兵ブロガーバックナンバー(2016年03月)|FX|外為オンライン FX取引 − あなたの為の、外為を。

バックナンバー 2016年03月

2016/03/31

とあるエンジニアKさん

年度末相場到来

3月も本日で終わり、明日から4月で2016年も4分の1が終わったことになります。
今年は年初の中国ショックを始め、大荒れな年明けとなりました。
思い起こせば年明けには今年は申年故に騒がしい年になるとの相場格言を見かけた気がしますが、
まさにその通りとなりました。

ここ最近は年明けの大荒れが亡霊のようにつきまとい、株価の上値が相当抑えられている感があります。

春の訪れが実際のものとなっていますが、相場の春は近づいているのはわかりますが、
もう少し先の話なのかもしれません。

【本日の指標】

本日は英国にてマネーサプライの発表。
昨日発表されたユーロ圏マネーサプライでは特段相場が動くことなく推移しました。

英国もEU離脱を巡る問題でボラティリティが高い状態が続いていることから、
なんらかのイレギュラーな数値をきっかけに値動きがあることも予想されますが、
可能性としてはさほど高くないと考えています。
その他は特に大きな項目はないでしょう。

【本日の戦略】
 
冒頭でも述べましたが、本日は3月最終日。
月末というのはボラが高くなるというのが一般的ですが、今月は日本における年度末を迎えます。
日本企業が決算向けにポジションを動かすことから一年で最もドル円が動く日とされています。

今年は上下どちらも片方の値動きがない日々が続いていることから、流れを作る
相場というより、今の流れのまま上下の絶対値が大きくなる一日なのではと見ています。

よってどちらかに向けたポジションを取るというよりは、柔軟に対応できる
ポジションを狙うべきでしょう。

最も個人投資家としてはなかなか手が出しにくいというのが正直なところです。
 
さてドル円と言えば先日発言があったイエレンFRB議長。米国は他先進国に先駆け、
先行して利上げを実施しましたが、蓋を開けてみると他国が金融緩和に動いている中で
自国だけ…のパターン。

非常に難しい舵取りが求められている中、FRBイエレン議長の発言は否が応でも注目されるわけで、
4月利上げという一部のFRB委員による発言がじわじわとドルを高める役目を果たしていた
ようですが、先日のイエレン発言はそれを取り消す形でまだまだ利上げは先の話。

それらをきっかけに大きく円を買う動きに傾いたわけですが、個人投資家の流れは
その円高をチャンスとばかりにドル円の買いを入れる次第。
結果として今の水準である112円に戻ってくることとなりました。

前述の通りで、上下どちらともつかない相場は中長期ポジションを取りにくい場面。
じっくり待つ相場とし、勝負を避けたいと思います。

2016/03/30

しましまさん

イエレンFRB議長の講演内容受けドル売られる

昨日は、NY時間にイエレンFRB議長が講演で「利上げにおける慎重な姿勢は特に正当化される」
など発言したことから米追加利上げ観測が後退、ドル売りが進みドル円は112.61円の安値を、
ユーロドルは1.1303ドルの高値を付けました。

今日の主な経済指標などは、以下のものが予定されています。

21:00:独・3月消費者物価指数・速報値
21:15:米・3月ADP全国雇用者数

昨日のドル円は東京・欧州時間は底堅く推移も、NY時間は113円を割り込む軟調な動きとなり
終盤112.60円付近まで下落しました。

今日も軟調な動きとなると112円台前半〜112円付近、まだ下へ行くと111円台中盤への
下落が考えられます。
一方、反発の動きとなると113円付近〜113円台前半へ上昇できるか見たいです。

昨日のユーロドルは東京・欧州時間は1.11ドル台後半〜1.12ドル台前半で推移、
NY時間は午後急伸し1.1303ドルの高値を付けました。

今日も堅調な動きとなると1.13ドル台中盤へ、まだ強い動きとなると1.14ドル付近まで
上昇できるか見たいです。
一方、反落の動きとなると1.12ドル台中盤〜前半への下落が考えられます。

では、今日も頑張りましょう!

2016/03/29

為替見習さん

イースター明けの欧州、ロンドン市場、イエレンFRB議長講演に注目

昨日の為替相場は、日本市場から円が力関係上弱い位置で推移し、
オセアニアやカナダが強い位置に来るなどリスク選好型でスタート。
その後イースター休暇の欧州、ロンドンを経てNY市場に入ると
円売りが一段と加速しましたが、ドルはNY市場で売られるなど
ある程度力関係に特徴的な動きが見られましたね。

この結果各通貨の短期トレンドは上向きに変化していますので、
現状は円売りが進めばロングのチャンスという状況に変わっていますが
今日はイースター明けで欧州やロンドンでは変化の可能性十分。

そしてNY市場ではイエレンFRB議長講演が控えていますので、
月曜の流れが加速するか反転するかに注目したいところです。

また大きな動きが出ても良いように、今日もまずは資金管理を万全に。
そして取引は当日決済を心がけるなど、自分で消せるリスクは消したうえで
リスクが下がれば積極的に攻めたいですね。

ではまず先週金曜から月曜の対円変動率で相場を見てみると、
GBPが1.15%、CADが1.02%、NZDが0.95%、AUDが0.92%、
CHFが0.66%、EURが0.60%、USDが0.35%となっていて、
力関係は【GBP>CAD>NZD>AUD>CHF>EUR>USD>JPY】という形に。

