兵ブロガーバックナンバー(2015年02月)|FX|外為オンライン FX取引 − あなたの為の、外為を。

バックナンバー 2015年02月

2015/02/27

斉藤学さん

ドル高の地合いが継続と予想

みなさん、こんにちは。
斉藤学です。

【昨日の概要】
NYダウが史上最高値更新したことを受け日経平均株価も続伸、+200円高の18785円と
2000年4月20日以来約15年ぶりとなる高値を更新して引けました。ドル円は119.00円付近での
レンジ相場が続いていたものの、NY時間に入ると急上昇して一時119.50円の高値を付けています。

【昨日の結果】
・ダウ平均         8214.42(-10.15 -0.06%)
・CME日経平均先物      18875(+250 +1.34%)
・NY金先物12月限(COMEX)  1210.10(+8.60 +0.72%)
・NY原油先物11月限(WTI)  48.17(-2.82 -5.53%)

【経済指標】
★★★
22:30	(米) 週次新規失業保険申請件数     前回:28.3万件  予想:29.0万件 結果:31.3万件
★★★
22:30	(米) 1月消費者物価指数 [コア:前月比] 前回:0.0%   予想:+0.1%  結果:+0.2%

【本日の戦略】

<NY時間以降、ドル独歩高に>

昨晩発表された米1月CPIや1月耐久財受注は、まちまちの結果だったため発表直後は
ややドル安になったのですが、その後はまとまったドル買いが入ってドル高となりました。

米10年債利回りも2.038%へ上昇したため、ユーロドルやポンドドルなどのドルストレートは下落、
クロス円も連れ安となっています。

一方、原油価格が急落して48ドルと再び50ドルの節目を割れているため、
オセアニア通貨は特に上値の重い状態が続くことになるでしょう。

<22時30分の米第4四半期GDP(改定値)に注目>

突然のドル高によりドル円は上昇したもののクロス円は下落しており、NY時間は各通貨ペアとも
やや混乱した動きとなりましたが、特にリスク回避的な出来事は起きていません。

一方、今晩22時30分に発表される米第4四半期GDP(改定値)が、前回+2.6%に対し予想+2.1%と
下方修正される予想となっているため、結果次第でドル高が一服する可能性もあります。
ただ、それまではドル高の地合いが続くと予想します。

また、日経平均株価は連日年初来高値を更新しており、株高がドル円の上昇を
サポートすることになると思われます。

【経済指標】
★★★★
22:30	(米) 第4四半期GDP・改定値 [前期比年率]   前回:+2.6%  予想:+2.1%

【本日の予想レンジ】
・ドル円    119.00〜119.80 ↑
・ユーロ円   132.00〜134.20 ↓
・ポンド円   182.50〜184.60 ↓
・豪ドル円   92.50〜94.00  ↓
・ユーロドル  1.1100〜1.1250 ↓
・ポンドドル  1.5300〜1.5500 ↓
・ドルスイス  0.9450〜0.9650 ↑

【通貨の強さ】
ドル>ポンド、ユーロ、豪ドル

【注目通貨ペア】
・ドル円(ドル独歩高)

2015/02/25

為替太郎さん

イエレン発言でドル高は後退。ギリシャ支援に合意も、反応薄。

みなさんこんにちは。
株式市場の強さが目立つ展開になってきましたね。

株価は、日本では14年ぶり、ダウとS&P500では史上最高値水準に達しており、
世界的に高値更新が続いています。上昇は、とくにこの1か月が顕著になっていますが、
今の上げ相場がどこまで継続するかが焦点になりつつあります。

そのため、FRBの金融政策について、今週のイエレンFRB議長の議会証言に、
大きな注目が集まっています。

昨日のイエレン議長の証言前は、ドルがほぼ全面高の展開となっていましたが、
議長が議会証言で早期利上げを示唆しなかったことで、ドルは急落する展開になりました。

市場は、年央が想定される利上げ見通しを維持し、証言ではタカ派的見解が改めて
示されるのではないかとの向きもありましたが、裏切られた格好です。昨夜に続き、
今夜の議会証言が当面、市場の焦点となるでしょう。

