兵ブロガーバックナンバー(2015年09月)|FX|外為オンライン FX取引 − あなたの為の、外為を。

バックナンバー 2015年09月

2015/09/30

しましまさん

株価の下落受け一時リスク回避の動きも持ち直す、今日は米9月ADP全国雇用者数等に注目

昨日は東京時間に日経平均の大幅下落を受けリスク回避の流れとなりましたが、
欧州時間は原油相場や株価の反発を受けリスク回避の巻き戻しの動きに、
NY時間は午後ドルがやや弱い動きとなりました。

今日の主な経済指標などは、以下のものが予定されています。

18:00:欧州・9月消費者物価指数・速報値
21:15:米・9月ADP全国雇用者数
21:30:加・7月GDP
22:45:米・9月シカゴ購買部協会景気指数

昨日のドル円は東京時間119円台前半まで下落するも欧州時間に120円付近まで反発、
NY時間は119円台中盤〜120円台前半を上値重く推移しました。

今日堅調な動きとなると120円台前半〜中盤へ上昇できるか見たいです。
一方、軟調な動きとなると119円台中盤〜前半への下落が考えられます。

昨日のユーロドルは東京時間は堅調な動きで1.1280ドルまで上昇するも欧州時間
1.12ドル台前半へ下落、NY時間は序盤1.12ドルを割り込む動きとなるもその後反発し
午後は1.12ドル台中盤で推移しました。

今日堅調な動きとなると1.13ドル付近〜1.13ドル台前半へ上昇できるか見たいです。
一方、軟調な動きとなると1.12ドル台前半〜1.11台後半への下落が考えられます。

では、今日も頑張りましょう!

2015/09/29

為替見習さん

各国株式市場動向、原油等商品市場動向に注目

昨日の為替相場は、夕方の欧州勢参入後あたりから
欧州株の下落や原油など商品相場の下落によって
リスク回避の円高の動きが発生。

特に商品市場の影響を受けやすい資源国通貨である
豪ドル、NZドル、カナダドルは力関係上弱い位置に変化し
しっかり売られる展開となりましたね。

欧州株の下落については、VW株が7%ほどの下落となったほか、
その他の自動車メーカー株も3〜4%ほどの下落となり、
自動車株総崩れという形でしたし、今後も株式市場や
商品市場と為替相場の連動には注意しておきたいところです。

ではまず先週金曜から月曜までの力関係変化を対円変動率で見てみると、
CHFが0.10%、EURが-0.11%、GBPが-0.52%、USDが-0.55%、
CADが-0.90%、AUDが-1.08%、NZDが-1.35%となっていて
力関係は【CHF>JPY>EUR>GBP>USD>CAD>AUD>NZD】という形に。

先週金曜オープンからクローズまでの主要通貨の力関係が
【NZD>AUD>USD>CAD>EUR>GBP>JPY>CHF】でしたから
弱い位置にあった欧州系通貨と円が強い位置に変化したことや、
強い位置にあったオセアニアや北米が弱い位置に変化しており、
先週金曜の力関係が逆転していることが見てとれます。

続いて火曜11時時点の各通貨短期トレンドをおさらいすると
昨日の動きを受けて各通貨ともフラットから下向きとなっており、
円買いが加速すればショートのチャンスとなる状況。
この場合は力関係上弱い通貨を売って円を買う形で攻めるのが低リスク。

一方今後円が売られる展開となれば、各通貨の短期は改善し、
明確な上向きとなる通貨が出てきてロングのチャンスとなるため、
力関係上強い通貨を買って円を売るのが低リスクな状態に変わります。

個人的にはこれまでと同じく短期軸で攻める予定ですので
短期的トレンドを見てリスクが低くなっているものを
リスクの低い方向に攻めるという基本戦略。

また取引をする前には必ず「同じ1取引をするならどのペアが最も低リスクか」
ということを考えて力関係をしっかり見ていく考えです。

それでは、今日も一日頑張ってまいりましょう!

