兵ブロガーバックナンバー(2015年10月)|FX|外為オンライン FX取引 − あなたの為の、外為を。

バックナンバー 2015年10月

2015/10/30

ZEROさん

日銀ハロウィン緩和なし

本日は日銀金融政策決定会合、展望レポート、黒田総裁会見と日銀イベントが
注目を集めています。日本時間昼過ぎには政策の現状維持が発表され追加緩和はなし。

為替市場は円高で反応したものの一時的となっています。

日銀追加緩和への期待は高まっていたものの、直前に浜田内閣参与から
追加緩和否定発言が出ていたこともあり、これが追加緩和期待を冷やした格好。

121円台へ上昇していたドル円も調整していたことで失望売りが小さくなたと思われます。

これで12/3ECB追加緩和表明→12/16FOMC利上げ示唆→日銀追加緩和見送りと
主要3中銀の金融政策を通過しました。

長く続いたドル高トレンドにより溜まっているドルロングに対し、
金融政策面では12月までユーロ安+ドル高という環境です。

短期筋が12月までにどこまでユーロを売れるか、ドルを買えるかをチャートから見て行きます。

投資戦略としては12月に長期ドル高トレンド転換とみて、12月から長期ドル売りです。

※最終的な投資判断は必ずご自身でお願いいたします。

2015/10/29

とあるエンジニアKさん

FOMCは利上げを先送り

日本シリーズが始まりました。
昨日の試合ではソフトバンクがヤクルトに対して勝利し、王手をかける形に。

やはり日本シリーズは面白い。そしてソフトバンクは強い。
野手・投手共にチーム力としての強さをいかんなくはっきりしていると思います。

試合を見ていると心なしかソフトバンクの攻撃時間が長い気がします。
この流れですとソフトバンクが絶対的に有利なのですが、ヤクルトは
もう一矢報いてもらいたいところです。

【本日の指標】

本日の指標は小粒とは言えず、気になる指標がちらほら。
特に注目すべきはNY時間に米国で国内総生産の発表か。

ただし昨晩発表されたFOMCでの利上げ見送りニュースによってファンダメンタルの
ガス抜きは完了していることを考えると、よっぽど予想数値からの乖離がなければ
無風に終わるものと考えています。

【本日の戦略】

FOMCでゼロ金利政策を継続し、12月の会合で利上げを議論することとなりました。
以前は9月利上げ予想がありましたが、やはり雇用統計発表での雇用拡大に
ブレーキがかかっている事が今回の判断につながったようです。

今回の流れは相場の予想通りで、今後も雇用統計や各種の景気を判断する
指標を見て相場が一喜一憂して利上げ動向を探る展開は続きそう。

FOMCの結果を受け多少なりとも相場への動きがありました。
直接的な動きがあったのが株式相場。
発表直後の不思議な下落はありましたが、その後は急上昇。
ダウ平均、ナスダック、そして日経先物とNY午後の取引は非常に活発であったようです。

一方の為替相場はドルが同時刻に急激に跳ね上がるなど、株式に連動して
相場の流れを作ることとなりました。

ドル円は121円と9月からの動きが少ないレンジ相場の中で天井にぶつかる形となりました。
が、あくまでも上端への到達であって頭が抜けたわけでもなし。
他のクロス円も同様で、円安傾向にはもうひと押しがほしいところ。

株価は今回の利上げ見送りによって更なる上昇への期待感が持てたことから、
それに引っ張られるようにして円安傾向が拡大することを期待します。

週の戦略で買いを続けているポンド円も上記の期待感から今しばらくこのポジションを
継続したいと考えています。目指すは前回高値の187円のラインです。

2015/10/28

しましまさん

ドル円続落、今日はFOMC政策金利発表に注目

昨日は株価の下落や米長期金利の下落等を受けドル円は軟調に推移し120円台前半まで下落、
リスク回避的な流れとなりクロス円も軟調でした。

今日の主な経済指標などは、以下のものが予定されています。

27:00:FOMC政策金利発表

昨日のドル円は東京時間120円台中盤まで下落、欧州時間は120円台前半まで下落し
NY時間も120円台前半で上値重く推移しました。
今日反発の動きとなると120円台後半〜121円付近へ上昇できるか見たいです。
一方、軟調な動きとなると120円〜119円台後半への下落が考えられます。

昨日のユーロドルは、1.1030ドル〜1.1070ドル台での小幅な推移でした。
今日軟調な動きとなると1.10ドル付近で支えられるか、まだ弱い動きとなると
1.09ドル台中盤への下落が考えられます。

一方、堅調な動きとなると1.10ドル台後半、まだ上へ行くと1.11ドル〜1.11ドル台前半へと
上昇できるか見たいです。

では、今日も頑張りましょう!