もともと、前回のFOMCでは、一部のメンバーから早期の利上げに関して懸念が示される
場面があったのが議事録から明らかになっていますので、必ずしもFRBがタカ派一辺倒では
ないのはすでに明らかなわけですが、目先の株式市場の非常に堅調であることに加えて、
前回FOMC後に発表された1月の米雇用統計が市場予想を上回ったことで、
タカ派的スタンスが打ち出される可能性も想定されていました。

また、ユーロについては、目下、今一歩上値が伸びない状況が続いています。
23日には、反緊縮政権との間で続いているギリシャ支援協議において、ギリシャ支援の
4カ月延長と引き換えに提出が予定されていたギリシャの改革リストの提出が、
期限であった23日から24日に変更され、先行きの不透明性が高まったほか、
同日に発表された独2月IFO業況指数についても市場予想を下回ったことで、
ユーロが軟調な展開になりました。

さらには、24日に至っては、ギリシャが改革リストを、EU、ECB、IMFのいわゆる
トロイカに提出したことが伝えられたにもかかわらず、クロスユーロは反応薄で、
ユーロの上値がさほど伸びるような展開にはなりませんでした。
もう少しは反応があると思っていましたので、ここまでの反応の薄さは、意外といえば意外です。

ドル円については、週明けからしばらくは119円台の半ばでの推移になり、
先週末に比べて円安基調の展開でしたが、イエレン証言からの下落で今日は118円台に
なっています。このところ、上昇しやすい地合いが一時的にできていましたが、失速でしょう。

また、ユーロ円については、こちらも昨日は135円台に再到達する場面もありましたが、
再度の円高傾向で今日は134円台に戻っています。とはいえ、最近は135円付近が値動きの
軸となっており、まだ水準的にはそこから外れてはいません。

トレンドの方向感もやや不明確になっていることから、しばらく足踏みしそうに思います。

ユーロドルは1.13台の半ばになっています。ギリシャ支援延長では、もう少し上値が伸びるかと
思いましたが、相変わらず、1.12後半から1.14半ばまでの既定の値動き圏内を脱せていません。

また、時間とともにジワジワとレンジ内での推移も切り下がってきている感があるので、
ロングでは入りにくいですね。

16:45 仏2月消費者信頼感指数
21:00 MBA住宅ローン申請指数
24:00 米1月新築住宅販売件数
24:00 イエレンFRB議長発言24:00 ドラギECB総裁発言

2015/02/24

ダメおやじさん

イエレンさんなど要人発言に注目!

こんにちは、ダメおやじです。
 
昨日のドル円は少し弱含みでしたが、下値も118.80円と浅く値動きは
小幅で盛り上がりに欠けました。
 
昨日の週間の予想でも書きましたが、ドル円は118円〜120.50円までのレンジ内の動きと
なっており、今は逆張りで小幅に利を積み重ね動く切っ掛けを待つしかなさそうです。
 
本日はNYで消費者信頼感は有りますが、注目はイエレンFRB議長の議会証言ですね。
 
2月18日のFOMC議事録がハト派的な内容だったのを本日も継続するのか、
ニュアンスを変えてくるのか市場は確りと見極めようとしているようです。
 
発言内容で米金利が動きドル円も動きそうです。
 
昨日、安値から急反発したポンド円も本日はカーニーBOE総裁発言で動きそうですね。

前回、「利上げは思っているより早い時期」発言でポンドは上昇しましたが、
本日もタカ派的な発言が出るかです。
 
昨日、ギリシャの財政改革案提出が延びて欧州で1.1295まで下げたユーロドルですが、
本日はECB総裁のドラギさんの講演が有ります。
 
本日は英、欧、米とも要人発言待ちのようです。
 
頭を柔軟にして動きを見てからのエントリーを考えています。

2015/02/23

しーさん

レンジ継続か?

先週、東京に出張に行ったのですが、なかなかホテルがとれずに苦労しました。
中国が春節に入り、日本に多くの人が観光に来ているのが原因の1つだったようです。
秋葉原などで大量に買い物をするときの予算を聞くと、凄いですね。
こうやって世界のお金は回っていくのだなと思ったニュースでした。

その中国市場は明日までお休みとなりますので、本日も東京タイムはさほど大きな動きは
期待できないかも知れません。8時50分には1月21日開催分の議事録が発表されますが、
この回は当座預金の金利引き下げについての議論はなかったというコメントがでて、
1円50銭ほどドル円が暴落したという動きがあった頃です。

