終い」の動きでしたね。
朝の上げでストップを大きく取り高値での買いが膨らんでいるため、目先は180円越えはないと思っています。
 
ドル円は、ポンド円高に連れて朝に109.46円まで上昇しました。
その後はポンド円の下落に連れ108.59円まで下落も、NYで反発し109円まで戻すなど底堅く動きました。
 
ただ、高値牽制発言も見られるようになっており、102円〜109円台まで押し目もなく上げている事から
110円を越えるまでに一度調整有りと見ています。
 
先週末の109.46円は少し買われ過ぎと思っているため、本日は戻す場面が有れば109.50円ストップで売りで
臨んで見ます。本日は、指標は米中古住宅が有りますが、米金利動向で動きそうですね。
 
頑張りましょう。

2014/09/19

しーさん

住民投票結果

先日のFOMCでの声明文は利上げ時期の見通しはさほど前倒しというわけでは
ありませんでしたが、長期的な金利の見通しが高かったためにドル高となりました。

ドル円は108円台に乗せ、一時109円台を伺う展開となりましたが、
その後は108円中盤から後半にかけての推移となっています。

中長期的にはドル買いの流れであることは間違いないようですので、
ドル円を筆頭に、クロス円は買い方向でのトレードを中心に組み立てたいものです。

さて、本日はスコットランドの住民投票の結果が時間を追うごとに決まります。
日本時間の朝6時には投票が終了となり、午前中から午後にかけて徐々に投票結果が
明らかになっていくことになると思います。

事前予想では若干ながら反対派が優勢となっていたため、
恐らく独立とはならないと思いますが、万が一独立決定となると
ポンドは急落することになるでしょう。

もし反対派が勝ったとしても、すでのドル円に追随してポンド円はかなり上昇しています。
ドル円の上値を110円と想定すると、ポンド円の上値は180円付近となりますが、
調整らしい調整もなく上昇を続けており、このまま高値ターゲットに向けて上昇するのか
微妙な水準に達してきているのではないかと考えます。

といっても積極的に売り回転をしていくような状況ではないため、
調整を警戒しつつ、買い方向でついていくしかないとは思いますが、
個人的には高値追いへの警戒感が強く、なかなか手を出しづらい展開だと感じています。

指標イベントはこれといったものがないため、スコットランドの住民投票に伴うポンドの動き
を中心的に見ていくのがよいと思いますが、FOMCと住民投票というビッグイベントを消化し、
一旦材料出尽くしとなってSell the fact的な反落には注意しておきたいです。

もし下げたとしても今後はGPIFやユーロ圏のLTROなどがでてきて、
円安につながりやすい状況は変わらないため、
あまり深い押しは期待できないかも知れません。

週末とはいえ、多少の押しがあれば頃合いを見て拾っていき、
110円を目指す中で利を伸ばしていければと思います。

2014/09/18

ZEROさん

ドル円過去1か月で約6円上昇ピッチ速い

17日夜中には注目を集めたFOMC結果とイエレン議長会見が行われました。

「相当な期間」据え置きやイエレン議長会見でもハト派の発言が出て来る場面は
あったものの、ドル売り材料への反応は限定的でした。

逆にタカ派と受け取れる材料にはドル買いでしっかりと反応し、
ドル高地合いの強さが目立ちました。

ドル円相場は過去1か月で約6円急上昇しており、個人的にはこのあたりで
一旦調整に入ると見ております。

調整はファンド勢の決算に合わせる格好で来週あたりから10月後半まで
利食い売りに押されるイメージでトレードします。

投資戦略はドル円戻り売りとします。

※最終的な投資判断は必ずご自身でお願いいたします。

2014/09/17

とあるエンジニアKさん

FOMCにスコットランド情勢とボラティリティが高い相場

いよいよ今週半ばに迫ったスコットランドの独立の是非を巡る住民投票。
先日の土日には賛成反対が拮抗し、両派最後の詰めを行っている模様が報道されておりました。

面積的にも経済的にも英国のかなりの部分を占めるスコットランド。
経済的にも北海油田を多く抱えていることから、それらを背景に独立に動く流れは、
英国のような先進国でも住民投票によって決するという流れを作り出すことに
正直なところ驚いています。