先週金曜オープンからクローズまでの主要通貨の力関係が
【USD>EUR>GBP>CHF>JPY>CAD>NZD>AUD】でしたから
円、ドル、ユーロ、スイスが弱い位置に変化したこと、
ポンド、カナダ、オセアニアが強い位置に変化するなど
概ね先週金曜から反転するような形だったことがわかります。

続いて11時時点の各通貨トレンドをおさらいすると
各通貨とも上向きとなっていますので、このまま円売りが進めば
明確な上向きのものが出てくるためロングのチャンス。

この場合は力関係上強い通貨を買って円を売る、
という形で攻めるのが低リスクとなります。

逆にここから円が買われる展開となれば、各通貨の短期トレンドは悪化し、
一旦フラット化しますし、勢いが強ければ下向きになるものが出てきますので、
この場合はショートのチャンスに変わり、力関係上弱い通貨を売って
円を買う形で攻めるのが低リスクとなります。

個人的にはこれまでと同じく短期軸で攻める予定ですので、
短期的トレンドを見てリスクが低くなっているものを
リスクの低い方向に攻めるという基本戦略。

また取引をする前には必ず「同じ1取引をするならどのペアが最も低リスクか」
ということを考えて力関係をしっかり見ていく考えです。

それでは、今日も一日頑張ってまいりましょう!

2016/03/28

斉藤学さん

休場が多く、中盤まで小動きと予想

みなさん、こんにちは。
斉藤学です。

【前日の概要】
NYダウが+13ドル高と反発、日経平均株価も+110円高の17002円と反発して引けました。
株高を受けドル円一時113.31円まで上昇、クロス円は方向感なくまちまちです。

【前日の結果】
英・欧・米・商品・債券市場が休場

【経済指標】
★★★★
21:30	(米) 10-12月期GDP・確報 (前期比年率)    前回:+1.0% 予想:+1.0% 結果:+1.4%
★★★★
21:30	(米) 10-12月期個人消費・確報 (前期比年率) 前回:+2.0% 予想:+2.0% 結果:+2.4%


【本日の戦略】

<薄商いの中、ややドル高で推移と予想>

先週末は、NY市場をはじめ欧州各国がグッドフライデーで休場だったため、全体的には終日小動きでした。
ただ、日本株が上昇したことや米10-12月期GDPと個人消費の確報値が予想を上回ったことでやや円売り優勢となり、
ドル円は113円台を回復して週末を迎えています。
商品や債券市場も休場でしたが、休場前の米10年債利回りは1.900%と堅調に推移、ひとまず下げ止まっているため、
しばらくはドル買いが期待できそうです。

逆に、ユーロドルは上値が重いと予想、1.1200が強いレジスタンスラインとなるでしょう。
ユーロ円の方は円売り優勢で小幅に上昇、クロス円も全体的に小幅高となると予想します。

本日も、豪・英・欧市場が休場で4連休です。ただ、先週火曜日にベルギーで起きた爆弾テロの影響が
だいぶ落ち着いており、金価格が下落に転じてきているため、薄商いの中ややリスクオンムードでの
推移が続くと思われます。

【経済指標】
★★★
21:30	(米) 2月コアPCEデフレーター (前年比)     前回:+1.7% 予想:+1.8%
★★★
23:00	(米) 2月中古住宅販売保留件数指数 (前月比)  前回:-2.5% 予想:+1.1%

(休場)豪・欧・英(イースター休暇)


【本日の予想レンジ】
・ドル円	112.80〜114.00	↑
・ユーロ円	126.00〜127.20	↑
・ポンド円	159.50〜161.00	↑
・豪ドル円	84.50〜86.00	↑・ユーロドル	1.1080〜1.1200	↓
・ポンドドル	1.4050〜1.4200	↑
・ドルスイス	0.9740〜0.9850	↑

【通貨の強さ】
ドル>ポンド>ユーロ>豪ドル

【注目通貨ペア】
・ドル(米利回りの上昇)

2016/03/24

為替太郎さん

FOMC関係者のタカ派発言でドルの戻し相場

ベルギーのテロを受けてリスクオフムードで始まった今週の取引ですが、為替市場への影響は限定的でした。
とりわけドル円は、連続テロ事件発生後、リスク回避の円買いの動きが強まり、112円前半から
111円前半の水準まで下落する場面もありました。もっとも、懸念されたこのリスクオフは、
あくまで一時的な動きにとどまりました。

今日のドル円も、序盤こそ日経平均株価の下落を嫌気して、112円前半まで下げてくる場面こそ
ありましたが、早々に反転上昇して112円台後半まで上昇するなど、円高が大きく進むような
雰囲気はなく、堅調な推移が継続しました。

こうしたドル円の堅調は、シカゴ連銀総裁が、年内に2回の利上げを想定していると発言したことが
契機になりました。また、セントルイス連銀の総裁も、FRBは4月のFOMCで利上げを検討
するべきだとの見解を示すなど、相次いで高官からタカ派的な認識が示されています。
これにより、市場でも、取り沙汰されている4月のFOMCでの追加利上げを見通しやすい雰囲気になり、
主要通貨に対する相対的なドル高が進む中で、ドル円もまた、ドルが水準を上げて切り返すこととなりました。