2015/10/27

為替見習さん

英第3四半期GDP速報、米耐久財受注、消費者信頼感指数等に注目

昨日の為替相場は、水曜にFOMCを控えることもあって
全体的に動きが小さく調整も入るような相場となりましたが、
力関係ではスイスの弱さが他よりやや目立つ状況となっていますし、
他にも北米、ポンドがやや弱く、円とスイス、NZDが位置を戻すなど
ある程度位置関係に変化が見られました。

ただ動きが小さかったこともあり、短期トレンドの方向性は
スイスが明確な下向きである以外は少しフラットに近づいていて
現状は攻めるにもリスクが高くなっている状況。

このような中で今日は英国の第3四半期GDP速報や米国の耐久財受注、
S&Pケース・シラー住宅価格指数、消費者信頼感指数など、
そこそこ重要度が高い指標が予定されていますので、
明日のFOMCを見据えながら、指標前後の動きに注目したいところです。

ではまず先週金曜から月曜までの力関係変化を対円変動率で見てみると、
NZDが0.23%、AUDが0.08%、EURが0.06%、GBPが-0.08%、
CADが-0.25%、USDが-0.32%、CHFが-0.81%となっていて
力関係は【NZD>AUD>EUR>JPY>GBP>CAD>USD>CHF】という形に。

先週金曜オープンからクローズまでの主要通貨の力関係が
【AUD>USD>GBP>CAD>CHF>NZD>JPY>EUR】でしたから
豪ドルが強い位置を維持していることや、NZD、ユーロ、円が位置を上げたこと、
北米、スイスが位置を落としたことなどが見てとれます。

続いて火曜11時時点の各通貨短期トレンドをおさらいすると
昨日の動きを受けてスイスのみ明確な下向きですが、
その他はフラットに近く現状では攻めるにもリスクが高め。

そのため今後は円を軸とした力関係変化がポイントで、
今後円が売られる展開となれば、各通貨の短期トレンドは回復し、
明確な上向きとなるものが出てきてロングのチャンスとなりますので、
この場合は力関係上強い通貨を買って円を売る形で攻めるのが低リスク。

一方今後円が買われる展開となれば、各通貨の短期は悪化し、
明確な下向きとなる通貨が出てきてショートのチャンスとなるため、
力関係上弱い通貨を売って円を買うのが低リスクな状態に変わります。

個人的にはこれまでと同じく短期軸で攻める予定ですので
短期的トレンドを見てリスクが低くなっているものを
リスクの低い方向に攻めるという基本戦略。

また取引をする前には必ず「同じ1取引をするならどのペアが最も低リスクか」
ということを考えて力関係をしっかり見ていく考えです。

それでは、今日も一日頑張ってまいりましょう!

2015/10/23

斉藤学さん

ECBが追加緩和示唆で株高ドル高に

みなさん、こんにちは。
斉藤学です。

【昨日の概要】
NYダウが-46ドル安となったことを受け、日経平均株価は利食い売りに押され-118円安の
18435円で引けました。ドル円は一時119.62円まで下落したものの、ドラギECB総裁が
追加緩和に言及したことで株高ドル高となり、120.77円まで上昇しています。

【昨日の結果】
・ダウ平均         17489.16(+320.55 +1.87%)
・CME日経平均先物      18905(大証終比:+455 +2.42%)
・NY金先物12月限(COMEX)  1166.10(-1.00 -0.09%)
・NY原油先物11月限(WTI)  45.38(+0.18 +0.40%)

【経済指標】
★★★
23:00	(米) 9月中古住宅販売件数  前回:531万件  予想:536万件  結果:555万件

【本日の戦略】

<ECBによる追加緩和期待で株高ドル高に>

昨晩行われたドラギECB総裁の記者会見では、次回12月の会合では緩和策の
見直しをする方針を表明、必要とあれば量的緩和の調整に加えあらゆる政策手段に
対してオープンであると発言しました。

直近では追加緩和の有無が微妙だったのですが、ドラギ総裁はインフレや成長見通しの
リスクが下方であると言い、最近のユーロ高がインフレリスクになると言及、
委員会が中銀預金金利の追加引き下げを協議したことや、数人のメンバーが今回の
会合での追加緩和の実施を主張したことも明らかにしました。

