兵ブロガーバックナンバー(2016年09月)|FX|外為オンライン FX取引 − あなたの為の、外為を。

バックナンバー 2016年09月

2016/09/29

為替太郎さん

OPEC減産のサプライズ。ドイツ銀行救済問題にも注目。

みなさんこんにちは。

先週のFOMCでの予想通りの利上げ見送りにより、為替市場は目先の最大の関心事を
通過しました。これにより、今週の相場はここまで明確な方向感を欠く展開になっています。

昨日の欧州市場は、ドイツ政府による経営不安が取りざたされるドイツ銀行への
救済を巡る報道に、株価、為替ともに敏感に反応する展開になりました。

ドイツ政府の支援検討の報道がなされると、欧州市場は株価が上昇し、
リスクオンの流れから、当初は100円台の後半まで、円が売られる展開になりました。

とはいえ、ドイツ政府が直後にこれを打ち消すなど、リスクオンの動きは継続せず、
継続的な円高にはなりませんでした。

これを受けたニューヨークでも、ドルの堅調も手伝い、円が大きく動くような
展開にはなっていません。ドルの支援材料としては、FRBのイエレン議長が、
FOMCでの年内の利上げに関して、強気の見方を示したことが手掛かりになっています。

さらに、これに加え、石油輸出国機構、OPECで、実に2008年以来になる
減産の合意が成立したことで、市場全体がリスクオン基調になりました。

原油先物価格が急伸したことを背景に、アメリカでも昨日のダウは110ドル高で
取引を終えています。為替市場も、ドルは、ノルウェークローネ等の資源国通貨に
対してこそ、下落しましたが、ユーロ、円をはじめとする主要通貨に対しては、
ここまでしっかりした値動きとなっています。

ドル円は、週明け段階で懸念された継続的な100円割れは、ここまでのところ
避けられそうな雰囲気です。ドルが想定よりも堅調に推移しており、FOMCの追加利上げ
見送りでも、明瞭な円高トレンドは生じなかったとみてよさそうです。

今日も短期で明確なトレンドが出てくる可能性は高くないと思います。
10月7日にアメリカの雇用統計がありますが、それまでは、今の雰囲気が継続しそうな
感じがしてきました。

15:35 黒田日銀総裁発言 
16:55 独9月雇用統計
17:30 英8月消費者信用残高
17:30 英8月マネーサプライM4
18:00 ユーロ圏9月経済信頼感
18:00 ユーロ圏9月消費者信頼感
21:00 独9月消費者物価指数
21:30 米週次新規失業保険申請件数
21:30 米8月卸売在庫
21:30 米4-6月期GDP
21:30 米4-6月期個人消費
21:30 米4-6月期GDPデフレーター
21:30 米4-6月期コアPCEデフレーター
23:00 米8月中古住宅販売保留件数指数
29:00 イエレン議長発言

2016/09/28

ダメおやじさん

戻しても円高の流れに変化なし!

こんにちは、ダメおやじです。

昨日のドル円は日経平均の大幅安を受けて100.07円まで下落し100円を割り込む
勢いでしたが100円の買いオーダーに100円割れは阻止され小幅に反発しました。

そして、米大統領選のテレビ討論でヒラリーさんが優勢な状況となると
買戻しが殺到し100.98円まで上昇しました。

しかし、欧州では株安、原油安となり戻りを売られNYで100.19円まで
下落しましたが米消費者信頼感が良く、NY株が上昇したためショートカバーで
100.34円まで戻して終わり前日比ほとんど変わらずでした。

昨日の動きを見るとドル円、ポンド円とも戻せば売られる地合いに
変化はないと思われます。寧ろ、ドル円は弱気感が強まっていたため、
買戻しで反発し強気が増えれば下げるためには良いと思っています。

本日は指標は米耐久財受注程度しかなくOPEC会合での原油価格動向、
イエレンさんや米連銀総裁などの発言で動く可能性が有ります。

私はOPEC会合での減産合意は出来ず原油が下落すればリスク回避の動きに
なるのではと思っています。後は株価、米金利動向でしょうね。

本日のドル円は戻しても100.60円台、100.80円台で下値は本日は100円で
サポートされそうですが割り込めば99.70円付近かもしれないです。
100円の買いオーダーが消化出来れば下げ足も早くなるとは思っています。

ポンド円は戻しても昨日高値の131.20円台越えは難しいと思っていますが
131.30円を越えても131.50円まででしょうね。
下値は本日は129.70円までと見ています。

本日も頑張りましょう。

2016/09/27

しーさん

米大統領選テレビ討論会の影響

昨日は日経平均株価が200円安の軟調な展開に伴い、ドル円も一時100円台前半へと下落。
円安が期待できない状況で、売りチャンスを探すことに集中すればそれなりに
利益がだせる相場のようです。

本日は日本時間午前10時にクリントン氏とトランプ氏の第1回テレビ討論会が
行われます。この1回目の討論会にて雌雄が決することもあるため、
両者とも失敗は許されない覚悟で望んでくると思います。