世界中見回しても同様な地域、情勢はありますし、結果によっては
世界のお手本となるのかもしれません。

【本日の指標】

本日はFOMC二日目。
NY時間の後半には金利及び声明文の発表が予定されております。
注目はその声明文で、毎度同じ事ですが、量的緩和からの出口戦略をどうとるか、
これが相場を大きく動かします。

既に円安ドル高相場が飽和に近づきつつある現状の相場では、よっぽど目新しい方向性を
見つけない限りは反転下落の材料となると考えるのが自然の流れのようです。
若干の荒れ気味相場となることも予想されます。

【本日の戦略】

昨日大きな地震が発生しましたが、相場への影響はほぼ皆無。
ちょうどお昼休み時で東京市場は昼休み休場というのもありましたが、震度5程度では
特に目立った被害はなく、相場が動かされるレベルではないのでしょう。

さて、ここ1ヶ月近い上昇で、ドル円は6円近く上昇し107円に到達しましたが、
今週に入ってその勢いは一段落し、一昨日昨日と久々の下落を見せました。

下落幅としては小さいものですが、両日共に十字線を見せていることから相場反転の兆しとも
見て取れます。次に期待されるのは巻き戻しの円高で、再びレンジ相場に入るのかに注目です。
 
明日はいよいよ英国のスコットランド独立の是非を問う住民投票が実施されます。
単純に経済的側面だけに注目すると、独立によって英国が失うものが大きいとされ、
ポンドの下落が予想されています。
既にボラティリティが高い相場が続いており、結果発表次第では更なる動きが想定されます。

ただし短期的には下落に動いたとしても、経済的成長がスコットランドとそれ以外を
比較して低いとされており、ある意味荷物を下ろすことになる英国は長期的には
盛り返すことになるかもしれません。

それが自国通貨なのか、それとも英国としての経済なのかは今のところはっきりしませんが、
下落一辺倒ではないと考えております。
 
以上のような情勢を抱えてる今の相場はここ最近続いていた流動性が低い相場と一転して、
荒れ模様になる可能性を秘めています。
しっかりとトレンドをつかんで利益を出したいところです。

2014/09/16

しましまさん

FOMCなど重要イベントを控え小動き

昨日はやや円高基調も全体的に小動きで、ドル円はNY時間107円まで下落するも
107円台は維持する底堅い動き、ユーロドルはやや軟調に推移、オージーは先週からの
軟調な流れが続き対米ドルで一時3月20日以来の0.90ドル割れとなりました。
  
今日発表が予定されている主な経済指標等は以下のとおりです。

17:30:英・8月消費者物価指数
18:00:独・9月ZEW景況感調査
18:00:欧州・9月ZEW景況感調査
21:30:米・8月生産者物価指数
22:00:米・7月対米証券投資
 
昨日のドル円は107.20円でオープンし東京・欧州時間はほぼ107.20〜107.40円の
狭いレンジでの推移、NY時間は8月鉱工業生産の弱い結果を受け107円の安値を付けるも
107円台は維持し底堅い動きでした。

今日堅調に推移すると先週の高値107.40円付近、まだ強い動きとなると
2008年9月以来の108円を付けることができるか見たいです。

一方、軟調な動きとなると107円台を維持できるか、下抜けると先週11日の
安値106.64円付近への下落が考えられます。
  
昨日のユーロドルは1.2973ドルでオープンし東京時間は1.2960ドル付近で推移、
欧州時間1.29ドル台前半へ下落する軟調な動きとなるもNY時間には反発し1.2930〜
1.2950ドルのレンジで推移しました。

今日堅調な動きとなると1.29ドル台後半を上抜け1.30ドル台へしっかり乗せることが
できるか見たいです。

一方、軟調な動きとなると1.29ドル台前半〜1.28ドル台後半への下落が考えられます。
 
では、今日も頑張りましょう!