議事録的にはドル円の買いが期待できる内容ではないと思われますが、
下げることがあれば様子を見ながら買いで入りたいと思います。

欧州タイム以降は18時のドイツIFO景況指数、24時の米中古住宅販売件数の指標があります。
いずれもユーロドルに影響を与える指標として見ておきますが、
チャート的にはユーロドルの戻りが気になるところ。
一時的なユーロ買い、ドル売りに気をつけながら、ユーロ売りチャンスを探したいと思います。

ギリシャの支援延長要請関連での発言等には要注意ということで。

2015/02/20

ZEROさん

ギリシャVSドイツ20日もまた会合

19日の為替市場では前日に発表されたハト派FOMC議事録(1/27-28分)を受け
ドル安となる場面がありましたが、最終的にはドルが買い戻されてクローズしています。

市場では連日で「今日にも合意」が繰り返されているEUギリシャの債務交渉ですが、
ゆっくりと進展している印象。本日もEU財務相会合を開催し合意を目指す見通し。

昨日も合意観測でユーロ買い→合意できずに反落をしています。

国内では中国が春節のため「インバウンド消費」というキーワードが連日ニュースで聞かれます。
日本株堅調+円は横ばいの流れがもうしばらく続きそうです。

ギリシャ・ウクライナのユーロ圏2大問題に関しては解決をしてどの程度ユーロが
買い戻されるかは疑問。投資戦略としては、ユーロが上昇しても売り場探し、
戻り売りスタンスを中期(3か月程度)で継続します。

※最終的な投資判断は必ずご自身でお願いいたします。

2015/02/19

とあるエンジニアKさん

もう少し頭を出したいところだが

原油価格が底打ち感を迎えています。為替もそうですが、原油価格も我々の生活=財布に
密接しており、ガソリンから飛行機のサーチャージなどダイレクトに効いてくるもの、
電気代などのように二次的に効いてくるものなど様々。

また、遠く米国においては原油安によるシェールオイル関連会社が再編を迫られるなど、産油国の
舵取り次第で世界中に影響を及ぼす結果となり、産油国の目論見としては成功したのでしょう。

下落当初は2015年の後半には以前のような水準に落ち着くとの見方が多数を占めていたようですが、
ここまで下落してしまうと「予想できない」とさじをなげるアナリストもちらほら。

ただしようやく底打ち感到来を見ると、いよいよ上昇反転かと期待してしまいます。
様々な思惑はあるでしょうが、我々個人投資家、一市民としてはどうにもならないことなのでしょう。

【本日の指標】
昨日の日銀総裁記者会見のような多少なりとも動きを期待できる指標は特になし。
応酬、米国と小粒な指標発表のみで、発表による相場変動は期待できない一日となるでしょう。

【本日の戦略】
昨日は日銀による定例会合の後の総裁会見。
ここ最近伸び悩む日経平均に対して、なんらかのポジティブ発言が期待されましたが、
「金融緩和、今は必要ない」という言葉で結論付けられました。

今はなくとも、将来への実施に含みを持たせた会見内容であり、
当面のところは相場を中止するスタンスにあるのが今の日銀ということでしょうか。

株高に対して陰のようについて回るのが円安。
過度の円安はマイナス要因となると考えているようで、こちらも様子を見ながらの
舵取りとなるのでしょう。

この結果を受けて日経平均は上昇し、為替相場は円安に振れ、いよいよ18000円を大きく
上回ったところで終値を迎えるなど、本宅的な上昇相場の到来にも思えます。

果たして円安を押さえつつ株高を達成することができるのか。苦労する相場が続きそうです。
じわじわと伸びる相場でありますが、あと少し頭を飛び出させたいところ。

同じくここ最近のドル円の動きはほぼ頭が押さえられる形。
120円ともなれば前回高値が頭をもたげ、値を崩しにかかります。

一方でクロス円において上値余地ありなのがポンド円。
前回高値は187円で、これは昨年末から年明けにかけてギリシャ要因によって大幅に
下落する前の水準で、既に十字線を二度も見せて頭が重いのはチャート形状から見て取れますが、
今の183円という水準はもう少し上を狙えるポジションにあるのかもしれません。