昨日のニューヨーク市場でも、ドルが主要通貨に対して引き続き上昇する流れでした。
今週に入り、前述のように、FRB高官からタカ派的な発言が続いていることでドルの下支えになっている
ことに加え、欧米でのイースターの連休前のポジション調整も加わり、昨日にはドルは先週のFOMCで
下落する前の水準まで戻すことに成功しています。

前回のFOMCで参加者の金利見通しが下振れしたことから、先週時点では流れは明らかにドル安に
向かっていましたが、今週に入ってここまでの戻しを見せたことでやっとその局面を脱したといえそうです。
もっとも、ドル高に本格傾斜するような状態からは距離があります。
価格水準的にも、まだ113円付近を超えるだけの戻しの勢いには乏しいものと考えられ、今日も
113円手前の水準での動きがしばらく継続しそうな雰囲気です。

16:00 独4月GFK消費者信頼感調査
16:00 独2月 輸入物価指数
16:45 仏3月企業景況感
18:00 ECB月報
18:30 英2月小売売上高
21:30 米新規失業保険申請件数
21:30 米2月耐久財受注

2016/03/23

ダメおやじさん

米金利高からドルは続伸!

こんにちは、ダメおやじです。

昨日は欧州時間にブリュッセルで爆破テロが有りリスク回避で円が全面的に買われ
ドル円は111.38円、ポンド円は158.44円まで大きく下落しました。

しかし、NYではシカゴ連銀総裁のタカ派的な発言で米金利高からドル円は一時112.48円まで
上昇もポンド円はドル円高に連れ159.61円と安値からは反発して終りましたが弱い動きですね。

前日のサンフランシスコ連銀総裁、アトランタ連銀総裁発言に続きシカゴ連銀総裁発言で4月、
6月利上げ観測が強まりドルが全面高で円と欧州通貨が売られる展開です。

本日は米新築住宅は有りますが他に重要指標もなく東京では日経平均や年度末に絡んだ実需の動向、
海外では株価や米金利動向を睨んだ動きとなりそうです。

ドル円は112.50円では売られそうですが越えると112.80円台でしょうね。
下値は112円、111.80円では買われそうです。
ジリジリした動きですね。

ポンド円は戻しても160.50円、160.80円では売られそうです。
下値は158.80円、158.50円では買われそうです。

ユーロドルは続落ですが値動きは小幅です。
上値は1.1250、1.1280までで下値は1.1180を割り込めば1.1150、1.1130でしょうね。

今週はユーロドルの売りをメインに臨んでいます。
下げているので良いのですが動きが少なく少しイライラもします^^
17日の1.1342が目先の高値とは思ってますが、まだ確信は持てないです。

しかし、1.1342越えストップで戻りを売ればリスクも少ないと思いますのでジックリと攻めたいです。

本日も頑張りましょう。

2016/03/22

しーさん

ポンドの長期ポジション

昨日は3連休の最終日。兼業の個人トレーダーとしては日中からトレードできる
チャンスの日ではありますが、日中のドル円の動きは20pips程度と狭いレンジに
留まっており、子供と公園にお出かけしていました。せっかくの春を感じられる
休日ですので、こんな日は外にでないと勿体無いですね。

さて本日は本邦の残り少ない年度内の営業日です。
原油価格は回復基調に戻してきており、NYダウ平均株価は堅調。
日経平均も上昇基調に戻ってドル円の下支えとなるようであれば
ドル円の押し目買い狙いが功を奏しそうです。

本日の指標イベントとしては以下のものがあります。

14:15 豪・RBA総裁講演
18:00 独・3月Ifo景況感指数
18:00 独・3月Ifo景気期待指数
18:00 独・3月Ifo現況指数
18:30 英・2月消費者物価指
18:30 英・2月小売物価指数
18:30 英・2月生産者物価指数
18:30 英・2月財政収支
19:00 独・3月ZEW景気期待指数
19:00 独・3月ZEW現況指数
19:00 欧・ユーロ圏3月ZEW景気期待指数22:00 米・1月住宅価格指数
23:00 米・3月リッチモンド連銀製造業指数

個人的に注目しているのは英国指標です。
6月の国民投票に大勢が未確定なため不安定な相場が続いていますが、
CPI的に上昇維持となれば、国民投票で離脱とならなかった場合のポンド買いが
大きくなる可能性が高くなります。

まだ3ヶ月先のイベントであるため、今すぐ織り込んでいくわけではないでしょうが、
潜在的にポンドを買いたいというセンチメントがある状態となれば、ポンドは大きく
上昇することとなり、であれば今のうちに仕込んでおけば20円抜きも夢ではない(?)
と宝くじのようなことを考えてしまいます。

もちろん離脱となるとポンドはさらに売られることになるでしょうから、
ある意味ギャンブルではあるのですが、ストップさえきっちり指定しておけば
大きな問題のある博打にはならないでしょう。

夕方の指標結果次第で、ポンド円の160円代で長期買いポジションを仕込むかどうかを
判断したいと思います。

またドル円も112円台に回復してきました。堅調な株価を見ながらドル円の押し目買い
を狙っていきたいと思います。

2016/03/21

ZEROさん

東京休場で一応の円高警戒感あり

本日は春分の日の振替により東京市場が休場となっています。
2/11祭日にドル円が110.98まで売られた事から今回も一応の警戒感はあるようです。

それでも5月伊勢志摩サミット、4/28日銀金融政策決定会合を控えておりドル円が105-110円
レンジに落ち着くにはまだ早いと見ています。

投資戦略としても4/28まではドル円で円高に振れたところは少し買って見たいと考えています。
日銀追加緩和や消費再増税見送りなどで、大きく円安に振れた場合にはドル円・ポンド円で
売りたいと考えています。