これを受けNYダウは+320ドル高と急伸、ドル円も120.00円付近から上昇し一時
120.77円の高値を付けています。逆にユーロ売りがかなり進み、ユーロドルは1.1100、
ユーロ円も134.05円まで下落しました。

米10年債利回りは2.028%と伸び悩んでいるのですが、株高の地合いを受けドル円は
堅調な推移が続くと予想します。また、ドルストレートが下落したもののクロス円は
ユーロ円以外円安が進んで上昇しており、リスクオンムードが続きそうです。

<米主要企業決算発表が続く>

昨日発表された米キャタピラーの7-9月期決算は予想を下回ってしまったのですが、
マクドナルドやマイクロソフトは予想を上回っており、相場をけん引しました。
来週にかけて米主要企業決算発表のピークとなるため、引き続き決算結果に注目です。

<米主要企業決算予定>

10/23(金)
アメリカン航空
アマゾンドットコム

10/26(月)
メルク
ファイザー
ゼロックス

10/27(火)
デュポン
アップル
ツイッター
フォードモーター

【経済指標】
★★★
17:00	(ユーロ圏) 10月PMI製造業・速報     前回:52.0   予想:51.7
★★★
17:00	(ユーロ圏) 10月PMIサービス業・速報   前回:53.7   予想:53.5

【本日の予想レンジ】
・ドル円        120.40〜121.20	↑
・ユーロ円      132.80〜134.50	↓
・ポンド円      184.80〜186.20	→
・豪ドル円      96.30〜87.50    →
・ユーロドル    1.1000〜1.1150	↓
・ポンドドル    1.5300〜1.5450	→
・ドルスイス    0.9650〜0.9850	↑

【通貨の強さ】
ドル>豪ドル>ポンド>>ユーロ

【注目通貨ペア】
・ユーロ(ECBによる追加緩和の示唆)

2015/10/21

為替太郎さん

ECBを明日に控えてユーロが軟調。ドル円は小幅ドル高。

今週のドル円相場は、やや円安傾向とはいえ、今一歩決定的な方向感が
出てこない展開になっています。

昨日の東京市場では、株式相場が反発しましたが、為替相場への影響はさほどでも
ありませんでした。一部で悲観的な数字になることが懸念されていた月曜の中国のGDPが、
もちろん冴えないとはいえ、ショックを与えるような数字ではなかったことで、
市場は一端の安堵感と手掛かり難が混在した雰囲気になっています。

目下は、為替は比較的安定しつつ、株式市場も堅調に推移しています。
週明けのドル円は119円台の前半からスタートし、昨日のアジア時間はドル円が119円台半ば、
今日は119円台の後半と、週明けから時間ともにジワジワとドル高基調で上昇してきたようにも
見えるのですが、テクニカル的に上値余地という意味では疑問がある地合いです。

これには、明日に予定されたECBに加え、今週はアメリカの企業決算が相次ぐことから、
これを控えた手控えムードも影響しているように思います

それゆえ、緩やかな上昇にもかかわらず、ドル円は値幅の面で今週は比較的小さな
上下の動きにとどまっていいます。また、その一方で、ユーロは、特にドルに対して、
やや弱さが目立っています。
昨日には、一時的にユーロが対ドルで約10日ぶりの安値まで下落する場面もありました。

市場では、明日のECB理事会において、現段階での政策変更こそ可能性は低いものの、
将来の一段の緩和政策の拡大が示唆されるのではないかとの見方が広がっています。
昨夜は、ユーロが自律的な反発も見せ、一旦底を脱したものの、ECBを控えての目先の
ドルに対するユーロ売りムードは明らかです。

とりわけ、先週のアメリカの経済指標が比較的堅調だったことが、景況感の欧米格差を
際立てる結果になっており、ドルの堅調を支えています。

なお、今日のところは、材料にさほど重要なものはありません。
明日はECBに加え、米週次新規失業保険申請件数、米 9月中古住宅販売件数と、
比較的重要性のあるアメリカの経済指標もありますので、今日段階は基本的には
アジア時間・欧米時間ともに手控えになるでしょう。

17:00 南ア9月消費者物価指数
20:00 トルコ中銀政策金利
20:00 南ア8月実質小売売上高20:00 MBA住宅ローン申請指数
23:00 カナダ中銀政策金利

2015/10/20

ダメおやじさん

小幅狙いで動き待ち!