体調不安懸念によりクリントン氏がやや劣勢であることは否めませんが、うまく凌ぐことが
できれば優勢へと傾くでしょう。そうなればドルにとっては買い材料、とまではいかない
ものの、下落は回避され12月の利上げの確率も多少は上がるかも知れません。

一方トランプ氏優勢となった場合は、利上げ後退とGDP喪失懸念からドル売りは必至。
明確な成功/失敗劇が繰り広げられた場合は、急激な動きに注意が必要です。

その他の本日のイベントは以下の通りです。

08:50 日銀金融政策決定会合議事要旨公表(7/2)
22:00 米・7月S&P/ケースシラー住宅価格指数
22:45 米・9月マークイット総合PMI(速報値)
22:45 米・9月マークイットサービス業PMI(速報値)
23:00 米・9月消費者信頼感指数
23:00 米・9月リッチモンド連銀製造業指数
24:15 米・フィッシャーFRB副議長講演

NYタイムに米指標とフィッシャーFRB副議長の講演があります。
討論会の結果次第ではありますが、順当にいけばドル高よりになっているとして、
さらにその結果を後押しする結果を期待しておきたいところ。
ただしそれは戻り売りを狙いやすい水準へと押し上げてもらうためであり、決して
トレンド相場を期待しているわけではありません。

フィッシャー副議長の講演については、先日9月の利上げを後押しする発言
(結果的には利上げはありませんでしたが)をしたことは記憶に新しいように利上げには
前向きの方です。

早期利上げ期待を煽る発言があればこちらもドル買いへと傾斜しやすい状況となります。
クリントン氏優勢→米指標結果好調→フィッシャー氏利上げ前向き発言と続けばドル買い
スタンスという筋を持っておき、そこから外れたときにドル売りを仕掛けるという
戦略をもって本日の相場を見ていきたいと思います。

2016/09/26

ZEROさん

米大統領選ヤマ場へ第1回テレビ討論会

先週末は原油価格が下落して米国株が下げる展開となり、
26日〜のOPEC非公式会合に関心が集まっています。

それ以上に投資家の関心を集めているのが、米大統領選へ向けた第1回テレビ討論会です。

両候補の支持率に大きな開きが無いと報道されており、
今晩の討論会をきっかけにどちらの候補に傾いていくか注目しています。

株式市場では、ヒラリー優勢ならリスクオン、トランプ優勢なら
リスクオフというのがコンセンサスかと思います。

各候補の政策の内容よりも、体制が変わる事や、FRB人事などへの
「不透明感」が重視されるでしょう。

国内ではあまり大きな材料は無く、日経平均もドル円も膠着状態を脱していません。

ドル円は100円割れに急落した場合には、少しづつ買っていきたいと考えております。

※最終的な投資判断は必ずご自身でお願いいたします。

2016/09/23

とあるエンジニアKさん

ドル円の底買い場。100円台を巡る相場

今週は今の相場状況の如く、関東は雨が降り続くグダグダの天気。
さほど大きな被害はなかったものの、台風も上陸するなどすっきりと晴れることが
中々ない日々が続きます。

今回の台風16号で今年に入って日本に上陸したのは6個目だそうで、
例年にない状況にただただ驚くばかりです。

相場は日米両国の経済政策が出揃って良い兆しが見えているのですが、
秋雨は週間予報を見てもまだまだ継続の模様。すっきりしない日々が続きます。

【本日の指標】
 
本日の指標は特に相場を動かすものではありません。

【本日の戦略】
 
日本、米国と重用なイベントを終えました。日銀においては量的緩和政策の継続、
今までの金融政策の総括的な検証の発表などが行われ、株価は素直に上昇方面に
反応したものの、為替相場は米国のFOMCも相まって乱高下する状況。

一方の米国においては声明文において年内利上げを強く示唆し、金融の引き締めが
引き続き必要である旨を述べた一方で、年内利上げに慎重な声がFOMC内からあがるなど、
どちらとも判断つけ難い状況でした。
米国の利上げ問題は今後も雇用統計などの大きな指標に一喜一憂することになりそうです。
 
両国株式指標に見る素直な反応は良しとしても、気になるのは為替相場の動き。
結果的に大きく円高方面に動くこととなり、ドル円は100円台に突入。
100円台は8月半ば以来で、一気に円高が進むこととなりました。

ただ相場としては既に日米両国のビッグイベントを終え、発言を巡っての見解が
各報道機関から流れてくることもあるものの、まずは落ち着きを取り戻した相場。

そうなると今の相場を底と見て買いを仕掛けたくなる水準にあります。
たしかに100円台というのは日米にとって最終防衛線のようなもので、
既に日銀側からは「投機的な流れは…」という形で口先介入があったばかり。