2015/09/25

斉藤学さん

年内利上げ期待で早朝からドル高に

みなさん、こんにちは。
斉藤学です。

【昨日の概要】

連休中に貯まっていた売り注文がまとまって出たため、日経平均株価は-498円安の
17571円と大きく下落しました。株安によりドル円も119.22円まで下押ししたものの、
NYダウが下げ渋ったことで120円台へ戻しています。

【昨日の結果】
・ダウ平均         16201.32(-78.57 -0.48%)
・CME日経平均先物      17505(大証終比:+55 +0.32%)
・NY金先物12月限(COMEX)  1153.80(+22.30 +1.97%)
・NY原油先物11月限(WTI)  44.91(+0.43 +0.97%)

【経済指標】

★★★
21:30 (米) 週次新規失業保険申請件数       前回:26.4万件    予想:27.2万件   結果:26.7万件
★★★
21:30 (米) 8月耐久財受注 [前月比:除輸送用機器] 前回:+0.6%(+0.4%) 予想:+0.2%    結果:0.0%

【本日の戦略】

<イエレンFRB議長が年内利上げの可能性を強調>

今朝6時からイエレンFRB議長の講演が行われたのですが、「自身も含めFOMCの大半は
年内利上げを予想、現時点で海外の動向が政策の道筋を変えるとはみていない」と発言しました。
先週のFOMCでの記者会見より慎重姿勢が緩くなっており、年内利上げの可能性を強調したものと
なっていたため、ドル高が進んでドル円は120.36円の高値を付けました。

一方、ドル買いによってユーロやポンド、豪ドルなどのドル以外の通貨が売られており、
ドル円が上昇したにもかかわらずクロス円は軟調な地合いとなっています。

米利上げ懸念で米国株が売られると円買いが進んでドル円も下落する可能性があるため、
今後の値動きには要注意。

ただ、本日の日本株は権利付き最終日であるため、配当や株主優待狙いの買いが
入りやすい地合いとなるでしょう。

株価が下げ渋ればドル円はじり高になると予想しますが、来週月曜日は権利落ち日
(売ってもよい日)なので、寄り付きで多少まとまった売りの出ることが予想されます。

<金とユーロが買われる>

今月に入り1オンス1100ドルから1150ドルへ上昇しています。通常であれば米利上げで
売られるのですが、世界的な株安を受け金への逃避買いが続いるようです。

金価格の上昇でドル安となった場面ではユーロへの買いが入っており、昨晩のユーロドルは
一時1.1296まで上昇しました。

その後はイエレンFRB議長の講演でいったん1.1170付近へ押し戻されたものの、株式市場の
軟調な地合いが続けばユーロキャリートレードの解消が再び強まることが予想されます。

ポンドは対ユーロで売られたため上値が重かったのですが、豪ドルはNY時間後半にかけ
買い戻されており、クロス円はポンド円のみ軟調な値動きとなりました。

ロンドン時間に、英中銀のブロードベント副総裁がインタビューで、
「利上げに投票する段階には接近していない」と述べたことが重しとなったようです。

【経済指標】

★★★★
21:30	(米) 第2四半期GDP・確報値 [前期比年率]     前回:+3.7% 予想:+3.7%
★★★★
23:00	(米) 9月ミシガン大消費者信頼感指数・確報値   前回:85.7  予想:87.0

【本日の予想レンジ】
・ドル円        119.80〜120.50  ↑
・ユーロ円      133.50〜140.00  ↓
・ポンド円      181.00〜183.50  →
・豪ドル円      83.20〜84.50    ↓
・ユーロドル    1.1100〜1.1280  ↓
・ポンドドル    1.5100〜1.5300  →
・ドルスイス    0.9680〜0.9850  ↑

【通貨の強さ】
ドル>豪ドル>ユーロ>ポンド

【注目通貨ペア】
・ドル(年内利上げ期待)

2015/09/23

為替太郎さん

大型連休で動きの少ない相場展開。要人発言に注目。

今週の為替市場のムードは、基本的に先週のFOMC以降続く、
明瞭な方向の喪失が続いているとみるべきでしょう。

ユーロドルでは、ドルが上昇する動きが強く、9月利上げの延期にもかかわらず、
クロスユーロのドル売りにはつながっていないように思えます。

実際、年内を見れば、FRBは早晩年内利上げに踏み切る可能性がある一方、
ECBは引き続き緩和スタンスの維持、場合によってはさらなる追加緩和を打ち出してくる
可能性もあり、ユーロとドルの構造的なドル高構造はその金融政策をめぐる対比から明らかです。

ECBのプラート専務理事は、今週、新興国の混乱に対する対応策として、
1兆ユーロ規模の資産買い入れ政策による緩和措置の拡大を示唆したと報じられており、
ECB当局のその緩和的スタンスは明らかです。

今日は、ドラギECB総裁の講演が予定されていることから、発言内容次第では一段の
ユーロ安を招来する可能性がある一方で、続く明日24日には、FRBのイエレンFRB議長の
講演があることから、今週の為替市場は要人発言がいつも以上に重要になってきそうです。

一方で、ドルは対円では軟調に推移しており、120円を断続的に割り込む展開になっています。
中国の9月財新製造業PMIは予想を下回るなど、リスクオフが円買いをもたらしています。
週内にはドル円は119円台の半ばを目指すかと思われるレベルまで円高に進む場面もあり、
ユーロ円は133円台までじわじわと円が上昇してきました。