こんにちは、ダメおやじです。

昨日のドル円は東京で中国GDPに対する観測や結果で小幅に上下に振れましたが
NYまでは概ね119.20〜119.40円台で膠着状態でした。

NYで米住宅指標が予想外に良く119.56円まで上昇も上には抜けず119.51円で終りました。

本日も米住宅着工件数は有りますが大きな材料はなく株価や米金利動向を睨んで
119〜119.80円台の動きと思ってます。
突っ込み買い、噴き値売りで小幅にコツコツ取り来週のFOMCや日銀待ちでしょうね。

今週の売り推奨のポンド円は利上げ観測の再浮上から欧州で185.09円まで上昇しました。
ただ、上には伸びきれず184.80円まで下げて終りましたが確りした動きでした。

ECBでの追加緩和観測からユーロ売り、ポンド買い主導の動きでしたね。

本日、昨日高値を越えれば買い気が強まりそうですが上げても185.50円付近までと見ています。

185.50円越えストップで戻り売りで臨みたいです。

本日も頑張りましょう。

2015/10/19

しーさん

中国指標に注意

先週金曜日は株価が堅調。米国10年債利回りが数日前に2.0%を割り込んでいましたが
木、金とかけて2.0%台に戻してきたこともあり、ドル円も堅調な推移となりました。

ただし金曜日の引けにかけては最後の最後でドル売りが発生する動きがあり、
週を越えてドル円を持ち越すには不安があるという状況の現れでしょうか。
とはいえ、今朝のオープンは大きな波乱はなかったので心配しすぎだったようです。

本日は午前中に中国指標の発表があり、NYタイムにはモルガン・スタンレーの
決算発表があります。中国が風邪をひくと世界中に飛び火するのは、
すでに8月のチャイナショックで浸透しています。

7〜9月期のGDPの発表では予想+6.8%の成長率となっていますが、
予想以上の伸び率鈍化の結果となれば、再び株安連鎖となる可能性もあるため
午前中の株価の動向と、それによる為替の影響には注意が必要かも知れません。

ただドル円についてはリスク回避によるドル安となったとしても、底値は見えています。
118円00銭〜50銭がサポートゾーンとなりますので、この水準まで下落した場合は、
切り返しのタイミングを見計らって買いポジションを仕込んでいきたいところ。

もし118円を下抜ければすぐに損切りすることで、たいした痛手は被らないため、
ストップ水準が近くに見えているのであれば積極的に勝負するのもありでしょう。

中国指標が無難な結果となったり、株安展開にならなければ、レンジ相場継続となり
方向感のない展開となるでしょう。

チャンスは少ないかもしれませんが、押したところで買っていき、
細かく回転するトレードで対応していきたいと思います。

2015/10/16

ZEROさん

リスクオンムード戻るか

昨日はノボトニーオーストリア中銀総裁の発言を受けユーロが急落しました。

ノボトニー総裁は「追加的な手段が必要なのは極めて明白」と追加緩和を示唆し、
インフレ率については「明らかに目標に達していない」と発言しています。

ECB当局者は直前まで「追加緩和は時期尚早」との発言を繰り返していたことから、
発言内容の変化に追加緩和期待が高まりそうです。

ドル円は118.06で底打ちし、NYダウや豪ドルがダブルボトムとなっていることを考えると、
チャートからはリスクオンムードが少し戻って来そうな雰囲気です。

来週22日にはECBが金融政策発表、28日FOMC、30日に日銀会合と続きます。
サプライズがあるか結果と値動きに注目しましょう。

投資戦略は中期で豪ドル米ドルの押し目買いとします。

※最終的な投資判断は必ずご自身でお願いいたします。

2015/10/15

とあるエンジニアKさん

読みにくい相場、ポンド円買いは継続

10月も半ば、いよいよ本格的な秋の到来を感じます。
日が沈むのは18時前ですし、朝晩も徐々に寒くなってきてワイシャツの上に
ジャケットを羽織る時期となりました。一方でスポーツをするには最適な季節。
多少動いても暑さでバテることがない気持ちの良い日々を迎えています。

【本日の指標】

本日はニューヨーク連銀製造業景気指数、フィラデルフィア連銀製造業景気指数など、
アメリカのローカルな指標がちらほらとNY時間朝に発表が予定されております。
普段ならばさほど注目されない指標ではありますが、米国ドルが下がっている状況では
悪い数値に出た場合の過剰反応に念のため注意が必要なところです。