実需筋からのサポートもあり、なかなか簡単には割れるものではないと考えています。

しかしながら簡単に上に行くとも思えず、1,2週間は101円を挟んでのウロウロ
時期を経て、イベントなどの力を借りることで円安方面に戻ってくると思われます。

しばらくは100円台に帰ってきたら買いを入れ、
短い期間での取引を繰り返したいと考えています。

2016/09/22

しましまさん

FRB利上げ見送り、ドル円は100円台前半へ下落

昨日の日銀金融政策決定会合後ドル円は一時102.79円まで上昇も、黒田日銀総裁の
会見後は円買いが進みドル円はFOMCを前に100.50円台まで大幅下落しました。

注目のFOMC政策金利発表では予想通り政策金利は据え置かれ、
ドルの軟調な流れが続きました。

今日の主な経済指標などは、以下のものが予定されています。

21:30:米・新規失業保険申請件数
23:00:米・8月中古住宅販売件数

昨日のドル円は東京時間一時102.79円まで上昇も欧州時間は101円を割り込む大幅下落に、
NY時間も続落し100.30円の安値を付けました。

今日も軟調な流れとなると100円を割りこみ99円台後半へ、まだ下へ行くと
99.50円付近への下落が考えられます。
一方、反発の動きとなると100円台中盤〜後半へ上昇できるか見たいです。

昨日のユーロドルは東京時間1.11ドル台前半まで下落し欧州時間は1.11ドル台中盤で推移、
NY時間はFOMC後1.1197ドルまで上昇しその後も1.11ドル台後半で推移しました。

今日堅調な動きとなると1.12ドル台前半、まだ強い動きとなると1.1250ドル〜
先週の高値1.1284ドル付近まで上昇できるか見たいです。
一方、軟調な動きとなると1.1150ドル付近〜1.11ドル台前半への下落が考えられます。

では、今日も頑張りましょう!

2016/09/21

為替見習さん

日銀会合・黒田総裁会見、FOMC・イエレンFRB議長会見に注目

昨日の為替相場は、今日に日銀会合、FOMCを控えていることもあり
高値安値、終値ベースともに変動率が低く、力関係においても
各通貨の差がそれほど広がらない膠着した1日となりましたね。

ただ力関係では円とオセアニア、カナダが強い位置にあり、
ドルと欧州系が弱いという位置関係になっていますし、
各通貨の短期トレンドもフラットから下向き気味ですので
ここ最近の円が強い状況は引き継いでいる状態。

このような中で今日はまず日銀会合の結果発表と黒田総裁会見、
そして夜中にはFOMCとイエレンFRB議長会見が予定されており、
この結果次第では年末にかけての相場の流れが見えてくる可能性もあるため
目先の動きだけではなく、中長期的なトレンドも意識しておきたいところ。

日銀に関してはマイナス金利の総括的検証によって今後の金融政策をどうするかという点、
FOMCにおいては9月利上げはなく据え置き濃厚という予想が優勢のなかで、
現在後退している年内利上げの可能性がどの程度あるかという点が
それぞれ焦点となる可能性が高く、そこにサプライズが出た場合には
かなり大きな動きが出る可能性も十分と言えます。

そのため今日もまずは資金管理を万全にしておき、取引も当日決済にするなど
自分で消せるリスクは徹底的に消したうえで、相場のリスクが下がれば
すぐに取引できるよう、上下両方にシミュレーションしておきたいところです。

ではまず月曜から火曜までの力関係変化を対円変動率で見てみると、
AUDが0.11%、NZDが0.09%、CADが-0.09%、CHFが-0.12%、
USDが-0.20%、EURが-0.39%、GBPが-0.54%となっていて
力関係は【AUD>NZD>JPY>CAD>CHF>USD>EUR>GBP】という形に。

月曜オープンからクローズまでの主要通貨の力関係が
【AUD>JPY>NZD>GBP>EUR>CAD>CHF>USD】でしたから
オセアニアと円が強い位置を維持していること、カナダが位置を上げたこと、
ユーロ、ポンドが位置を落としたこと、ドルが弱い位置を維持していることなど
変動率が低い中でも一応の変化が見てとれます。

続いて水曜11時時点の各通貨短期トレンドをおさらいすると
昨日の動きを受けてオセアニア、カナダがフラットで
その他は弱いながらも下向きという状態となっています。

そのため現状は円買いが加速すればショートのチャンスになりやすい状況で、
この場合は力関係上弱い通貨を売って円を買う形で攻めるのが低リスク。

一方今後円が売られる展開となれば、各通貨の短期は改善し、
勢いが強くなった場合には明確な上向きとなる通貨が出てきて
ロングのチャンスとなるため、力関係上強い通貨を買って
円を売るのが低リスクな状態に変わります。

個人的にはこれまでと同じく短期軸で攻める予定ですので
短期的トレンドを見てリスクが低くなっているものを
リスクの低い方向に攻めるという基本戦略。

また取引をする前には必ず「同じ1取引をするならどのペアが最も低リスクか」
ということを考えて力関係をしっかり見ていく考えです。

それでは、今日も一日頑張ってまいりましょう!