様子を見つつ、下落が始まるようならば追撃の売り準備をしておきたいと思います。

2015/02/18

しましまさん

ドル円・ユーロドルともに反発、今日はFOMC議事録等に注目

昨日は、「ギリシャは18日に6カ月間の融資延長を要請する意向」等の報道を受けユーロが堅調に推移し、
ユーロドルは1.1449ドル、ユーロ円は136.23円の高値を付けました。
ドル円はギリシャ支援合意期待や米長期金利の上昇等を受け119円台へ反発、クロス円も堅調な値動きでした。

今日の主な経済指標などは、以下のものが予定されています。
 
  ? :日銀金融政策決定会合
18:30:英・1月失業保険申請件数/1月失業率
18:30:BOE議事録公表
22:30:米・1月生産者物価指数
22:30:米・1月住宅着工件数/1月建設許可件数
23:15:米・1月鉱工業生産
28:00:FOMC議事録公表

昨日のドル円は、東京時間は118円台前半〜中盤で推移、欧州時間は118円台後半へ小幅上昇し、
NY時間は119円台へ乗せる堅調な動きとなり119.41円の高値を付けました。

今日、堅調な動きとなると119円台中盤〜119円台後半、まだ強い動きとなると
120円台前半まで上昇できるか見たいです。

一方、軟調な動きとなると119円付近、119円を下抜けると118円台中盤〜前半への下落が考えられます。

昨日のユーロドルは東京時間は1.1320〜1.1360ドル台で推移、欧州時間は急伸し1.1449ドルの高値を付け、
NY時間は1.14ドル〜1.13ドル台後半へ反落するも1.14ドル付近では底堅く推移しました。

今日堅調な動きとなると1.1450ドル付近、まだ強い動きとなると1.15〜1.15ドル台前半へ上昇できるか見たいです。
一方、弱い動きとなると1.13ドル台中盤〜前半への下落が考えられます。

では、今日も頑張りましょう!

2015/02/17

為替見習さん

英消費者物価指数、独ZEW景況感調査、米NY-FED指数、対米証券投資に注目

昨日の為替相場は、第4四半期小売売上高指数の好結果を受けてNZドルが買われ、
夕方の欧州勢参入後からは円が力関係上強い位置に来る動きが出たほか、
ギリシャ問題で注目されたユーロ圏財務相会合は4時間足らずで決裂して
ユーロが売られる動きが出るなど、北米市場が休場のなかでもそこそこ動きが出ましたね。

また円が強い位置に来たことで各通貨の短期トレンドは悪化していて、
下向きとなっているものが多いため、今日も円を軸とした動きに注目したいところ。

このような中で今日は英消費者物価指数、独ZEW景況感調査、米NY-FED指数、
対米証券投資など、そこそこインパクトの強い指標が控えていますから、
欧州勢参入後からNY市場にかけての動きには特に注意。

さらに今週はギリシャ問題も引き続き焦点になると思われますから、
指標のほかにもユーロ圏の要人発言などにも注意しておきたいですね。

ではまず先週金曜から月曜までの力関係変化を対円変動率で見てみると、
NZDが0.41%、CHFが-0.09%、USDが-0.22%、AUDが-0.25%、
CADが-0.31%、GBPが-0.50%、EURが-0.58%となっていて
力関係は【NZD>JPY>CHF>USD>AUD>CAD>GBP>EUR】という形に。

先週金曜オープンからクローズまでの主要通貨の力関係が
【AUD>CAD>NZD>JPY>GBP>USD>EUR>CHF】でしたから
円やスイスが強い位置に変化したこと、NZドルが強い位置を維持していること、
豪ドルやカナダが位置を落としたこと、ユーロ、ポンドが弱い位置で加速したことなど、
ある程度先週金曜の状態から変化が出ていることが見てとれます。

続いて火曜11時時点の各通貨短期トレンドをおさらいすると
NZドルの短期トレンドは上向きを維持していますが、その他は下向きとなっています。

そのため今後は円を軸とした力関係変化がポイントで、
ここから円が買われる展開となれば、各通貨の短期は悪化し、
明確な下向きとなるためショートのチャンスとなりますので、
この場合は力関係上弱い通貨を売って、円を買うのが低リスク。

逆にここから円が弱い位置に変化して売られる展開となれば、
各通貨の短期は回復し、勢い次第で上向きに変化するものが出て、
その通貨はロングのチャンスとなりますので、この場合は、
力関係上強いものを買って円を売る形で攻めるのが低リスク。

個人的にはこれまでと同じく短期軸で攻める予定ですので
短期的トレンドを見てリスクが低くなっているものを
リスクの低い方向に攻めるという基本戦略。

また取引をする前には必ず「同じ1取引をするならどのペアが最も低リスクか」
ということを考えて力関係をしっかり見ていく考えです。

それでは、今日も一日頑張ってまいりましょう!