今週末25日はグッドフライデーのため、NYなど多くの市場が休場となります。
原油価格や米国株は年始の価格まで戻しており、ここから積極的に高値を追う材料も無いように見えます。
小休止の1週間となりそうです。

円相場に限れば、22日第3回国際金融経済分析会合や月末の予算成立で、何か動きが出てくるかにも
注目しておきます。


※最終的な投資判断は必ずご自身でお願いいたします。

2016/03/18

とあるエンジニアKさん

各種イベントをこなした後の相場

某超有名ポータルサイトを眺めていると、トップニュースでFOMCやドル売りという
キーワードが流れているのを見かけます。

それだけこれらのニュースが注目度が高いのを感じます。ただし経験則ではNHKや
大手サイトが報道を始めた頃というのはボラティリティが高い相場から一呼吸した後で、
一通りイベントをこなした今となっては相場は落ち着くのみとなりそうです。

【本日の指標】
 
既にイベントをこなしたあとで、本日の指標はほとんど相場に影響を与えるものではないでしょう。

【本日の戦略】
 
今週は日銀に始まり、ECB会合、FOMCと慌ただしい一週間でしたが、
全体的にはドルが売られる方向に流れています。

FOMCでは事前の予想通り追加利上げの見送りと金融政策の現状維持が決定。
今後の利上げペースも鈍化するものとして予想がなされています。

年初に比較すると原油価格も上昇しつつあり、落ち着きを取り戻しつつある相場ですが、
株価の上昇も頭を抑えられ、まだまだ本格的な上昇が期待できない今の状況。

各国共に自国の金融政策に慎重にならざるおえない模様。先んじて利上げに踏み切った
米国とは対象的な日本と欧州の姿勢は金利差からドルが買われる形となるのかもしれません。

とまあ大局的、長期的な動きはさておき、短期的には大きく動く相場が続きます。
特にドルやユーロの影に隠れて注目度が低いなりにも大きく動いているのはポンド。

昨日は英国中央銀行の制作発表がありましたが、据え置きとの報道直後に大きく上げる
場面があり、ポンド円の値幅は2,3時間で2円に達するなど、ボラティリティが高い相場。

英国のEU離脱を巡る報道も簡単に1円2円を動かすことができる原因となり、
目が離せない状況が続いています。
円高で下げた分を買い戻したいところですが、まだまだ仕掛けどころは遠いのかもしれません。

しばらくは長い目で見たポジションをとらない日々を続けたいと思います。

2016/03/17

しましまさん

米利上げ見通し下方修正受けドル急落

昨日のFOMCでは、政策金利は据え置きでしたが年内利上げ見通しが4回から2回に
下方修正されたことを受けドルは全面安となり、ドル円は112.30円台まで急落、
ユーロドルは1.1240ドル台まで大幅上昇しました。

今日の主な経済指標などは、以下のものが予定されています。

17:30:SNB政策金利発表

21:00:BOE政策金利発表

21:00:BOE議事録公表

21:30:米・3月フィラデルフィア連銀製造業指数

21:30:米・新規失業保険申請件数

23:00:米・2月景気先行指数

今日の政策金利関連は、SNB政策金利発表、BOE政策金利発表、BOE議事録公表が
予定されています。

昨日のドル円は東京時間は113円台前半〜中盤、欧州時間は113円台中盤で底堅く推移、
NY時間はFOMCまでは113円台中盤〜後半で推移もFOMC後112円台前半まで大幅下落しました。
今日反発の動きとなると113円台前半〜中盤へ上昇できるか見たいです。
一方、軟調な動きが続くと112円台前半〜112円付近への下落が考えられます。

昨日のユーロドルは東京時間は1.11ドル付近、欧州時間は1.10ドル台後半で小動き、
NY時間はFOMCまではやや軟調で1.1060ドル付近まで下落もFOMC後1.1242ドルまで急上昇しました。

今日も堅調な動きとなると1.12ドル台中盤〜後半へ上昇できるかみたいです。
一方、軟調な動きとなると1.11ドル台中盤〜前半への下落が考えられます。

では、今日も頑張りましょう!

2016/03/16

為替見習さん

FOMC政策金利発表、イエレン議長会見に注目に注目

昨日の為替相場は、前日に続いて円が力関係上強い位置で推移するとともに、
オセアニアやポンドが弱い位置を維持し、FOMCやイエレン議長会見を控え、
調整が続くような格好となりましたね。

ただそのなかでユーロ、スイスは前日より強い位置に変化してましたし、
ドル、カナダがやや位置を落とすなど、調整の中でも変化は見られます。

またこの結果各通貨の短期トレンドは下向きに変化しており
現状は円買いが進めばショートのチャンスという状況に変わっていますが
FOMC政策金利発表、イエレン議長会見次第で流れが変わる可能性も十分。

さらに今日は英国の雇用統計、米消費者物価指数、住宅着工件数、
鉱工業生産なども予定されていますから、夕方のロンドン市場から
NY市場にかけてのイベント前後は特に注意したいところ。