2016/09/20

斉藤学さん

株安により全体的に上値が重いと予想

みなさん、こんにちは。
斉藤学です。

【前日の概要】

東京市場は、敬老の日で休場でした。ドル円は序盤に102.42円まで上昇したものの、
その後はじり安が続き一時101.59円の安値を付けています。

【前日の結果】
・ダウ平均       18120.17(-3.63 -0.02%)
・CME日経平均先物    16330(大証終比:-20 -0.12%)
・NY金先物(COMEX)   1317.8 (+7.6 +0.58%)
・NY原油先物(WTI)   43.30(+0.27 +0.63%)

【経済指標】
★★
23:00	(米) 9月NAHB住宅市場指数  前回:60  予想:60  結果:65

【本日の戦略】

<ドル円は再び101円台へ下落>

週明けのドル円は買いが強く、一時102.42円まで上昇しました。
ところが、その後は買いが入らずじり安が続き、目立ったリバウンドもなく
そのまま101円台へ下落してしまいました。

NY市場終了直前に米10年債利回りが1.712%へ上昇したことでようやく買戻しが
入ったものの、日銀会合やFOMCを控え買いの入りづらい状態が続くと予想します。

日経平均先物も、先週金曜日に上昇した分が時間外で帳消しになっており、
売り優勢でのスタートとなるでしょう。ドル円が下落したことでドルストレートは
全体的に上昇、クロス円はドル円の下落によりまちまちです。

<重要イベントを控え様子見ムード>

日銀会合やFOMCに加え、週末にNYで爆発事件が起きたことで、先行き不透明感が続いています。
昨日は、序盤の勢いがNY時間に消えてしまったため、再び方向感のない状態になってしまいました。

爆発事件の容疑者は逮捕されたので少しは落ち着きそうですが、重要イベントを控え
様子見ムードが強いでしょう。

【経済指標】
★★★
21:30	(米) 8月住宅着工件数  前回:121.1万件  予想:119.0万件

【本日の予想レンジ】
・ドル円	101.40〜102.20	↓
・ユーロ円	113.00〜114.20	↓
・ポンド円	132.00〜133.30	↓
・豪ドル円	76.00〜76.90	↓
・ユーロドル	1.1120〜1.1230	↑
・ポンドドル	1.2980〜1.3080	↑
・ドルスイス	0.9720〜0.9850	↓

【通貨の強さ】
ユーロ>ポンド>豪ドル>ドル

【注目通貨ペア】
・ドル(日銀会合とFOMC待ち)

2016/09/16

為替太郎さん

想定を下回る経済指標の弱さで早期利上げ観測後退

みなさんこんにちは。

暑さも寒さも彼岸までといいますが、徐々に暑さが和らいできたこの頃。
利上げを巡り、先行きが難しい相場が継続していますが、頑張っていきましょう。

さて、昨日15日のニューヨーク市場では、ドルが続落する展開となりました。
これは、8月の米小売売上高をはじめとする経済指標が、市場予想を下回ったことが
その要因です。今週は日米の金融当局の会合を前に、近い将来の利上げを巡り、
いつも以上に指標が重要な地合いでしたので、冴えない指標により、
早期の利上げ観測が後退し、ドルが売り込まれる格好になっています。

15日発表された8月の米小売売上高は5カ月ぶりのマイナスとなり、
8月米生産者物価指数も前月と変わらず。米鉱工業生産指数に至っては、
0.4%低下となり、3月来の大幅な低下となりました。

この落ち込みは市場の事前予想を大きく下回るもので、早期利上げに関する
展望が一段と不透明になりました。こうした状況を受けて、市場では利上げを
見通す動きは大きく低下しており、今の状況では9月のFOMCでの利上げは、
見通すのが難しい雰囲気になりつつあります。

もっとも、昨日のニューヨークの動きを受けて、本日の東京株式相場は上昇しています。
指標が悪くて上昇するというのも本末転倒な感はありますが、冴えないアメリカの
指標を受けて、早期利上げ観測が後退したことで、株式市場では目先のところ、
リスクを取りやすいムードになっています。

とはいえ、今日段階では、今後に控えている日米の金融政策のイベントを見極める
必要があり、上にも下にも大きくは攻めにくい展開が継続するものと思われます。

ドル円は、日銀の追加緩和期待も根強く、昨日は日米の当局の姿勢の差を背景に
102円台後半まで.上昇する場面もありましたが、今朝は、一時、101円台まで
円高に戻るなど、明瞭なトレンドが存在しない状況です。

来週のFOMCを見極めるまでは、本格的な取引をするのはリスクが伴う状況でしょう。
それまでは、本日の海外時間を含めドルは引き続き、上値は重く、かといって値幅は
出ない展開にならざるを得ないものと思います。

21:30 米8月消費者物価指数
21:30 加7月対カナダ証券投資額
21:30 加7月製造業出荷
23:00 米9月ミシガン大消費者信頼感指数
29:00 米7月対米証券投資

2016/09/15

ダメおやじさん

本日は指標連発で荒れる展開を予想!