2015/02/13

斉藤学さん

日銀追加緩和が悪材料に

みなさん、こんにちは。
斉藤学です。

【昨日の概要】

ドル円が120円台を回復したことを受け、日経平均株価は+327円の17979円と
大きく反発して引けました。しかし、ロンドン時間に関係者の話として日銀追加緩和が
逆効果との発言が出たため、ドル円は118円台へ急落しています。

【昨日の結果】
・ダウ平均         17972.38(+110.24 +0.62%)
・CME日経平均先物      17910(-100 -0.56%)
・NY金先物12月限(COMEX)  1220.70(+1.10 +0.09%)
・NY原油先物11月限(WTI)  51.21(+2.37 +4.85%)

【経済指標】
★★★★
22:30 (米) 1月小売売上高 [前月比:除自動車]  前回:-1.0% 予想:-0.4% 結果:-0.9%

【本日の戦略】

<日銀追加緩和が悪材料に> 

昨日のロンドン時間、日銀関係者が、「日銀追加緩和は逆効果、10月の追加緩和は
消費者マインドに悪影響与えた、追加緩和はさらなる円安引き起こし消費マインドに水を差す」
と話したことが伝わりました。

「各種食料品の相次ぐ値上げ発表が消費マインドを冷やしている」との指摘に加え、
日銀幹部の一部で為替相場に対する考え方に変化が生じている可能性も出てきたため、
ドル円は120.30円から一時118.52円へ急落しています。

欧州株や米国株は上昇したものの、米1月小売売上高が予想を下回ったこともあって
ドル円は反発できず、クロス円も連れ安となりました。
しばらくは、ドル円・クロス円とも上値の重い状態が続くと予想します。

<ドルストレートは上昇継続と予想> 

一方、ウクライナの停戦合意や原油価格の反発に加え、
ECBがギリシャ銀行への緊急流動性支援を50億ユーロ拡大との報道により、
ユーロドルは1.1423へ上昇、ポンドドルも連れ高となって1.5415の高値を付けました。

ユーロドルに関しては、ギリシャ問題が解決していないもののショートポジションが
大量に貯まっており、いったん1.1500を目指して反発が継続すると予想します。

米10年債利回りは1.995%とほぼ横ばいなのですが、ドルストレートが上昇したことにより
ドル売りの地合いが続きそうです。

【経済指標】
★★★★
24:00	(米) 2月ミシガン大消費者信頼感指数・速報値  前回:98.1 予想:98.2

【本日の予想レンジ】
・ドル円    118.00〜119.50 ↓
・ユーロ円   134.00〜136.50 ↓
・ポンド円   185.50〜184.50 ↓
・豪ドル円   91.30〜92.50  ↓
・ユーロドル  1.1350〜1.1500 ↑
・ポンドドル  1.5300〜1.5500 ↑
・ドルスイス  0.9200〜0.9400 →

【通貨の強さ】
ユーロ・ポンド>豪ドル>ドル

【注目通貨ペア】
・ユーロドル(ショートカバー継続と予想)

2015/02/11

為替太郎さん

雇用統計以降、円安基調続に。欧州財務相会合を控えてユーロは様子見か

みなさんこんにちは。

今日は建国記念の日。東京市場はお休みです。
引き続き頑張っていきましょう。

さて、今週の為替市場ですが、ここまでは先週の雇用統計からの流れを受け継ぎ、
円売りの流れになっています。円は対ユーロでも弱含みとなっており、ユーロ円は昨日時点で、
すでに135円をクリアするところまで上昇しています。

さらに、今日は、ユーロ圏財務相会合が予定されており、
ギリシャは、債務及び改革に関する新たな包括的な計画を提示する予定です。

しかしながら、市場のコンセンサスとしては、ギリシャ問題について、
ユーロ圏財務相会合や、また明日に予定されているEU首脳会議で、何らかの合意に至る
可能性は低いと見られていることから、ギリシャ問題の大きな進展を望むのは難しいでしょう。