そのため今日もまずは資金管理を万全にすることを大前提に、
取引は当日決済を心がけるなど、自分で消せるリスクは消したうえで
リスクが下がれば積極的に攻めたいですね。

ではまず月曜から火曜の対円変動率で相場を見てみると、
EURが-0.47%、CHFが-0.49%、USDが-0.54%、CADが-1.21%、
AUDが-1.27%、NZDが-1.57%、GBPが-1.59%となっていて、
力関係は【JPY>EUR>CHF>USD>CAD>AUD>NZD>GBP】という形に。

火曜オープンからクローズまでの主要通貨の力関係が
【JPY>USD>CAD>EUR>CHF>GBP>AUD>NZD】でしたから
円が強い位置で、ポンド、オセアニアが弱い位置で加速したこと、
北米通貨が位置を下げ、ユーロ、スイスが位置を上げたことがわかります。

続いて11時時点の各通貨トレンドをおさらいすると
各通貨とも下向きとなっていますので、このまま円買いが進めば
さらに明確な下向きのものが出てくるためショートのチャンス。

この場合は力関係上弱い通貨を売って円を買う、
という形で攻めるのが低リスクとなります。

逆にここから円が売られる展開となれば、各通貨の短期トレンドは改善し、
一旦フラット化しますし、勢いが強ければ上向きになるものが出てきますので、
この場合はロングのチャンスに変わり、力関係上強い通貨を買って
円を売る形で攻めるのが低リスクとなります。

個人的にはこれまでと同じく短期軸で攻める予定ですので、
短期的トレンドを見てリスクが低くなっているものを
リスクの低い方向に攻めるという基本戦略。

また取引をする前には必ず「同じ1取引をするならどのペアが最も低リスクか」
ということを考えて力関係をしっかり見ていく考えです。

それでは、今日も一日頑張ってまいりましょう!

2016/03/15

斉藤学さん

日銀会合やFOMCを控え、様子見と予想

みなさん、こんにちは。
斉藤学です。

【昨日の概要】
NYダウが+218ドル高と上昇したことを受け、日経平均株価も+294円高の
17233円と続伸して引けました。株高によりドル円は114.00円まで上昇しましたが、
厚い売り注文が貯まっていたため上抜けできず、いったん売りに押されています。

【昨日の結果】
・ダウ平均         17229.13(+15.82 +0.09%)
・CME日経平均先物      17210(大証終比:+100 +0.58%)
・NY金先物12月限(COMEX)  1245.10(-14.30 -1.14%)
・NY原油先物11月限(WTI)  37.18(-1.32 -3.43%)

【経済指標】
★★★
21:30	(日) 1月機械受注 (前年比)  前回:-3.6% 予想:-3.8% 結果:+8.4%

【本日の戦略】

<リバウンドが一服し、全体的に小動き>

昨晩のNYダウは小動きが継続、+15ドル高と小幅に続伸して引けました。
ドル円は、114.00円が強いレジスタンスラインとなっていますが、株式市場が
堅調なことで下がったところでは買いが入っています。

一方、ドルストレートが小幅に売られたため、クロス円はじり安が続きました。
全体的にこのところ続いてきたリバウンドは一服、やや方向感にかけています。

<昼ごろに日銀会合の結果が公表>

本日昼ごろに日銀金融政策決定会合の結果公表、明後日早朝4時にFOMC政策金利発表を
控えていることもあって、全体的に様子見ムードが続いています。
日銀金融政策決定会合では特にサプライズは出ないと予想、現状維持となれば
いったん株安円高になると思われますが、特に悪材料というわけではないため
結局行って来いになるのではないかと思われます。

FOMC政策金利発表に関しては、今晩の米2月生産者物価指数と明日の米2月消費者
物価指数が判断材料となりますが、CMEが日々数字を更新して利上げの可能性について
開示しているCMEフェドウォッチが3.9%を示しているように、市場ではすでに
据え置きでほぼ織り込まれています。
イベント通過まで方向感は出づらく、レンジ相場が続くと予想します。

【経済指標】

★★★★★
未定	(日) 日銀金融政策決定会合
★★★★
21:30	(米) 2月小売売上高 (前月比:除自動車) 前回:	+0.1%  予想:-0.2%
★★★
21:30	(米) 2月生産者物価指数 (コア:前年比) 前回:+0.6%   予想:+1.2%

【本日の予想レンジ】
・ドル円        113.20〜114.20  →
・ユーロ円      125.50〜127.00  ↓
・ポンド円      161.80〜163.50  →
・豪ドル円      84.80〜86.00    →
・ユーロドル    1.1050〜1.1140  ↓
・ポンドドル    1.4200〜1.4400  →
・ドルスイス    0.9780〜0.9950  ↑

【通貨の強さ】
ドル>豪ドル>ユーロ>ポンド

【注目通貨ペア】
・ドル(比較的底堅く推移)

2016/03/11

為替太郎さん

ECBの緩和拡大策も手詰まり感。ユーロ高基調に。

みなさんこんにちは。

ECBは10日、フランクフルトで開催された理事会で、一段の金融緩和を決定しました。
先日日銀も導入した中銀預金のマイナス金利ですが、ECBはその幅を現行のマイナス
0・3%から、マイナス0・4%へと拡大し、一層の緩和を打ち出しました。