もっとも、ドル円で円高が際限なく続く可能性は低く、株式市場も大規模な下落は収まり、
小康状態にあります。今日は下げていますが、上海総合指数は3000ポイントを
守り続けており、昨日から安定しています。中長期的な先行きはともかくとして、
短期で大きく崩れるような雰囲気でもないように思います。

為替市場は、今日の段階では欧州の経済指標とドラギ総裁の発言が値動きの軸になりそうです。
もっとも、FOMC以降の今一歩流れが定まらない地合い、まして東京は休日のなかで、
引き続き一方的なドル高、ドル安、いずれも生じにくいと思われますので、
今は攻めていくようなタイミングではないでしょう。

15:45 仏第2四半期GDP
16:00仏 9月PMI製造業
16:00 仏9月PMIサービス業
16:30 独9月PMI製造業
16:30 独9月PMIサービス業
17:00 ユーロ圏9月PMI製造業
17:00 ユーロ圏9月PMIサービス業
20:00 MBA住宅ローン申請指数
21:30 加7月小売売上高
22:00 ドラギECB総裁発言

2015/09/22

ダメおやじさん

本日も米金利や株価動向に注目!

こんにちは、ダメおやじです。

シルバーウィークも終盤になり本日は旅行や帰省から
Uターンでバタバタされる方も多いでしょうね。

昨日は海外でドル円はドル円はセントルイス連銀総裁やアトランタ連銀総裁の
タカ派発言で年内利上げ観測が強まり米金利の上昇幅拡大から一時120.65円まで
上昇するなど強い動きでした。

ポンド円は欧州序盤での欧州通貨買いやドル円高で一時187.35円まで上昇も
NYではポンドドルが下げたので伸び悩み186.84円で終りましたが高かったですね。

逆にユーロドルは欧州序盤に1.1329まで上昇もNYでは米金利高から
1.1180まで下げるなど弱い動きでした。

今週はイエレンさんのハト派発言から一転、連銀総裁のタカ派発電でドルの
全面高スタートとなりましたが。二人とも以前から利上げを主張してたので
特に大きなインパクトはないですが材料がないなか反応したのでしょうね。

本日も米金利動向や株価で動きそうです。

本日のドル円は上値は120.80円台では売られ越えても121円まででしょうね。
下値は120.20円、120円では買われそうです。

ポンド円は昨日高値の187.30円台では売られ越えても187.70円台と見ています。
下値は186円では買われそうですね。

ユーロドルですが1.1250では売られそうで下値は1.1150、1.11狙いと見ています。

昨日はポンド円が上げました。
188.18円越えストップで売り狙いは変わらずですが注意はしたいです。

2015/09/21

しーさん

連休まっただ中

一昨日の土曜日に小学校の運動会がありました。天気が心配されましたが、
無事に晴れてくれたため、1日中お天道様の下で子供たちの頑張る姿を応援していました。
おかげで腕だけが真っ赤に日焼けしてヒリヒリしてます。

本日は敬老の日で5連休の真ん中に当たります。東京市場は休場となりますが、
先週のNYダウが軟調でクローズしたため、為替的には軟調な展開を予測しています。

ユーロドルはFOMCの政策金利据え置きの結果を受けてドル売りとなっていましたが、
先週金曜日で全戻しとなり、方向感のない展開となっています。

FOMCの利上げは据え置かれたものの、年内利上げが行われる可能性が高いため、
そこに向けてドルは底堅いのは変わりないでしょう。またユーロはQE中であり、
先日のECBでの資産買い入れ枠の拡大など緩和姿勢に変わりはありません。

これらを考慮するとやはりユーロドルのショートが理にかなった形となるため、
株安によるリスク回避的な状況にならなければユーロドルのショートチャンスを
探っていきたいと思います。

また、本日は大きな指標イベントもなく、明確なトレンド相場でもないため、
それほど大きな動きにはつながらないと見て、ある程度の狭いレンジと割りきって
トレードしていきたいと思います。