【本日の戦略】

ドルの下落が著しいですね。ドル円は118円台に突入しましたし、
ユーロドルでは1.15に迫る勢いで上昇を続けております。

要因としては発表される米国発指標数値。
全体説いて景気拡大が足踏みしているように見うけられ、相場を動かす
「米国の利上げ時期」が遠のくという観測が今の相場を形作っています。

今月最初の雇用統計をきっかけとしてドルが弱い状況が継続しており、
今後も各種指標が悪いのであれば継続するものと推測されます。

このドルに引っ張られるようにして下落しているのが各種株価。
雇用統計時は利上げ時期の先送りへの期待から、株価上昇というのが今までの
流れでしたが今回は逆に株価下落が目立つ展開。

株価が下落すれば円高傾向にあるのが今までの流れでしたが、ドル円以外では
さほど目立った動きをせず、読みにくい相場が続いている感があります。

こんな時には無理をしないのが鉄則で、推奨するポンド円買い以外にはならべく
手を出さずにじっくりと見極めたい相場。そのポンド円も一昨日昨日と下落上昇の
往復相場を見せましたが、単なる一時的なものと見ております。

今後の相場は今まで通り米国の利上げ次第で変動する相場とみています。

2015/10/14

しましまさん

ポンド売られる、ドル軟調

昨日は英9月消費者物価指数の弱い結果を受けポンドが売られ、ポンドドルは1.52ドル、
ポンド円は181.84円の安値を付けました。
ドルは円やユーロに対し軟調な動きで、ドル円は119.55円まで下落、
ユーロドルは1.1411ドルの高値を付けました。

今日の主な経済指標などは、以下のものが予定されています。

17:30:英・9月失業保険申請件数/9月失業率
18:00:欧州・8月鉱工業生産
21:30:米・9月小売売上高
21:30:米・9月生産者物価指数
27:00:ベージュブック

昨日のドル円は東京時間は120円台前半から119円台後半へ下落、欧州時間は
119.60円〜119.80円付近で推移、NY時間は序盤119.50円台まで下落もその後小幅反発し
119円台後半で推移しました。

今日軟調な動きとなると119円台前半〜118円台後半への下落が考えられます。
一方、反発の動きとなると119円台後半〜120円台前半へ上昇できるか見たいです。

昨日のユーロドルは東京時間は1.13ドル台中盤から後半へ下値を切り上げ、
欧州時間は序盤に1.14ドル台前半まで上昇しその後も1.13ドル台後半で推移、
NY時間は1.13ドル台中盤〜1.14ドルで底堅く推移しました。

今日堅調な動きとなると1.14ドル台へ乗せ1.14ドル台中盤へと上昇できるか見たいです。
一方、軟調な動きとなると1.13ドル中盤〜前半への下落が考えられます。

では、今日も頑張りましょう!

2015/10/13

為替見習さん

休場明けにて急変動注意。商品市場や米企業決算に注目

昨日の為替相場は、日本市場が休場だったことに加え、
米債券市場が休場だった影響で米為替市場も休場ムードとなり、
高値安値、終値ベースともに変動率が低い1日となりましたね。

ただ力関係では北米通貨やユーロ、スイスが売られ、
オセアニアが買われるという特徴も出ていますし、
今日は休場明けとなるだけに急変動となる可能性も。

このような中で今日は英国の消費者物価指数、
ドイツ、ユーロ圏のZEW景況感調査、
JPモルガン・チェースの決算発表なども控えており、
商品市場動向によっても動くことが十分考えられますので、
その点に注意して相場を見ていきたいところです。

ではまず先週金曜から月曜までの力関係変化を対円変動率で見てみると、
AUDが0.28%、NZDが0.24%、GBPが0.01%、EURが-0.14%、
CHFが-0.15%、USDが-0.19%、CADが-0.52%となっていて
力関係は【AUD>NZD>GBP>JPY>EUR>CHF>USD>CAD】という形に。

先週金曜オープンからクローズまでの主要通貨の力関係が
【AUD>EUR>CAD>CHF>NZD>USD>GBP>JPY】でしたから
豪ドルが強い位置を維持していること、NZDが位置を上げたこと、
ユーロ、スイス、北米通貨が位置を落としたことなどが見てとれます。

続いて火曜11時時点の各通貨短期トレンドをおさらいすると
昨日の動きを受けて各通貨ともフラットから上向きとなっており、
円売りの動きが出ればロングのチャンスとなる状況ですから、
この場合は力関係上強い通貨を買って円を売る形で攻めるのが低リスク。

一方今後円が買われる展開となれば、各通貨の短期は悪化し、
明確な下向きとなる通貨が出てきてショートのチャンスとなるため、
力関係上弱い通貨を売って円を買うのが低リスクな状態に変わります。

個人的にはこれまでと同じく短期軸で攻める予定ですので
短期的トレンドを見てリスクが低くなっているものを
リスクの低い方向に攻めるという基本戦略。

また取引をする前には必ず「同じ1取引をするならどのペアが最も低リスクか」
ということを考えて力関係をしっかり見ていく考えです。

それでは、今日も一日頑張ってまいりましょう!