2014/09/15

為替見習さん

FOMC、スコットランド住民投票を見据えた相場動向と夜の米指標に注目

先週の為替相場は、FOMCを前にしたドルが相場の中心軸となって動いたことに加え、
スコットランド住民投票を控えたポンドも、世論調査などの報道によって
上下に強く動きが出る流れとなりましたし、資源国通貨であるオセアニアやカナダは、
週後半にかけて弱い状態が続くなど、各通貨ともに活発に動いた1週間となり、
比較的取引のチャンスが増えてきた印象を受けました。

そして今週はいよいよFOMC政策金利発表、経済見通し、イエレンFRB議長会見、
さらにスコットランド独立の是非を問う住民投票が予定されていることから、
週前半もこれらのイベントを意識した動きになることが予想されます。

そのため安易な取引は避け、力関係、短期トレンドの状況を見て、
低リスクな状態になったときのみ攻めるようにしたいですね。

ではまず力関係についてですが、こちらは週間予想で記載しましたので
詳細はそちらを確認していただくとして、ポイントは欧州系通貨やドルが強く、
オセアニア、カナダが弱い状態であり、円がその間にあること。

また短期トレンドについても週間予想で記載しましたので、
詳細はそちらを確認していただくとして、ポイントは上記の力関係の影響で、
欧州系クロス円とドル円の短期トレンドが明確な上向きとなっていて、
オセアニアやカナダの短期が下向きとなっていて、通貨ペアによって
リスクが低い方向が異なっていること。

そのためここからは円を軸とした動き次第で、リスクが低い方向、通貨が変化しますので、
円が弱い位置に変化して円売りとなれば、欧州系クロス円やドル円をはじめとして、
他の通貨も短期トレンドが上向きとなる可能性があり、そうなるとロングのチャンスで、
この場合は力関係上強い通貨を買って円を売るという形で攻めるのが最も低リスクとなります。

逆にここから円が強い位置に変化していくような形となれば、
オセアニアやカナダをはじめとして、他の通貨の短期トレンドも悪化し、
ショートのチャンスとなる通貨が出てきますので、力関係上弱い通貨を売って、
円を買うという形で攻めるのが最も低リスクとなります。

また今日は日本市場が祝日で休場ですので、欧州市場以降の動きと、
米鉱工業生産、NY連銀製造業景況指数などを控えるNY市場の動きが
非常に重要となってきますので、夕方以降の相場には特に注目したいところ。

個人的な基本戦略はこれまでと同じく短期だけの動きを重視して
力関係、テクニカル両面で低リスクになれば順張りで攻める予定。

また取引する際には必ず他通貨との力関係を見て
「同じ1取引をするならどのペアが最も低リスクか」
ということを考えて最も低リスクなものを選択。

そして今後も資金管理やレバレッジ管理をはじめとして
事前のシミュレーションに時間を徹底的に割いて、
自分の中で消せるリスクは完璧に消してから取引に臨みます。

それでは、今日も一日頑張ってまいりましょう!

2014/09/11

斉藤学さん

株高円安が継続と予想

みなさんこんにちは、斉藤学です。

【昨日の概要】

日経平均株価は+39円高の15788円、ドル円は2008年9月29日以来となる106円半ばへ上昇しました。
さらにその後、NYダウが反発したことを受けて一段高となり106.89円の高値を付けています。

【昨日の結果】

・ダウ平均          17068.71(+54.84 +0.32%)
・CME日経平均先物       15930(大証終比:+130 +0.82%)
・NY金先物12月限(COMEX)   1245.30(-3.20 -0.26%)
・NY原油先物11月限(WTI)   91.67(-1.08 -1.16%)

【経済指標】
★★★
08:50 (日)7月機械受注(前月比)  前回:+8.8% 予想:+4.0% 結果:+3.5%
★★★
08:50 (日)7月機械受注(前年比)  前回:-3.0% 予想:+0.5% 結果:+1.1%

【本日の戦略】

<株高円安が継続と予想>

昨晩のNYダウは小幅に下げて始まったものの、徐々に買い戻されて+54ドル高で引けました。

これを受けてドル円も続伸、106.89円と107円付近まで上値を伸ばしており、米10年債利回りも
2.541%と急上昇しているため、引き続きドル高の地合いが続くでしょう。

昨日は、東京都の舛添都知事が「都が株式投資できないのはおかしい、法律解釈変える必要」と
株式投資に積極的な姿勢を示したことから、後場にかけて日本株が反発しており、本日もその
余韻で買いが続くと思われます。