こうした欧州での量的緩和策の拡大を受け、昨日の欧州時間は、一時的にユーロが
大きく下落する展開になりました。もっとも、その後、ECBのドラギ総裁が、
一段の利下げの公算は小さいと述べたことで、すぐにユーロが急速に反転上昇。

ユーロドルドルでは1.1を回復するなど、乱高下し、市場の反応はかえって
ユーロ高に向かいました。
緩和スタンスが継続してきたECBですが、そろそろ手詰まりということでしょうか。

一方ドル円は、ECBを挟んで、円安基調の推移が強まる場面もありましたが、
流れは非常に不安定になっています。そこから短時間で112円台を覗き、
現在は113円台の前半につけています。

昨日の東京時間は、ドル円が3営業日ぶりの高値に達した流れとなっていましたので、
水準はだいぶ円高方向に振れた感があります。ECBの追加緩和の手詰まり感への懸念が、
市場では同じく日銀の手詰まりへの懸念となり、円売りが続く展開にはなりにくかった
ことが円高の材料になっています。

ユーロ円相場に関しても、126円台の半ばと、このところ円が高くなっていた流れを
反転させてユーロ買いが進み127円台にも手が届きそうな水準になっています。
また、ユーロドルに関しても、1.12付近まで上昇してきました。ECBを受けて市場は
ユーロ高一色となっています。

もっとも、ECBを終えた現在、ここからの相場は、アメリカのFOMCが15日と16日に
開催する会合で、追加利上げに関して積極的な姿勢を示すかどうかが焦点になるでしょう。
追加利上げの示唆があるかどうかは、中期の相場を占う上で非常に重要です。

FOMC声明及び金利・経済予測は、来週16日の現地時間午後2時に発表されることに
なっています。また、イエレン議長の記者会見にも注目です。いずれにせよ、
今日段階では、週末ということもあり大きく仕掛ける場面ではなさそうです。

16:00 独2月消費者物価指数
18:30 英1月貿易収支
22:30 加2月就業者数
22:30 加2月失業率
22:30 米2月輸入物価指数

2016/03/10

ダメおやじさん

ECB結果、ドラギさんの会見に注目!

こんにちは、ダメおやじです。

昨日のドル円は今週に入ってのリスクオフの動きを引き継ぎ112.22円まで下げるなど
弱含みに動いていましたがNYでは原油高、米国債入札が不調で米金利が大きく
上昇したため113.44円まで大きく反発しました。

ポンド円や資源国通貨も上昇しNYは円安の動きでしたね。

ドル円は今の状況では112〜114.20円付近のレンジが続くかもしれないです。

本日は注目のECB、ドラギさんの会見が有ります。
追加緩和は行うと思いますが有る程度は織り込まれており、問題は規模ですね。
サプライズが有るかです。

何れにしてもユーロ主導で全通貨が動きそうです。

今週売りで推奨していたポンド円は159円半ばまで順調に下げてましたが、
昨日の反発で今の所は小幅安ですね。
本日は上値は161.80円、162円までと見ています。
下値は160.50円、160円と思っています。

値が振れるので短期で回転も出来るのが良いですね。

ユーロドルは昨日はECB前のショートカバーで反発も戻り売り有利とは思っています。
本日はECB、ドラギさんの発言内容次第ですがサプライズがなければ上値は1.1050台、
下値は1.0930、1.09と見ています。

本日、頑張りましょう。

2016/03/09

しーさん

明日のECB待ち

昨日は株価こそやや軟調だったものの、原油価格が戻しています。
WTI原油価格はネックラインの35ドルを上抜け、きれいなダブルボトムを形成。
次は40ドル手前のラインを突破できるかですが、昨日は手前で跳ね返されて
反落してしまいました。これまで原油価格の下落が株安を誘発してきたため、
この戻しは株価にとっては良い流れとなるのではないでしょうか。

原油価格が上昇すれば株価が安定し、リスク回避ムードも落ち着きます。
ただし原油在庫が有り余っているため、価格上昇一辺倒にはならないと思われます。
ドル円は狭いレンジながらも底堅い展開となっており、一時の110円を割り込んで
円高が加速するムードはほとんど見受けられませんが、一進一退の状況が続きそうです。

本日の指標イベントはこちらです。

09:30 豪・1月住宅ローン貸出
18:30 英・1月鉱工業生産
18:30 英・1月製造業生産
21:00 米・MBA住宅ローン申請指数
24:00 加・BOC政策金利発表
24:00 米・1月卸売在庫
24:00 米・1月卸売売上高
24:00 英・英国立経済研究所(NIESR)GDP発表

指標的にA級イベントなのはカナダの政策金利発表くらいでしょう。
個人的にはカナダドルには全く注目していないのでスルーイベントですが、
このところ資源国通貨が盛り返しているため、カナダドルにも動きがあるのかも?