2015/10/09

斉藤学さん

FOMC議事録の影響を確認

みなさん、こんにちは。
斉藤学です。

【昨日の概要】
昨晩のNYダウが+122ドル高と上昇したものの、日経平均株価は売りに押され-181円安の
18141円と反落して引けました。ドル円はFOMC議事録公表後に乱高下しましたが、
結局119.90円付近へ戻しています

【昨日の結果】
・ダウ平均         17050.75(+138.46 +0.82%)
・CME日経平均先物      18370(大証終比:+270 +1.49%)
・NY金先物12月限(COMEX)  1144.30(-4.40 -0.38%)
・NY原油先物11月限(WTI)  49.43(+1.62 +3.39%)

【経済指標】
★★★
21:30 (米) 週次新規失業保険申請件数 前回:27.7万件 予想:27.5万件 結果:26.3万件

【本日の戦略】

<FOMC議事録を受け、NYダウが続伸>

昨晩のNYダウは序盤軟調だったのですが、FOMC議事録で追加情報を待つのが賢明と
慎重姿勢を示していたことから、利上げが遠のいたとの思惑で株高となりました。
ドル円は一時119.68円まで下落したものの、NYダウが+138ドル高と続伸したことで、 119.90円台へ戻しています。米利上げが遠のいてドル安となったものの、米国株が上昇した ため下落したドル利回りが2.106%へ急反発するという、ややこしい動きになりました。 米国株の続伸を受け、日経平均株価も+135円高の18275円となっており、続伸できるか注目。 昨日の日本株は売り圧力が強く、一方的な下落が続いていました。前日に安倍総理が 新3本の矢を発表しましたが、前回の3本の矢が「具体的な政策」だったのに対し、 今回の新3本の矢は「ただの目標」だったため、失望売りの方が勝ってしまったようです。 <FOMC議事録の主な内容> ・多くは年内の利上げを予想 ・追加情報を待つのが賢明 ・物価の下振れリスクを認める参加者が増加 ・多くは雇用の弛みが大きく解消したと指摘 ・中国経済の減速が米純輸出をある程度抑制する可能性高い ・6月時点より失業率の上振れリスク認める参加者が増加 <ユーロが反落、ポンドと豪ドルは買われる> ドル安により一時1.1325まで上昇していたユーロドルですが、FOMC議事録公表後は 逆にドル高となったため、再び売られて1.1270付近へ下落してしまいました。 一方、株高となったことでポンドと豪ドルは買われており、クロス円でも上昇しています。 特に、原油価格が49.70ドルと+3%超上昇したことが、資源国通貨の上昇を後押ししています。 ただ、本日はあまり材料がないうえ週末を控えているため、株高が一服するようであれば 方向感の出づらい展開となりそうです。あるいは、先ほど発表された米アルコアの7〜9月期 売上高が-10.7%減と予想を下回ってしまったため、徐々に悪影響が出るかもしれません。 【経済指標】 ★★ 17:30 (英) 8月商品貿易収支  前回:-110.82億GBP 予想:-99.25億GBP 【本日の予想レンジ】 ・ドル円    119.50〜120.30 → ・ユーロ円   134.50〜136.20 → ・ポンド円   183.00〜185.00 ↑ ・豪ドル円   86.20〜87.30  ↑ ・ユーロドル  1.1210〜1.1320 → ・ポンドドル  1.5250〜1.5450 ↑ ・ドルスイス  0.9550〜0.9650 ↓ 【通貨の強さ】 豪ドル>ポンド>ユーロ>ドル 【注目通貨ペア】 ・ドル(FOMC議事録の影響を確認)

2015/10/07

為替太郎さん

ドルは雇用統計後軟調も、追加緩和への期待感でドル円は堅調

昨夜のニューヨーク市場では、ドルが続落する展開になりました。
ドル指数は連日の低下になっており、先週末に発表された9月の雇用統計が市場予想を
下回ったインパクトが依然としてくっきりです。