<10時30分に中国経済指標と豪雇用統計が発表>

10時30分に、中国8月CPIと8月PPI、豪雇用統計が発表されます。

豪雇用統計は改善予想ですが、中国経済指標は予想が前回値を下回っており、どちらも同時刻に
発表されるため、豪ドルは大きく動くことになるでしょう。

豪ドル円はドル円が上昇している影響で底堅いのですが、豪ドルドルはドル高の影響で
下落が続いており、転換ラインとなっている0.9200を回復できないようであれば、
下値模索が続くことになります。

その他、21時30分に米新規失業保険申請件数の発表があるものの、
他に重要な経済指標発表はないため、株価の値動きを見ながらの推移となるでしょう。

【経済指標】
★★★
10:30 (中)8月CPI(前年比)      前回:+2.3%    予想:+2.2%
★★★
10:30 (中)8月PPI(前年比)        前回:-0.9%    予想:-1.1%
★★★★
10:30 (豪)8月失業率          前回:6.4%     予想:6.3%
★★★★
10:30 (豪)8月新規雇用者数(前月比)   前回:-300     予想:+15000
★★★
21:30 (米)新規失業保険申請件数    前回:+30.2万件  予想:+30.0万件

【本日の予想レンジ】
・ドル円        106.50〜107.20  ↑
・ユーロ円      137.00〜139.50  ↑
・ポンド円      171.00〜175.00  ↑
・豪ドル円      97.00〜98.50    →
・ユーロドル    1.2880〜1.2980  ↑
・ポンドドル    1.6100〜1.6300  ↑
・ドルスイス    0.9280〜0.9400  ↓

【通貨の強さ】
ドル>ポンド・豪ドル>ユーロ

【注目通貨ペア】
・ドル円(高値を更新中)

2014/09/09

為替太郎さん

ドル円はついに106円台へ。弱い雇用統計を経てもドル高機運は衰えず

みなさんこんにちは。

為替市場が動いていますね。
この1年ほど、停滞相場が長かったので、反動の面もあるでしょう。

今日のドル円は、実に2008年以来となる円安水準まで動いてきました。
先週の円安がかなり急だったので、週明け時点ではそろそろ踊り場とみていましたが、
予想に反して、今日に至るまで勢いが継続しています。

ここまでくれば、円安は一時的な動きを超え、確かなトレンドとなっているとみていいでしょう。

現時点では、ドル円は106円台前半まで上昇してきました。昨夜の海外市場では、これといった
材料がない中で、106円台乗せをし、東京時間に至っても引き続き堅調な値動きになっています。

さらに、ドル円に限らず、ユーロドルも1.28台までのドル高に至っており、
今の為替市場の局面は全面的なドル高進行なのが分かります。

実際、ユーロ円は、目下のところ、相変わらず137円弱をウロウロしていることを考えれば、
現在の値動きを主導しているのは、円安ではなくドル高と考えるべきでしょう。

先週金曜日に発表された、米8月雇用統計は、非農業部門雇用者数が前月比14万2000人増と
市場の予想を下回り、今年最低の伸びとなったことから、今週はもともとは、ドル高が
失速する要素が強かったわけですが、週明けにここまでの盛り返しを見せるのは想定を
超えています。

ここまでのところ、米雇用統計が思ったより深刻に受け止められておらず、FRBの利上げ
時期の観測についても、従来と変化が生じていないと市場が見ているということでしょう。

来週には、FOMCありますので、少なくともそこまでは現在の雰囲気が続くかもしれません。

ドル円に関しては、テクニカル的には過熱感が甚だしい状況にあります。
とくに日足チャートでは、ローソク足と雲との乖離の幅が4円余りに達しており、
今の高値のチャート的な下支えの面では非常に弱い状況です。

ただし、4時間足チャートや8時間足チャートなどの時間軸でみると、このところの
継続的な上昇により、本格的な大相場型にチャートが移行しつつあり、少なくとも中短期の
テクニカル的には一段の高値を付けていく展開になってもおかしくはないです。