こんにちは、ダメおやじです。

昨日は東京では日銀の追加緩和期待が強まりドル円はストップ買いを巻き込み
103.35円まで大きく上昇しポンド円も136.62円まで上昇しました。

しかし、海外では戻りを売られ東京の上げを消しNYでは米金利低下、株安、原油安から
ドル円は102.25円まで下落して102.43円で終わり小幅安、ポンド円は134.91円まで
下落後はポンドドル高から135.59円まで戻して終わり小幅高でした。
東京でハシャギ過ぎでしたね。

FOMC、日銀を控えて市場は要人発言や報道で動きが変化する状況となっています。
高値買い、安値売りは避け小幅でもコツコツと利を積み上げていくのが良さそうです。

本日は欧州では英小売り、BOEでポンドは大きく動きそうです。
BOEは私は今回は据え置きと思ってはいますが。
NYでは米小売り、フィリー、NY連銀製造業景況指数、鉱工業生産と指標が連発します。
特に米小売りの動向がFOMCにも影響を与えそうで結果で米金利、株価も動きそうです。
荒れる展開の木曜になりそうですね。

ドル円は102.80円、103円では売られそうです。
下値は101.80円、101.50円と見ています。

ポンド円は上値は136円、136.50円で下値は135円、134.50円と見ています。

ただ、BOEでサプライズが有るとか、米指標結果でもっと動く可能性も充分に有るので
注意はしたいですね。

本日も頑張りましょう。

2016/09/14

しーさん

短期買い回転狙い

昨日は12日(月)のNYタイムに講演のあったブレイナード理事のハト派な発言内容を受けて、
米利上げが遠のいたもののNYダウは反落。ドル円は軟調展開が継続することはなく、
いかにもレンジ相場らしい動きとなりました。

来週の21日(水)までは大きなイベントもないため、レンジ内での動意薄な
展開となりやすい状況となります。本日は以下の指標イベントが予定されていますが、
いずれもインパクトにかけ、あまりボラティリティは期待できそうにありません。

07:45 NZ・4-6月期経常収支
13:30 日・7月鉱工業生産(確報値)
17:30 英・8月雇用統計
18:00 欧・ユーロ圏7月鉱工業生産
20:00 米・MBA住宅ローン申請指数
21:30 米・8月輸入物価指数
23:30 米・週間原油在庫

唯一指標による動きがあるとすれば英国の雇用統計でしょう。
EU離脱を決めた国民投票以来ポンド売りが続き、ショートポジションが大量に
溜まっている状態ですが、このところじわじわとショートカバー的な展開に
なっているように見受けられます。

失業者数の減少が予想されていますが、良い結果の数字が出れば、一時的に
ポンド買いとなり、その影響でドル円も上昇することが考えられます。
夕方の値動きには注意しておきたいと思います。

ただし、もしドル円が上昇したとしても、来週のFOMCや日銀のイベントを
控えているため買いは長くは続かないでしょう。

101〜103円の狭いレンジ相場と見ておくと、中央値の102円の前後では短期的にでも
トレンドが見えないとエントリは難しく、少し動いたとしても上昇余地
(もしくは下落余地)が少なくなり旨味があまりありません。

来週の日銀会合の方針はマイナス金利政策の深掘りと伝わると円安で反応しているため、
追加緩和期待による円安に傾斜しやすい状況とも言えます。

もしレンジをブレイクするとすれば上方向の確率が高いでしょう。
よって動きがあるなしに関わらず、ドル円でエントリするなら買い方向での
チャンスを探すのが無難でしょう。

本日の戦略としては、動意薄の中で買いチャンスを探し、
値幅は期待できないので短期買い回転を狙う、としておきたいと思います。

2016/09/13

ZEROさん

米9月利上げの可能性無くなったか?

昨日はFRBブレイナード理事の講演に注目が集まりました。

ブレイナード理事がハト派スタンスを維持したことを受け、9月利上げの可能性は
ほとんど無くなり、ダウは239ドル大幅高となっています。

8月後半あたりから米9月(早期)利上げの有無をめぐって、
米当局者発言が注目を集めて来ました。

今日からブラックアウト期間に入る事から、現時点で織り込み度15%では
来週の利上げは無いでしょう。

直近ドル円、ユーロドルは狭い値幅で方向感がありません。
米国株は「9月利上げは無さそう。」という環境を織り込みに行くでしょう。

本来は9月利上げ観測後退→FOMCで利上げ見送りとなれば株高の材料です。
それでも8月高値18,613ドルを上抜いていけない場合には、天井を打ったと判断します。

投資戦略はドルは様子見、ダウ戻り売りとします。

※最終的な投資判断は必ずご自身でお願いいたします。

2016/09/12

とあるエンジニアKさん

利上げを巡る大きい動きの相場が続く

 広島カープ優勝のニュース。25年振りとのことですが、今年の広島はまさに圧倒的という形での優勝でしたね。
昨年の戦力と勢いも素晴らしかったのを記憶しております。
広島が久々に優勝ということで期待したいのが我がベイスターズ。
20年振りの優勝に向けて、今年の勢いそのまま来年はペナントレースを制覇してくれることを期待します。
もちろん今年のクライマックスシリーズ進出も。