ドルに関しては、年内利上げが遠のいた格好になりますので、これを打ち消すような
当局者の発言等がない限りは、上値を追うような展開はなかなか期待しにくい状況です。

実際、8月アメリカの貿易収支は、貿易赤字が前月比約15%増となり、
市場予想を上回る5カ月ぶりの増加幅になりましたが、これは輸出が減る一方で、
中国からの輸入が増えたことによるもので、世界経済の減速を示すものと受け取られています。

ドルは対ユーロ、ポンド等の、円を除く主要通貨に対して下落しています。
もっとも、対円ではドルが堅調であり、ドル円は依然として120円台を維持する
展開になっています。他の通貨ペアと異なり、ドル円は週明けからチャート的にも
方向感は明瞭になっておらず、底堅い展開が続いています。

週明け時点では、個人的には、ドル円も他の通貨と同様にドル安基調になることを
予想していましたが、今日結果が発表される日銀金融政策決定会合での追加緩和に対する
期待感から、意外なことにさほど円高に進むことはなかったようです。
昨日は、むしろ120円50銭を超える場面すらありました。

とはいえ、本日の日銀金融政策決定会合に関しては、市場の予想では大方緩和なしと
見られています。株式市場を見ると、ここまで日経平均が5連騰となっていることもあり、
日銀金融政策決定会合で追加緩和なしとなれば、反落も加わって株式市場が調整、
それに伴いドル円も影響を受ける可能性もあります。

ひとまず今日のところの注目材料は日銀金融政策決定会合及びその後の黒田総裁の
記者会見でしょう。また、少し先を見渡すと、明日には中国で国慶節休暇が終わり、
中国株式市場が再開されます。

明日からは、再び上海株の動向を注視しながらの為替相場に戻りますので、
連休明けで大きな動きが出る展開にならないかどうか十分に注意しましょう。

日銀金融政策決定会合
14:00 8月景気動向指数
15:00 独8月鉱工業生産
15:30 黒田日銀総裁定例記者会見
17:30 英8月鉱工業生産
20:00 MBA住宅ローン申請指数
21:30 カナダ8月住宅建設許可件数
28:00 米8月消費者信用残高

2015/10/06

ダメおやじさん

株高でドル円は上昇も動きは限定、明日の日銀待ち!

こんにちは、ダメおやじです。

昨日のドル円は世界株高となり円安でしたがドル円も欧州までは欧州や
資源国通貨に対するドル売りで120.30円までしか上昇せず上げ幅は小幅でした。

NYではISM非製造業景況指数が悪化したため米利上げ観測が後退しNY株が大きく上昇
した事や欧州とは逆に欧州通貨に対するドル買いでドル円は一時120.54円まで上昇しました。

米利上げ観測の後退で日銀が追加緩和をやりやすくなるとの観測もドル円を押し上げました。

ただ、値動きは大きくはなく、明日の日銀会合の決定待ちでしょうね。

私は明日は据え置きと見ていますが、海外の証券会社中心に追加緩和観測が
強まっているようです。

本日も世界の株価動向や明日の日銀に関する観測で動きそうです。

指標はNYで米貿易収支が有りますが指標では余り動きませんね。

ドル円は上値は120.80円、121円までで、下値は119.90円までと見ています。

本日は噴き値売り、突っ込み買いのスタンスで大きくは狙わず明日待ちで良いと思います。

本日も頑張りましょう。

2015/10/05

しーさん

米雇用統計を受けて

先週の金曜日の米雇用統計では、予想以上に雇用者数の伸びが鈍化しました。
7月、8月分も下方修正され、平均20万人増に対し下振れしたため、年内の利上げに黄色
信号が点灯した模様です。次回のFOMCにてイエレン議長の考えに注目したいと思います。

しかしながら雇用統計発表後はドル売りとなったものの、ドル円は118円後半、
ユーロドルは1.1300で支えられ、NYクローズにかけては元の水準に戻してきました。
年内利上げは遠のいたかも知れませんが、利上げの先送りに対してはそれほど悲観的に
なる必要もないとの反応なのかも知れません。

本日は早朝のシドニー市場と、中国市場が国慶節の最中により休場となります。
先週のダウ平均や日経平均先物は、米雇用統計のショックで一時的に下げたものの
為替同様戻してきています。本日の東京タイムでは市場参加者がやや少ない中で、
株価が堅調に推移すると思われるため、為替についても引き続きの狭いレンジでの
展開となるのではないでしょうか。