目先は強気に臨み、買い主体の戦略で組み立ててもいいと思いますが、長期での買い
スタンスは値崩れに警戒ということでしょう。

ただし、今週は、今夜以降も引き続き大型の指標などのイベントに乏しいので、
ファンダメンタルズ主導で流れが転換していく展開も起きにくい地合いではあります。

また、ユーロ円は、ECB以降の136円付近を底とした軟調相場から、今週は緩やかに
戻していく過程にあります。目先では137円に手後届く水準まで戻してきました。
もっとも、日欧金融当局はいずれも緩和スタンスを崩さず、トレンドの面では円、
ユーロともに決定力を欠く状況です。

ユーロドルについては、今日は前述のように1.28台まで下げてきました。
ECB以降、下げに歯止めがかからない状態です。そろそろ目先で、下げ止まりが来るのでは
ないかと見ていましたが、まだ下値目途が見えない状況です。
しばらくは逆らわないほうがいいでしょう。

15:00 8月工作機械受注
17:30 英7月鉱工業生産
17:30 英7月商品貿易収支
21:15 加8月住宅着工件数
23:00 8月JOLT求人労働移動調査
23:00 FRB理事議会証言

2014/09/08

ダメおやじさん

ドル円の戻り売り!

こんにちは、ダメおやじです。
 
週明けは、ポンド円がスコットランドの独立支持派が過半数を取ったことで
170円を割り込むなど大きく下落しましたが、ドル円などは動きなしのスタートでした。
 
先週は、ドル円の総買いムードで内閣改造でのGPIFの外貨買い、日経買い拡大観測で
105円を越え、ユーロやポンドなど欧州通貨に対するドル買いがドル円を押し上げ、
週末には105.44円の年初の高値を越えるとストップを巻き込み105.70円まで上昇しました。
 
雇用統計が悪く104.68円まで下落も、押し目を買われ105円越えで終わるなど堅調な動きですね。
 
チャートでは107円、108円を狙う動きでしょうが、少し買われ過ぎと私は思っています。
 
目先狙いですが、105.40円付近まで戻せば105.70円越えストップで売ってみたいですね。
 
本日は、欧州ではユーロドル、ポンドドルの動きに連動してドル円が動きそうですし、
NYでは米金利動向で動きそうです。
 
週始めは無理することはないですが、プラススタートでいきたいですね。
 
頑張りましょう。

2014/09/05

しーさん

ECB利下げ

昨日はECBがサプライズの利下げを行い、ユーロが急落。

その後ADP雇用統計を挟み、ドラギ総裁の記者会見に注目が集まりましたが、
これ以上の動きはなし。量的緩和の見通しは持ち越しとなりましたが、
ショートカバーが入るかも知れないと危惧されていたユーロは
再び売り一色に包まれ、1.3000を割れる展開となりました。

ドラギ総裁の記者会見では、ABSの買い入れを10月から開始するなど、
量的緩和に向けて準備を進める点を公表。成長見通しは直近2年は下方修正
したものの、2016年は上方修正を発表。しばらくは欧州の経済事情は明るくない
という見通しを示しました。

これらを受けまして、ユーロは売りしかないことを改めて確認しましたが、
戻りを待ってもなかなか戻らないため、少額でも良いのでまずはショートポジション
を持っておいたほうが何かと安心でしょう。

本日はまずは18時の欧州第2四半期GDP(改訂値)があります。
弱い者いじめというわけではありませんが、ユーロ全面安となっている中で、
さらにユーロが売られる材料を期待してしまう心理というやつでしょうか。
予想は+0.0%となっていますので、マイナス成長という結果がでると、 ユーロ売りに拍車がかかりそう。とはいえ偏った見方をしていると、 しっぺ返しを食らいますので、弱い結果前提で考えるのはやめておきましょう。 そして本丸の米雇用統計。予想+22万人が中央値となっており、 昨日のADP雇用統計では予想にはとどかなかったものの、+20.7万人という 結果でした。もし今回も20万人を越えると7ヶ月連続となります。 最近は雇用者数の増減数字より、細かい内容の数字が重要視されるように なっています。労働参加率や賃金上昇率の数字如何によってはさらなるドル買い にはつながらないかも知れません。 ユーロとドルの強弱関係はかなり強固なものになっている気がします。 もし本日の雇用統計が悪い結果となった場合は、一時的にドル買いの巻き戻し が発生するかも知れませんが、来週以降引き続きドル高基調になることを見越して ポジショニングしていきたいと思います。