2015/09/18

ZEROさん

FOMC利上げ開始見送り

17日には世界の注目を集めたFOMC結果が発表されました。
9月利上げ開始は見送りとなり、低インフレや世界経済情勢を懸念しての判断となっています。

FOMCは引き続き年内の利上げ開始を示唆しているものの、10月と12月の会合で
連続利上げは考えられません。

9月に利上げ開始とならなかった以上、年内の利上げはあっても1回と見て良さそうです。
今のところ投資家の予想以上にFRBがタカ派に傾く雰囲気はありません。

ドルは大きく上昇しにくい相場環境だと考えられます。

ドル円に関しては日銀の追加緩和があるかどうかで大きく水準が変わるため
会合の日には警戒しておきます。

投資戦略は中長期でユーロドル押し目買いとします。

※最終的な投資判断は必ずご自身でお願いいたします。

2015/09/17

とあるエンジニアKさん

晴れのち大嵐、FOMC直前相場

夏も終わり、ようやく涼しい日々が到来。今年の夏は記録的に暑かった記憶がありますが、
その反転か、ここ2,3週間は雨の日々が続くように感じます。特に先週は北関東で
豪雨被害があったように、記録的とも言える雨が続きます。

来週はシルバーウィークということで日本は5連休が待っていますが、
天気の良い日々を期待したいところです。ただし5連休ともなれば日本での市場参加者は
休み前のポジション取りにやきもきするところでしょうか。

こういった時、個人投資家は休みや夜間を気にせずに売買できることが一つの
アドバンテージかと感じます。あくまでも比較論としてのアドバンテージですが…

【本日の指標】
 
言わずもがな昨日から米国では昨日からFOMCが始まっており、本日が二日目。
注目が集まるのは利上げを実施するか否か。既に市場は利上げしないものとして、
利上げを織り込んだ値動きはありません。

万一の場合には相場に大きな衝撃が走るということが容易に想像されます。
FOMC以外にも米国時間に住宅関連の指標がちらほら見られるところですが、
FOMCのインパクトの大きさにはかなわないでしょう。

【本日の戦略】

FOMCを前に静かな相場と思いきや、クロス円は連日1円近く動くなど、静かではない相場が
続きます。ただしドル円はこの後上昇、下落どちらとも動きが容易な120円というライン。
中国ショックが発生する以前は124円で、その後の下落で118円まで下落。

半値戻しにはもう少し足らないところですが、この2週間ほど120円を頭として動かず、
ここのあたりが落とし所なのでしょうか。
いずれにせよ今日のFOMCは今までの停滞相場を吹き飛ばしてくれるでしょう。
 
意外と忘れがちなファンダメンタルが日銀による政策。FOMC直前の先日火曜日には
会合の実施と日銀総裁による記者会見がありました。特に大きな流れを生むものではなく、
今までの政策を追いかける形。相場の反応も少ないものでした。

FOMCでの利上げがない場合に、日米で足並みを揃える形で、日銀による追加金融緩和政策と
FOMCによる利上げがセットでやってくるような、そんな将来が垣間見えた気がします。
とにかく今日の相場は晴れのち大嵐と予想されます。

2015/09/16

しましまさん

株価の大幅反発や米金利の上昇受けドル買われる

昨日は日銀の政策据え置きを受け欧州序盤まで円高の流れとなりましたが、
NY時間は株価の大幅上昇や米金利の上昇等からドルが買われドル円は120.49円まで上昇、
ユーロドルは1.1260ドル付近まで下落しました。

今日の主な経済指標などは、以下のものが予定されています。

17:30:英・8月失業保険申請件数/8月失業率
21:30:米・8月消費者物価指数
29:00:米・7月対米証券投資

昨日のドル円は東京午前に120円台中盤まで上昇もその後は軟調で午後は120円を
割り込む動きに、欧州時間は119円台中盤で上値重く推移、NY時間は株価や米金利の
上昇等から120.50円付近まで大幅反発しました。

今日堅調な動きとなると120円台後半、まだ強い動きとなると121円台前半まで
上昇できるか見たいです。
一方、軟調な動きとなると120円付近、まだ下へ行くと119円台中盤への下落が考えられます。

昨日のユーロドルは東京時間は1.13ドル台前半で小動き、欧州時間は1.12ドル台後半〜
1.13ドル台前半で推移、NY時間は1.1260ドル付近まで下落する軟調な値動きとなり
午後は1.1260ドル〜1.1280ドル台で推移しました。

今日反発の動きとなると1.13ドル〜1.13ドル台前半、まだ強い動きとなると
14日の高値1.1373ドル付近まで上昇できるか見たいです。

一方、軟調な動きとなると1.12ドル台前半、まだ下へ行くと1.11ドル台後半への
下落が考えられます。

では、今日も頑張りましょう!