そうなると、この先数日は、ギリシャ問題をめぐる対応状況は、
むしろユーロ安材料になる可能性が高いと思います。

そのため、ユーロ円は、このまま順調な上昇を見込むのは難しいでしょう。
現状を見るに、ドル円に関しては、119円台と半ばいままでの足踏みから転じ、
さらなる上昇エネルギーを感じますが、ユーロ円を同様に強気に見るのは危険です。

もっとも、ドル円の円安基調も盤石ではなく、昨日のアジア時間のドル円は、やや円高に傾く
場面もありました。日中には、118円台の半ばまで円高に傾く局面も生じています。
これは、欧米株の軟調及び東京株式の下落により、小規模なリスクオフが生じたことが要因です。

また、それに並行してユーロ円も134円台前半まで下落する場面もありました。
昨日のアジア時間のドル円の動きは、予想を上回った米雇用統計からの急速な円安の流れが一服し、
テクニカル的に反落が生じたことによるものと見ればいいでしょう。

そもそも、ユーロ圏財務相会合などを控えて、ギリシャ情勢に対する不透明感から、
今の市場は円高であれ円安であれ、本来は一方向に進み続けるような地合いではありません。
ドル円は、チャート的には120円をクリアできるかどうかがポイントなのでしょうが、
今のトレンドにこれを達成する勢いがあるかどうか、注目しておくべきです。

なお、反緊縮路線をとるギリシャ政府は、8日には、EUとIMFによる
金融支援を延長せず、緊縮策を継続しない意向であることを明らかにしており、
今後の交渉の行方の不透明さが強まっています。

ギリシャ情勢の混乱が深まれば、リスクオフによる安全資産の円買いが強まる流れも想定
されますので、ドル高基調とはいえ、一本調子の円安に過度に期待するのは危険だと思います。

また、ユーロ円については、相変わらず135円台に載せているなど、引き続き強気の展開です。
もっとも、先述のようにここからは欧州のイベント次第で軟調な推移になることが予想
されますので、上値を追うような動きには乗らないほうが賢明です。

ユーロドルは、昨夜から1.13台の推移であり、雇用統計での急落以降、やや小動きになっています。
これはイベントを見極めてから動くという要素もあるでしょう。
むやみに仕掛ける必要はない情勢だと思います。

16:45 仏12月 経常収支
21:00 米 MBA住宅ローン申請指数

2015/02/10

ダメおやじさん

ギリシャ動向に注意も欧州通貨の戻り売り!

こんにちは、ダメおやじです。
 
先週末の雇用統計のドル高も昨日の動きを見ると失速しました。
 
市場の関心はギリシャの債務不履行懸念、ギリシャのユーロ圏離脱懸念、
ウクライナ懸念に移っています。
 
昨日は欧州株の大幅安からリスク回避の円高が進行しました。
 
NY株も下げたのですが、ユーロドルはイタリア財務相の「ギリシャの繋ぎ融資をユーロ圏で協議」
発言で1.1270から1.1330付近まで戻して終わりました。
 
ただ、戻りを売られる流れに変化はなく本日も戻しても1.1350付近までと見ており、
戻せば1.14越えストップで売るのが良いと思っています。
 
今週の売り推奨のポンド円も昨日はドル円安やポンドドルも小幅安だったため下げました。
先週末高値の181.80円越えは難しいと見ており、戻り売りで臨みたいです。
 
ドル円は大きな動きはなく118〜119円で動きそうです。
 
本日はギリシャ関連のヘッドラインニュースや株価動向に注意しながら
ユーロやポンドの欧州通貨の戻り売りで臨みたいです。
 
頑張りましょう。

2015/02/09

しーさん

原油価格の下げ止まり

そろそろバレンタインデーが近づき、男子はそわそわする週となりました。
私はこの時期から花粉症に悩まされ始めるので、そわそわするよりずるずるしているのですが、
チョコレートの成分がアレルギーの症状を軽減させる効果もあるとか。
そういうことなら義理でもいいのでたくさん貰いたいですね。現実は厳しいですけど・・・。

さて、本日のオープンは先週の引けの水準を維持して始まりました。
ユーロドルは1.1300を割る水準から始まっていますが、すぐに戻しています。

本日の指標は本邦の指標やドイツ貿易収支などがありますが、いずれも注目度は低いです。

9:30にはスティーブンスRBA総裁の講演があります。
豪ドルとしては先日サプライズ的に利下げをしたばかりですし、
年内にあと1度利下げをするのがコンセンサスとなっています。