2014/09/04

ZEROさん

ドラギECB総裁会見に注目

3日の為替市場では、ロシアプーチン大統領とウクライナポロシェンコ大統領による
「停戦に向けた枠組み合意」との報道を受け一時ユーロ買戻しとなりました。

ユーロドル相場はウクライナ情勢が落ち着いても欧米の金融政策や景況感の違いが
明確で戻りも鈍くなっています。

一方でユーロはショートポジションが積みあがっており、売り手は利食いの
買戻しには警戒すべきかもしれません。

ドル円相場は安倍内閣組閣期待で買い→組閣で売りが出ましたが、
上昇トレンド入りしているため下値も限定されそうです。
104.50-105.50で上げ一服しています。

本日はイベントが目白押しで日英欧が金融政策を発表を予定、
米国では米8月ADP全国雇用者数、米新規失業保険申請件数、米7月貿易収支、
米8月ISM非製造業景況指数と重要指標が多数発表されます。

相場はユーロもドルも小幅乱高下に終始しそうです。
サプライズあればの前提でドラギECB総裁会見に一番注目しておきます。

投資戦略は短期では様子見、9月中は10月調整を予想して円買いポジションを
少しづつ積み上げます。※最終的な投資判断は必ずご自身でお願いいたします。

2014/09/03

とあるエンジニアKさん

レンジブレイク相場来る

仕事で海外に来ています。
ここ最近は国と行き先を変えてあちこち出かけることが多くなり、
精神的肉体的に強固さが求められていますが、肉体的な衰えはあるとしても、
慣れによるポジティブ要因は疲労を押さえるだけの効果があるものだと考えています。

また、どんな田舎町に行こうがインターネットが通じるので、日本にいるのとさほど
変わらない状況で仕事ができるものだと常々思います。
あとは食べ物が慣れるか否かですが、これも特にこだわりを持たない私にとっては
なんとでもクリアできるものだと感じました。

しばらくラッシュは続くのですが、体調だけはくずさないように頑張っていきたいと思います。

【本日の指標】

本日はEUでの域内総生産、カナダでの政策金利発表などが予定されておりますが、
基本的には小粒の指標で、発表によって大きく動く事はない相場が予想されます。

【本日の戦略】

長きにわたって停滞を続けていた為替相場でしたが、いよいよ本格的に動き出したようです。
昨日は年初以来となるドル円=105円台。

レイバーデー明けの昨日は大きく動く相場となりました。今回の値動きには、
米国の利上げ観測がもっとも強いものと推測されますが、日本での内閣改造をきっかけとした
公的基金による海外への投資促進の観測などもこの流れを後押しした模様。

ファンダメンタルによって動きだした今回の相場ですが、レンジ相場から放たれたドル円は、
更なる上を目指し、天井を探すものと推測されます。問題はその天井がどこまで来るか。

今週末には米国において雇用統計が予定されており、この結果次第で更なるドル円の伸びを
狙えるのか、あるいは反転となるかを占う地点にあるかと予想されます。

ファンダメンタルによって動き出した相場ですが、今後の流れの鍵を握るのはチャートを見て
占うものと考えています。

目安となる直近の天井というのがなかなか遠い、すなわち今年1月と大分前にあり、
なかなか占うのが難しいところですが、成り行きを見守りたいと思います。

なお、推奨通貨であるポンド円の買いはこのままキープとし、利益向上を狙いたいところです。
相場を見守るのみです。

2014/09/02

しましまさん

RBA政策金利発表・米8月ISM製造業景況指数に注目

昨日は米国市場がレイバーデーで休場ということもあり全体的に小動きでした。

ドル円は小幅に上昇しNY終盤に104.35円の高値を付け、ユーロドルは東京時間1.3119ドルと
昨年9月6日以来の安値を付けましたが、その後は小幅に反発し1.31ドル台前半を維持しました。
 
今日発表が予定されている主な経済指標等は以下のとおりです。

10:30:豪・7月住宅建設許可件数
13:30:RBA政策金利発表
17:30:英:8月建設業PMI
23:00:米・8月ISM製造業景況指数
 
昨日のドル円は、東京時間は104.10円台で小動き、欧州時間小幅に下値を切り上げ
104.20円台へ上昇、NY時間も底堅く推移し終盤104.35円の高値を付けました。