2015/09/15

為替見習さん

日銀会合、黒田総裁会見と各国株式市場動向に注目

昨日の為替相場は、日銀会合やFOMCを控える中で
全体的に様子見の中、中国経済への懸念が再び再燃。
上海総合指数が大幅安となったこともあって
リスク回避気味の動きが出ていますね。

ただ終値ベースでは0.5%前後までの変動ですし、
今日は日銀会合、黒田総裁会見、そして明日はFOMC、
イエレンFRB議長会見が予定されていますので、
相場の焦点はこれらに向かっていると思います。

その日銀会合では、大方の予想は据え置きであるものの、
黒田総裁のサプライズは過去にもいくつかありましたので、
今回もその点には注意しておきたいところ。

また明日のFOMCに関しても、利上げへの見方が分かれているため、
FOMC後に向けていつも以上に様子見、調整が入る可能性があるため、
その点にも注意しておき、資金管理を万全にして、自分で消せるリスクは
徹底的に消した上で相場に臨みたいですね。

ではまず先週金曜から月曜までの力関係変化を対円変動率で見てみると、
AUDが0.37%、NZDが-0.02%、CHFが-0.16%、CADが-0.26%、
USDが-0.30%、GBPが-0.33%、EURが-0.51%となっていて
力関係は【AUD>JPY>NZD>CHF>CAD>USD>GBP>EUR】という形に。

先週金曜オープンからクローズまでの主要通貨の力関係が
【EUR>CHF>NZD>AUD>JPY>USD>GBP>CAD】でしたから
ユーロやスイスが位置を落とし、北米やポンドが弱い位置を維持、
円とオセアニアが強い位置に変化したことが見てとれます。

続いて火曜10時時点の各通貨短期トレンドをおさらいすると
昨日の動きを受けて豪ドル円が弱いながらも上向きですが、
その他はフラットとなっていて、攻めるにもリスクが高め。

ただ逆に考えれば、円を軸とした動きがしっかり出れば、
上下どちらにもリスクが低くなりうる相場と言えますので、
今後のポイントは円を軸とした力関係変化。

ここから円が買われる展開が加速すれば、各通貨の短期は悪化し、
明確な下向きとなる通貨が出てきてショートのチャンスとなりますから、
力関係上弱い通貨を売って円を買う形で攻めるのが低リスク。

一方今後円が売られる展開となれば、各通貨の短期は改善し、
明確な上向きとなる通貨が出てきてロングのチャンスとなるため、
力関係上強い通貨を買って円を売るのが低リスクな状態に変わります。

個人的にはこれまでと同じく短期軸で攻める予定ですので
短期的トレンドを見てリスクが低くなっているものを
リスクの低い方向に攻めるという基本戦略。

また取引をする前には必ず「同じ1取引をするならどのペアが最も低リスクか」
ということを考えて力関係をしっかり見ていく考えです。


それでは、今日も一日頑張ってまいりましょう!

2015/09/11

斉藤学さん

中国株や米国株の値動きに注目

みなさん、こんにちは。
斉藤学です。

【昨日の概要】

NYダウが-239ドル安となったことを受け、日経平均株価も-470円安の18299円と反落して引けました。
ただ、NYダウが反発したことで為替は円安が進み、ドル円・クロス円とも上昇しています。

【昨日の結果】
・ダウ平均          16330.40(+76.83 +0.47%)
・CME日経平均先物       18215(大証終比:+65 +0.36%)
・NY金先物12月限(COMEX)   1109.30(+7.30 +0.66%)
・NY原油先物11月限(WTI)   45.92(+1.77 +4.01%)

【経済指標】
★★★
21:30	(米) 週次新規失業保険申請件数 前回:28.2万件  予想:27.5万件 結果:27.5万件

【本日の戦略】

<NYダウが+76ドル高と反発>

昨日の後場、緩和主張でアベノミスクの仕掛け人と称される自民党の山本幸三衆議院議員が、
「10月30日の日銀金融政策決定会合がいい機会、16年度前半ごろの物価目標達成は至上命題である」、
と発言したことをきっかけに、ドル円・クロス円とも円安に振れました。

その後は日本株と欧州株が冴えなかったため伸び悩んだものの、NYダウが+76ドル高と
反発したことでドル円は120円台半ばを維持、その他クロス円も上昇しています。

米10年債利回りは2.226%へ上昇、VIX指数(恐怖指数)も24.37ポイントと徐々に
落ち着いてきているため、しばらくは買戻しが続くのではないかと予想します。

また、このところ米利上げの情報に左右されることが多くなってきていますが、
今晩発表される米8月生産者物価指数が予想通りマイナスであれば9月利上げの可能性が
遠のくため、マーケットはもう少し落ち着きを取り戻すのではないかと思います。