豪ドル安の誘導と、さらなる利下げの可能性を示唆することがあれば、
豪ドル売りへとつながるかも知れませんので、東京タイムの豪ドルの動きには注意したいです。

また、原油価格の行方も気になります。
先週は長い下落トレンドの中で下げ止まりから反発の形となりました。
原油価格が戻すと北海油田のある英国も潤い、ポンドも買われやすくなるのではないかと思います。

本日はドル円の上抜けを期待しつつ、ポンド円の上昇にも期待したいと思います。

2015/02/06

ZEROさん

米雇用統計に注目

今週ここまでの相場は、1/22ECB金融政策と1/25ギリシャ総選挙を
通過したことで落ち着いて来ました。

原油価格は乱高下したものの一方的な下落には歯止めがかかりWTI原油40-60ドル
あたりのレンジにしばらく落ち着きそうです。

年明けから売り込まれたユーロもギリシャ総選挙を通過した1/26に対ドル、
対円で安値をつけ落ち着いた動き。

今晩は22:30に米1月雇用統計が発表されます。

直近の米雇用統計は過去に重要視されてきた非農業部門雇用者数のみではなく、
賃金などの中身により注目が集まるようになりました。

非農業部門雇用者数の良し悪しだけではポジションを取りずらいかもしれません。

ドル円相場は下では年金筋の買い、上は原油安メリットを享受したい政府の思惑が
働くことから過度に順張りで追いかけないほうが無難でしょう。

投資戦略としてはドル円急落の場合のみ安値を拾い→週明けの東京時間に利食う
イメージで構えておきます。

※最終的な投資判断は必ずご自身でお願いいたします。

2015/02/05

とあるエンジニアKさん

方向感のない相場が続く。雇用統計できっかけを期待

寒い日が続きます。今日の予報は関東でも雪。
立春が過ぎて暦の上では春となり、日が沈むのも遅くなりましたがまだまだ冬本番。

私の周りでも風邪をひく人多数。私もご多分に漏れず二度も風邪をひくなど、
今年の風邪はなかなか強いという印象を受けます。

あと一ヶ月もすればもう少し暖かくなることでしょうが、
無理はせずに体調を管理しつつ毎日を暮らしたいところです。

【本日の指標】

欧州中央銀行による月報発表、英国での政策金利発表など
ヨーロッパ発のニュースが続きますが、特にサプライズ要因は見当たらず、
指標によって大きく動く相場ではないでしょう。

また、二月ということで日本企業の決算が続きます。
今年は原油安による石油関連企業の業績悪化が目立つのですが、
これによって動かされるのは株式で、為替相場に与える影響は限定的と見ています。

【本日の戦略】

下落とも、上昇ともつかないフラフラとした相場が続きます。
所謂レンジ相場というやつで、ある程度の範囲内に落ち着いている分
手が出しやすいというのも一理あり。

円高、円安どちらかにかけても半ば丁半ばくちのような今の相場は、
両建ても含めて普段より取引スパンを短くするなど柔軟な対応が必要と考えています。

ユーロドルも、ユーロの反撃が見られたのはわずか一日。
昨日の下落でもとの1.13という水準に落ち着いたところ。

週の戦略で述べましたが、前回安値という言葉が使えないユーロドルは下値実績作りが
今の状況。上昇に転じた場合には順張り買いチャンス到来と見ております。

さて、明日は雇用統計。
既にADP雇用統計が発表されましたが、結果は例によって好調な米国経済を示す雇用増数。
本番は明日金曜日のNY時間ですが、大きな乖離さえなければ特にサプライズのない相場かと。

逆に雇用統計をきっかけとして、相場が貯めているエネルギーを放出する方向に
値が振れる可能性もあるのですが、強弱材料多数ある今の相場ではその方向性を占うのも
少し難しい状況にあるか。

本日も雇用統計を睨んで動きが少ない相場が期待されます。ここは待ちましょう。

2015/02/04

しましまさん

ユーロ、ギリシャ懸念後退で買戻し進む

昨日は、ギリシャの債務減免要求取り下げやギリシャ財務相が4日にECBを訪問との
報道等からギリシャ懸念が後退、ユーロは買戻しが進み対米ドルで1.1534ドル、
対円で135.19円の高値を付けました。