今日堅調に推移すると104円台後半へ、強い動きとなると1月10日以来の105円台を付ける
ことができるか見たいです。

一方、軟調な動きとなると昨日の安値104.10円付近、まだ下へ行くと
104円〜103円台後半への下落が考えられます。
 
昨日のユーロドルは、東京時間に1.3119ドルと昨年9月6日以来の安値を付ける軟調な動きに、
欧州時間は小幅に反発し1.3145ドルまで上昇しましたが1.3140ドル台では上値重く
NY時間は1.3120ドル台〜1.3130ドル台でやや軟調に推移しました。

今日軟調な動きとなると昨日の安値1.3119ドル付近、下抜けると1.31ドル付近では
下げ止まることができるか注目したいです。

一方、反発の動きとなると1.31ドル台中盤〜後半へ上昇できるか見たいです。 
 
では、今日も頑張りましょう!

2014/09/01

為替見習さん

中国、英国PMI製造業とウクライナ情勢に注目。NY市場はレイバーデーで休場

先週の為替相場は、ドルが相場の主体となって動きが出た前半に対し、
後半はウクライナ情勢緊迫化による円やユーロを軸とした動きが出てくるなど、
相場の主体となる通貨に少しずつ変化が出て、最終的に金曜NY終値の時点では、
円、ユーロ、スイスともに弱い状態で、ポンド、ドル、豪ドルなどが強い状態で引けています。

このような中で週末にはまたウクライナ情勢に関する報道も出ていますし、
ここ最近続いてきた円売りの流れが少し停滞気味になっていることも考えると、
リスク回避の動きが出て急落する可能性も常に頭に入れておきたいところ。

特に今週はイベントとしても、今日の中国、英国PMI製造業から始まって、
RBA、BOC、BOJ、BOE、ECB政策金利発表、日本の内閣改造、ベージュブック、
そして週末には米雇用統計など、変動要因としては十分と言えますから、
まずは週明け月曜の力関係、短期トレンド変化をしっかり把握して、
相場のリスクが下がるようなら積極的に攻めたいですね。

ではまず力関係についてですが、こちらは週間予想で記載しましたので
詳細はそちらを確認していただくとして、ポイントは円やNZDが位置を落とし、
ポンド、ドルが強い位置に変化したこと。そして豪ドルが強い位置を維持し、
ユーロ、スイスが弱い位置で推移していることや、変動率が低めで膠着感があることなど。

また短期トレンドについても週間予想で記載しましたので、
詳細はそちらを確認していただくとして、ポイントはユーロ、スイスが弱いながらも下向き、
ポンド、豪ドルが上向き、その他はフラットとなっており、通貨によって向きが違うこと。

そのためここからは円を軸とした動き次第で、リスクが低い方向、通貨が変化しますので、
リスク回避の動きが出るなどして円買い発生となればショートで攻めやすい状況となりますし、
この場合は力関係上弱い通貨を売って円を買うという形で攻めるのが最も低リスクとなります。

逆にここから円が弱い位置でさらに加速していくような形となれば、
ポンド円や豪ドル円をはじめとして、他の通貨の短期トレンドも回復することで、
ロングのチャンスに変わり、力関係上強い通貨を買って円を売る、
という形で攻めるのが最も低リスクとなります。

また今日はNY市場がレイバーデーで休場であるため、
主要な動きはアジアからヨーロッパ市場ということになりますが、
NY市場休場を前にして動きが膠着した場合には無理は禁物ですし、
明日以降の重要イベントに備えた準備に徹するのも手ですね。

個人的な基本戦略はこれまでと同じく短期だけの動きを重視して
力関係、テクニカル両面で低リスクになれば順張りで攻める予定。

また取引する際には必ず他通貨との力関係を見て
「同じ1取引をするならどのペアが最も低リスクか」
ということを考えて最も低リスクなものを選択。

そして今後も資金管理やレバレッジ管理をはじめとして
事前のシミュレーションに時間を徹底的に割いて、
自分の中で消せるリスクは完璧に消してから取引に臨みます。

それでは、今日も一日頑張ってまいりましょう!

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