<ユーロにまとまった買いが入る>

特に材料は出ていないのですが、NY時間序盤に株式市場がマイナスへ転じたことなどから、
ユーロにまとまった買いが入りました。ユーロドルは一時1.1280、ユーロ円も136円台を
回復しています。ただ、ちょうど200日移動平均線の位置にあたっており、
明確に抜けるには材料が必要になるかもしれません。

ユーロ高を受けポンドも連れ高、豪ドルも小じっかりとなっており、
下がったところでは買いの入る流れが続いています。

最近の為替は、個別材料よりも株式市場の動向に左右されることが多くなってきているため、
引き続き中国株や米国株の動向に注目した方が良いでしょう。

【経済指標】
★★★
21:30	(米) 8月生産者物価指数 [コア:前年比]     前回:+0.6%   予想:+0.7%
★★★★
23:00	(米) 9月ミシガン大消費者信頼感指数・速報値  前回:91.9    予想:91.1

【本日の予想レンジ】
・ドル円        120.20〜121.20  ↑
・ユーロ円      135.00〜137.50  ↑
・ポンド円      185.50〜187.50  ↑
・豪ドル円      84.20〜86.20    ↑
・ユーロドル    1.1180〜1.1320  →
・ポンドドル    1.5350〜1.5600  ↑
・ドルスイス    0.9650〜0.9820  →

【通貨の強さ】
ユーロ・ポンド>豪ドル>ドル

【注目通貨ペア】
・ドル(買いが継続するか注目)

2015/09/09

為替太郎さん

日経平均大反発で円安基調。ボラティリティーの高い難しい相場。

景気支援策による中国市場の安定化期待と、本日の安倍首相の発言があわさって、
今日の東京市場は思わぬ株高となっています。
本日の日経平均は、本稿執筆時点で一時800円高となっています。

これにより、日経平均は節目となる1万8000円を回復することに成功しました。
上海総合指数も今日はプラスで始まっており、昨日発表の中国政府の景気支援策が
好感された形です。海外市場の流れを引き継いだリスクオンの流れの一環で、
安くなってきた日本株式にも買いが入ったといえるでしょう。

昨日のアジア時間の開始時点までは、8月の貿易統計の不振等を受けて、上海総合指数が
一時2.3%安まで下落する局面があるなど、世界的なリスクオフ傾向が一段と進んでいく
地合いに思えましたが、取引終了前の急激な上昇を契機にして、上海総合指数の終値は
5営業日ぶりに反発となり、そこから欧米市場での継続的なリスクオンの展開となりました。

昨夜のニューヨーク市場でも、新興国通貨高、円安・ドル安の展開となり、
豪ドルをはじめとする資源国通貨がとくに強含みするなど、堅調な状況となっています。

もっとも、もしこのまま市場が安定化すれば、円は遠からず円安基調の元の流れに
回帰することになるのでしょうが、今のところはしばらくボラティリティーの高い動きが
見込まれることもあり、ドル円の上値もなかなか伸びにくいように思えます。

為替市場は、来週のFOMCを控えて積極的に入りにくい状況が続いており、
FRBの利上げ開始がいつになるのか、時期のコンセンサスが形成されない限りは、
為替市場もドル高、ドル安、いずれのトレンドも生じにくく、一進一退の様子見の
動きにならざるを得ない面があります。

実際、今日のドル円は、120円台前半での動きになっており、水準としては直近の底から
順調に値を戻している状況ではありますが、チャート的には先月の後半以来の下落局面を
本当に脱することができているのか、まだ確認できない状態です。
121円を超えてくるようでないと、上値抵抗をクリアしたとは言えないでしょう。

17:30 英7月鉱工業生産
17:30 英7月商品貿易収支
20:00 MBA住宅ローン申請指数
21:15 カナダ8月住宅着工件数
23:00 カナダ中銀政策金利発表

2015/09/08

ダメおやじさん

ポンド円はショートカバーで反発も戻り売りに変化なし!

こんにちは、ダメおやじです。

昨日は東京では日経平均の動きに連動してドル円、ポンド円とも上下に振れましたが小幅高でした。

海外ではドル円は特に材料もなくNYも休場でしたので119.30円付近で膠着しましたが
ポンド円は先週大きく下げた事でショートカバーで一時、182.52円まで上昇しました。

ポンドドルも上昇し、ポンドはユーロに対しても買われ全面高でした。

昨日の週間予想でも書きましたが相場は上げたり下げたりです。

195円から180円まで下げたので3分の1戻しでも185円です。
ただ、私は5月7日〜8日の日足の窓空けの182.90〜183.70円付近までの戻りまでと思っており
戻り売り有利の状況に変化はないと思っています。