また、オージーはRBAの利下げを受け急落しましたが、NY時間は原油価格の
上昇等を受け買戻しが進み往って来いの動きとなりました。
 
今日の主な経済指標などは、以下のものが予定されています。
 
18:30:英・1月サービス業PMI
19:00:欧州・12月小売売上高
22:15:米・1月ADP全国雇用者数
24:00:米・1月ISM非製造業景況指数
 
昨日のドル円は、東京時間は117円台中盤から116円台後半まで下落する軟調な動きも
欧州時間には117.50円台まで反発、NY時間は117.20円台〜117.70円台での推移となりました。

今日堅調な動きとなると118円台前半へ、強い動きとなると118円台中盤〜後半へと
上昇できるか見たいです。

一方、軟調な動きとなると117円台前半〜116円台後半への下落が考えられます。
 
昨日のユーロドルは東京・欧州時間は1.13ドル台前半〜1.1350ドル台で小幅な値動き、
NY時間は1.14ドル台へ急伸し午後は1.1534ドルの高値を付ける場面もありました。

今日も堅調な動きとなると再び1.15ドル台へ乗せ昨日の高値1.1534ドル付近へ、
まだ上へ行くと1.15ドル台後半〜1.16ドル付近へ上昇できるか見たいです。

一方、軟調な動きとなると1.14ドル付近、まだ弱い動きとなると1.13ドル台中盤〜
前半への下落が考えられます。
 
では、今日も頑張りましょう!

2015/02/03

為替見習さん

RBA政策金利・声明発表を受けた相場と雇用統計に向けての思惑に注意

昨日の為替相場は、先週後半に売られていたオセアニアやカナダが強い位置に戻し、
強い位置にあったユーロ、ドル、ポンドが位置を下げるなど戻しといえる動きが発生。
そんな中でスイスフランは弱い状態を維持するなど、ある程度力関係が把握しやすく、
今後の相場で攻める上ではリスクが下がってきていると言えますね。

このような中で今日は昼にRBA政策金利・声明発表を控えているわけですが、
ここのところ各国中銀が利下げや量的緩和を行うことが多いですし、
先週のRBNZ理事会でも声明がハト派的でNZドル急落という場面がありましたから、
RBA声明の内容次第では大きく動く可能性十分。

さらに今週は週末に雇用統計を控えているため、そこへ向けての思惑や、
ポジションの調整なども入る可能性がありますので、その点に注意したいですね。

ではまず先週金曜から月曜までの力関係変化を対円変動率で見てみると、
CADが1.40%、NZDが0.81%、AUDが0.58%、EURが0.52%、
USDが0.11%、GBPが-0.18%、CHFが-0.63%となっていて
力関係は【CAD>NZD>AUD>EUR>USD>JPY>GBP>CHF】という形に。

先週金曜オープンからクローズまでの主要通貨の力関係が
【EUR≒JPY>USD>GBP>NZD>CAD>AUD>CHF】でしたから
弱い位置にあったオセアニアやカナダが強い位置に変化していること、
強い位置にあったユーロ、ドル、ポンドが位置を落としていること、
スイスが弱い位置をキープしていることなどが見てとれます。

続いて火曜11時時点の各通貨短期トレンドをおさらいすると
ユーロとオセアニア、カナダの短期トレンドはフラット。
その他は弱いながらも下向きとなっています。

そのため今後は円を軸とした力関係変化がポイントで、
ここから円が売られる展開となれば、各通貨の短期は回復し、
勢次第で上向きに変化するものが出てくくることになりますし、
そうなったものはロングのチャンスとなりますので、
力関係上強いものを買って円を売る形で攻めるのが低リスク。

逆にここから円が買われる展開となれば、各通貨の短期は悪化し、
明確な下向きとなるためショートのチャンスとなりますし、
力関係上弱い通貨を売って、円を買うのが低リスク。

個人的にはこれまでと同じく短期軸で攻める予定ですので
短期的トレンドを見てリスクが低くなっているものを
リスクの低い方向に攻めるという基本戦略。

また取引をする前には必ず「同じ1取引をするならどのペアが最も低リスクか」
ということを考えて力関係をしっかり見ていく考えです。


それでは、今日も一日頑張ってまいりましょう!

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