119円前半から118円にかけて下落する場面があったとしても、10/7(水)の日銀の
追加緩和期待が若干でもあるならば、ドル円が大きく売り込まれることはないでしょう。
よって119円台前半では買いを狙っておき、120円前半から中盤まで上昇する場面で
ポジションを縮小、もしくは決済して、レンジ相場用のトレードをしていくのが
よいと考えます。

NYタイムには米PMI(確報値)、ISM非製造業景況指数の指標発表があります。
最近の米指標は印象として好結果を期待しにくいため、この時間帯までには
一旦ドル買いポジションは解消しておきたいところ。

もし指標結果が悪く、ドル売りとなった場合は、落ち着いてから再度ドル買いポジション
を構築し直したいと思います。

2015/10/02

ZEROさん

ドル持ち合い放れるか米雇用統計に注目

8月チャイナショック以降のドル円相場は120円を挟んで1か月以上持ち合いが続いています。
ユーロドル相場も1.11-1.13で持ち合っています。

今月は月末までイベントの多い1か月ですが、今晩に限っては米雇用統計の結果を受けて
ドルが動くことになりそうです。

市場予想は非農業部門雇用者数20.1万人増、失業率5.1%となっています。
非農業部門雇用者数はやはり20万人という節目を上回るか下回るかが良し悪しの
基準になりそうです。
その他、平均時給にも注目+0.2%を上回るか下回るかがポイントになりそうです。

非農業部門雇用者数が20万人増を超え、平均時給+0.3%以上となれば10月利上げ観測が
高まりドル買い、あとはどの程度予想から乖離した結果が出るか確認するしかなさそうです。

ドル円は上昇した場合には日足雲上限120.70、200日線120.86を上抜けて
クローズできるか注目、上に抜ければ弱い上昇トレンドに入りそうです。

投資戦略は雇用統計の結果を見て良ければドル押し目買い、
悪ければドル戻り売りが良さそうです。

※最終的な投資判断は必ずご自身でお願いいたします。

2015/10/01

とあるエンジニアKさん

ポンド円買い開始

今日から10月の始まり。ということで2015年も残すところあと3ヶ月となりました。
秋分の日を過ぎ、太陽も夏に比べて弱くなり、日が沈むのも早くなる。
季節が巡るのは早いものです。

【本日の指標】
 
本日は日本時間早朝に日銀短観が発表されます。昨晩はNY相場で株式相場上昇の追い風が
吹きましたが、先行き不透明という言葉が溢れている昨今の相場では業況判断指数の
上向きは難しいものか。

といっても既にこの景況感の悪さはある意味折り込み済みとも考える
ことができ、単純にNY相場の後を受けての相場展開が想定されるところです。

また、忘れてはいけないのが本日発言が予定されているのがECBドラギ総裁。
こちらも後述のイエレン議長同様にさほど相場に影響を与えないと思われますが、
普段と異なり発言時間がロンドン時間の午後。

すなわち、最も相場が活発な時間となるので、念のため注意が必要なポイントとなるでしょう。

【本日の戦略】
 
昨日のNY時間には注目されたのが2つの指標。一つがADP雇用統計。
雇用統計はここのところずっと堅調に流れており、特段サプライズもなく、
「良い数値」とだけ見て取れれば伸びる相場。

特段サプライズなく予想より若干上回った数値で大きく相場に影響を与えることはなかったようです。

二つ目の注目がイエレンFRB議長による講演。先週大学公演中に体調不良になるなど、
別の面でも注目されておりましたが、こちらはニュースにもならないほどの結果。
相場にはほとんど影響を与えることがありませんでした。
 
ファンダメンタルで影響を与えないとなると気になるのはテクニカル。
ポンド円ではじわじわと値を下げ、181円と前回の安値に到達しようとしているところ。

昨日は183円まで上昇する局面がありましたが、上ヒゲを残しての同水準までの下落が発生。
相場全体の流れとしては下落局面で、クロス円と連動している日経平均もなんとか
下落局面で留まっているところで、株価上昇がない限りはクロス円の上昇も見込めないところか。

逆張り感も否めないところですが、週の戦略でも述べた通りでポンド円の買いを開始します。
ストップは180円を切ったところとし、まずは前回高値の186円のラインを目指したいところです。

尚、このサイトは情報提供を目的としており、投資の最終判断はご自身でなさるようお願い致します。本サイトの情報により皆様に生じたいかなる損害については弊社及び執筆者には一切の責任を負いかねます。