最近の下げで少し売り安心になっていたので安値売りのポジション整理が有る程度進めば
再び売られそうです。

ドル円は本日は118.80〜119.80円の動きと思っています。

本日の海外も特に指標はなく休場明けのNY株の動向に注目です。

頑張りましょう。

2015/09/07

しーさん

中国株式市場とNY市場休場

先週金曜日の米雇用統計では、発表直後はドル売りなのかドル買いなのかよくわからない
値動きとなりました。雇用者数の増減でいえばイマイチ。
それ以外の数字ではまずまずということで、売り買い交錯の乱高下だったという印象です。

NYタイム序盤以降はNYダウが軟調に展開したこともあり、ドル円など対円通貨も
軟調な展開でクローズしています。

先週の中国抗日戦勝パレードに伴う上海株式市場の休場明けとなる本日、
下げで始まるのか反騰で始まるのかで、今週の大勢が決まるのではないでしょうか。

株安となればリスク回避のセンチメントが継続となり、円買いとなりやすいでしょう。
堅調な展開となれば、東京タイムは本邦当局の買い支えも加えて底堅い展開となるかも知れません。

東京タイムと欧州タイム序盤は株価の行方を見ながら、同方向についていくことにしたいと思います。

NYタイムは、本日はレイバーデーのため休場となります。
市場参加者が少ない中でのチョッピーな動きには注意が必要かも知れませんが、基本的に
欧州タイム序盤までの流れは変わらないと見て、値動きがあればついていきたいと思います。

2015/09/04

ZEROさん

今晩は米ドルが中心、G20も開催

昨日はECBドラギ総裁のハト派発言を受けユーロが急落となりました。
株式市場でも欧州株を中心に一時買いで反応しましたが、米雇用統計を翌日に控えて
勢いは続かずに雇用統計の結果待ちとなっています。

またG20がトルコで開催され、中国経済と米利上げがテーマとなるようです。

3日はユーロが動いただけの相場でしたが、今晩は米雇用統計を受け米ドル中心の相場になります。
発表直後は予想を上回ればドル買い、下回ればドル安で素直に反応しそうです。

その後は中身も確認、特に時間当たり賃金には注目が集まりそうです。

株式市場は8月中国人民元の切り下げをきっかけに大荒れとなりました。
まだ乱高下が完全に収まっていない環境ですから、株もドルもイベントで急騰したところを
追いかけたり、急落したところを売りで突っ込んでしまうのはリスクが高そうです。

投資戦略としては、まず雇用統計の結果と値動きを確認して7日からポジションを
取って行きたいと考えています。今晩のドル相場は難しい値動きをしそうなイメージです。

※最終的な投資判断は必ずご自身でお願いいたします。

2015/09/03

とあるエンジニアKさん

動乱相場の終わりか、中国休場でレンジ下限を見極めたいところ

9月となりました。
真夏の毎日厳しい暑さから一転して秋雨前線による雨の日々が続きました。

今年は7月から8月最初の暑い時期がいつも以上の夏らしさを感じる日々であったので、
ここ最近の涼しい天気は、夏の終わりの寂しさもありますが、身体にとっては嬉しいところ。
一方で気温の急激な変動による体調不良などにも注意が必要な毎日です。

【本日の指標】

昨日はADP雇用統計。明日は雇用統計本番を迎えます。本日は欧州発の指標がちらほらで、
月に一度のECB総裁による記者会見と政策金利の発表が予定されています。

制作金利に関しては特段動きはないというのが多くの見方でありますが、
気になるのは総裁会見。ここのところの大きな値動きがあった状況から初めての会見で、
ここのところの相場に対するなんらかの発言が想定されます。

雇用統計直前ということもあり、直接的な発言とその反応は想像しにくいのですが、
注意が必要なポイントと考えています。

【本日の戦略】

ここ最近の中国発の株価動乱ですが、為替相場の反応が若干遅れてやってきているなという印象。
株価が下落した後にクロス円が遅れて下落し、円が買われる展開がやってくるといったイメージです。

株価下落は日経平均が18000円を割ったあたりでサポートとなり、
前回安値で再び上を目指そうかというのが今の展開。

一方で為替相場は昨日ポンド円で182.5円まで下落するなど、下値を探す展開か。
このポンド円、今週の展望では買い方針を示していましたが、
残念ながら早々にストップにひっかかっての撤退。

今一度ポジションを取るか迷う段階におります。
いわゆる相場格言で、「落ちるナイフは拾うな」とも言われておりますが、
レンジ下限とも見て取れる今の相場はポジションを取りたくなるところ。