【本日の指標】
 本日の指標は特に相場を動かすものではありません。

【本日の戦略】
 先週末金曜日の相場は米国相場の急落で週末に突入しました。
原因としては9月利上げ観測からの売り展開から。米国発の急落故に、月曜日はその流れを受けて株価下落から
入るものと見ております。米国も日本同様、株価上昇はするものの、ある程度のところで頭が抑えられる形で
反転してしまう相場が続いています。所謂レンジ相場なのですが、今回の利上げは基本的に景気にブレーキを
かけるもので、株価下落は自然の流れとされています。通常株価上昇とドルの上昇は連動して発生し、
利上げとなれば金利の安い円を売ってドルを買う動きでドル円上昇がセオリー。
相反するその動きはここ最近の予想が難しい相場に拍車をかけているようにも思われます。

不安定な相場が継続しておりますが、これは利上げ実施あるいは見送りが確実になることである程度クリアに
なることが期待されます。近々結論が出ることが期待しています。
しばらくは手が出しにくい相場が継続することでしょう。様子を見る相場とします。

2016/09/09

しましまさん

ECB現状維持、米国債利回りの上昇受けドル買い進む

昨日のECB政策金利発表では現状維持・追加緩和見送りの結果となったことで
ユーロ買いが強まりユーロドルは1.1327ドルまで上昇、しかしその後原油在庫の
大幅減少から原油高に、米国債利回りも上昇しドル買いが進みドル円は102.60円まで上昇、
ユーロドルは1.12ドル台中盤まで反落しました。

今日の主な経済指標などは、以下のものが予定されています。

21:30:加・8月就業者数/8月失業率

昨日のドル円は東京・欧州時間は101円台中盤〜後半で小幅な値動き、
NY時間に102円台へ上昇し102.60円の高値を付けました。

今日堅調な動きとなると102円台後半、まだ強い動きとなると103円台前半へ
上昇できるか見たいです。

一方、軟調な動きとなると102円〜101円台後半、まだ下へ行くと101.50円付近への
下落が考えられます。

昨日のユーロドルは東京時間は1.12ドル台中盤で小動き、欧州時間1.13ドル付近まで上昇し
NY序盤に1.1327ドルの高値を付けるもそれ以降は軟調で1.12ドル台中盤まで反落しました。

今日堅調な動きとなると1.13ドル付近、まだ強い動きとなると1.13ドル台前半〜
中盤へ上昇できるか見たいです。

一方、軟調な動きとなると1.12ドル付近、まだ弱い動きとなると1.11ドル台中盤への
下落が考えられます。

では、今日も頑張りましょう!

2016/09/08

為替見習さん

ECB政策金利発表、ドラギECB総裁会見に注目

昨日の為替相場は、朝方に前日NY市場の動きを受けて円高方向へ動き、
米利上げ観測後退の影響を感じさせる相場となりましたが、
その後はNZDの上昇が見られた程度でその他は目立った動きが出ず、
最後は膠着感が出て引ける形となりましたね。

ただ力関係では、前日まで弱かったドルが強い位置に戻してきていたり、
豪ドル、ポンドが弱い位置に変化したりという動きが見られますし、
円やNZDは強い位置を維持しているなど特徴は出ているので、
これがECB政策金利発表やドラギECB総裁会見でどう変化するか、
というところに注目していきたいところ。

そのECB政策金利発表については、金融政策が現状維持という市場の予想で、
政策金利発表自体に波乱要素はないものの、ドラギECB総裁会見においては、
今後の追加緩和やプレグジット問題などについての発言などで
大きく動く可能性も十分と言えます。

そのため今日もまずは資金管理を万全にしておき、取引も当日決済にするなど
自分で消せるリスクは徹底的に消したうえで、相場のリスクが下がれば
すぐに取引できるよう、上下両方にシミュレーションしておきたいところです。

ではまず火曜から水曜までの力関係変化を対円変動率で見てみると、
NZDが0.18%、USDが-0.27%、CHFが-0.30%、EURが-0.41%、
AUDが-0.44%、CADが-0.63%、GBPが-0.99%となっていて
力関係は【NZD>JPY>USD>CHF>EUR>AUD>CAD>GBP】という形に。

水曜オープンからクローズまでの主要通貨の力関係が
【JPY>NZD>AUD>CHF>GBP>EUR>CAD>USD】でしたから
円、NZDが強い位置を維持していること、ドルが強い位置に変化したこと、
豪ドル、ポンドが位置を落としたことがわかります。

続いて木曜11時時点の各通貨短期トレンドをおさらいすると
昨日の動きを受けてNZDのみフラットでその他は下向きとなっており
円買いの動きが出ればショートのチャンスになりやすい状況で、
この場合は力関係上弱い通貨を売って円を買う形で攻めるのが低リスク。

一方今後円が売られる展開となれば、各通貨の短期は改善し、
一旦フラット化することになりますし、勢いが強くなった場合には、
明確な上向きとなる通貨が出てきてロングのチャンスとなるため、
力関係上強い通貨を買って円を売るのが低リスクな状態に変わります。

個人的にはこれまでと同じく短期軸で攻める予定ですので
短期的トレンドを見てリスクが低くなっているものを
リスクの低い方向に攻めるという基本戦略。

また取引をする前には必ず「同じ1取引をするならどのペアが最も低リスクか」
ということを考えて力関係をしっかり見ていく考えです。

それでは、今日も一日頑張ってまいりましょう!