今週の本命イベントは明日のECBですが、今回は追加緩和が実施されることが
織り込まれているものの、どんな緩和策が実施されるかは不透明です。
債権買い入れ額の増額か、買い入れ期間の延長か、何かと話題のマイナス金利を
さらに利下げするのかはわかりません。

さほど積極的な緩和策は出してこないかも知れませんが、何がでるかわからないという
状況は値動きを停滞させるため、ユーロドルについては大きな値動きは期待せず、
細かく刻んでトレードしていくのがよいのではないかと思います。

2016/03/08

ZEROさん

国際金融経済分析会合開催へ

8日のNYダウは67ドル高で5日続伸、S&P500は2,000ポイントを回復しています。
WTI原油37.90ドルへ大幅高、26ドルダブルボトム形成から買い戻しが加速しています。

一方でドル円と日経平均は完全に置いていかれており、5月伊勢志摩サミットや7月選挙
へ向けた景気対策に期待が高まりそうです。

4-5月は政府・日銀の対策期待、投機の円ロングの巻き戻しなどで一定の円安+株高
圧力がありそうなイメージです。

円高は一旦3月まで、4-5月は円安、8月や10月は円高に警戒というイメージで見ています。
6/23英国国民投票でEU離脱となった場合にはショックの円買いとなりそうですが、
直前の世論調査が出てくるまでは無視して良さそうです。

今週は10日ECB理事会での追加緩和に期待が高まっていましたが、直近のユーロ相場を
見るとこれを織り込みに行っていません。

昨年12/3に失望した事もあり、投資家は様子見となりそうです。

投資戦略は中期で4-5月に円安に振れた場合にドル円で高いところを売る方針です。
夏場も堅調であれば時間をかけて売りを仕込みます。

※最終的な投資判断は必ずご自身でお願いいたします。

2016/03/07

とあるエンジニアKさん

雇用統計結果による株高を期待

3月というのは寒い日々が徐々に少なくなり、桜の便りが南から聞こえ、
野球もシーズン開始という、一年で最も好きな時期の一つなのですが、
仕事によりしばし海外に出ることになりました。
仕事も悪くはないのですが、今年はその素敵な季節を味わえないのが残念でありません。

【本日の指標】
 
本日相場を動かすような指標はありません。

【本日の戦略】
 
雇用統計が好調に終わったということで、期待されるのが日経平均株価の上昇。
つい先日は終値で600円近く上げる場面もあり、全面的に巻き戻し雰囲気に乗れるかが問題。
先物の動きは弱いかもしれませんが、まずは東京時間明け後の値動きに期待したいところ。

日経平均と連動して上昇が期待されるのがドル円。
雇用統計発表直後の大きい変動はあったものの、その後は落ち着いた値動きを見せており、
株価に対しての連動が期待されます。

週の戦略でも述べたとおり、相場全体では巻き戻しの方向に動いているだけに
全体的に円安方向の流れに期待。
 
前回本欄でも英国のユーロ離脱を巡るポンドの値動きについて述べましたが、英国民としても
考えは同じようで、ユーロ圏を離脱することでポンドの価値が切り下がるということ。
先週月初めに発表された世論調査の結果で明らかとなっています。

その国の通貨価値が下がるとなれば、国民にとって様々な影響ができるのは
間違いなく、同世論調査でもポンドの価値が投票の賛否を決めるものとして注目を
集めることとなりそうです。

ロンドン市長等、大物がユーロ圏離脱を指示し、一筋縄に「残留」という
回答が獲られなさそうな展開。

今後も住民投票を巡るニュースでじわじわとポンドの
価値が下落するシナリオが予想されるでしょう。

2016/03/04

しましまさん

ドル弱い、今日は米雇用統計に注目

昨日は米経済指標の弱めの結果等を受けドルが軟調に推移しドル円は113.30円まで下落、
ユーロドルは大幅反発し1.0973ドルの高値を付けました。

今日の主な経済指標などは、以下のものが予定されています。

22:30:米・2月非農業部門雇用者数/2月失業率
22:30:米・1月貿易収支

米雇用統計の市場予想は、2月非農業部門雇用者数が+19.5万人、2月失業率が4.9%です。

昨日のドル円は、東京時間113円台中盤から114円台前半まで反発、欧州時間は
113円台後半〜114円台前半で推移、NY時間は軟調な動きで113.30円まで下落しました。
今日堅調な動きとなると114円〜114円台前半、まだ強い動きとなると114円台中盤〜
後半へ上昇できるか見たいです。

一方、軟調な動きとなると113円台前半〜113円付近、まだ下へ行くと
112.50円付近への下落が考えられます。

昨日のユーロドルは、東京・欧州時間は1.08ドル台中盤〜後半で推移、NY時間は
大幅上昇し1.0973ドルの高値を付けました。今日堅調な動きとなると1.09ドル台後半〜
1.10ドル、まだ強い動きとなると1.1050ドル付近へ上昇できるか見たいです。

一方、軟調な動きとなろと1.09ドル台前半〜1.08ドル台後半、まだ下へ行くと
1.08ドル台前半までの下落が考えられます。

では、今日も頑張りましょう!