ここ2,3日の相場で上昇を迎えるのであれば再びレンジ相場に戻る相場となるでしょう。
明日の雇用統計に向けて神経質な展開が続きますが、まずは様子を見る相場か。

中国市場も今日明日と休場となるため、大きな値動きにはならないか。
週明けには新たに円安を目指したクロス円買いポジションを取りたいと考えています。

2015/09/02

しましまさん

リスク回避の円買い進む、今日は米8月ADP全国雇用者数に注目

昨日は中国経済への懸念等からリスク回避の流れが進み株価は大幅下落、
ドル円は119円台前半まで大幅に続落、クロス円も軒並み下落し円全面高となりました。

今日の主な経済指標などは、以下のものが予定されています。

21:15:米・8月ADP全国雇用者数
27:00:ベージュブック

昨日のドル円は、東京時間121円を割り込み120円台中盤まで下落、欧州時間も軟調な流れが続き
120円を割り込み119.50円台まで下落、NY時間は119円台中盤〜120円台前半で推移するも
終盤ドル売りが強まり119.20円台まで下落しました。

今日東京午前は120円台へ反発していますが、ここからも反発の流れ続けば120円台後半〜
121円台前半へ上昇できるか見たいです。
一方、軟調な流れとなると119円台後半、まだ下へ行くと119円台前半〜119円付近への下落が
考えられます。

昨日のユーロドルは東京時間1.12ドル台前半から1.12ドル台後半へ上昇、欧州序盤は
1.13ドル台前半へ上昇するもその後1.12ドル台中盤まで下落、NY時間は底堅く推移し
午後1.13ドル台前半まで上昇しました。

今日東京午前は軟調な動きで1.12ドル台中盤へ下落していますが、まだ軟調な動きとなると
1.12ドル台前半〜1.11ドル台後半への下落が考えられます。
一方、堅調な動きとなると1.13ドル台へ戻し1.13ドル台前半〜中盤へ上昇できるか見たいです。

では、今日も頑張りましょう!

2015/09/01

為替見習さん

円高加速するか。RBA政策金利・声明発表と各国株式市場動向に注目

昨日の為替相場は、日経平均や上海株が再び下落したことで、
全体的にリスク回避の円高が戻ってきた形となりましたね。

特に企業景況感が6年5ヶ月ぶりの低水準だったNZドルは、
終値ベースで2%を超える下げ幅となっていますし、
豪ドルもつられて売られる格好となっており、
比較的持ちこたえている北米通貨との差が出ています。

このような中で今日はRBA政策金利・声明発表やドイツ、ユーロ圏失業率、
カナダのGDPに米国のISM製造業景況指数の発表が予定されていますし、
ロンドン市場は休場明けということもあり大きな動きが出る可能性も十分。

そのため引き続き資金管理を万全にして、自分で消せるリスクは
徹底的に消した上で相場に臨みたいですね。

ではまず先週金曜から月曜までの力関係変化を対円変動率で見てみると、
CADが0.07%、EURが-0.13%、USDが-0.38%、GBPが-0.61%、
CHFが-0.75%、AUDが-1.16%、NZDが-2.23%となっていて
力関係は【CAD>JPY>EUR>USD>GBP>CHF>AUD>NZD】という形に。
先週金曜オープンからクローズまでの主要通貨の力関係が 【CHF>AUD>USD>CAD>GBP>NZD>EUR>JPY】でしたから 弱い位置にあった円が強い位置に変化していることや、 ユーロ、カナダが位置を上げ、スイス、豪ドルが位置を落としたこと、 NZDが弱い位置で加速していることなどが見てとれます。 続いて火曜11時時点の各通貨短期トレンドをおさらいすると 昨日の動きを受けてカナダが弱いながらも上向き、 ドル、ユーロ、ポンドはフラット、スイス、豪ドル、 NZドルが下向きとなっていて、通貨によってリスクが低い方向が違います。 そのため今後のポイントは円を軸とした力関係変化で、 ここから円が買われる展開が加速すれば、各通貨の短期は悪化し、 明確な下向きとなる通貨が出てきてショートのチャンスとなりますから、 力関係上弱い通貨を売って円を買う形で攻めるのが低リスク。 一方今後円が売られる展開となれば、各通貨の短期は改善し、 明確な上向きとなる通貨が出てきてロングのチャンスとなるため、 力関係上強い通貨を買って円を売るのが低リスクな状態に変わります。 個人的にはこれまでと同じく短期軸で攻める予定ですので 短期的トレンドを見てリスクが低くなっているものを リスクの低い方向に攻めるという基本戦略。 また取引をする前には必ず「同じ1取引をするならどのペアが最も低リスクか」 ということを考えて力関係をしっかり見ていく考えです。 それでは、今日も一日頑張ってまいりましょう!

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