2016/09/07

斉藤学さん

9月利上げ確率が18%へ低下、ドル全面安と予想

みなさん、こんにちは。
斉藤学です。

【前日の概要】
NY市場はレイバーデーで休場、日経平均株価は+44円高の17081円と小幅に上昇しました。
一方、ドル円は米経済指標の悪化により急落、103円台前半から101.94円まで下落しています。

【前日の結果】
・ダウ平均        18538.12(+46.16 +0.25%)
・CME日経平均先物     16905(大証終比:-175 -1.03%)
・NY金先物(COMEX)    1354.0(+27.3 +2.06%)
・NY原油先物(WTI)    44.83(+0.39 +0.88%)

【経済指標】
★★★★
23:00	(米) 8月ISM非製造業景況指数  前回:55.5  予想:55.4  結果:51.4

【本日の戦略】

<米経済指標悪化が続く>

昨晩発表された米8月ISM非製造業景況指数は、予想55.4に対し結果51.4と予想を大きく
下回っていました。同時に発表された米雇用関連指標も、大きく下落しています。
ドル円は、103円台から一時101.94円へ下落、米10年債利回りは1.537%へ低下しており、
今後もさらなる下落が予想されます。

このところ発表されている米経済指標に軟調なものが多くなってきたため、
今月は米利上げが見送られるのではないかとの見通しがかなり強まってきました。
CME FedWatchでは、9月の利上げ確率が21%から18%へ一段と低下しています。

<日銀の政策迷走も悪材料>

一昨日の東京時間、黒田日銀総裁の発言がきっかけで円高株安の流れに変わりました。
追加緩和やマイナス金利拡大の余地があることはあまり好感されず、黒田日銀総裁の言う
「総括的な検証」が本当に単なる検証で、追加緩和を積極的に示唆するものではない
ニュアンスだったことが失望売りにつながっています。

さらに昨日は、浜田内閣官房参与が「日銀はFOMC前の追加金融緩和は控えるべき」と
発言したことで、ドル円への売りが強まりました。

今月21日(水)に日銀会合の結果が公表されますが、想定されるのはせいぜい国債購入の
規模拡大くらいで、マイナス金利が拡大された場合は金融株が急落するでしょう。
前回は、金融株以外が上昇して下支えしましたが、半年経過して金融機関への悪影響しか
目立っていないので、悪材料と捉えられる可能性があります。

一部で、ECBのように社債を購入するのではないかとの観測も出てきていますが、
ETF買いと同様もはやインフレ率2%達成とは関係のない策となっているので、
日銀が迷走している印象を与えるだけではないかと思われます。

米利回り低下に加え日銀の迷走も加わり、引き続きドル円の下値模索が続くと予想します。

【経済指標】
★★★★★
27:00	(米) 米地区連銀経済報告(ベージュブック)

【本日の予想レンジ】
・ドル円	101.00〜102.50	↓↓
・ユーロ円	114.00〜115.30	↓
・ポンド円	136.00〜137.80	↓
・豪ドル円	77.80〜78.80	↓
・ユーロドル	1.1200〜1.1320	↑
・ポンドドル	1.3380〜1.3500	↑
・ドルスイス	0.9600〜0.9750	↓↓

【通貨の強さ】
ポンド>ユーロ>豪ドル>ドル

【注目通貨ペア】
・ドル(9月利上げ確率が18%へ低下)

2016/09/05

為替太郎さん

予想を下回るやや弱い雇用統計も、ドルの堅調は崩れず

みなさんこんにちは。
9月に入り、まだまだ残暑が続く中ですが、今週も頑張っていきましょう。

さて、為替市場では、このところドルが値を戻していく展開が継続しています。
金曜のニューヨーク市場でも、ドルは一時104円を超えるなど、強い推移になり、
堅調を維持しました。

金曜日には、一連の早期利上げを示唆する要人発言を受けて、市場の注目が
高まっていた雇用統計があったわけですが、内容は冴えないものでした。

米労働省が発表した8月の雇用統計では、非農業部門雇用者数が15万1000人増となり、
市場予想を下回る形になりました。もっとも、7月の非農業部門雇用者数は、
速報値の25万5000人増から27万5000人増へと上方修正されたこともあり、
意外にも悲観的な反応にはなりませんでした。

8月の雇用統計に対する市場の受け止め方は、アメリカ経済に対する見方を変えるような
結果ではなかったと考えるのが大勢です。取りざたされている9月利上げ可能性を含め、
引き続き、FRBが早期の追加利上げに踏み切るのではないかという観測が、
このところのドルの下値を支えています。