2016/03/03

為替見習さん

原油、株式市場動向と雇用統計に向けた調整の動きに注目

昨日の為替相場は、前日に続いて円が力関係上弱い位置を維持しましたが、
北米通貨とユーロ、スイスが弱い位置に来るなど、リスク選好型が崩れ、
若干雇用統計に向けてのポジション調整のような印象を受けましたね。

特にNY市場後半での失速は材料がない中での動きでしたし、
節目としてもドル円の115円を前にした状況であったため、
今後もこの節目付近での動きには注意したいところ。

また今日は英国のサービス業PMIやユーロ圏小売売上高、
米新規失業保険申請件数の発表などが予定されていますしm
各国の株式市場動向や原油動向で大きく動く可能性も十分。

そのため今日もまずは資金管理を万全にすることを大前提に、
取引は当日決済を心がけるなど、自分で消せるリスクは消したうえで
リスクが下がれば積極的に攻めたいところです。

ではまず火曜から水曜の対円変動率で相場を見てみると、
AUDが1.11%、GBPが0.34%、NZDが0.19%、CHFが-0.50%、
EURが-0.55%、USDが-0.58%、CADが-0.62%となっていて、
力関係は【AUD>GBP>NZD>JPY>CHF>EUR>USD>CAD】という形に。

火曜オープンからクローズまでの主要通貨の力関係が
【CAD>NZD>AUD>GBP>CHF>USD>EUR>JPY】でしたから
オセアニアやポンドが強い位置を維持していること、
北米通貨が位置を落とし円が位置を上げたこと、
ユーロ、スイスが弱い位置を維持していることが見てとれます。

続いて12時時点の各通貨トレンドをおさらいすると
各通貨とも弱いながらも上向きを維持している状態ですが、
火曜と比べるとかなり弱く、円買いが進む展開となれば、
簡単に下向きに変化する状態という点は頭に入れておくと良いでしょう。

そのため今後は円を軸とした力関係変化がポイントとなり、
円が買われる展開となれば、各通貨の短期トレンドは悪化し、
明確な下向きのものが出てくるためショートのチャンス。

この場合は力関係上弱い通貨を売って円を買う、
という形で攻めるのが低リスクとなります。

逆にここから円が売られる展開となれば、各通貨の短期トレンドは改善し、
明確な上向きになるものが出てきますので、ロングのチャンスに変わり、
この場合は力関係上強い通貨を買って円を売る形で攻めるのが低リスク。

個人的にはこれまでと同じく短期軸で攻める予定ですので、
短期的トレンドを見てリスクが低くなっているものを
リスクの低い方向に攻めるという基本戦略。

また取引をする前には必ず「同じ1取引をするならどのペアが最も低リスクか」
ということを考えて力関係をしっかり見ていく考えです。

それでは、今日も一日頑張ってまいりましょう!

2016/03/02

斉藤学さん

リスクオンムード、円安の地合いと予想

みなさん、こんにちは。
斉藤学です。

【昨日の概要】
NYダウが-123ドル安と続落しましたが、中国株が下げ渋ったことで日経平均株価は
+58高の16085円と反発して引けました。その後、欧米株が大幅上昇したことでドル円は
一時114.18円まで上昇、クロス円も全面高となっています。

【昨日の結果】
・ダウ平均         16865.08(+348.58 +2.11%)
・CME日経平均先物      16540(+540 +3.38%)
・NY金先物12月限(COMEX)  1230.80(-3.60 -0.29%)
・NY原油先物11月限(WTI)  34.40(+0.65 +1.93%)

【経済指標】
★★★★★
12:30	(豪) RBAキャッシュターゲット 前回:2.00% 予想:2.00% 結果:2.00%
★★★★
24:00	(米) 2月ISM製造業景況指数   前回:48.2  予想:48.6  結果:49.5

【本日の戦略】

<NYダウが大幅反発、為替も円安に>

昨晩のNYダウは、良好な米経済指標や原油価格の反発に加え、弱い中国経済指標が
逆に刺激策への期待となり、+348ドル高と大幅反発で引けました。

米2月ISM製造業景況指数が、予想48.6に対し結果49.5となったことでドル円は一時
114.18円まで上昇、FF金利先物市場では年内米利上げ確率も約65%まで回復しています。

米10年債利回りは1.830%へ上昇、引き続きドル高の地合いが継続すると予想します。
逆に、ユーロドルは上値が重くなりそうです。

<原油価格が続伸し安心感が広がる>

NY時間前半、ロシアのノバク・エネルギー相が「今月下旬に主要産油国15ヵ国以上で
原油生産の安定に向けた増産凍結が決定される可能性がある、イランが参加しなくても
その決定は有効」と述べたことで、原油価格は34ドル台まで上昇しました。

これを受け、これまで売られていたカナダドルの上昇率が最も高くなっており、
株式市場へも安心感を与えています。原油安が止まったことで、ドル円・クロス円とも
円安の地合いが継続すると予想します。

明日早朝4時にベージュブックが公表されますが、悪材料出尽くし感もあって
無難に通過すると思われます。 【経済指標】 ★★★ 22:15 (米) 2月ADP全国雇用者数  前回:+20.5万人  予想:+19.0万人 ★★★ 28:00 (米) 米地区連銀経済報告(ベージュブック) 【本日の予想レンジ】 ・ドル円 113.60〜114.50 ↑ ・ユーロ円 123.00〜124.80 ↑ ・ポンド円 158.50〜160.00 ↑ ・豪ドル円 81.30〜82.50 ↑ ・ユーロドル 1.0800〜1.0920 ↓ ・ポンドドル 1.3900〜1.4030 ↑ ・ドルスイス 0.9900〜1.0020 ↑ 【通貨の強さ】 ドル>ポンド>豪ドル>ユーロ 【注目通貨ペア】 ・ドル(米利回りが上昇)

尚、このサイトは情報提供を目的としており、投資の最終判断はご自身でなさるようお願い致します。本サイトの情報により皆様に生じたいかなる損害については弊社及び執筆者には一切の責任を負いかねます。