週明けの東京市場も、ニューヨークの流れを引き継いで、ドルは堅調な推移が継続しています。
米国株高を受けたリスクオン傾向もあり、週明けの東京株式市場でも、輸出関連株を
中心として株高になっており、マーケットは株高、ドル高に傾いています。

午前の東京株式市場では、日経平均株価が1万7000円台を回復し、約3カ月ぶりの
水準まで上昇してきました。今のところ、200円以上の上げ幅となっており、
株式市場の円安との相乗で、今日は株式市場の強さが維持されそうな雰囲気です。

これを受け、今朝のドル円も、引き続き104付近を維持して推移しており、
104円をやや割り込んではいるものの、流れは堅調です。

先週金曜日の東京時間の終値よりは、大幅な円安ドル高水準です。
ひとまず今日段階では、欧米でもさほど重要な指標は予定されておらず、
引き続きFRBの早期利上げへの期待感からドルの堅調が継続しそうに思います。

16:50 仏8月サービス業PMI
16:55 独8月サービス業PMI
17:00 ユーロ圏8月サービス業PMI
16:00 トルコ8月消費者物価指数
17:30 英8月サービス業PMI
18:00 ユーロ圏7月小売売上高

2016/09/02

ダメおやじさん

米雇用統計待ち!

こんにちは、ダメおやじです。

昨日は欧州で英指標が良くポンド円が137円を越えた事でドル円も動意付きNY序盤で
ポンド円は138.03円、ドル円は104円まで急伸しストップ買いを巻き込みました。

しかし、ISM製造業が50を割り込む予想外の悪化で米利上げ観測が後退しドル円は103.11円まで
下げ前日NY終値より下落し、ポンド円も136.87円まで大きく下落しましたが続伸でした。

本日は米雇用統計で動きそうです。
雇用者数が+18万人が目安ですが、良い数字だと9月利上げ観測が強まり、
悪ければ年内利上げ観測も後退する可能性が有ります。
本日の結果が来週の動きにも影響を与えそうですね。

ドル円は上げても104円越えは難しい感じがします。
下値は102.80円、102.50円でしょう。

ポンド円は上げても137.70円、138円では売られそうですね。
下値は136円と見ています。

ただ、雇用統計次第ではもっと動く可能性は有ります。

今週の推奨のポンド円の戻り売りは週始めに書いたように135.50円でストップを取られました。
EU離脱で相当に売り込まれていたのでしょうね。
安値売りの買戻しが相当に出てきたと思います。

何れにしても本日の動きを見て来週の戦略を練ります。

週末、頑張りましょう。

2016/09/01

しーさん

重要イベントの前日

8月最終週になり明らかにドル円の流れが変わってきたことが感じられるようになりました。
ジャクソンホールでのイエレンFRB議長の講演とフィッシャーFRB副議長の念押しにより、
利上げに向けた地均しが始まったことで利上げの機運が高まっているのが主な要因でしょう。

昨日のドル円は103円台で乗せたあとも底堅く推移し、なかなか押し目買いチャンスを与えて
くれません。本日は明日の米雇用統計までのツナギの日として、それほど大きな動きはないと
思われますが、押し目買いのチャンスを得るべく米指標イベントは抑えておきましょう。

10:00 中・8月製造業PMI
10:00 中・8月非製造業PMI
10:30 豪・7月小売売上高
16:50 仏・8月製造業PMI(確報値)
16:55 独・8月製造業PMI(確報値)
17:00 欧・ユーロ圏8月製造業PMI(確報値)
17:30 英・8月製造業PMI
20:30 米・8月チャレンジャー人員削減予定数
21:30 米・新規失業保険申請件数
21:30 米・4-6月期非農業部門労働生産性(確報値)
21:30 米・4-6月期単位労働コスト(確報値)
22:45 米・8月マークイット製造業PMI(確報値)
23:00 米・7月建設支出
23:00 米・8月ISM製造業景況指数

今週に入りドル円やクロス円が上昇したことで、全体的に円売りポジションが
増えたことになります。明日の米雇用統計発表前には、その円売りポジションを手仕舞う
人が増え、一旦頭打ちとなりやすいでしょう。
本日の米指標が悪い結果となると、手仕舞い行動が早めにでる可能性がありますので
反落には注意しておきたいと思います。

しかし東京タイムで日経平均株価が堅調に推移すれば、流れは概ね上方向でしょう。
明日のイベント待ちで動きがない場合はしょうがないですが、押し目があれば
短期で買い回転は有効だと思います。

9月利上げがあるかないかを判断する上で重要な指標の前日に、さらなる上昇を期待した
ポジションを仕込んでおくのか、反落を回避するために様子見に徹するのか、覚悟が試される
日ではありますが、満額を賭けて退場リスクを伴うのは危険ですが、少額で上昇に賭けた
ポジションを持っておくというのも、FXの楽しみ方の一つではないかと思います。

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